JPH0547333Y2 - - Google Patents

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JPH0547333Y2
JPH0547333Y2 JP7481688U JP7481688U JPH0547333Y2 JP H0547333 Y2 JPH0547333 Y2 JP H0547333Y2 JP 7481688 U JP7481688 U JP 7481688U JP 7481688 U JP7481688 U JP 7481688U JP H0547333 Y2 JPH0547333 Y2 JP H0547333Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動変速機の油圧制御装置等に用いら
れる電磁弁の改良に関する。
(従来の技術) 自動変速機の油圧制御装置において、該装置の
調圧室油圧を制御するために用いられる電磁弁と
して、例えば第3図にその一部を斜視図で示すよ
うなものが知られている(特公昭61−25953号、
特開昭61−290285号公報参照)。
即ち第3図に示すように、不図示の自動変速機
のバルブボデイ側の調圧室に連結されたシート部
材46は円柱部47と、円柱部47の一端に連設
され外方に広がる裾部49と、円柱部47と裾部
49との連接箇所に形成された油路48とを備
え、かつ油路48は横穴41を介してシート部材
46の中心軸部に設けられた入力圧通路40に連
通している。
45は円柱部47の外径に摺動可能に嵌合する
キヤツプ型のプランジヤで、該プランジヤ45の
上端部50は不図示のスプリングの付勢力を受
け、作動時にその下端部51が裾部49に接離す
る構造となつている。
なお、プランジヤ45に対向するごとくに不図
示の磁性体コアが固定され、該コア及びプランジ
ヤの囲りには不図示の電磁コイルが設けられてい
る。
電磁コイルに通電しないときは、プランジヤ4
5はスプリング力により押され、その下端部51
は裾部49に当接しており、入力圧油が外部に洩
れることがないため調圧室内の油圧は高く保たれ
ている。
電磁コイルに通電すると、磁気回路が形成され
プランジヤ45は不図示のコア側に磁気吸引さ
れ、スプリング力に抗して上動し、プランジヤの
下端部51が裾部49から離れるので、入力圧油
は油路48を通つて外部に流れ、調圧室内の油圧
を下げる。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記公知の電磁弁にあつては、
円柱部47とプランジヤ45との間には一定のク
リアランスが存在するため、電磁弁作動時プラン
ジヤ45が上下動してゴミを含んだ油が、断続的
に入力圧側に供給され続けると、円柱部47とプ
ランジヤ45との間にゴミが侵入し、そのためプ
ランジヤの動きが悪くなり、かつプランジヤと円
柱部がステイツクしたり、摩耗したりするという
問題が発生し、これをいかに解決すべきかという
課題が生じたのである。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記課題を解決するため、円柱部の一
端に外方に広がる裾部が延設され、該裾部と前記
円柱部との連接個所に、軸中心に設けられた入力
圧通路に連通する油路が形成されたシート部材
と、前記円柱部の他端側に対設され、空気・油抜
き穴を備え、内腔部にスプリングが挿入されたコ
アと、前記円柱部に摺動自在に外嵌され、一端が
前記スプリングの付勢力を受け、他端が前記裾部
に接離可能とされたキヤツプ型のプランジヤと、
該プランジヤの外側に配設された電磁コイルとを
備え、該電磁コイルに間欠的に通電することによ
り前記プランジヤを往復作動させて、前記油路の
開閉制御を行なうようにした電磁弁において、前
記プランジヤが摺接する前記円柱部の外周壁に、
前記入力圧通路に連通する油溜め溝を設けたこと
を特徴とするものとした。
(作用) 前記構成において、プランジヤが電磁吸引され
ていないとき、裾部にある油路は閉じられ、油路
及び油溜め溝には入力油圧が満たされている。こ
のとき、油路と油溜め溝との油圧が等しいので円
柱部の外周壁とプランジヤとの間に油膜を形成す
る油は滞留状態にある。
プランジヤが吸引されて裾部の油路が開放圧
(ドレン圧)と通じるように開動作したときには、
裾部の油路が外部に連通されるが、裾部の油路の
油圧と油溜め溝内の油圧とは略々等しい状態を維
持される。したがつて、ゴミを多量に含む油が入
力圧通路から裾部の油路を通つて外部に流れる場
合であつても、円柱部とプランジヤとの間から油
溜め溝側に流れ込むことはない。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を、その縦断面図であ
る第1図及び要部拡大斜視図である第2図に基づ
いて説明する。
磁性材から成るキヤツプ型のコア1の中心部に
設けた内腔部2の一端には雌ねじ1aが設けてあ
り、中心部に空気・油抜き穴3をもつたねじ付き
プラグ4がスプリング力を調節すべく上下方向に
位置調整可能に螺着されている。
キヤツプ型のコア1は、その周囲を囲むように
磁性材から成る筒状のカバー5のカシメ部26に
よつて固定されており、カバー5は止輪6により
電磁弁取付用ブラケツト7に固定されている。筒
状のカバー5の下方には、フイルタ8のフレーム
を固定する非磁性材の固定カバー9が、筒状のカ
バー5の先端のカシメ部10により固定されてい
る。11,12はいづれもOリングで、このうち
Oリング12はバルブボデイBに設けられた油の
流入穴をシールするものである。
筒状のカバー5の中央下端部に固定された固定
カバー13とコア1の中央下端部との間にはスペ
ーサ14及びシム15が介装、固定されている。
また固定カバー13にはシート部材16が固定さ
れている。シート部材16は円柱部17と、該円
柱部17の一端に連設され外方に広がる裾部19
と、円柱部17と裾部19との連接箇所に形成さ
れた油路19とを有し、かつ軸中心には入力圧通
路20が設けられ、該入力圧通路20は横穴21
を介して前記油路18に連通している。
22はキヤツプ型のコア1に固定されたボビ
ン、23はボビン22に巻かれた電磁コイル、2
4は電磁コイルに接続されたリード線である。
25はキヤツプ型のプランジヤであつて、前記
円柱部17に摺動可能に外嵌されている。プラン
ジヤ25の上端面とねじ付プラグ4との間にはス
プリング27が縮設され、その下端部は電磁コイ
ルに通電されていないときには裾部19に当接し
ている。
なお、プランジヤ25の中心軸部には空気・油
抜き穴28が設けてある。29は固定カバー13
に設けた油出口、30はカバー5に設けた油出口
(ともにドレン穴)である。
次に本考案の特徴的部分につき説明する。
円柱部17の外周壁33には、円柱部17の軸
方向の中程に油溜め溝32が形成されており、該
油溜め溝32は、円柱部17を直径方向に貫通す
る横穴31を介して前記入力圧通路20に連通さ
れている。油溜め溝32は第2図に詳示するよう
に環状溝に形成するのが好ましい。
次に作用を説明する。
バルブボテイB側からの圧力油は矢印Kで示す
ように、固定カバー9の内側に取付けられたフイ
ルタ8を通つた後、入力圧通路20に入る。
電磁コイル23へ通電しないときは、プランジ
ヤ25はコア1側へ吸引されることなく、スプリ
ング27の付勢力により図で下方に押圧され、プ
ランジヤ25の下端部は裾部19に当接してお
り、そのとき圧力油は、横穴21を通つて裾部の
油路18に充満されるとともに、入力圧通路20
から横穴31を通つて油溜め溝32にも充満され
る。そのとき、油溜め溝32内の入力圧と油路1
8内の入力圧とは等圧であるから、油溜め溝32
内の油及び円柱部17とプランジヤ25との間の
油は滞留状態にある。
電磁コイル23への通電によりプランジヤ25
がスプリング27の力に抗してコア1側に吸引さ
れると、裾部19の油路18が開放圧と通じるよ
うに開き、その開き期間の大小によりバルプボデ
イB側の調圧案内平均油圧が制御される。
また、このとき、油路18が開くことにより、
フイルタ8でろ過しきれなかつた微細なゴミを多
量に含んだ油が裾部19内を通つて外部に排出さ
れるが、油溜め溝32内は常に被調圧油圧に略々
等しい圧力を保たれる。したがつて、この際にも
油溜め溝32内の圧力が裾部の油路18の圧力と
略々等しい状態にあるので、ゴミを含んだ油が円
柱部17とプランジヤ25との間を通つて油溜め
溝32側に浸透することがない。よつて、ゴミに
よるプランジヤ25のステイツクや摩耗が防止で
きる。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案においては、プラン
ジヤが摺接する円柱部の外周壁に、入力圧通路に
連通する油溜め溝を設けた構成としたことから、
プランジヤの作動に伴い入力圧通路を介して円柱
部の一端側に流入したゴミを含んだ油が、円柱部
とプランジヤとの間から円柱部の他端側へ流入す
ることがない。よつて、ゴミによるプランジヤと
円柱部のステイツクや摩耗及びそれによる性能低
下、寿命低下等を防止しできるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の縦断面図、第2図
は第1図のシート部材の拡大斜視図、第3図は従
来例を示す部分的斜視図である。 1……コア、1a……雌ねじ、2……内腔部、
3……空気・油抜き穴、4……ねじ付プラグ、5
……カバー、6……止輪、7……電磁弁取付用ブ
ラケツト、8……フイルタ、9……固定カバー、
10……カシメ部、11,12……Oリング、1
3……固定カバー、14……スペーサ、15……
シム、16……シート部材、17……円柱部、1
8……油路、19……裾部、20……入力圧通
路、21……横穴、22……ボビン、23……電
磁コイル、24……リード線、25……プランジ
ヤ、26……カシメ部、27……スプリング、2
8……空気・油抜き穴、29,30……油出口、
31……横穴、32……油溜め溝、33……外周
壁、B……バルブボデイ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 円柱部の一端に外方に広がる裾部が延設され、
    該裾部と前記円柱部との連接箇所に、軸中心に設
    けられた入力圧通路に連通する油路が形成された
    シート部材と、 前記円柱部の他端側に対設され、空気・油抜き
    穴を備え、内腔部にスプリングが挿入されたコア
    と、 前記円柱部に摺動自在に外嵌され、一端が前記
    スプリングの付勢力を受け、他端が前記裾部に接
    離可能とされたキヤツプ型のプランジヤと、 該プランジヤの外側に配設された電磁コイルと
    を備え、 該電磁コイルに間欠的に通電することにより前
    記プランジヤを往復作動させて、前記油路の開閉
    制御を行なうようにした電磁弁において、 前記プランジヤが摺接する前記円柱部の外周壁
    に、前記入力圧通路に連通する油溜め溝を設けた
    ことを特徴とする電磁弁。
JP7481688U 1988-06-07 1988-06-07 Expired - Lifetime JPH0547333Y2 (ja)

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JP7481688U JPH0547333Y2 (ja) 1988-06-07 1988-06-07

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JP7481688U JPH0547333Y2 (ja) 1988-06-07 1988-06-07

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JPH01178290U JPH01178290U (ja) 1989-12-20
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