JPH0547631U - 制御弁 - Google Patents
制御弁Info
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- JPH0547631U JPH0547631U JP10609991U JP10609991U JPH0547631U JP H0547631 U JPH0547631 U JP H0547631U JP 10609991 U JP10609991 U JP 10609991U JP 10609991 U JP10609991 U JP 10609991U JP H0547631 U JPH0547631 U JP H0547631U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アクチュエータを大型にすることなく高い流
体圧の保持性の向上を図ると共に、耐久性の向上を図
る。 【構成】 弁座8と弁体3に設けた弾性部材11との接
触面内に、流路9開口部を取り囲むように部分的に面圧
を高める突部12を設けたことを特徴とする。突部は弁
座8側又は弾性部材11側に設けるとよい。
体圧の保持性の向上を図ると共に、耐久性の向上を図
る。 【構成】 弁座8と弁体3に設けた弾性部材11との接
触面内に、流路9開口部を取り囲むように部分的に面圧
を高める突部12を設けたことを特徴とする。突部は弁
座8側又は弾性部材11側に設けるとよい。
Description
【0001】
本考案は、たとえば各種油空圧制御等に用いられる制御弁に関する。
【0002】
従来のこの種の制御弁としては図4に示すようなものがある。すなわち、この 制御弁はソレノイドバルブであり、このソレノイドバルブ100の筒状のコイル 101の内周に往復動自在に弁体102が挿入されており、この弁体102の端 面にはゴム等の弾性部材103が設けられている。そして、弁体102とその弁 体102と同軸上に設けられている固定鉄心としてのセンタポスト104との間 に設けられているスプリング105のばね力によって弁箱に設けられている弁座 106に接しさせ、ソレノイドの電磁吸引力を利用して弁座106から離間させ て、弁座106に開口する流路107を開閉する構成となっている。
【0003】 そして、高い流体圧を保持するために、図5に示すように弁体102の弁座1 06への押付け力Pすなわちスプリング105のばね力を上げ、弾性体部材10 3と弁座106との面圧を上げるか、又は弁座106と弁体102の弾性部材1 03との接触面積を小さくするか等が行われている。
【0004】
しかしながら上記した従来技術の場合には、高い流体圧を保持するための押付 け力P、すなわちスプリング105のばね力を上げる場合においては、スプリン グ105のばね力の上昇に伴いアクチュエータとしてのソレノイドの吸引力も上 げなければならずアクチュエータとしてのソレノイドの大型化となる。
【0005】 また、弁座106と弁体102の弾性部材103との接触面積を小さくする場 合においては、図5(b) に示すように弁座106の断面積が小さくなるため、弁 体102の安定性の低下及び弁座106との弾性部材103の接触部のへたり又 は摩耗等による耐久性の低下が問題となる。
【0006】 本考案は上記した従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的 とするところは、アクチュエータを大型化することなく高い流体圧の保持性の向 上を図ると共に、耐久性の向上を図り得る制御弁を提供することにある。
【0007】
上記目的を達成するために、本考案にあっては、弁座に弁体の端面に設けられ たゴム等の弾性部材を接離させて、弁座に開口する流路を開閉する制御弁におい て、前記弁座と前記弾性部材との接触面内に、流路開口部を取り囲むように部分 的に面圧を高める突部を設けたことを特徴とする。
【0008】 そして、突部を弁座と弾性体部材との接触面の弁座側又は弾性部材側に設ける とよい。
【0009】
上記構成の制御弁にあっては、弁座と弁体の端面のゴム等の弾性部材との接触 面内において流路開口部を取り囲むように突部を設けたので、その突部を設けた 分だけ面圧が上がる。また、突部を設けていない領域において弾性部材と弁座が 接触保持されるため弁体の安定性が損なわれないと共に、従来のような弾性部材 のへたり又は摩耗等がなくなる。したがって高い流体圧の保持性が向上すると共 に、耐久性の向上が図れる。
【0010】 また、同じ制御圧に対しては弁体を移動させるアクチュエータの小型化が図れ る。
【0011】
以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明する。本考案の一実施例に係る制 御弁を示す図1及び図2において、1は制御弁としてのソレノイドバルブ全体を 示すもので、概略アクチュエータとしてのソレノイド2と、このソレノイド2に より往復駆動される弁体としてのプランジャ3と、ソレノイド2と一体的に組付 けられた弁箱4と、から構成され相手側取付部材14の穴に装着されている。
【0012】 ソレノイド2は筒状に成形されたコイル5と、このコイル5の中空穴51内周 にその一端面側から中途部まで挿入固定されるセンタポスト6とを備えており、 コイル5の中空穴51の他端の開口部は弁箱4内に径方向に貫通して設けられる ドレインポート7と連続的につながっている。そして、弁箱4内に設けられる弁 座8が上記センタポスト6端面と対向配置されており、プランジャ3はセンタポ スト6と弁座8間に往復移動自在に挿入されている。
【0013】 また、弁座8には流路9が開口しており、この流路9の開口部をプランジャ3 によって開閉することにより弁の開閉を行うようになっている。
【0014】 そして、センタポスト9のプランジャ3側はプランジャ3側に開口する断面コ 字状を成しておりその内部にスプリング10が挿入されており、このスプリング 10の一端はセンタポスト6の閉塞端面に、他端はプランジャ2の端面に、それ ぞれ当接してプランジャ3を弁座8側に付勢している。
【0015】 一方、プランジャ3は大径部31と小径部32とから成り、大径部31の外周 がコイル5の中空穴51の内周に摺動自在に挿入され、小径部32の端面にはゴ ム等の断面矩形状の弾性部材11が結合されている。
【0016】 また、弁座8に開口されている流路9の開口部を取り囲むように突部としての 段差部12が全周的に設けられている。この段差部12は流路9の開口端から若 干半径方向外側までで、高さが微小で、角部がほぼ直角で、段差部12の端面が 平面で環状となっている。
【0017】 そして、ソレノイドバルブ1が自由状態においてはプランジャ3はセンタポス ト6とプランジャ3との間に介在するスプリング10のばね力によって弁座8に 圧接され、閉弁状態に維持されている。このように弁座8に弾性部材11が圧接 されるとき、段差部12により接触面積が小さくなるため面圧が上がり弾性部材 11は面圧に応じて収縮され、そして段差部12以外の弾性部材11の部分は段 差部12以外の弁座8の端面に当接している。
【0018】 このとき、段差部12の高さが低過ぎると弁座8の端面が平面に近づき、弾性 部材11が段差部12に接触する際すぐに段差部12以外の弁座8の端面に当接 してしまい実質接触面積が小さくならず、面圧を上げることができない。逆に、 高過ぎると弾性部材11と段差部12との接触部がへたり又は摩耗等による耐久 性が劣ることになる。また、段差部12の径も弁座8に開口する流路9の径Dに 対して大き過ぎては実質接触面積が小さくならず、面圧を上げることができない 。
【0019】 そこで、適正な段差部12の寸法を決めるべく実験を行ったところ、図2(b) に示すようにその値は、段差部12の高さAは0.01mm〜0.05mm程度、最 大径Bは弁座8の流路9の径Dの1.5倍以下で、弁座8の径Cは流路9の径D の2倍程度以上である。
【0020】 一方、コイル5に通電するとセンタポスト6が励磁され、プランジャ3が、セ ンタポスト6とプランジャ3間に介在するスプリング10のばね力に抗してセン タポスト6側に磁気吸引されて移動し、プランジャ3が弁座8から離れて開弁さ れる。
【0021】 上記構成の制御弁にあっては、弁座8とプランジャ3の端面に設けたゴム等の 弾性部材11との接触面内の弁座8の流路9の開口部を取り囲むように段差部1 2を設けたので、その段差部12により接触面積が小さくなることにより面圧が 上がり、段差部12以外の弁座8の端面において弾性部材11が保持されるため プランジャ3の安定性が損なわれないと共に、従来のような弾性部材11のへた り又は摩耗等がなくなる。したがって高い流体圧の保持性が向上すると共に、耐 久性が向上する。
【0022】 また、同じ制御圧に対してはアクチュエータとしてのソレノイド2に流す電流 が少なくてすむため、アクチュエータとしてのソレノイド2の小型化が図れる。
【0023】 図3には、本考案の他の実施例が示されている。上記実施例では突部を段差部 12としたが、この実施例では段差部12に角度Eを付けた形状の突部13とし たものである。その他の構成および作用については第1実施例と同一なので、同 一の構成部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0024】 尚、上記各実施例では、突部を弁座8側に設けたものを例にとって説明したが 、弾性部材11側に設けても両方に設けても良く、また突部の形状も段差部12 等でなく単に流路9の開口部を取り囲むように連続または不連続の突起を設けた ものでも良く、本考案の趣旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施できる ことが可能である。
【0025】 また、弁体の駆動手段としてのアクチュエータをソレノイド2を用いたものを 例にとって説明したが、弁体を駆動する手段としてはソレノイドに限るものでは なく、その他油圧等の流体圧を利用するものについても同様に適用することがで きる。
【0026】
本考案は、以上の構成および作用を有するもので、弁座と弁体の端面に設けた ゴム等の弾性部材との接触面内の弁座に開口する流路を開口部を取り囲むように 突部を設けたので、その突部により接触面積が小さくなり面圧が上がり、突部以 外の面において弾性部材と弁座が保持されるため弁体の安定性が損なわれないと 共に、従来のような弾性部材のへたり又は摩耗等がなくなる。したがって、高い 流体圧の保持性が向上すると共に、耐久性の向上が図れる。
【0027】 また、同じ制御圧に対しては弁体を移動させるアクチュエータの小型化が図れ る。
【提出日】平成4年8月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【0024】 尚、上記各実施例では、突部を弁座8側に設けたものを例にとって説明したが 、弾性部材11側に設けても両方に設けても良く、また突部の形状も段差部12 等でなく単に流路9の開口部を取り囲むように年輪状の突起を設けたものでも良 く、本考案の趣旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施できることが可能 である。
【図1】図1(a) は本考案の一実施例に係る制御弁の弁
体と弁座を示す要部縦断面図であり、同図(b) は同図
(a) の弁座の段差部の寸法を示す縦断面図であり、同図
(c) は同図(b) の上面図である。
体と弁座を示す要部縦断面図であり、同図(b) は同図
(a) の弁座の段差部の寸法を示す縦断面図であり、同図
(c) は同図(b) の上面図である。
【図2】図2は図1の制御弁をソレノイドバルブに適用
した全体縦断面図である。
した全体縦断面図である。
【図3】図3は本考案の他の実施例に係る制御弁の弁座
に設けた突部を示す要部縦断面図である。
に設けた突部を示す要部縦断面図である。
【図4】図4は従来の制御弁をソレノイドバルブに適用
した全体縦断面図である。
した全体縦断面図である。
【図5】図5(a) は図4の弁体を弁座に対して押付力P
を上げた状態を示す要部縦断面図であり、同図(b) は図
4の弁座を小径にした状態を示す要部縦断面図である。
を上げた状態を示す要部縦断面図であり、同図(b) は図
4の弁座を小径にした状態を示す要部縦断面図である。
1 ソレノイドバルブ 2 ソレノイド 3 プランジャ(弁体) 31 大径部 32 小径部 4 弁箱 5 コイル 51 中空穴 6 センタポスト 7 ドレインポート 8 弁座 9 流路 10 スプリング 11 弾性部材 12 段差部(突部) 13 突部 14 相手側取付部材
Claims (3)
- 【請求項1】 弁座に弁体の端面に設けられたゴム等の
弾性部材を接離させて、弁座に開口する流路を開閉する
制御弁において、 前記弁座と前記弾性部材との接触面内に、流路開口部を
取り囲むように部分的に面圧を高める突部を設けたこと
を特徴とする制御弁。 - 【請求項2】 突部を、弁座と弾性部材の接触面のうち
弁座側に設けた請求項1に記載の制御弁。 - 【請求項3】 突部を、弁座と弾性部材の接触面のうち
弾性部材側に設けた請求項1に記載の制御弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991106099U JP2602126Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 制御弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991106099U JP2602126Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 制御弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0547631U true JPH0547631U (ja) | 1993-06-25 |
| JP2602126Y2 JP2602126Y2 (ja) | 1999-12-27 |
Family
ID=14425081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991106099U Expired - Lifetime JP2602126Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 制御弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2602126Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6317373U (ja) * | 1986-07-18 | 1988-02-04 |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP1991106099U patent/JP2602126Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6317373U (ja) * | 1986-07-18 | 1988-02-04 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2602126Y2 (ja) | 1999-12-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980113 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |