JPH0549557U - 携行用カート - Google Patents

携行用カート

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JPH0549557U
JPH0549557U JP7862192U JP7862192U JPH0549557U JP H0549557 U JPH0549557 U JP H0549557U JP 7862192 U JP7862192 U JP 7862192U JP 7862192 U JP7862192 U JP 7862192U JP H0549557 U JPH0549557 U JP H0549557U
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JP
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pipe
pair
base
pipes
drawer
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JP7862192U
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English (en)
Inventor
裕通 加藤
裕 塩川
Original Assignee
株式会社ゴーウェル
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 折畳み式の携行用カートにおいて、伸縮パイ
プ部のロック及びロック解除手段の構成を簡単にし、カ
ート移動時におけるパイプの抜け外れが起こらないよう
にする。 【構成】 一対の基礎パイプ14の上端部間に横架された
ガイドパイプ36内に摺動自在に嵌挿された可動ロッド40
の先端部を、圧縮コイルばね44の付勢力により、基礎パ
イプの挿通用孔34を通して引出しパイプ部22の係止用孔
46内に嵌入させることにより、基礎パイプと引出しパイ
プ部とをロックする。また、可動ロッドに一体的に突設
された両操作環42を摘まむようにして、可動ロッドの先
端部を圧縮コイルばねの弾発力に抗して引出しパイプ部
の係止用孔から抜き出すことによりロック解除できるよ
うにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、手荷物等を運搬するために使用される折畳み式の携行用カートに 関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、携行用カートは、左右に車輪が装着された基体に、水平に片持ち式に 支持されるとともに折畳み自在とされた荷載置部を取り付け、また、前記基体に 、数本のパイプを連接して伸縮自在とされた互いに平行な一対のハンドル用支柱 を立設し、さらに、一対のハンドル用支柱の上端部同士間に、携行用カートを移 動させる際に手で把持するための把手であるハンドルグリップを架装した構成と なっている。そして、携行用カートを使用しない時には、ハンドル用支柱を収縮 させ、その収縮した一対のハンドル用支柱側へ荷載置部を引き起こして携行する のに適した大きさに折り畳み、使用時には、荷載置部をハンドル用支柱から前方 へ倒して荷載置部をハンドル用支柱に対し90°前後の角度に開くとともに、ハ ンドル用支柱を立姿勢において手押し或いは手引き可能な長さに伸長させた後、 荷載置部上に荷物を載せるようにしている。
【0003】 この携行用カートのハンドル用支柱の伸縮操作に際しては、ハンドル用支柱の 伸長状態においてその収縮を阻止するためにロックし、他方、ハンドル用支柱を 収縮させようとするときには、そのロックを解除するようになっている。例えば 実開昭63−94080号公報等に開示されている携行用カートでは、一方のパ イプを他方のパイプ内に摺動自在に嵌挿して伸縮するハンドル用支柱において、 一方のパイプの壁面に開設したピン孔へばね付勢状態で挿入し保持させた鍔付き ロックピンを、他方のパイプに開設した係止ピン孔に嵌入させることにより、ロ ックを行なうようになっている。他方、パイプから突出する鍔付きロックピンの 先端を、パイプに対し一定範囲でスライドする解除部材がバネの弾発力に抗して 押し込むことにより、ロック解除が行なわれるようになっている。そして、その 解除部材の上下動操作は、ハンドルグリップに近接した位置に操作グリップを設 け、この操作グリップを手の指先で操作して上方へ引き上げることにより行なう ようにされている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記した実開昭63−94080号公報に開示された携行用カートは、ロック 及びロック解除に際しての操作性が極めて良好なものであるが、携行用カートの 型式によっては、上記ロック及びロック解除機構をそのまま採用すると、構成が 複雑となって、部品点数が多くなるとともに、組立て作業も面倒になるといった ことがある。また、上記携行用カートは、操作性を考慮し、ロック解除のための 操作グリップをハンドルグリップに近接させて設けているが、このため、携行用 カートを移動させる際に、ハンドルグリップを把持しないで誤って操作グリップ を把持した状態でカートを引っ張り、このために、操作グリップがハンドルグリ ップ側へ引き寄せられ、解除部材が作動してロックが解除されることがある。こ の場合、ハンドル用支柱を構成する各パイプ間には抜け止め手段が施されている が、重量のある荷物を荷載置部に載置した状態で操作グリップが引き上げられる と、その際のはずみで、抜け止め手段が抜け外れを防止し切れずに、伸縮するハ ンドル用支柱の一方のパイプが他方のパイプから抜け出てしまう、といったこと が起こる。
【0005】 この考案は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、携行用カートに おけるロック及びロック解除手段の構成を簡単にするとともに、携行用カートの パイプを伸長させ荷載置部に荷物を載置した状態でカートを移動させる際に、パ イプの抜け外れが生じる心配が全く無いようにすることを技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案では、左右に一対の車輪を有する基枠と、この基枠に固着されて基枠 から上方へ延設された互いに平行な左右一対の基礎パイプと、前記基枠に片持ち 式に支持され、前記基礎パイプに対し前方へ開いた位置と基礎パイプに重畳する 位置との間で回動自在とされた荷載置部と、前記各基礎パイプにそれぞれ引出自 在に嵌挿された互いに平行な左右一対の引出しパイプ部と、この一対の引出しパ イプ部に対し直交しその上端同士を連接する把手部とを備えて携行用カートを構 成し、そのカートにおけるロック及びロック解除手段を以下のように構成した。 すなわち、上記一対の基礎パイプの各上端部の、互いに対向する位置に挿通用孔 をそれぞれ穿設するとともに、一対の基礎パイプの上端部間にガイドパイプを、 その軸心線が前記各挿通用孔の中心のそれぞれと一致するように横架固着した。 前記ガイドパイプには、その左右両側に、軸線方向にかつ互いに一直線上になる ように一対のスリットを形成した。そして、そのガイドパイプ内に、前記スリッ トを通してガイドパイプ外方へ突出した操作用部材が一体的に突設された可動ロ ッドを左右に一対、それぞれ摺動自在に嵌挿した。また、ガイドパイプに弾発手 段を配設し、前記各可動ロッドをそれぞれガイドパイプの軸線方向における外側 方向へ付勢するようにした。他方、上記一対の引出しパイプ部の各下端部の、互 いに対向する位置に係止用孔をそれぞれ穿設し、引出しパイプ部を基礎パイプか ら引き出した際に、前記各可動ロッドの先端部が基礎パイプ上端部の前記各挿通 用孔を貫通して各係止用孔にそれぞれ嵌脱自在に嵌入するようにした。
【0007】 また、上記携行用カートにおけるロック及びロック解除手段の別の構成として 、上記一対の基礎パイプの各上端部の、互いに対向する位置に挿通用孔をそれぞ れ穿設するとともに、一対の基礎パイプの上端部間に下側ガイドパイプを、その 軸心線が前記各挿通用孔の中心のそれぞれと一致するように横架固着し、その下 側ガイドパイプに、その左右両側における上面側に、軸線方向にかつ互いに一直 線上になるように一対のスリットを形成し、その下側ガイドパイプ内に、前記ス リットを通して下側ガイドパイプ外方へ突出した操作用部材が上面側に一体的に 突設された可動ロッドを左右に一対、それぞれ摺動自在に嵌挿し、また、下側ガ イドパイプに弾発手段を配設して、前記各可動ロッドをそれぞれ下側ガイドパイ プの軸線方向における外側方向へ付勢するようにし、さらに、下側ガイドパイプ の上方にそれと平行をなすように前記一対の基礎パイプの上端部間に上側ガイド パイプを横架固着し、その上側ガイドパイプに、その左右両側における下面側に 、軸線方向にかつ互いに一直線上になるように、前記各可動ロッドの操作用部材 の上端部がそれぞれ係合し摺接する一対のスリットを形成し、他方、上記一対の 引出しパイプ部の各下端部の、互いに対向する位置に係止用孔をそれぞれ穿設し 、引出しパイプ部を基礎パイプから引き出した際に、前記可動ロッドの先端部が 基礎パイプ上端部の前記各挿通用孔を貫通して各係止用孔にそれぞれ嵌脱自在に 嵌入するようにした。
【0008】
【作用】
上記したそれぞれの構成の携行用カートでは、使用に際し、引出しパイプ部が 基礎パイプ内に収納された状態から引出しパイプ部を基礎パイプに対し上方へ引 き出すと、引出しパイプ部の下端部に穿設された係止用孔が基礎パイプ上端部の 挿通用孔に重なり合う位置まで移動した時に、一対の基礎パイプ上端部間に横架 されたガイドパイプ(もしくは下側パイプ)内の左右それぞれの可動ロッドが、 弾発手段の付勢力によってガイドパイプ(もしくは下側パイプ)の軸線方向外側 へ押し出され、各可動ロッドの先端部が基礎パイプ上端部の各挿通用孔を貫通し て引出しパイプ部の係止用孔にそれぞれ嵌入する。これにより、基礎パイプと引 出しパイプ部とのロックが行なわれ、引出しパイプ部が基礎パイプに押し込まれ ることが阻止される。
【0009】 一方、使用後において、引出しパイプ部を基礎パイプ内に収納しようとすると きは、ガイドパイプ(もしくは下側パイプ)内の左右それぞれの可動ロッドの各 操作用部材を同時に指先、例えば片方の手の親指と人差し指とで操作し、各可動 ロッドを弾発手段の弾発力に抗してガイドパイプ(もしくは下側パイプ)の軸線 方向における内側方向、すなわち互いに近付ける方向へ移動させることにより、 各可動ロッドの先端部を各引出しパイプ部の係止用孔からそれぞれ抜き出すよう にする。これにより、ロックが解除され、その状態で引出しパイプ部を基礎パイ プに対し下方へ押し込むようにする。尚、携行用カートを移動させる際には、一 対の引出しパイプ部上端の把手部を把持した状態でカートを引っ張ることになる ため、カートの移動中にロック解除されることは決して起こらない。
【0010】
【実施例】
以下、この考案の好適な実施例について図面を参照しながら説明する。
【0011】 図1ないし図3はこの考案の1実施例を示し、図1は携行用カートの使用時に おける状態を示す全体斜視図であり、図2は、ロック及びロック解除手段の構成 を説明するための要部分解斜視図、図3は、要部組立て斜視図である。
【0012】 この携行用カートは、左右に一対の車輪12、12を有する基枠10に、その基枠10 から上方へ延設された互いに平行な左右一対の基礎パイプ14、14が固着されると ともに、荷載置部16が基枠10に片持ち式に、折畳み用軸18、18を回動中心として 、図1に示したように基礎パイプ14に対し前方へ開いた位置から矢印で示すよう に基礎パイプ14に重畳する位置へ、またその逆方向へ回動自在に支持され、さら に、一対の基礎パイプ14、14に可動パイプ体20が連接されて構成されている。可 動パイプ体20は、各基礎パイプ14にそれぞれ引出し自在に嵌挿される互いに平行 な左右一対の引出しパイプ部22、22と、この各引出しパイプ部22の上端に連接し て形成され、引出しパイプ部22に対し直交する把手部24とからなり、それら一対 の引出しパイプ部22、22及び把手部24が、1本のパイプをコの字形に折曲するこ とにより一体に形成されている。尚、一対の引出しパイプ部22、22及び把手部24 をそれぞれ別々の直線状パイプで形成し、それらをコの字形に連結することによ り、可動パイプ体を構成するようにしてもよい。
【0013】 一対の基礎パイプ14、14の上端部にはそれぞれ、図2に示すように、貫通孔30 を有する取付け部28が側壁に一体形成されたスリーブパイプ26が嵌挿されている 。このスリーブパイプ26は、基礎パイプ14の上端部の細径部32に圧入され、一対 の基礎パイプ14、14上端部の細径部32の、互いに対向する位置にそれぞれ穿設さ れた挿通用孔34とスリーブパイプ26の貫通孔30とが互いに重なり合うようにされ る。尚、基礎パイプ14の上端部の細径部32は、パイプの一部を絞ることによって 形成されている。また、一対のスリーブパイプ26、26間にはガイドパイプ36を、 その両端部を各スリーブパイプ26の取付け部28の貫通孔30にそれぞれ嵌入するこ とにより横架固着し、ガイドパイプ36の軸心線と各基礎パイプ14上端部の挿通用 孔34の中心のそれぞれとを互いに一致させるようにする。ガイドパイプ36には、 その左右両側における上面側に、それぞれ開口端から軸線方向に一対のスリット 38、38が形成されており、両スリット38、38は互いに一直線上に配置されている 。また、ガイドパイプ36内には、左右一対の可動ロッド40、40がそれぞれ摺動自 在に嵌挿されている。各可動ロッド40には、その上面側に操作環42が一体的に突 設されており、その操作環42がスリット38を通して外方へ突出するように、各可 動ロッド40がガイドパイプ36の左右両端部にそれぞれ嵌挿されている。さらに、 ガイドパイプ36内には、一対の可動ロッド40、40の対向端部同士間に圧縮コイル ばね44が配設されている。この圧縮コイルばね44の弾発力により、各可動ロッド 40は、それぞれガイドパイプ36の軸線方向における外側方向、すなわち互いに遠 去かる方向へ常時付勢されている。
【0014】 一方、一対の引出しパイプ部22、22の各下端部には、互いに対向する位置に係 止用孔46がそれぞれ穿設されている。この各係止用孔46は、引出しパイプ部22を 基礎パイプ14から引き出した際に、基礎パイプ14上端部の挿通用孔34と重なり合 うように形成されている。また、各引出しパイプ部22には、係止用孔46より下端 寄りの位置に、パイプの一部を加工して形成された抜け止め部48が設けられてお り、仮に、可動ロッド40の先端部が引出しパイプ部22の下端部の係止用孔46に嵌 合せずに、基礎パイプ14と引出しパイプ部22とのロックが適切に行なわれないよ うなことがあっても、抜け止め部48が基礎パイプ14の細径部32の段付き部50の内 周面に係合することにより、引出しパイプ部22が基礎パイプ14から抜け出るのが 防止されるようになっている。
【0015】 次に、以上のような構成の携行用カートの動作について説明する。
【0016】 携行用カートを使用しないときは、荷載置部16を図1中の矢印方向へ回動させ て基礎パイプ14と重なるように折り畳むとともに、可動パイプ体20の各引出しパ イプ部22を各基礎パイプ14内にそれぞれ収納する。このとき、ガイドパイプ36内 の各可動ロッド40の先端は、圧縮コイルばね44の弾発力によって各引出しパイプ 部22の外周面に摺接可能に押し付けられている。このように、荷載置部16を折り 畳み、引出しパイプ部22を基礎パイプ14内に収納した状態では、ガイドパイプ36 を手で持って携帯する。
【0017】 携行用カートを使用するときは、荷載置部16を前方へ開くとともに、把手部24 を持って可動パイプ体20を上方へ引き上げ、図1に示したように引出しパイプ部 22を基礎パイプ14から引き出した状態にする。このとき、引出しパイプ部22の下 端部の係止用孔46が基礎パイプ14の上端部の挿通用孔34に重なり合うと、ガイド パイプ36内の左右それぞれの可動ロッド40が、圧縮コイルばね44の弾発力により ガイドパイプ36の軸線方向に沿って外側へ押し出され、各可動ロッド40の先端部 が基礎パイプ14の各挿通用孔34を貫通して引出しパイプ部22の係止用孔46にそれ ぞれ嵌入する。これにより、引出しパイプ部22と基礎パイプ14とがロックされ、 基礎パイプ14に対する引出しパイプ部22の移動が阻止される。
【0018】 次に、使用後において引出しパイプ部22を基礎パイプ14内に収納しようとする ときは、一方の可動ロッド40の操作環42に親指を、他方の可動ロッド40の操作環 42に人差し指或いは中指をそれぞれ挿入し、圧縮コイルばね44の弾発力に抗して 両操作環42、42を摘まむように指先に力を加え、両可動ロッド40、40を互いに近 付ける方向へ移動させる。この動作により、各可動ロッド40の先端部が各引出し パイプ部22の係止用孔46からそれぞれ抜き出される。引き続き指先に力を加えて 可動ロッド40の先端部を引出しパイプ部22の係止用孔46から抜き出したままの状 態で、もう一方の手を把手部24に置き、可動パイプ体20に対し下向きの力を加え て引出しパイプ部22を下方へ移動させる。引出しパイプ部22が少し移動した後は 、両操作環42、42から指先を離してもよい。そして、各引出しパイプ部22を基礎 パイプ14内に完全に押し入れて収納した後、荷載置部16を基礎パイプ14側へ折り 畳むようにする。
【0019】 図4及び図5は、ロック及びロック解除手段の別の構成例を示し、図4は要部 組立て斜視図、図5はその縦断面図である。このロック及びロック解除手段の基 本的な構成及びその動作は、図2及び図3に示したものと同様であるが、可動ロ ッドの操作用部材の構成において図2及び図3に示したものと相違している。
【0020】 図4及び図5に示した携行用カートでは、一対の基礎パイプ14、14の上端部に それぞれ嵌挿されるスリーブパイプ52の側壁の上下位置に、貫通孔を有する取付 け部54、56が同じ側にそれぞれ一体形成されている。このスリーブパイプ52は、 一対の基礎パイプ14、14上端部の細径部32に、スリーブパイプ52の下側取付け部 54の貫通孔と基礎パイプ14、14の挿通用孔34とが互いに重なり合うように圧入さ れている。そして、一対のスリーブパイプ52、52間には、その下側位置に下側ガ イドパイプ58が、その両端部を各スリーブパイプ52の下側取付け部54の貫通孔に それぞれ嵌入することにより横架固着されており、下側ガイドパイプ58の軸心線 は、各基礎パイプ14上端部の挿通用孔34の中心のそれぞれと互いに一致するよう になっている。この下側ガイドパイプ58には、その左右両側における上面側に、 それぞれ開口端から軸線方向に一対のスリット60、60が形成されており、両スリ ット60、60は互いに一直線上に配置されている。また、下側ガイドパイプ58内に は、左右一対の可動ロッド62、62がそれぞれ摺動自在に嵌挿されている。各可動 ロッド62の上面側には、中央部が半円形に形成されるとともに上端部が鉤形に形 成された操作杆64が一体的に突設されており、その操作杆64がスリット60を通し て外方へ突出するように、各可動ロッド62が下側ガイドパイプ58の左右両端部に それぞれ嵌挿されている。さらに、下側ガイドパイプ58内には、一対の可動ロッ ド62、62の対向端部同士間に、その各可動ロッド62をそれぞれ下側ガイドパイプ 58の軸線方向における外側方向へ常時付勢する圧縮コイルばね66が配設されてい る。
【0021】 そして、この携行用カートには、一対のスリーブパイプ52、52間における上側 位置に、下側ガイドパイプ58と平行に上側ガイドパイプ68が、その両端部を各ス リーブパイプ52の上側取付け部56の貫通孔にそれぞれ嵌入することにより横架固 着されている。この上側ガイドパイプ68には、その左右両側における下面側に、 それぞれ軸線方向にかつ互いに一直線上になるように一対のスリット70、70が形 成されている。上側ガイドパイプ68の各スリット70には、各操作杆64の上端部が それぞれ係合しており、操作杆64の上端部の鉤形部分が上側ガイドパイプ68内に 配置されている。そして、一方の可動ロッド62の操作杆64の半円形部分に親指を 、他方の可動ロッド62の操作杆64に人差し指或いは中指をそれぞれ掛けて両操作 杆64、64を移動させたときに、各操作杆64の上端部が上側ガイドパイプ68の各ス リット70にそれぞれ摺接しながら移動するようになっている。この図4及び図5 に示した携行用カートの動作は、図1ないし図3に示したものと同様である。
【0022】
【考案の効果】
この考案は以上説明したように構成されかつ作用するので、この考案に係る携 行用カートは、伸縮パイプ部のロック及びロック解除機構の構成が簡単であり、 部品点数を少なくすることができるとともに、組立て作業も簡単になり、安価に 製作することができる。そして、この携行用カートでは、伸縮パイプ部を伸長さ せ荷載置部に荷物を載置した状態で移動させる際にも、パイプの抜け外れが生じ るといった心配が全く無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の1実施例に係る携行用カートの使用
時における状態を示す全体斜視図である。
【図2】この携行用カートにおける伸縮パイプ部のロッ
ク及びロック解除手段の構成を説明するための要部分解
斜視図である。
【図3】この携行用カートの要部組立て斜視図である。
【図4】ロック及びロック解除手段の別の構成例を示す
要部組立て斜視図である。
【図5】同じく要部縦断面図である。
【符号の説明】
10 基枠 12 車輪 14 基礎パイプ 16 荷載置部 18 折畳み用軸 20 可動パイプ体 22 引出しパイプ部 24 把手部 26、52 スリーブパイプ 34 挿通用孔 36 ガイドパイプ 38 スリット 40、62 可動ロッド 42 操作環 44、66 圧縮コイルばね 46 係止用孔 58 下側ガイドパイプ 60 下側ガイドパイプのスリット 64 操作杆 68 上側ガイドパイプ 70 上側ガイドパイプのスリット

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右に一対の車輪を有する基枠と、この
    基枠に固着されて基枠から上方へ延設された互いに平行
    な左右一対の基礎パイプと、前記基枠に片持ち式に支持
    され、前記基礎パイプに対し前方へ開いた位置と基礎パ
    イプに重畳する位置との間で回動自在とされた荷載置部
    と、前記各基礎パイプにそれぞれ引出し自在に嵌挿され
    た互いに平行な左右一対の引出しパイプ部と、この一対
    の引出しパイプ部に対し直交しその上端同士を連接する
    把手部と、前記引出しパイプ部の引出し時において前記
    基礎パイプに対し引出しパイプ部が摺動しないようにロ
    ックし及びそのロックを解除して基礎パイプに対する引
    出しパイプ部の押込みを可能にするロック及びロック解
    除手段とを備えてなる携行用カートにおいて、前記ロッ
    ク及びロック解除手段を、前記一対の基礎パイプの各上
    端部の、互いに対向する位置にそれぞれ穿設された一対
    の挿通用孔、この各挿通用孔の中心のそれぞれと軸心線
    が一致するように前記一対の基礎パイプの上端部間に横
    架固着され、左右両側に、軸線方向にかつ互いに一直線
    上になるように一対のスリットが形成されたガイドパイ
    プ、このガイドパイプ内にそれぞれ摺動自在に嵌挿さ
    れ、前記スリットを通してガイドパイプの外方へ突出し
    た操作用部材が一体的に突設された左右一対の可動ロッ
    ド、この各可動ロッドをそれぞれ外側方向へ付勢する弾
    発手段、並びに、前記一対の引出しパイプ部の各下端部
    の、互いに対向する位置にそれぞれ穿設され、その引出
    しパイプ部を前記基礎パイプから引き出した際に前記可
    動ロッドの先端部が前記挿通用孔を貫通して嵌脱自在に
    嵌入する一対の係止用孔から構成したことを特徴とする
    携行用カート。
  2. 【請求項2】 左右に一対の車輪を有する基枠と、この
    基枠に固着されて基枠から上方へ延設された互いに平行
    な左右一対の基礎パイプと、前記基枠に片持ち式に支持
    され、前記基礎パイプに対し前方へ開いた位置と基礎パ
    イプに重畳する位置との間で回動自在とされた荷載置部
    と、前記各基礎パイプにそれぞれ引出し自在に嵌挿され
    た互いに平行な左右一対の引出しパイプ部と、この一対
    の引出しパイプ部に対し直交しその上端同士を連接する
    把手部と、前記引出しパイプ部の引出し時において前記
    基礎パイプに対し引出しパイプ部が摺動しないようにロ
    ックし及びそのロックを解除して基礎パイプに対する引
    出しパイプ部の押込みを可能にするロック及びロック解
    除手段とを備えてなる携行用カートにおいて、前記ロッ
    ク及びロック解除手段を、前記一対の基礎パイプの各上
    端部の、互いに対向する位置にそれぞれ穿設された一対
    の挿通用孔、この各挿通用孔の中心のそれぞれと軸心線
    が一致するように前記一対の基礎パイプの上端部間に横
    架固着され、左右両側における上面側に、軸線方向にか
    つ互いに一直線上になるように一対のスリットが形成さ
    れた下側ガイドパイプ、この下側ガイドパイプ内にそれ
    ぞれ摺動自在に嵌挿され、前記スリットを通して下側ガ
    イドパイプの外方へ突出した操作用部材が上面側に一体
    的に突設された左右一対の可動ロッド、この各可動ロッ
    ドをそれぞれ外側方向へ付勢する弾発手段、前記下側ガ
    イドパイプの上方にそれと平行をなすように前記一対の
    基礎パイプの上端部間に横架固着され、左右両側におけ
    る下面側に、軸線方向にかつ互いに一直線上になるよう
    に、前記各可動ロッドの操作用部材の上端部がそれぞれ
    係合し摺接する一対のスリットが形成された上側ガイド
    パイプ、並びに、前記一対の引出しパイプ部の各下端部
    の、互いに対向する位置にそれぞれ穿設され、その引出
    しパイプ部を前記基礎パイプから引き出した際に前記可
    動ロッドの先端部が前記挿通用孔を貫通して嵌脱自在に
    嵌入する一対の係止用孔から構成したことを特徴とする
    携行用カート。
  3. 【請求項3】 一対の引出しパイプ部及び把手部が、1
    本のパイプをコの字形に折曲することにより一体に形成
    された請求項1又は請求項2記載の携行用カート。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015217743A (ja) * 2014-05-15 2015-12-07 株式会社島製作所 手押し車及びその組立方法

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