JPH0548835U - 魚焼器 - Google Patents
魚焼器Info
- Publication number
- JPH0548835U JPH0548835U JP10912491U JP10912491U JPH0548835U JP H0548835 U JPH0548835 U JP H0548835U JP 10912491 U JP10912491 U JP 10912491U JP 10912491 U JP10912491 U JP 10912491U JP H0548835 U JPH0548835 U JP H0548835U
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- JP
- Japan
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- fish
- heating plate
- carbon material
- infrared radiation
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- Pending
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- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 優れた均熱性ならびに遠赤外線放射性を備え
る魚焼器を提供する。 【構成】 網状部材1の下部に間隔を置いて黒鉛質のカ
ーボン材からなる厚さ5mm以上の加熱板2を配設した構
造。見掛密度1.6g/cc 以上で結晶子(Lc 002)が20nm以上
である黒鉛質のカーボン材を加熱板2とすることが好ま
しい。
る魚焼器を提供する。 【構成】 網状部材1の下部に間隔を置いて黒鉛質のカ
ーボン材からなる厚さ5mm以上の加熱板2を配設した構
造。見掛密度1.6g/cc 以上で結晶子(Lc 002)が20nm以上
である黒鉛質のカーボン材を加熱板2とすることが好ま
しい。
Description
【0001】
本考案は、優れた均熱性と遠赤外線放射性を有する魚焼器に関する。
【0002】
一般に、魚を焼く場合にはガスバーナー、電気ヒーターといった加熱源が主に 用いられているが、燃焼炎や電熱が直接に魚に接触すると焼きムラ、焼け焦げ、 収縮などの現象を生じるほか、焼き上げ後の風味を損ねる結果を与える。このよ うな現象発生を抑え、中心部まで急速に焼き上げることができる魚焼器として遠 赤外線の放射を利用する機構のものが数多く開発されている。
【0003】 例えば、ステンレス製の格子面に間隔をおいて表面にFe−Al合金層が露出 する薄鋼板からなる加熱板を設置した構造で、魚類は加熱されると同時に遠赤外 線放射を受けながら調理される魚焼器(実開昭62−332 号公報) 、魚載せ用網部 材の下部に適当間隔を置いて設置され燃焼炎および高温燃焼ガスによって直接加 熱される板金製加熱器本体に、アルミナ単独またはアルミナに酸化チタンその他 の無機質酸化物粉末を配合した遠赤外線放射面を形成した魚焼器(実開昭62−42 35号公報) 、器体内に設置した載置網の上方に、発熱線を遠赤外線放射性セラミ ック粒子管で被嵌したヒーターを設けた電気調理器(実開昭63−163739号公報) 等が提案されている。
【0004】
このうち、魚網の下部に介設する加熱板に遠赤外線放射機能を付与する構造の ものは、魚体の内部および外面が急速に加熱されて短時間内に調理を完了させる ことができる。しかしながら、従来の加熱板は軽量化を図るために肉薄の金属材 料が基材となっている関係で、熱源をあてた際に局部的な赤熱部分が偏在し、板 全面を均一に加熱させる均熱性の面では十分な機能が得られない難点がある。
【0005】 本考案は、加熱板として従来の材料とは異なる特定性状のカーボン板を使用す ることにより均熱性を改善したもので、その目的は優れた均熱性ならびに遠赤外 線放射性を備える魚焼器を提供することにある。
【0006】
上記の目的を達成するための本考案に係る魚焼器は、網状部材の下部に間隔を 置いて黒鉛質のカーボン材からなる厚さ5mm以上の加熱板を配設した構造を特徴 とするものである。
【0007】 本考案の加熱板を構成する黒鉛質のカーボン材は、黒鉛化し易い石油コークス またはピッチコークスの粉粒体フィラーをバインダーと共に混練し、板状体に成 形したのち非酸化性雰囲気中で1000℃までの温度で焼成炭化し、更に黒鉛化炉で 2000℃以上の温度で黒鉛化処理したのち表面加工することによって製造すること ができる。該加熱板は、厚さを5mm以上にすることが均熱性をもたせるための重 要な設計要素となるが、カーボン材は金属材料に比べて比重が軽いため重量増を もたらすことはない。また、黒鉛化の度合も均熱性の付与に影響を与えるが、本 考案の目的には材料特性として見掛密度1.6 g/cc以上で結晶子(Lc 002)が 20nm 以上の黒鉛質であることが好適である。
【0008】
黒鉛質のカーボン材は、良好な熱伝導性ならびに熱吸収性を有しており、加熱 により遠赤外線を放射する。したがって、本考案による魚焼器は加熱板の底部を ガスバーナーなどの熱源をあてて加熱すると、前記の材質特性と適度な材料厚み (5mm以上) の作用によって加熱面全体の温度分布が変動しない均熱状態を形成 し、同時に上部に対し遠赤外線を放射する。
【0009】 網状部材の上に載せられた魚は、加熱板の均熱作用による空気伝熱と遠赤外線 放射を受けて内外部が均等に加熱され、焼きムラや局部的な焼け焦げのない状態 に焼き上がる。また、加熱過程では魚全体の表面近傍の温度が優先して上昇し、 中身の旨味成分(グルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸等)であるドリップを 逃さない層を形成しながら円滑な焼き上がりが進行するから、魚の収縮度合が小 さく、風味を損ねることもない。
【0010】
以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。 図1は本考案に係る魚焼器を示した側断面図で、1は焼くための魚類を載せる 金属製の網状部材、2は網状部材1の下部に間隔を置いて平行に配設された加熱 板、3は脚部である。
【0011】 加熱板2は、厚さ5mm以上の黒鉛質組織からなるカーボン材により形成する。 厚さは5mm以上ないと均熱性が減退するが、10mmを越すようになると重量が大き くなるうえ全体加熱に時間を要するようになるため、5〜10mmの厚さ範囲に設計 することが望ましい。また、加熱板3の材質特性としては、見掛密度1.6 g/cc以 上、X線回折図形から求めた結晶子(Lc 002)の大きさが 20nm 以上のものが好適 に使用される。材質特性が1.6 g/cc未満の見掛密度や 20nm を下廻る結晶子(Lc 002)のような黒鉛結晶が発達していない炭素質組織である場合には、熱伝導性や 熱吸収性が不十分となって均熱性が減退する傾向を招く。脚部3は必要に応じて 取り付けられる部材で、通常、金属材料で作製される。
【0012】 本考案の魚焼器は、図2に示すようにガスバーナ等の上に熱源が加熱板2の底 部にあたる状態に置き、網状部材1の上面に魚5を載せて使用される。具体例と して、見掛密度1.8 g/cc、結晶子(Lc 002)1100nmの材質特性を有し、縦310mm 、 横210mm 、厚さ9mmの形状に成形加工した黒鉛質のカーボン材加熱板を網状部材 と10mmの間隔を置いて配設した魚焼器を用い、体長20cmの天然鯛を焼いたところ 、焼き上がり時間は23分で、焼きムラや局部的な焼け焦げ現象は認められなかっ た。また、魚の重量変化は焼く前の150gに対して焼いた後は129gであって収縮度 合は少なく、中身はしっとりとして良好な味であった。
【0013】 比較のために、カーボン材加熱板の代わりに赤外線放射性のガラス板を加熱板 として同様に天然鯛を焼いたところ、焼き上がり時間は24分で、魚の重量変化は 焼く前の165gが焼いた後で125gに減少し大きな体収縮が認められた。また、中身 はバサ付く感じの味合いであった。
【0014】
以上のとおり、本考案の魚焼器によれば黒鉛質のカーボン材を加熱板とするこ とにより使用時に優れた均熱性と遠赤外線放射性を発揮するから、魚の種類を問 わず焼きムラや局部的な焼き焦げ、重量減少による収縮等を効果的に抑制し、か つ旨味を損ねずに迅速、円滑に焼き上げることが可能となる。したがって、業務 用から家庭用に至る広い分野の魚焼器として高い実用的効果がもたらされる。
【図1】本考案に係る魚焼器の1実施例を示した側断面
図である。
図である。
【図2】本考案に係る魚焼器の使用状態を示した側面図
である。
である。
1 網状部材 2 加熱板 3 脚部 4 ガスバーナー 5 魚
Claims (2)
- 【請求項1】 網状部材の下部に間隔を置いて黒鉛質の
カーボン材からなる厚さ5mm以上の加熱板を配設した構
造の魚焼器。 - 【請求項2】 黒鉛質のカーボン材が、見掛密度1.6 g/
cc以上で結晶子(Lc002)が 20nm 以上の材質特性を備え
る請求項1記載の魚焼器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10912491U JPH0548835U (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | 魚焼器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10912491U JPH0548835U (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | 魚焼器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0548835U true JPH0548835U (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=14502173
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10912491U Pending JPH0548835U (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | 魚焼器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0548835U (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020025809A (ja) * | 2018-08-17 | 2020-02-20 | 東京瓦斯株式会社 | 調理器 |
| JP2020028412A (ja) * | 2018-08-22 | 2020-02-27 | 東京瓦斯株式会社 | 調理器 |
| JP2020028416A (ja) * | 2018-08-22 | 2020-02-27 | 東京瓦斯株式会社 | 放熱ユニットおよび調理器 |
| JP2020028417A (ja) * | 2018-08-22 | 2020-02-27 | 東京瓦斯株式会社 | 調理器 |
| JP2020028422A (ja) * | 2018-08-22 | 2020-02-27 | 東京瓦斯株式会社 | 調理器および排気システム |
-
1991
- 1991-12-09 JP JP10912491U patent/JPH0548835U/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020025809A (ja) * | 2018-08-17 | 2020-02-20 | 東京瓦斯株式会社 | 調理器 |
| JP2020028412A (ja) * | 2018-08-22 | 2020-02-27 | 東京瓦斯株式会社 | 調理器 |
| JP2020028416A (ja) * | 2018-08-22 | 2020-02-27 | 東京瓦斯株式会社 | 放熱ユニットおよび調理器 |
| JP2020028417A (ja) * | 2018-08-22 | 2020-02-27 | 東京瓦斯株式会社 | 調理器 |
| JP2020028422A (ja) * | 2018-08-22 | 2020-02-27 | 東京瓦斯株式会社 | 調理器および排気システム |
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