JPH0616181Y2 - パイロット形電磁弁 - Google Patents

パイロット形電磁弁

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JPH0616181Y2
JPH0616181Y2 JP1987015525U JP1552587U JPH0616181Y2 JP H0616181 Y2 JPH0616181 Y2 JP H0616181Y2 JP 1987015525 U JP1987015525 U JP 1987015525U JP 1552587 U JP1552587 U JP 1552587U JP H0616181 Y2 JPH0616181 Y2 JP H0616181Y2
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JP
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valve
diaphragm valve
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diaphragm
hole
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JP1987015525U
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幸男 上野
浩二 鎌田
正邦 渋谷
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東北三國工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は配管中の水の流れを停止したときに水撃作用の
発生を防止乃至緩和する手段を備えたパイロット形電磁
弁の改良に関する。
[従来技術とその問題点] 第4図は特開昭56-18182号に開示されているパイロット
形電磁弁の構成を示す。その構成と作用の概略とを説明
すると、符号1は弁筐体で1aが水の流入路、1bが流
出路で流入路1aと流出路1bとの間に弁座1cが形成
されている。2は前記弁座1cと協同して弁作用をする
ダイアフラム弁で可撓性のダイアフラム3と、該ダイア
フラム3に固定され又は一体に成形された弁体4とから
なる。5は前記弁筐体1の蓋体で、前記ダイアフラム3
の外周縁部を前記弁筐体1との間に気密に挾持する。6
はプランジャ7を摺動自在に収容する筒体で、前記蓋体
5と前記筒体6とは一体に形成されている。前記蓋体5
と前記ダイアフラム弁2とを以て背圧室8が画成され
る。9はソレノイドアセンブリでヨーク10,ボビン1
1に巻いた励磁巻線12,コア13a及び13bとから
なる。14は前記ダイアフラム弁2の中心部に開口し前
記背圧室8を前記流出路1bに連通させる透孔、15は
前記流入路1aと前記背圧室8とを連通し、流入路1a
から背圧室8への水の流入流量を規制する透孔である。
16はスプリングで前記プランジャ7が前記透孔14の
開口端部に当接する方向に前記プランジャ7を付勢す
る。第4図は励磁巻線12に通電されていないときの状
態を示し、プランジャ7がスプリング16によってダイ
アフラム弁2の透孔14の開口端部に押圧され、透孔1
4が閉じられていて、流入路1a内の水圧が透孔15を
通して背圧室8に作用しているから流入路1aと流出路
1bとの間はダイアフラム弁2が弁座1cに着座するこ
とによって確実に閉ざされている。励磁巻線12に通電
されるとヨーク10,コア13a,プランジャ7.コア
13bを磁路として磁束が形成され、プランジャ7が引
上げられて透孔14が開くから、背圧室8内の圧力が下
がってダイアフラム弁2が流入路1a内の水圧によって
押し上げられ、ダイアフラム弁2が弁座1cから離れて
流入路1aと流出路1bとが導通する。励磁巻線12へ
の通電が断たれると、プランジャ7はスプリング16の
力によってダイアフラム弁2の透孔14を閉じ、背圧室
8から流出路1bへの水の流出が止り、流入路1a内の
水が透孔15によって規制され徐々に背圧室8内に流入
して背圧室8内の圧力が高くなり、ダイアフラム弁2と
弁座1cとが徐々に接触して流入路1aと流出路1bと
の間が遮断される。通常の電磁弁では流入路と流出路は
瞬時に遮断されるから流入側の配管中に水撃が起こる
が、上述の構成のパイロット形電磁弁では流入路1aと
流出路1bとの遮断がダイアフラム弁2によって徐々に
行なわれるから水撃の発生が防止乃至緩和される。
しかるに上述の構成のパイロット形電磁弁でも次のよう
な問題がある。即ち流入路1aと背圧室8との間を連通
する透孔15は孔径が一定であるから、閉弁過程の流量
減少によって流入路1a内の圧力が徐々に上昇すると背
圧室8内への水の流入速度が速くなり閉弁速度が上がっ
て、水撃防止効果が十分発揮できないことである。この
対策として実公昭59-8052号を以て第5図に示す構成の
水撃防止弁が開示されている。1が弁筐体、1aが流入
路、1bが流出路、1cが弁座、2がダイアフラム弁、
5が蓋体、8が背圧室であるが、背圧室8と流出路1b
とを連通する透孔、及び流入路1aと背圧室8とを連通
する透孔がダイアフラム弁2ではなく弁筐体1及び蓋体
5に形成されている点が第4図の構成と異なる。弁筐体
1に開口する透孔18,蓋体5に開口する透孔20,及
び透孔18と透孔20とを連通する通路19が第4図の
構成における透孔14に相当し、透孔17,通路19,
透孔20が第4図の構成における透孔15に相当する。
通路19及び透孔20には正逆両方向の流れを生じ、通
路19と透孔20との間には流量制御弁21が配置され
スプリング22によって開方向に付勢されている。ソレ
ノイドアセンブリ9がプランジャ7によって透孔18を
開閉制御するように配置されている。第5図は励磁巻線
12に通電されていないときの状態を示し、流入路1a
の水圧は透孔17,通路19,透孔20を介して背圧室
8に作用しダイアフラム弁2が弁座1cに接触して流入
路1aと流出路1bとを遮断している。励磁巻線12に
通電されると透孔18が開き、背圧室8内の水は透孔2
0,通路19,透孔18を通って流出路1bに流出し、
流入路1a内の水圧によってダイアフラム弁2が開かれ
る。次に励磁巻線12の通電が断たれるとプランジャ7
が透孔18を閉じ、流入路1aの水圧が透孔17,通路
19,透孔20を通って背圧室8内に流入するが、流入
路1a内の水圧に水撃の発生がないときはスプリング2
2によって流量制御弁21は全開状態にあって、透孔2
0が規制する流量で、背圧室8内に水が流入してダイア
フラム弁2が弁座1cに近付くが、閉弁過程で起こる水
撃で流入路1aの水圧が著しく上昇すると、スプリング
22を圧縮して流量制御弁21が閉じられ透孔20に当
接する。その場合においても流量制御弁21に形成され
た流路断面積の小さい流路を通して背圧室8に水が流入
するから、ダイアフラム弁2が弁座1cに接近する速度
が小さくなって、流入路1a内の水圧の上昇によって水
撃の発生が促進されるおそれがない。
而して第5図の構成の水撃防止弁は水撃防止効果は達成
されているが、複雑な構成はコスト高を招く。
[考案の目的] コスト高を招くことなく水撃防止機能を向上したパイロ
ット形電磁弁を提供することを目的とする。
[考案の構成] 弁筐体の流入路と流出路との間に弁座が形成され、該弁
座と協同して弁作用をするダイアフラム弁は外周縁部が
前記弁筐体と前記弁筐体の蓋体とによって挾持され、該
蓋体と前記ダイアフラム弁とによって背圧室が画成さ
れ、前記ダイアフラム弁には前記背圧室と前記流出路と
を連通する透孔と、前記流入路と前記背圧室とを連通す
る透孔とが開口し、前記背圧室と前記流出路とを連通す
る前記透孔の、前記流出路とは反対側の開口端と相対し
て、該透孔を電磁力によって開閉するプランジャが配置
されているパイロット形電磁弁において、前記ダイアフ
ラム弁の閉弁過程で前記ダイアフラム弁と前記弁座との
距離が設定値となったとき、前記ダイアフラム弁に開方
向の力が作用するコイルスプリングを、前記流出路内に
配置した構成とする。前記コイルスプリングの端面が直
接前記ダイアフラム弁に接触して該ダイアフラム弁に開
方向の力を作用させる構成とすることもできるし、流出
路内を摺動自在の筒状部材であって前記ダイアフラム弁
と接触する端面に該ダイアフラム弁と前記筒状部材とが
接触したときも水の流れを許す切欠を設けた筒状部材を
介してコイルスプリングの力を作用させる構成とするこ
ともできる。
[実施例] 第1図は本考案のパイロット形電磁弁の第1の実施例の
縦断面図であって、符号101は弁筐体で101aが水
の流入路、101bが水の流出路、101cが前記流入
路101aと前記流出路101bとの間に形成された弁
座である。102は前記弁座101cと協同して弁作用
をするダイアフラム弁で、可撓性のダイアフラム103
と該ダイアフラム103と一体成形された弁体104と
からなる。105は前記弁筐体101の蓋体で、該蓋体
105と前記弁筐体101とによって前記ダイアフラム
弁102の外周縁部を気密に挾持している。106は後
述するプランジャ107を摺動自在に収容する筒体で前
記蓋体105と一体に形成されている。前記ダイアフラ
ム弁102と前記蓋体105との間には背圧室108が
形成されている。前記ダイアフラム弁102には前記背
圧室108と前記流出路101bとを連通する透孔10
9と前記流入路101aと前記背圧室108とを連通
し、流入路101aから背圧室108に流入する水の流
量を規制する作用を有する透孔110とが穿設されてい
る。前記プランジャ107の前記ダイアフラム弁102
とは反対側には、前記透孔109を閉じるため前記ダイ
アフラム弁102方向に前記プランジャ107を付勢す
るスプリング111が配置され、又、前記プランジャ1
07を囲んでソレノイドアセンブリ112が配置されて
いる。該ソレノイドアセンブリ112はヨーク113,
合成樹脂材料からなるボビン114に巻かれた励磁巻線
115,コア116a,116bからなる。117は前
記蓋体105を前記ダイアフラム弁102と共に弁筐体
101に押圧する部材、118は前記ソレノイドアセン
ブリ112を前記弁筐体101に固定する部材であっ
て、前記部材117と重ね合せて螺子部材119によっ
て前記弁筐体101に締付けられている。120は前記
流出路101bの拡大径部に摺動自在に配置された筒状
部材で、前記ダイアフラム弁102側の端部には切欠1
20aが形成されている。121はコイルスプリングで
前記ダイアフラム弁102と前記弁座101cとの間の
距離dが設定値となるまでダイアフラム弁102が閉弁
すると前記筒状部材120を介して前記ダイアフラム弁
102を開く方向に付勢する。
第2図は本考案のパイロット形電磁弁の第2の実施例の
部分断面図で、第1の実施例と異なるところは、ダイア
フラム弁102と弁座101cとの間の距離dが設定値
となるまでダイアフラム弁102が閉弁すると、コイル
スプリング121が直接ダイアフラム弁102に接触し
て、該ダイアフラム弁102を開方向に付勢し、コイル
スプリング121とダイアフラム弁102との間に筒状
部材120を介在させないことである。コイルスプリン
グ121とダイアフラム弁102とを直接接触させると
きは開弁時、コイルスプリング121のダイアフラム弁
102側の端部が、弁座101cから突出しているか
ら、閉弁時、コイルスプリング121のワイヤが弁座1
01cとダイアフラム弁102との間にはさまって閉弁
を妨げることがありうるので、弁座101cから突出し
た部分のコイル径を流出路101b内のコイル径よりも
小さくしてある。(図ではヘリカルコイルスプリングと
なっている。) 第3図は本考案のパイロット形電磁弁の第3の実施例を
示す部分断面図で、第1及び第2の実施例と異なるとこ
ろは、流出路101bの拡大径部にコイルスプリング1
21を配置するのでなく、流出路101bに周方向に沿
う溝を設けてc形リング122を配置し、該c形リング
122上にコイルスプリング121を配置したことにあ
る。勿論コイルスプリング121とダイアフラム弁10
2との間に第2の実施例と同様に筒状部材120を介在
させることもできるし、コイルスプリング121の弁座
101cからの突出部分のコイル径を、流出路101b
内のコイル径よりも小さくすることができる。コイルス
プリング121又は筒状部材120を弁座101cから
突出させる量は、例えばダイアフラム弁の開閉時のスト
ロークが1.5mmのとき、1mmとすることによって、水
撃防止機能を著しく向上させることができた。尚第2図
及び第3図では繁雑を避けるため、第1図と異なる部分
にのみ符号を付けた。
[作用] 第1図,第2図及び第3図は励磁巻線115の通電が断
たれ、スプリング111の力によってプランジャ107
の端部がダイアフラム弁102に当接し、透孔109が
閉じられ、流入路101aから透孔110を通って背圧
室108に水が流入し、ダイアフラム弁102が閉じら
れる過程において、ダイアフラム弁102と弁座101
cとの距離dが設定値となって、ダイアフラム弁102
と筒状部材120(第1図)又はコイルスプリング12
1と接触し始めた状態を示している。ダイアフラム弁1
02の閉弁過程では配管内の流速が減速され流入路10
1a内の水圧が高くなって背圧室108内への水の流入
速度を増すから、閉弁速度が加速され、たとえパイロッ
ト形電磁弁でも水撃を完全に防止できないことは前述の
通りであるがダイアフラム弁102と弁座101cとの
距離dが設定値まで近付いたとき、筒状部材120を介
して、あるいは直接にコイルスプリング121の力が開
弁方向に作用し、閉弁速度を減速させて水撃防止機能を
向上させることができる。尚コイルスプリング121が
ダイアフラム弁102に開弁方向に作用する力の上限値
は、閉弁後の定常状態における流入路101a内の水圧
が背圧室108に作用して生ずる閉弁力と前記スプリン
グ111の力との合計であることは勿論である。
[効果] コストアップを招く複雑な構成とすることなくパイロッ
ト形電磁弁の水撃防止効果を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のパイロット形電磁弁の第1の実施例の
縦断面図、第2図及び第3図は第2及び第3の実施例を
示す部分断面図、第4図は特開昭56-18182号開示の従来
のパイロット形電磁弁の縦断面図、第5図は実公昭59-8
052号の開示になる水撃防止効果が向上されたパイロッ
ト形電磁弁の縦断面図である。 符号の説明: 101…弁筐体、101a…流入路、 101b…流出路、101c…弁座、 102…ダイアフラム弁、103…ダイアフラム、 104…弁体、105…蓋体、106…筒体、 107…プランジャ、108…背圧室、 109,110…透孔、111…スプリング、 112…ソレノイドアセンブリ、113…ヨーク、 114…ボビン、115…励磁巻線、 116a,116b…コア、120…筒状部材、 120a…切欠、121…コイルスプリング、 122…c形リング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 渋谷 正邦 岩手県岩手郡滝沢村大字滝沢第八地割字外 山309番地 東北三國工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭53−160826(JP,U) 実開 昭55−43131(JP,U) 特公 昭58−2349(JP,B2) 特公 昭57−40172(JP,B2)

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弁筐体101の流入路101aと流出路1
    01bとの間に弁座101cが形成され、該弁座101
    cと協同して弁作用をするダイアフラム弁102は外周
    縁部が前記弁筐体101と、前記弁筐体101の蓋体1
    05とによって挾持され、該蓋体105と前記ダイアフ
    ラム弁102とによって背圧室108が画成され、前記
    ダイアフラム弁102には前記背圧室108と前記流出
    路101bとを連通する透孔109と、前記流入路10
    1aと前記背圧室108とを連通する透孔110とが開
    口し、前記背圧室108と前記流出路101bとを連通
    する前記透孔109の、前記流出路101bとは反対側
    の開口端と相対して、該透孔109を電磁力によって開
    閉するプランジャ107が配置されているパイロット形
    電磁弁において、前記ダイアフラム弁102の閉弁過程
    で前記ダイアフラム弁102と前記弁座101cとの距
    離dが設定値となったとき、前記ダイアフラム弁102
    に開方向の力が作用するコイルスプリング121を前記
    流出路101b内に配置したことを特徴とするパイロッ
    ト形電磁弁。
  2. 【請求項2】前記ダイアフラム弁102と前記コイルス
    プリング121との間に、前記流出路101b内を摺動
    自在の筒状部材120を介在させ、該筒状部材120の
    前記ダイアフラム弁102側の端面には、該ダイアフラ
    ム弁102と前記筒状部材120とが接触したときも水
    の流れを許す切欠120aが形成されていることを特徴
    とする前記実用新案登録請求の範囲第1項記載のパイロ
    ット形電磁弁。
  3. 【請求項3】前記ダイアフラム弁102と前記コイルス
    プリング121とが直接接触し、該コイルスプリング1
    21が前記弁座101cより前記ダイアフラム弁102
    に向って突出している部分のコイル径が、前記流出路1
    01bの内部に存在する部分のコイル径よりも小径に形
    成されている前記実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    パイロット形電磁弁。
  4. 【請求項4】前記筒状部材120と前記コイルスプリン
    グ121が、前記流出路101bの拡大径部に配置され
    ている前記実用新案登録請求の範囲第2項記載のパイロ
    ット形電磁弁。
  5. 【請求項5】前記コイルスプリング121が前記流出路
    101bの拡大径部に配置されている前記実用新案登録
    請求の範囲第3項記載のパイロット形電磁弁。
  6. 【請求項6】前記流出路101bに周方向の溝を設けて
    c形リング122を配置し、該c形リング122上にコ
    イルスプリング121を配置した前記実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のパイロット形電磁弁。
JP1987015525U 1987-02-06 1987-02-06 パイロット形電磁弁 Expired - Lifetime JPH0616181Y2 (ja)

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