JPH0546249U - コンバインの脱穀装置における伝動装置 - Google Patents
コンバインの脱穀装置における伝動装置Info
- Publication number
- JPH0546249U JPH0546249U JP10665191U JP10665191U JPH0546249U JP H0546249 U JPH0546249 U JP H0546249U JP 10665191 U JP10665191 U JP 10665191U JP 10665191 U JP10665191 U JP 10665191U JP H0546249 U JPH0546249 U JP H0546249U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grain
- torque limiter
- transmission system
- sandwiching
- clutch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Threshing Machine Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンバイン用脱穀装置の穀稈挟持搬送体に専
用クラッチを設けたもので、穀稈挟持搬送体への伝動系
の重量軽減と製作コストの低減を図る。 【構成】 脱穀装置4の穀稈挟持搬送体8への伝動系に
トルクリミッター装置24を設け、伝動系のトルクリミ
ッター装置24よりも下手側に穀稈挟持搬送体8のクラ
ッチ装置31を配設した。
用クラッチを設けたもので、穀稈挟持搬送体への伝動系
の重量軽減と製作コストの低減を図る。 【構成】 脱穀装置4の穀稈挟持搬送体8への伝動系に
トルクリミッター装置24を設け、伝動系のトルクリミ
ッター装置24よりも下手側に穀稈挟持搬送体8のクラ
ッチ装置31を配設した。
Description
【0001】
本考案は、コンバインの脱穀装置に設けた穀稈挟持搬送体への伝動装置に関す るものである。
【0002】
従来、脱穀装置の穀稈挟持搬送体への伝動系にクラッチ装置を設け、例えば機 体回向時に穀稈挟持搬送体の駆動を停止させることにより、圃場の端の機体回行 位置で排藁が圃場へ落下するのを防止し、後の刈取工程においてクローラで排藁 を踏みつけないようにするものは公知である。
【0003】
穀稈を挟持したままの状態で停止している穀稈挟持搬送体をクラッチ装置によ り起動させると衝撃的な起動負荷が発生するが、上記従来のものは、この起動負 荷即ち衝撃トルクが穀稈挟持搬送体への伝動系へ直接に加わるため、伝動系の構 成部材が変形破損することがあり、これを防止するためには伝動系の強度を過大 にアップさせねばならず、伝動系の必要以上の重量増加及びコスト高を招いてい た。 本考案の課題は、上記従来の問題点を一掃する点にある。
【0004】
本考案は、脱穀装置の穀稈挟持搬送体への伝動系にトルクリミッター装置を設 けると共に、上記伝動系のトルクリミッター装置よりも下手側に前記穀稈挟持搬 送体のクラッチ装置を配設したことを特徴とするものである。
【0005】
例えば、コンバインによる刈取作業中、圃場の端で機体を回向する時は穀稈挟 持搬送体8のクラッチ装置31を断とし、穀稈挟持搬送体8の駆動を停止させて 排藁が排出されない状態で機体回向を行い、回向が終わるとクラッチ装置31を 再び入とし穀稈挟持搬送体8を駆動させて刈取作業を続行する。 この時、穀稈が挟持された状態のままの穀稈挟持搬送体8をクラッチ装置31 の入り作動により起動させると衝撃的な起動負荷が発生するが、伝動系に設けた トルクリミッター装置24が上記起動負荷に対して一旦瞬時に作動するから上記 負荷が緩和され、従って伝動系に対して衝撃的な起動負荷即ち衝撃トルクが加わ ることがない。 更に、クラッチ装置31はトルクリミッター装置24より伝動系下手側に設け てあるから、クラッチ装置31が動力断の状態でもトルクリミッター装置24は 回転伝達しており、クラッチ装置31の入り作動による起動負荷は回転伝達状態 のトルクリミッター装置24に作用する。従って、この場合のトルクリミッター 装置24の切れ作動は前述の穀稈挟持搬送体8に穀稈が詰まった場合とほぼ同じ 大きさの通常の切れトルクで行われるから、トルクリミッター装置24は確実に 作動する。
【0006】
本考案の1実施例を図1乃至図5に基づいて説明する。図1は脱粒部への伝動 ギヤケースの断面図である。図2はコンバインの側面図である。図3は伝動系統 図である。図4はトルクリミッター装置の拡大図である。図5はクラッチ装置の 拡大図である。 1はコンバインの機台、2は機台1の前部に取り付けた前処理装置、3はクロ ーラ、4は脱穀装置である。 上記前処理装置2は前処理フレーム2aと機台1との間に設けられた油圧シリ ンダー6により支点5を中心に上下回動可能に構成されている。7は前処理装置 2に設けた揚上搬送帯である。上記脱穀装置4は上部の脱粒部4aと下部の選別 部4bよりなり、脱粒部4aは扱胴10、その側方に配設された穀稈挟持搬送体 8、その後方の排藁搬送体9等により構成されており、選別部4bは揺動選別体 11、一番ラセン12、二番ラセン13、圧風ファン14、吸引ファン15等で 構成されている。そして、前処理装置2で刈り取られた穀稈は揚上搬送帯7で揚 上され穀稈挟持搬送体8に引き継がれ、穀稈挟持搬送体8で挟持搬送されつつ脱 粒部4aで脱穀処理され、処理済の排藁が排藁搬送体9に引き継がれて機外に落 下排出される。
【0007】 次に、脱穀装置4及び穀稈挟持搬送体8への伝動系について、図1及び図3乃 至図5に基づき説明する。 40はエンジン、17は脱穀装置4への入力プーリー、18は脱穀装置4の選 別部4bへの入力プーリー、19は脱穀装置4への入力軸、16は脱穀装置4の 脱粒部4aへの伝動ギヤケースである。20は扱胴10への入力軸であり上記入 力軸19からベベルギヤ等を介して伝動される。32は穀稈挟持搬送体8及び排 藁搬送体9の駆動軸であり、その一端に取り付けたスプロケット37から排藁搬 送体9へ伝動され、他端に取り付けたスプロケット8aにより穀稈挟持搬送体8 が駆動される。上記駆動軸32は前記入力軸19から、該入力軸19に固定され たギヤ19a、中間軸22に遊嵌されたギヤ21及びギヤ23、トルクリミッタ ー装置24及びクラッチ装置31を介して動力伝達される。 上記トルクリミッター装置24は、回転軸25、該回転軸25にスプライン嵌 合されたギヤ26、該ギヤ26のボス部に遊嵌され前記ギヤ23と噛み合うと共 に一側に爪28bを有する中間ギヤ27、回転軸25に対して軸方向に摺動自在 にスプライン嵌合されると共に上記中間ギヤ27と対向する側に上記爪28bと 噛み合う爪28aを突設したカム体29、及び該カム体29を常時中間ギヤ27 の方向に付勢する弾機30等により構成されている。
【0008】 前記クラッチ装置31は、前記駆動軸32に遊嵌され前記ギヤ26と噛み合う と共に一側にクラッチ爪34bを突設したクラッチギヤ33、駆動軸32に対し て軸方向に摺動自在にスプライン嵌合されると共に上記クラッチギヤ33と対向 する側に上記クラッチ爪34bと噛み合うクラッチ爪34aを突設したクラッチ カム35、該クラッチカム35を常時クラッチギヤ33の方向に付勢する弾機3 6、及びクラッチカム35を摺動切り換えして動力を断続するシフター38等に より構成されている。 尚、上記伝動系において、ギヤ19aとギヤ21、ギヤ23と中間ギヤ27、 及びギヤ26とクラッチギヤ33の夫々の噛み合いにおいて順次回転数が低下せ られ、穀稈挟持搬送体8の駆動軸32は入力軸19に対して低回転となるにうよ 構成されている。 前記前処理装置2の前処理フレーム2aと上記シフター38とはワイヤー39 で連結されており、前処理装置2が上昇するとシフター38が作動しクラッチ装 置31が動力断となり穀稈挟持搬送体8が停止するように連動構成されている。 更に、前処理フレーム2aと前処理装置2のベルトテンションクラッチ41もワ イヤー42で連結されており、前処理装置2が上昇すると前処理装置2の駆動が 停止するように構成されている。
【0009】 上述の構成において、コンバインにおける刈取作業中、穀稈挟持搬送体8又は 排藁搬送体9で穀稈の詰まりが発生するとトルクリミッター装置24が作動して 穀稈挟持搬送体8及び排藁搬送体9の動力が断たれ、伝動系の破損等が防止され る。 また、圃場の端で機体を回向する時は手動操作レバー(図示せず)を操作して 前処理装置2を上昇させるが、これに連動して前処理装置2の駆動が断たれると 共に、クラッチ装置31が切りとなり穀稈挟持搬送体8及び排藁搬送体9が停止 する。従って圃場の端の機体回向位置では排藁が圃場に排出落下されることがな く、後の刈取工程でクローラに排藁が踏みつけられるようなことがない。そして 機体回向が終わると前処理装置2を下降させるが、これに連動して前処理装置2 が駆動すると共にクラッチ装置31が再び入りとなり穀稈挟持搬送体8及び排藁 搬送体9が駆動する。この時、穀稈が挟持された状態のままで穀稈挟持搬送体8 が起動させられるから、衝撃的な起動負荷が発生するが、伝動系に設けたトルク リミッター装置24が上記起動負荷に対して一旦瞬時に切れ作動することにより 上記負荷が緩和される。従って、伝動系に対して衝撃的な起動負荷即ち衝撃トル クが加わることがない。 また、例えばトルクリミッター装置24よりも伝動系上手側にクラッチ装置3 1を設けると、クラッチ装置31の切りで回転が停止している状態のトルクリミ ッター装置24に対してクラッチ装置31の入りによる起動負荷が作用するから 、トルクリミッター装置24の切れトルクが大きくなりトルクリミッター装置2 4が切れ作動しないことが考えられるが、本考案においては、クラッチ装置31 がトルクリミッター装置24より伝動系下手側に設けてあるから、クラッチ装置 31が切りの状態でもトルクリミッター装置24は回転伝達しており、クラッチ 装置31の入り作動による起動負荷は回転伝達状態のトルクリミッター装置24 に作用する。従って、この場合のトルクリミッター装置24の切れ作動は前述の 穀稈挟持搬送体8に穀稈が詰まった場合とほぼ同じ大きさの通常の切れトルクで 行われるから、トルクリミッター装置24は確実に作動する。
【0010】 また、上記クラッチ装置31を最終軸である穀稈挟持搬送体8の駆動軸32に 設け、トルクリミッター装置24を駆動軸32の伝動系直上位の回転軸25に設 けたから、いづれの装置31、24も低回転軸上で作動することになり、作動が 確実となるものである。 また、前述の機体回向中、穀稈挟持搬送体8及び排藁搬送体9は駆動停止する が、脱穀装置4のその他の扱胴10及び選別部4b等は駆動状態のままであるか ら選別が悪くなることはない。 尚、上記実施例においては、前処理装置2の上下動と穀稈挟持搬送体8の動力 断続を連動するようにしたが、本考案はかかる構成に限定されるものではなく、 例えば、別途に設けた手動操作レバーの操作により穀稈挟持搬送体8の動力を断 続するようにしてもよい。
【0011】
以上説明したように本考案は、脱穀装置の穀稈挟持搬送体への伝動系にトルク リミッター装置を設けると共に、上記伝動系のトルクリミッター装置よりも下手 側に前記穀稈挟持搬送体のクラッチ装置を配設したことにより、コンバインによ る刈取作業中、穀稈挟持搬送体で穀稈が詰まった時トルクリミッター装置が作動 して穀稈挟持搬送体への伝動系の破損等を防止すると共に、例えば機体回行時に クラッチ装置により穀稈挟持搬送体の駆動を停止させ、圃場の機体回行場所での 排藁の落下を極力無くしクローラによる排藁の踏みつけを防止出来るものであり ながら、穀稈が挟持された状態のままで穀稈挟持搬送体が起動させられることに より発生する衝撃的な起動負荷即ち衝撃トルクをトルクリミッター装置により緩 和することができ、従って穀稈挟持搬送体への伝動系の変形破損を防止できるこ とは勿論、伝動系を必要以上に強度アップすることがなく、伝動系を重量軽減で きると共に製作コストを低減することができる。 また、例えば、クラッチ装置をトルクリミッター装置より伝動系上手側に設け ると上記起動負荷が回転停止状態のトルクリミッター装置に作用しその切れトル クが大きくなり切れ作動が不確実となるが、本考案においては、クラッチ装置を トルクリミッター装置より伝動系下手側に設けたことにより、クラッチ装置の入 り作動による起動負荷は回転伝達状態のトルクリミッター装置に作用するから、 トルクリミッター装置の切れ作動は前述の穀稈挟持搬送体に穀稈が詰まった場合 とほぼ同じ通常の切れトルクで行われ、上記穀稈挟持搬送体が起動させられる時 にトルクリミッター装置が確実に作動するものである。
【図1】脱穀装置の脱粒部への伝動ギヤケースの断面図
である。
である。
【図2】コンバインの側面図である。
【図3】伝動系統図である。
【図4】トルクリミッター装置の拡大図である。
【図5】クラッチ装置の拡大図である。
2 前処理装置 4 脱穀装置 8 穀稈挟持搬送体 16 伝動ギヤケース 24 トルクリミッター装置 31 クラッチ装置
Claims (1)
- 【請求項1】 脱穀装置の穀稈挟持搬送体への伝動系に
トルクリミッター装置を設けると共に、上記伝動系のト
ルクリミッター装置よりも下手側に前記穀稈挟持搬送体
のクラッチ装置を配設したことを特徴とするコンバイン
の脱穀装置における伝動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991106651U JP2572879Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | コンバインの脱穀装置における伝動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991106651U JP2572879Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | コンバインの脱穀装置における伝動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0546249U true JPH0546249U (ja) | 1993-06-22 |
| JP2572879Y2 JP2572879Y2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=14439020
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991106651U Expired - Lifetime JP2572879Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | コンバインの脱穀装置における伝動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2572879Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5689043U (ja) * | 1979-12-12 | 1981-07-16 | ||
| JPH023738U (ja) * | 1988-06-17 | 1990-01-11 |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP1991106651U patent/JP2572879Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5689043U (ja) * | 1979-12-12 | 1981-07-16 | ||
| JPH023738U (ja) * | 1988-06-17 | 1990-01-11 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2572879Y2 (ja) | 1998-05-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3434969B2 (ja) | 全稈投入型コンバイン | |
| JP2572879Y2 (ja) | コンバインの脱穀装置における伝動装置 | |
| JP4095730B2 (ja) | コンバイン | |
| JP2012143193A (ja) | コンバイン | |
| JP2015208294A (ja) | コンバイン | |
| KR102684668B1 (ko) | 범용 콤바인 | |
| JP2009022203A (ja) | コンバイン | |
| JP2012024008A (ja) | コンバイン | |
| JP2606469Y2 (ja) | コンバイン | |
| JP6893158B2 (ja) | コンバイン | |
| JPH0229885Y2 (ja) | ||
| JP3509251B2 (ja) | コンバインの脱穀装置 | |
| JP5818712B2 (ja) | 汎用コンバイン | |
| JPS6133861Y2 (ja) | ||
| JPH11266660A (ja) | コンバイン | |
| JPH0627062Y2 (ja) | コンバインの作業クラッチ | |
| KR102821430B1 (ko) | 콤바인 | |
| JP2587496Y2 (ja) | コンバインの排藁搬送駆動機構 | |
| JPH10155337A (ja) | 汎用形コンバインの刈取部正逆転駆動装置 | |
| JP3449062B2 (ja) | コンバインの刈取穀稈搬送装置 | |
| JP3853249B2 (ja) | コンバインの穀稈搬送装置 | |
| JPS5939870Y2 (ja) | コンバイン | |
| JP2016202086A (ja) | コンバイン | |
| JPH0718269Y2 (ja) | コンバインのフイードチェン停止装置 | |
| JPH01312917A (ja) | 刈取脱穀機 |