JPH0547571B2 - - Google Patents
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- JPH0547571B2 JPH0547571B2 JP1344249A JP34424989A JPH0547571B2 JP H0547571 B2 JPH0547571 B2 JP H0547571B2 JP 1344249 A JP1344249 A JP 1344249A JP 34424989 A JP34424989 A JP 34424989A JP H0547571 B2 JPH0547571 B2 JP H0547571B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foam
- pat
- crystallinity
- resin
- foaming
- Prior art date
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Molding Of Porous Articles (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、熱可塑性ポリエステル系樹脂(以
下、これをPATという)の発泡体に関するもの
であり、またそのような発泡体の製造方法に関す
るものである。
下、これをPATという)の発泡体に関するもの
であり、またそのような発泡体の製造方法に関す
るものである。
(従来の技術)
構造材としては、古くから鉄又は木材が用いら
れた。しかし、鉄は錆びるという欠点を持ち、木
材は腐蝕しやすいという欠点を持つている。そこ
で、これに代わるものとして合成樹脂が用いられ
るようになつた。
れた。しかし、鉄は錆びるという欠点を持ち、木
材は腐蝕しやすいという欠点を持つている。そこ
で、これに代わるものとして合成樹脂が用いられ
るようになつた。
合成樹脂を用いて軽量な構造材を作る場合に
は、合成樹脂を発泡させて発泡体とすることが行
われた。構造材用の発泡体としては、これまでス
チレン系樹脂又は塩化ビニル系樹脂を材料とする
ものがあつたが、何れも耐熱性に乏しく、また強
度も比較的弱いために、広く使用されるに至らな
かつた。
は、合成樹脂を発泡させて発泡体とすることが行
われた。構造材用の発泡体としては、これまでス
チレン系樹脂又は塩化ビニル系樹脂を材料とする
ものがあつたが、何れも耐熱性に乏しく、また強
度も比較的弱いために、広く使用されるに至らな
かつた。
そこで、これに代わるものとして、繊維補強発
泡樹脂が現れた。この発泡樹脂は、ガラス繊維に
ポリウレタン樹脂や熱硬化性ポリエステル樹脂を
含浸させ、樹脂を発泡させるとともに重合又は縮
合させて硬化させたものである。こうして作られ
た発泡体は、ガラス繊維を含有するために、表面
が平滑でなく、摩擦によつてガラス繊維が露出す
るという欠点を持ち、また発泡倍率を大きくする
ことが困難である上に、未硬化の単量体を含むた
め、不快な臭気を発するという欠点を持つてい
た。また、硬化させることが必要とされるので、
製造に長時間を要し、製造方法が複雑である、と
いう欠点もあつた。
泡樹脂が現れた。この発泡樹脂は、ガラス繊維に
ポリウレタン樹脂や熱硬化性ポリエステル樹脂を
含浸させ、樹脂を発泡させるとともに重合又は縮
合させて硬化させたものである。こうして作られ
た発泡体は、ガラス繊維を含有するために、表面
が平滑でなく、摩擦によつてガラス繊維が露出す
るという欠点を持ち、また発泡倍率を大きくする
ことが困難である上に、未硬化の単量体を含むた
め、不快な臭気を発するという欠点を持つてい
た。また、硬化させることが必要とされるので、
製造に長時間を要し、製造方法が複雑である、と
いう欠点もあつた。
他方、PAT発泡体が知られている。PATは剛
性が大きく、形状安定性がよくて、200℃に耐え
るほどのすぐれた耐熱性を持つている。PATは、
熱可塑性であるから、上述の繊維補強発泡体のよ
うに化学変化を起こさせる必要がなく、これに発
泡剤を混合して押出機から押し出すだけで、簡単
に発泡体とすることができるように見える。
性が大きく、形状安定性がよくて、200℃に耐え
るほどのすぐれた耐熱性を持つている。PATは、
熱可塑性であるから、上述の繊維補強発泡体のよ
うに化学変化を起こさせる必要がなく、これに発
泡剤を混合して押出機から押し出すだけで、簡単
に発泡体とすることができるように見える。
ところが、PATは、ポリスチレンやポリエチ
レンと違つて、これを発泡させることが容易でな
かつた。その理由は、PATが溶融時に発泡に適
した粘度を示さないからである。その理由は、こ
れを詳述すれば、PATが結晶性の樹脂であるた
め、これを加熱して行くと、急激に軟化して粘度
の低い液体となるからである。そのために、
PATは、発泡に適した粘度を持つ温度範囲が狭
く、従つて発泡に適した温度に維持することが困
難だからであり、また粘度が低いために、発泡剤
として働くガスをすぐに散逸させてしまうからで
ある。そこで、PATの発泡を容易にしようと
色々な提案がなされたが、何れも満足な発泡体を
提供するに至らなかつた。
レンと違つて、これを発泡させることが容易でな
かつた。その理由は、PATが溶融時に発泡に適
した粘度を示さないからである。その理由は、こ
れを詳述すれば、PATが結晶性の樹脂であるた
め、これを加熱して行くと、急激に軟化して粘度
の低い液体となるからである。そのために、
PATは、発泡に適した粘度を持つ温度範囲が狭
く、従つて発泡に適した温度に維持することが困
難だからであり、また粘度が低いために、発泡剤
として働くガスをすぐに散逸させてしまうからで
ある。そこで、PATの発泡を容易にしようと
色々な提案がなされたが、何れも満足な発泡体を
提供するに至らなかつた。
例えば、特公昭56−8858号公報は、PATにポ
リカーボネート樹脂を混合し、これを150−250℃
に加熱して二酸化炭素を発生させ、PATを発泡
体とすることを提案している。ところが、ここで
得られた発泡体は、ポリカーボネート樹脂を含ん
でいるから、柔軟であり、従つて構造材として用
いるに適していない。
リカーボネート樹脂を混合し、これを150−250℃
に加熱して二酸化炭素を発生させ、PATを発泡
体とすることを提案している。ところが、ここで
得られた発泡体は、ポリカーボネート樹脂を含ん
でいるから、柔軟であり、従つて構造材として用
いるに適していない。
また、特公昭61−48409号公報は、PATにジー
グリシジルエステルを混合して押出発泡させるこ
とを提案している。そこでは、発泡倍率が15倍と
いう高倍率に発泡したものが得られたというだけ
で、その発泡体がどのような性状のものか明確で
ない。
グリシジルエステルを混合して押出発泡させるこ
とを提案している。そこでは、発泡倍率が15倍と
いう高倍率に発泡したものが得られたというだけ
で、その発泡体がどのような性状のものか明確で
ない。
特公昭61−48410号公報は、PATの結晶化速度
を考慮して押出発泡させるべきことを教えてい
る。しかし、その方法は断面積が1−200mm2の紐
を目的とする場合に限られ、また得られた紐は延
伸し熱加工するのが容易だとされているから、構
造材を目的とするのに参考となるものではない。
を考慮して押出発泡させるべきことを教えてい
る。しかし、その方法は断面積が1−200mm2の紐
を目的とする場合に限られ、また得られた紐は延
伸し熱加工するのが容易だとされているから、構
造材を目的とするのに参考となるものではない。
特公昭61−48411号公報は、PATの結晶化度が
30%以上となるような条件下で、押出発泡させる
べきことを教えている。しかし、その方法は、上
述のものと同じく、断面積が1−200mm2の紐を目
的とする場合に限られ、また結晶化度を大きくす
ることを必要とし、得られた紐は曲げ易く編織が
容易となるとされているから、構造材の製造に参
考となるものではない。
30%以上となるような条件下で、押出発泡させる
べきことを教えている。しかし、その方法は、上
述のものと同じく、断面積が1−200mm2の紐を目
的とする場合に限られ、また結晶化度を大きくす
ることを必要とし、得られた紐は曲げ易く編織が
容易となるとされているから、構造材の製造に参
考となるものではない。
このように、PATが結晶性の樹脂であつて、
成形方法の如何によつて結晶化度の異なるものを
生じることは知られていた。また、PATは結晶
化度の大きいものほど、剛性や耐熱性の大きいも
のとなることも知られていた。だから、これまで
は、結晶化度の大きい発泡体を得ることばかりが
考えられて来た。
成形方法の如何によつて結晶化度の異なるものを
生じることは知られていた。また、PATは結晶
化度の大きいものほど、剛性や耐熱性の大きいも
のとなることも知られていた。だから、これまで
は、結晶化度の大きい発泡体を得ることばかりが
考えられて来た。
また、PATの結晶化度は、一般にPAT樹脂の
密度、X線回折像、核磁気共鳴スペクトルなどに
よつて測定できることも知られていた。しかし、
PAT発泡体は、その中に多数の小さな気泡を含
んでいるため、これらの方法によつて結晶化度を
測定できない。従つて、PAT発泡体の結晶化度
が論じられても、その結晶化度はどのような方法
によつて実際に測定できるかは、明確でなかつ
た。
密度、X線回折像、核磁気共鳴スペクトルなどに
よつて測定できることも知られていた。しかし、
PAT発泡体は、その中に多数の小さな気泡を含
んでいるため、これらの方法によつて結晶化度を
測定できない。従つて、PAT発泡体の結晶化度
が論じられても、その結晶化度はどのような方法
によつて実際に測定できるかは、明確でなかつ
た。
(発明が解決しようとする課題)
この発明者は、PATが剛性に富み、強靭であ
つて、寸法安定性もよく、耐熱性にも富んでいる
という特性に着目し、PATを発泡させることに
よつて軽量化し、ここに耐熱性と強靭性とに富
み、且つ腐蝕し難い軽量構造材を得ようと企図し
た。この発明は、このような目的をもつてなされ
たものである。
つて、寸法安定性もよく、耐熱性にも富んでいる
という特性に着目し、PATを発泡させることに
よつて軽量化し、ここに耐熱性と強靭性とに富
み、且つ腐蝕し難い軽量構造材を得ようと企図し
た。この発明は、このような目的をもつてなされ
たものである。
(課題解決のための手段)
この発明者は、PATの熱特性を利用する測定
方法により、PAT発泡体の結晶化度が、1%以
下のオーダーまで正確に測定できることを確認し
た。熱特性を利用する方法とは、PAT発泡体の
融解熱量と冷結晶化熱量とを測定する方法であ
る。その原理は、PAT発泡体を加熱して行くと、
PAT発泡体が初めに結晶を増大させ、その後に
融解するに至るが、結晶の増大時には発熱し、融
解時には融解熱を吸収することを利用するのであ
る。具体的には、結晶化に際して発せられる冷結
晶化熱量と、融解の際に吸収される融解熱量とを
測定し、これを完全結晶の理論から導かれた融解
熱と対比して結晶化度を算出するのである。
方法により、PAT発泡体の結晶化度が、1%以
下のオーダーまで正確に測定できることを確認し
た。熱特性を利用する方法とは、PAT発泡体の
融解熱量と冷結晶化熱量とを測定する方法であ
る。その原理は、PAT発泡体を加熱して行くと、
PAT発泡体が初めに結晶を増大させ、その後に
融解するに至るが、結晶の増大時には発熱し、融
解時には融解熱を吸収することを利用するのであ
る。具体的には、結晶化に際して発せられる冷結
晶化熱量と、融解の際に吸収される融解熱量とを
測定し、これを完全結晶の理論から導かれた融解
熱と対比して結晶化度を算出するのである。
他方、この発明者は、PATに発泡剤を混合し、
この混合物を溶融状態として押出機から押し出し
て、発泡体を作ることを試みた。この場合、色々
な発泡助剤を加えて発泡を行うと、厚さが3mm以
上で、見掛け密度が0.1−0.7g/cm3程度の低発泡
のものは、高温の溶融状態として押し出すことに
より、得られることが判明した。すなわち、ポリ
エチレンやポリスチレンのような樹脂では溶融状
態から結晶化温度近くまで樹脂の温度を下げない
と発泡するに適した粘度を示すに至らず、従つて
そのような温度でないとよく発泡させることがで
きないが、PATの場合には結晶化温度近くまで
温度を下げないで、200℃以上の高温にあつて溶
融した状態のまま押し出すことにより、見掛け密
度が0.1−0.7g/cm3の発泡体が得られることが判
明した。また、このような低発泡のPATは、構
造材とするに適していることを確認した。
この混合物を溶融状態として押出機から押し出し
て、発泡体を作ることを試みた。この場合、色々
な発泡助剤を加えて発泡を行うと、厚さが3mm以
上で、見掛け密度が0.1−0.7g/cm3程度の低発泡
のものは、高温の溶融状態として押し出すことに
より、得られることが判明した。すなわち、ポリ
エチレンやポリスチレンのような樹脂では溶融状
態から結晶化温度近くまで樹脂の温度を下げない
と発泡するに適した粘度を示すに至らず、従つて
そのような温度でないとよく発泡させることがで
きないが、PATの場合には結晶化温度近くまで
温度を下げないで、200℃以上の高温にあつて溶
融した状態のまま押し出すことにより、見掛け密
度が0.1−0.7g/cm3の発泡体が得られることが判
明した。また、このような低発泡のPATは、構
造材とするに適していることを確認した。
また、この発明者は、押し出された直後の
PAT発泡体の冷却方法を色々の検討するととも
に、こうして得られたPAT発泡体の性質を検討
した。その結果、PAT発泡体の表皮部分の結晶
化度を低く押さえると、同じ発泡倍率に発泡した
PAT発泡体の間でも、構造材としてすぐれたも
のの得られることを見出した。このことは、今ま
で結晶化度を大きくして剛性の大きいものを得よ
うとして来たことから考えると、全く意外なこと
である。この発明は、このような知見に基づいて
完成されたものである。
PAT発泡体の冷却方法を色々の検討するととも
に、こうして得られたPAT発泡体の性質を検討
した。その結果、PAT発泡体の表皮部分の結晶
化度を低く押さえると、同じ発泡倍率に発泡した
PAT発泡体の間でも、構造材としてすぐれたも
のの得られることを見出した。このことは、今ま
で結晶化度を大きくして剛性の大きいものを得よ
うとして来たことから考えると、全く意外なこと
である。この発明は、このような知見に基づいて
完成されたものである。
この発明は、厚さが3mm以上で、見掛け密度が
0.1−0.7g/cm3の熱可塑性ポリエステル系樹脂発
泡体であつて、発泡体の表面から0.5mm以内の表
皮部分における樹脂の結晶化度が、30%以下であ
つて、且つ発泡体の中心部における樹脂の結晶化
度よりも、1%以上低くなつていることを特徴と
する、熱可塑性ポリエステル系樹脂発泡体を要旨
とするものである。
0.1−0.7g/cm3の熱可塑性ポリエステル系樹脂発
泡体であつて、発泡体の表面から0.5mm以内の表
皮部分における樹脂の結晶化度が、30%以下であ
つて、且つ発泡体の中心部における樹脂の結晶化
度よりも、1%以上低くなつていることを特徴と
する、熱可塑性ポリエステル系樹脂発泡体を要旨
とするものである。
また、この発明は、上述のような熱可塑性ポリ
エステル系樹脂発泡体の製造方法をも含むもので
あつて、その方法は、押出機から発泡剤を含んだ
熱可塑性ポリエステル系樹脂を200℃以上の溶融
状態で押し出し、押し出された樹脂が発泡して結
晶融点以上の表面温度を持つている間に、樹脂表
面に樹脂のガラス転移点以下の液体又は固体を接
触させて、樹脂を強制的に急冷することを特徴と
する、ものである。
エステル系樹脂発泡体の製造方法をも含むもので
あつて、その方法は、押出機から発泡剤を含んだ
熱可塑性ポリエステル系樹脂を200℃以上の溶融
状態で押し出し、押し出された樹脂が発泡して結
晶融点以上の表面温度を持つている間に、樹脂表
面に樹脂のガラス転移点以下の液体又は固体を接
触させて、樹脂を強制的に急冷することを特徴と
する、ものである。
この発明では、熱可塑性ポリエステル系樹脂、
すなわちPATを用いる。PATは、芳香族のジカ
ルボン酸に、二価アルコールを反応させて得られ
た高分子量の鎖状ポリエステルである。ジカルボ
ン酸としては、テレフタール酸が最も多く用いら
れるが、イソフタール酸、2、6−ナフタレンジ
カルボン酸を用いたものである。そのほか、ジフ
エニルエーテルジカルボン酸、ジフエニルスルホ
ンジカルボン酸、ジフエノキシジカルボン酸を用
いることもできる。他方、二価アルコールとして
は、エチレングリコールが主として用いられる
が、トリメチレングリコール、テトラメチレング
リコール、ネオペンチレングリコール、ヘキサメ
チレングリコール、シクロヘキサンジメチロー
ル、トリシクロデカンジメチロール、2、2′−ビ
ス(4−β−ヒドロキシエトキシフエニル)プロ
パン、4、4′−ビス(β−ヒドロキシエトキシ)
ジフエニルスルホン、ジエチレングリコールを用
いたものである。このようなPATは市販されて
いる。この発明では、このような市販されている
PATを用いることができる。
すなわちPATを用いる。PATは、芳香族のジカ
ルボン酸に、二価アルコールを反応させて得られ
た高分子量の鎖状ポリエステルである。ジカルボ
ン酸としては、テレフタール酸が最も多く用いら
れるが、イソフタール酸、2、6−ナフタレンジ
カルボン酸を用いたものである。そのほか、ジフ
エニルエーテルジカルボン酸、ジフエニルスルホ
ンジカルボン酸、ジフエノキシジカルボン酸を用
いることもできる。他方、二価アルコールとして
は、エチレングリコールが主として用いられる
が、トリメチレングリコール、テトラメチレング
リコール、ネオペンチレングリコール、ヘキサメ
チレングリコール、シクロヘキサンジメチロー
ル、トリシクロデカンジメチロール、2、2′−ビ
ス(4−β−ヒドロキシエトキシフエニル)プロ
パン、4、4′−ビス(β−ヒドロキシエトキシ)
ジフエニルスルホン、ジエチレングリコールを用
いたものである。このようなPATは市販されて
いる。この発明では、このような市販されている
PATを用いることができる。
PATは高温で加水分解しやすい樹脂であるか
ら、これを発泡させる場合には、予めこれを乾燥
しておくことが望ましい。乾燥には例えば除湿乾
燥機を用いるのがよい。その場合の乾燥条件は、
例えば露点が−30℃の空気を160℃に加熱してお
き、この空気中にPATを約4時間露出する、と
いう程度で足りる。
ら、これを発泡させる場合には、予めこれを乾燥
しておくことが望ましい。乾燥には例えば除湿乾
燥機を用いるのがよい。その場合の乾燥条件は、
例えば露点が−30℃の空気を160℃に加熱してお
き、この空気中にPATを約4時間露出する、と
いう程度で足りる。
PATを発泡させるための発泡剤としては、
色々なものを用いることができる。大別すると、
PATの軟化点以上の温度で分解してガスを発生
する固体化合物や、加熱するとPAT内で気化す
る液体や、加圧下でPATに溶解させ得る不活性
な気体など、その何れをも用いることができる。
さらに詳述すれば、上でいう固体化合物は、例え
ばアゾジカーボンアミド、ジニトロソペンタメチ
レテトラミン、ヒドラゾカーボンアミド、重炭酸
ナトリウムなどである。また、上記の気化する液
体は、例えばヘキサン、ペンタン、ブタンのよう
な飽和脂肪族炭化水素、シクロヘキサンのような
飽和脂環族炭化水素、ベンゼン、キシレン、のよ
うな芳香族炭化水素、塩化メチレン、フレオン
(登録商標)のようなハロゲン化炭化水素である。
上記の不活性な気体は、例えば二酸化炭素、窒素
などである。そのほか、発泡剤としては、特開昭
59−135237号公報が教えるように、高分子量の鎖
状芳香族ポリカーボネートを用いることもでき
る。
色々なものを用いることができる。大別すると、
PATの軟化点以上の温度で分解してガスを発生
する固体化合物や、加熱するとPAT内で気化す
る液体や、加圧下でPATに溶解させ得る不活性
な気体など、その何れをも用いることができる。
さらに詳述すれば、上でいう固体化合物は、例え
ばアゾジカーボンアミド、ジニトロソペンタメチ
レテトラミン、ヒドラゾカーボンアミド、重炭酸
ナトリウムなどである。また、上記の気化する液
体は、例えばヘキサン、ペンタン、ブタンのよう
な飽和脂肪族炭化水素、シクロヘキサンのような
飽和脂環族炭化水素、ベンゼン、キシレン、のよ
うな芳香族炭化水素、塩化メチレン、フレオン
(登録商標)のようなハロゲン化炭化水素である。
上記の不活性な気体は、例えば二酸化炭素、窒素
などである。そのほか、発泡剤としては、特開昭
59−135237号公報が教えるように、高分子量の鎖
状芳香族ポリカーボネートを用いることもでき
る。
この発明では、発泡剤を含んだPATを押出発
泡させることが必要とされる。このためには、予
め発泡剤を含んだPATを作つておき、これを押
出機に入れてもよいが、また押出機内でPATに
発泡剤を含ませることもできる。押出機の先端に
は口金が付設され、口金には押出孔が設けられ、
この押出孔から発泡剤を含んだPATを押し出す。
泡させることが必要とされる。このためには、予
め発泡剤を含んだPATを作つておき、これを押
出機に入れてもよいが、また押出機内でPATに
発泡剤を含ませることもできる。押出機の先端に
は口金が付設され、口金には押出孔が設けられ、
この押出孔から発泡剤を含んだPATを押し出す。
このときのPATの押出温度は、PATを溶融状
態とするような200℃以上の高温とされる。つま
り、PATを発泡剤と溶融混練したときの温度そ
のまま、又はこれら僅かに低下しただけの高温で
押し出すこととされる。具体的に言えば、PAT
としてポリエチレンテレフタレート(以下、これ
をPETという)を用いた場合には、PETは280℃
で発泡剤と溶融混練されるが、そのまま280℃の
温度で口金から押し出すことによつて、0.1−0.7
g/cm3の密度の発泡体を得ることができる。ま
た、PATとしてポリブチレンテレフタレート
(以下、これをPBTという)を用いた場合には、
PBTは260℃で溶融混練されるが、これを20℃低
下させただけの240℃の温度で口金から押し出し
て、上述のような密度の発泡体を得ることができ
る。
態とするような200℃以上の高温とされる。つま
り、PATを発泡剤と溶融混練したときの温度そ
のまま、又はこれら僅かに低下しただけの高温で
押し出すこととされる。具体的に言えば、PAT
としてポリエチレンテレフタレート(以下、これ
をPETという)を用いた場合には、PETは280℃
で発泡剤と溶融混練されるが、そのまま280℃の
温度で口金から押し出すことによつて、0.1−0.7
g/cm3の密度の発泡体を得ることができる。ま
た、PATとしてポリブチレンテレフタレート
(以下、これをPBTという)を用いた場合には、
PBTは260℃で溶融混練されるが、これを20℃低
下させただけの240℃の温度で口金から押し出し
て、上述のような密度の発泡体を得ることができ
る。
PATの押し出しが、このような高温でされる
ことは意外なことである。なぜならば、このよう
な高温はPATが発泡するにとくに適した粘度を
示す温度ではないからであり、また他の樹脂では
見られないことだからである。すなわち他の樹
脂、例えばポリエチレンの場合には220℃で溶融
混練し、これを110℃もの温度幅だけ降下させて、
約110℃の温度で押出発泡させなければならない
からであり、またポリプロピレンの場合には250
℃で溶融混練し、これを80℃もの温度幅だけ降下
させて約170℃の温度で押出発泡させなければな
らないからである。
ことは意外なことである。なぜならば、このよう
な高温はPATが発泡するにとくに適した粘度を
示す温度ではないからであり、また他の樹脂では
見られないことだからである。すなわち他の樹
脂、例えばポリエチレンの場合には220℃で溶融
混練し、これを110℃もの温度幅だけ降下させて、
約110℃の温度で押出発泡させなければならない
からであり、またポリプロピレンの場合には250
℃で溶融混練し、これを80℃もの温度幅だけ降下
させて約170℃の温度で押出発泡させなければな
らないからである。
この発明では、押し出されたPATが発泡して、
表面温度がなお結晶融点以上の高温にあるとき、
これを急冷する。急冷には、PATのガラス転移
点以下の温度にある液体又は固体を接触させる。
PATの結晶融点とガラス転移点とは、PATを構
成するカルボン酸とアルコールとの種類によつて
異なるが、大雑把に言えば、結晶融点は、220−
290℃、ガラス転移点は30−90℃の範囲内にある。
従つて、急冷には通常60℃以下の温度にある液体
又は固体を接触させる。
表面温度がなお結晶融点以上の高温にあるとき、
これを急冷する。急冷には、PATのガラス転移
点以下の温度にある液体又は固体を接触させる。
PATの結晶融点とガラス転移点とは、PATを構
成するカルボン酸とアルコールとの種類によつて
異なるが、大雑把に言えば、結晶融点は、220−
290℃、ガラス転移点は30−90℃の範囲内にある。
従つて、急冷には通常60℃以下の温度にある液体
又は固体を接触させる。
急冷に用いる液体としては、水が好適である。
また、急冷に用いる固体としては、熱伝導性の良
好な金属、とくにアルミニウム、ステンレス、銅
等が好適である。急冷用の固体は、その表面が
PAT発泡体の表面によく接触できるような形状
にすることが望ましい。例えばPATが円筒状シ
ートとして押し出される場合には、急冷用の固体
としてマンドレルを用い、PATシートをマンド
レルに沿つて進行させるようにし、且つマンドレ
ルを水で冷却することとする。この場合、マンド
レルの長さをなるべく長くする。また、PATが
平板状シートとして押し出される場合には、急冷
用の固体として対をなすロールを用い、ロール面
にPATシートを密接させながら進行させるよう
にし、且つロールを水で冷却することとする。こ
の場合、ロールの直径をなるべく大きくする。こ
うして、PAT発泡体の表皮部分の結晶化度を低
く押さえる。
また、急冷に用いる固体としては、熱伝導性の良
好な金属、とくにアルミニウム、ステンレス、銅
等が好適である。急冷用の固体は、その表面が
PAT発泡体の表面によく接触できるような形状
にすることが望ましい。例えばPATが円筒状シ
ートとして押し出される場合には、急冷用の固体
としてマンドレルを用い、PATシートをマンド
レルに沿つて進行させるようにし、且つマンドレ
ルを水で冷却することとする。この場合、マンド
レルの長さをなるべく長くする。また、PATが
平板状シートとして押し出される場合には、急冷
用の固体として対をなすロールを用い、ロール面
にPATシートを密接させながら進行させるよう
にし、且つロールを水で冷却することとする。こ
の場合、ロールの直径をなるべく大きくする。こ
うして、PAT発泡体の表皮部分の結晶化度を低
く押さえる。
押し出されたPATは、急冷されると結晶化す
る遑がなくて固化するから、結晶化度の低いもの
となる。一般に、押し出されたものが発泡体であ
る場合には、発泡体を冷却したり又は金型に導い
て形を整えたりするようなときに、発泡体を急冷
しないのが普通である。それは、気泡が収縮して
表面状態を悪くするからである。だから、PAT
の場合も、従来技術どおりに急冷しなければ、表
面で結晶化が行われて結晶化度は大きくなり、通
常30%前後となる。また、厚みが大きい発泡体で
は、その中心部は急冷できないために、結晶化度
は大きくなる。ところが、この発明では、前述の
ように押し出されたPAT発泡体の表面が結晶融
点以上にあるときに、その表面にPAT発泡のガ
ラス転移点以下の液体又は固体を接触させて、発
泡体表面を急冷するから、結晶化度を低く押さえ
ることができる。
る遑がなくて固化するから、結晶化度の低いもの
となる。一般に、押し出されたものが発泡体であ
る場合には、発泡体を冷却したり又は金型に導い
て形を整えたりするようなときに、発泡体を急冷
しないのが普通である。それは、気泡が収縮して
表面状態を悪くするからである。だから、PAT
の場合も、従来技術どおりに急冷しなければ、表
面で結晶化が行われて結晶化度は大きくなり、通
常30%前後となる。また、厚みが大きい発泡体で
は、その中心部は急冷できないために、結晶化度
は大きくなる。ところが、この発明では、前述の
ように押し出されたPAT発泡体の表面が結晶融
点以上にあるときに、その表面にPAT発泡のガ
ラス転移点以下の液体又は固体を接触させて、発
泡体表面を急冷するから、結晶化度を低く押さえ
ることができる。
結晶化度が30%以下となる部分は、発泡体の表
皮部分であることを必要とする。ここで表皮部分
というのは、発泡体の表面から表面に垂直に0.5
mm進んだ部分を意味している。
皮部分であることを必要とする。ここで表皮部分
というのは、発泡体の表面から表面に垂直に0.5
mm進んだ部分を意味している。
実際にPAT発泡体の結晶化度を測定するには、
次のようにする。例えば、PAT発泡体の表皮部
分の結晶化度を測定するには、PAT発泡体の表
面から0.5mmまでの部分を剥ぎ取る。次に、剥ぎ
取つた部分を資料として、この部分の冷結晶化熱
量と融解熱量とを測定する。それには示差走査熱
量測定法によることが望ましい。
次のようにする。例えば、PAT発泡体の表皮部
分の結晶化度を測定するには、PAT発泡体の表
面から0.5mmまでの部分を剥ぎ取る。次に、剥ぎ
取つた部分を資料として、この部分の冷結晶化熱
量と融解熱量とを測定する。それには示差走査熱
量測定法によることが望ましい。
示差走査熱量測定法では、測定資料と標準品と
のヒーターが独立に作動し、定速加熱の過程で両
者間に温度差が生じると、どちらかの熱量の増加
又は抑制機構が自動的に働いてこれを打ち消すの
で、この熱流速度差が直接記録させるようになつ
ている。
のヒーターが独立に作動し、定速加熱の過程で両
者間に温度差が生じると、どちらかの熱量の増加
又は抑制機構が自動的に働いてこれを打ち消すの
で、この熱流速度差が直接記録させるようになつ
ている。
結晶化度は、理論的には次の数式に従つて計算
される。
される。
(モル当たりの融解熱量−モル当りの冷結晶化熱
量)÷完全結晶PATのモル当りの融解熱量×100
=結晶化度(%) ここで、完全結晶ポリエチレンテレフタレート
のモル当りの融解熱量は、高分子データハンドブ
ツク(培風館発行)によれば、26.9KJとされて
いるので、これを使用することとする。
量)÷完全結晶PATのモル当りの融解熱量×100
=結晶化度(%) ここで、完全結晶ポリエチレンテレフタレート
のモル当りの融解熱量は、高分子データハンドブ
ツク(培風館発行)によれば、26.9KJとされて
いるので、これを使用することとする。
この発明では、押し出されたPAT発泡体の表
面を急冷して表皮部分の結晶化度を30%以下に押
さえる。このとき、発泡体の内部は、気泡のため
に表面からの冷却が及ばず、徐冷されることとな
つて、通常結晶化度が表面より高くなる。この発
明では、こうして表皮部分の結晶化度が発泡体中
心部の結晶化度よりも1%以上低くなつているこ
とが必要とされる。そのうちでも、表皮部分の結
晶化度は、中心部のそれよりも1.5%以上低くな
つていることがさらに好ましい。
面を急冷して表皮部分の結晶化度を30%以下に押
さえる。このとき、発泡体の内部は、気泡のため
に表面からの冷却が及ばず、徐冷されることとな
つて、通常結晶化度が表面より高くなる。この発
明では、こうして表皮部分の結晶化度が発泡体中
心部の結晶化度よりも1%以上低くなつているこ
とが必要とされる。そのうちでも、表皮部分の結
晶化度は、中心部のそれよりも1.5%以上低くな
つていることがさらに好ましい。
この発明に係るPAT発泡体のうち好ましい発
泡体は、全体平均結晶化度が15%以上50%以下で
あり、好ましくは20−40%であつて、表面から1
mmまでの厚み部分の結晶化度が全体平均結晶化度
よりも1%以上低くて、そのうちでも表面から
0.5mmまでの表皮部分の結晶化度が全体平均結晶
化度の50%以下となつているものである。
泡体は、全体平均結晶化度が15%以上50%以下で
あり、好ましくは20−40%であつて、表面から1
mmまでの厚み部分の結晶化度が全体平均結晶化度
よりも1%以上低くて、そのうちでも表面から
0.5mmまでの表皮部分の結晶化度が全体平均結晶
化度の50%以下となつているものである。
この発明に係るPAT発泡体のとくに好ましい
状態を図面によつて示すと、次のとおりである。
第1図は、PAT発泡体シートの一部断面を拡大
して示している。第1図において、Aは、発泡体
の表面から垂直に0.5mmだけ内部へ向かつた表皮
部分を示している。また、Bは発泡体の表面から
垂直に1mmだけ進んだ皮部分を示し、Cは発泡体
の中心部を示し、Dは発泡体の全体平均結晶化度
を算出すべき部分を示している。表皮部分Aは極
めて微細な気泡が密に分散した構造を持ち、表皮
部分に続く内部Eは、表皮部分Aよりは粗い気泡
が疎に分布した構造を持ち、中心部Cは、さらに
粗い気泡が一層疎に分布した構造を持つている。
状態を図面によつて示すと、次のとおりである。
第1図は、PAT発泡体シートの一部断面を拡大
して示している。第1図において、Aは、発泡体
の表面から垂直に0.5mmだけ内部へ向かつた表皮
部分を示している。また、Bは発泡体の表面から
垂直に1mmだけ進んだ皮部分を示し、Cは発泡体
の中心部を示し、Dは発泡体の全体平均結晶化度
を算出すべき部分を示している。表皮部分Aは極
めて微細な気泡が密に分散した構造を持ち、表皮
部分に続く内部Eは、表皮部分Aよりは粗い気泡
が疎に分布した構造を持ち、中心部Cは、さらに
粗い気泡が一層疎に分布した構造を持つている。
この発明の実施にあつては、PATの中に公知
の添加剤を加えることができる。例えば、気泡調
整剤として少量のタルク粉末を加えたり、PAT
の溶融特性を改善するために、無水ピロメリツト
酸のような酸二無水物、周期律表a、a族の
金属化合物、又は炭酸ナトリウム等を単独で又は
混合して加えることができる。その量はPAT100
重量部に対し、0.1−5重量部の範囲内とする。
の添加剤を加えることができる。例えば、気泡調
整剤として少量のタルク粉末を加えたり、PAT
の溶融特性を改善するために、無水ピロメリツト
酸のような酸二無水物、周期律表a、a族の
金属化合物、又は炭酸ナトリウム等を単独で又は
混合して加えることができる。その量はPAT100
重量部に対し、0.1−5重量部の範囲内とする。
また、この発明では、押出発泡によつて得えら
れた発泡体が、余りにも低い発泡倍率であるとき
には、これを加熱してさらに二次発泡させること
もできる。このときの加熱手段は、格別限定され
ない。伝導による加熱でも、輻射による加熱で
も、高周波電力による加熱でも、何れをも用いる
ことができる。また、加熱媒体も、とくにPAT
を侵すものでなければ、何れをも用いることがで
きる。そのうちで、好ましい加熱方法は、押出発
泡によつて得られたPAT発泡体を水蒸気又は加
熱された水に接触させる方法である。
れた発泡体が、余りにも低い発泡倍率であるとき
には、これを加熱してさらに二次発泡させること
もできる。このときの加熱手段は、格別限定され
ない。伝導による加熱でも、輻射による加熱で
も、高周波電力による加熱でも、何れをも用いる
ことができる。また、加熱媒体も、とくにPAT
を侵すものでなければ、何れをも用いることがで
きる。そのうちで、好ましい加熱方法は、押出発
泡によつて得られたPAT発泡体を水蒸気又は加
熱された水に接触させる方法である。
水蒸気又は加熱された水に接触させて二次発泡
させようとする場合には、押出発泡に引き続いて
直ちに二次発泡させることができる。この場合、
水蒸気又は水は60−125℃の温度とし、接触時間
を10秒−5分とする。125℃を越えた水蒸気又は
水は、PAT発泡体を加水分解させるおそれがあ
るので、使用を避けた方がよい。
させようとする場合には、押出発泡に引き続いて
直ちに二次発泡させることができる。この場合、
水蒸気又は水は60−125℃の温度とし、接触時間
を10秒−5分とする。125℃を越えた水蒸気又は
水は、PAT発泡体を加水分解させるおそれがあ
るので、使用を避けた方がよい。
(発明の効果)
この発明に係るPAT発泡体は、厚さが3mm以
上で、見掛け密度が0.1−0.7g/cm3のPAT発泡体
であるから、充分な強度と耐熱性とを持ちその上
に軽量である。しかも、このPAT発泡体は、表
面から0.5mm以内の表皮部分における樹脂の結晶
化度が、30%以下に低く押さえられており、発泡
体の中心部における樹脂の結晶化度よりも1%以
上低くなつているから、曲げ強度が大きく、また
釘抜き強度が大きくなつている。ここで釘抜き強
度とは、釘を打ち込んだあとで釘を引き抜くとき
の抵抗力である。釘抜き強度が大きいことは、釘
が抜けにくいことを意味し、従つて構造材とする
に好適である。
上で、見掛け密度が0.1−0.7g/cm3のPAT発泡体
であるから、充分な強度と耐熱性とを持ちその上
に軽量である。しかも、このPAT発泡体は、表
面から0.5mm以内の表皮部分における樹脂の結晶
化度が、30%以下に低く押さえられており、発泡
体の中心部における樹脂の結晶化度よりも1%以
上低くなつているから、曲げ強度が大きく、また
釘抜き強度が大きくなつている。ここで釘抜き強
度とは、釘を打ち込んだあとで釘を引き抜くとき
の抵抗力である。釘抜き強度が大きいことは、釘
が抜けにくいことを意味し、従つて構造材とする
に好適である。
この発明方法によれば、押出機から発泡剤を含
んだPATを200℃以上の溶融状態で押し出すか
ら、PATは低倍率に発泡することとなり、見掛
け密度が0.1−0.7g/cm3のPAT発泡体を容易に得
ることができる。また、押し出されたPATが発
泡して、結晶融点以上の表面温度を持つている間
に、表面にPATのガラス転移点以下の液体又は
固体を接触させて、表面を強制的に急冷すること
としたから、PAT発泡体表面は結晶化する遑が
なくて固化し、従つて表面は結晶化度の低いもの
となる。こうして、表面の結晶化度が、発泡体中
心部の結晶化度よりも少なくとも1%小さい
PAT発泡体を、容易に得ることができる。その
結果、得られた発泡体は、前述のように、曲げ強
度と釘抜き強度が大きくて、しかも、充分な強度
と耐熱性とを持ち、軽量なものが得られる。その
ため、この発泡体は構造材として使用するに適し
たものとなる。この方法は、このような構造材を
容易に作ることができる点で、大きな利益を与え
るものである。
んだPATを200℃以上の溶融状態で押し出すか
ら、PATは低倍率に発泡することとなり、見掛
け密度が0.1−0.7g/cm3のPAT発泡体を容易に得
ることができる。また、押し出されたPATが発
泡して、結晶融点以上の表面温度を持つている間
に、表面にPATのガラス転移点以下の液体又は
固体を接触させて、表面を強制的に急冷すること
としたから、PAT発泡体表面は結晶化する遑が
なくて固化し、従つて表面は結晶化度の低いもの
となる。こうして、表面の結晶化度が、発泡体中
心部の結晶化度よりも少なくとも1%小さい
PAT発泡体を、容易に得ることができる。その
結果、得られた発泡体は、前述のように、曲げ強
度と釘抜き強度が大きくて、しかも、充分な強度
と耐熱性とを持ち、軽量なものが得られる。その
ため、この発泡体は構造材として使用するに適し
たものとなる。この方法は、このような構造材を
容易に作ることができる点で、大きな利益を与え
るものである。
(実施例)
以下に、実施例と比較例とを挙げて、この発明
のすぐれている所以を具体的に説明する。以下で
単に部というのは、重量部を意味している。ま
た、以下で釘抜き強度というのは、次のように測
定した値である。
のすぐれている所以を具体的に説明する。以下で
単に部というのは、重量部を意味している。ま
た、以下で釘抜き強度というのは、次のように測
定した値である。
釘としては、首下長49mm、外径2.5mmの丸釘を
用い、PAT発泡板の表面に釘を直立させ、油圧
プレスで表面から15mmの深さまで釘を打ち込み、
その後引張試験機を用いて釘をPAT発泡板から
引き抜くこととし、引抜速度10mm/分の条件下で
引き抜いたときの、最大生荷重(Kgf)の値をも
つて釘抜き強度とした。
用い、PAT発泡板の表面に釘を直立させ、油圧
プレスで表面から15mmの深さまで釘を打ち込み、
その後引張試験機を用いて釘をPAT発泡板から
引き抜くこととし、引抜速度10mm/分の条件下で
引き抜いたときの、最大生荷重(Kgf)の値をも
つて釘抜き強度とした。
実施例 1
PATとしてPET(イーストマンコダツク社製、
PET 9902)を用いた。まず、PETを除湿乾燥機
に入れ、露点−30℃の空気を循環させながら、
160℃で4時間、PETを乾燥した。
PET 9902)を用いた。まず、PETを除湿乾燥機
に入れ、露点−30℃の空気を循環させながら、
160℃で4時間、PETを乾燥した。
上記のPETを用いて下記の混合物を作つた。
PET 100部
タルク(核剤) 0.6部
無水ピロメリツト酸 0.5部
炭酸ナトリウム 0.1部
この混合物を口径が65mm、L/Dが35の押出機
に入れ、スクリユー回転数25rpm、バレル温度
270−290℃でよく混合し、バレルの途中から発泡
剤としてブタンを圧入し、混合物に対しブタンを
1重量%の割合とし、吐出圧力を55Kg/cm2とし
た。
に入れ、スクリユー回転数25rpm、バレル温度
270−290℃でよく混合し、バレルの途中から発泡
剤としてブタンを圧入し、混合物に対しブタンを
1重量%の割合とし、吐出圧力を55Kg/cm2とし
た。
こうして、発泡剤を含んだPETをフラツト金
型から、30℃の大気中に平板状で押し出した。金
型は、スリツト幅を75mm、間隔を1.5mmとし、265
℃に維持した。大気中に押し出されたPETは直
ちに発泡した。発泡したPET板をすぐに冷却用
金属板の間に挟み、冷却用金属板に密接させなが
ら進行させた。冷却用金属板は、その内部に20℃
の水を通して冷却した。こうして、幅が180mm、
厚みが35mmのPAT発泡板を得た。
型から、30℃の大気中に平板状で押し出した。金
型は、スリツト幅を75mm、間隔を1.5mmとし、265
℃に維持した。大気中に押し出されたPETは直
ちに発泡した。発泡したPET板をすぐに冷却用
金属板の間に挟み、冷却用金属板に密接させなが
ら進行させた。冷却用金属板は、その内部に20℃
の水を通して冷却した。こうして、幅が180mm、
厚みが35mmのPAT発泡板を得た。
この発泡板を押出方向に直角に切断してその断
面を見たところ、表面から垂直に2mmの範囲内に
は、発泡状態の異なる皮が認められた。この発泡
板について物性を測定したところ、平均密度が
0.35g/cm3、表皮部分の密度(0.5mm厚み)が0.38
g/cm3、中心部の密度が0.35g/cm3、全体平均結
晶化度が30.7%、表皮部分の結晶化度が26.7%、
中心部の結晶化度が30.8%であつた。また、曲げ
強度が95.3Kgf/cm3、釘抜き強度が20Kgfであつ
た。
面を見たところ、表面から垂直に2mmの範囲内に
は、発泡状態の異なる皮が認められた。この発泡
板について物性を測定したところ、平均密度が
0.35g/cm3、表皮部分の密度(0.5mm厚み)が0.38
g/cm3、中心部の密度が0.35g/cm3、全体平均結
晶化度が30.7%、表皮部分の結晶化度が26.7%、
中心部の結晶化度が30.8%であつた。また、曲げ
強度が95.3Kgf/cm3、釘抜き強度が20Kgfであつ
た。
比較例 1
この比較例は、実施例1と比較するために、実
施例1とほぼ同じ密度のPET発泡板を作つて、
発泡板の物性を比較したものである。
施例1とほぼ同じ密度のPET発泡板を作つて、
発泡板の物性を比較したものである。
この比較例は、実施例1と同様に実施したが、
ただ冷却用金属板を使用しないで、押し出した
PET発泡板を強制冷却せずに、30℃の大気中で
自然放冷することとした点で、実施例1と異なつ
ていた。
ただ冷却用金属板を使用しないで、押し出した
PET発泡板を強制冷却せずに、30℃の大気中で
自然放冷することとした点で、実施例1と異なつ
ていた。
この発泡板を押出方向に直角に切断してその断
面を見たところ、表面には皮が認められなかつ
た。この発泡板について物性を測定したところ、
平均密度が0.35g/cm3、表面から0.5mmの厚みの
表皮部分に相当する部分の密度も、中心部の密度
も何れも0.35g/cm3、全体平均結晶化度も、表皮
相当部分の結晶化度も、中心部の結晶化度も何れ
も30.8%であり、また、曲げ強度が80.0Kgf/
cm2、釘抜き強度が9.5Kgfであつた。
面を見たところ、表面には皮が認められなかつ
た。この発泡板について物性を測定したところ、
平均密度が0.35g/cm3、表面から0.5mmの厚みの
表皮部分に相当する部分の密度も、中心部の密度
も何れも0.35g/cm3、全体平均結晶化度も、表皮
相当部分の結晶化度も、中心部の結晶化度も何れ
も30.8%であり、また、曲げ強度が80.0Kgf/
cm2、釘抜き強度が9.5Kgfであつた。
比較例1で得た発泡板を実施例1で得た発泡板
と対比すると、同じ程度の発泡倍率でありなが
ら、この発明に係る発泡板は、曲げ強度と釘抜き
強度にすぐれていることがわかる。
と対比すると、同じ程度の発泡倍率でありなが
ら、この発明に係る発泡板は、曲げ強度と釘抜き
強度にすぐれていることがわかる。
実施例 2
この実施例は、実施例1とほぼ同様に処理した
が、異なるようにしたのは、発泡剤としてのブタ
ンを樹脂混合物に対し1.8重量%の割合とし、吐
出圧力を70Kg/cm2とした点だけであつて、それ以
外は実施例1と全く同様に実施した。
が、異なるようにしたのは、発泡剤としてのブタ
ンを樹脂混合物に対し1.8重量%の割合とし、吐
出圧力を70Kg/cm2とした点だけであつて、それ以
外は実施例1と全く同様に実施した。
得られたPET発泡板は、幅が180mm、厚みが5
mmであつた。この発泡板を押出方向に直角に切断
してその断面を見たところ、表面から垂直に1mm
の範囲内には、中心部と発泡状態の異なる皮が認
められた。この発泡板について物性を測定したと
ころ、平均密度が0.22g/cm3、表皮部分の密度が
0.24g/cm3、中心部の密度が0.21g/cm3、全体平
均結晶化度が22.3%、表皮部分(0.5mmの厚み部
分)の結晶化度が18.7%、中心部の結晶化度が
22.7%であつて、曲げ強度が53.9Kgf/cm2、釘抜
き強度が9.8Kgfであつた。
mmであつた。この発泡板を押出方向に直角に切断
してその断面を見たところ、表面から垂直に1mm
の範囲内には、中心部と発泡状態の異なる皮が認
められた。この発泡板について物性を測定したと
ころ、平均密度が0.22g/cm3、表皮部分の密度が
0.24g/cm3、中心部の密度が0.21g/cm3、全体平
均結晶化度が22.3%、表皮部分(0.5mmの厚み部
分)の結晶化度が18.7%、中心部の結晶化度が
22.7%であつて、曲げ強度が53.9Kgf/cm2、釘抜
き強度が9.8Kgfであつた。
比較例 2
この比較例は、実施例2と比較するために、実
施例2とほぼ同じ密度のPET発泡板を作つて、
発泡板の物性を比較したものである。
施例2とほぼ同じ密度のPET発泡板を作つて、
発泡板の物性を比較したものである。
この比較例は、実施例2と同様に実施したが、
ただ冷却用金属板を使用しないで、押し出した
PET発泡板を強制冷却せずに自然放冷すること
とした。
ただ冷却用金属板を使用しないで、押し出した
PET発泡板を強制冷却せずに自然放冷すること
とした。
この発泡板を押出方向に直角に切断してその断
面を見たところ、表面には皮が認められなかつ
た。この発泡板について物性を測定したところ、
平均密度が0.22Kg/cm3、表面から0.5mmの厚みの
表皮部分に相当する部分の密度も中心部の密度も
何れも0.35g/cm3であり、全体平均結晶化度も、
表皮相当部分の結晶化度も、中心部の結晶化度も
何れも22.5%であつた。また、曲げ強度が41.6Kg
f/cm2、釘抜き強度が4.6Kgfであつた。
面を見たところ、表面には皮が認められなかつ
た。この発泡板について物性を測定したところ、
平均密度が0.22Kg/cm3、表面から0.5mmの厚みの
表皮部分に相当する部分の密度も中心部の密度も
何れも0.35g/cm3であり、全体平均結晶化度も、
表皮相当部分の結晶化度も、中心部の結晶化度も
何れも22.5%であつた。また、曲げ強度が41.6Kg
f/cm2、釘抜き強度が4.6Kgfであつた。
比較例2で得た発泡板を実施例2で得た発泡板
と対比すると、同じ程度の発泡倍率でありなが
ら、この発明に係る発泡板は曲げ強度と釘抜き強
度にすぐれていることがわかる。
と対比すると、同じ程度の発泡倍率でありなが
ら、この発明に係る発泡板は曲げ強度と釘抜き強
度にすぐれていることがわかる。
実施例 3
この実施例は、実施例2とほぼ同様に処理した
が、異なるようにしたのは、冷却用金属板を使用
しないで、代わりに35℃の水の中に押出物を浸漬
して冷却することとした点だけであつて、それ以
外は実施例2と全く同様に実施した。
が、異なるようにしたのは、冷却用金属板を使用
しないで、代わりに35℃の水の中に押出物を浸漬
して冷却することとした点だけであつて、それ以
外は実施例2と全く同様に実施した。
得られた発泡板は幅が180mm、厚みが5mmの板
であつた。この発泡板を押出方向に直角に切断し
てその断面を見たところ、表面から垂直に1mmの
範囲内には、中心部と発泡状態の異なる皮が認め
られた。この発泡板について物性を測定したとこ
ろ、平均密度が0.22g/cm3、表皮部分の密度が
0.24g/cm3、中心部の密度が0.21g/cm3、全体平
均結晶化度が22.1%、表皮部分の結晶化度が18.5
%、中心部分の結晶化度が22.6%、曲げ強度が
50.2Kgf/cm2、釘抜き強度が9.3Kgfであつた。
であつた。この発泡板を押出方向に直角に切断し
てその断面を見たところ、表面から垂直に1mmの
範囲内には、中心部と発泡状態の異なる皮が認め
られた。この発泡板について物性を測定したとこ
ろ、平均密度が0.22g/cm3、表皮部分の密度が
0.24g/cm3、中心部の密度が0.21g/cm3、全体平
均結晶化度が22.1%、表皮部分の結晶化度が18.5
%、中心部分の結晶化度が22.6%、曲げ強度が
50.2Kgf/cm2、釘抜き強度が9.3Kgfであつた。
第1図は、この発明に係る熱可塑性ポリエステ
ル系樹脂発泡体の断面拡大図である。
ル系樹脂発泡体の断面拡大図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 厚さが3mm以上で、見掛け密度が0.1−0.7
g/cm3の熱可塑性ポリエステル系樹脂発泡体であ
つて、発泡体の表面から0.5mm以内の表皮部分に
おける樹脂の結晶化度が、30%以下であつて、且
つ発泡体の中心部における樹脂の結晶化度より
も、1%以上低くなつていることを特徴とする、
熱可塑性ポリエステル系樹脂発泡体。 2 押出機から発泡剤を含んだ熱可塑性ポリエス
テル系樹脂を200℃以上の溶融状態で押し出し、
押し出された樹脂が発泡して結晶融点以上の表面
温度を持つている間に、樹脂表面に樹脂のガラス
転移点以下の液体又は固体を接触させて、表面を
強制的に急冷することを特徴とする、熱可塑性ポ
リエステル系樹脂発泡体の製造方法。
Priority Applications (12)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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