JPH0544760Y2 - - Google Patents

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JPH0544760Y2
JPH0544760Y2 JP1987008476U JP847687U JPH0544760Y2 JP H0544760 Y2 JPH0544760 Y2 JP H0544760Y2 JP 1987008476 U JP1987008476 U JP 1987008476U JP 847687 U JP847687 U JP 847687U JP H0544760 Y2 JPH0544760 Y2 JP H0544760Y2
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pointer
diaphragm
band
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rotating drum
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、たとえば、空調機のエアーフイル
タの目づまり程度を検知するために用いられる微
気圧計、詳しくは、隔膜の上下変位を指針の回転
運動に変換して、指針の指示位置により隔膜で仕
切られた上側の第1室と下側の第2室との気圧差
を検知する微気圧計に関するものである。
[従来の技術] 従来の微気圧計は、たとえば、第4図に示すよ
うに、隔膜1に一端が固定された第1のバンド2
を回転ドラム3に巻き付けるとともに、指針8の
軸部9に一端が固定された第2のバンド4を回転
ドラム3に上記バンド2と同一方向に巻き付けて
いる。一方、回転ドラム3の軸部5は、渦巻状ス
プリング6を介して一方の調節用金具7に連結さ
れ、また、上記指針8の軸部9は、別の渦巻状ス
プリング10を介して他方の調整用金具11に連
結されている。(実公昭41−21835号公報参照)。
上記構成において、隔膜1で仕切られた上側の
第1室12よりも下側の第2室13の気圧が低く
なつた場合には、隔膜1の下降変位によりバンド
2が緊張して、回転ドラム3がスプリング6の弾
性力に抗して矢印Cで示す方向に回転し、これに
より、指針8が矢印Bで示す方向へ角変位する。
このときの指針8の角変位量は上記隔膜1の上下
変位量に比例し、指針8で指示された圧力値の目
盛から上記第1室12と第2室13との気圧差を
検知することができる。
[考案が解決しようする問題点] ところが、上記従来の微気圧計では、回転ドラ
ム3に取り付けたスプリング6で2つのバンド
2,4を同一方向へ引つ張る構成であるため、上
記スプリング6の強度増大に伴つてヒステリシス
が大となり、計器精度の低下を招く欠点がある。
また、気圧差が異常に高くなつた場合には、隔膜
1の押し下げ力によりバンド2,4に過大な引張
力が加わるため、上記スプリング6の破壊やバン
ド2,4が切断するおそれがあり、圧力値の最大
目盛の変更に対応できないという欠点がある。
また、従来、第1室と第2室との気圧差に応じ
て変位する円板の動きを指針に伝える伝達機構と
して、リンク機構とクランク機構との組み合わせ
により構成したものが知られている(実開昭53−
41983号公報参照)。
ところが、上記構成によれば、リンク機構やク
ランク機構がピン結合であるため、その結合部の
摩擦抵抗が高く、上記円板の動きを指針に微細に
伝えることができず、微気圧計としての計測精度
が比較的に悪い傾向がある。
この考案は上記従来の問題点を解消するために
なされたもので、高精度で、しかも、圧力値の最
大目盛の変更に対応できる微気圧計を提供するこ
とを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この考案に係る微気圧計は、指針の軸部に指針
を第1の方向へ回転させるスプリングを取り付
け、この軸部の一端部が固定された第1のバンド
を回転ドラムに巻き付ける。一方、上記回転ドラ
ムを連結部材を介して隔膜に連結し、上記隔膜の
上下変位を指針の回転運動に変換して、指針の指
示位置により、隔膜で仕切られた上側の第1室と
下側の第2室との気圧差を検知するものであり、
上記連結部材は、板状の弾性部材と第2のバンド
とからなる。弾性部材は、長さ方向の一端部がケ
ースに固定され、中央部が吊り棒を介して上下変
位可能に隔膜に連結されている。また、第2のバ
ンドは、一端部が上記弾性部材の先端部に固定さ
れ、他端部が上記回転ドラムに巻き付けられて指
針に上記第1の方向とは逆の第2の方向へ回転力
を付加するものである。
[作用] この考案によれば、弾性部材に連結された第2
のバンドにより、指針に第1の方向とは逆の第2
の方向へ回転力を付加するようにしたので、回転
ドラムに従来のようなスプリングを取り付ける必
要がなくなる。また、上記弾性部材の強度を気圧
差の大小に応じて適宜設定することにより、第1
および第2のバンドに過大な引張力が加わるのが
防がれる。
[実施例] 以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図であ
り、図において、上記第4図の従来例に対応する
部分には同一の符号を付してその説明を省略す
る。
気圧計のケース20(第2図参照)内には、上
方から下方に向つて指針8、回転ドラム3、隔膜
1がこの順序で配置されている。
指針8には、渦巻状スプリング10により矢印
Aで示す第1の方向へ向かう回転力が付加されて
おり、その軸部9には、第1のバンド2の一端部
が上記矢印Aで示す方向に巻き付けられて半田付
けされている。
回転ドラム3は、その軸部5が軸受部(図示せ
ず)に回転自在に支持されている。この回転ドラ
ム3の大径部3aには、上記バンド2の他端部が
矢印Cで示す方向へ巻き付けられて半田付けされ
ている。
一方、隔膜1は、連結部材を構成する弾性部材
15および第2のバンド4を介して上記回転ドラ
ム3に連結されている。
弾性部材15は、たとえば、所定の厚み(弾性
力)を有する長方形状の板ばねであり、第2図の
ように、その長さ方向の一端部15aがケース2
0に固定したフレーム21に固定ねじ22および
調節ねじ23で固定されている。調節ねじ23の
先端は、上記フレーム21の下方に設けたストツ
パ部24に当接しており、調節ねじ23を回すこ
とにより弾性部材15の一端部15aが上記フレ
ーム21と共に上下変位するようになつている。
これにより、弾性部材15の先端部15bの上下
位置を調節して、指針8の零点を微量調節できる
ように構成されている。
第1図に示す弾性部材15の中央部寄りには、
挿通孔16が形成されており、この挿通孔16内
には、隔膜1に固定された吊り棒17の上端部が
挿通されている。吊り棒17には、第2図の上下
方向に延びた長孔18が形成され、この長孔18
には、上記弾性部材15に半田付けなどにより固
定されたピン19が貫通している。ピン19は、
隔膜1が指針8の零点に対応した位置にある状態
では、上記長孔18の上端部に位置しており、隔
膜1が押し上げられた場合に長孔18に沿つて下
降して、弾性部材15およびバンド2,4に過大
な荷重が加わらないようになつている。
弾性部材15の先端部15bは、上記回転ドラ
ム3の小径部3bの上方位置において、上記隔膜
1とは反対方向(第2図の上方)に向かつてコ字
状に折り曲げられ、かつ、その先端にはバンド4
の一端部4aが半田付けされている。バンド4の
他端部4bは下方に向かつて垂下し、上記回転ド
ラム3の小径部3bに矢印Dで示す方向、つま
り、上記第1のバンド2の巻き付け方向Cとは反
対方向に巻き付けた状態で半田付けされている。
これにより、回転ドラム3には、バンド2,4に
よる引張力が互いに反対方向に付加されるように
なつている。
上記構成において、第2図に示す第1の室12
と第2の室13との気圧差が増加した場合には、
隔膜1が下降変位して弾性部材15の先端部15
bが下方側へ弾性変形する。このとき、バンド4
が緩み、回転ドラム3がバンド2に引つ張られて
矢印D方向へ回転するとともに、指針8がスプリ
ング10の弾性力により上記弾性部材15の変形
量に応じた分だけ矢印B方向へ角変位する。ま
た、隔膜1が下降しすぎて指針8が振り切れた場
合には、バンド2,4が緩み、したがつて、バン
ド2,4の切断が確実に防止できる。
これに対して、上記気圧差が減少した場合に
は、隔膜1が上昇変位して弾性部材15が上方側
へ弾性変形する。このとき、バンド4の引張力に
より回転ドラム3が矢印C方向へ回転して、指針
8がスプリング10の弾性力に抗して矢印A方向
へ復帰する。ここで、回転ドラム3には2つのバ
ンド2,4による互いに反対方向C,Dへ向かう
回転力が付加されているので、従来のように回転
ドラム3に矢印C方向へ向かう回転力を付加する
ためのスプリング6(第4図参照)を別個設ける
必要がない。したがつて、上記スプリング6によ
るヒステリシスがなくなる分だけ計器精度の向上
が図られる。また、上記スプリング6が1つ減る
ことにより、回転ドラム3の構成が簡単になり、
生産コストも低減できる。
また、弾性部材15に連結される吊り棒17に
長孔18を設けるようにしたので、隔膜1が上昇
しすぎた場合において弾性部材15およびバンド
2,4に過大な荷重が加わるのが防がれ、これに
より、バンド2,4の切断を防止できる。
さらに、弾性部材15の板厚(弾性力)を圧力
値の最大目盛に応じて適宜設定することにより、
高い気圧差においてもバンド2,4に過大な荷重
が加わるのを防ぐことができ、圧力値の最大目盛
の変更に対応させることができる。しかも、弾性
部材15自身にはヒステリシスがないので、弾性
部材15の強度を高くすることはそれだけ計器の
精度向上に大きく寄与できることとなる。
また、この実施例では、弾性部材15の中央部
および先端部15bは、吊り棒17とバンド4と
によつて同一方向(第2図の下方側)に変形され
るので、弾性部材15の直線的な変形特性が得ら
れ、測定精度を高めることができる。
さらに、弾性部材15の先端部15bを上方へ
向つて折り曲げるようにしたので、バンド4と弾
性部材15との半田付けが容易となり、作業性が
向上する。しかも、上記バンド4の長さを調節し
ながら半田付け作業ができるので、歩留りの改善
が図られる。
この考案者の実験によれば、従来の微気圧計の
精度がF・S(フル・スケール)〔0〜5mmH2O〕
レンジの計器に於いて±5%以内であつたのに対
し、この考案に係る微気圧計の精度はF・Sに対
して±1.5%以内の誤差におさえられることが確
認された。
この考案の他の実施例として、第3図のよう
に、第2のバンド4を回転ドラム3に矢印Cで示
す方向へ巻き付けるとともに、第1のバンド2を
回転ドラム3に矢印D方向へ巻き付け、指針8の
軸部9を回転ドラム3の下部と同じ高さ位置に配
置する構成としてもよい。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、回転
ドラムにスプリングを取り付ける必要がなくなる
ので、上記スプリングによるヒステリシスを小さ
くして、計器精度の向上を図ることができる。ま
た、弾性部材の強度を適宜設定することにより、
第1および第2のバンドに過大な引張力が加わる
のを防ぐことができ、これにより、圧力値の最大
目盛の変更に対応させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第
2図は第1図の−線に沿つた縦断面図、第3
図はこの考案の他の実施例を示す概略構成図、第
4図は従来の微気圧計を示す斜視図である。 1……隔膜、2……第1のバンド、3……回転
ドラム、3a……大径部、3b……小径部、4…
…第2のバンド、8……指針、9……軸部、10
……スプリング、12……第1室、13……第2
室、15……弾性部材、A……第1の方向、B…
…第2の方向、17……吊り棒、20……ケー
ス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 指針の軸部に装着されて上記指針を第1の方
    向へ回転させるスプリングと、大径部および小
    径部を有する回転ドラムと、上記軸部に一端部
    が固定されかつ他端部が上記回転ドラムの大径
    部に巻き付け固定された第1のバンドと、一端
    部がケースに固定されて片持ち支持された板状
    の弾性部材と、この弾性部材の先端部に一端部
    が固定されかつ他端部が上記回転ドラムの小径
    部に巻き付け固定されて上記指針に上記第1の
    方向とは逆の第2の方向へ回転力を付加する第
    2のバンドと、第1室と第2室とを仕切る弾性
    変位可能な隔膜と、上記弾性部材の中央部に一
    端部が可動に吊持されかつ他端部が上記隔膜に
    固定された吊り棒とを具備し、上記隔膜の変位
    を上記指針の回転運動に変換して、上記第1室
    と第2室との気圧差を検知するように構成した
    ことを特徴とする微気圧計。 (2) ケース内に上方から下方に向つて、指針、回
    転ドラム、隔膜がこの順序で配置されており、
    上記弾性部材の先端部は、上方へ向つて折り曲
    げられ、かつ、その折り曲げ部には第2のバン
    ドの一端部が固定されている実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の微気圧計。 (3) 弾性部材には、第2のバンドと隔膜により同
    一方向に向かう引張力が付加されている実用新
    案登録請求の範囲第1項または第2項記載の微
    気圧計。
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JPS5341983U (ja) * 1976-09-14 1978-04-11

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