JPH054505Y2 - - Google Patents

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JPH054505Y2
JPH054505Y2 JP13574086U JP13574086U JPH054505Y2 JP H054505 Y2 JPH054505 Y2 JP H054505Y2 JP 13574086 U JP13574086 U JP 13574086U JP 13574086 U JP13574086 U JP 13574086U JP H054505 Y2 JPH054505 Y2 JP H054505Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、下地に乾式工法によりタイル張面を
施工するタイル施工構造の改良に関する。
[従来の技術] 従来、この種のタイル施工構造としては、本出
願人の出願(実願昭60−70944号)に係る未公知
のものがある。即ち、このタイル施工構造は、第
8図及び第9図に示す如く、下位列タイル3Aの
上縁部3aを挟込む挿入部1aと該下位列タイル
3Aの上縁部3aを隠蔽する如き上位列タイルの
3Bの裏面側の段部3bを掛止する嵌入支持縁1
bとを有する複数本のタイル保持桟1,1…と、
該タイル保持桟1を下地Wに沿つて横架保持する
複数本の縦桟2,2…とよりなり、該縦桟2に形
成された保持溝2aに、前記タイル保持桟1に形
成されたフランジ部1cを掛止したものである。
各縦桟2は、凹状部2bの適所に穿設された長孔
2cにアンカーボルト(図示省略)が挿通され、
その凹状部2bが下地Wに接触した状態で固定さ
れる。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、前記タイル施工構造は、下地Wに各縦
桟材2の凹状部2bを接触させた状態で固定する
ため、次の如き欠点があつた。
(a) 下地Wの平面仕上精度が悪い場合には、縦桟
2,2…の保持溝2a,2a…が仮想同一平面
を形成しなくなる。その結果、縦桟2,2…に
タイル保持桟1,1…を掛止することが困難と
なるばかりか、タイル群表面の平面度等の仕上
状態が悪くなり非常に醜いタイル施工面とな
る。
(b) 上記問題点を解決するためには、下地Wに上
塗り等をして平面度を向上させるか、または下
地Wと縦桟材2の凹状部2bとの間にライナー
を介在させる手直し手段が考えられる。しか
し、いずれの手段も多くの手間及び時間を必要
とするため、施工コストの上昇と施工期間の長
期化を招く欠点がある。
本考案は、上記欠点を解決するためのタイル施
工構造の提供を目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案の要旨は、下位列タイルの上縁部を挾込
む挿入部と該下位列タイルの上縁部を隠蔽する如
き上位列タイルの裏面側の段部を掛止する嵌入支
持縁とを有するタイル保持桟と、該タイル保持桟
を下地に沿つて横架保持する縦桟とよりなり、該
縦桟に形成された保持溝に、前記タイル保持桟に
形成されたフランジ部を掛止したタイル施工構造
において、前記下地の適所にブラケツトが取着さ
れ、該ブラケツトに前記縦桟が下地外方向及び上
下方向へ移動調節可能な状態で取付けられている
ことである。
[作用] 下地に取着されたブラケツトに縦桟を取付ける
際に、縦桟を下地外方向及び上下方向へ移動調節
しつつ取付け、縦桟に形成された保持溝が同一仮
想平面を形成するようにすることができる。
[実施例の説明] 以下、本考案に係るタイル施工構造(以下、
「本案構造」という)を図面に示す実施例に基づ
いて説明する。なお、以下の説明において、第1
図、第2図及び第3図に示す如く、下地Wに沿つ
た左右方向をX方向、下地Wに沿つた上下方向を
Y方向及び下地外方向をZ方向とする。
(第1実施例) 第1図、第2図、第4図及び第5図は、本案構
造の第1実施例を示すものである。本案構造は、
ブラケツト14と縦桟12とタイル保持桟11と
タイル13とよりなる。
ブラケツト14は、第1図、第2図及び第5図
に示す如く、ステンレス等を素材とした短尺のア
ングル状に形成されており、片部14a,14b
には折曲げ辺14cの垂線方向(X方向又はZ方
向)に長い長孔14d,14eが夫々穿設されて
いる。長孔14dは下地Wに固着する際のアンカ
ーボルト挿通孔となり、長孔14eは縦桟12を
固定する際のボルト挿通孔となる。
前記縦桟12は、第1図、第2図及び第4図に
示す如く、ステンレス等を素材として縦方向(Y
方向)に長く形成され、帯状基板15における一
方の長手側縁15aには連続した折曲げ片16が
突設されていると共に他方の長手側縁15bには
切欠き部17を適宜ピツチPに形成しつつ折曲げ
片18が上記折曲げ片16と同方向又は逆方向に
突設されている。帯状基板15には、長手方向
(Y方向)に長い長孔15cが適宜ピツチPに穿
設されている。帯状基板15の長手側縁15bに
おける上記切欠き部17が形成された箇所には、
切欠き部17を始点として上下に適宜切込んで保
持溝12aが形成されている。帯状基板15の長
孔15c及び前記ブラケツト14の長孔14e
は、第2図Aに示す如く、対関係となり、両長孔
15c,14eに挿通したボルト19をナツト
(図示省略)で締付ける際に、縦桟12について
の下地Wに対するZ方向の突出寸法及びY方向位
置を微小調節することができる。なお、縦桟12
の長孔15c及びブラケツト14の長孔14eに
おける夫々の長手方向は、図示実施例に限定する
ものではなく、図示は省略したが、ブラケツト1
4の長孔14eをY方向に長く穿設すると共に縦
桟12の長孔15cをZ方向に長く穿設すること
も勿論可能である。
前記タイル保持桟11は、第1図及び第2図に
示す如く、アルミニユーム等を素材として左右方
向(X方向)に長く成形され、前記縦桟12の保
持溝12aに掛止されるフランジ部11cと、下
位列に位置するタイル13Aの上縁部13aを挾
み込むための下向き溝状の挿入部11aと、上位
列に位置するタイル13Bを支承するための上向
き溝状の支承部11dとが形成されている。該支
承部11dにおける起立縁部は、タイル13用の
嵌入支持縁11bとなつている。
前記タイル13は、第2図及び第6図に示す如
く、表面側上方に段部13cが形成され、裏面側
下方には、下位列に位置するタイルの上縁部13
aを隠蔽する段部13bが形成されていると共
に、該段部13bの内隅部に掛合溝13dが設け
られている。該掛合溝13dの深さ寸法は、前記
タイル保持桟11における嵌入支持縁11bの起
立高さよりも僅かに深くなされている。
次に、本案構造の施工手順を第1図及び第2図
に基づいて説明する。
第1工程は、第1図に示す如く、下地Wに、隅
だしによりブラケツト14,14…の取付け位置
を決定する。ブラケツト14は、下地Wの強度、
風圧力から計算して必要な数を取付けるが、基本
的には、水平方向(X方向)に600mmピツチで、
上下方向(Y方向)に900mmピツチで取付ける。
ブラケツト14の取付けは、アンカーボルト9で
行なう。
第2工程は、第2図Aに示す如く、ブラケツト
14,14…に縦桟12,12…をボルト・ナツ
ト19で仮留めし、上下方向(Y方向)及び下地
外方向(Z方向)の調節をした後、ボルト・ナツ
ト19を緊締して縦桟12を固定する。
第3工程は、第2図Bに示す如く、縦桟12,
12…の保持溝12a,12a…にタイル保持桟
11のフランジ部11cを引掛けることにより、
タイル保持桟11,11…を仮留めする。次に、
各タイル保持桟11の嵌入支持縁11b及び/又
はタイル13の掛合溝13dに接着剤20(同図
C参照、例えば、ブチルゴム系シーリング材)を
必要に応じて塗布し、タイル13の横ズレ、ガタ
つきを防止する。
第4工程は、第2図C,Dに示す如く、下位側
から上方側に向つて順に、上下のタイル保持桟1
1,11の間にタイル13,13…を嵌込む。タ
イル13の嵌込みは、上方のタイル保持桟11の
挿入部11aにタイル13の上縁部13aを差込
みつつ、タイル13の下方を下地W側へ押込んだ
後、下方のタイル保持桟11の嵌入支持縁11b
にタイル13の掛合溝13dを掛止する。次に、
上方のタイル保持桟11を下方に押付けた後、縦
桟12にタイル保持桟11をタツピングビス10
で固定し、第1図に示す如く施工を完了する。
なお、タイル保持桟11をタツピングビス10
で固定する時期としては、上記第4工程に限定す
るものではなく、図示は省略したが、上下のタイ
ル保持桟11,11の間にタイル13,13…を
嵌込む前に、縦桟12,12…の所定位置にタイ
ル保持桟12をタツピングビス10で固定するこ
とも勿論可能である。この場合のタイル13の嵌
込みは、タイル13の上縁部13aを上方のタイ
ル保持桟11の挿入部11a内に差込みつつタイ
ル13の下方段部13bをタイル保持桟11に当
接するまで下地W側に向つて押圧した後、タイル
13を下方へ移動させて下方のタイル保持桟11
の嵌入支持縁11bにタイル13の掛合溝13d
を掛止する。
(第2実施例) 第3図及び第7図は、本案構造の第2実施例を
示すものである。本実施例は、施工後のタイル群
の表面を鎧張り状態としたものであり、前記第1
実施例とは、タイル23の形状及びタイル保持桟
21の形状が若干異なるだけで、他の部分は同じ
である。
タイル23は、表面を平坦面とし、裏面下方寄
りに支承突起23fを突設して裏面下方に段部2
3bを形成してある。タイル保持桟21は、第3
図Bに示す如く、フランジ部21cから帯状支承
板21eを上反角θ(θは同図Cに示すようにタ
イル表面23eの傾斜角でもある)で突設し、タ
イル23の支承突起23fを安定支持するように
してある。
なお、第2実施例における施工手順は、前記第
1実施例の施工手順と同様にして行なう。
[本考案の効果] 以上詳述の如く、本考案に係るタイル施工構造
は、下地に取着されたブラケツトに縦桟を取付け
る際に、縦桟を下地外方向及び上下方向へ移動調
節しつつ取付け、縦桟に形成された保持溝の所定
部位が同一仮想平面を形成するようにすることが
できるので、次の如き実用的効果を有する。
下地の平面仕上精度が悪い場合であつても、
タイル保持桟を所定位置に取付けることが可能
となり、タイル群表面の平面度及びタイルの配
列状態が美麗なタイル施工面を得ることができ
る。
下地を平滑にするための手直し作業を必要と
しないため、従来に比べ施工コストを削減し且
つ施工期間を短縮することができる。
本考案は、乾式工法によるタイル施工構造で
あるため、下地に対してタイルをモルタルで張
る湿式工法に比べて、モルタル養生期間がなく
なり施工期間を短縮することができる。
下地にタイルを直接貼着することなく、下地
に対して縦桟及びタイル保持桟を介してタイル
を施工してあるので、下地に若干の亀裂が生じ
ただけでは、タイル施工壁面におけるタイル割
れ及びタイル剥離が生じることはない。
下地とタイルとの間に空気層が形成されるた
め、太陽熱等を遮断する断熱効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本考案に係るタイル施工構
造の実施例を示すものであつて、第1図は第1実
施例の全体を示す一部破截した斜視図、第2図A
〜Dは第1実施例の施工手順を説明する側断面
図、第3図A〜Dは第2実施例の施工手順を説明
する側断面図、第4図は縦桟を示す斜視図、第5
図はブラケツトを示す斜視図、第6図A,Bは第
1実施例に用いるタイルの正面図及び側面図、第
7図A,Bは第2実施例に用いるタイルの正面図
及び側面図、第8図及び第9図は従来のタイル施
工構造を示すものであつて、第8図は側断面図、
第9図は縦桟及びタイル保持桟を示す斜視図であ
る。 11,21……タイル保持桟、12……縦桟、
12a……保持溝、13,23……タイル、13
a,23a……上縁部、13b,23b……段
部、14……ブラケツト、W……下地。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下位列タイルの上縁部を挟込む挿入部と該下位
    列タイルの上縁部を隠蔽する如き上位列タイルの
    裏面側の段部を掛止する嵌入支持縁とを有するタ
    イル保持桟と、該タイル保持桟を下地に沿つて横
    架保持する縦桟とよりなり、該縦桟に形成された
    保持溝に、前記タイル保持桟に形成されたフラン
    ジ部を掛止したタイル施工構造において、前記下
    地の適所にブラケツトが取着され、該ブラケツト
    に前記縦桟が下地外方向及び上下方向へ移動調節
    可能な状態で取付けられていることを特徴とする
    タイル施工構造。
JP13574086U 1986-09-04 1986-09-04 Expired - Lifetime JPH054505Y2 (ja)

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JPS6342739U JPS6342739U (ja) 1988-03-22
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Families Citing this family (4)

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JPH0635043Y2 (ja) * 1988-06-22 1994-09-14 新日軽株式会社 壁面部へのタイル取付装置
JP2005344299A (ja) * 2004-05-31 2005-12-15 Kenji Omiya タイル,サイディング等外装材下地
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