JPH0544762A - 回転ダンパ - Google Patents
回転ダンパInfo
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- JPH0544762A JPH0544762A JP35888991A JP35888991A JPH0544762A JP H0544762 A JPH0544762 A JP H0544762A JP 35888991 A JP35888991 A JP 35888991A JP 35888991 A JP35888991 A JP 35888991A JP H0544762 A JPH0544762 A JP H0544762A
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- shaft
- case
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明の目的は、ケース長を短くして小型
化しても必要な減衰力を得ることができる回転ダンパを
提供することである。 【構成】 回転軸17の中心より偏心させて設けた偏心
軸を、ケース内を摺動する移動体に設けた溝にはめ込ん
むことで、回転軸の回転を偏心軸で移動体に直接伝達し
て、移動体の直線運動に変換する構成としている。
化しても必要な減衰力を得ることができる回転ダンパを
提供することである。 【構成】 回転軸17の中心より偏心させて設けた偏心
軸を、ケース内を摺動する移動体に設けた溝にはめ込ん
むことで、回転軸の回転を偏心軸で移動体に直接伝達し
て、移動体の直線運動に変換する構成としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、比較的狭い場所に取
付けられるように小型化した回転ダンパに関する。
付けられるように小型化した回転ダンパに関する。
【0002】
【従来の技術】図13、14に示した従来の回転ダンパ
は、ケース30内に移動体31を摺動自在に設けてい
る。この移動体31でケース30内をオイル室aとオイ
ル室bとに区画している。そしてこのオイル室a、bに
は、オイルが充満されている。また上記ケース30の一
方端部にキャップ32を取付け、このキャップ32とケ
ース30との間にOリング33を設けている。
は、ケース30内に移動体31を摺動自在に設けてい
る。この移動体31でケース30内をオイル室aとオイ
ル室bとに区画している。そしてこのオイル室a、bに
は、オイルが充満されている。また上記ケース30の一
方端部にキャップ32を取付け、このキャップ32とケ
ース30との間にOリング33を設けている。
【0003】上記移動体31には、Oリング34が取付
けてある。そして、この移動体31の中央付近には、オ
イル室aとオイル室bとを連通する複数の通孔35が形
成してある。この通孔35のオイル室a側には、バルブ
36が取付けてある。このバルブ36を、オイル室a側
からスプリング37で押え、このスプリング37をバル
ブストッパ38で支持している。そして、このバルブス
トッパ38は、移動体31の中央部に取付けている。上
記バルブ36は、オイル室a側からスプリング37で押
えているので、オイル室b側からは、スプリング37の
力に抗してバルブ36を押し開くことができるが、オイ
ル室a側からは、押し開くことはできない。また、上記
バルブストッパ38の中央部には、オイル室aとオイル
室bとを連通するオリフィスhを形成している。このよ
うに移動体31に設けた通孔35と、バルブ36と、ス
プリング37とストッパ38中央部のオリフィスhと
で、減衰力発生機構を構成している。
けてある。そして、この移動体31の中央付近には、オ
イル室aとオイル室bとを連通する複数の通孔35が形
成してある。この通孔35のオイル室a側には、バルブ
36が取付けてある。このバルブ36を、オイル室a側
からスプリング37で押え、このスプリング37をバル
ブストッパ38で支持している。そして、このバルブス
トッパ38は、移動体31の中央部に取付けている。上
記バルブ36は、オイル室a側からスプリング37で押
えているので、オイル室b側からは、スプリング37の
力に抗してバルブ36を押し開くことができるが、オイ
ル室a側からは、押し開くことはできない。また、上記
バルブストッパ38の中央部には、オイル室aとオイル
室bとを連通するオリフィスhを形成している。このよ
うに移動体31に設けた通孔35と、バルブ36と、ス
プリング37とストッパ38中央部のオリフィスhと
で、減衰力発生機構を構成している。
【0004】この減衰力発生機構は次のように作動す
る。すなわち、移動体31がオイル室b側に移動する場
合は、移動体31の移動により、オイル室bの体積が縮
小されるので、オイル室b内のオイルは、スプリング3
7の力に抗してバルブ36を押し開き、通孔35を通っ
て、オイル室aへと流入する。このため、大きな抵抗も
なく移動体31が移動する。逆に、オイル室a側に移動
体31が移動する場合、移動体31の移動により、オイ
ル室aの体積が縮小されるので、オイル室a内のオイル
は、通孔35と、オリフィスhとからオイル室bに流れ
込もうとする。しかし、バルブ36は、オイル室a側か
らは開弁しないので、オイル室aのオイルは、オリフィ
スhだけを通ってオイル室bに流入する。このとき、オ
リフィスhで流量を制限されているので、オイル室aの
オイルは、急激にはオイル室bに流れ込まない。この、
オリフィスhの流量制御によって減衰力を発生させてい
る。
る。すなわち、移動体31がオイル室b側に移動する場
合は、移動体31の移動により、オイル室bの体積が縮
小されるので、オイル室b内のオイルは、スプリング3
7の力に抗してバルブ36を押し開き、通孔35を通っ
て、オイル室aへと流入する。このため、大きな抵抗も
なく移動体31が移動する。逆に、オイル室a側に移動
体31が移動する場合、移動体31の移動により、オイ
ル室aの体積が縮小されるので、オイル室a内のオイル
は、通孔35と、オリフィスhとからオイル室bに流れ
込もうとする。しかし、バルブ36は、オイル室a側か
らは開弁しないので、オイル室aのオイルは、オリフィ
スhだけを通ってオイル室bに流入する。このとき、オ
リフィスhで流量を制限されているので、オイル室aの
オイルは、急激にはオイル室bに流れ込まない。この、
オリフィスhの流量制御によって減衰力を発生させてい
る。
【0005】上記ケース30のオイル室a側端部には、
回転軸39を収納している。この回転軸39には、その
中央部にフランジ部42を形成している。そして、この
フランジ部42に回転軸39と偏心させて、偏心軸40
を形成している。上記回転軸39は、ホルダ41の取付
け孔43にはめ込まれている。そして、回転軸39は、
この取付け孔43で回転自在に支持されている。さら
に、このホルダ41をケース30の図14上部から、ね
じ45で止めている。なお、符号44は、Oリングであ
る。
回転軸39を収納している。この回転軸39には、その
中央部にフランジ部42を形成している。そして、この
フランジ部42に回転軸39と偏心させて、偏心軸40
を形成している。上記回転軸39は、ホルダ41の取付
け孔43にはめ込まれている。そして、回転軸39は、
この取付け孔43で回転自在に支持されている。さら
に、このホルダ41をケース30の図14上部から、ね
じ45で止めている。なお、符号44は、Oリングであ
る。
【0006】上記偏心軸40と移動体31とはクランク
棒46を介して一直線上に連結している。すなわち、ク
ランク棒46の一方の軸受47を偏心軸40に、他方の
軸受48を、移動体31に取付けてあるクランクピン4
9にそれぞれ回動自在に取付けている。
棒46を介して一直線上に連結している。すなわち、ク
ランク棒46の一方の軸受47を偏心軸40に、他方の
軸受48を、移動体31に取付けてあるクランクピン4
9にそれぞれ回動自在に取付けている。
【0007】このように構成した回転ダンパは、次のよ
うに動作する。すなわち、回転軸39に外部から回転力
が作用すると、回転軸39に設けた偏心軸40が、回転
軸39を中心に公転する。すると、一方を偏心軸40に
回動自在に取付け、他方をクランクピン49を介して移
動体31に取付けているクランク棒46が、偏心軸40
の公転運動を移動体31に伝え、移動体31を直線運動
させる。このとき、移動体31に設けた減衰力発生機構
とオイル室a、bに充満しているオイルとで減衰力を発
生させて、回転軸39に作用している回転力を減衰させ
ている。
うに動作する。すなわち、回転軸39に外部から回転力
が作用すると、回転軸39に設けた偏心軸40が、回転
軸39を中心に公転する。すると、一方を偏心軸40に
回動自在に取付け、他方をクランクピン49を介して移
動体31に取付けているクランク棒46が、偏心軸40
の公転運動を移動体31に伝え、移動体31を直線運動
させる。このとき、移動体31に設けた減衰力発生機構
とオイル室a、bに充満しているオイルとで減衰力を発
生させて、回転軸39に作用している回転力を減衰させ
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする問題点】この従来の回転ダン
パでは、クランク棒46を用いているので、ケース30
の長さを必要以上に長くしなければならないという問題
があったが、その理由は次のとおりである。すなわち、
偏心軸40が図15に示す下死点Dに至ると、フランジ
部42、クランク棒46及び移動体31のそれぞれが一
直線上に並ぶことになるので、ケース30の長さは、移
動体31のストローク分と、このクランク棒46の長さ
を足したものになる。したがって、このクランク棒46
を短くすれば、下死点Dにおけるケース30の最大長は
短くできる。
パでは、クランク棒46を用いているので、ケース30
の長さを必要以上に長くしなければならないという問題
があったが、その理由は次のとおりである。すなわち、
偏心軸40が図15に示す下死点Dに至ると、フランジ
部42、クランク棒46及び移動体31のそれぞれが一
直線上に並ぶことになるので、ケース30の長さは、移
動体31のストローク分と、このクランク棒46の長さ
を足したものになる。したがって、このクランク棒46
を短くすれば、下死点Dにおけるケース30の最大長は
短くできる。
【0009】しかし、移動体31の移動ストロークを確
保するためには、偏心軸40の回動軌跡が描く円の直径
よりも、クランク棒46の長さを長くしなければならな
い。なぜなら、クランク棒46の長さが上記直径よりも
短ければ、図16に示すように、偏心軸40が上死点C
にあるとき、クランク棒46の先端が回動軌跡が描く円
の内側に位置してしまう。こうなると、フランジ部42
と移動体31とがぶつかってしまって動けなくなる。そ
のためにクランク棒46は上記回動軌跡が描く円の直径
よりも長くしなければならない。したがって、この従来
の回転ダンパでは、必ずクランク棒46の長さを一定以
上確保しなければならず、そのために、ケース30の最
大長が、どうしても長くなってしまう。このため、ダン
パを取付けるヒンジ廻りなどの比較的狭い場所では、小
型ゆえの外観面や、取付け格納面の利点が損なわれてし
まうという問題があった。
保するためには、偏心軸40の回動軌跡が描く円の直径
よりも、クランク棒46の長さを長くしなければならな
い。なぜなら、クランク棒46の長さが上記直径よりも
短ければ、図16に示すように、偏心軸40が上死点C
にあるとき、クランク棒46の先端が回動軌跡が描く円
の内側に位置してしまう。こうなると、フランジ部42
と移動体31とがぶつかってしまって動けなくなる。そ
のためにクランク棒46は上記回動軌跡が描く円の直径
よりも長くしなければならない。したがって、この従来
の回転ダンパでは、必ずクランク棒46の長さを一定以
上確保しなければならず、そのために、ケース30の最
大長が、どうしても長くなってしまう。このため、ダン
パを取付けるヒンジ廻りなどの比較的狭い場所では、小
型ゆえの外観面や、取付け格納面の利点が損なわれてし
まうという問題があった。
【0010】この発明の目的は、ケース長を短くして小
型化しても、必要な減衰力を得ることができる回転ダン
パを提供することである。
型化しても、必要な減衰力を得ることができる回転ダン
パを提供することである。
【0011】
【問題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めにこの発明では、ケース内を摺動する移動体に減衰力
発生機構を設け、上記ケース内を上記移動体により二つ
のオイル室に区画する一方、上記ケースに回転軸を設
け、この回転軸の中心より偏心させた偏心軸と上記移動
体とを連係することで、回転軸の回転運動を移動体の直
線運動に変換するクランク機構を構成する回転ダンパに
おいて、上記移動体に上記偏心軸が自由に動ける溝を設
け、この溝に上記偏心軸を嵌合することにより、回転軸
の回転による偏心軸の回転を、移動体に直接伝達し直線
運動に変換する構成としている。
めにこの発明では、ケース内を摺動する移動体に減衰力
発生機構を設け、上記ケース内を上記移動体により二つ
のオイル室に区画する一方、上記ケースに回転軸を設
け、この回転軸の中心より偏心させた偏心軸と上記移動
体とを連係することで、回転軸の回転運動を移動体の直
線運動に変換するクランク機構を構成する回転ダンパに
おいて、上記移動体に上記偏心軸が自由に動ける溝を設
け、この溝に上記偏心軸を嵌合することにより、回転軸
の回転による偏心軸の回転を、移動体に直接伝達し直線
運動に変換する構成としている。
【0012】
【作用】請求項1では、回転軸に回転力が作用すると、
偏心軸が回転軸を中心に回転する。この偏心軸の回転運
動は、移動体上に設けられた溝に偏心軸が自由に動ける
ように嵌合させることにより、移動体に直接伝達され
る。これにより、回転軸の回転運動は、移動体の直線運
動に変換される。そして、この移動体の移動により、移
動体で区画された両オイル室内のオイルが、移動体に設
けた減衰力発生機構を通ることで、減衰力を発生させ
る。
偏心軸が回転軸を中心に回転する。この偏心軸の回転運
動は、移動体上に設けられた溝に偏心軸が自由に動ける
ように嵌合させることにより、移動体に直接伝達され
る。これにより、回転軸の回転運動は、移動体の直線運
動に変換される。そして、この移動体の移動により、移
動体で区画された両オイル室内のオイルが、移動体に設
けた減衰力発生機構を通ることで、減衰力を発生させ
る。
【0013】また、請求項2では、移動体の偏心軸側端
部が、スプリングの力で常に偏心軸に接触しているの
で、回転軸の回転による偏心軸の回転運動は、移動体に
直接伝達され、直線運動に変換される。そして、変換さ
れた直線運動には、上記同様の減衰力が発生する。
部が、スプリングの力で常に偏心軸に接触しているの
で、回転軸の回転による偏心軸の回転運動は、移動体に
直接伝達され、直線運動に変換される。そして、変換さ
れた直線運動には、上記同様の減衰力が発生する。
【0014】
【実施例】図1〜3に示した第1実施例では、ケース1
に移動体2を摺動自在に収納している。また、この移動
体にはOリング4を設けている。この移動体2は、ピス
トン部2aとスライダ部2bとからなっている。そして
ピストン部2aは、ケース1内でオイル室a、bを区画
している。またスライダ部2bは、ピストン部2aに比
べて、その厚さを薄くしてケース1とスライダ部2bと
の間に空間Aを形成している。
に移動体2を摺動自在に収納している。また、この移動
体にはOリング4を設けている。この移動体2は、ピス
トン部2aとスライダ部2bとからなっている。そして
ピストン部2aは、ケース1内でオイル室a、bを区画
している。またスライダ部2bは、ピストン部2aに比
べて、その厚さを薄くしてケース1とスライダ部2bと
の間に空間Aを形成している。
【0015】上記スライダ部2bには、この移動他の移
動方向に直交する溝15を形成している。この溝15に
はスライダ16を活動自在にはめ込んでいる。そして、
スライダ部2bとケース1との間に設けた空間Aには、
ケース1の外側から挿入した回転軸17を突出させ、そ
の突出端には、偏心軸18を形成している。このように
した偏心軸18は、ケース1にねじ止めしたホルダ20
に回転自在に保持されている。このホルダ20にはOリ
ング19を設け、このOリング19を回転軸17に接触
させている。また、回転軸17の図中下端にはフランジ
21を形成し、このフランジ21をスライダ部2bとホ
ルダ20との間に介在させることによって、回転軸17
が抜けないようにしている。
動方向に直交する溝15を形成している。この溝15に
はスライダ16を活動自在にはめ込んでいる。そして、
スライダ部2bとケース1との間に設けた空間Aには、
ケース1の外側から挿入した回転軸17を突出させ、そ
の突出端には、偏心軸18を形成している。このように
した偏心軸18は、ケース1にねじ止めしたホルダ20
に回転自在に保持されている。このホルダ20にはOリ
ング19を設け、このOリング19を回転軸17に接触
させている。また、回転軸17の図中下端にはフランジ
21を形成し、このフランジ21をスライダ部2bとホ
ルダ20との間に介在させることによって、回転軸17
が抜けないようにしている。
【0016】上記移動体2のピストン部2aには、両側
のオイル室a、bを連通する通孔7を複数形成してい
る。そして、オイル室b側における通孔7の端部には、
リーフバルブ9を装着している。このリーフバルブ9
は、リーフスプリング11によって押えられている。そ
して、リーフスプリング11はバルブストッパ13で止
めているが、このバルブストッパ13は次のようになっ
ている。すなわち、バルブストッパ13は、円筒部13
aとフランジ部13bとからなり、この円筒部13aを
ピストン部2aにはめ込んでいる。このように円筒部1
3aをピストン部2aにはめ込むことによって、フラン
ジ部13bでリーフスプリング11を押えている。リー
フバルブ9をこのように設けたので、オイル室a側から
オイル室b側にオイルが流れるときには、リーフバルブ
9が開弁し、反対の流れのときには、閉弁状態を保つこ
とになる。なお、バルブストッパ13の中央の通孔14
で、両オイル室a、bを連通するが、この通孔14のオ
イル室a側付近には絞りdを形成している。
のオイル室a、bを連通する通孔7を複数形成してい
る。そして、オイル室b側における通孔7の端部には、
リーフバルブ9を装着している。このリーフバルブ9
は、リーフスプリング11によって押えられている。そ
して、リーフスプリング11はバルブストッパ13で止
めているが、このバルブストッパ13は次のようになっ
ている。すなわち、バルブストッパ13は、円筒部13
aとフランジ部13bとからなり、この円筒部13aを
ピストン部2aにはめ込んでいる。このように円筒部1
3aをピストン部2aにはめ込むことによって、フラン
ジ部13bでリーフスプリング11を押えている。リー
フバルブ9をこのように設けたので、オイル室a側から
オイル室b側にオイルが流れるときには、リーフバルブ
9が開弁し、反対の流れのときには、閉弁状態を保つこ
とになる。なお、バルブストッパ13の中央の通孔14
で、両オイル室a、bを連通するが、この通孔14のオ
イル室a側付近には絞りdを形成している。
【0017】また、図中符号3はキャップであり、5は
このキャップの周囲に設けたOリングである。さらに、
6はキャップ3に設けた栓部材6である。この栓部材6
は、取りはずしてオイルを注入したり交換したりするた
めのものである。
このキャップの周囲に設けたOリングである。さらに、
6はキャップ3に設けた栓部材6である。この栓部材6
は、取りはずしてオイルを注入したり交換したりするた
めのものである。
【0018】次に、この第1実施例の作用を説明する。
いま、回転軸17に外部から回転力が作用すると、偏心
軸18は回転軸17を中心に公転する。このとき偏心軸
18はスライダ16を介して移動体2のスライダ部2b
上に設けられた溝15を内を滑動し、その公転運動を移
動体2の摺動方向の直線運動に変換する。この場合、移
動体2の移動ストロークは偏心軸18の描く円の軌跡の
直径に等しくなっている。このように、この発明では、
従来例にあるクランク棒44を介さずに回転軸17の回
転運動を移動体2の直線運動に変換している。したがっ
て、移動体2の移動ストロークを長くする場合、偏心軸
18の偏心量だけを大きくすればよく、従来例のように
クランク棒46も長くする必要がない。さらに、移動体
2がキャップ3側に移動すると、リーフバルブ9は閉じ
たままで通孔7にはオイルは流れない。しかし、キャッ
プ3側のオイル室bに充満しているオイルはバルブスト
ッパ13の通孔14を通ってオイル室aへ移動する。こ
のとき、通孔14に形成されている絞りdにより流量を
制限されて減衰力を得る。また、移動体2が上記と反対
方向に移動するときは、オイル室aに充満しているオイ
ルが通孔7を通り、リーフスプリング11の力に抗して
リーフバルブ9を開弁し、オイル室bへ流入するので、
減衰力が発生しない。
いま、回転軸17に外部から回転力が作用すると、偏心
軸18は回転軸17を中心に公転する。このとき偏心軸
18はスライダ16を介して移動体2のスライダ部2b
上に設けられた溝15を内を滑動し、その公転運動を移
動体2の摺動方向の直線運動に変換する。この場合、移
動体2の移動ストロークは偏心軸18の描く円の軌跡の
直径に等しくなっている。このように、この発明では、
従来例にあるクランク棒44を介さずに回転軸17の回
転運動を移動体2の直線運動に変換している。したがっ
て、移動体2の移動ストロークを長くする場合、偏心軸
18の偏心量だけを大きくすればよく、従来例のように
クランク棒46も長くする必要がない。さらに、移動体
2がキャップ3側に移動すると、リーフバルブ9は閉じ
たままで通孔7にはオイルは流れない。しかし、キャッ
プ3側のオイル室bに充満しているオイルはバルブスト
ッパ13の通孔14を通ってオイル室aへ移動する。こ
のとき、通孔14に形成されている絞りdにより流量を
制限されて減衰力を得る。また、移動体2が上記と反対
方向に移動するときは、オイル室aに充満しているオイ
ルが通孔7を通り、リーフスプリング11の力に抗して
リーフバルブ9を開弁し、オイル室bへ流入するので、
減衰力が発生しない。
【0019】図4は第2実施例である。第1実施例の回
転ダンパとほぼ同じ構造であるが、移動体2のピストン
部2aで区画されているオイル室のどちらか一方のオイ
ル室、あるいは両方のオイル室に初期イニシャルを与え
ると同時に、移動体2の復帰をおこなわせるためのスプ
リング22、23を設けていることが相違しているだけ
である。
転ダンパとほぼ同じ構造であるが、移動体2のピストン
部2aで区画されているオイル室のどちらか一方のオイ
ル室、あるいは両方のオイル室に初期イニシャルを与え
ると同時に、移動体2の復帰をおこなわせるためのスプ
リング22、23を設けていることが相違しているだけ
である。
【0020】図5は第3実施例であり、やはり第1実施
例の回転ダンパとほぼ同じ構成である。相違しているの
はケース1内のキャップ3の端と、その反対側の端にゴ
ム等のクッション部材24、25を設けている点であ
る。このクッション部材24、25で移動体2の進行後
退時の底つきを防止している。
例の回転ダンパとほぼ同じ構成である。相違しているの
はケース1内のキャップ3の端と、その反対側の端にゴ
ム等のクッション部材24、25を設けている点であ
る。このクッション部材24、25で移動体2の進行後
退時の底つきを防止している。
【0021】また、図6、7は第4実施例であり、ケー
ス1の肉厚内にバイパス通路26を設けている。このバ
イパス通路26の一端はオイル室a側と連通し、他方の
一端には調整弁27が設けてある。さらにこのケース1
の肉厚内には、調整弁27の設けてあるバイパス通路2
6の延長部eとオイル室b側とを連通する通孔28が設
けられている。この調整弁27の調整により、調整弁2
7部分の絞りfを変化させ減衰力を調整することができ
る。
ス1の肉厚内にバイパス通路26を設けている。このバ
イパス通路26の一端はオイル室a側と連通し、他方の
一端には調整弁27が設けてある。さらにこのケース1
の肉厚内には、調整弁27の設けてあるバイパス通路2
6の延長部eとオイル室b側とを連通する通孔28が設
けられている。この調整弁27の調整により、調整弁2
7部分の絞りfを変化させ減衰力を調整することができ
る。
【0022】図8は第5実施例である。この第5実施例
では、キャップ3がバルブストッパ13に接する部分
を、バルブストッパ13の通孔14に挿入できるように
突起部29を形成している。この突起部29がバルブス
トッパ13の通孔14に挿入されることによりオイルロ
ックとして働き、移動体2の底つきを防止している。
では、キャップ3がバルブストッパ13に接する部分
を、バルブストッパ13の通孔14に挿入できるように
突起部29を形成している。この突起部29がバルブス
トッパ13の通孔14に挿入されることによりオイルロ
ックとして働き、移動体2の底つきを防止している。
【0023】また、図9、10に示した第6実施例は、
第1〜5実施例のように回転軸17にフランジ21を設
けていない。かわりに、回転軸17の一部分を偏心させ
た偏心軸18を設けている。また、上記偏心軸18を、
移動体2を貫いて設けている溝15にはめ込んでいる。
このように偏心軸18を移動体2にはめ込むことで、回
転軸17の回転を移動体2の直線運動に変換している。
この実施例では、図10からもわかるように、偏心軸1
8はカムに似た働きをしている。つまり、偏心軸18が
回転軸17の回転によって偏心回転して、その偏心量に
応じて移動体2を直線運動させている。
第1〜5実施例のように回転軸17にフランジ21を設
けていない。かわりに、回転軸17の一部分を偏心させ
た偏心軸18を設けている。また、上記偏心軸18を、
移動体2を貫いて設けている溝15にはめ込んでいる。
このように偏心軸18を移動体2にはめ込むことで、回
転軸17の回転を移動体2の直線運動に変換している。
この実施例では、図10からもわかるように、偏心軸1
8はカムに似た働きをしている。つまり、偏心軸18が
回転軸17の回転によって偏心回転して、その偏心量に
応じて移動体2を直線運動させている。
【0024】また、この回転軸17は、ホルダ20に設
けてある軸受メタル50で、回転自在に支持されている
とともに、ケース1に設けられた軸受部51によっても
回転自在に支持されている。つまり、偏心軸18両端の
回転軸17を、軸受メタル50とケース1の軸受部51
との2点で支持している。このように回転軸17を支持
することで、偏心軸18と移動体2との動作による、ラ
ジアル力に対し、回転軸17の耐久性が向上するととも
に、耐摩耗性も向上する。なお、符号53は、シール部
材である。以上の点が、第6実施例と第1〜5実施例と
が相違する点であり、その他の構成、動作は同じであ
る。
けてある軸受メタル50で、回転自在に支持されている
とともに、ケース1に設けられた軸受部51によっても
回転自在に支持されている。つまり、偏心軸18両端の
回転軸17を、軸受メタル50とケース1の軸受部51
との2点で支持している。このように回転軸17を支持
することで、偏心軸18と移動体2との動作による、ラ
ジアル力に対し、回転軸17の耐久性が向上するととも
に、耐摩耗性も向上する。なお、符号53は、シール部
材である。以上の点が、第6実施例と第1〜5実施例と
が相違する点であり、その他の構成、動作は同じであ
る。
【0025】図11、12に示した第7実施例は、第6
実施例とほぼ同じである。違っている点は第6実施例の
ように移動体2の溝15に偏心軸18をはめ込まず、移
動体2の偏心軸18側端部2cと偏心軸18とを接触さ
せている。さらに、移動体2を常時偏心軸18に接触さ
せておくために、移動体2とキャップ3との間にスプリ
ング52を設けている。この第7実施例の動作は、第6
実施例とほとんど同じであり、偏心軸18の回転力が作
用する部分が、移動体2の偏心軸18側端部2cである
ことが違うだけである。また、第6、7実施例の偏心軸
18を、いろいろな形状のカムにすることも可能であ
る。例えば、カムの形状によっては、移動体2を等速運
動させることができるので、ドアなどに取付けた場合、
一定の速度で作動させることができる。
実施例とほぼ同じである。違っている点は第6実施例の
ように移動体2の溝15に偏心軸18をはめ込まず、移
動体2の偏心軸18側端部2cと偏心軸18とを接触さ
せている。さらに、移動体2を常時偏心軸18に接触さ
せておくために、移動体2とキャップ3との間にスプリ
ング52を設けている。この第7実施例の動作は、第6
実施例とほとんど同じであり、偏心軸18の回転力が作
用する部分が、移動体2の偏心軸18側端部2cである
ことが違うだけである。また、第6、7実施例の偏心軸
18を、いろいろな形状のカムにすることも可能であ
る。例えば、カムの形状によっては、移動体2を等速運
動させることができるので、ドアなどに取付けた場合、
一定の速度で作動させることができる。
【0026】上記第1〜7実施例では、回転軸17に偏
心軸18が設けてあることから、ダンパ力と回転軸17
のトルクとの関係が、単振動(サインカーブ、もしくは
コサインカーブ)となっている。このことから、実際の
使用状況に応じて、回転軸17の位置とダンパ力との関
係を選択することができる。例えば、倒れる方向で閉ま
るドアーに回転軸17を取付けた場合、ドアーが倒れて
閉まる方向にダンパ力を作用させて、ゆっくり閉まるよ
うにすることができたり、ドアーが閉まるときのハネを
防止するようにダンパ力を作用させることもできる。
心軸18が設けてあることから、ダンパ力と回転軸17
のトルクとの関係が、単振動(サインカーブ、もしくは
コサインカーブ)となっている。このことから、実際の
使用状況に応じて、回転軸17の位置とダンパ力との関
係を選択することができる。例えば、倒れる方向で閉ま
るドアーに回転軸17を取付けた場合、ドアーが倒れて
閉まる方向にダンパ力を作用させて、ゆっくり閉まるよ
うにすることができたり、ドアーが閉まるときのハネを
防止するようにダンパ力を作用させることもできる。
【0027】
【効果】請求項1では、回転軸の回転による偏心軸の回
転を移動体に直接伝達し、回転軸の回転運動を直線運動
に変換しているので、例えば、クランク棒を介して回転
運動を直線運動に変換している従来の回転ダンパに比
べ、より小型の回転ダンパを制作することができる。ま
た、請求項2においても、偏心軸と移動体の偏心軸側端
部とを接触させて、偏心軸の回転を移動体に直接伝達し
ているので、請求項1同様に小型の回転ダンパを制作す
ることができる。
転を移動体に直接伝達し、回転軸の回転運動を直線運動
に変換しているので、例えば、クランク棒を介して回転
運動を直線運動に変換している従来の回転ダンパに比
べ、より小型の回転ダンパを制作することができる。ま
た、請求項2においても、偏心軸と移動体の偏心軸側端
部とを接触させて、偏心軸の回転を移動体に直接伝達し
ているので、請求項1同様に小型の回転ダンパを制作す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の正面断面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】第1実施例のバルブ機構の拡大断面図である。
【図4】第2実施例の正面断面図である。
【図5】第3実施例の正面断面図である。
【図6】第4実施例の平面断面図である。
【図7】第4実施例の側面図である。
【図8】第5実施例の正面断面図である。
【図9】第6実施例の正面断面図である
【図10】図9のX −X 断面図である。
【図11】第7実施例の正面断面図である。
【図12】図11のXII −XII 断面図である。
【図13】従来例の正面断面図である。
【図14】従来例の平面局部断面図である。
【図15】従来例のクランク棒と移動体の移動ストロー
クとの関係を示した略図である。
クとの関係を示した略図である。
【図16】従来例のクランク棒と移動体の移動ストロー
クとの関係を示した略図である。
クとの関係を示した略図である。
1 ケース 2 移動体 17 回転軸17 18 偏心軸18 52 スプリング 2c 端部
Claims (2)
- 【請求項1】 ケース内を摺動する移動体に減衰力発生
機構を設け、上記ケース内を上記移動体により二つのオ
イル室に区画する一方、上記ケースに回転軸を設け、こ
の回転軸の中心より偏心させた偏心軸と上記移動体とを
連係することで、回転軸の回転運動を移動体の直線運動
に変換するクランク機構を構成する回転ダンパにおい
て、上記移動体に上記偏心軸が自由に動ける溝を設け、
この溝に上記偏心軸を嵌合することにより、回転軸の回
転による偏心軸の回転を、移動体に直接伝達し直線運動
に変換する構成とした回転ダンパ。 - 【請求項2】 上記において、移動体の偏心軸側端部と
偏心軸とを接触させて取付けるとともに、移動体を常に
偏心軸に接触させる方向に力を作用させる位置にスプリ
ングを設ける構成とした請求項1に記載した回転ダン
パ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14120291 | 1991-05-17 | ||
| JP3-141202 | 1991-05-17 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0544762A true JPH0544762A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=15286524
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35888991A Pending JPH0544762A (ja) | 1991-05-17 | 1991-12-27 | 回転ダンパ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0544762A (ja) |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP35888991A patent/JPH0544762A/ja active Pending
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