JPH0544925B2 - - Google Patents
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- JPH0544925B2 JPH0544925B2 JP63220346A JP22034688A JPH0544925B2 JP H0544925 B2 JPH0544925 B2 JP H0544925B2 JP 63220346 A JP63220346 A JP 63220346A JP 22034688 A JP22034688 A JP 22034688A JP H0544925 B2 JPH0544925 B2 JP H0544925B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- virus
- alizarin
- compound
- antiretroviral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は、レトロウイルスに起因する各種ウイ
ルス性患者の治療に有効な抗レトロウイルス剤に
関するものである。 [従来の技術および課題] 従来、ウイルスの感染を防止すする手段として
ワクチンの接種による方法が一般的にとられてい
た。 科学技術の発展に伴つて、一部のウイルスに対
してその増殖を抑制する薬剤の開発がすすめられ
ている。 ウイルスのうち、特に最近問題となつている後
天免疫症候群(AIDS)を引き起こす、HIV
(Human Immu deficiency Virus)、成人T細胞
白血病を引き起こすHTLV−I(成人T細胞白血
病ウイルス)等はウイルスのうちレトロウイルス
として知られている。 レトロウイルスはウイルス粒子内に、RNA依
存DNA合成酵素(以下、逆転写酵素と称する)
を含むウイルスであり、以下のようにして増殖し
ている。 宿主細胞に感染後、まずRNAが逆転写酵素
によりDNAに転写される。 このDNAが宿主細胞染色体に組み込まれ、
次いで宿主細胞のRNA合成酵素によつて
mRNAが合成される。 このmRNAにより各種のウイルス蛋白が生
成される。 上記mRNAにより形成された蛋白とゲノム
RNAが結合し、子ウイルスとなつて細胞外に
出る。 このレトロウイルスに起因するヒトの疾病に画
期的な治療効果を有する薬剤は従来存在しておら
ず、そのような薬剤の開発が望まれていた。 [課題を解決するための手段] 本発明者等は種々の植物成分について、抗レト
ロウイルス効果に関する研究を行つた結果、アカ
ネ科植物アカネの赤色色素であるアリザリン
(1,2−ジヒドロキシアンスラキノン)および
その誘導体にに抗レトロウイルス効果のあること
を見いし、本発明を完成するに至つた。 すなわち本発明は、下記式 (式中、R1、R2およびR3は同一または異なつ
て、水素原子または水酸基を表し、R4は水素原
子、スルホン酸基またはジカルボキシメチルアミ
ノメチル基を表す)で表されるアリザン誘導体お
よびその薬理学的に許容しうる塩(以下、式の化
合物と称する)を有効成分とする抗レトロウイル
ス剤である。 式の化合物は、色素としては知られているが、
抗ウイルス効果、特に抗レトロウイルス効果を有
することは従来全く知られていなかつたことであ
る。 本発明の抗レトロウイルス剤の有効成分である
式の化合物は、アカネ科植物アカネより抽出分離
することが容易なアリザリンをそのまま用いる
か、このアリザリンを原料として容易にその誘導
体を得ることができるが、試薬として市販されて
いるものを用いることもきる。 式の化合物の具体例を示すと下記の如くであ
る。
ルス性患者の治療に有効な抗レトロウイルス剤に
関するものである。 [従来の技術および課題] 従来、ウイルスの感染を防止すする手段として
ワクチンの接種による方法が一般的にとられてい
た。 科学技術の発展に伴つて、一部のウイルスに対
してその増殖を抑制する薬剤の開発がすすめられ
ている。 ウイルスのうち、特に最近問題となつている後
天免疫症候群(AIDS)を引き起こす、HIV
(Human Immu deficiency Virus)、成人T細胞
白血病を引き起こすHTLV−I(成人T細胞白血
病ウイルス)等はウイルスのうちレトロウイルス
として知られている。 レトロウイルスはウイルス粒子内に、RNA依
存DNA合成酵素(以下、逆転写酵素と称する)
を含むウイルスであり、以下のようにして増殖し
ている。 宿主細胞に感染後、まずRNAが逆転写酵素
によりDNAに転写される。 このDNAが宿主細胞染色体に組み込まれ、
次いで宿主細胞のRNA合成酵素によつて
mRNAが合成される。 このmRNAにより各種のウイルス蛋白が生
成される。 上記mRNAにより形成された蛋白とゲノム
RNAが結合し、子ウイルスとなつて細胞外に
出る。 このレトロウイルスに起因するヒトの疾病に画
期的な治療効果を有する薬剤は従来存在しておら
ず、そのような薬剤の開発が望まれていた。 [課題を解決するための手段] 本発明者等は種々の植物成分について、抗レト
ロウイルス効果に関する研究を行つた結果、アカ
ネ科植物アカネの赤色色素であるアリザリン
(1,2−ジヒドロキシアンスラキノン)および
その誘導体にに抗レトロウイルス効果のあること
を見いし、本発明を完成するに至つた。 すなわち本発明は、下記式 (式中、R1、R2およびR3は同一または異なつ
て、水素原子または水酸基を表し、R4は水素原
子、スルホン酸基またはジカルボキシメチルアミ
ノメチル基を表す)で表されるアリザン誘導体お
よびその薬理学的に許容しうる塩(以下、式の化
合物と称する)を有効成分とする抗レトロウイル
ス剤である。 式の化合物は、色素としては知られているが、
抗ウイルス効果、特に抗レトロウイルス効果を有
することは従来全く知られていなかつたことであ
る。 本発明の抗レトロウイルス剤の有効成分である
式の化合物は、アカネ科植物アカネより抽出分離
することが容易なアリザリンをそのまま用いる
か、このアリザリンを原料として容易にその誘導
体を得ることができるが、試薬として市販されて
いるものを用いることもきる。 式の化合物の具体例を示すと下記の如くであ
る。
【表】
[発明の効果]
本発明の抗レトロウイルス剤が抗レトロウイル
ス効果を有することについて実験例を挙げて説明
する。 実験例 1 <逆転写酵素活性に及ぼす影響> 以下の組成の反応混合液を調製した。 Γ逆転写酵素(Rous associated virus−2、
宝酒造製) 2単位/ml Γテンプレート・プライマー複合体としてのポ
リアデニル酸・オリゴチミジル酸複合体[ポリ
アデニル酸polyrA(フアルマシア製)、オリゴ
チミジル酸pdT12-18(フアルマシア製)]
10μg/ml Γトリス塩酸酸(PH8.3) 50mM Γ塩化カリウム 50mM Γ塩化マグネシウム 10mM Γ[3H]デオキシチミジン三リン酸(40Ci/
mmol)(1.0mCi/ml) 0.2μM Γデオキシチミジン三リン酸 9.8μM Γ精製水 適量 *1単位とは、逆転写酵素が37℃、10分間dNTP
(デオキシ核酸三リン酸)1nmolを消費する比活
性単位である。 この反応混合液50μlを37℃、30分間反応さ
せた。 反応産物DNMの定量はイオン交換濾紙法を用
い、[3H]デオキシチミジン三リン酸のDNAへ
の放射活性の取り込みをベツクマン・シンチレー
シヨンカウンターで測定して、逆転写酵素活性と
し、各被験物における50%阻害濃度(IC50)を算
出した。その結果を第1表に示す。
ス効果を有することについて実験例を挙げて説明
する。 実験例 1 <逆転写酵素活性に及ぼす影響> 以下の組成の反応混合液を調製した。 Γ逆転写酵素(Rous associated virus−2、
宝酒造製) 2単位/ml Γテンプレート・プライマー複合体としてのポ
リアデニル酸・オリゴチミジル酸複合体[ポリ
アデニル酸polyrA(フアルマシア製)、オリゴ
チミジル酸pdT12-18(フアルマシア製)]
10μg/ml Γトリス塩酸酸(PH8.3) 50mM Γ塩化カリウム 50mM Γ塩化マグネシウム 10mM Γ[3H]デオキシチミジン三リン酸(40Ci/
mmol)(1.0mCi/ml) 0.2μM Γデオキシチミジン三リン酸 9.8μM Γ精製水 適量 *1単位とは、逆転写酵素が37℃、10分間dNTP
(デオキシ核酸三リン酸)1nmolを消費する比活
性単位である。 この反応混合液50μlを37℃、30分間反応さ
せた。 反応産物DNMの定量はイオン交換濾紙法を用
い、[3H]デオキシチミジン三リン酸のDNAへ
の放射活性の取り込みをベツクマン・シンチレー
シヨンカウンターで測定して、逆転写酵素活性と
し、各被験物における50%阻害濃度(IC50)を算
出した。その結果を第1表に示す。
【表】
実験例 2
<ラウス肉腫ウイルス(RSV)による初代ニワトリ
胚繊維芽細胞形質転換に対する抑制効果> 24穴マイクロプレートに1穴当たり3.5×105細
胞の初代ニワトリ胚繊維芽細胞をいれ、37℃、5
%CO2下で6時間培養した。培養後、この細胞に
RSV・SR−A株、感染多重度(M.O.I)約2.0×
10-4および各被験物質を加え、2時間培養した
後、細胞を洗浄し、更に各被験物質と寒天培地を
加え、37℃、5%CO2下で8日間培養した後、そ
のフオーカス数を測定した。 その結果をIC50で示したのが、第2表である。
胚繊維芽細胞形質転換に対する抑制効果> 24穴マイクロプレートに1穴当たり3.5×105細
胞の初代ニワトリ胚繊維芽細胞をいれ、37℃、5
%CO2下で6時間培養した。培養後、この細胞に
RSV・SR−A株、感染多重度(M.O.I)約2.0×
10-4および各被験物質を加え、2時間培養した
後、細胞を洗浄し、更に各被験物質と寒天培地を
加え、37℃、5%CO2下で8日間培養した後、そ
のフオーカス数を測定した。 その結果をIC50で示したのが、第2表である。
【表】
実験例1および2の結果から本発明の抗レトロ
ウイルス剤の有効成分である式の化合物は、逆転
写酵素活性阻害作用に基づく抗レトロウイルス効
果を有することが確認された。 すなわち式の化合物は、レトロウイルスの増殖
において必要な逆転写酵素活性を阻害することに
より、その増殖を抑制するものであるから、レト
ロウイルスであればいかなるウイルスにも適用す
ることができる。 レトロウイルスの具体例としては、白血病ウイ
ルス、肉腫ウイルス、乳癌ウイルス、ビスナウイ
ルス、マエデイウイルス、HIV、HTLV−I等
が挙げられる。 更に、式の化合物は逆転移酵素活性を阻害する
だけでなく、レトロウイルス感染細胞のレトロウ
イルス産生能を抑制する作用を有する。 以下にその実験例を示す。 実験例 3 〈MT−2培養細胞における成人ヒト白血病
ウイルス(HTLV−I)産生に対する抑制効
果〉 24穴マイクロプレートに1穴当たり1×105細
胞のMT−2細胞と各被験物質をいれ、4日間培
養した。培養後、各穴のMT−2浮遊液を遠心分
離し、その上清をフエノール抽出してHTLV−
IのRNAを得た。このRNAと既知量のHTLV
−IcDNAをニトロセルロース紙にブツトし、32P
標識HTLV−IcDNAをプローブとしたハイブリ
ダイゼーシヨン法による比較定量を行い、コント
ロールに対するウイルス産生量との比較から被験
物質の抑制率を算出した。 その結果を抑制率(%)で示したのが、第3表
である。
ウイルス剤の有効成分である式の化合物は、逆転
写酵素活性阻害作用に基づく抗レトロウイルス効
果を有することが確認された。 すなわち式の化合物は、レトロウイルスの増殖
において必要な逆転写酵素活性を阻害することに
より、その増殖を抑制するものであるから、レト
ロウイルスであればいかなるウイルスにも適用す
ることができる。 レトロウイルスの具体例としては、白血病ウイ
ルス、肉腫ウイルス、乳癌ウイルス、ビスナウイ
ルス、マエデイウイルス、HIV、HTLV−I等
が挙げられる。 更に、式の化合物は逆転移酵素活性を阻害する
だけでなく、レトロウイルス感染細胞のレトロウ
イルス産生能を抑制する作用を有する。 以下にその実験例を示す。 実験例 3 〈MT−2培養細胞における成人ヒト白血病
ウイルス(HTLV−I)産生に対する抑制効
果〉 24穴マイクロプレートに1穴当たり1×105細
胞のMT−2細胞と各被験物質をいれ、4日間培
養した。培養後、各穴のMT−2浮遊液を遠心分
離し、その上清をフエノール抽出してHTLV−
IのRNAを得た。このRNAと既知量のHTLV
−IcDNAをニトロセルロース紙にブツトし、32P
標識HTLV−IcDNAをプローブとしたハイブリ
ダイゼーシヨン法による比較定量を行い、コント
ロールに対するウイルス産生量との比較から被験
物質の抑制率を算出した。 その結果を抑制率(%)で示したのが、第3表
である。
【表】
実験例3の結果から式の化合物のレトロウイル
ス感染細胞のレトロウイルス産生能抑制効果が認
められた。 また、アリザリンおよびアリザリンレツトS
は、マウスにおける静脈内投与でのLD50がそれ
ぞれ120mg/Kg、70mg/Kgと高いことが知られて
おり、式の化合物は、極めて毒性が低く安全性の
高いものであることがわかる。 次に、式の化合物の投与量および製剤化につい
て説明する。 式の化合物はそのまま、あるいは慣用の製剤担
体と共に動物および人に投与することができる。
投与形態としては、特に限定がなく、必要に応じ
適宜選択として使用され、錠剤、カプセル剤、顆
粒剤、細粒剤、散剤等の径口剤、注射剤、坐剤等
の非経口剤が挙げられる。 経口剤として所期の効果を発揮するためには、
患者の年令、体重、疾患の程度により異なるが、
通常成人で式の化合物の質量として0.1〜6gを、
1日数回にわけての服用が適当と思われる。 本発明において錠剤、カプセル剤、顆粒剤等の
経口剤は、例えばデンプン、乳糖、白糖、マンニ
ツト、カルボキシメチルセルロース、コーンスタ
ーチ、無機塩類等を用いて常法に従って製造され
る。 この種の製剤には、適宜前記賦形剤の他に、結
合剤、崩壊剤、界面活性剤、滑尺剤、流動性促進
剤、矯味剤、着色剤、香料等を使用することがで
きる。それぞれの具体例は以下に示す如くであ
る。 [結合剤] デンプン、テキストリン、アラビアゴム末、ゼ
ラチン、ヒドロキシプロピルスターチ、メチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウ
ム、ヒドロキシプロピピルセルロース、結晶セル
ロース、エチルセルロース、ポリビニルピロリド
ン、マクロゴール。 [崩壊剤] デンプン、ヒドロキシプロピルスターチ、カル
ボキシメチルセルロスナトリウム、カルボキシメ
チルセルロースカルシウム、カルボキシルメチル
セルロース、低置換ヒドロキシプロピルセルロー
ス。 [界面活性剤] ラウリル硫酸ナトリウム、大豆レシチン、シヨ
糖脂肪酸エステル、ポリソルベート80。 [滑沢剤] タルク、ロウ類、水素添加植物油、シヨ糖脂肪
酸エステル、ステアリン酸マグネシウム、ステア
リン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム、
ポリエチレングリコル。 [流動性促進剤] 軽質無水ケイ酸、乾燥水酸化アルミニウムゲ
ル、合成ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウ
ム。 また式の化合物へは、懸濁液、エマルジヨン
剤、シロツプ剤、エリキシル剤としても投与する
ことができ、これらの各種剤形には、矯味矯臭
剤、着色剤を含有してもよい。 非経口剤として所期の効果を発揮するために
は、患者の年令、体重、疾患の程度により異なる
が、通常成人で式の化合物の重量として1日1〜
100mgまでの静注、点滴静注、皮下注射、筋肉注
射が適当と思われる。 この非経口剤は常法に従つて製造され、希釈剤
として一般に注射用蒸留水、生理食塩水、ブドウ
糖水溶液、注射用植物油、ゴマ油、ラツカセイ
油、ダイズ油、トウモロコシ油、プロピレングリ
コール、ポリエチレングリコール等を用いること
ができる。さらに必要に応じて、殺菌剤、防腐
剤、安定剤を加えてもよい。また、この非経口剤
は安定性の点から、バイアル等に充填後冷凍し、
通常の凍結乾燥技術により水分を除去し、使用直
前に凍結乾燥物から液剤を再調製することもでき
る。更に、必要に応じて適宜、等張化剤、安定
剤、防腐剤、無痛化剤等を加えても良い。 その他の非経口剤としては、外用液剤、軟膏等
の塗布剤、直腸内投与のための坐剤等が挙げら
れ、常法に従つて製造される。 実施例 1 コーンスターチ 44g 結晶セルロース 40g カルボキシメチルセルロースカルシウム 5g 軽質無水ケイ酸 5g ステアリン酸マグネシウム 0.5gアリザリン 10g 計 100g 上記の処方に従つて〜を均一に混合し、打
錠機にて圧縮成型して一錠200mgの錠剤を得た。 この錠剤一錠には、アリザリン20mgが含有され
ており、成人1日5〜7錠を数回にわけて服用す
る。 実施例 2 結晶セルロース 84.5g ステアリン酸マグネシウム 0.5g カルボキシメチルセルロースカルシウム 5gアリザリンコンプレキソン 10g 計 100g 上記の処方に従つて、およびの一部を均
一に混合し、圧縮成型した後、粉砕し、および
の残量を加えて混合し、打錠機にて圧縮成型し
て一錠200mgの錠剤を得た。 この錠剤一錠には、アリザリンコンプレキソン
20mgが含有されており、成人1日5〜7錠を数回
にわけて服用する。 実施例 3 結晶セルロース 34.5g 10%ヒドロキシプロピルセルロースエタノー
ル溶液 50g カルボキシメチルセルロースカルシウム 5g ステアリン酸マグネシウム 0.5gアリザリンレツドS 10g 計 100g 上記の処方に従つて+、およびを均一に混
合し、常法によりねつ和し、押し出し造粒機によ
り造粒し、乾燥・解砕した後、およびを混合
し、打錠機にて圧縮成型して一錠200mgの錠剤を
得た。 この錠剤一錠には、アリザリンレツドS20mgが
含有されており、成人1日5〜7錠を数回にわけ
て服用する。 実施例 4 コーンスターチ 84g ステアリン酸マグネシウム 0.5g カルボキシチルセルロースカルシウム 5g 軽質無水ケイ酸 0.5gキナリザリン 10g 計 100g 上記の処方に従つて〜を均一に混合し、圧
縮成型機にて圧縮成型後、破砕機により粉砕機に
て圧縮成型後、破砕機により粉砕し、篩別して顆
粒剤を得た。 この顆粒剤1gには、キナリザリン100mgが含
有されており、成人1日1〜2.5gを数回にわて
け服用する。 実施例 5 結晶セルロース 55g 10%ヒドロキシプロピルセルロースエタノー
ル溶液 35gプルプリン 10g 計 100g 上記の処方に従つて〜を均一に混合し、ね
つ和した。押し出し造粒機により造粒後、乾燥
し、篩別して顆粒剤を得た。 この顆粒剤1gには、プルプリン100mgが含有
されており、成人1日1〜2.5gを数回にわけて
服用する。 実施例 6 コーンターチ 89.5g 軽質無水ケイ酸 0.5gアリザリンコンプレキソン 10g 計 100g 上記の処方に従つて〜を均一に混合し、
200mgを2号カプセルに充填した。 このカプセル剤1カプセルには、アリザリンコ
ンプレキソン20mgが含有されており、成人1日5
〜7カプセルを数回にわけて服用する。 実施例 7 注射用蒸留水 適量 ブドウ糖 200mgアリザリンコンプレキソン 10mg 全量 15ml 注射用蒸留水におよびを溶解させた後、5
mlのアンプルに注入し、121℃で15分間加圧滅菌
を行つて注射剤を得た。
ス感染細胞のレトロウイルス産生能抑制効果が認
められた。 また、アリザリンおよびアリザリンレツトS
は、マウスにおける静脈内投与でのLD50がそれ
ぞれ120mg/Kg、70mg/Kgと高いことが知られて
おり、式の化合物は、極めて毒性が低く安全性の
高いものであることがわかる。 次に、式の化合物の投与量および製剤化につい
て説明する。 式の化合物はそのまま、あるいは慣用の製剤担
体と共に動物および人に投与することができる。
投与形態としては、特に限定がなく、必要に応じ
適宜選択として使用され、錠剤、カプセル剤、顆
粒剤、細粒剤、散剤等の径口剤、注射剤、坐剤等
の非経口剤が挙げられる。 経口剤として所期の効果を発揮するためには、
患者の年令、体重、疾患の程度により異なるが、
通常成人で式の化合物の質量として0.1〜6gを、
1日数回にわけての服用が適当と思われる。 本発明において錠剤、カプセル剤、顆粒剤等の
経口剤は、例えばデンプン、乳糖、白糖、マンニ
ツト、カルボキシメチルセルロース、コーンスタ
ーチ、無機塩類等を用いて常法に従って製造され
る。 この種の製剤には、適宜前記賦形剤の他に、結
合剤、崩壊剤、界面活性剤、滑尺剤、流動性促進
剤、矯味剤、着色剤、香料等を使用することがで
きる。それぞれの具体例は以下に示す如くであ
る。 [結合剤] デンプン、テキストリン、アラビアゴム末、ゼ
ラチン、ヒドロキシプロピルスターチ、メチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウ
ム、ヒドロキシプロピピルセルロース、結晶セル
ロース、エチルセルロース、ポリビニルピロリド
ン、マクロゴール。 [崩壊剤] デンプン、ヒドロキシプロピルスターチ、カル
ボキシメチルセルロスナトリウム、カルボキシメ
チルセルロースカルシウム、カルボキシルメチル
セルロース、低置換ヒドロキシプロピルセルロー
ス。 [界面活性剤] ラウリル硫酸ナトリウム、大豆レシチン、シヨ
糖脂肪酸エステル、ポリソルベート80。 [滑沢剤] タルク、ロウ類、水素添加植物油、シヨ糖脂肪
酸エステル、ステアリン酸マグネシウム、ステア
リン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム、
ポリエチレングリコル。 [流動性促進剤] 軽質無水ケイ酸、乾燥水酸化アルミニウムゲ
ル、合成ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウ
ム。 また式の化合物へは、懸濁液、エマルジヨン
剤、シロツプ剤、エリキシル剤としても投与する
ことができ、これらの各種剤形には、矯味矯臭
剤、着色剤を含有してもよい。 非経口剤として所期の効果を発揮するために
は、患者の年令、体重、疾患の程度により異なる
が、通常成人で式の化合物の重量として1日1〜
100mgまでの静注、点滴静注、皮下注射、筋肉注
射が適当と思われる。 この非経口剤は常法に従つて製造され、希釈剤
として一般に注射用蒸留水、生理食塩水、ブドウ
糖水溶液、注射用植物油、ゴマ油、ラツカセイ
油、ダイズ油、トウモロコシ油、プロピレングリ
コール、ポリエチレングリコール等を用いること
ができる。さらに必要に応じて、殺菌剤、防腐
剤、安定剤を加えてもよい。また、この非経口剤
は安定性の点から、バイアル等に充填後冷凍し、
通常の凍結乾燥技術により水分を除去し、使用直
前に凍結乾燥物から液剤を再調製することもでき
る。更に、必要に応じて適宜、等張化剤、安定
剤、防腐剤、無痛化剤等を加えても良い。 その他の非経口剤としては、外用液剤、軟膏等
の塗布剤、直腸内投与のための坐剤等が挙げら
れ、常法に従つて製造される。 実施例 1 コーンスターチ 44g 結晶セルロース 40g カルボキシメチルセルロースカルシウム 5g 軽質無水ケイ酸 5g ステアリン酸マグネシウム 0.5gアリザリン 10g 計 100g 上記の処方に従つて〜を均一に混合し、打
錠機にて圧縮成型して一錠200mgの錠剤を得た。 この錠剤一錠には、アリザリン20mgが含有され
ており、成人1日5〜7錠を数回にわけて服用す
る。 実施例 2 結晶セルロース 84.5g ステアリン酸マグネシウム 0.5g カルボキシメチルセルロースカルシウム 5gアリザリンコンプレキソン 10g 計 100g 上記の処方に従つて、およびの一部を均
一に混合し、圧縮成型した後、粉砕し、および
の残量を加えて混合し、打錠機にて圧縮成型し
て一錠200mgの錠剤を得た。 この錠剤一錠には、アリザリンコンプレキソン
20mgが含有されており、成人1日5〜7錠を数回
にわけて服用する。 実施例 3 結晶セルロース 34.5g 10%ヒドロキシプロピルセルロースエタノー
ル溶液 50g カルボキシメチルセルロースカルシウム 5g ステアリン酸マグネシウム 0.5gアリザリンレツドS 10g 計 100g 上記の処方に従つて+、およびを均一に混
合し、常法によりねつ和し、押し出し造粒機によ
り造粒し、乾燥・解砕した後、およびを混合
し、打錠機にて圧縮成型して一錠200mgの錠剤を
得た。 この錠剤一錠には、アリザリンレツドS20mgが
含有されており、成人1日5〜7錠を数回にわけ
て服用する。 実施例 4 コーンスターチ 84g ステアリン酸マグネシウム 0.5g カルボキシチルセルロースカルシウム 5g 軽質無水ケイ酸 0.5gキナリザリン 10g 計 100g 上記の処方に従つて〜を均一に混合し、圧
縮成型機にて圧縮成型後、破砕機により粉砕機に
て圧縮成型後、破砕機により粉砕し、篩別して顆
粒剤を得た。 この顆粒剤1gには、キナリザリン100mgが含
有されており、成人1日1〜2.5gを数回にわて
け服用する。 実施例 5 結晶セルロース 55g 10%ヒドロキシプロピルセルロースエタノー
ル溶液 35gプルプリン 10g 計 100g 上記の処方に従つて〜を均一に混合し、ね
つ和した。押し出し造粒機により造粒後、乾燥
し、篩別して顆粒剤を得た。 この顆粒剤1gには、プルプリン100mgが含有
されており、成人1日1〜2.5gを数回にわけて
服用する。 実施例 6 コーンターチ 89.5g 軽質無水ケイ酸 0.5gアリザリンコンプレキソン 10g 計 100g 上記の処方に従つて〜を均一に混合し、
200mgを2号カプセルに充填した。 このカプセル剤1カプセルには、アリザリンコ
ンプレキソン20mgが含有されており、成人1日5
〜7カプセルを数回にわけて服用する。 実施例 7 注射用蒸留水 適量 ブドウ糖 200mgアリザリンコンプレキソン 10mg 全量 15ml 注射用蒸留水におよびを溶解させた後、5
mlのアンプルに注入し、121℃で15分間加圧滅菌
を行つて注射剤を得た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記式 (式中、R1、R2およびR3は同一または異なつ
て、水素原子または水酸基を表し、R4は水素原
子、スルホン酸基またはジカルボキシメチルアミ
ノメチル基を表す)で表されるアリザリン誘導体
およびその薬理学的に許容しうる塩を有効成分と
する抗レトロウイルス剤。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63220346A JPH0269415A (ja) | 1988-09-05 | 1988-09-05 | 抗レトロウイルス剤 |
| PCT/JP1988/000919 WO1989005141A1 (fr) | 1987-12-10 | 1988-09-12 | Medicament antiretroviral |
| AT88907791T ATE87204T1 (de) | 1987-12-10 | 1988-09-12 | Anti-retrovirales arzneimittel. |
| DE8888907791T DE3879688T2 (de) | 1987-12-10 | 1988-09-12 | Anti-retrovirales arzneimittel. |
| EP88907791A EP0348509B1 (en) | 1987-12-10 | 1988-09-12 | Anti-retroviral drug |
| KR1019890701470A KR920003577B1 (ko) | 1987-12-10 | 1988-09-12 | 항 레트로바이러스제 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63220346A JPH0269415A (ja) | 1988-09-05 | 1988-09-05 | 抗レトロウイルス剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0269415A JPH0269415A (ja) | 1990-03-08 |
| JPH0544925B2 true JPH0544925B2 (ja) | 1993-07-07 |
Family
ID=16749701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63220346A Granted JPH0269415A (ja) | 1987-12-10 | 1988-09-05 | 抗レトロウイルス剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0269415A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02270824A (ja) * | 1989-04-13 | 1990-11-05 | Snow Brand Milk Prod Co Ltd | 逆転写酵素阻害剤 |
-
1988
- 1988-09-05 JP JP63220346A patent/JPH0269415A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0269415A (ja) | 1990-03-08 |
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