JPH05504797A - 低度組織化された表皮を有するアラミドモノフィラメントおよびこのモノフィラメントの製造法 - Google Patents

低度組織化された表皮を有するアラミドモノフィラメントおよびこのモノフィラメントの製造法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 低度組織化された表皮を有するアラミドモノフィラメントおよびこのモノフィラ メントの製造法本発明は「アラミド」繊維、すなわち相互にアミド結合によって 結合された芳香族基から成り、アミド結合の少なくとも85%が2つの芳香核に 直接に結合されている線形マクロ分子繊維に関するものであり、また特に光学異 性紡糸組成物から製造されたアラミド繊維に関するものである。
公知のように、高抵抗および高モジュラスのアラミド繊維は一般にそのフィラメ ントの表面におけるフィブリル化現象および低い摩耗抵抗を特徴とする。小直径 の従来のアラミド繊維のこのような欠点およびその修正方法が下記の特許および 特願に記載されている。
ヨーロッパ特許出願公開節183,403号、ヨーロッパ特許出願公開節332 ,919号、アメリカ特許第4.870.343号、日本特許公開平L−f15 .372b号公報、日本特許公開昭83−243.330号公報。
これらの繊維の二、三の使用特性に有害なこのような弱さは、これらの繊維の組 立体、あるいはこれらの繊維またはその組立体によって補強された製品の使用特 性にとっても有害である。
この特願の引例とする国際時10 PCT/スイス90100155は、粗紡糸 状態において大直径と高い機械特性とを有するアラミドモノフィラメントを記載 している。
しかし、これらのアラミドモノフィラメントは全体的に前記のモノフィラメント と同様の弱点を有する。従ってフィブリル化および摩耗に対する抵抗力を著しく 改良されたアラミドモノフィラメントの製造がきわめて望ましかった。
従って本発明の主旨は、大直径と高い機械特性のみならず、前記の国際特願に記 載のアラミドモノフィラメントと比較してすぐれたフィブリル化抵抗および摩耗 抵抗並びに接着性を生じる新規な表面組織を有するアラミドモノフィラメントを 提供するにある。
本発明によるアラミドモノフィラメントは下記の点を特徴とする。
a)下記の関係式を満たし、 1.7≦T1≦260; 40≦D≦480; T≧180−D/3 ; Mi≧1600 ; ここに、このモノフィラメントについて、T1はタイツ(tex):Dは直1( μm);Tは強度(cN/1ex);Miは初モジュラス(cN/1ex);A rは破断伸び(%);Erは質量単位あたり破断エネルギー(J/g)とし、 b)低度組織化された表皮を有する。
また本発明はこのようなモノフィラメントの製造法に関するものである。
本発明の方法は下記の段階を特徴とする。
a)アミド結合(−CO−111H−)の少なくとも85%が直接に2つの芳香 核に結合されるような少なくとも1つの芳香族ポリアミドの溶液を形成し、この ポリアミドの固有粘度V、1.(p)を少なくとも4.5dl/gに等しくし、 溶液の中のポリアミド濃度Cを少なくとも20重量%とじ、この紡糸組成物を溶 融状態および休養状態において光学異方性とする段階と、 b)前記溶液を毛管を通してノズルの中に押出し、前記毛管の直径rd〕を80 μm以上とし、紡糸温度Tf。
すなわち毛管の中を通過する溶液温度を最高105℃とする段階と、 C)前記毛管から出る液体ジェットを非凝固性流体層の中を引き出す段階と、 d)次に、このようにして引き出された液体細流を凝固性媒質の中に導入し、こ の形成中のモノフィラメントを時間rt]の間、前記凝固性媒質と動的接触させ 、凝同性媒質の温度Tcを最高16℃とする段階と、e)前記モノフィラメント を洗浄し乾燥する段階と、f)このように洗浄され乾燥されたモノフィラメント を、このモノフィラメントの表面を急速に溶解して低度組織化された表皮を形成 する事のできる処理溶媒と接触させる段階と、 g)このようにして得られたモノフィラメントを洗浄し乾燥して、仕上げられた 乾燥モノフィラメントの直径りと前記段階(d)の時間rtJとが下記の式によ って結合され: t−KD2 ; K>30゜ ここに、tは秒で表され、またDはミリメートルで表される段階。
本発明によるモノフィラメントは、例えば製品、特にプラスティックおよび/ま たはゴムの製品の補強のために、単独でまたは組立体の形で使用される。このよ うな製品として、例えばベルト、管、タイヤの補強プライ、タイヤ外皮がある。
また本発明は前記の組立体およびこのように補強された製品に関するものである 。
以下、本発明を図面に示す実施例について詳細に説明するが本発明はこれに限定 されるものではない。
付図において、 一第1図は紡糸装置を示し、 一第2図は第1図の装置の中に使用されるノズルの断面を示し、 一第3図は、第1図の装置に接続されて本発明の方法を実施する処理装置を示し 、 一第4図は本発明によるモノフィラメントの摩耗後の電子顕微鏡写真、 一第5図は本発明によらないモノフィラメントの摩耗後の電子顕微鏡写真である 。
■−使用されたテスト法 A−コンディショニング この明細書においてコンディショニングとは、1979年7月付けのドイツ連邦 規格DIN 53802−20/65によるモノフィラメントの処理を言う。
B−タイツ モノフィラメントのタイツ(すなわち線重量)は1965年6月のドイツ連邦規 格DIN 53830によって測定される。この測定は、各モノフィラメントに ついて、予めコンディショニングされた長さ50mの少なくとも3本のサンプル の秤量によって実施される。タイツはそのモノフィラメントのサンプルの測定値 の平均に対応し、texで表される。
C−比重 モノフィラメントの比重は、ASTM規格D1505−68 (1975年に再 承認)、C法に記載の比重グラジェント管法によって、液体システムとして、1 .1.2−トリクロロトリフルオロエタンと、1.1.+4リクロロエタンとの 混合物を使用して測定する。
使用されたサンプルは、締め付けられないように結束された短い約2cmのモノ フィラメント断片である。測定前に、これらの断片を2時間、最低比重の液体シ ステム成分の中に浸漬する。次に12時間、前記の管の中に配置した後に秤量す る。モノフィラメントの表面における気泡の保持を防止するように特に注意する 。
モノフィラメントあたり2サンプルの比重g / c m 3を測定し、4有効 数字の平均値を出す。
D−直径 逆の指示がない限り、モノフィラメントの直径はそのタイツと比重から下記式に よって計算される。
D−2X101.5 (Ti/πρ)1/2Dはモノフィラメントの直径、Ti はタイツ、tex。
またρは比重、g / c m 3である。
E−機械特性 モノフィラメントの機械特性は、1976年2月付はドイツ連邦規格DIN 5 3834に記載の操作法に従って、1976年10月のドイツ連邦規格DIN  51220.1976年8月のDIN 51221.1977年12月のDIN  51223に対応するツビック社(ドイツ連邦共和国)の1435型または1 445型の引っ張り強さ測定装置によって測定される。
モノフィラメントは400mmの初長において引っ張り力を受ける。すべての結 果は10?iJl定値の平均で得られる。
強度(T)と初モジュラス(Ml)はcN/1ex(texあたりセンチニュー トン)で表わされる。
破断伸び(A「)はパーセント(%)で表わされる。
初モジュラス(Mi)は引っ張り力の変動を伸びの関数として示すグラフの線形 部分の傾斜と定義され、この線形部分は0,5cN/lexの標準予張力の直後 に介入する。
質量単位あたりの破断エネルギー(E「)はJ/g(ダラムあたりジュール)で 表わされ、前記の1976年2月の規格DIN 53834によって測定される 。
F−固有粘度 固有粘度(V、!、)はポリマーおよびモノフィラメントについて測定される。
V、1.(p)はポリマーの固有粘度を示し、V、I、(f)はモノフィラメン トの固有粘度を示す。いずれの場合にも、この固有粘度はダラムあたりデシリッ トルで表わされ、下記の式によって定義される。
V、1.= (1/C)Ln (t 1/l o)ここに、 一〇はポリマー溶液濃度(100cm3溶媒中のポリマーまたはモノフィラメン ト0.5g)。溶媒は96%濃硫酸である。
−Lnは自然対数である。
−tlとtoは、それぞれ Ubbelohde型毛管粘度計の中において30 ±0.1℃のポリマー溶液と純粋溶媒の流れ時間を示す。
G−電子マイクロ回折分析 120kVの加速電圧のもとにフィリップス伝送式電子顕微j!lICM12型 を使用する。電子マイクロ回折による観察は、50nmのオーダの厚さの矢状長 手方断面について実施される。使用された技法は「平行光束」型であって、サン プルレベルのスボ・lトのサイズは約50nmである。マイクロ回折の陰画は高 感度アグファ フィルム上に記録される。
H−光学特性 溶融状態および休養状態の紡糸組成物の光学異方性は、加熱板を備えたOlym pus BI3型の偏光顕微鏡によって観察される。
前記の顕微鏡はさらにモノフィラメントの光学検査、例えばその横断面の観察に 使用される。
またモノフィラメントの表面は、12.5k Vの加速電圧のもとに、JEOL  25S−III型の走査式電子顕微鏡によって観察される。
■−湾曲下の自動摩耗抵抗 モノフィラメントの自動摩耗抵抗、さらに一般的にその疲労抵抗を測定するため 、湾曲下の「フィラメント対フィラメント」摩擦テストを使用する。
長さ約25cmの同一モノフィラメントの2本の短い断片を使用する。静的フィ ラメントと呼ばれる第1断片を、相互に5cm間隔で固定された2個のグループ 付きローラによってほぼ水平軸線に沿って保持する。このフィラメントに対して 、その一端に固定された一定重量によって張力T1を加える。動的フィラメント と呼ばれる第2断片にもその一端に固定された重量によって張力T2を加え、前 記の静的フィラメントの上に緊張させ、その回りに約90°の角度で湾曲させる 。動的フィラメントの他端に固定された機械装置により、与えられた周波数と振 幅の交互線形運動によって、静的フィラメントに対して動的フィラメントを強制 反復滑動させる。動的フィラメントの軸線を含む垂直面は、静的フィラメントの 軸線を含む垂直面に対して常にほぼ垂直にある。
テスト初期において、静的フィラメントに加えられる張力T1は動的フィラメン トに加えられる張力T2のほぼ2倍である。このような条件により、動的フィラ メントの湾曲角度を90゛に近い値に保持する事ができる。
2つのフィラメントの破断まで、自動摩耗サイクル数を記録する。考慮されるモ ノフィラメントの自動摩耗抵抗は、10回の測定の破断まで記録されたサイクル 数の平均として評価される。
J−接着性の測定 モノフィラメントの接着性の測定はこれらのモノフィラメントの組立体について 実施される。
これらの組立体を2層のゴム混合物の間に挿入し、この組立体が平面中に配置さ れてU形ループを形成し、その脚が平行となり、U形の湾曲部がゴム層の外部に 配置されるように成す。
ゴム混合物は下記の組成を有する: 天然ゴム 50 SBR30 PBR20 カーボンブラツク 50 ZnO5 ステアリン酸 1 酸化防止剤 1 硫黄 2 促進剤 l SBR:スチレン−ブタジェン共重合体ゴムPBR:ポリブタジェンゴム 酸化防止剤:モンサント社の5antoflex 13R促進剤:スルフェンア ミド型 このようにして得られたサンプルを金型の中に配置し、160℃で15分間、1 5daN/cm2の圧力で加硫する。
次にゴム組成物のループを引き抜くために必要な力を測定する事によって接着性 を評価する。この組成物は測定に際して常温(20℃)または高温(120℃) にある。各ループについて100mm/分の引っ張り速度をもって、この力を測 定し、操作後に12測定の平均をとって、各脚ごとの平均力値を計算する。
II−モノフィラメントの製造 A)ポリマー アラミドモノフィラメントは、溶融状態および休養状態において光学異方性紡糸 組成物を生じる事のできる芳香族ポリアミドから製造される。
本発明の方法において使用される各芳香族ポリアミドはホモポリマーまたは共重 合体を含み、このポリアミドは芳香族連鎖および場合によっては非芳香族連鎖を 含む。
これらの連鎖は、例えばフェニレン、ジフェニレン、ナフチレン、ピリダジン、 ビニレン、ポリメチレン、ポリベンズアミド、ジアミノベンズアニリド型のラジ カルまたは基から成り、これらのラジカルまたは基は置換されまた/あるいは非 置換であって、置換体が存在すればこれは非反応性である。これらの共重合体は 場合によってはイミド結合を有する事ができる。
本発明による方法は、このようなポリアミドの混合物によって実施する事ができ る。好ましくはポリマーは、ポリ(p−フェニレン テレフタルアミド)(PP TA)またはPPTA型のポリアミドである。この術語PPTAは、本質的にp −フェニレン テレフタルアミド連鎖を含むポリアミドを意味する。
下記の実施例において使用される芳香族ポリアミドはポリ(p−フェニレン テ レフタルアミド)(PPTA)またはPPTA型のコポリアミド、すなわち本質 的にp−フェニレン テレフタルアミド連鎖を含みまた芳香族性または脂肪族性 の補助連鎖を含むコポリアミドである。
ポリ(p−フェニレン テレフタルアミド)は下記の公知の方法によって製造さ れる。窒素流によって掃気され撹拌器と冷却装置とを備えたミキサの中に5重量 %以上の塩化カルシウムを含有するN−メチルピロリドン溶液を導入する。次に 撹拌しながら、粉砕されたp−フェニレンジアミンを添加する。ジアミンの溶解 後にミキサの内容物を約10℃に冷却する。次に実質的に化学量論的量の粉砕さ れた二塩化テレフタロイルを添加し、撹拌を続ける。使用されたすべての反応物 は反応器に導入する前に常温(約20℃)である。反応の終了時に、ミキサを空 にし、得られた生成物を水で凝固させ、洗浄し、乾燥する。
PPTA型のコポリアミドは前記の方法により下記の変更を加えて実施する事が できる。すなわち、p−フェニレン ジアミンまたは二塩化テレフタル酸の一部 の代わりにそれぞれ他のジアミンまたは他の二塩化酸を使用する。これらの二塩 化酸またはジアミンは実質的に化学量論的量比率で使用される。
B)溶液の製造 紡糸溶液は下記の公知方法によって製造される。
) 100重量%に近い濃度のa硫酸をプラネットミキサの中に導入し、このミ キサの二重ケーシングはクリオスタットに接続されている。撹拌と窒素流のもと に、酸をその結晶温度より少なくとも10℃低い温度に冷却する。
雪状の均質塊を得るまで撹拌を継続する。
そこでポリマーを加える。ミキサに導入する前のポリマーの温度は重要でなく、 好ましくはポリマーは常温にある。酸とポリアミドとの混合は、混合物温度を酸 の結晶温度より少なくとも10℃低い温度に保持しながら、十分な均質性が得ら れるまで撹拌して実施される。撹拌しながら、ミキサの中の温度を徐々に常温ま で上昇させる。このようにして、乾燥した非凝集性の固体粉末が得られる。
不連続プロセスの場合、紡糸工程までこの固溶体を常温で保存しても、劣化の危 険はない。しかし、湿った大気に長時間露出しないようにする。
実際上、下記のテストを実施するため、一般に8kgの硫酸に対して、所望濃度 を得るに必要なポリマー量を混合する。紡糸工程前に溶液サンプルを採取し秤量 する。
次にこの溶液を凝固させ、慎重に水洗し、真空乾燥し、秤量して、溶液の中のポ リマーの濃度(重量%、下記においてCと呼ぶ)を特定する。
本発明に記載の紡糸組成物は、溶融状態および休養状態において、すなわち動的 応力の不存在において光学異方性である。このような組成物は、交差した線形偏 光子の間において顕微鏡で観察すると光を偏光解消させる。
C)紡糸と処理 前項に記載のプロセスによって得られた溶液を、いわゆる「非凝固式流体層」紡 糸技法(乾式ジェット−湿式紡糸法)によって紡糸する。第1図はこのような紡 糸袋fillを示す。
ホッパ3の中において予め常温脱気された紡糸固溶体2を単一スクリュ一式押出 器4によって紡糸ブロック5の方に押出す。この固溶体はこの押出段階において 、剪断力の作用で、90〜100℃の温度で溶融する。
100℃より著しく高い温度での長時間滞留はポリマーの劣化の原因となるが、 この温度はモノフィラメントの固有粘度V、1.(f)の測定によって容易に制 御される。従って一般にブロック5の手前において、できるだけ低い温度を使用 するが、溶液の紡糸処理に必要な流動性を保証するのに十分な温度を使用する。
従って紡糸ブロック5に転送される間の紡糸溶液の温度は110℃以下の温度に 、好ましくは100℃以下の温度に保持される。
紡糸ブロック5は本質的に秤量ポンプ6と、溶液2を押出す紡糸ヘッド7とから 成る。場合によっては例えばフィルタ、静的ミキサなどの他の要素をブロック5 の中にまたはブロックの入口に配置する事もでき、第1図はフィルタ装置8を図 示する。紡糸ポンプ6の温度は前記と同一の理由から100℃以下とする事が好 ましい。
紡糸ヘッド7は、公知のように本質的に分配器、継手およびノズルから成り、第 1図においては簡略のため1個のノズル9のみを示す。このノズル9の一部を第 2図においてさらに詳細に図示し、直径dおよび長さlの円筒形毛管10を含み 、この毛管の手前に角度βの円錐部1を含み、この円J部分の手前に円筒形孔を 備える事ができる(第2図には図示されない)。第2図は毛管10の軸線xx’  を通る面によってとられたノズル9の断面図てあり、dは軸線xx’ に垂直 な面において測定された。
ジェット12の速度V1はノズル9の毛管10中の溶液2の平均通過速度であっ て、これは単位時間あたり毛管10を通過する溶液2の体積から計算する事がで きる。
紡糸温度Tfは毛管10を通過する溶液2の温度と定義される。
ノズル9から出る液体ジェット12は、ガス14、好ましくは空気の非凝固性層 13の中を引き抜かれた後、凝固浴15の中に入る(第1図および第2図)。ノ ズル9の水平の出口面16と凝固浴15の面17との間隔reJは数mm乃至数 10mmの範囲内である。
ノズル9の中および空気層13の中の配向区域においてポリマー分子に対して再 配向が実施され、この区域を出た後この区域から引き抜かれた液体細流18か凝 固浴15の凝固媒質19の中に入り、そこで凝固段階中の分子弛緩プロセスに対 抗しながらこの配向構造の固定を開始し、その時間は作成されるモノフィラメン トの直径が大きいほど長くなる。
下記において一般的に、凝固とは、フィラメントが形成されるプロセス、すなわ ちポリアミドが溶媒和状態、部分的に溶媒和状態または非溶媒和状態で晶出しま たは結晶するプロセスを言う。凝固媒質とは、このような変換の実施される液状 媒質を言う。
凝固媒質1つは少なくとも部分的に水または酸、塩基、塩、または例えばアルコ ール、ポリアルコール、ケトンまたはこれらの化合物の混合物などの有機溶媒か らなる事ができる。好ましくは凝固媒質は硫酸水溶液とする。
形成中のフィラメント20は凝固浴15から出ると、凝固媒質19によって垂直 管21の中を同伴され、この垂直管の長さは例えば数cmから数10cmの範囲 とし、その内径は数mmとし、またこの管はまっすぐな管とし、あるいは例えば その下端において狭く成される。このような凝固浴15と、「凝固管」または「 紡糸管」と呼ばれるこの管21との組合せは従来のアラミド繊維の紡糸について 当業者に公知のものである。しかし管21を使用する事は装置1において義務的 ではない。
凝固浴15の上側面17と紡糸管21の入口との間において測定された凝固浴中 の凝固液1つの深さは例えば数mmから数cmの範囲とする事ができるが、過度 に大きな深さは、特に最高紡糸速度でこの初凝固層を横断する際に水力学的緊張 を生じるので品質を損なう可能性がある。
本発明による方法の本質的特徴の1つは、フィラメント20と凝固媒質19との 動的接触時間が多くの場合において、前述の浴15と紡糸管21を単に通過した 場合の接触時間よりはるかに長い事である。
このような接触時間の延長は任意適当な方法によって実施する事ができる。前述 の水力学的緊張の問題を考慮して、例えば非常に長い、代表的には数メートルの 深さを有する凝固浴15および/または管浴21を使用するよりも、浴15と管 21から延長された補助凝固装置22を備える事が好ましい。この補助凝固装置 22は紡糸管21の出口において、中間軸25の直後に配置される。この装置2 2は例えば浴、配管、凝固媒質19の循環するチャンバ、またはこれらの要素の 組合せから成り、これらの要素は図を簡単にするため図示されていない。
またこの装置22の長さと形状はそれぞれの製造条件、特にモノフィラメントの 直径に対して柔軟に適合させられる。好ましくは凝固中のモノフィラメント20 は3ON / t e x以下の張力を受ける。
フィラメント20と凝固媒質19との動的接触時間rtJは、最終製品のモノフ ィラメント直径りの平方の関数として下記の式によって表される。
を露KD2、 ここにtは秒、Dはミリメートル、Kはs / m m 2であって、Kは「凝 固定数」と呼ばれる。
フィラメント20と凝固媒質19との全動的接触時間とは、モノフィラメントが 凝固媒質中に浸漬される全時間、またはモノフィラメントが前記の凝固装置、す なわち浴15、管21および装置22を通過する際に媒質と接触する全時間を意 味する。これらの装置は、運動して形成されているモノフィラメントの表面の凝 固媒質の効率的な更新を保証しなければならない。凝固媒質19は温度Tcにあ る。この場合、前記の補助凝固装置は単なる洗浄装置と同一視されてはならない 。この洗浄装置においては、凝固段階後における残留溶媒の抽出運動を改良する ため、例えば中性あるいは塩基性のはるかに高い温度の水溶液を使用するであろ う。
本発明の方法において、凝固媒質19の組成とその温度Tcは各装置15.21 および22において同等としまたは相違する事ができる。
装置15.21および22の中て実施される凝固段階の後、形成されたフィラメ ント20はその含有する残留酸を除去するために洗浄される。この洗浄は任意公 知の手段によって適当に実施される。例えば水で洗浄し、すなわちアルカリ性水 溶液で洗浄し、場合によっては抽出運動を改良するために高温の水溶液を使用す る事ができる。この洗浄は例えばフィラメント20を装置22の出口においてボ ビン23の上に巻き取り、このボビン23はモータ24によって駆動され、この ボビンを、新鮮な水をたえず補給されるタンクの中に数時間浸漬される。
紡糸引き抜き係数FEFは、洗剤20の最初の駆動装置の速度V2と、毛管10 の中のジェット12の速度V1との比率と定義され、前記の駆動装置は例えば装 置22の中に含まれる。
洗浄後にフィラメント20は例えば、常温で、あるいは乾燥炉の中で、あるいは フィラメント加熱円筒体の上に通す事によって乾燥される。好ましくは、乾燥温 度は最高200℃とする。
この装置1は、洗浄操作と乾燥操作が押出操作および凝固操作と共に連続的に実 施されるように構成される。
好ましくは乾燥フィラメント20の中において、最終硫酸含有量、または塩基性 の洗浄液を使用した場合には塩基の含有量が乾燥フィラメント重量に対して0. 01%以下となるようにする。
このようにして得られた粗モノフィラメントを次にその表面にわずかに組織化さ れた表皮を生じるようにその表面を急速に溶解する事のできる処理溶媒と接触さ せる。
このような溶媒は例えば硫酸、タロロスルホン酸、フルオスルホン酸とする。好 ましくはこの処理溶媒は100%に近い重量濃度の濃硫酸とする。
第3図は処理装置30の実施例を示す。粗紡糸状態のモノフィラメント20がそ の貯蔵ボビンから、巻き取り器31によって引き出され、次にモノフィラメント 20の表面を急速に溶解する事のできる処理溶媒33を含む処理手段32の中に 入る。この処理手段32は例えば、溶媒33を収容しまたは循環させる槽または チャンバから成る。モノフィラメント20と溶媒33との接触時間をTtとし、 処理時間、すなわちこの接触中にモノフィラメント20の繰り出される速度をv tとする。
処理されたモノフィラメント20は手段32を出ると、洗浄手段34の中で新鮮 な水によって洗浄される。この洗浄装置は例えば配管、槽またはチャンバから成 る。そこで、溶媒33と接触して生じた表面溶解作用がこの溶媒の除去によって 停止され、モノフィラメント20の表面に存在する溶解ポリマーの一部の析出と 、わずかに組織化された表皮の形成が生じる。
洗浄手段34から出るとモノフィラメント20は例えばモータ36によって駆動 されるボビン35上に巻き取られ、次にこのボビン上において常温で、さらには 乾燥炉の中で乾燥される。モノフィラメント20は直接に乾燥チャンバの中に送 られ、加熱円筒体の上で乾燥され、これらの処理、洗浄および乾燥工程は連続的 に実施される。好ましくは乾燥温度は最高200℃とする。
このように仕上げられたモノフィラメント20は前記の直径りを有する。好まし くは仕上がりモノフィラメント20の中において、溶媒33の最終含有量はこの モノフィラメント重量に対して0.01重量%とする。
本発明は円筒形押出毛管を使用する場合に限定されるものでなく、例えば円錐形 の毛管、あるいは非円形の押出孔、例えば長方形押出孔、あるいは楕円形断面の モノフィラメントの製造のために楕円形の押出孔をもって実施する事ができる。
これらの場合、前記の本発明の定義は一般的に使用され、用語「直径DJはモノ フィラメントの最小直径を示し、用語「直径d」は押出孔の最小直径を示し、D とdは繊維の軸線または押出毛管中の流れ方向に対する垂直断面において測定さ れる。
各種の添剤、または可塑剤、潤滑剤、ゴム基質の接着性改良剤などの物質をポリ マーに対してまたは紡糸溶液に対して含有させ、または前記の本発明の方法の各 段階においてモノフィラメントの表面に付着させる事ができる。
III−実施例 下記の表1は前記の方法を使用して本発明のモノフィラメントを製造する条件を 示す。またこの表はこれらのモノフィラメントの直径りをμmで示す。この表は A1乃至Q−1の数字で示される23実施例を含む。これらの実施例の一部につ いて、実施条件は処理装置30のみが相違している。これらの実施例は同一のシ リーズにまとめられている(E、FまたはJ)。
八−使用された芳香族ポリアミドの合成実施例Ml乃至P1以外において使用さ れたポリマーはポリ(p−フェニレン テレフタルアミド)であって、これらの 実施fllMl乃至P1においては、p−フェニレン ジアミン(PPDA)ま たは二塩化テレフタル酸(DCAT)のモル分率を置換単量体によって置換する 事によって合成されたPPTA型の共重合体を使用する。
これらは、すべて市販され、公知の方法によって製造されるので、その製法は簡 単化のためここで説明しない。
これらの単量体の純度は97%以上としてメーカによって提供され、追加精製な しで使用される。
全部で4種類の芳香族共重合体が下記の方式で製造される。
一実施例M−1:単量体: PPDA、DCAT、二塩化アジピン酸(DCAA ) 、ここに二塩化酸100モルに対して1モルのDCAA 。
一実施例N−1=単量体:PPDA、DCAT、二塩化アジピン酸(DCAA)  、ここに二塩化酸100モルに対して3モルのDCAA。
一実施例0−1=単量体; PPDA、DCAT、1.5−ナフチエレン ジア ミン(NDA) 、ここに100モルのジアミンに対して3モルのNDA ;一 実施例P−1:単量体:PPDA、DCAT、二塩化フマル酸(DCAF) 、 ここに100モルの二塩化酸100モルに対して3モルのDCAFoB−紡糸溶 液の製造、モノフィラメントの紡糸および処理 下記のように実施する。
一ポリマーの溶液化のため、99.5%〜LO0,5%の範囲内の重量濃度の濃 硫酸を使用する。
一押出器4の温度およびフィルタポンプ6の温度は90〜100℃の範囲内にあ る。
一実施例Q1以外は円筒形押出毛管を使用する。この実施例Q1の場合は、毛管 の断面(軸線xx’ に垂直な断面)は楕円形であり、この場合、パラメータd は毛管の最小直径であり、毛管の最大直径は2000μmである。
−非凝固性層13は空気層である。
−凝固媒質19は5重量%以下の酸を含有する硫酸水溶液である。ただし、実施 例に−1、L−1、M−1,0−1においては、他の凝固媒質を使用する。
さらに詳しくは、浴15とこれに付随した管21とから成る凝固装置においては 下記の物質を使用する。
実施例に−1:+7℃の温度に保持された25重量%の酸を含有する硫酸水溶液 実施例L−1ニー8℃の温度に保持されたエチレングリコール、 実施例M−1ニー10℃の温度に保持された25重量%の酸を含有する硫酸水溶 液、 実施例0−1ニ一5℃の温度に保持された18重量%の酸を含有する硫酸水溶液 、 実施例に−1、L−1、M−1において、補助凝固装置22の中に使用される凝 固媒質は+7℃に保持された少なくとも5重量%の酸を含有する硫酸水溶液であ るが、実施例0−1においては、凝固媒質の組成と温度は装置15および21に 使用されたものと相違しない。
実施例L−1と実施例M−1の実施例において、凝固媒質の温度Tcは装置15 .21および22を通過する間に一定に保持される。しかし本発明によれば、こ の温度は常に最高+7℃に保持される。
−モノフィラメント20は凝固装置22の出口においてボビン23上に巻き取ら れる。ボビン上に巻き取られたモノフィラメントの長さは種々であるが、常に1 00(1メートル以上である(例えば実施例C−1〜G−1の実施例において5 000メートル以上である)。
−次にこれらのボビンを洗浄のために絶えず新鮮な水を供給されるタンクの中に 数時間浸漬した後に乾燥処理する。
一洗浄されたモノフィラメントを繰り出し装置によって140〜170℃に加熱 された円筒体上を通過させて乾燥し、次に貯蔵ボビン上に巻き取る。
−溶媒33は約99.5%の濃硫酸である。
−処理手段32はポリプロピレンから成るタンクであって、その両端に2シリー ズのテフロン滑車が配置される。これらの滑車は平行に組立てられ、モノフィラ メント20によって相互独立に駆動され、その下部が酸の中に入っている。これ らの滑車は、タンクの両端の間を往復運動するモノフィラメント20を案内する 。モノフィラメント20と溶媒33との接触時間Ttは、使用される滑車の数お よび/または手段32によるモノフィラメントの通過速度Vtによって調整され る。
−洗浄手段34はポリプロピレン管を含み、この管のの中を新鮮な水が逆流し、 この管から洗浄チャンバが延長され、このチャンバの中でモノフィラメント20 は被駆動円筒体上に巻き取られて潅水される。洗浄水温度は8〜12℃の範囲内 にある。このような条件において、少なくとも時間Ttに等しい洗浄時間で溶媒 33を完全に除去する事ができる。
一二のようにして処理され洗浄されたモノフィラメント20は洗浄手段34の出 口においてボビン35上に巻き取られ、次にこのモノフィラメントを繰り出し装 置によって140〜170℃に加熱された円筒体上を通過させて乾燥し、次に貯 蔵ボビン上に巻き取る。ただし、実施例D−1の場合、洗浄手段34を出たモノ フィラメントは直接に乾燥のために加熱円筒体に送られ、この場合、処理操作、 洗浄操作および乾燥操作は連続的に実施される。最終貯蔵ボビン上のモノフィラ メントの長さは種々であるが、常に500メートル以上とする(例えば実施例C −1とG−1の場合、4000以上)。
表1に使用された略号と単位は下記である・No:テスト番号; V、1.(p):ポリマーの固有粘度(d l/g);C:溶液の中のポリマー 濃度(重量%);d:ノズルの毛管直径(μm); 1/d:毛管の長さ:直径比率、1は毛管長さ、μm。
β:毛管の手前の円錐部の開口角度(度);Tf:紡糸温度(℃): e:非凝固性層の厚さくmm); V2:@き取り速度(m/m1n); FEF :紡糸の引き抜き速度: Tc:凝固媒質の温度(℃); t:凝固媒質との動的接触時間(S):に:凝固定数(s/mm2)+ ■t:処理速度(m/m1n); Tt:処理溶媒との接触速度(S); D:七ノフィラメント直径、(μm)。
表 1 NoVJ、(plc d1/dpTf e Vz FEFTc t K Vt  丁t DA−15,320,440026085103002,686,140 360141238−15,420,680026080102007,689 ,24445030144C−16,320,412002608610200 10,9811,43608030178D−16,120,41200260 851020010,8611,43568030179E−16,320,3 12002658612200IQ、9811.434812020181E− 26,320,31200265861220010,9811,434480 30182E−36,320,31200265861220010,9El  11.43404060183F−16,120,4100026585102 007,6611,434412010182F−26J 20,410002 6585102007,7611.43486020181F−36,120, 4100026585102007,5611,43404030183F−4 6,120,4100026585102007,5611,43402060 183G−16,120,4100026591102007,7611,43 486025181H−15,620,71400260B61215010, 391s、23175030219I−15,220,01800260901 2907,6725,32532596316j−16,420,418002 6092101004,9722,81355030411J−26,420, 41800260921010OS、0722.814019157404に− 15,920,5110026586121507,271s、2365653 0204L−15,920,2110026586121506,8g715, 235865302060−15,620,590026090122005. 6−5 ]1.4323653018BP−15,120,590026085 123008,387,63296020152Q−15,820,28004 6585422012,3310,07568520115得られたモノフィラ メントの物理的および機械的特性は下記の表2に図示され、使用された符号およ び単位の意味は下記である・ No:テスト番号: D 直径(μm)。
Ti:タイツ(tex); T・強度(cN/1ex); Ar:破断伸び(%); Mi:初モジュラス(cN/1ex);E「:質量単位あたり破断エネルギー( J/g);V、I、(f):固有粘度(d 1/g);ρ:比重(g/cm3) 。
実施例Q−1において、直径りは楕円形モノフィラメントの長手刃に対して垂直 な断面の最小直径を示し、この同一断面における最大直径は約350μmに等し い。
これらの2直径はモノフィラメントの横断面について顕微鏡によって測定され、 この断面は長手刃軸線に対して垂直横断面であり、またモノフィラメントは切断 操作を容易にするため予めエポキシ樹脂の中に包囲されている。
表 2 No D Ti T Ar Mi ErV、1.(f) fJA−I I231 6,81593,93553632,74,71,421B−114422,9 1504,17506032,44,91,414C−117835,5162 4,405]9735,65,61,419D−117935,71554,3 2514B 34,6 S、41,417E−118136,6I574,32 4B9533,95,81,415E−218236,91574,43490 834,75,B 1,413E−318336,915I 4,574580 34,45,91,407F−118237,01624,29514334, 95,61,423F−218136,41694,52507238,I 5 ,51,419F−318337,51624,51493636,95,6L 428F−418337,21544,51487335,25,51,414 G−118136,51604,58503037,15,51,419H−1 21953,61233,79457724,15,11,4211−1316 110,1753,233391!2,94,81,405J−1411185 ,9532,5028727,15,31,404J−2404181,548 2,64255B 6,85,31,416に−120446,41373,8 849B927,45,71,422L−120647,21273,7147 2224,35,71,421M−112316,81494,O550013 1,55,01,42ON−121451,01123,71436921,8 5,41,4180−118839,31333,71481625,45,3 1,417P−115225,91363,80470726,44,71,4 22Q−111535,31664,26526935,75,61,424こ のようにして得られたモノフィラメントは下記の関係を満たすので、本発明によ るものである。
l、7≦Ti≦260; 40≦D≦480: T≧180−D/3 : Mi≧1600 ; Ar>2.00; Er>20.0−D/30゜ 好ましくは、これらのモノフィラメントは下記の式を満たす: T≧200−D/3 ; Mi≧6400−10D; Ar>3.00; Er>30.0−D/30゜ さらに好ましくは、これらのモノフィラメントは下記の式を満たす: T≧220−D/3 。
Mi≧6800−10D; Ar>4.00; Er>40.0−D/30゜ また二、三の実施例においては、下記の式の少なくとも1つの満たされる事が確 認された。
T≧225−D/3; Ar>4.50; Er>42. 5−D/30゜ 好ましくは、下記の結果が得られる。
4.0≦T1≦260;60≦D≦480゜さらに、本発明によるモノフィラメ ントは高い固有粘度値V、1.(f)を有する事を特徴とする。この値はすべて 4.0dl/g以上、好ましくは少なくとも4゜5d l/g、さらに好ましく は少なくとも5.0dl/gに等しい。
またこれらのモノフィラメントは1 、380g/cs3以上、好ましくはり、 400g/cg3以上の高い比重を有する。
従ってこれらの本発明によるモノフィラメントは高い物理特性および機械特性を 有する。
例えばその破断伸び値の多くは、PPTAの従来のマルチフィラメント繊維また は小直径モノフィラメントに関する特許または特許に記載の繊維よりも高い(例 えば、ヨーロッパ特許出願公開第21,484号、ヨーロッパ特許出願公開第L 8L8γ9号、ヨーロッパ特許出願公開第248.458号、 アメリカ特許第3.8[f9.430号、アメリカ特許第4.[i98,414 号、アメリカ特許第4,702.1176号、アメリカ特許第4゜721.75 5号、アメリカ特許第4.728.922号、アメリカ特許第4.835.22 3号、アメリカ特許第4.869.HO号参照)。
まったく驚くべき事に、180μmもの大きな直径を有するモノフィラメントが その高い破断伸び率と強度の故に、PPTAの従来のm維またはモノフィラメン トと同等またはこれ以上の質量単位あたり破断エネルギーを有する事が確認され た(例えば、アメリカ特許第3.8[i9.430号、 アメリカ特許第4.[1911,414号、アメリカ特許第4.726.922 号参照)。
同一のモノフィラメント直径について、初モジュラス値と強度が非常に高い。特 に、200μm以下の直径りを有するすべてのモノフィラメントの実施例におい て少なくとも150cN/lexに等しい強度が確認され、一部の実施例につい ては160cN/lex以上である。
これらの同一の実施例において、初モジュラスMiは常に4500cN/lex 以上である。
本発明によるモノフィラメントは低度に組織化された表皮を特徴とする。この表 皮は、処理溶媒との接触時間(Tt)の関数として、モノフィラメントの表面か ら、数1/10μmから数μmまでの深さまで延在する。このような表皮の低度 組織化特性は、これらのモノフィラメントの長手方断面について電子ミクロ回折 分析によって証明される。
分析箇所がどこであれ(モノフィラメントの表皮に対応する断面部分であれモノ フィラメントのA′部に対応する断面部分であれ)、出願PCV/CH9010 0155に記載のような粗モノフィラメントは常に非常にはっきりした濃い多数 の斑点を含む回折スペクトルを特徴とする。これは高度に結晶し配向された組織 の特徴である。
このような斑点は、本発明によるモノフィラメントの表皮のミクロ回折スペクト ルには存在せず、このスペクトルは非常に拡散した不明確な小数の斑点のみを示 し、これは低度組織化特性の特徴である。
本発明によるモノフィラメントの深部においては、ミクロ回折スペクトルは、前 記の粗モノフィラメントについて説明したような高度に結晶化され配向された構 造の代表的なものである。
本発明のこれらのモノフィラメントの横断面について偏光で実施された光学顕微 鏡観察も、深部と表皮において非常に相違した組織を確認している。
本発明によるモノフィラメントの表皮は、これらのモノフィラメントの真の保護 膜を成し、粗モノフィラメントと比較してフィブリル化抵抗と摩耗抵抗の大幅な 改良を生じる事が明かとなった。
繊維の疲労抵抗と摩耗抵抗を評価するため、「フィラメント対フィラメント」摩 擦テストを使用する事は公知である。このテストにおいて、動的フィラメントが 静的フィラメントを横方向に反復的に摩耗し、これらの2フイラメントは緊張状 態に保持され、動的フィラメントは静的フィラメントの回りに約90°の角度に 湾曲される。
この型のテストは特に小直径の従来型アラミドフィラメントについて使用されて いた(例えば、ヨーロッパ特許出願公開第218,269号およびアメリカ特許 第4.721.755号参照)。
前記の実施例の本発明による一部のモノフィラメントに対して、第1章の第■パ ラグラフに詳細に記載した装置によって前記のような湾曲自動摩耗テストを実施 し、そのテスト応答を対応の粗紡糸状態のモノフィラメント、すなわち表面処理 されないモノフィラメントのテスト結果と比較した。この比較研究に際して、下 記の条件でテストを実施した。
−テスト初期の張力T1とT2はそれぞれ2.5cN/lexおよびI 、 2 5cN/lexとする。
−動的モノフィラメントは静的モノフィラメントを、約30mmの振幅の往復運 動によって、毎分50サイクルの割合で摩耗する。
得られた結果を表3に示す。この表に使用された略号は下記の通りである。
−No・テスト番号(表1の一部の実施例に対応);−N1:粗モノフィラメン トの破断までに記録された自動摩耗サイクルの平均数; −N2:本発明によるモノフィラメントの破断までに記録された自動摩耗サイク ルの平均数。
表 3 B−1285418 E−1359522 E−2359584 F−3293508 どの実施例であれ、本発明によるモノフィラメントの耐えた自動摩耗サイクル数 (N2)は常に対応の粗モノフィラメントの耐えたサイクル数(N1)よりも少 なくとも45%高く、特に505の処理溶媒との接触時間Ttに対応する実施例 E−3の場合には、N2はN1の100%以上高い。
このような本発明によるモノフィラメントの優れた疲労抵抗および摩耗抵抗は特 にそのフィブリル化抵抗によって説明される。
粗モノフィラメントは一般に不規則な溝の多い表面を有し、これは走査電子顕微 鏡によって容易に観察され、このような表面は一般にモノフィラメント直径が大 きいほど強調される。これらのモノフィラメントの表面は凝集力が低く、しばし ばフィブリル化現象が見られる。
本発明によるモノフィラメントは、はるかに平滑なまた規則的な表面を示し、フ ィブリル化を示さない。
実施例F−3の本発明によるモノフィラメントが前記の条件で200サイクルの 自動摩耗を受けた後に、静的フィラメントと接触した動的フィラメントの表面は ほとんどそのままで、フィブリル化を示さない事を走査電子顕微鏡の検査が示し ている。200サイクルの摩耗を受けた対応の粗モノフィラメントの場合、逆に その表面は亀裂を生じ、非常に強くフィブリル化された組織を示した。
第4図は本発明によるF−3モノフイラメントの場合の動的モノフィラメント4 1の表面40を示し、また第5図は対応の粗モノフィラメントの場合の動的フィ ラメント51の非常にフィブリル化された表面粗m50を示す。フィブリル化の 一部を52で示す。
従って本発明によるモノフィラメントは、粗モノフィラメントと比較して、高い 摩耗抵抗とフィブリル化抵抗とを特徴とする。
さらに予想外な事に、本発明によるモノフィラメントに加えられた表面処理に伴 って、粗モノフィラメントと比較して多くの場合に二、三の機械特性の改良が見 られた。これは第1に破断伸び率であり、次に破断エネルギーおよび強度である 。
この事を証明するため、前記の表2の実施例のうちから、強度、破断伸びおよび 破断エネルギーの最良の機械特性組み合わせを有するモノフィラメントを選定し 、これらの特性を表面処理直前の特性、すなわち対応の粗モノフィラメントの特 性と比較した。この表4は粗モノフィラメントの直径DOを示しまた本発明によ るモノフィラメントの直径りを示す。粗モノフィラメントの直径DOと機械特性 は第1章に記載の方法によって測定または計算された。測定精度または計算精度 を別として、直径DoとDは同等である。
この表4に使用された略号および単位は下記である。
−No ・テスト番号(表1の一部の実施例に対応); −Do :粗モノフィラメントの直径(μm);−To :粗モノフィラメント の強度(c N / tex); −(Ar)o:粗モノフィラメントの破断伸び(%)ニー(Er)o:粗モノフ ィラメントの質量単位あたり破断エネルギーC1/z); −D :本発明によるモノフィラメントの直径(μm)ニ 一丁 二本発明によるモノフィラメントの強度(cN/1ex); −Ar :本発明によるモノフィラメントの破断伸び(%)ニ ーEr :本発明によるモノフィラメントの質量単位あたり破断エネルギー(J /g)。
表 4 No Do To (Ar)o (Er)o D T Ar ErC−1181 1413,6225,21781624,4035,6D−11821483, 9128,31791554,3234,6E−z 1811564,0030 ,21821574,4334,7E−31811564,0030,11B3 1514,5734.4F−11821514,0229,81821624, 2934,9F−21821504,0129,21811694,5238, 1F−31821514,0229,81B31624,5136.9F−41 821473,8928,01831544,5135,2G−1181142 3,9427,61811604,5837,1この表の粗モノフィラメントは すべて下記関係の少なくとも1つを満たすので、非常に高い機械特性を示す。
TO≧210−Do/3 ; (Ar)o >4.0 ; (Er)o >30.0−Do/30゜大部分の場合に、その強度Toと破断伸 びAr(o)は前記の国際特願PCT/CH90100155に記載の粗アラミ ドモノフィラメントについて請求された好ましい最良の関係を満たしている。
しかしこれらの非常に優れた特性も本発明によるモノフィラメントの特性より劣 っている。表4から明らかなように、どの実施例についても、処理されたモノフ ィラメントの破断伸びと破断エネルギーは対応の粗モノフィラメントよりも高い 。また60sの処理溶媒との接触時間Ttに対応実施例E−3以外は、強度もす べて改良されている。特に処理後の破断エネルギーの利得は10%以上であって 、実施例C−1、F−2およびG−1については30%を越える。
特に、表4のこれらの実施例による本発明のモノフィラメントはすべて下記の関 係の少なくとも1つを満たし、多くの場合には少なくとも2つ、F−2、F−3 およびG−1の場合には同時に3関係を満たしている。
T≧220−D/3; Ar>4.50; Er>40. 0−D/30; これに対して、対応の粗モノフィラメントはいずれも下記の関係式の少なくとも 1つを満たさない。
To≧220−D/3 ; (Ar)o>4.50; (Er)o>40.0−D/30゜ 従って本発明による方法は、高い摩耗抵抗とフィブリル化抵抗のみならず、高い または非常に高い機械特性、特に高い破断エネルギーを有するアラミドモノフィ ラメントを成す事ができる。多くの場合に、これらのモノフィラメントの強度と 破断伸びは同一直径の前記の特願PCT/CH90100155に記載のアラミ ドモノフィラメントよりも高い。
好ましくは本発明の方法においては、下記の関係式の少なくとも1つが満たされ る。
V、1.(p) ≧5.3d l/g ;C≧20.2%; Tf≦90℃; Tc510℃; に上200s/mm2; !/d≦10: 5°≦β≦90° : 3mm≦e≦20 m m ; 2≦FEF≦15; Tt ≧ 5 s 。
好ましくはd 1/gで表される固有粘度V、1.(f)およびV、1.(p) は下記の関係式によって結合される。
V、 1. (f) ≧ V、 1. (p) −1,2゜従ってポリマーの溶 液処理、紡糸およびモノフィラメントの処理の各段階におけるポリマーの劣化は 非常に制限されている。
さらに、本発明によるモノフィラメントの低度組織化表皮は、その塗布処理後に おいて、粗紡糸状態のモノフィラメントによって同一塗布条件で得られるよりも 下記の実施例に示すように優れたゴム組成物に対する接着力を生じる事ができる 。
第1章のバラグラフJに記載の方法によりモノフィラメントの接着性を測定する ため、まずこれらのモノフィラメントの組立体を作る。これらの組立体は、形式 (1+5)18および(1+6)18を有するケーブルである。すなわちこれら の組立体は、前者の場合には6本のモノフィラメントから成り(1本のモノフィ ラメントが心線として役立ち、他の5本のモノフィラメント層が心線の回りに螺 旋形に巻き付けられ)、また後者の場合には、7本のモノフィラメントが使用さ れる(1本のモノフィラメントが心線として作用し、6本のモノフィラメントが 心線を螺旋形に包囲する)。これらのすべてのモノフィラメントはPPTAであ って、それぞれ180μmの直径を有する。各層の各モノフィラメントが組立体 の軸線となす鋭角は約6゛であり、組立体直径は約540μm1また各モノフィ ラメントは実際上それ自体の撚りを有しない。
使用された組立体は下記の4型である:A梨型: (1+6)18;国際特願P CT/CH90100155によって製造された本発明によらない粗紡糸状態の モノフィラメント、 B型: (1+6)18;処理溶媒(約99.5% +7)濃硫酸)との接触時 間を30秒とした本発明によるモノフィラメント、 C型: (1+5)18;B型と同一のモノフィラメント、D型: (1+5) 18;処理溶媒(約99.5%の濃硫酸)との接触時間を60秒とした本発明に よるモノフィラメント。
接着テスト前に、これらの組立体に対して下記の塗布処理を実施する。
下記の組成を有する第1浴(重量部)の中に組立体を通過させる。
一エポキシ樹脂(1) 5.0 −水 994.4 (1) NAGASE 社の商品名DENACOL EX 512 ノ樹脂(2 ) American CyanalIid 社の商品名OTのエアロゾ次に組 立体に対して、20〜120秒間、例えば30秒間、210〜260℃、例えば 250℃の熱処理を加える。
次にこれらの組立体を下記成分(重量%)を有する第2浴の中に通す。
ラテックスVP 41%(1) 319アンモニア 25 接看樹脂 149 水 507 (1)水中41%濃度のブタジェン/スチレン/ビニルピリジン テルポリマー ラテックス。
前記の接着樹脂そのものは下記の組成を有する。
フォルムアルデヒド 31% 114 水 777 次に、20〜120秒、例えば30秒の間、210℃〜260℃、例えば250 ℃で、熱処理を実施する。
次に、このように処理された組立体に対して、第工章の91に記載のようにして 接着テストを実施する。
その結果を下記の表5に示す。この表において、すべての引き離し値は、20℃ でテストされたA型の組立体の引き離し値を100として表す。従ってこれらは 相対値である。
表 5 組立体の 接着度 接着度 型 20℃ 12Q’C A 100 59 B 146 100 C140102 D 137 95 前記の表5から明かなように、テスト温度における本発明によるモノフィラメン ト(組立体B、C,D)の接着性は本発明によらないモノフィラメント(組立体 A)の接着性よりはるかに高い。他方、本発明によるモノフィラメントの熱間接 着性(120℃テスト)は、実際上本発明によらないモノフィラメントの冷間接 着性(20℃テスト)に等しい。
結論として前記の特願PCT/CH90100155に記載のモノフィラメント と比較して、低度組織化された表皮を有する本発明のモノフィラメントは、予想 外に、一方では、接着性、疲労抵抗および摩耗抵抗に関する特性の著しい改良と 、他方ではその二、三の動力特性、特に破断エネルギーの顕著な改良とを示す。
本発明によるモノフィラメントは、組立体、特に軸線回りにこれらのモノフィラ メントを螺旋形に巻き付け、この直線とみなされる軸線と各モノフィラメントが 成す鋭角γが30°以下であり、また各モノフィラメントのそれ自体の撚りが組 立体のメートルあたり10回転以下である組立体の製造のために使用する事がで きる。これらの組立体は、金属コードによる組立体の製造法と同様のケーブリン グ法および装置によって製造する事ができる。
もちろん本発明は前記の実施例に限定されない。
要 約 書 高い機械特性を有するアラミドモノフィラメント(20)。このモノフィラメン トは低度組織化された表皮を有し、フィブリル化および摩耗に抵抗する。
このモノフィラメントの製造法。芳香族ポリアミドの溶液(2)をノズル(9) の中に押出し、ノズルからジェットを非凝固性流体層(13)の中に引き出し、 引き出された液体細流を凝固性媒!(19)の中に導入する。
モノフィラメント(20)を洗浄し、乾燥し、次にこのモノフィラメントの処理 溶媒と接触させる。
前記のモノフィラメントの組立体。
前記モノフィラメントまたはその組立体によって補強された製品。例えば、タイ ヤ外皮。
第1図 CH9100276 S^ 54540

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.a)下記の関係式を満たし、 1.7≦Ti≦260; 40≦D≦480; T≧180−D/3; Mi≧1600; Ar>2.00; Er>20.0−D/30 ここに、このモノフィラメントについて、Tiはタイタ(tex);Dは直径( μm);Tは強度(cN/tex);Miは初モジュラス(cN/tex);A rは破断伸び(%);Erは質量単位あたり破断エネルギー(J/g)とし、 b)低度組織化された表皮を有する事を特徴とするアラミドモノフィラメント。
  2. 2.下記の関係式: T≧200−D/3;Mi≧6400−10D;Ar>3.00;Er>30. 0−D/30を満たすことを特徴とする請求項1に記載のアラミドモノフィラメ ント;。
  3. 3.下記の関係式: T≧220−D/3;Mi≧6800−10D;Ar>4.00;Er>40. 0−D/30を満たすことを特徴とする請求項2に記載のアラミドモノフィラメ ント。
  4. 4.下記の式: T≧225−D/3 を満たすことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のアラミドモノフィ ラメント。
  5. 5.下記の式: Ar>4.50 を満たすことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のアラミドモノフィ ラメント。
  6. 6.下記の式: Er>42.5−D/30 を満たすことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のアラミドモノフィ ラメント。
  7. 7.下記の式: ρ>1.380を満たし、 この式においてρは比重、g/cm3とすることを特徴とする請求項1乃至6の いずれかに記載のアラミドモノフィラメント。
  8. 8.下記の式: ρ>1.400を満たすことを特徴とする請求項7に記載のアラミドモノフィラ メント。
  9. 9.下記の式: V.I.(f)>4.0を満たし、 この式においてV.I,(f)は固有粘度dI/gとすることを特徴とする請求 項1乃至8のいずれかに記載のアラミドモノフィラメント。
  10. 10.下記の式: V.I.(f)≧4.5 を満たすことを特徴とする請求項9に記載のアラミドモノフィラメント。
  11. 11.下記の式: V.I.(f)≧5.0 を満たすことを特徴とする請求項10に記載のアラミドモノフィラメント。
  12. 12.本質的にp−フェニレン テレフタルアミド連鎖を含有することを特徴と する請求項1乃至11のいずれかに記載のアラミドモノフィラメント。
  13. 13.本質的にポリ(p−フェニレン テレフタルアミド)から成ることを特徴 とする請求項1乃至12のいずれかに記載のアラミドモノフィラメント。
  14. 14.請求項1乃至13のいずれかに記載の少なくとも一種のアラミドモノフィ ラメントを含有する組立体。
  15. 15.請求項1乃至13のいずれかに記載の少なくとも一種のアラミドモノフィ ラメントによって補強された製品。
  16. 16.請求項14に記載の少なくとも1つの組立体によって補強された製品。
  17. 17.タイヤ外皮であることを特徴とする請求項15または16のいずれかに記 載の製品。
  18. 18.a)アミド結合(−CO−NH−)の少なくとも85%が直接に2つの芳 香核に結合されるような少なくとも1つの芳香族ポリアミドの溶液を形成し、こ のポリアミドの固有粘度V.I.(p)を少なくとも4.5dI/gに等しくし 、溶液の中のポリアミド濃度Cを少なくとも20重量%とし、この紡糸組成物を 溶融状態および休養状態において光学異方性とする段階と、b)前記溶液を毛管 を通してノズルの中に押出し、前記毛管の直径[d]を80μm以上とし、紡糸 温度Tf、すなわち毛管の中を通過する溶液温度を最高105℃とする段階と、 c)前記毛管から出る液体ジェットを非凝固性流体層の中を引き出す段階と、 d)次に、このようにして引き出された液体細流を凝固性媒質の中に導入し、こ の形成中のモノフィラメントを時間[t]の間、前記凝固性媒質と動的接触させ 、凝固性媒質の温度Tcを最高16℃とする段階と、e)前記モノフィラメント を洗浄し乾燥する段階と、f)このように洗浄され乾燥されたモノフィラメント を、このモノフィラメントの表面を急速に溶解して低度組織化された表皮を形成 する事のできる処理溶媒と接触させる段階と、 g)このようにして得られたモノフィラメントを洗浄し乾燥して、仕上げられた 乾燥モノフィラメントの直径Dと前記段階(d)の時間「t」とが下記の式によ って緒合され: t=KD2;K>30, ここに、tは秒で表され、またDはミリメートルで表される段階とを含むことを 特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載のモノフィラメントの製法。
  19. 19.下記の関係式: V.I.(p)≧5.3dI/g;C≧20,2%;Tf≦90℃;Tc≦10 ℃;K≧200s/mm2の少なくとも1つが満たされることを特徴とする請求 項18に記載の方法。
  20. 20.下記の関係式: 1/d≦10;5°≦β≦90°;3mm≦e20mm;2≦FEF≦15;T t≧5sの少なくとも1つが満たされ、ここに、 「1」は毛管の長さ、μm、βは毛管の手前の円錐部の開口角度、「e」は非凝 固性層の厚さ、FEFは紡糸引き抜き係数、Ttは処理溶媒との接触時間とする ことを特徴とする請求項18または19のいずれかに記載の方法。
  21. 21.凝固媒質は硫酸水溶液であることを特徴とする請求項18乃至20のいず れかに記載の方法。
  22. 22.凝固中のモノフィラメントに対して3cN/tex以下の張力を加えるこ とを特徴とする請求項18乃至21のいずれかに記載の方法。
  23. 23.処理溶媒は100重量%に近い濃度の濃硫酸であることを特徴とする請求 項18乃至22のいずれかに記載の方法。
  24. 24.乾燥温度は最高200℃であることを特徴とする請求項18乃至23のい ずれかに記載の方法。
  25. 25.dI/gで表される固有粘度V.I.(f)およびV.I.(p)は下記 の関係式:V.I.(f)≧V.I.(P)−1.2によって結合され、ここに V.I.(f)はモノフィラメントの固有粘度とすることを特徴とする請求項1 8乃至24のいずれかに記載の方法。
  26. 26.紡糸溶液は100重重%に近い濃度の濃硫酸であることを特徴とする請求 項18乃至25のいずれかに記載の方法。
  27. 27.本質的にp−フェニレン テレフタルアミド連鎖を含む少なくとも一種の 芳香族ポリアミドから実施されることを特徴とする請求項18乃至26のいずれ かに記載の方法。
  28. 28.本質的にポリ(p−フェニレン テレフタルアミド)を含む少なくとも一 種の芳香族ポリアミドから実施されることを特徴とする請求項18乃至26のい ずれかに記載の方法。
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