JPH05501281A - 熱可塑性エラストマーおよびその製造方法 - Google Patents

熱可塑性エラストマーおよびその製造方法

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JPH05501281A JP3510657A JP51065791A JPH05501281A JP H05501281 A JPH05501281 A JP H05501281A JP 3510657 A JP3510657 A JP 3510657A JP 51065791 A JP51065791 A JP 51065791A JP H05501281 A JPH05501281 A JP H05501281A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 熱可塑性エラストマーおよびその製造方法関連出願の参照 本出願は1990年6月18日付で出願された同時係属中の出願番号第0715 40.031号の一部継続出願である。また、1991年1月24日付で出願さ れた番号第071539.939号および番号第07/645.177号(援用 する)の一部継続出願であり本出願と同日付で出願された同時係属中の出願RD −21,123も参照する。
発明の背景 本発明は、芳香族ポリエステルとエポキシまたはオルトエステルで官能化された EPDMゴムとからなる相溶化されたブレンドの動的加硫によって得られる熱可 塑性エラストマーに孫る。特に本発明は、有効量のフリーラジカル開始剤と、エ ポキシまたはオルトエステルで官能化されたエチレン−プロピレン−ポリエンタ ーポリマー(EPDMゴム)およびポリブチレンテレフタレート(PBT)のよ うな芳香族ポリエステルからなる相溶化されたブレンドとを有するブレンドの溶 融押出によって得られる生成物に係る。
本発明より以前に熱可塑性エラストマーが開発されて、熱可塑性樹脂として加工 することができるにもかかわらず大きな変形から有効に伸縮して戻ることができ る能力をもっている材料が提供された。熱可塑性エラストマーと関連して、コラ ン(Cuan)らにより「ゴム化学技術(Rubbe+ Chem Techn ology)J第55巻(1982年)第116頁の「ゴム−熱可塑性組成物( Rubber−The+moplartic Composijions) J に記載された「動的加硫」という用語が使われることが多い。動的加硫に関する 詳細は、コラン(Coran)により、1987年ニューヨークのマクミラン・ パブリッシング社(MacMillxn Publishing Compan 7)刊、レッジ(R,N。
LeHe)ら編「熱可塑性エラストマー総論(Thermoplaslic E Ixsjomet3 A Comprehensiマロ Review)J第1 35〜156頁に示されている。動的加硫においては、EPDMゴム(すなわち 、エチレン−プロピレン−ジエンモノマーゴム)のようなエラストマーが溶融プ ラスチックと共に溶融混合される間に加硫される。動的加硫によって性能特性が エラストマーに非常に近い組成物を得ることができるとはいうものの、EPDM ゴムを熱可塑性材料と共に溶融混合する間に動的加硫する場合、EPDMと熱可 塑性材料が所望の混和比で微細に分散したブレンドを製造するのは困難であるこ とが分かっている。PBTのような熱可塑性樹脂とEPDMゴムとの相溶性を改 良するために、欧州特許出願第0.274.744号に示されているようにアル コキシ部分にエポキシド官能基を有するα、β−不飽和酸のエステル(たとえば 、メタクリル酸グリシジル)でEPDMゴムを変性したり、または同時係属中の 出願番号第07/645.177号に示されているようにEPDMゴムをオルト エステルで変性したりすることが行なわれている。α、β−不飽和酸のエポキシ 官能性エステルで変性されたEPDMゴムの別の用途は、欧州特許第0.309 ,800号に示されているように芳香族ポリエステル用の耐衝撃性改良剤である 。
EPDMゴムとプラスチック成分の割合が引張強さくpsi)や破断時伸び(% )のような物理的性質に対しである影響を及ぼすことが判明しているとはいうも のの、芳香族熱可塑性ポリエステルとEPDMゴムの混合物を溶融混和して得ら れる価値のある物理的性質(たとえば、引張強さpsiや破断時伸び%)を有し ている上に、後に定義する永久伸び(%)が低下しているかまたはそれに応じて 弾性回復率%が高まっているエラストマー性の熱可塑性組成物を得ることが望ま しいであろう。
発明の概要 本発明の基礎となった発見は、芳香族熱可塑性ポリエステル(たとえば、PBT )と上記定義のようなエポキシド官能基またはオルトエステルで変性されたEP DMゴムとの硬化に基づく動的加硫された熱可塑性エラストマーが、PBTと上 記官能化EPDMゴムとのある種のブレンドを溶融押出した後官能化EPDMと PBTの混合物を溶融押出することによって作成可能であるということである。
EPDMゴムがエポキシ基で官能化されている場合には、オルガノジアミンのよ うなエポキシ反応性加硫剤を使用することができる。
こうして得られる、エポキシまたはオルトエステルで官能化されたEPDMゴム と芳香族熱可塑性ポリエステルとの加硫され相溶化されたブレンドは、弾性回復 率%が高まっているのを始めとして向上した物理的性質をもっていることが判明 している。
ここで使用する「弾性回復率%」という用語は、100から永久伸び(率)%を 差引いて得られる値(単位%)を意味している。永久伸び%は、ASTM試験法 第D638に規定されているI型の大きい引張試験片をスクリュー駆動式インス トロン(Insl+on)試験機にかけて室温で引張って測定される。
永久伸び%は、ASTM法第D638の大きい引張試験片を20インチ/分のク ロスヘッドスピードで2.5インチ引張り、その歪みで10分間サンプルを保持 することによって決定することができる。次いで試験片をインストロン(lns lron)試験機からはずし、オーブンに入れ、そこで45分間115℃に保つ 。試験片をオーブンから取出した後、10分間放冷した上で、次式を用いて永久 伸びが決定永久伸び% = X100 Lbefore−Lo、1g1nal ここで、L は試験片の標点間の最初の長さくこのo+B+nal 場合2.5インチ)であり、L は試験片をグリップefore に掴んでいっばいに(100%か200%)引き伸ばした時の標点間の長さであ り、L は試験片をオーブンか11te+ ら取出して10分間放冷した後の標点間の長さである。
発明の説明 本発明によって、弾性回復率が少なくとも′70%である熱可塑性エラストマー が提供される。この熱可塑性エラストマーは、 (A)有効量の硬化剤と、 (B)(i)炭素原子1000個当たり約0.1〜約16個のエポキシ基または 0.1〜16個のオルトエステル基で官能化されているEPDMゴムであってこ のEPDMゴム上に0. 1〜20重量%のエポキシまたは0. 1〜20重量 %のオルトエステルを含有するグラフト物質がグラフトされているEPDMゴム 約45〜70重量%、および(ii)芳香族熱可塑性ポリエステル約55〜約3 0重量% からなる溶融押出された混合物と からなるブレンドを溶融押出することによって得られる生成物である。ここで、 (A)の硬化剤は、フリーラジカル開始剤または有機ポリアミン、有機ポリ酸、 有機ポリエステル、有機ポリ無水物、有機多硫化物およびこれらの前駆体より成 る群の中から選択される架橋剤の中から選択されるものである。
本発明の実施の際に使用することができるEPDMゴムは、米国特許第2,93 3,480号、第3. 093. 621号、第3.211.709号、第3, 646.168号、第3,790,519号、第3.884,993号、第3. 894,999号および第4.059,654号(援用する)などの特許に充分 に記載されているように周知の手順によって作成することができる。EPDMゴ ムを製造するための典型的な方法はエチレン、プロピレンおよび複数個の炭素− 炭素二重結合を含んでいるポリエンモノマーを種々の量で反応させるものであり 、触媒と溶媒媒質の存在下で実施される。EPDMターポリマーを製造する際、 エチレン、モノ−オレフィン(好ましくはプロピレン)およびポリエンのターポ リマーを形成するためにエチレンおよびプロピレンと共に第三成分として使用す るポリエンモノマーとしては、4〜20個の炭素原子を含有する開いた鎖状の多 不飽和炭化水素(たとえば、1,4〜へキサジエン)、単環式ポリエンおよび多 環式ポリエンのようなポリエンモノマーがある。多不飽和架橋環式炭化水素また はハロゲン化された架橋環式炭化水素が好ましい。そのような架橋環式炭化水素 の例としては、架橋環のいずれか1個の中に少なくとも1個の二重結合が存在す るビシクロ[2゜2.1]ヘプタンの多不飽和誘導体、たとえば、ジシクロペン タジェン、ビシクロ[2,2,1]へブタ−2,5−ジエン、アルキリデンノル ボルネン、特に5−アルキリデン−2−ノルボルネン(ただし、アルキリデン基 は1〜20個の炭素原子、好ましくは1〜8個の炭素原子を含有する)、アルケ ニルノルボルネン、特に5−アルケニル−2−ノルボルネン(ただし、アルケニ ル基は約3〜20個の炭素原子、好ましくは3〜10個の炭素原子を含有する) がある。その他の架橋環式炭化水素としては、ビシクロ[3,2,1]オクタン に代表されるようなビシクロ[2゜2.2]オクタンの多不飽和誘導体、ビシク ロ[3,3゜1]ノナンの多不飽和誘導体、およびビシクロ[3,2゜2コノナ ンの多不飽和誘導体がある。
好ましい架橋環式化合物の特定の例としては、5−メチリデン−2−ノルボルネ ン、5−エチリデン−2−ノルボルネン、5−n−プロピリデン−2−ノルボル ネン、5−イソブチリデン−2−ノルボルネン、5−n−ブチリデン−2−ノル ボルネン、5−イソブチリデン−2−ノルボルネン、ジシクロペンタジェン、メ チルブテニルノルボルネン、たとえば、5− (2−メチル−2−ブテニル)− 2−ノルボルネンまたは5− (3−メチル−2−ブテニル)−2−ノルボルネ ン、および5− (3−ジメチル−4〜へキセニル)−2−ノルボルネンがある 。5−エチリデン−2−ノルボルネンから製造されたエラストマーが好ましい。
EPDM骨格ゴムは化学結合したエチレンとプロピレンまたは他の−C=C−モ ノーオレフィンをエチレン対プロピレンのモル比95〜10対5〜90、好まし くは70対30〜55対45で含有し得る。ポリエンまたは置換ポリエンは9. 1〜10モル%、好ましくは0. 3〜1モル%の量で化学結合することができ る。骨格ゴム中の不飽和の程度は、ポリマー鎖中の炭素原子1.000個当たり 二重結合が0〜20個の範囲で変化し得る。
EPDMを製造するための重合反応は触媒の存在下溶媒媒質中で実施する。この 重合溶媒は反応条件下で液体である適当な不活性有機溶媒のいずれでもよい。滴 定のいく炭化水素溶媒の例は、5〜8個の炭素原子を有する直鎖のパラフィン( 最良の結果を確実にするにはへキサンを使用することが多い)、芳香族炭化水素 、好ましくは単一のヘンゼン核を有する芳香族炭化水素(たとえば、ベンゼン、 トルエンなど)、および、上記の直鎖パラフィン系炭化水素や芳香族炭化水素と ほぼ同じ沸点範囲を有する飽和環式炭化水素、好ましくは環を構成する核の中に 5〜6個の炭素原子を有する飽和環式炭化水素である。選択される溶媒は上記炭 化水素の1種以上の混合物ミ好ましくは通常のへキサンとほぼ同し沸点範囲を有 する脂肪族炭化水素とナフテン系炭化水素との混合物とすることができる。溶媒 は乾燥していて、重合反応で使用するチーグラー(2iegler)タイプの触 媒に影響するような物質を含まないのが望ましい。
共重合は従来技術で良く知られているタイプのチーグラー(ziegle+)触 媒の存在下で実施する。そのようなチーグラー(2iegle+)タイプの触媒 は、米国特許第2. 933゜480号、第3.093,620号、第3. 0 93. 621号、第3.211.709号および第3. 113. 115号 のような数多くの特許に開示されている。チーグラー(2iegle+)触媒の 例としては、メンデレ−フ(Mendeleev)の元素周期系の第1Va族、 第Va族、第VIa族および第■a族の重金属の化合物(たとえば、チタン、バ ナジウムおよびクロムのハロゲン化物)を、少なくともひとつの炭素−金属結合 を含有しているメンデレーフ(Mendeleev)の周期系の第1族、第■族 または第■族の金属の有機金属化合物(たとえば、トリアルキルアルミニウムお よびアルキルアルミニウムハロゲン化物。ただしアルキル基は1〜20個、好ま しくは1〜4個の炭素原子を含有する)に接触させることによって調製される金 属有機配位触媒がある。
好ましいチーグラー(Ziegle+)触媒はバナジウム化合物とアルキルアル ミニウムハロゲン化物から調製される。適切なバナジウム化合物の例としては、 三塩化バナジウム、四塩化バナジウム、オキシ塩化バナジウム、アセチルアセト ンバナジウムなどがある。特に好ましい活性化剤としては、一般式R−A I  CIおよびR2AlClを有する米国特許第3.113.115号の塩化アルキ ルアルミニウムおよび一般式R3A12C13のセスキ塩化物がある。ここで、 Rはメチル、エチル、プロピル、ブチルまたはイソブチルであり、アルミニウム 化合物およびバナジウム化合物のアルミニウム対バナジウムのモル比は5:1〜 200:1の範囲内でよく、15:1〜60:1の範囲内が好ましく、最良の結 果はアルミニウム40対バナジウム1の比で確保される。これらと同じ比が、バ ナジウム化合物に代えて用いられる他の重金属の対応する化合物ならびにアルミ ニウム化合物に代えて用いられる第1族、第■族および第■族の有機金属化合物 にも適用される。メチルまたはエチルアルミニウムセスキクロライドのようなア ルキルアルミニウムセスキ塩化物とオキシ塩化バナジウムから調製される触媒は 、アルミニウム5〜300モル当たり、好ましくはアルミニウム15〜60モル 当たりオキシ塩化バナジウム1モルの比が好ましく、バナジウム1モル当たり4 0モルのアルミニウムで最良の結果が得られる。
重合は、外気に対して閉ざされており、撹拌冷却手段と、モノマーを始めとする 反応成分、触媒および促進剤を連続的に供給するための導管手段と、エラストマ ーを含有する溶液を連続的に引出すための導管手段とを備えている反応容器中で 連続的に実施するのが好ましい。そして、触媒は触媒不活性化剤を添加して失活 させる。
本発明のひとつの態様を実施する場合、最適な弾性回復率を有する熱可塑性エラ ストマーは、メタクリル酸グリシジルのようなエポキシ化合物でEPDMゴムを 変性することによって得ることができる。しかしながら、次式に包含されるすべ てのエポキシ化合物を使用することができる。
R ここで、RとR1は、水素、メチル、エチル、プロピルまたはCアルキル、アラ ルキル、環式もしくはC(6−13)芳香族有機基より成る群の中から選択され る同一または異なる一価の基であり、R2はエポキシド官能性を有する有機基で ある。適したエポキシ官能性グラフトモノマーは、不飽和アルコールのグリシジ ルエーテル(すなわちアリル−グリシジルエーテル、メタリル−グリシジルエー テル)、不飽和カルボン酸のグリシジルエステル(すなわち、アクリル酸グリシ ジル−2−エチル、アクリル酸グリシジル−2−プロピル、アクリル酸グリシジ ル)、アルケニルフェノールのグリシジルエーテル(すなわち、イソプロペニル フェニル−グリシジルエーテル)、エポキシカルボン酸のビニルエステルおよび アリルエステル、エポキシド化オレイン酸のビニルエステル、などである。ここ でグラフトモノマーとして好ましいのはメタクリル酸グリシジル(GMA)であ る。EPDMゴムをエポキシ官能性モノマーで変性するには、そのエポキシモノ マーをあらかじめフリーラジカル開始剤と混合した後得られた混合物をEPDM ゴムと共に混和するのが好ましい。得られたブレンドは約100〜約350℃の 温度で押出すことができる。グラフト化反応では、EPDMゴム100重量部に 付き0.1〜20部、好ましくは2〜10部のエポキシ化合物を使用することが できる。
所望であれば、グラフト化反応もまた、ある濃度(約10〜30重量%の範囲と することができる)の不飽和EPDMゴムが存在している溶媒溶液中で実施する ことができる。適した有機溶媒は、たとえばヘキサン、ヘプタンおよびオクタン のようなC脂肪族炭化水素である。
この反応は125〜200℃の範囲内の高温で常に撹拌しながら実施することが できる。その時間は172〜2時間の範囲である。このエポキシ化合物によるE PDMの官能化は、2,5−ジメチル−2,5−ビス(t−ブチルペルオキシ) ヘキサンのようなラジカル開始剤の存在下で溶融条件下で実施するのが好ましい 。
また別法として、EPDMゴムは、次式で示されるようなオルトエステルで変性 することができる。
ここで、R3はCの第一級か第二級のアルキルもしくはアラルキルまたはC6− 1nの芳香族基であるか、あるいはC1と共に第二の5員環または6員環を形成 するアルキレン基であり、RはCの第一級か第二級のアルキル(+−10+ もしくはアラルキルまたはCの芳香族基であるか、(6−10〕 あるいは、R3とR4がこれらを連結している原子と共に5員、6員または7員 の環を形成しており、R5は水素またはCの第一級か第二級のアルキルであり、 R6は置換されてないかまたは置換されたCl−6のアルキレン基まルであり、 Rは水素、C1−6アルキルまたはC6−1nの芳香族基であり、Xは実質的に 不活性の連結基であり、mは0か1であり、nは1から2−mまでであり、pは 0か1であり、XはR3とC9が環を形成している場合Oであり、他の場合には 1である。
本発明のひとつの局面は環状のオルトエステル残基が存在することである。その 際のR基はCl−10で第一級か第二級のアルキル基、たとえばメチル、エチル 、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、5ec−ブチル、n −ヘキシル、イソオクチルもしくはn−デシル、または対応するアラルキル基で あることができる。C1−4のアルキルであることが最も多い。通常は第一級の 基、特にメチル基が好ましい。
R基はRに対して上で定義したようなC14で第一級か第二級のアルキル基また はC6−1(lで置換されてないかまたは置換された芳香族(好ましくは芳香族 炭化水素)基であることができる。置換基はいずれも本発明の条件下で非反応性 でなければならない。その例はハロ、ニトロおよびアルコキシである。
R基とR基は水素またはRおよびR4に似たアルキル基の中から選択され、水素 が好ましい。
R6基は置換されてないかまたは置換されたC のアルキレン基であり、置換基 はいずれもオルトエステルの形成およびアリールクロライドとの反応に対して不 活性であり、たとえばアルコキシである。R6はメチレンが好ましい。
R8基はすでに定義したように水素、アルキルまたはアリールでよい。水素が好 ましい。
ここで使用するのに適したポリエステルは当業者に知られている直鎖状か分枝状 の飽和ポリエステルのいずれでもよい。一般にポリエステルは、1.4−シクロ ヘキサンジメタツールのような環式脂肪族グリフールを含めたアルキレングリコ ール(たとえば、エチレングリコール、プロピレングリコール、1.4−ブタン ジオールなど)およびこれらグリコールの任意の混合物と1種以上の芳香族ジカ ルボン酸とから誘導される直鎖状飽和ポリエステルからなる。
好ましくは、ポリエステルは公知の技術、たとえば、テレフタル酸のエステル単 独またはテレフタル酸およびイソフタル酸のエステルの混合物とグリコールまた はグリコールの混合物とをエステル交換した後グリコールと遊離の酸またはその ハロゲン化誘導体とを加熱して重合させることによって製造されるポリアルキレ ンテレフタレートからなることができる。適切な方法は米国特許第2. 465 . 319号および第3.045,539号(援用する)に記載されている。ま た、これらのポリエステルまたはコポリエステルの1種または2種以上のブレン ドも使用できる。適切なポリ(1,4−ブチレンテレフタレート)樹脂はゼネラ ルeエレクトリック社(Gent+xl Eltc+ric’Compan7) からバロックス(VALOX■)315という商品名で市販されており、またポ リ(エチレンテレフタレート)樹脂はよく知られており市販されている。
エポキシで官能化されたかまたはオルトエステルで官能化されたEPDMゴムは 、ポリエステル樹脂と溶融混合して、相溶化されたポリエステル樹脂−エポキシ 官能化またはオルトエステル官能化EPDMゴムブレンドを調製することができ る。官能化されたEPDMゴムとポリエステル樹脂の混和は、150〜350℃ 、好ましくは230〜315℃の範囲の温度で適切な条件下エクストルーダー内 で実施することができる。
官能化されたEPDMとポリエステルとの溶融押出によって相溶化されたブレン ドは、この相溶化されたブレンドと共に有効量の硬化剤または架橋剤を使用する ことによって動的加硫することができる。架橋反応は、ゴム相の残留不飽和かま たは残留エポキシ基のいずれかと架橋剤との反応によって生起する。
硬化剤または架橋剤の有効量は、動的加硫前のEPDMゴムの重量を基準にして 硬化剤が約0.1〜5重量%、好ましくは硬化剤が0.5〜1.5重量%である 。適切な硬化剤または架橋剤は、たとえば、残留不飽和と反応する架橋剤(たと えば、ペルオキシド、イオウおよび多硫化物)、残留エポキシ基と反応する架橋 剤(たとえば、有機のジアミンもしくはポリアミン、有機の二酸もしくはポリ酸 、有機のジエステルもしくはポリエステル、有機の二無水物もしくはポリ無水物 およびその他の多官能性エポキシド反応性化合物)である。より特定的な例はへ キサメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミンカーバメート、ベンゾフェノン テトラカルボン酸無水物、アジピン酸およびマレイン酸または無水物ならびにこ れらの前駆体である。
EPDMゴムとポリエステルの加硫は、官能化されたEPDMゴムとポリエステ ル樹脂との相溶化された混合物を硬化剤または架橋剤と混和することによって実 施することができる。この相溶化されたブレンドと有効量の硬化剤とは150〜 350℃の範囲の温度で押出して加硫させることができる。
当業者がより良好に本発明を実施することができるように、限定ではなく例示の ために以下の実施例を挙げる。部はすべて重量による。
実施例1 メタクリル酸グリシジル(GMA)とラジカル開始剤としての2.5−ジメチル −2,5−ビス(t−ブチルペルオキシ)ヘキサン[ルパソル(Lupe+5o l) 101]とのブレンドを使用して、GMAで官能化されたEPDMゴムを 製造した。GMAとラジカル開始剤とを10/1の比で有するブレンド3.3部 を使用し、化学結合したプロピレン単位とノルボルネン単位に加えて約83モル %のエチレン単位を有するEPDMゴムであるニブシン(EPSYNO) E  901ペレット100重量部と予備混合した。このEPDMゴムは約5.4モル %の−C=C−不飽和をもっており、ルイジアナ州バトン舎ルーシュ(Bλto n Rouge)のコポリマー・ラバー・アンド・ケミカル社(the Cap olyme+ Rubbe「and Chemicxl Corporatio n)によって製造されている。次(1で、予備混合物を16時間放冷した後、ウ ェルディング・エンジニアズ(Wel+Iing Enginee++)の2G mm二軸式エクストルーダーを用いて205℃で押出した。得られたGMAで官 能化されたEPDMは炭素原子1000個に付き約0゜1〜2個のエポキシ基を もっていた。これをペレツト化し、70℃で4時間乾燥させた。
等置部のGMAで官能化されたEPDMとポリブチレンテレフタレート(PBT )ペレット[ジー・イー社(GE C。
mpany)の/釦ツクス(Valox■)315]を250℃のウェルディン グ・エンジニアズ(lfeldiB Engineers) 20mm二軸式エ クストルーダーで押出した。得られたブレンドをペレット化し、125℃で4時 間乾燥させた。
2.5−ジメチル−2,5−ビス(t−ブチルペルオキシ)ヘキシン[ルパソル (Lupe+5ol) 130] 0. 5部と上記の相溶化されたPBT/E PDMブレンド100部との予備混合物を10分間タンブル混合した。得られた 予備混合物を16時間放冷した後、ウェルディング・エンジニアズ(Weldi ng Engineers)の201111n二軸式エクストルーダーを用いて 250℃で押出した。次に、押出したブレンドをペレット化し、120℃で4時 間乾燥させた。同じ手順に従ってPBTとE P D Mを押出した追加のブレ ンドを製造した。ただし、場合により、EPDMをGMAで官能化しなかったり 、あるいはPBT/EPDMブレンドの最終押出の際に加硫剤を使用しなかった りした。次に、エンジェル(Engel)の28トン射出成形機を用いて260 ℃で各種のブレンドを成形して試験片とした。スクリューによって駆動されるイ ンストロン(lnst+on)試験機を用い、ASTM法D638による大きい 引張試験片を試験することによって、成形した試験片の引張特性を測定した。弾 性回復率は、最初に永久伸び(%)を決定した後100%から差引くことによっ て計算した。
次に、各種試験片の物理的性質を評価したところ次の結果が得られた。ここで、 組成は重量部で示しである。
組 成 L 四 ! ■ PBT 50 5G 511 50 EPDM 50 50 部M^官能化EPDM 5G −50 ルパソル(Lupersol) 0.5 0.5 0 ’ 0130(%)で加 硫 ヤング率(kpsi) 40 38 43 49引張強さくPsi) 5300  2450 30+0 2230破断時伸び(%’) 285 110 285  55永久伸び(%) 20 − 37 弾性回復率(%) 80 − 63 以上の結果が示しているように、本発明の実施に従って作成したGMAで官能化 されたEPDMとPBTのブレンドを動的加硫すると、引張強さくpsi)と破 断時伸びは大幅に高められる一方、永久伸び%が低下するか、ある0はそれに応 じて弾性回復率%が高められる。試験片■と■のサンプルは脆性過ぎて試験でき なかったので永久伸び(%)と弾性回復率(%)の値は得られなかった。
GMAで官能化されたEPDM50部とPBT50部の混合物ニ0.5部のルパ ソル(Lupersol) 130を直接加えた以外は以上の手順を繰返した。
次に、得られた混合物を250℃で押出した。試験片は、ヤング率(kpsi) が49、引張強さくpsi)が2650、破断時伸び(%)が60であった。こ れらの結果は、上記ブレンドIに関して示した物性と比較して、これらのブレン ドを作成するのに使用した全成分は同じであるにもかかわらずその性質はひどく 劣っていた。これは、ルバソル(Lupe+5oll 130はGMAで官能化 されたEPDMとPBTの相溶化されたブレン自こ添加しなければならないこと を示している。動的加硫はそのような混合物を溶融押出することによって得るこ とができる。
さらに、GMAで官能化されたEPDMの代わりにEPDMSGMAおよびルパ ソル(Lapersol) 101の予備混合物に1重量部のルパソル(Lup e+5oll 130を添加することによって動的加硫した試験片を製造しよう としてみた。50部のPBTと共に押出した後試した組合せ50部を使用しよう とした。しかし、EPDMSGMA、ルノ々ツル(Lupeasol) 101 およびルバソル(Lupersol) 130の混合物の押出されたストランド は保全性が極めて悪く、したがってPBTと共に集めて混和することができない ことが判明した。
実施例2 10/1重量比のGMAとペルオキシドを有する混合物6.6%で官能化したE PDMとポリブチレンテレフタレートの等置部ブレンドを、実施例1の手順に従 って製造した。しかし、ルパソル(Lupersol) 130のブレンド0. 5重量%の代わりに、イー・アイ・デュポン・ド・ヌムール社(E、 1. D upont de Nemou+s Compan7)の有機ジアミン前駆体、 すなわちヘキサメチレンジアミンカルバメートであるディアック(Di@k)1 号(登録商標)のブレンドを0.75重量%使用した。次に、得られた混合物を 実施例1の手順に従って250℃で押出した。このブレンドを実施例1の手順に 従って試験片に成形し、永久伸び%と物理的性質を評価した。得られた加硫熱可 塑性エラストマーは、ヤング率(kpsi)が30、引張強さくpsi)が25 20、破断時伸び(%)が240、永久伸び(%)が22であり、これは弾性回 復率78%に相当していた。
実施例3 エチレン性不飽和のオルトエステルと2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチ ルペルオキシ)ヘキサン1グラムとの混合物を予備混合し、約83モル%のエチ レン単位と約5.4モル%のノルボルネン単位とを含有する市販のEPDMコポ リマー1キログラムと合わせた。このエチレン性不飽和のオルトエステルは以下 のようにして製造した。
メカニカルスターラー、圧力平衡用添加漏斗および窒素導入口を備えた5リツト ルの三ツ首フラスコに、4−ヒドロキシメチル−2−メトキシ−2−メチル−1 ,3−ジオキソラン301グラム(2,03モル)、トリエチルアミン514グ ラム(5,08モル)およびメチレンクロライド2リツトルを入れた。このフラ スコを氷水浴に漬け、窒素下で撹拌しながら50分かけて塩化アクリロイル19 3゜1グラム(2,13モル)を加えた。この混合物を室温で一晩撹拌し、濾液 を2リツトルの水で二回洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過して真空 ストリッピングした。残渣にフリーラジカル開始剤の3−t−ブチル−4−ヒド ロキシ−5−メチルフェニルスルフィドを200ppmの量加えた後真空下で蒸 溜した。所望の4−アクリロイルオキシメチル−2−メトキシ−2−メチル−1 ,3−ジオキソランは80〜85℃(0,5〜1.0トル)で届出した。
オルトエステルEPDMコポリマーとペルオキシドのブレンドを20℃で約16 時間貯蔵して、EPDMペレットがオルトエステルと重合開始剤を完全に吸収で きるようにした。次にこのブレンドを、ゾーン設定温度を120〜205℃の範 囲とした二軸式エクストルーダーで押出した。
押出された材料を水浴で冷却し、ペレット化し、真空中で乾燥させた。
EPDMコポリマー上にグラフトしたエチレン性不飽和のオルトエステルの割合 を測定するためには、グラフトコポリマーのサンプルを約130℃でキシレンに 溶かし、得られた溶液をアセトン中に注ぎ、濾過し、精製されたコポリマーを乾 燥させ、その後これをフーリエ変換赤外分光計で分析した。ゲル含量は、熱キシ レンで48時間連続的に抽出した後乾燥して不溶分残渣を秤量することによって 決定した。結果を以下に示す。ここでパーセントはすべて重量による。
EPDMコポリマーを基準 0.31.0としたオルトエステル% グラフトした量% >90 >90 ゲル% 0 40 オルトエステルがグラフトしたEPDMコポリマーとポリ(ブチレンテレフタレ ート)から構成されるトライブレンドを調製し、250℃の範囲の温度で0.5 重量%のルパソル(Lupe【1ol) 130 [アトケム社(the At ochem Companマ)のペルオキシド]と共に、またルパソル(Lup ersol) 130を使わないで押出した。押出した材料をペレット化し、乾 燥させ、試験片に成形し、引張強さと伸び(A S TM法D638)およびノ ツチ付きアイゾツト衝撃強さくASTM法D256)を試験した。
アクリレートオルトエステルrAOEJ組成物で次の結果が得られた。
PBT/EPDMブレンド(1: 1)加硫前 加硫後$$1 ゲル TSETSETS 組 成 %*t psi % % % %零 AOE(1%+ 40 3510 370 20 3[I l110 アクリレ ート−オルトエステルで官能化されたEPDM0官能性(%)はグラフトした重 量%。
■ ゲル%は官能化されたEPDMをPBTと共に押出す前にキシレンで抽出し て測定。
…加硫は、0.5%ルパソル(Lupersol) 130と共にブレンドの再 押出によって行なった。
上記の実施例は本発明の方法(それによって作成される熱可塑性エラストマーを 含めて)の実施の際に使用することができる非常に多くの変形のうちのほんの二 、三に関するものであるが、本発明はこれらの実施例に先行する説明で記載した ようなずっと広範囲のEPDMゴム、熱可塑性ポリエステル、エポキシアクリレ ート官能化剤およびオルトエステル官能化剤ならびに硬化剤の使用に関するもの と理解されたい。
要 約 熱可塑性芳香族ポリエステル(たとえ響f1ポ1ノブチレンテレフタレート)と 、エポキシで官能イヒされたEPDMゴムまたはオルトエステルで官能化された EPDMゴムおよび有効量の架橋剤(たとえば、フリーラジカル開始剤1)との メルトブレンドから、少なくとも70の弾性回復率%を有する熱可塑性エラスト マーが得られること力<’I!11明した。
閑 瞭 咽 査 翰 先 国際調査報告

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)重量で、 (A)有効量の硬化剤と、 (B)(i)炭素原子1000個当たり約0.1〜約16個のエポキシ基または 0.1〜16個のオルトエステル基で官能化されたEPDMゴムであってEPD Mゴム上に0.1〜20重量%のエポキシまたは0.1〜20重量%のオルトエ ステルを含有するグラフト物質がグラフトされているEPDMゴム約45〜70 重量%、および(ii)芳香族熱可塑性ポリエステル約55〜約30重量% からなる溶融押出しされた混合物と からなるブレンドを溶融押出することによって得られる生成物であり、(A)の 硬化剤がフリーラジカル開始剤または有機ポリアミン、有機ポリ酸、有機ポリエ ステル、有機ポリ無水物、有機多硫化物およびこれらの前駆体より成る群の中か ら選択される架橋剤の中から選択されたものである、少なくとも70の弾性回復 率%を有する熱可塑性エラストマー。
  2. (2)硬化剤がフリーラジカル開始剤である、請求の範囲1に記載の熱可塑性エ ラストマー。
  3. (3)硬化剤が有機ジアミンである、請求の範囲1に記載の熱可塑性エラストマ ー。
  4. (4)EPDMゴムがエチレン−プロピレンとノルボルネンのターポリマーであ る、請求の範囲1に記載の熱可塑性エラストマー。
  5. (5)芳香族熱可塑性ポリエステルがポリブチレンテレフタレートである、請求 の範囲1に記載の熱可塑性エラストマー。
  6. (6)芳香族ポリエステルと、エポキシで官能化されたEPDMゴムと、フリー ラジカル開始剤および有機ジアミン、有機二酸、有機ジエステル、有機二無水物 、有機多硫化物およびこれらの前駆体より成る群の中から選択される架橋剤より 成る群の中から選択された有効量の硬化剤との相溶化されたブレンドの混合物を 溶融押出することからなる、熱可塑性エラストマーの製造方法。
  7. (7)EPDMゴムがエポキシ基で官能化されている、請求の範囲1に記載の熱 可塑性エラストマー。
  8. (8)EPDMゴムがオルトエステル基で官能化されている、請求の範囲1に記 載の熱可塑性エラストマー。
  9. (9)芳香族ポリエステルがポリブチレンテレフタレートである、請求の範囲6 に記載の方法。
  10. (10)エポキシで官能化されたEPDMゴムがメタクリル酸グリシジルで官能 化されたEPDMゴムである、請求の範囲6に記載の方法。
  11. (11)硬化剤がフリーラジカル開始剤である、請求の範囲6に記載の方法。
  12. (12)硬化剤が有機ジアミン前駆体である、請求の範囲6に記載の方法。
  13. (13)オルトエステルで官能化されたEPDMゴムがアクリレートオルトエス テルである、請求の範囲6に記載の方法。
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