JPH0545453B2 - - Google Patents
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- JPH0545453B2 JPH0545453B2 JP60020257A JP2025785A JPH0545453B2 JP H0545453 B2 JPH0545453 B2 JP H0545453B2 JP 60020257 A JP60020257 A JP 60020257A JP 2025785 A JP2025785 A JP 2025785A JP H0545453 B2 JPH0545453 B2 JP H0545453B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel drive
- differential
- state
- clutch
- wheels
- Prior art date
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- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
- Retarders (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、リミテツドスリツプデイフアレンシ
ヤルを備え、2輪駆動状態と4輪駆動状態との切
り換えができる4輪駆動車の差動制限制御装置に
関する。
ヤルを備え、2輪駆動状態と4輪駆動状態との切
り換えができる4輪駆動車の差動制限制御装置に
関する。
(従来の技術)
従来のリミテツドスリツプデイフアレンシヤル
としては、例えば「自動車工学全書9巻 動力伝
達装置」(昭和55年11月15日(株)山海堂発行)の323
ページ図5,30に示されるようなものが知られ
ている。
としては、例えば「自動車工学全書9巻 動力伝
達装置」(昭和55年11月15日(株)山海堂発行)の323
ページ図5,30に示されるようなものが知られ
ている。
この従来のリミテツドスリツプデイフアレンシ
ヤル(差動制限装置)は、デフケースとサイドギ
ヤとの間に多板クラツチが介装され、この多板ク
ラツチへの締結力をピニオンシヤフトとプレツシ
ヤリングとに形成されたカム機構で発生するスラ
スト力によつて付与させるものであつた。
ヤル(差動制限装置)は、デフケースとサイドギ
ヤとの間に多板クラツチが介装され、この多板ク
ラツチへの締結力をピニオンシヤフトとプレツシ
ヤリングとに形成されたカム機構で発生するスラ
スト力によつて付与させるものであつた。
従つて、駆動車輪の片輪が凍結路や砂地等の路
面摩擦係数の小さい路面でスリツプしたり、旋回
時に片輪が浮いたりした場合等においては、リミ
テツドスリツプデイフアレンシヤルの両サイドギ
ヤとデフケースとの間に相対運動が生じ、これに
よつて多板クラツチへの締結力が高まり、差動を
制限して、低速回転側への伝達トルクを高めるも
のであつた。
面摩擦係数の小さい路面でスリツプしたり、旋回
時に片輪が浮いたりした場合等においては、リミ
テツドスリツプデイフアレンシヤルの両サイドギ
ヤとデフケースとの間に相対運動が生じ、これに
よつて多板クラツチへの締結力が高まり、差動を
制限して、低速回転側への伝達トルクを高めるも
のであつた。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、このような従来のリミテツドス
リツプデイフアレンシヤルにあつては、トランス
フアレシオ特性(左右輪への駆動力配分率特性)
が機械的構造で一義的に定まつており、パートタ
イム方式の4輪駆動車に用いても、駆動状態(2
輪駆動または4輪駆動)とは無関係に差動の制限
がなされていたため、いわゆる良路で2輪駆動を
選択している場合には、リミテツドスリツプデイ
フアレンシヤルの差動制限が働いてしまい、コー
ナリング時にアンダーステアが強くでてしまうと
いう問題点があつたし、高横加速度旋回時に駆動
輪間で差動制限が働いたならば、内輪駆動輪の接
地荷重が減少し、内輪から流出しようとするトル
クが全て外輪を介して路面に伝わり、車両をスピ
ンさせる方向のモーメントを発生させるという問
題点があつた。また低摩擦係数路で4輪駆動を選
択している場合には、差動制限の要求があるにも
かかわらず、左右輪に回転差を生じない限り、差
動制限が働かないという問題点があつた。
リツプデイフアレンシヤルにあつては、トランス
フアレシオ特性(左右輪への駆動力配分率特性)
が機械的構造で一義的に定まつており、パートタ
イム方式の4輪駆動車に用いても、駆動状態(2
輪駆動または4輪駆動)とは無関係に差動の制限
がなされていたため、いわゆる良路で2輪駆動を
選択している場合には、リミテツドスリツプデイ
フアレンシヤルの差動制限が働いてしまい、コー
ナリング時にアンダーステアが強くでてしまうと
いう問題点があつたし、高横加速度旋回時に駆動
輪間で差動制限が働いたならば、内輪駆動輪の接
地荷重が減少し、内輪から流出しようとするトル
クが全て外輪を介して路面に伝わり、車両をスピ
ンさせる方向のモーメントを発生させるという問
題点があつた。また低摩擦係数路で4輪駆動を選
択している場合には、差動制限の要求があるにも
かかわらず、左右輪に回転差を生じない限り、差
動制限が働かないという問題点があつた。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、上述のような問題点を解決すること
を目的としてなされたもので、この目的達成のた
めに本発明では、以下に述べる解決手段とした。
を目的としてなされたもので、この目的達成のた
めに本発明では、以下に述べる解決手段とした。
本発明の解決手段を第1図のクレーム概念図に
より説明すると、2輪駆動状態と4輪駆動状態と
の切り換えを行なう駆動切換クラツチ1と、前記
2輪駆動状態及び4輪駆動状態のいずれの状態に
おいても駆動される側の車輪2,2′の駆動軸間
に、該車輪2,2′の左右回転数差の発生を防止
するクラツチ要素3を具備したリミテツドスリツ
プデイフアレンシヤル4が設けられた4輪駆動車
において、前記リミテツドスリツプデイフアレン
シヤル4にクラツチ要素3の締結状態を外部入力
により可変とするアクチユエータ5を設け、該ア
クチユエータ5に対し、前記駆動切換クラツチ1
の切換操作に基づき、2輪駆動状態の時はクラツ
チ要素3を解放側に移行させる解放信号を出力
し、4輪駆動状態の時はクラツチ要素3を締結側
へ移行させる締結信号を出力する締結状態制御手
段6を設けた。
より説明すると、2輪駆動状態と4輪駆動状態と
の切り換えを行なう駆動切換クラツチ1と、前記
2輪駆動状態及び4輪駆動状態のいずれの状態に
おいても駆動される側の車輪2,2′の駆動軸間
に、該車輪2,2′の左右回転数差の発生を防止
するクラツチ要素3を具備したリミテツドスリツ
プデイフアレンシヤル4が設けられた4輪駆動車
において、前記リミテツドスリツプデイフアレン
シヤル4にクラツチ要素3の締結状態を外部入力
により可変とするアクチユエータ5を設け、該ア
クチユエータ5に対し、前記駆動切換クラツチ1
の切換操作に基づき、2輪駆動状態の時はクラツ
チ要素3を解放側に移行させる解放信号を出力
し、4輪駆動状態の時はクラツチ要素3を締結側
へ移行させる締結信号を出力する締結状態制御手
段6を設けた。
(作用)
従つて、本発明の4輪駆動車の差動制限制御装
置では、上述のような手段としたことで、2輪駆
動状態の時は、締結状態制御手段6において、ク
ラツチ要素3を解放側に移行させる解放信号が出
力されるため、リミテツドスリツプデイフアレン
シヤル4が差動制限作用のない普通のデイフアレ
ンシヤルとなる。
置では、上述のような手段としたことで、2輪駆
動状態の時は、締結状態制御手段6において、ク
ラツチ要素3を解放側に移行させる解放信号が出
力されるため、リミテツドスリツプデイフアレン
シヤル4が差動制限作用のない普通のデイフアレ
ンシヤルとなる。
これにより、2輪駆動状態における旋回初期の
アンダーステアの防止が図られる。
アンダーステアの防止が図られる。
また、高横加速度旋回時には内側駆動輪の接地
荷重が減少した場合に外側駆動輪のみにトルクが
伝達されることにより発生する車両スピンが防止
される。
荷重が減少した場合に外側駆動輪のみにトルクが
伝達されることにより発生する車両スピンが防止
される。
一方、4輪駆動状態の時は、締結状態制御手段
6において、クラツチ要素3を締結側に移行させ
る締結信号が出力されるため、リミテツドスリツ
プデイフアレンシヤル4により差動制限作用が発
揮される。
6において、クラツチ要素3を締結側に移行させ
る締結信号が出力されるため、リミテツドスリツ
プデイフアレンシヤル4により差動制限作用が発
揮される。
これにより、4輪駆動状態における低摩擦係数
路での走破性の向上が図られる。
路での走破性の向上が図られる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
尚、この実施例を述べるにあたつて、後輪駆動を
ベースにしたパートタイム方式の4輪駆動車を例
にとる。
尚、この実施例を述べるにあたつて、後輪駆動を
ベースにしたパートタイム方式の4輪駆動車を例
にとる。
まず、第2図〜第4図に示す実施例について、
その構成を説明する。
その構成を説明する。
実施例の4輪駆動車Aは、第2図に示すよう
に、エンジン11、トランスミツシヨン12、ト
ランスフア13、駆動切換レバー14、ピストン
15、マスタシリンダ16、油圧パイプ17、前
輪駆動軸18、後輪駆動軸19、リミテツドスリ
ツプデイフアレンシヤル20、左右のドライブシ
ヤフト21,21′、後輪22,22′、を備えて
いる。
に、エンジン11、トランスミツシヨン12、ト
ランスフア13、駆動切換レバー14、ピストン
15、マスタシリンダ16、油圧パイプ17、前
輪駆動軸18、後輪駆動軸19、リミテツドスリ
ツプデイフアレンシヤル20、左右のドライブシ
ヤフト21,21′、後輪22,22′、を備えて
いる。
上記駆動切換レバー14は、車室内での運転者
の操作によつて4輪駆動状態と2輪駆動状態とを
切り換えるレバーで、第2図の前方側にレバーを
押すと、レバー支点23を中心に回動して、トラ
ンスフア13の駆動切換クラツチ13aが接続さ
れ、トランスミツシヨン12からの駆動力が前輪
側と後輪側とに駆動配分される4輪駆動状態とな
る。
の操作によつて4輪駆動状態と2輪駆動状態とを
切り換えるレバーで、第2図の前方側にレバーを
押すと、レバー支点23を中心に回動して、トラ
ンスフア13の駆動切換クラツチ13aが接続さ
れ、トランスミツシヨン12からの駆動力が前輪
側と後輪側とに駆動配分される4輪駆動状態とな
る。
また、駆動切換レバー14を、第2図の後方側
へ引くと、レバー支点23を中心に回動して、駆
動切換クラツチ13aの接続が解除され、トラン
スミツシヨン12からの駆動力が後輪側にのみ駆
動配分される2輪駆動状態となる。
へ引くと、レバー支点23を中心に回動して、駆
動切換クラツチ13aの接続が解除され、トラン
スミツシヨン12からの駆動力が後輪側にのみ駆
動配分される2輪駆動状態となる。
上記ピストン15は、前記駆動切換レバー14
へコネクテイングロツド24により連結されたも
ので、駆動切換レバー14のレバー操作に従つて
マスタシリンダ16内を往復動する。
へコネクテイングロツド24により連結されたも
ので、駆動切換レバー14のレバー操作に従つて
マスタシリンダ16内を往復動する。
上記油圧パイプ17は、一端がマスタシリンダ
16のシリンダ室25に連結され、他端がリミテ
ツドスリツプデイフアレンシヤル20の油圧ポー
ト26に連結されたもので、この油圧パイプ17
及びシリンダ室25にはオイルが封入されてい
る。
16のシリンダ室25に連結され、他端がリミテ
ツドスリツプデイフアレンシヤル20の油圧ポー
ト26に連結されたもので、この油圧パイプ17
及びシリンダ室25にはオイルが封入されてい
る。
尚、前記駆動切換レバー14の4輪駆動側への
操作力は、ピストン15を動かすことで、オイル
の圧力を高め油圧に変換される。
操作力は、ピストン15を動かすことで、オイル
の圧力を高め油圧に変換される。
上記リミテツドスリツプデイフアレンシヤル2
0は、第3図に示すように、ハウジンング27、
デフケース28、リングギヤ29、サイドギヤ3
0,30′ピニオンシヤフト31、プレツシヤリ
ング32,32′、多板クラツチ33,33′、リ
アクシヨンプレート34,34′、ニードルベア
リング35,35′、油圧ピストン36を備えて
いる。
0は、第3図に示すように、ハウジンング27、
デフケース28、リングギヤ29、サイドギヤ3
0,30′ピニオンシヤフト31、プレツシヤリ
ング32,32′、多板クラツチ33,33′、リ
アクシヨンプレート34,34′、ニードルベア
リング35,35′、油圧ピストン36を備えて
いる。
尚、図中37,38は車体へ取付けるためのス
タツドボルト、39,39′はデフケース28を
支持するテーパローラベアリング、40はピニオ
ンギヤ、41はピニオンメートギヤ、42,4
2′はスペーサ、43はプツシユロツド、44は
圧油室である。
タツドボルト、39,39′はデフケース28を
支持するテーパローラベアリング、40はピニオ
ンギヤ、41はピニオンメートギヤ、42,4
2′はスペーサ、43はプツシユロツド、44は
圧油室である。
上記ピニオンシヤフト31の端部は、第4図に
示すように、方形断面図31aに形成され、この
方形断面部31aに係合する角溝32a,32
a′がプレツシヤリング32,32′に形成された
もので、カム作用による多板クラツチ33,3
3′への締結力が発生しないように構成されてい
る。
示すように、方形断面図31aに形成され、この
方形断面部31aに係合する角溝32a,32
a′がプレツシヤリング32,32′に形成された
もので、カム作用による多板クラツチ33,3
3′への締結力が発生しないように構成されてい
る。
上記多板クラツチ33,33′は、前記デフケ
ース28と前記プレツシヤリング32,32′と
の間に介装されたもので、デフケース28側に回
転方向固定されたフリクシヨンプレート32a,
32a′と、サイドギヤ30,30′側に回転方向
固定されたフリクシヨンデイスク33b,33
b′とによつて構成されている。
ース28と前記プレツシヤリング32,32′と
の間に介装されたもので、デフケース28側に回
転方向固定されたフリクシヨンプレート32a,
32a′と、サイドギヤ30,30′側に回転方向
固定されたフリクシヨンデイスク33b,33
b′とによつて構成されている。
尚、多板クラツチ33,33′のデフケース2
8側には、リアクシヨンプレート34,34′が
当接され、油圧ピストン36からの締結力をリア
クシヨンプレート34,34′を介して多板クラ
ツチ33,33′に付与するように構成されてい
ると共に、締結力の反力はハウジング27によつ
て支持するように構成されている。
8側には、リアクシヨンプレート34,34′が
当接され、油圧ピストン36からの締結力をリア
クシヨンプレート34,34′を介して多板クラ
ツチ33,33′に付与するように構成されてい
ると共に、締結力の反力はハウジング27によつ
て支持するように構成されている。
ここで、実施例における構成と、クレームにお
ける構成との対比をしてみると、実施例で機械的
構成で制御を行なうようにしているために、駆動
状態の検出手段及び締結力制御手段が駆動切換レ
バー14のレバー操作に相当し、締結力解放信号
が解放油圧(または低油圧)に相当し、締結力信
号が高油圧に相当し、さらに、アクチユエータが
油圧ピストン36に相当する。
ける構成との対比をしてみると、実施例で機械的
構成で制御を行なうようにしているために、駆動
状態の検出手段及び締結力制御手段が駆動切換レ
バー14のレバー操作に相当し、締結力解放信号
が解放油圧(または低油圧)に相当し、締結力信
号が高油圧に相当し、さらに、アクチユエータが
油圧ピストン36に相当する。
また、実施例では摩擦クラツチ要素として多板
クラツチ33,33′が用いられ、クラツチ締結
力の発生手段としてピストン15及びマスタシリ
ンダ16が用いられ、締結力の駆動源は駆動切換
レバー14のレバー操作力である。
クラツチ33,33′が用いられ、クラツチ締結
力の発生手段としてピストン15及びマスタシリ
ンダ16が用いられ、締結力の駆動源は駆動切換
レバー14のレバー操作力である。
次に実施例の作用を説明する。
(イ) 2輪駆動状態の時
運転者が駆動切換レバー14を2輪駆動側に
選択した場合、レバー操作によつてピストン1
5はシリンダ室25の容積を拡大する方向に移
動することで、油圧パイプ17の油圧はほとん
どゼロに等しいか、きわめて低圧の解放圧とな
る。
選択した場合、レバー操作によつてピストン1
5はシリンダ室25の容積を拡大する方向に移
動することで、油圧パイプ17の油圧はほとん
どゼロに等しいか、きわめて低圧の解放圧とな
る。
このため、油圧ピストン36への油圧供給に
よる多板クラツチ33,33′への締結力は発
生せず、リミテツドスリツプデイフアレンシヤ
ル20は差動制限作用のない普通のデイフアレ
ンシヤルとなる。
よる多板クラツチ33,33′への締結力は発
生せず、リミテツドスリツプデイフアレンシヤ
ル20は差動制限作用のない普通のデイフアレ
ンシヤルとなる。
従つて、2輪駆動状態でのコーナリング時
に、差動制限が働いて強いアンダーステア傾向
になることを防止することができる。
に、差動制限が働いて強いアンダーステア傾向
になることを防止することができる。
また、高横加速度旋回時、差動制限作用を働
かせると、内側駆動輪の接地荷重が減少した場
合に外側駆動輪のみにトルクが伝達されること
により車両スピンが発生することになるが、こ
の場合、差動制限作用がないことで、上記車両
スピンを防止することができる。
かせると、内側駆動輪の接地荷重が減少した場
合に外側駆動輪のみにトルクが伝達されること
により車両スピンが発生することになるが、こ
の場合、差動制限作用がないことで、上記車両
スピンを防止することができる。
(ロ) 4輪駆動状態の時
悪路、雪路、泥ねい路等の低摩擦係数路を走
行する際に、運転者が駆動切換レバー14を4
輪駆動側に選択した場合、レバー操作によつて
ピストン15はシリンダ室25の容積を縮小す
る方向に移動することで、シリンダ室25内の
油圧が上昇し、油圧パイプ17内は高油圧状態
となる。
行する際に、運転者が駆動切換レバー14を4
輪駆動側に選択した場合、レバー操作によつて
ピストン15はシリンダ室25の容積を縮小す
る方向に移動することで、シリンダ室25内の
油圧が上昇し、油圧パイプ17内は高油圧状態
となる。
このために、油圧パイプ17から、油圧ポー
ト26及び油圧室44を経過して油圧ピストン
36には高油圧が付与され、この高油圧によつ
て多板クラツチ33,33′は締結され、リミ
テツドスリツプデイフアレンシヤル20は常時
差動制限作用を発揮するデイフアレンシヤルに
なる。
ト26及び油圧室44を経過して油圧ピストン
36には高油圧が付与され、この高油圧によつ
て多板クラツチ33,33′は締結され、リミ
テツドスリツプデイフアレンシヤル20は常時
差動制限作用を発揮するデイフアレンシヤルに
なる。
従つて、4輪駆動状態では、差動制限作用に
より、片輪がスリツプする場合のみならず、左
右の両輪がスリツプしても駆動力が伝達され、
悪路や雪路等の低摩擦係数路での走行性能が向
上する。
より、片輪がスリツプする場合のみならず、左
右の両輪がスリツプしても駆動力が伝達され、
悪路や雪路等の低摩擦係数路での走行性能が向
上する。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計変更等があつても本発明に含まれる。
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計変更等があつても本発明に含まれる。
例えば、実施例では電気的なセンサやコントロ
ールユニツトやアクチユエータを用いたが、全て
機械的構成でもつて差動制限の制御を行なうよう
にしたが、2輪駆動状態と4輪駆動状態とを検出
するスイツチやセンサを用い、駆動状態信号を入
力し、入力信号に応じて電気信号である締結力開
放信号または締結力信号をソレノイド等によるア
クチユエータに出力するコントロールユニツトを
設けるようにしたものや、機械的構成と電気的構
成を組合せたもの等を用いたものであつてもよ
い。
ールユニツトやアクチユエータを用いたが、全て
機械的構成でもつて差動制限の制御を行なうよう
にしたが、2輪駆動状態と4輪駆動状態とを検出
するスイツチやセンサを用い、駆動状態信号を入
力し、入力信号に応じて電気信号である締結力開
放信号または締結力信号をソレノイド等によるア
クチユエータに出力するコントロールユニツトを
設けるようにしたものや、機械的構成と電気的構
成を組合せたもの等を用いたものであつてもよ
い。
また、クラツチ締結力として用いられる油圧
も、オイルポンプからの油圧を利用してもよい。
も、オイルポンプからの油圧を利用してもよい。
(発明の効果)
以上説明してきたように、本発明の4輪駆動車
の差動制限制御装置にあつては、2輪駆動状態及
び4輪駆動状態のいずれの状態においても駆動さ
れる側の車輪の駆動軸間に、該車輪の左右回転数
差の発生を防止するクラツチ要素を具備したリミ
テツドスリツプデイフアレンシヤルが設けられた
4輪駆動車において、前記リミテツドスリツプデ
イフアレンシヤルにクラツチ要素の締結状態を外
部入力により可変とするアクチユエータを設け、
該アクチユエータに対し、前記駆動切換クラツチ
の切換操作に基づき、2輪駆動状態の時はクラツ
チ要素を解放側に移行させる解放信号を出力し、
4輪駆動状態の時はクラツチ要素を締結側へ移行
させる締結信号を出力する締結状態制御手段を設
けたため、2輪駆動状態における旋回初期のアン
ダーステアの防止及び高横加速度旋回時の車両ス
ピン防止と、4輪駆動状態における低摩擦係数路
での走破性の向上を図ることができるという効果
が得られる。
の差動制限制御装置にあつては、2輪駆動状態及
び4輪駆動状態のいずれの状態においても駆動さ
れる側の車輪の駆動軸間に、該車輪の左右回転数
差の発生を防止するクラツチ要素を具備したリミ
テツドスリツプデイフアレンシヤルが設けられた
4輪駆動車において、前記リミテツドスリツプデ
イフアレンシヤルにクラツチ要素の締結状態を外
部入力により可変とするアクチユエータを設け、
該アクチユエータに対し、前記駆動切換クラツチ
の切換操作に基づき、2輪駆動状態の時はクラツ
チ要素を解放側に移行させる解放信号を出力し、
4輪駆動状態の時はクラツチ要素を締結側へ移行
させる締結信号を出力する締結状態制御手段を設
けたため、2輪駆動状態における旋回初期のアン
ダーステアの防止及び高横加速度旋回時の車両ス
ピン防止と、4輪駆動状態における低摩擦係数路
での走破性の向上を図ることができるという効果
が得られる。
第1図は本発明の4輪駆動車の差動制限制御装
置のクレーム対応図、第2図は実施例装置を示す
全体図、第3図は実施例装置のリミテツドスリツ
プデイフアレンシヤルを示す断面図、第4図は第
3図の矢印Z方向からみた図である。 1……駆動切換クラツチ、2,2′……車輪
(常駆動輪)、3……クラツチ要素、4……リミテ
ツドスリツプデイフアレンシヤル、5……アクチ
ユエータ、6……締結状態制御手段。
置のクレーム対応図、第2図は実施例装置を示す
全体図、第3図は実施例装置のリミテツドスリツ
プデイフアレンシヤルを示す断面図、第4図は第
3図の矢印Z方向からみた図である。 1……駆動切換クラツチ、2,2′……車輪
(常駆動輪)、3……クラツチ要素、4……リミテ
ツドスリツプデイフアレンシヤル、5……アクチ
ユエータ、6……締結状態制御手段。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 2輪駆動状態と4輪駆動状態との切り換えを
行なう駆動切換クラツチと、 前記2輪駆動状態及び4輪駆動状態のいずれの
状態においても駆動される側の車輪の駆動軸間
に、該車輪の左右回転数差の発生を防止するクラ
ツチ要素を具備したリミテツドスリツプデイフア
レンシヤルが設けられた4輪駆動車において、 前記リミテツドスリツプデイフアレンシヤルに
クラツチ要素の締結状態を外部入力により可変と
するアクチユエータを設け、 該アクチユエータに対し、前記駆動切換クラツ
チの切換操作に基づき、2輪駆動状態の時はクラ
ツチ要素を解放側に移行させる解放信号を出力
し、4輪駆動状態の時はクラツチ要素を締結側へ
移行させる締結信号を出力する締結状態制御手段
を設けたことを特徴とする4輪駆動車の差動制限
制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2025785A JPS61178233A (ja) | 1985-02-05 | 1985-02-05 | 4輪駆動車の差動制限制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2025785A JPS61178233A (ja) | 1985-02-05 | 1985-02-05 | 4輪駆動車の差動制限制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61178233A JPS61178233A (ja) | 1986-08-09 |
| JPH0545453B2 true JPH0545453B2 (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=12022139
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2025785A Granted JPS61178233A (ja) | 1985-02-05 | 1985-02-05 | 4輪駆動車の差動制限制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61178233A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0815851B2 (ja) * | 1987-10-09 | 1996-02-21 | 日産自動車株式会社 | 差動制限装置 |
| JP2548229B2 (ja) * | 1987-10-09 | 1996-10-30 | 日産自動車株式会社 | 四輪駆動車の駆動力配分制御装置 |
| JPH0764219B2 (ja) * | 1988-01-18 | 1995-07-12 | 本田技研工業株式会社 | 車両の前後輪駆動装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4412459A (en) * | 1981-04-15 | 1983-11-01 | Eaton Corporation | Controlled differential |
| JPS6167632A (ja) * | 1984-09-11 | 1986-04-07 | Aisin Warner Ltd | 4輪駆動自動車 |
-
1985
- 1985-02-05 JP JP2025785A patent/JPS61178233A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61178233A (ja) | 1986-08-09 |
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