JPH0550125A - 調質圧延機の異物除去装置 - Google Patents

調質圧延機の異物除去装置

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JPH0550125A
JPH0550125A JP3206999A JP20699991A JPH0550125A JP H0550125 A JPH0550125 A JP H0550125A JP 3206999 A JP3206999 A JP 3206999A JP 20699991 A JP20699991 A JP 20699991A JP H0550125 A JPH0550125 A JP H0550125A
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JP
Japan
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roll
foreign matter
temper rolling
rolling mill
metal strip
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JP3206999A
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Motohiko Minami
元彦 南
Shoji Tokiyasu
昭司 時安
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 乾燥状態で調質する調質圧延機の上ロール2
0および/または下ロール51に、外周面に粘着性を有
するタッチロール22,23および/またはブラシロー
ル24を接触させて異物を除去する。 【効果】 上ロールおよび/または下ロールに金属帯に
よって運び込まれた異物を除去して、通板された金属帯
の表面の疵の発生を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばステンレス鋼
帯などのような金属帯を乾燥状態で調質圧延する調質圧
延機において、上下一対のロール間に通板される前記金
属帯の表面に付着する異物や汚れを運転しながら除去す
るための調質圧延機の異物除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】冷間圧延工程では、摩擦熱の除去および
金属帯が通板される上下一対のロールのトルクなどの所
要エネルギの低減を図るために、一般に圧延油が用いら
れているけれども、調質圧延では金属帯の表面品質の改
善、特に表面の光沢を向上する必要がある場合には、前
記圧延油は用いられず、前記金属帯もミルロールも乾燥
状態で調質圧延が行われている。この調質圧延とは、ス
キンパスとも呼ばれ、金属帯に0.8〜1.5%程度の
僅かな伸びを与えて、降伏伸び現象を防止するための圧
延をいう。前記圧延油は、たとえば水、アルコールおよ
び界面活性剤などの調質圧延剤であって、これらの流体
を用いて金属帯を調質圧延する場合は、主に金属帯表面
に付着して圧延機内に持込まれる異物や汚れが前記流体
によって洗い流されるので、通板された金属帯表面に凹
凸状の押込み疵や汚れを発生することは少ない。しかし
ながら流体を用いずに乾燥状態で調質圧延する場合に
は、主に金属帯表面に付着して圧延機内に持込まれる異
物や汚れは、ミルロール表面に付着し、金属帯表面に凹
凸状の押込み疵や汚れが生じてしまう。このような押込
み疵や汚れを防止するために従来では、次に述べるミル
ロールの異物除去装置が提案されている。
【0003】図7は、典型的な先行技術の基本的構成を
簡略化して示す図である。この先行技術では、金属帯1
の走行経路に関して上下一対のミルロールである上ロー
ル2および下ロール3が設けられ、各ロール2,3には
摩擦布4,5がそれぞれ圧接される。各摩擦布4,5は
取付ヘッド6,7にそれぞれ取付けられ、各取付ヘッド
6,7はシリンダ8,9のピストン棒10,11の先端
部にそれぞれ連結されている。これらのシリンダ8,9
をそれぞれ圧力付勢して各ピストン棒10,11を伸長
し、前記取付ヘッド6,7にそれぞれ取付けられている
摩擦布4,5を各ロール2,3の外周面に圧接させて、
前記金属帯1によって運ばれてきた各ロール2,3の外
周面に付着した異物および汚れを除去するように構成さ
れている。
【0004】このような先行技術では、各摩擦布4,5
と各ロール2,3の外周面との間を通り抜けてしまうよ
うな比較的小さな異物を完全に除去することは困難であ
り、しかも摩擦布4,5と各ロール2,3との間に堆積
した異物が各ロール2,3の外周面を損傷して、各ロー
ル2,3間を通板された金属帯1に線状の疵が転写され
てしまう場合がある。
【0005】図8は、他の先行技術の基本的構成を簡略
化して示す図である。この先行技術は、いわゆるスクレ
ーパ方式と呼ばれ、ホルダ12,13によってそれぞれ
保持されたブレード部材14,15によって、各ロール
2,3の表面に付着した異物を掻取って除去するように
構成されている。
【0006】このような先行技術では、前述した図7に
示される先行技術と同様に、各ロール2,3の外周面が
ブレード部材14,15によって傷付けられてしまい、
各ロール2,3間を通板する金属帯1に線状の疵が転写
されてしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、前述の技術的課題を解決し、各ロール2,3を傷
付けることなしに異物や汚れを確実に除去し、通板され
た金属帯の表面が損傷されるのを確実にかつ簡便に防止
することができるようにした調質圧延機の異物除去装置
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、乾燥状態で調
質する調質圧延機の上ロールおよび/または下ロール
に、外周面に粘着性を有するタッチロールを接触させ
て、異物を除去することを特徴とする調質圧延機の異物
除去装置である。
【0009】また本発明は、乾燥状態で調質する調質圧
延機の上ロールおよび/または下ロールに、上ロールお
よび/または下ロールの周速よりも大きな周速で回転駆
動されるブラシロールを接触させて、異物を除去するこ
とを特徴とする調質圧延機の異物除去装置である。
【0010】さらに本発明は、乾燥状態で調質する調質
圧延機の上ロールおよび/または下ロールに、上ロール
および/または下ロールの周速よりも大きな周速で回転
駆動されるブラシロールと、このブラシロールよりも上
ロールおよび/または下ロールの回転方向下流側に設け
られ外周面に粘着性を有するタッチロールとを接触させ
て、異物を除去することを特徴とする調質圧延機の異物
除去装置である。さらに本発明は、乾燥状態で調質する
調質圧延機の上ロールおよび下ロール間に通板される金
属帯に、上ロールおよび下ロールよりも金属帯の走行方
向上流側で、外周面に粘着性を有するタッチロールを接
触させて、異物を除去することを特徴とする調質圧延機
の異物除去装置である。
【0011】さらに本発明は、乾燥状態で調質する調質
圧延機の上ロールおよび下ロール間に通板される金属帯
に、上ロールおよび下ロールよりも金属帯の走行方向上
流側で、金属帯の通板周速よりも大きな周速で回転駆動
されるブラシロールを接触させて、異物を除去すること
を特徴とする調質圧延機の異物除去装置である。さらに
本発明は、乾燥状態で調質する調質圧延機の上ロールお
よび下ロール間に通板される金属帯に、上ロールおよび
下ロールよりも金属帯の走行方向上流側で、金属帯の通
板速度よりも大きな周速で回転駆動されるブラシロール
と、このブラシロールよりも前記走行方向下流側に設け
られ外周面に粘着性を有するタッチロールとを接触させ
て、異物を除去することを特徴とする調質圧延機の異物
除去装置である。
【0012】
【作用】請求項1記載の本発明に従えば、乾燥状態で調
質する調質圧延機の上ロールおよび/または下ロール
に、外周面に粘着性を有するタッチロールが接触し、上
ロールおよび/または下ロールの外周面に付着する汚れ
などを含む異物が前記タッチロールに粘着して除去され
る。これによって上ロールおよび下ロール間に通板され
る金属帯の表面に種々の疵、模様、汚れが発生すること
を防止することができる。
【0013】請求項2記載の本発明に従えば、乾燥状態
で調質する調質圧延機の上ロールおよび/または下ロー
ルにブラシロールが接触され、このブラシロールは前記
上ロールおよび/または下ロールの周速よりも大きな周
速で回転駆動される。したがって上ロールおよび/また
は下ロールの外周面に付着する異物が前記ブラシロール
によって掻取られて除去され、上ロールおよび下ロール
間に通板される金属帯の表面に種々の疵などが発生する
ことを防止することができる。
【0014】請求項3記載の本発明に従えば、乾燥状態
で調質する調質圧延機の上ロールおよび/または下ロー
ルにブラシロールと、このブラシロールよりも上ロール
および/または下ロールの回転方向下流側にタッチロー
ルが設けられる。これによって前記ブラシロールによっ
て上ロールおよび/または下ロールの外周面に付着する
比較的大きな異物を掻取った後、または全ての異物を掻
起された後、さらに上ロールおよび/または下ロールの
外周面に付着する比較的小さな異物、または全ての異物
をタッチロールによって確実に除去することができる。
これによって上ロールおよび下ロール間に通板される金
属帯の表面に種々の疵などが発生することをより一層確
実に防止することができる。
【0015】請求項4記載の本発明に従えば、乾燥状態
で調質する調質圧延機の上ロールおよび下ロール間に通
板される金属帯に、各ロールよりも金属帯の走行方向上
流側でタッチロールが接触するので、各ロール間に通板
される金属帯の表面に付着する異物を、その金属帯が各
ロール間を通板する前に予め除去され、これによって各
ロールや金属帯の表面に種々の疵などが発生することを
防止することができる。
【0016】請求項5記載の本発明に従えば、乾燥状態
で調質する調質圧延機の上ロールおよび下ロール間に通
板される金属帯は上ロールおよび下ロールよりも金属帯
の走行方向上流側でブラシロールが接触し、これによっ
て金属帯の表面に付着する異物を、その金属帯が上ロー
ルおよび下ロール間を通板する前に予め除去して、金属
帯の表面に種々の疵などが発生することを防止すること
ができる。
【0017】請求項6記載の本発明に従えば、乾燥状態
で調質する調質圧延機の上ロールおよび下ロール間に通
板される金属帯に、前記上ロールおよび下ロールよりも
金属帯の走行方向上流側でブラシロールが接触してさら
にこのブラシロールよりも前記走行方向下流側に設けら
れるタッチロールが接触する。これによって金属帯表面
に付着する比較的大きな異物が前記ブラシロールによっ
て予め掻取られた後、または全ての異物が掻起された
後、その金属帯表面に付着する比較的小さな異物、また
は残った全ての異物が前記タッチロールによって除去さ
れる。これによって各ロール間を通板された金属帯に種
々の疵などが発生することをより一層確実に防止するこ
とができる。
【0018】
【実施例】図1は本発明の一実施例の正面図であり、図
2は図1の切断面線II−IIから見た断面図である。焼鈍
工程を終えたたとえばステンレス鋼帯などのような金属
帯は、その機械的性質を改善するとともに形状および表
面仕上げ状態を所定のものに仕上げるために、調質(ス
キンパスとも呼ばれる)圧延が行われる。たとえば、上
下一対のミルロールを用いて、金属帯との間に潤滑剤や
洗浄剤を供給せずに圧延を行うものが乾燥状態における
調質圧延であり、各ロールと金属帯との摩擦係数が大き
くなるので金属帯は延びにくくなり、そのために大きな
圧下力で所定の伸び率を与え、金属帯全幅にわたって皺
などの発生を少なくし、形状の調整を容易に行うことが
できる。しかしその反面、各ロールに付着したカーボン
などの異物の除去が不十分であれば、通板後の金属帯に
種々の疵、模様、汚れが発生することになる。これを防
止するために本実施例では、上ロール20上に異物除去
装置21が設けられる。
【0019】この上ロール20は、たとえば直径760
mmφを有し、360m/分の周速度で矢符A1,A2
方向に可逆回転駆動される。この上ロール20の外周面
には一対のタッチロール22,23が設けられ、各タッ
チロール22,23間にはブラシロール24が設けられ
る。一方のタッチロール22の外周面には、弾力性を有
しかつ粘着物質を含漬または含有した合成ごむなどの高
分子材料から成り、好ましくは、たとえばアクリル酸ア
ルキルエステルモノマを主体とした合成樹脂系粘着物質
に架橋剤を加えたポリマから成る粘着層22aが形成さ
れる。このタッチロール22の軸棒25はチャンバフレ
ーム26に支持部材27を介して固定され、軸受40
(図2を参照)によって軸棒25の軸線まわりに回転自
在に軸支されている。もう一方のタッチロール23もま
た、前記タッチロール22と同様な粘着層23aを有
し、軸棒28に軸受40を介して軸棒28の軸線まわり
に回転自在に軸支され、この軸棒28は支持部材29を
介して前記チャンバフレーム26に固定されている。前
記タッチロール22,23およびブラシロール24は、
上ロール20の軸線方向の長さと同じか、また若干長め
の長さを有し、上ロール20の軸線方向の全長にわたっ
て接触する。また金属帯20の幅は、上ロール20およ
び後述する下ロール51の各軸線方向の長さよりも短
い。したがって金属帯から運び込まれた異物が各ロール
20,51の外周面に付着しても、その異物を各ロール
20,51の全長外周面から除去することができて残着
することがないように構成されている。
【0020】これらのタッチロール22,23間に配置
される前記ブラシロール24は、合成樹脂製の多数の線
状体を周方向に植設して構成され、軸棒30は案内片3
1に軸支され、調整用ボルト19を螺着/螺退させるこ
とによって、上ロール20に近接/離反変位調整自在に
支持され、さらにプーリ32,33にベルト34を介し
てモータ35からの回転力が伝達され、軸棒30の軸線
まわりにいわば強制回転される。このブラシロール24
の回転周速度は、1000m/分以上であり、好ましく
は前記タッチロール22,23の周速の2〜3倍程度に
選ばれる。
【0021】図3をも参照して、前記チャンバフレーム
26は、一対の案内棒36と、ミルハウジング37に取
付けられるフレーム38とによって保持され、空気圧シ
リンダ39によって上下動させて、前記タッチロール2
2,23およびブラシロール24を上ロール20の外周
面に接触あるいは離間させることができる。このような
空気圧シリンダ39のピストン棒を伸長させて前記チャ
ンバフレーム26を下降させ、したがってタッチロール
22,23およびブラシロール24が上ロール20の外
周面に押しあてられた状態で、上ロール20が矢符A1
方向に回転駆動されると、まずタッチロール23によっ
て上ロール20の外周面上の異物の一部が粘着され、次
に上ロール20の外周面に残着した比較的大きな異物が
ブラシロール24によって掻取られ、その後、矢符A1
方向下流側に配置されているタッチロール22が前記上
ロール20の外周面に付着している比較的小さな異物を
粘着して上ロール20の外周面上に付着する微細な異物
まで確実に除去することができる。また上ロール20が
矢符A2方向に回転駆動されたときには、まずタッチロ
ール22によって上ロール20の外周面上の異物の一部
が粘着され、次にブラシロール24によって上ロール2
0の外周面に残着した比較的大きな異物が掻取られた
後、前述と同様にして、ブラシロール24よりも矢符A
2方向下流側に配置されているタッチロール23によっ
てその上ロール20の外周面に付着する比較的小さな異
物が粘着されて除去される。前述したようにブラシロー
ル24は、その周速が上ロール20の周速よりも大きい
ので、上ロール20の外周面上の異物をいわば強制的に
大きな力で掻起したり掻取ったりすることができる。な
お、ブラシロール24は上ロール20の回転に応じて従
動させるようにしてもよい。
【0022】前記タッチロール22,23の軸棒25,
28の各軸線方向両端部には、図4に示されるように切
欠き41が形成されており、この切欠き41に支持部材
27,29が嵌合し、これらの支持部材27,29はボ
ルト42,43によってチャンバフレーム26に図5に
示されるように固定される。したがってタッチロール2
2,23の各外周面に上ロール20の外周面から除去し
た異物が付着して交換を要するときには、前記ボルト4
2,43を外して、各タッチロール22,23をチャン
バフレーム26から容易に取外すことができる。また各
タッチロール22,23は高分子ゴム硬度Hsが10〜
15°程度であり、表面の粘着力が低下したときにトル
エンなどの溶剤または水で洗浄して、粘着性を容易に回
復させることができるので、各ロール22,23を頻繁
に新たなものと交換する必要がなく、維持管理が容易で
あり、経済的である。
【0023】図6は、本発明の他の実施例の全体の構成
を簡略化して示す正面図である。図1〜図5に示される
実施例では、図6において仮想線45で示される位置に
異物除去装置21を設けるようにしたけれども、本発明
の他の実施例として、仮想線46,47で示されるよう
に、上ロール20の側部に設けるようにしてもよく、ま
た仮想線48〜50で示されるように下ロール51の外
周面に接触するように設けるようにしてもよい。
【0024】さらに上ロール20および下ロール51よ
りも金属帯52の走行方向B上流側で、その金属帯52
の上面および/または下面に仮想線53,54で示され
るように前記異物除去装置21を設けるようにしてもよ
い。このように上ロール20および下ロール51よりも
金属帯52の走行方向B上流側に設けることによって、
各ロール20,51間に金属帯52によって持ち込まれ
た異物が、各ロール20,51の外周面に付着して、こ
れらのロール20,51を損傷するおそれはなく、これ
によって金属帯52の表面に発生する種々の疵などを防
止し、かつ各ロール20,51の外周面の損傷を防止す
ることができる。
【0025】本件発明者の実験によれば、乾燥状態での
ステンレス鋼帯の調質圧延において、ミルロールバレル
長を1500mm、ロール径として760mmの調質圧
延機に、直径100mmφのタッチロール22,23と
直径140mmφのブラシロール24とを備えた異物除
去装置を圧延機にまたはステンレス鋼帯に対して配設し
て調質圧延を行ったとき、各ミルロール20,51の外
周面を傷付けることなしに容易に異物を除去して掃除を
行うことができ、各ロール20,51の手入れなどを大
幅に削減できることが確かめられている。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、乾燥状
態で調質する調質圧延機の上ロールおよび/または下ロ
ールに、外周面に粘着性を有するタッチロールが接触
し、上ロールおよび/または下ロールの外周面に付着す
る汚れなどを含む異物が前記タッチロールに粘着して除
去される。これによって上ロールおよび下ロール間に通
板される金属帯の表面に疵などが発生することを防止す
ることができる。
【0027】請求項2記載の本発明によれば、乾燥状態
で調質する調質圧延機の上ロールおよび/または下ロー
ルにブラシロールが接触され、このブラシロールは前記
上ロールおよび/または下ロールの周速よりも大きな周
速で回転駆動される。したがって上ロールおよび/また
は下ロールの外周面に付着する異物が前記ブラシロール
によって掻取られて除去され、上ロールおよび下ロール
間に通板される金属帯の表面に疵などが発生することを
防止することができる。
【0028】請求項3記載の本発明によれば、乾燥状態
で調質する調質圧延機の上ロールおよび/または下ロー
ルにブラシロールと、このブラシロールよりも上ロール
および/または下ロールの回転方向下流側にタッチロー
ルが設けられる。これによって前記ブラシロールによっ
て上ロールおよび/または下ロールの外周面に付着する
比較的大きな異物を掻取った後、または全ての異物を掻
起した後、さらに上ロールおよび/または下ロールの外
周面に付着する比較的小さな異物を、また全ての異物を
タッチロールによって確実に除去することができる。こ
れによって上ロールおよび下ロール間に通板される金属
帯の表面に疵などが発生することをより一層確実に防止
することができる。
【0029】請求項4記載の本発明によれば、乾燥状態
で調質する調質圧延機の上ロールおよび下ロール間に通
板される金属帯に、各ロールよりも金属帯の走行方向上
流側でタッチロールが接触するので、各ロール間に通板
される金属帯の表面に付着する異物を、その金属帯が各
ロール間を通板する前に予め除去され、これによって金
属帯の表面に疵などが発生することを防止することがで
きる。
【0030】請求項5記載の本発明によれば、乾燥状態
で調質する調質圧延機の上ロールおよび下ロール間に通
板される金属帯は上ロールおよび下ロールよりも金属帯
の走行方向上流側で接触し、これによって金属帯の表面
に付着する異物を、その金属帯が上ロールおよび下ロー
ル間を通板する前に予め除去して、金属帯の表面に疵な
どが発生することを防止することができる。
【0031】請求項6記載の本発明によれば、乾燥状態
で調質する調質圧延機の上ロールおよび下ロール間に通
板される金属帯に、前記上ロールおよび下ロールよりも
金属帯の走行方向上流側でブラシロールが接触してさら
にこのブラシロールよりも前記走行方向下流側に設けら
れるタッチロールが接触する。これによって金属帯表面
に付着する比較的大きな異物が前記ブラシロールによっ
て予め掻取られた後、または全ての異物が掻起された
後、その金属帯表面に付着する比較的小さな異物、また
は残着している全ての異物が前記タッチロールによって
除去される。これによって各ロール間を通板された金属
帯に疵などが発生することをより一層確実に防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の一部の正面図である。
【図2】図1の切断面線II−IIから見た断面図である。
【図3】図1に示される実施例の斜視図である。
【図4】各タッチロール22,23の取付状態を示す一
部の分解斜視図である。
【図5】各軸棒25,28がチャンバフレーム26に取
付けられた状態を示す正面図である。
【図6】本発明の他の実施例の全体の構成を簡略化して
示す系統図である。
【図7】典型的な先行技術を簡略化して示す図である。
【図8】他の先行技術を簡略化して示す図である。
【符号の説明】 20 上ロール 21 異物除去装置 22,23 タッチロール 24 ブラシロール 51 下ロール 52 金属帯

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾燥状態で調質する調質圧延機の上ロー
    ルおよび/または下ロールに、外周面に粘着性を有する
    タッチロールを接触させて、異物を除去することを特徴
    とする調質圧延機の異物除去装置。
  2. 【請求項2】 乾燥状態で調質する調質圧延機の上ロー
    ルおよび/または下ロールに、上ロールおよび/または
    下ロールの周速よりも大きな周速で回転駆動されるブラ
    シロールを接触させて、異物を除去することを特徴とす
    る調質圧延機の異物除去装置。
  3. 【請求項3】 乾燥状態で調質する調質圧延機の上ロー
    ルおよび/または下ロールに、上ロールおよび/または
    下ロールの周速よりも大きな周速で回転駆動されるブラ
    シロールと、このブラシロールよりも上ロールおよび/
    または下ロールの回転方向下流側に設けられ外周面に粘
    着性を有するタッチロールとを接触させて、異物を除去
    することを特徴とする調質圧延機の異物除去装置。
  4. 【請求項4】 乾燥状態で調質する調質圧延機の上ロー
    ルおよび下ロール間に通板される金属帯に、上ロールお
    よび下ロールよりも金属帯の走行方向上流側で、外周面
    に粘着性を有するタッチロールを接触させて、異物を除
    去することを特徴とする調質圧延機の異物除去装置。
  5. 【請求項5】 乾燥状態で調質する調質圧延機の上ロー
    ルおよび下ロール間に通板される金属帯に、上ロールお
    よび下ロールよりも金属帯の走行方向上流側で、金属帯
    の通板周速よりも大きな周速で回転駆動されるブラシロ
    ールを接触させて、異物を除去することを特徴とする調
    質圧延機の異物除去装置。
  6. 【請求項6】 乾燥状態で調質する調質圧延機の上ロー
    ルおよび下ロール間に通板される金属帯に、上ロールお
    よび下ロールよりも金属帯の走行方向上流側で、金属帯
    の通板速度よりも大きな周速で回転駆動されるブラシロ
    ールと、このブラシロールよりも前記走行方向下流側に
    設けられ外周面に粘着性を有するタッチロールとを接触
    させて、異物を除去することを特徴とする調質圧延機の
    異物除去装置。
JP3206999A 1991-08-19 1991-08-19 調質圧延機の異物除去装置 Withdrawn JPH0550125A (ja)

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