JPH0549446B2 - - Google Patents

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JPH0549446B2
JPH0549446B2 JP22390983A JP22390983A JPH0549446B2 JP H0549446 B2 JPH0549446 B2 JP H0549446B2 JP 22390983 A JP22390983 A JP 22390983A JP 22390983 A JP22390983 A JP 22390983A JP H0549446 B2 JPH0549446 B2 JP H0549446B2
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JP
Japan
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film
chlorinated
resin
paint
conductive film
Prior art date
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JP22390983A
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English (en)
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JPS60115648A (ja
Inventor
Hideki Yamamoto
Masao Nakajima
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
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  • Conductive Materials (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、酸、アルカリ等の各種の化学薬品に
耐性があり、柔軟性に富み、かつ導電性を持つフ
イルムに関する。
このような耐薬品性の導電性フイルムを製造す
るには二つの方法が考えられ、その一つは、押出
機を用いた成膜法を利用する方法である。この方
法は更に二つに分類され、その一つは、フイルム
の素材となるべき樹脂のペレツトと炭素微粉末
を、押出機内部で樹脂を溶融すると共に混合し、
押出して成膜する方法であり、もう一つは、樹脂
を溶融して炭素微粉末と混合し、この混合物を一
度ペレツトとした後、このペレツトを押出機に供
給して成膜する方法である。
そして、もう一つの方法は、フイルムの素材と
なるべき樹脂を適当な有機溶剤により溶解し、均
一な樹脂溶液としてこれに炭素微粉末を加え、ボ
ール・ミル等により混練して塗料化し、この樹脂
に対して接着性のないベースフイルム上にこの塗
料を塗工し、乾燥して皮膜を形成し、次いでこの
皮膜をベースフイルムから剥離することによつて
フイルムを得る方法である。
前者の押出機を用いる方法では、材料供給から
溶融、混合、成膜までの時間が短かく、充分に混
練されないために、導電性フイラーである炭素微
粉末が樹脂中に均一に分散しにくく、良好な導電
性フイルムを得ることができなかつた。一方、後
者の樹脂溶液に炭素微粉末を混入する方法では、
樹脂が溶液状のために、炭素微粉末の混入が容易
で、なおかつ、混練時間が自由に設定でき、樹脂
中に炭素微粉末を均一になるまで充分に混練する
ことが可能で、良好な導電性を有するフイルムを
得ることができる。更に塗工方法により皮膜を形
成するために、一回の塗工で目的のフイルムの厚
さまで塗工する必要はなく、何回かの塗工で目的
の厚みまで塗工すれば、ピンホールや厚みの不均
一等の欠陥が解消し、より均一なフイルムを得る
ことができる。
ところで、耐薬品性導電性フイルムの素材とな
る耐薬品性の優れた樹脂としては、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、フツ素樹脂、塩化ビニル、
塩化ビニリデン、ポリスルフオン等の樹脂が考え
られるが、一般有機溶剤に解けにくかつたり、塩
化ビニルのように、大量の可塑剤を用いなければ
柔軟なフイルムが得られなかつたりして、良好な
物性を持つたものがなかつた。
本発明者等は、一般の有機溶剤に可溶性で、耐
薬品性を示し、なおかつ得られたフイルムが柔軟
性を有する導電性フイルムの条件にかなう樹脂を
種々検討した結果、ポリオレフインを塩素化した
樹脂、すなわち塩素化ポリプロピレン、塩素化ポ
リエチレン、塩素化エチレン−酢酸ビニルエステ
ル共重合体(以下「塩素化EVA」と呼ぶ。)等が
酸、アルカリのような各種の化学薬品に対して安
定で、有機溶剤に溶けることが分つた。
しかるに、塩素化ポリエチレン又は塩素化ポリ
プロピレンに導電性炭素微粉末を混入して製作し
たフイルムは柔軟性が低く、特に塩素化度が高く
なるに従い、硬くしかも脆くなる傾向がある。一
方塩素化EVAを用いたフイルムは柔軟で伸びが
あり、ゴム状の弾性も持つていたが、このフイル
ムの表面は粘着性があり、フイルム同士ブロツキ
ングする恐れがあつた。
本発明者等は、この両者の長所を生かし、欠点
を補うために塩素化ポリエチレン又は塩素化ポリ
プロピレンに対し、適量の塩素化EVAを配合し
た混合樹脂を樹脂分として用いることにより、柔
軟で伸びがあり、かつフイルム同士がブロツキン
グすることのないフイルムが得られることを発見
し、本発明を完成した。
すなわち本発明は、樹脂分と炭素微粉末と有機
溶媒からなる溶剤分散液をベースフイルムに塗工
することによつて得られる導電性フイルムにおい
て、前記樹脂分が塩素化エチレン−酢酸ビニルエ
ステル共重合体10〜80重量%、塩素化ポリエチレ
ン又は塩素化ポリプロピレン90〜20重量%から成
る混合樹脂であることを特徴とする耐薬品性導電
性フイルムである。
本発明に係る塩素化ポリエチレン、塩素化ポリ
プロピレン、塩素化エチレン−酢酸ビニルエステ
ル共重合体(塩素化EVA)は、それぞれ対応す
るポリオレフイン系樹脂を塩素化したもので、い
ずれもフイルムの柔軟性の点から、塩素化度が45
%以下であることが好ましい。また塩素化EVA
は、酢酸ビニルエステル含有量があまり高くない
方が耐薬品性が向上する傾向がある。
また、有機溶剤としては、トルエン等の芳香族
炭化水素、ケトン類、エステル類、及び塩素化炭
化水素等が使用できる。
本発明で述べる導電性フイラーとしての炭素微
粉末はカーボン・ブラツクでも黒鉛の粉末でもか
まわず、樹脂に対する割合は導電性及び物性を考
慮し選択すれば良い。
本発明の耐薬品導電性フイルムの製造方法の一
例を以下に述べる。
まず、塩素化ポリプロピレン、塩素化ポリエチ
レンを有機溶剤に溶かし、これに塩素化EVAを
配合する。これに、黒鉛やカーボンブラツクの炭
素微粉末を導電性フイラーとして適量混入し、ボ
ール・ミル、アトライター等により混練し、塗工
液とする。この塗工液を、塩素化ポリエチレン、
塩素化ポリプロピレン、塩素化EVA等の塩素化
ポリオレフインが接着しにくい性質を持つベース
フイルム上にリバース・ロール・コート、ナイ
フ・コートなどの方法により塗工し、乾燥して皮
膜を形成された後、、ベースフイルムより剥離し
て、本発明の耐薬品性導電性フイルムを得ること
ができる。
こうして得られる本発明の耐薬品性導電性フイ
ルムの特徴としては、次のようなものがある。
(1) このフイルムは、このフイルムの樹脂分の塩
素化ポリオレフイン系樹脂と同様に耐薬品性が
良好で、酸、アルカリに対して長時間安定で、
劣化することはない。
(2) 樹脂分として塩素化ペリエチレン又は塩素化
ポリプロピレンの単一の樹脂を用いた場合に
は、得られるフイルムは柔軟性が劣るが、これ
に適量の塩素化EVAをブレンドした混合樹脂
を樹脂分として用いるので、得られたフイルム
は柔軟性が向上し、ゴム弾性が現われ、フイル
ムとしての強度も向上する。また柔軟性の程度
は、塩素化EVAの混合割合により自由にコン
トロールすることが可能である。
(3) 本発明では、樹脂分として有機溶剤に可溶な
塩素化ポリオレフインを用いるため、フイルム
を製造する場合、上述の塗工法を適用でき、多
数回塗工することによつてピンホールや厚みの
不均一等の事故が解消できる。また、多数回塗
工する際、まず塩素化ポリエチレンや塩素化ポ
リプロピレンの割合の多い塗料を塗工し、次い
で塩素化EVAの割合の多い塗料を塗工する等、
組成の異なる塗料を塗工することにより、フイ
ルムの一方の面を耐薬品性の強い面とすると共
に、その柔軟性を保持したフイルムを得ること
ができる。
(4) 本発明では、有機溶剤に可溶な塩素化ポリオ
レフインを樹脂分として用いるために、導電性
炭素微粉末をこの樹脂溶液に混入でき、高い割
合で導電性炭素微粉末を混合しても、適当な混
練時間を設定すれば均一に炭素微粉末の分散し
たフイルムが得られ、こうして得られたフイル
ムは優れた導電性を有する。また、この混練時
間の設定が容易である。
(5) 本発明で用いる塩素化ポリオレフイン、すな
わち、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピ
レン、及び塩素化EVAはいずれも熱可塑性で、
本発明のフイルムも熱可塑性を持ち、従つて、
本発明のフイルム同士又は金属電極等の他の素
材に対して熱融着もしくはヒートシールするこ
とができる。
本発明の耐薬品性導電性フイルムは、各種化
学薬品の容器や包装材料、化学薬品に浸漬した
り腐食性ガスに接する環境下に置かれる金属板
等の保護フイルム、電子部品とその基板との間
の導電性を確保するためのフイルム、メツキ、
精練等の電解槽に使用する資材の保護フイル
ム、電解液に接する電池の材料、静電気の影響
を受けやすい電子部品の除電保護フイルムなど
に使用できる。
以下、実施例により、本発明を説明する。な
お、実施例中「部」とあるのは全て重量部であ
る。
実施例 1 塗料処方 スーパークロン803MW(山陽国策パルプ(株)製塩素
化ポリプロピレン)(塩素含有量29.5±1%、固
型分20±1%) 70部 スーパークロンB(山陽国策パルプ(株)製塩素化
EVA)(塩素含有量27±1%、固型分20±1%)
30部 デンカ・ブラツク(電気化学工業(株)アセチレン・
ブラツク)(粒度50〜950μ) 7部 トルエン 15部 これらの材料をボール・ミルにて3時間混練し
て得られたものを塗料とした。なお、この塗料に
含まれる全固型分中約26%がデンカ・ブラツクで
あり、全樹脂中約30%がスーパークロンBであ
る。
この塗料を厚さ25μのポリエステルフイルムに
ナイフコーターで計三回繰り返して塗工及び乾燥
した。一回の塗工と乾燥で30〜35μの厚さの乾燥
した皮膜が得られ、三回これを繰り返して約
100μの乾燥した皮膜が得られた。
この皮膜をポリエステルフイルムから剥離し
て、導電性フイルムを得た。
この導電性フイルムの表、裏面を銅板ではさ
み、荷重100gの圧力を加え、表・裏面間の抵抗
を測定したところ、1平方cm当たり10-1〜100Ω
の良好な導電性を示した。また、この導電性フイ
ルムを、20%NaOHの水溶液に60℃で12ケ月間
保存しても、膨潤、溶解した形跡もなく、物性の
変化もなかつた。
また、上記塗料処方のうち、スーパークロンB
(塩素化EVA)を除いて、樹脂分としてスーパー
クロン803MW(塩素化ポリプロピレン)のみを用
いて、同様に100μの導電性フイルムを作製し、
比較例とした。この比較用のフイルムに比べて、
上記本発明のフイルムは約3倍の伸び率を有し、
優れた柔軟性とゴム弾性を有していた。
実施例 2 塗料処方 スーパークロン803MW 50部 スーパークロンB 50部 CSPE(日本黒鉛工業(株)製鱗状黒鉛)(粒度範囲1
〜15μ) 11部 トルエン 15部 これらの材料をボール・ミルにて2時間混練し
たものを塗料とした。なお、この塗料に含まれる
全固型分中約35%がCSPEであり、全樹脂中約50
%がスーパークロンBである。
この塗料を用いて、実施例1と同様の方法で、
厚さ100μの導電性フイルムを製造した。
このフイルムは、導電性フイラーとして鱗状黒
鉛を用い、しかも実施例1より導電性フイラーの
配合量を増したので、表・裏面間の1平行cm当た
りの抵抗が10-2〜10-1Ωと小さくなり、導電性も
向上した。
また、実施例1より塩素化EVAの割合を多く
したので、柔軟性も増し、実施例1で比較例とし
て用いた導電性フイルムに比べて約5倍の伸び率
を有し、フイルム表面の粘着性は低くてブロツキ
ングを起こすこともなく、耐薬品性も良好であつ
た。
このフイルムを、ステンレス板に重ね、160℃、
0.5〜2Kg/cm2の条件でニツプロールで熱融着す
ることにより、導電性を損うことなく金属表面を
酸、アルカリ等の薬品から保護することができ
た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 樹脂分と炭素微粉末と有機溶媒からなる溶剤
    分散液をベースフイルムに塗工することによつて
    得られる導電性フイルムにおいて、前記樹脂分が
    塩素化エチレン−酢酸ビニルエステル共重合体10
    〜80重量%、塩素化ポリエチレン又は塩素化ポリ
    プロピレン90〜20重量%から成る混合樹脂である
    ことを特徴とする耐薬品性導電性フイルム。
JP22390983A 1983-11-28 1983-11-28 耐薬品性導電性フィルム Granted JPS60115648A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22390983A JPS60115648A (ja) 1983-11-28 1983-11-28 耐薬品性導電性フィルム

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22390983A JPS60115648A (ja) 1983-11-28 1983-11-28 耐薬品性導電性フィルム

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Publication Number Publication Date
JPS60115648A JPS60115648A (ja) 1985-06-22
JPH0549446B2 true JPH0549446B2 (ja) 1993-07-26

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JP22390983A Granted JPS60115648A (ja) 1983-11-28 1983-11-28 耐薬品性導電性フィルム

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JPS60115648A (ja) 1985-06-22

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