JPH09241924A - 延伸ポリアミド繊維およびその製造方法 - Google Patents
延伸ポリアミド繊維およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH09241924A JPH09241924A JP33222696A JP33222696A JPH09241924A JP H09241924 A JPH09241924 A JP H09241924A JP 33222696 A JP33222696 A JP 33222696A JP 33222696 A JP33222696 A JP 33222696A JP H09241924 A JPH09241924 A JP H09241924A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyamide
- stretched
- fiber
- polyamide fiber
- producing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
な、高強度、高弾性率を有しかつ真円度の高い延伸ポリ
アミド繊維およびその製造方法を提供することを目的と
する。 【解決手段】 ジアミン成分としてメタキシリレンジア
ミン、ジカルボン酸成分としてアジピン酸をそれぞれ7
0モル%以上含むモノマーを重合して得た結晶性ポリア
ミドもしくは共重合ポリアミド(A)を少なくとも20
重量%含み、ヤング率が400kgf/mm2 以上、引
き掛け強度が4.5gf/D以上、結節強度が3.5g
f/D以上かつ真円度が97〜100%の範囲であるこ
とを特徴とする延伸ポリアミド繊維。
Description
グ、ゴム補強材および製紙用ろ布材等のスポーツ用品や
工業用資材等に有用な、高強度、高弾性率を有しかつ真
円度の高い延伸ポリアミド繊維およびその製造方法に関
するものである。
グ、ゴム補強材および製紙用ろ布材等のスポーツ用品や
工業用資材等として使用されている。これらの用途にお
いては、材料である繊維の弾性率(ヤング率)や引掛強
度、結節強度等の機械的強度が必要とされる。また、こ
れらの用途においては、最終製品の実際の使用時に当た
って又は二次加工の際に繊維の真円度の高さが要求され
る。すなわち、繊維の真円度が低い場合、精密に加工さ
れた物品の間隙や孔に繊維を通しにくく、二次加工用機
器への適合性が低いという問題が生じることがあり、ま
た、二次加工後の製品の形状が一定にならないなどの問
題を引き起こすことがある。
とから得られるアミド結合繰り返し単位を含有するポリ
アミド(例えば、メタキシリレンジアミンとアジピン酸
とから得られるポリアミド、以下、「ポリアミドMXD
6」ということがある)はポリアミド6やポリアミド6
6に比べて高強度、高ヤング率等の特性を有するため、
上記の用途への応用が期待されているが、従来の紡糸法
では真円度の高い繊維が得られず実用への障害となって
いる。すなわち、ラケット用ストリング、ゴム補強材お
よび製紙用ろ布材等のスポーツ用品や工業用資材等とし
て使用されるポリアミド繊維は、通常溶融紡糸法により
製造されている。具体的にはポリアミド樹脂を単軸もし
くは二軸押出機を用いて溶融し、紡糸口金を通して紡出
し、紡糸口金面の下方に位置する冷媒浴中に引き取って
未延伸糸を得た後延伸する紡糸方法が採用されており、
例えば、ポリアミド6やポリアミド66の場合、冷媒浴
の温度を該ポリアミド樹脂のTgよりも30℃以上低く
し、結晶化を抑えた未延伸糸を得ることにより、未延伸
糸の真円性を保持したまま延伸操作を行うことが容易と
なり、結果として得られる繊維の真円度を高める方法が
専ら採用されている。
アミドの場合、Tgがポリアミド6やポリアミド66に
比べて著しく高いため、従来のポリアミドの溶融紡糸法
での冷却温度では急冷によって未延伸糸の固化が急速に
起こり、また、ポリアミドMXD6の弾性率の高さ故に
冷却槽内での未延伸糸と冷媒との抵抗や引取時の振動が
糸揺れとなって強度の低い溶融部分に伝わり易く、糸径
ムラや真円度低下の原因となる。このため真円度の高い
ポリアミドMXD6含有ポリアミド繊維を安定的かつ連
続的に製造することは従来極めて困難なことであった。
下でなし遂げられたものである。すなわち、本発明は、
高強度、高弾性率を有しかつ真円度の高いポリアミドM
XD6含有延伸ポリアミド繊維を提供するものであり、
また、これを通常の溶融紡糸法により安定的かつ連続的
に得ることが可能な製造方法を提供するものである。
明の目的を達成するため鋭意検討した結果、溶融紡糸を
特定の条件で行うことにより上記の問題を解決し得るこ
とを見い出し、本発明を完成するに至った。
としてメタキシリレンジアミン、ジカルボン酸成分とし
てアジピン酸をそれぞれ70モル%以上含むモノマーを
重合して得た結晶性ポリアミドもしくは共重合ポリアミ
ド(A)を少なくとも20重量%含み、ヤング率が40
0kgf/mm2 以上、引掛強度が4.5gf/D以
上、結節強度が3.5gf/D以上かつ真円度が97〜
100%の範囲であることを特徴とする延伸ポリアミド
繊維、
結晶性ポリアミド(B)を80重量%以下含む上記
(1)記載の延伸ポリアミド繊維、(3)ジアミン成分
としてメタキシリレンジアミン、ジカルボン酸成分とし
てアジピン酸をそれぞれ70モル%以上含むモノマーを
重合して得た結晶性ポリアミドもしくは共重合ポリアミ
ド(A)を少なくとも20重量%含むポリアミド樹脂を
単軸もしくは二軸押出機を用いて溶融し、紡糸口金を通
して紡出し、紡糸口金面の下方に位置する冷媒浴中に引
き取って未延伸糸を得た後、該ポリアミドのガラス転移
温度(Tg)以上融点以下の温度条件で2.5〜8.0倍に
延伸された延伸ポリアミド繊維を製造する方法であっ
て、紡糸機の紡糸口金断面積ADと、紡糸機から押し出
された後冷媒浴中で冷却して得られた未延伸糸の断面積
AMとの比AD/AM(以下、「ドラフト率」という)
が1.0〜3.0であり、紡糸機の溶融樹脂吐出口と冷
却用冷媒浴面との間に空気層を介し、かつ紡糸機から押
し出された糸を引き取る冷媒浴の温度(T)がTg−3
0≦T≦Tg+10℃の範囲である延伸ポリアミド繊維
の製造方法、及び
重量%含むポリアミド樹脂が、更に、ポリアミド(A)
以外の他の結晶性ポリアミド(B)を80重量%以下含
む上記(3)記載の延伸ポリアミド繊維の製造方法、を
提供するものである。
ジアミン成分としてメタキシリレンジアミン、ジカルボ
ン酸成分としてアジピン酸をそれぞれ70モル%以上含
むモノマーを重合して得た結晶性ポリアミドもしくは共
重合ポリアミドである。ポリアミド(A)が、ジアミン
成分としてメタキシリレンジアミン、ジカルボン酸成分
としてアジピン酸をそれぞれ70モル%未満含むモノマ
ーを重合して得たものである場合は、最終的に繊維とし
たときの高強度、高ヤング率等の特性が失われる。
上記ポリアミド(A)以外の他の結晶性ポリアミド
(B)を含有することができる。他の結晶性ポリアミド
(B)としては種々のポリアミドが使用可能であるが、
具体的にはポリアミド6、ポリアミド66、ポリアミド
6/66(ポリアミド6成分およびポリアミド66成分
からなる共重合体)、ポリアミド610、ポリアミド6
12、ポリアミド11、ポリアミド12およびこれらの
混合物等を例示できるが、本発明においては、ポリアミ
ド6、ポリアミド66またはポリアミド6/66を好ま
しく使用することができる。これらの樹脂の使用によ
り、溶融押出時の条件調節によって、強度や伸度等の物
理的性質の調整が容易となる。
ミド(A)を20重量%以上含有する必要がある。ポリ
アミド(A)の配合割合が20重量%未満では、ポリア
ミドMXD6の有する高強度、高弾性率、紡糸容易な結
晶化速度等の特性が、得られる繊維の物理的性質に反映
しにくくなる。また、他の結晶性ポリアミド(B)の配
合割合は80重量%以下であることが好ましい。本発明
の延伸ポリアミド繊維のヤング率は400kgf/mm
2 以上、好ましくは500kgf/mm2 以上である。
ヤング率が400kgf/mm2 未満ではラケット用ス
トリング、ゴム補強材および製紙用ろ布材として使用す
る際に変形が起こり、商品としての価値が失われる。
強度は4.5gf/D以上、好ましくは5.0gf/D
以上である。引掛強度が4.5gf/D未満ではラケッ
ト用ストリングとして用いる場合、ラケットへの装着時
にストリング屈曲部での破断が生じ、商品としての価値
が失われる。また、製紙用ろ布材として使用する場合に
も、抄紙機のロ−ルにろ布材を装着する際にろ布材繊維
の一部を屈曲させその部分に芯糸を通して接続する方法
を採るため、引掛強度が4.5gf/D未満では接続部
分の破断が生じ、やはり商品としての価値が失われる。
更に、本発明の延伸ポリアミド繊維の結節強度は3.5
gf/D、好ましくは4.0gf/D以上である。結節
強度が3.5gf/D未満ではラケット用ストリングと
して用いる場合、ラケットへの装着時にストリングの結
び目での破断が生じ、商品としての価値が失われる。
は、ジアミン成分としてメタキシリレンジアミン、ジカ
ルボン酸成分としてアジピン酸をそれぞれ70モル%以
上含むモノマーを重合して得た結晶性ポリアミドもしく
は共重合ポリアミド(A)を少なくとも20重量%含む
ポリアミド樹脂を単軸もしくは二軸押出機を用いて溶融
し、紡糸口金を通して紡出し、紡糸口金面の下方に位置
する冷媒浴中に引き取って未延伸糸を得た後、該ポリア
ミドのガラス転移温度(Tg)以上融点以下の温度条件
で2.5〜8.0倍に延伸された延伸ポリアミド繊維を製造
する方法に関するものである。
いてドラフト率(紡糸機の紡糸口金断面積ADと、紡糸
機から押し出された後冷却層中で冷却して得られた未延
伸糸の断面積AMとの比AD/AM)が、1.0〜3.
0、好ましくは1.0〜2.5である。ドラフト率が
1.0未満では現実に未延伸糸の作成が困難である。ま
た、3.0を越えると押出、冷却条件が未延伸糸に与え
る影響が増幅されるため、真円度の高いポリアミド繊維
を得るのが困難となる。尚、本発明においては、上記紡
糸機から押し出された後冷却層中で冷却して得られた未
延伸糸の断面積AMは次式によって規定されるものであ
る。
長さL(cm)の重量を表す。
溶融樹脂吐出口と冷却用冷媒浴面との間に、糸が急冷さ
れるのを防止するため空気層を介する必要がある。この
間に実質的に空気層が存在しない場合は、溶融樹脂が冷
媒と接触した際の冷媒の沸騰による糸揺れ、もしくは糸
が急冷されるために起こる真空泡の発生等の問題が生じ
る。このような点から、上記空気層の厚さ、すなわち紡
糸機の溶融樹脂吐出口と冷却用冷媒浴面との間の距離
(以下、「エアギャップ」という)は、実用的には、少
なくとも10mmであることが望ましい。また、上記空
気層が厚すぎると溶融樹脂のドロ−ダウン等により真円
度の高いポリアミド繊維を得るのが困難な場合がある。
この点から、上記エアギャップは、実用的には、150
mm以下であることが好ましい。本発明においては、上
記エアギャップは更に好ましくは10〜110mmであ
る。
ら押し出されたポリアミドの糸を冷媒中に引き取るが、
この冷媒の温度(T)は該ポリアミド樹脂のガラス転移
温度(Tg)との関係においてTg−30≦T≦Tg+
10℃の温度範囲である必要がある。冷媒温度をTg−
30℃未満にした場合には未延伸糸表面と内部の温度差
の問題もしくは急冷による真空泡の発生等の問題が生じ
る。また、Tg+10℃を越える温度では冷却不足によ
る未延伸糸の潰れ、もしくは未延伸糸の結晶化により延
伸が困難になる等の問題が生じる。また、ポリアミド樹
脂として複数の樹脂をブレンドした材料を用いる場合、
本発明においてはTgは次式によって定義される値を用
いる。
×TgC+・・・+n×TgN ここで、a, b, c, ・・・nは、A,B,C,・・・
N各成分のそれぞれの体積分率を示し、TgA,Tg
B,TgC,・・・・TgNは、A,B,C,・・・N
各成分のそれぞれのガラス転移温度(℃)を示す。本発
明の製造方法においては、冷媒温度を従来の一般的な紡
糸条件の場合よりも高くすることにより真円度の高い繊
維の製造が可能となり、また、従来のような冷媒の冷却
装置を必要としない。
ミン成分としてメタキシリレンジアミン、ジカルボン酸
成分としてアジピン酸をそれぞれ70モル%以上含むモ
ノマーを重合して得た結晶性ポリアミドもしくは共重合
ポリアミド(A)は、前記本発明の延伸ポリアミド繊維
に含有されるものと同様のものである。また、溶融・紡
出に用いられる単軸もしくは二軸押出機については、通
常用いられる種々の押出機を任意に使用することができ
る。尚、本発明に用いられるポリアミド(A)と他の結
晶性ポリアミド(B)の混合は、例えばペレットのよう
な固体同士をそのまま混合して押出機に投入する一般に
ドライブレンドと呼ばれている方法、もしくは固体同士
を一度溶融押出し、再ペレット化したものを原料として
用いる一般にメルトブレンドと呼ばれている方法のいず
れも行うことが可能である。更に、本発明は該ポリアミ
ドのTg以上融点以下の温度条件で2.5〜8.0倍に
延伸された延伸ポリアミド繊維を製造する方法に関する
ものである。
である延伸ポリアミド繊維およびその製造方法に係る発
明である。ここで真円度(%)は次式によって定義され
る値であり、この値が100%に近づくほどそのモノフ
ィラメントの断面形状は真円に近づく事になる。
i点における繊維短径(mm)を表し、RMi はn個の
測定部位におけるi点における糸径中央値(mm)を表
す。〕
の製品、例えば、最近のテニスガットのような多層構造
糸、製紙用ろ布材のような織布あるいは不織布等の形状
が一定にならず、商品価値を失う原因となる。また、精
密に加工された物品の間隙や孔に繊維を通しにくい、二
次加工用機器への適合性が低い等の問題が生ずる。
ては、最終的な延伸後のその径が0.05〜2mm、好
ましくは0.1〜1.5mmのものを製造可能である。
また、本発明に使用するポリアミド樹脂には、必要に応
じ、熱老化防止剤、着色防止剤、架橋防止剤、耐候性改
良剤、紫外線吸収剤、顔料、制電剤、難燃剤等の無機あ
るいは有機化合物を単独あるいは適宜組み合わせて使用
することができる。
としては、水、グリセリン、流動パラフィン、シリコン
オイル、ハイドロカーボン系オイル、ポリエチレングリ
コール、ジエチレングリコール等を用いることができ
る。
に説明する。なお、延伸糸の各強度及びヤング率の測定
については、JIS L 1013「化学繊維フィラメ
ント糸試験方法」に従って行った。また、延伸糸径測定
に関しては延伸糸上の任意の点における短径と長径の測
定を10cm間隔の100点について行った。尚、表1
〜4においては、ポリアミドMXD6をN−MXD6と
記す。
6007)を単軸押出機を用いて溶融し、紡糸温度を2
60℃として紡糸口金を通して紡出し、ドラフト率1.
1、エアギャップ100mmの条件で温度70℃の水浴
中に引き取り、一旦巻き取ることなく連続して延伸し
た。延伸は延伸2段、熱固定1段で実施し、延伸手段と
して第1段延伸域に温度90℃の温水浴を、第2段延伸
域に220℃の乾熱空気浴を、熱固定域に280℃の乾
熱空気浴を用い、延伸条件としては全延伸倍率を5.
0、2段延伸倍率を1.2、弛緩率を5%とした。製造
速度は48m/minとした。上記方法により単繊維を
得た。得られたポリアミド繊維の糸径と真円度を表1に
示す。
軸押出機を用いて溶融し、紡糸温度を260℃として紡
糸口金を通して紡出し、ドラフト率2.3、エアギャッ
プ100mmの条件で温度90℃の水浴中に引き取り、
一旦巻き取ることなく連続して延伸した。延伸は延伸2
段、熱固定1段で実施し、延伸手段として第1段延伸域
に温度90℃の温水浴を、第2段延伸域に240℃の乾
熱空気浴を、熱固定域に280℃の乾熱空気浴を用い、
延伸条件としては全延伸倍率を5.2、2段延伸倍率を
1.2、弛緩率を5%とした。製造速度は75m/mi
nとした。上記方法により単繊維を得た。得られたポリ
アミド繊維の糸径と真円度を表1に示す。
リアミド6(宇部興産(株)製、商品名:1011F
B)を重量比80/20でドライブレンドにより溶融紡
糸し、紡糸温度を260℃として紡糸口金を通して紡出
し、ドラフト率2.3、エアギャップ100mmの条件
で温度70℃の水浴中に引き取り、一旦巻き取ることな
く連続して延伸した。延伸は実施例2と同様の方法によ
り単繊維を得た。得られたポリアミド繊維の糸径と真円
度を表1に示す。
リアミド6を重量比30/70でドライブレンドにより
溶融し、紡糸温度を240℃として紡糸口金を通して紡
出し、ドラフト率2.5、エアギャップ100mmの条
件で温度30℃の水浴中に引き取り、一旦巻き取ること
なく連続して延伸した。延伸条件としては全延伸倍率を
5.1、2段延伸倍率を1.5、弛緩率を10%とし
た。製造速度は78m/minとした。上記方法により
単繊維を得た。得られたポリアミド繊維の糸径と真円度
を表2に示す。
リアミド6を重量比30/70でドライブレンドにより
溶融し、紡糸温度を240℃として紡糸口金を通して紡
出し、ドラフト率2.5、エアギャップ10mmの条件
で温度30℃の水浴中に引き取り、一旦巻き取ることな
く連続して延伸した。実施例4と同様の方法により単繊
維を得た。得られたポリアミド繊維の糸径と真円度を表
2に示す。
リアミド6を重量比20/80でドライブレンドにより
溶融し、紡糸温度を240℃として紡糸口金を通して紡
出し、ドラフト率2.7、エアギャップ100mmの条
件で温度30℃の水浴中に引き取り、一旦巻き取ること
なく連続して延伸した。延伸は、実施例4と同様の方法
で行い、単繊維を得た。得られたポリアミド繊維の糸径
と真円度を表2に示す。
リアミド66(宇部興産(株)製,商品名:2015
B)を重量比95/5でドライブレンドにより溶融し、
実施例2と同様の方法により単繊維を得た。得られたポ
リアミド繊維の糸径と真円度を表3に示す。
リアミド66を重量比80/20でドライブレンドによ
り溶融し、実施例3と同様の方法により単繊維を得た。
得られたポリアミド繊維の糸径と真円度を表3に示す。
リアミド6を重量比10/90でドライブレンドにより
単軸押出機を用いて溶融し、紡糸温度を260℃として
紡糸口金を通して紡出し、ドラフト率2.7、エアギャ
ップ10mmの条件で温度6.5℃の水浴中に引き取
り、一旦巻き取ることなく連続して延伸した。延伸は実
施例4と同様の方法で行い単繊維を得た。得られたポリ
アミド繊維の糸径と真円度を表4に示す。
リアミド6を重量比30/70でドライブレンドにより
単軸押出機を用いて溶融し、紡糸温度を260℃として
紡糸口金を通して紡出し、ドラフト率2.5、エアギャ
ップ100mmの条件で温度5℃の水浴中に引き取り、
一旦巻き取ることなく連続して延伸した。延伸は実施例
4と同様の方法で行い単繊維を得た。得られたポリアミ
ド繊維の糸径と真円度を表4に示す。
リアミド6を重量比30/70でドライブレンドにより
単軸押出機を用いて溶融し、紡糸温度を260℃として
紡糸口金を通して紡出し、ドラフト率4.0、エアギャ
ップ100mmの条件で温度30℃の水浴中に引き取
り、一旦巻き取ることなく連続して延伸した。延伸は実
施例4と同様の方法で行い、単繊維を得た。得られたポ
リアミド繊維の糸径と真円度を表4に示す。
リアミド66を重量比80/20でドライブレンドによ
り単軸押出機を用いて溶融し、紡糸温度を260℃とし
て紡糸口金を通して紡出し、ドラフト率4.0、エアギ
ャップ100mmの条件で温度70℃の水浴中に引き取
り、一旦巻き取ることなく連続して延伸した。延伸は実
施例2と同様の方法で行い、単繊維を得た。得られたポ
リアミド繊維の糸径と真円度を表4に示す。
繊維は高強度、高弾性率であり、高い真円度を示すた
め、ラケット用ストリング、ゴム補強材、製紙用ろ布材
等のスポーツ用品や工業用資材等の用途に有用である。
Claims (6)
- 【請求項1】 ジアミン成分としてメタキシリレンジア
ミン、ジカルボン酸成分としてアジピン酸をそれぞれ7
0モル%以上含むモノマーを重合して得た結晶性ポリア
ミドもしくは共重合ポリアミド(A)を少なくとも20
重量%含み、ヤング率が400kgf/mm2 以上、引
き掛け強度が4.5gf/D以上、結節強度が3.5g
f/D以上かつ真円度が97〜100%の範囲であるこ
とを特徴とする延伸ポリアミド繊維。 - 【請求項2】 更に、ポリアミド(A)以外の他の結晶
性ポリアミド(B)を80重量%以下含むことを特徴と
する請求項1記載の延伸ポリアミド繊維。 - 【請求項3】 結晶性ポリアミド(B)が、ポリアミド
6、ポリアミド66及びポリアミド6成分とポリアミド
66成分とからなる共重合体から選ばれる少なくとも一
種であることを特徴とする請求項1記載の延伸ポリアミ
ド繊維。 - 【請求項4】 ジアミン成分としてメタキシリレンジア
ミン、ジカルボン酸成分としてアジピン酸をそれぞれ7
0モル%以上含むモノマーを重合して得た結晶性ポリア
ミドもしくは共重合ポリアミド(A)を少なくとも20
重量%含むポリアミド樹脂を単軸もしくは二軸押出機を
用いて溶融し、紡糸口金を通して紡出し、紡糸口金面の
下方に位置する冷媒浴中に引き取って未延伸糸を得た
後、該ポリアミドのガラス転移温度(Tg)以上融点以
下の温度条件で2.5〜8.0倍に延伸された延伸ポリアミ
ド繊維を製造する方法であって、紡糸機の紡糸口金断面
積ADと、紡糸機から押し出された後冷媒浴中で冷却し
て得られた未延伸糸の断面積AMとの比AD/AMが
1.0〜3.0であり、紡糸機の溶融樹脂吐出口と冷却
用冷媒浴面との間に空気層を介し、かつ紡糸機から押し
出された糸を引き取る冷媒浴の温度(T)がTg−30
≦T≦Tg+10℃の範囲である延伸ポリアミド繊維の
製造方法。 - 【請求項5】 ポリアミド(A)を少なくとも20重量
%含むポリアミド樹脂が、更に、ポリアミド(A)以外
の他の結晶性ポリアミド(B)を80重量%以下含むも
のであることを特徴とする請求項4記載の延伸ポリアミ
ド繊維の製造方法。 - 【請求項6】 紡糸機の溶融樹脂吐出口と冷却用冷媒浴
面との間の距離が10〜150mmであることを特徴と
する請求項4記載の延伸ポリアミド繊維の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33222696A JP3738794B2 (ja) | 1995-12-26 | 1996-12-12 | 延伸ポリアミド繊維およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33898195 | 1995-12-26 | ||
| JP7-338981 | 1995-12-26 | ||
| JP33222696A JP3738794B2 (ja) | 1995-12-26 | 1996-12-12 | 延伸ポリアミド繊維およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09241924A true JPH09241924A (ja) | 1997-09-16 |
| JP3738794B2 JP3738794B2 (ja) | 2006-01-25 |
Family
ID=26574129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33222696A Expired - Lifetime JP3738794B2 (ja) | 1995-12-26 | 1996-12-12 | 延伸ポリアミド繊維およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3738794B2 (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002201569A (ja) * | 2000-11-06 | 2002-07-19 | Toray Ind Inc | ゴム補強用コード及び繊維強化ゴム材料 |
| JP2006144144A (ja) * | 2004-11-17 | 2006-06-08 | Nippon Filcon Co Ltd | ポリアミド樹脂フィラメント及びそれを用いた工業用織物 |
| JP2007100270A (ja) * | 2005-10-07 | 2007-04-19 | Kb Seiren Ltd | 高収縮繊維 |
| WO2008130015A1 (ja) * | 2007-04-18 | 2008-10-30 | Kb Seiren, Ltd. | 分割型複合繊維、それを用いた繊維構造物およびワイピングクロス |
| JP2011026762A (ja) * | 2010-11-08 | 2011-02-10 | Kb Seiren Ltd | 高収縮繊維 |
| US8293364B2 (en) | 2007-04-18 | 2012-10-23 | Kb Seiren, Ltd. | Highly shrinkable fiber |
| WO2014027648A1 (ja) | 2012-08-14 | 2014-02-20 | 三菱瓦斯化学株式会社 | ポリエーテルポリアミド繊維 |
| JP2014037642A (ja) * | 2012-08-14 | 2014-02-27 | Mitsubishi Gas Chemical Co Inc | ポリエーテルポリアミド繊維 |
| JP2014037470A (ja) * | 2012-08-14 | 2014-02-27 | Mitsubishi Gas Chemical Co Inc | ポリエーテルポリアミド繊維 |
| TWI452187B (zh) * | 2007-04-04 | 2014-09-11 | Kb Seiren Ltd | 抗靜電性、吸水性及接觸冷感性優異之複合纖維 |
| US9512314B2 (en) | 2012-08-14 | 2016-12-06 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Polyether polyamide composition |
-
1996
- 1996-12-12 JP JP33222696A patent/JP3738794B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002201569A (ja) * | 2000-11-06 | 2002-07-19 | Toray Ind Inc | ゴム補強用コード及び繊維強化ゴム材料 |
| JP2006144144A (ja) * | 2004-11-17 | 2006-06-08 | Nippon Filcon Co Ltd | ポリアミド樹脂フィラメント及びそれを用いた工業用織物 |
| JP2007100270A (ja) * | 2005-10-07 | 2007-04-19 | Kb Seiren Ltd | 高収縮繊維 |
| TWI452187B (zh) * | 2007-04-04 | 2014-09-11 | Kb Seiren Ltd | 抗靜電性、吸水性及接觸冷感性優異之複合纖維 |
| WO2008130015A1 (ja) * | 2007-04-18 | 2008-10-30 | Kb Seiren, Ltd. | 分割型複合繊維、それを用いた繊維構造物およびワイピングクロス |
| US8293364B2 (en) | 2007-04-18 | 2012-10-23 | Kb Seiren, Ltd. | Highly shrinkable fiber |
| TWI460325B (zh) * | 2007-04-18 | 2014-11-11 | Kb Seiren Ltd | 分割型複合纖維、使用其之纖維構造物及拭布、以及纖維構造物與拭布之製造方法 |
| JP2011026762A (ja) * | 2010-11-08 | 2011-02-10 | Kb Seiren Ltd | 高収縮繊維 |
| WO2014027648A1 (ja) | 2012-08-14 | 2014-02-20 | 三菱瓦斯化学株式会社 | ポリエーテルポリアミド繊維 |
| JP2014037642A (ja) * | 2012-08-14 | 2014-02-27 | Mitsubishi Gas Chemical Co Inc | ポリエーテルポリアミド繊維 |
| JP2014037470A (ja) * | 2012-08-14 | 2014-02-27 | Mitsubishi Gas Chemical Co Inc | ポリエーテルポリアミド繊維 |
| US9512314B2 (en) | 2012-08-14 | 2016-12-06 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Polyether polyamide composition |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3738794B2 (ja) | 2006-01-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN105917039B (zh) | 聚酰胺纤维 | |
| JP3738794B2 (ja) | 延伸ポリアミド繊維およびその製造方法 | |
| US12503530B2 (en) | Polyethylene yarn having improved post-processability, and fabric comprising same | |
| JP7275733B2 (ja) | 高強度ポリアミドモノフィラメント | |
| US5906891A (en) | Oriented polyamide fiber and process for producing same | |
| EP0786544B1 (en) | Oriented polyamide fiber and process for producing same | |
| WO2016147713A1 (ja) | フッ化ビニリデン系樹脂繊維、及びそれらの製造方法 | |
| JP7570514B2 (ja) | モノフィラメントの未延伸糸、およびモノフィラメントの製造方法 | |
| JP2001172821A (ja) | ポリオキシメチレン繊維の製造方法 | |
| TWI854310B (zh) | 聚酯彈性單絲及其製造方法、複合紗線與織物 | |
| US5009829A (en) | Process for manufacturing yarns by meltspinning polyethylene terephthalate | |
| JPH02112409A (ja) | ポリ−パラフエニレンテレフタルアミド系繊維の製造法 | |
| JPS61194215A (ja) | ポリアミドモノフイラメントの製造方法 | |
| JPH0376810A (ja) | 高タフネス低収縮ポリエステル繊維およびその製造法 | |
| CN1056543A (zh) | 具有高强度、高起始模量和低缩率的聚酯拉伸丝 | |
| JPH11315419A (ja) | 延伸ポリアミド繊維およびその製造方法 | |
| KR100328147B1 (ko) | 유연성이 우수한 폴리아미드 모노필라멘트의 제조방법 | |
| TWI767980B (zh) | 長絲及長絲用氟樹脂組成物 | |
| JP2004176212A (ja) | 糸斑の低減されたポリイミド繊維及びその製造方法 | |
| JPH0931748A (ja) | 高強度ポリアミドモノフィラメント及びその製造方法 | |
| JP2023051860A (ja) | ポリエーテルサルホン繊維、繊維パッケージ、不織布およびポリエーテルサルホン繊維の製造方法 | |
| JPS60224809A (ja) | ポリアミド繊維およびその製造方法 | |
| JPS6197355A (ja) | 高ヤング率のポリアミド繊維又はフイルムの製造法 | |
| JPH0491216A (ja) | 高結節強度ポリフッ化ビニリデンモノフィラメントの製造法 | |
| JP2005082940A (ja) | ポリイミド異形断面繊維 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050204 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050706 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050823 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050914 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050922 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051012 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051025 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081111 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091111 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091111 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101111 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101111 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111111 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111111 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121111 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121111 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131111 Year of fee payment: 8 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |