JPH0548393Y2 - - Google Patents

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JPH0548393Y2
JPH0548393Y2 JP15203387U JP15203387U JPH0548393Y2 JP H0548393 Y2 JPH0548393 Y2 JP H0548393Y2 JP 15203387 U JP15203387 U JP 15203387U JP 15203387 U JP15203387 U JP 15203387U JP H0548393 Y2 JPH0548393 Y2 JP H0548393Y2
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roller
jacket
jacket chamber
chambers
heat
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は誘導発熱ローラ装置に関する。
(従来の技術) この種装置において、圧力容器としての適用か
ら回避するために、ローラの周壁内部にその軸心
方向に沿つて互いに独立して複数のジヤケツト室
を設置した場合でも、ローラの円周方向に沿う温
度差が発生しないようにすることが要求される。
これを満足するため、ローラの軸心方向に沿つ
て設けられた複数のジヤケツト室を、環状の溝に
よつて連通するとともに、このジヤケツト室の内
部にローラの軸心に沿う全長にわたつて、更に別
のジヤケツト室を独立して設置し、各ジヤケツト
室の内部にそれぞれ気液二相の熱媒体を封入した
ものは、本考案者によつてすでに提案されている
(特願昭62−116356号)。
これによれば互いに独立したジヤケツト室は、
その内容積を小さくできるため、比較的低沸点、
高蒸気圧力であつて、かつ高潜熱を有する蒸溜水
を熱媒体として封入しても、圧力容器として適用
を受けることはない。
しかしこのジヤケツト室を内部にもつジヤケツ
ト室は互いに連通し、しかもローラの全長にわた
つて設けられているため、その全内容積が大きく
なる。したがつて圧力容器として適用されるのを
避けるためには、比較的低蒸気圧の熱媒体を選択
せざるを得ず、そのため低潜熱のものたとえば有
機性の油を使用しなければならないことになる。
たとえば蒸溜水では、沸点が100℃で、沸点に
おける潜熱は、539Kcal/Kgであるが、沸点が
176℃の有機熱媒油では、その潜熱は約70Kcal/
Kgである。このことは気液2相状態で減圧封入さ
れた有機熱媒油の蒸発、凝縮による熱輸送によつ
て、ローラの円周方向に沿う温度差を減じる効果
は、熱媒体として蒸溜水を減圧封入した場合に比
較して、大きく劣ることを意味している。
したがつてローラの使用条件によつては、有機
熱媒油を使用したのでは、十分な均温特性が得ら
れないにという事態も発生する。かといつて蒸溜
水を使用すれば、圧力容器としての適用を受けな
ければならないことになる。
(考案が解決しようとする問題点) この考案はローラの円周方向に沿う温度差をな
くすためのジヤケツト室に熱媒体として蒸溜水な
どを使用しても、なお圧力容器としての適用が避
けられるようにすることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この考案はローラの周壁に、このローラの軸心
方向にのびる互いに独立した複数の第1のジヤケ
ツト室を設置するとともに、第1のジヤケツト室
より内側にあつて、これに近接する個所に、互い
に連通する第2のジヤケツト室を、ローラの軸心
方向に沿い、その途中まで延長させて設置し、第
1および第2のジヤケツト室に気液2相の蒸溜水
などの熱媒体を封入したことを特徴とする。
(実施例) この考案の実施例を図によつて説明する。1は
ローラで、ここでは図示しない回転駆動源によつ
て回転されるようになつており、2は軸でローラ
1の回転を軸受3によつて支持している。
4はローラ1の内部に設置されている誘導発熱
機構で、誘導コイル5とこれが巻回されてある鉄
心6とから主として構成されてあり、これは軸2
により支持されている。誘導コイル5を交流電源
によつて励磁すると、ローラ1の周壁1Aに電流
が誘起し、この電流によつて周壁が発熱する。
図の例は軸2を固定し、これに支持されるよう
にしてローラ1が回転するようにしているが、こ
れに代えて軸2にローラ1を固定し、軸2を回転
駆動することによつてローラ1を回転させるよう
にしてもよい。このときは誘導発熱機構4は軸2
と一体的に回転させるようにしてもよいし、これ
ら回転体とは別個に固定されている機台などに固
定させておいてもよい。
10は第1のジヤケツト室で、ローラ1の周壁
1Aにその軸心方向にのびる孔によつて構成され
ている。このジヤケツト室10はローラ1の円周
方向に並んで、互いに独立して複数設置されてあ
る。
11は第2のジヤケツト室で、これはジヤケツ
ト室10よりも内側にあつて、かつジヤケツト室
10に近接する個所に複数設置されてある。この
ジヤケツト室11もローラ1の軸心方向にのびて
いるが、その途中までのみ形成される。
これを具体的に説明すると、ジヤケツト室10
はローラ1の軸心方向に沿つて孔を貫通させ、そ
の両端を蓋12によつて密閉することによつて構
成される。
ジヤケツト室11はジヤケツト室10の形成個
所よりも内側に位置する個所に、孔をローラ1の
端部からその途中まで穿設して構成する。各ジヤ
ケツト室11は互いに連通される。そのためにジ
ヤケツト室11を構成している孔の開口している
端部をまたぐように環状の溝を設け、この溝を環
状体13によつて連通溝14が形成されるように
閉塞する。15は蓋12、環状体13の溶接部を
示す。
ジヤケツト室10,11の両方には、比較的低
沸点、高蒸気圧のもので、潜熱の大きいもの、た
とえば蒸溜水が減圧封入される。もちろん両ジヤ
ケツト室はこの蒸溜水を封入した場合でも、所定
の温度での蒸気圧に対して、圧力容器として適用
されない範囲の内容積に設計されてある。
これはジヤケツト室10は、ローラ1の全長に
わたつて延長されてあつても、個々に独立してい
るので、個々の内容積は小さく設計できるし、ま
たジヤケツト室11は複数であつても、ローラ1
の軸心方向に沿う途中までの長さしか構成してい
ないので、全体の内容積は小さく設計できる。し
たがつて蒸溜水を熱媒体として使用しても、圧力
容器としての適用は十分にまぬがれるように構成
することができる。
以上の構成において、ローラ1の軸心方向に沿
つて温度差が発生したときは、ジヤケツト室10
内の熱媒体の蒸発、液化による潜熱によつて均温
化されることは、通常のこの種ローラと特に相違
するものではない。
次にローラ1の円周方向に沿つて温度差が発生
したとすると、高温側にあるジヤケツト室10か
らの熱は、そのジヤケツト室10の内側に近接し
て設置されてあるジヤケツト室11に、ローラ1
の壁部1Bを介して伝熱される。この熱によつて
ジヤケツト室11内の熱媒体が蒸発し、蒸発潜熱
を奪う。
この蒸発によつて発生した蒸気は連通溝14に
沿つて流れ、より低温部側のジヤケツト室11、
すなわち低蒸気圧部に向かい、そこで凝縮して潜
熱を与える。このときの潜熱はそのジヤケツト室
11より、これより外側に近接して位置している
低温側のジヤケツト室10に、その間の壁部1B
を介して伝熱する。
伝熱されたジヤケツト室10内では、そこに封
入されている熱媒体が蒸発し、続いてその壁面で
凝縮すると潜熱が与えられ、その部分の温度を高
める作用を果す。以上によつてローラ1の円周方
向の温度差が均一化されるようになる。
なお図の実施例では、ジヤケツト室11をロー
ラ1の両端部に設けているが、これに代えて一方
の端部のみに設けるようにしてもよい。
(考案の効果) 以上詳述したこの考案によれば、ローラの軸心
方向および円周方向に沿う均温作用は確実に行な
われるとともに、そのために2種のジヤケツト室
を設けても、圧力容器としての適用がまぬがける
ように製作することができ、更に熱媒体として蒸
溜水などを使用しているので、均温作用を効率よ
く実現できるといつた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第
2図は第1図の部分拡大断面図、第3図は第2図
の部分横断面図である。 1……ローラ、4……誘導発熱機構、10……
第1のジヤケツト室、11……第2のジヤケツト
室、14……連通溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に誘導発熱機構を具備し、かつ回転自在と
    されているローラの周壁に、前記ローラの軸心方
    向に延びている互いに独立した第1のジヤケツト
    室の複数を、前記ローラの円周方向に沿つて配列
    するとともに、前記第1のジヤケツト室より内側
    にあつて、かつこれに近接する個所に、互いに連
    通する第2のジヤケツト室の複数を、前記ローラ
    の軸心方向に沿つて途中まで延長して設け、前記
    第1及び第2のジヤケツト室には、気液二相の蒸
    溜水などの熱媒体を封入してなる誘導発熱ローラ
    装置。
JP15203387U 1987-10-02 1987-10-02 Expired - Lifetime JPH0548393Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15203387U JPH0548393Y2 (ja) 1987-10-02 1987-10-02

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JP15203387U JPH0548393Y2 (ja) 1987-10-02 1987-10-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6456192U JPS6456192U (ja) 1989-04-07
JPH0548393Y2 true JPH0548393Y2 (ja) 1993-12-24

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ID=31426602

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JP15203387U Expired - Lifetime JPH0548393Y2 (ja) 1987-10-02 1987-10-02

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4587610B2 (ja) * 2001-07-23 2010-11-24 トクデン株式会社 誘導発熱ローラ装置
JP2006207826A (ja) * 2006-04-20 2006-08-10 Tokuden Co Ltd 熱媒通流ローラ

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JPS6456192U (ja) 1989-04-07

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