JPH055063Y2 - - Google Patents

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JPH055063Y2
JPH055063Y2 JP1986116143U JP11614386U JPH055063Y2 JP H055063 Y2 JPH055063 Y2 JP H055063Y2 JP 1986116143 U JP1986116143 U JP 1986116143U JP 11614386 U JP11614386 U JP 11614386U JP H055063 Y2 JPH055063 Y2 JP H055063Y2
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  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、運転者の切換え操作により2輪駆動
状態又は4輪駆動状態が選択されるいわゆるパー
トタイム式4輪駆動車の駆動状態切換え制御装置
に関する。
〔従来技術〕
この種の装置に関する第1の従来技術として
は、特開昭59−216732号公報に示されるように、
2輪駆動状態と4輪駆動状態とを選択切換えする
操作レバーと、操作レバーが2輪駆動状態を選択
しているとき変速機の出力軸の回転駆動力を後輪
のみに伝達しかつ同レバーが4輪駆動状態を選択
しているとき同回転駆動力を前輪及び後輪に伝達
する動力分配装置とを備えるとともに、フロント
アクシヤフトと前輪との間にフリーホイールハブ
を設け、操作レバーによる2輪駆動状態の選択時
には、変速機の出力軸の回転駆動力が後輪のみに
伝達されるようにするとともに、フリーホイール
ハブをフリー状態に設定して車両走行に伴う前輪
の回転によりフロントアクスルシヤフト及びフロ
ントプロペラシヤフトが回転駆動されないように
し、操作レバーによる4輪駆動状態の選択時に
は、変速機の出力軸の回転駆動力が後輪に伝達さ
れるようにするとともに、フリーホイールハブを
ロツク状態に設定して同回転駆動力が前輪にも伝
達されるようにしたものがある。また、この装置
は車速とフロントプロペラシヤフトの回転数との
関係によりフリーホイールハブのロツク状態とフ
リー状態とを検出し、該検出に基づく前記両状態
を識別表示している。
一方、この種の装置に関する第2の従来技術と
しては、実開昭55−13102号公報に示されるよう
に、上記操作レバーに換えて2輪駆動状態と4輪
駆動状態とを選択切換えする自己保持型の操作ス
イツチ(操作ノブ)と、同スイツチの切換えに応
じて上記動力分配装置を切換え制御する電気制御
装置とを備え、操作スイツチの切換え操作に応じ
て当該車両を2輪駆動状態又は4輪駆動状態に切
換えるようにしたものがある。また、この装置
は、エンジン回転数及びエンジンの吸気管負圧の
各大きさに応じて各々開閉してエンジンの作動特
性を検出する第1及び第2検出スイツチを備え、
操作スイツチの切換え操作により当該車両が2輪
(又は4輪)駆動状態に設定されることが、エン
ジンの作動特性との関係において、動力伝達系統
に悪影響を及ぼす場合には、第1又は第2検出ス
イツチが作用して、操作スイツチの切換えによる
2輪(又は4輪)駆動状態の選択とは無関係に、
電気制御装置が当該車両を4輪(又は2輪)駆動
状態に設定制御する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかるに、上記第1の従来装置においては、操
作レバーにより2輪駆動状態を選択しかつフリー
ホイールハブをフリー状態に設定して車両を走行
させ、当該車両の中高速走行中、操作レバーを操
作して当該車両を4輪駆動状態に切換えようとす
ると、変速機の出力軸は中高速で回転しているに
もかかわらず、フロントプロペラシヤフトは略静
止しているので、同出力軸と同シヤフトとの連結
時に、動力分配装置には同装置の回転部と非回転
部の衝突に伴う大きな衝撃力が付与され、この大
きな衝撃力の付与に伴い大きな音が発生したり、
同装置の一部が破損するおそれがあるという不具
合がある。
上記不具合を解消するために、本考案者は、最
初、上記第2の従来装置のような自己保持型の操
作スイツチと電気制御装置により動力分配装置の
切換えを制御するようにするとともに、上記第1
の従来装置におけるフリーホイールハブのロツク
状態とフリー状態との検出結果に基づいて、動力
分配装置の切換え許可又は禁止を判定し、この判
定結果により上記第2の従来装置のように、電気
制御装置が動力分配装置の前記切換えを禁止する
装置を考えた。しかし、この装置にあつては、運
転者が操作スイツチを切換えて当該車両の駆動状
態を変更しようとした場合、フリーホイールハブ
の状態に起因して動力分配装置の切換えが禁止さ
れるべき状態にあると、操作スイツチの前記切換
え操作時には当該車両の駆動状態は変更されず、
前記禁止が解除された後に当該車両の駆動状態が
変更されることになる。かかる場合、運転者はこ
の駆動状態の変更時期を認識することができず、
この駆動状態の変更が運転者の意に反したものと
なるので、車両の操縦性能が悪化するという問題
がある。
本考案は上記問題に鑑み案出されたものであ
り、その目的とするところは、動力分配装置の切
換え許可又は禁止の判定により上記不具合を解消
することを前提として、当該車両の駆動状態が意
に反して変更されないようにした4輪駆動車の駆
動状態切換え制御装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題を解決してこの考案の目的を達成する
ために、本考案の構成上の特徴は、第1図に示す
ように常時駆動される第1駆動輪1a,1aと、
選択的に駆動される第2駆動輪1b,1bと、前
記第2駆動輪1b,1bに組付けられ前記第2駆
動輪1b,1bへの動力を断続するフリーホイー
ルハブ2,2とを有する4輪駆動車に適用され、
第1状態にて変速機3の出力軸3aの回転駆動力
を前記第1駆動輪1a,1aのみに伝達しかつ第
2状態にて前記回転駆動力を前記第1駆動輪1
a,1a及び前記第2駆動輪1b,1bに伝達す
る動力分配装置4と、前記動力分配装置4を第1
状態又は第2状態に選択的に切変える切換え装置
5と、前記切換え装置5による前記切換えを電気
的に制御する電気制御装置6とを備えた4輪駆動
車の駆動状態切換え制御装置において、自己復帰
型の操作スイツチ6aと、前記操作スイツチ6a
の操作状態を検出する操作検出手段6bと、前記
操作検出手段6bによる前記検出に応答して前記
操作スイツチ6aの操作時に前記動力分配装置4
が第1状態と第2状態との間の切換えを許容する
状態にあるか否かを判定する判定手段6cと、前
記判定手段6cにより前記動力分配装置4が前記
切換えを許容する状態にあると判定されたときの
み前記動力分配装置4の状態を第1状態から第2
状態に又は第2状態から第1状態に反転するため
の制御信号を前記切換え装置5に出力する出力手
段6dとにより、前記電気制御装置6を構成した
ことにある。
〔考案の作用・効果〕
上記のように構成した本考案において、運転者
が操作スイツチ6aを操作すると、操作検出手段
6bがこの操作を検出し、判定手段6cは、この
検出に応答して、動力分配装置4が第1状態と第
2状態との間の切換えを許容する状態にあるか否
かを判定する。この判定において、判定手段6c
が、動力分配装置4は前記切換えを許容する状態
にあると判定すれば、出力手段6dが切換え装置
5に動力分配装置4の状態を反転するための制御
信号を出力して、同装置4は当該車両の駆動状態
を、2輪駆動状態から4輪駆動状態に、又は4輪
駆動状態から2輪駆動状態に切換える。一方、前
記判定において、判定手段6cが動力分配装置4
が前記切換えを許容する状態にないと判定すれ
ば、出力手段6dは前記制御信号を出力しないの
で、動力分配装置4は切換えられず当該車両の駆
動状態は以前の状態に維持される。このように、
判定手段6cの作用により、動力分配装置4は同
装置4が第1状態と第2状態との間の切換えを許
容するときにのみ切換えられるので、動力分配装
置4の切換えに伴う大きな音の発生、同装置4の
一部は破損等の上記不具合が解消される。
また、運転者が操作スイツチ6aの操作を解除
した後には、同スイツチ6aは操作前の状態に自
己復帰する。この場合、操作検出手段6bは操作
スイツチ6aの操作を検出することはなく、これ
に伴い判定手段6cも判定を行わず、出力手段6
dも制御信号を出力しないので、切換え装置5が
動力分配装置4の状態を切変えることはない。こ
のように、操作スイツチ6aの解除後には、動力
分配装置4の状態が切換わつて、当該車両の駆動
状態が切換えられることはないので、該駆動状態
が運転者の意に反して切換えられることはなく、
当該車両の操縦性能が向上する。さらに、操作ス
イツチ6aとして自己復帰型のスイツチを採用す
るようにしたので、上記第2の従来装置のように
操作スイツチとして自己保持型のスイツチを採用
した場合のように、操作スイツチが4輪(又は2
輪)駆動状態を選択しているにもかかわらず、当
該車両が2輪(又は4輪)駆動状態にあるという
不一致を避けることができる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面を用いて説明す
ると、第2図は本考案に係る4輪駆動車を概略的
に示している。
この4輪駆動車はエンジン21を有し、同エン
ジン21からの駆動力はクラツチ装置22及び変
速機23を介して動力分配装置24に伝達される
ようになつている。
動力分配装置24は、その詳細を第3図に示す
ように、左右後輪RWa,RWbに駆動力を伝達す
るための後輪駆動軸24aを有する。この後輪駆
動軸24aはハウジング24bに回転可能に支持
されており、変速機23の出力軸23aと一体的
に回転する。後輪駆動軸24aの外周上には、ド
ライブスプロケツト24cが同駆動軸24aに対
して回転可能に組付けられており、同スプロケツ
ト24cにはスプライン部24c1が一体的に形
成されている。また、後輪駆動軸24aにはクラ
ツチハブ24dが同駆動軸24aと一体的に回転
するように組付けられており、同ハブ24dの外
周にはクラツチスリーブ24eがスプライン結合
されている。このクラツチスリーブ24eは後述
するダイヤフラム型シリンダ37により駆動され
て前後方向(第3図の上下方向に対応)に変位
し、その第1状態(第3図実線)にてクラツチハ
ブ24dとのみ結合して同ハブ24dとスプライ
ン部24c1とを切離しかつその第2状態(第3
図破線)にてクラツチハブ24dと結合するとと
もにスプライン部24c1ともスプライン結合し
て同ハブ24dと同スプライン部24c1とを連
結する。また、動力分配装置24は左右前輪
FWa,FWbに駆動力を伝達するための前輪駆動
軸24fを有する。この前輪駆動軸24fはハウ
ジング24bに回転可能に支持されており、同駆
動軸24fにはドリブンスプロケツト24gが同
駆動軸24fと一体的に回転するように組付けら
れている。このドリブンスプロケツト24gはド
ライブスプロケツト24cとチエーン24hにて
連結され、同スプロケツト24cの回転に連動し
て回転する。
後輪駆動軸24aの後端は、フツクスジヨイン
ト25を介してリヤプロペラシヤフト26の前端
に接続されており、同シヤフト26の後端はフツ
クスジヨイント27を介して差動装置28の入力
軸28aに接続されている。差動装置28は後輪
駆動軸24aからリヤプロペラシヤフト26を介
してその入力軸28aに伝達される駆動力を分配
し、左右リヤアクスルシヤフト29a,29bを
介して左右後輪RWa,RWbに伝達する。
前輪駆動軸24fの前端はフツクスジヨイント
31を介してフロントプロペラシヤフト32の後
端に接続されており、同シヤフト32の前端はフ
ツクスジヨイント33を介して差動装置34の入
力軸34aに接続されている。差動装置34は前
輪駆動軸24fからフロントプロペラシヤフト3
2を介して入力軸34aに伝達される駆動力を分
配し、左右フロントアクスルシヤフト35a,3
5bを介して左右前輪FWa,FWbに伝達する。
左右フロントアクスルシヤフト35a,35bと
左右前輪FWa,FWbの各間には各々フリーホイ
ールハブ36a,36bが設けられている。これ
らのフリーホイールハブ36a,36bはロツク
状態にて左右フロントアクスルシヤフト35a,
35bと左右前輪FWa,FWbとを各々連結し、
かつフリー状態にて前記連結を解除するもので、
このフリーホイールハブとしては、ロツク状態と
フリー状態とを手動操作により切換える公知のマ
ニアル式のフリーホイールハブ、又はロツク状態
とフリー状態とが自動的に切換わる公知のオート
マチツク式のフリーホイールハブを利用すること
ができる。
動力分配装置24には、第2図及び第3図に示
すように、クラツチスリーブ24eを駆動するダ
イヤフラム型シリンダ37が付設されており、同
シリンダ37はダイヤフラム37aにより区画さ
れた直後室37b,37cを有する。ダイヤフラ
ム37aにはロツド37dが固定されており、同
フラム37aの直後方向の変位により、ロツド3
7dが直後方向に変位してクラツチスリーブ24
eを第1状態(第3図実線)又は第2状態(第3
図破線)に設定切換えする。
ダイヤフラム形シリンダ37の直後室37b,
37cには各々導管P1,P2を介してバキユー
ムスイツチングバルブ38,39(VSV1,
VSV2)が各々接続されている。バキユームス
イツチングバルブ38は、第2図及び第3図に示
すように、切換え弁38a及び電磁ソレノイド3
8bにより構成されている。切換え弁38aは電
磁ソレノイド38bの非励磁により第1状態に設
定されて、大気中に開口したボート38cと導管
P1に接続したボート38dとの連通を許容し、
かつ電磁ソレノイド38bの励磁により第2状態
に設定されて、ボート38bとボート38eとの
連通を許容する。バキユームスイツチングバルブ
39は切換え弁39a及び電磁ソレノイド39b
により構成されている。切換え弁39aは電磁ソ
レノイド39bの非励磁により第1状態に設定さ
れて、大気中に開口したボート39cと導管P2
に接続したボート39dとの連通を許容し、かつ
電磁ソレノイド39bの励磁により第2状態に設
定されて、ボード39dとボート39eとの連通
を許容する。これらのバルブ38,39の各ボー
ト38e,39eは各々導管P3の一端に接続さ
れ、かつ導管P3の他端はエンジン21の吸気管
に接続されており、エンジン21の始動に伴い各
ボート38e,39eの圧力は負圧に設定される
ようになつている。また導管P3にはタンク41
及びチエツク弁42が介装されており、導管P3
内の圧力が変動しないようになつているととも
に、導管P3内の空気流が逆流しないようになつ
ている。
また、この4輪駆動車は駆動状態の切換えを制
御する電気制御回路50を有し、同制御回路50
は、第2図及び第3図に示すように、検出スイツ
チ51、回転数センサ52、53、操作スイツチ
54及びマイクロコンピユータ55を備えてい
る。
検出スイツチ51はスイツチアセンブリ51a
に組込まれた常開型のスイツチにより構成され、
同アセンブリ51aはクラツチスリーブ24eと
対向するようにハウジング24bに組付けられて
おり、同スリーブ24eが第1状態(第3図実
線)にあるとき同スイツチ51は開成し、かつ同
スリーブ24eが第2状態(第3図破線)にある
とき同スイツチ51は同スリーブ24eの突起2
4e1により駆動されて閉成されるようになつて
いる。この検出スイツチ51の可動接点側は接地
され、かつ固定接点側はダイオードDi及びラン
プ56を介して電源+Vに接続されている。ラン
プ56はフロントパネル部60のスピードメータ
61の下部に配置した表示器62に内蔵されてお
り、同ランプ56が点灯すると表示器62が
「4WD」と表示するようになつている。なお、ラ
ンプ56が消灯している状態においては、表示器
62は何も表示しない。また、検出スイツチ51
の固定接点側は抵抗r1を介してマイクロコンピ
ユータ55に接続されており、同スイツチ51の
開閉成を表すハイレベル(以下“1”という)又
はローレベル(以下“0”という)の状態信号が
同コンピユータ55に供給されるようになつてい
る。抵抗r1とマイクロコンピユータ55との接
続点にはエミツタ接地されたスイツチング用のト
ランジスタ57のコレクタが接続されており、同
トランジスタ57のベースには、マイクロコンピ
ユータ55から同トランジスタ57をオン又はオ
フさせる制御信号が供給されるようになつてい
る。なお、ランプ56及びダイオードDiに並列
に設けた抵抗r2はランプ56の断線故障時にも
検出スイツチ51の固定接点側に電圧を供給する
ためのものである。
回転数センサ52はピツクアツプコイルL1を
備えており、同コイルL1はセンサアセンブリ5
2aに組込まれている。このセンサアセンブリ5
2aは、後輪駆動軸24aと一体的に回転する永
久磁石付きの回転円板24iに対向する位置に
て、ハウジング24bに組付けられており、同セ
ンサ52は同円板24iの回転に伴いコイルL1
に誘導される電圧信号すなわち同円板24iの回
転数に比例した周波数のピツクアツプ信号を発生
する。この回転数センサ52には波形整形器52
bが接続されており、同整形器52bは前記ピツ
クアツプ信号を矩形波信号に波形整形してマイク
ロコンピユータ55に供給する。
回転数センサ53はピツクアツプコイルL2を
備えており、同コイルL2はセンサアセンブリ5
3aに組込まれている。このセンサアンブリ53
aは、前輪駆動軸24fと一体的に回転する永久
磁石付きの回転円板24jに対向する位置にて、
ハウジング24bに組付けられており、同センサ
53は同円板24jの回転に伴いコイルL1に誘
導される電圧信号すなわち同円板24jの回転数
に比例した周波数のピツクアツプ信号を発生す
る。この回転数センサ53には波形整形器53b
が接続されており、同整形器53bは前記ピツク
アツプ信号を矩形波信号に波形整形してマイクロ
コンピユータ55に供給する。
操作スイツチ54は当該車両の駆動状態を反転
制御するもので、フロントパネル部60に設けた
操作子63により駆動される自己復帰型の常開ス
イツチにより構成されており、同操作子63の押
圧時にのみ閉成される。この操作スイツチ54の
一方の固定接点は電源+Vに接続され、かつ他方
の接点は抵抗r3を介して接地されるとともにマ
イクロコンピユータ55に接続されており、同ス
イツチ54の開閉成を表す“1”又は“0”の状
態信号が同コンピユータ55に供給されるように
なつている。これらの操作スイツチ54及び抵抗
r3には、ランプ58、抵抗r4及びスイツチン
グ用のトランジスタ59からなる直列回路が並列
に設けられている。ランプ58はフロントパネル
部60の操作子63上部に配設した表示器64に
内蔵されており、同表示器64は同ランプ58の
点灯又は消灯により操作子63(操作スイツチ5
4)の操作毎に反転される当該車両の駆動状態を
識別表示する。トランジスタ59のベースにはマ
イクロコンピユータ55から制御信号が供給され
るようになつており、同制御信号によりトランジ
スタ59はオン又はオフする。
マイクロコンピユータ55は読出し専用メモリ
(以下ROMという)55a、中央処理装置(以
下CPUという)55b、書込み可能メモリ(以
下RAMという)55c及び入出力インターフエ
ース(以下I/Oという)55dにより構成され
ており、これらのROM55a,CPU55b,
RAM55c及びI/O55dはバス55eによ
り共通に接続されている。ROM55aは第4図
乃至第6図のフローチヤートに対応したプログラ
ムを記憶している。CPU55bは後述するイグ
ニツシヨンスイツチ65の閉成に応答して前記プ
ログラムを繰返し実行して、当該車両の駆動状態
及び同状態に対応した表示を制御する。RAM5
5cは前記プログラムの実行に必要なデータ及び
フラグを一時的に記憶する。これらのデータ及び
フラグの主なものを列挙しておく。
検出スイツチデータDTSW…検出スイツチ5
1の状態を表すデータであつて、“0”にて
同スイツチ51のオン状態を表し、かつ
“1”にて同スイツチ51のオフ状態を表す。
新操作スイツチデータOPSWnew…操作スイツ
チ54の現在の状態を表すデータであつて、
“0”にて同スイツチ54のオフ状態を表し、
かつ“1”にて同スイツチ54のオン状態を
表す。
旧操作スイツチデータOPSWold…操作スイツ
チ54の以前の状態を表すデータであつて、
“0”にて同スイツチ54のオフ状態を表し、
かつ“1”にて同スイツチ54のオン状態を
表す。
リヤ回転数データNr…後輪駆動軸24a及び
リヤプロペラシヤフト26の回転数を表すデ
ータ。
フロント回転数データNf…前輪駆動軸24f
及びフロントプロペラシヤフト32の回転数
を表すデータ。
第1ランプフラグLPFLG1…ランプ56,5
8の状態を表すフラグであつて、“0”にて
56,58の持続した点灯又は消灯状態を表
し、かつ“1”にてランプ56,58の点滅
状態を表す。
第2ランプフラグLPFLG2…点滅している
(LPFLG1=“1”)ランプ56,58の消灯
と点灯との繰返し状態を表すフラグであつ
て、“0”にて消灯状態を表し、かつ“1”
にて点灯状態を表す。
第1タイマデータTIME1…点滅状態
(LPFLG1=“1”)にあるランプ56,58
の消灯開始又は点灯開始からの時間を表すデ
ータであつて、消灯時(LPFLG2=“0”)
にて0〜1.5秒に相当する値をとり、点灯時
(LPFLG2=“1”)にて0〜0.5秒に相当す
る値をとる。
第2タイマデータTIME2…点滅状態
(LPFLG1=“1”)にあるランプ56,58
の点滅開始時からの時間を表すデータであつ
て、0〜20秒に相当する値をとる。
I/O55dは外部回路との信号(データ)の
授受を行うもので、データのフオーマツト変換器
55d1、レジスタ55d2等を備えている。こ
のI/O55dには励磁制御回路38f,39f
が各々接続されており、同制御回路38f,39
fはレジスタ55d2に記憶されている制御デー
タに応じて各々励磁ソレノイド38b,39bに
対する電源+Vからの給電を制御することによ
り、同ソレノイド38b,39bの励磁又は非励
磁を制御する。
さらに、この電気制御回路50にはイグニツシ
ヨンスイツチ65を介してバツテリ66が接続さ
れており、マイクロコンピユータ55を含む電気
制御回路50内の各回路には、イグニツシヨンス
イツチ65の閉成時にバツテリ66からの電圧
(+V)が供給されるようになつている。
以下、上記実施例の動作を第4図乃至第6図の
フローチヤートを参照しながら説明する。イグニ
ツシヨンスイツチ65の閉成前には、励磁制御回
路38f,39fには電力が供給されておらず、
電磁ソレノイド38,39が励磁されることはな
いので、バキユームスイツチングバルブ38,3
9は各々第1状態に設定されており、同バルブ3
8,39は各々ボート38c,38d間の連通及
びボート39c,39d間の連通を許容してい
る。これにより、ダイヤフラム型シリンダ37の
前後室37b,37cの両圧力は大気圧に保たれ
ており、ダイヤフラム37aは前方向又は後方向
のどちらにも押圧されないので、同シリンダ37
は以前当該車両の運転終了時にイグニツシヨンス
イツチ65を開成したときの状態に維持されてい
る。
かかる状態で、エンジン21の始動するため
に、イグニツシヨンスイツチ65が閉成されて、
バツテリ66から電気制御回路50に電力が供給
され始めると、CPU55bは第4図のステツプ
70からプログラムの実行を開始して、ステツプ71
にて「初期設定」ルーチンの処理を実行する。こ
の「初期設定」ルーチンは、第5図に詳細に示す
ように、ステツプ71a〜71hからなる。CPU55
bは同ルーチンの処理をステツプ71aにて開始
し、ステツプ71bにてI/O55d内のレジスタ
55d2及びRAM55cに記憶されている全て
のデータをクリア(”0”に)することにより、
I/O55d及びRAM55cを初期設定する。
このI/O55dの初期設定により、I/O55
dはトランジスタ57,59をオフ状態に制御す
るとともに、励磁制御回路38f,39fを非励
磁制御状態に設定する。これにより、電磁ソレノ
イド38a,38bは励磁されず、バキユームス
イツチングバルブ38,39は第1状態に初期設
定される。
ステツプ71bの初期設定後、CPU55bはステ
ツプ71cにて検出スイツチ51のオン又はオフ状
態を表す状態信号を抵抗r1及びI/O55dを
介して取込み、該信号に基づき検出スイツチデー
タDTSWを“0”又は“1”に設定する。かか
る場合、イグニツシヨンスイツチ65の閉成とほ
ぼ同時に、バキユームスイツチングバルブ38,
39は上記ステツプ71bの処理により第1状態
に設定されるので、ダイヤフラム型シリンダ37
の前後室37b,37cの両圧力はイグニツシヨ
ンスイツチの閉成前と同様大気圧に保たれ続け、
ダイヤフラム37aは上述したイグニツシヨンス
イツチ65の閉成前の状態に維持されている。こ
れにより、以前の当該車両の運転終了時において
ダイヤフラム37aが第1状態にあつたとすれ
ば、ダイヤフラム37a及びクラツチスリーブ2
4eの現在の状態も第1状態(第3図実線)にあ
り、検出スイツチ51は開成されているので、検
出スイツチデータDTSWは“1”に設定される。
また、前記した当該車両の運転終了時においてダ
イヤフラム37aが第2状態にあつたとすれば、
ダイヤフラム37a及びクラツチスリーブ24e
の現在の状態も第2状態(第3図破線)にあり、
検出スイツチ51は突起24e1により閉成され
ているので、検出スイツチデータDTSWは“0”
に設定される。なお、このときトランジスタ5
7,59はステツプ71bの処理によりオフ状態に
ある。
次に、CPU55bはステツプ71dにて検出スイ
ツチデータDTSWが“1”であるか否かを判定
する。この判定において、同データDTSWが
“1”であれば「YES」と判定され、CPU55b
はステツプ7eにて電磁ソレノイド38bを励磁す
るための制御データをI/O55dに出力する。
I/O55dは同制御データをレジスタ55d2
に記憶するとともに励磁制御回路38fに出力
し、同制御回路38fは電磁ソレノイド38bを
励磁する。この電磁ソレノイド38bの励磁によ
り、バキユームスイツチングバルブ38は第2状
態に切換えられ、ボート38dとボート38eと
が連通する。かかる状態で、エンジン21の始動
に伴いボート38eの圧力が負圧になると、ダイ
ヤフラム型シリンダ37の前室37bの圧力も負
圧となる。また、このときバキユームスイツチン
グバルブ39は上記ステツプ71bの処理により第
1状態に設定されているので、ボート39cとボ
ート39dとが連通しており、ダイヤフラム型シ
リンダ37の後室37cは大気圧に保たれてい
る。そのため、ダイヤフラム37aは前方に押圧
されてクラツチスリーブ24eを第1状態(第3
図実線)に駆動制御するので、動力分配装置24
は当該車両の運転終了時の状態を再現することに
なる。なお、この状態では、検出スイツチ51及
びトランジスタ57,59はオフしているのでラ
ンプ56,58は点灯しない。
また、ステツプ71dの判定において、検出スイ
ツチデータDTSWが“0”であれば「NO」と判
定され、CPU55bはステツプ71fにて電磁
ソレノイド39bを励磁するための制御データを
I/O55dに出力する。これにより、上述の場
合とは逆に、バキユームスイツチングバルブ39
が第2状態に切換えられ、かつバキユームスイツ
チングバルブ38は第1状態に維持されているの
で、ダイヤフラム型シリンダ37の前室37bの
圧力が大気圧に設定され、かつ後室37cの圧力
が負圧に設定される。そのため、ダイヤフラム3
7aは後方に押圧されてクラツチスリーブ24e
を第2状態(第3図破線)に駆動制御するので、
動力分配装置24は当該車両の運転終了時の状態
を再現することになる。ステツプ71fの処理後、
CPU55bはステツプ71gにてトランジスタ59
をオンするための制御データをI/O55dに出
力する。I/O55dはこの制御データをレジス
タ55d2に記憶するとともにトランジスタ59
に出力して、トランジスタ59をオン状態に切換
え制御する。これにより、ランプ58は点灯す
る。なお、この状態では、ランプ56は検出スイ
ツチ51の閉成により点灯している。
このようなステツプ71e,71gの処理により、
ダイヤフラム型シリンダ37及びクラツチスリー
ブ24eがバキユームスイツチングバルブ38,
39により積極的に駆動制御されるので、同シリ
ンダ37及び同スリーブ24eが確実に第1状態
又は第2状態なに維持される。これにより、当該
車両の走行に伴い動力分配装置24及びダイヤフ
ラム型シリンダ37が振動しても、同シリンダ3
7及びクラツチスリーブ24eの上記状態が変更
されることがなくなる。
ステツプ71e又はステツプ71gの処理後、CPU
55bはステツプ71hにて「初期設定」ルーチン
の実行を終了して、プログラムをステツプ72(第
4図)に進める。CPU55bはステツプ72にて
操作スイツチ54のオン又はオフ状態を表す状態
信号をI/O55dを介して取込み、該信号に基
づき新操作スイツチデータOPSWnewを同スイツ
チ54の状態に応じた値に設定する。かかる場
合、イグニツシヨンスイツチ65の閉成から間も
ない状態にあり、操作スイツチ54はオンされて
いないので、前記状態信号は“0”となり同スイ
ツチデータOPSWnewは“0”に設定される。次
に、CPU55bはステツプ73にて旧操作スイツ
チデータOPSWoldと新操作スイツチデータ
OPSWnewとを比較することにより、操作スイツ
チ54のオンイベント(オフからオンへの変化)
を検出する。この場合、旧操作スイツチデータ
OPSWold及び新操作スイツチデータOPSWnew
は各々上記ステツプ71(第5図のステツプ71b)
及びステツプ72の処理により“0”に設定されて
いるので、CPU55bは「NO」すなわちオンイ
ベントなしと判定して、プログラムをステツプ74
に進める。CPU55bはステツプ74にて旧操作
スイツチデータOPSWoldを新操作スイツチデー
タOPSWnewにより更新し、ステツプ75にて第1
ランプフラグLPFLG1が“1”であるか否かを
判定する。この判定においては、第1ランプフラ
グLPFLG1は上記ステツプ71(第5図のステツプ
71b)の処理により“0”に設定されているの
で、CPU55bは「NO」と判定し、プログラム
をステツプ72に戻し、以降操作スイツチ54がオ
ンされるまでステツプ72〜75の循環処理を実行し
続ける。
かかる状態で車両を走行させると、ダイヤフラ
ム37a及びクラツチスリーブ24eが第1状態
にあれば、変速機23の出力軸23aからの回転
駆動力は後輪駆動軸24aのみに伝達される。こ
の伝達され回転駆動力は後輪駆動軸24aからリ
ヤプロペラシヤフト26、差動装置28及び左右
リヤアクスルシヤフト29a,29bを介して左
右後輪RWa,RWbに伝達されて、同後輪RWa,
RWbのみを駆動するので、当該車両は2輪駆動
車として走行する。また、ダイヤフラム37a及
びクラツチスリーブ24eが第2状態にあれば、
変速機23の出力軸23aからの回転駆動力は後
輪駆動軸24aに伝達されるとともに、同後輪駆
動軸24aから分配され、クラツチハブ24d、
クラツチスリーブ24e、スプライン部24c
1、ドライブスプロケツト24c、チエーン24
h、及びドリブンスプロケツト24gを介して前
輪駆動軸24fにも伝達される。この伝達された
回転駆動力は前輪駆動軸24fからフロントプロ
ペラシヤフト32、差動装置34、左右フロント
アクスルシヤフト35a,35b及びフリーホイ
ルハブ36a,36b(ロツク状態にあるものと
する)を介して左右前輪FWa,FWbに伝達され
て、同前輪FWa,FWbを駆動する。この場合、
左右後輪RWa,RWbも上記場合と同様にして駆
動されるので、当該車両は4輪駆動車として走行
する。このような2輪駆動状態又は4輪駆動状態
は、ステツプ71a〜ステツプ71hからなる「初期
設定」ルーチンの処理により、前回当該車両を運
転した後に同運転を終了した場合と同じに設定さ
れるので、運転者は当該車両を前回の運転時と同
様な感覚で運転できる。
上記ステツプ72〜75の循環処理中、運転者が操
作子63を押圧操作することにより操作スイツチ
54がオンされると、操作スイツチ54からI/
O55dに供給される状態信号は“1”となるの
で、新操作スイツチデータOPSWnewはステツプ
72の処理により“1”に設定される。この設定
後、CPU55bはステツプ73にてこの新操作ス
イツチデータOPSWnewと旧操作スイツチデータ
OPSWoldとを比較することにより操作スイツチ
54のオンイベントを上記場合と同様にして検出
する。この場合、旧操作スイツチデータ
OPSWoldは前回の循環処理(ステツプ74の処理)
により“0”に設定されたままであるので、
CPU55bは同ステツプ73にて「YES」すなわ
ちオンイベント有りと判定し、ステツプ76にて旧
操作スイツチデータOPSWoldを新操作スイツチ
データOPSWnewにより更新して、プログラムを
ステツプ77に進める。
CPU55bはステツプ77にて上記ステツプ71b
(第5図)の処理により“0”に設定した第1ラ
ンプフラグLPFLG1に基づき「YES」と判定
し、ステツプ78にて、上記ステツプ71c(第5図)
の処理と同様に、検出スイツチデータDTSWを
検出スイツチ51の状態に応じた値に設定して、
ステツプ79にて同スイツチデータDTSWが“1”
であるか否かを判定する。
今、当該車両が2輪駆動状態に設定されている
場合を想定する。この場合、ダイヤフラム37a
及びクラツチスリーブ24eは第1状態にあつて
検出スイツチ51はオフしているので、上記ステ
ツプ78の処理により設定した検出スイツチデータ
DTSWは“1”であり、CPU55bはステツプ
79にて「YES」の判定してプログラムをステツ
プ80に進める。CPU55bはステツプ80にて回
転数センサ52から波形整形器52b及びI/O
55dを介してピツクアツプ信号を取込み、該信
号に基づき後輪駆動軸24aすなわちリヤプロペ
ラシヤフト26の回転数Nfを算出し、ステツプ
81にてこの回転数Nrが車速に換算して時速10
キロメートルに相当する値以上であるか否かを判
定する。この判定において、回転数Nrが前記値
未満すなわち当該車両が停止中又は極低速にて走
行中であれば、CPU55bは同ステツプ81にて
「NO」と判定してプログラムをステツプ84に進
める。また、回転数Nfが前記値以上すなわち当
該車両が、通常に走行していれば、CPU55b
は同ステツプ81にて「YES」と判定し、ステツ
プ82にて回転数センサ53から波形整形器53b
及びI/O55dを介してピツクアツプ信号を取
込み、該信号に基づき前輪駆動軸24fすなわち
フロントプロペラシヤフト32の回転数Nfを算
出して、ステツプ83にてこの回転数Nfが車速に
換算して時速10キロメートルに相当する値以上で
あるか否かを判定する。この判定において、回転
数Nfが前記値未満、すなわち当該車両が通常に
走行していても、フリーホイールハブ36a,3
6bがフリー状態にあつて、フロントアクスルシ
ヤフト35a,35b、フロントプロペラシヤフ
ト32及び前輪駆動軸24fが、車両走行に伴い
回転している左右前輪FWa,FWbにより回転駆
動されていなければ、CPU55bは同ステツプ
83にて「NO」と判定してプログラムを後述する
ステツプ87に進める。また、回転数Nfが前記値
以上、すなわちフリーホイールハブ36a,36
bがロツク状態にあつて、フロントアクスルシヤ
フト35a,35b、フロントプロペラシヤフト
32及び前輪駆動軸24fが、車両走行に伴い回
転している左右前輪FWa,FWbにより回転駆動
されていれば、CPU55bは同ステツプ83にて
「YES」と判定して、プログラムをステツプ84に
進める。
ステツプ84にて、CPU55bは電磁ソレノイ
ド38bを非励磁にするための制御データ及び電
磁ソレノイド39bを励磁するための制御データ
をI/O55dに各々出力する。I/O55dは
これらの制御データを以前記憶した制御データに
換えてレジスタ55d2に記憶するとともに励磁
制御回路38f,39fに各々出力する。励磁制
御回路38fは電磁ソレノイド38bの励磁を解
除し、バキユームスイツチングバルブ38が第2
状態から第1状態に切換えられて、ダイヤフラム
型シリンダ37の前室37bは大気圧に設定され
る。励磁制御回路39fは電磁ソレノイド39b
を励磁し、バキユームスイツチングバルブ39が
第1状態から第2状態に切換えられて、ダイヤフ
ラム型シリンダ37の後室37cは負圧に設定さ
れる。その結果、ダイヤフラム37aは後方に押
圧されてダイヤフラム型シリンダ37が第1状態
(第3図実線)から第2状態(第3図破線)に切
換えられるので、クラツチスリーブ24eも第1
状態(第3図実線)から第2状態(第3図破線)
に切換えられ、上述のようにして当該車両は2輪
駆動状態から4輪駆動状態に切換えられる。この
とき、検出スイツチ51はクラツチスリーブ24
eの突起24e1により閉成されるのでランプ5
6は点灯し、表示器62は「4DW」と表示する。
ステツプ84の処理後、CPU55bはステツプ85
にて上記ステツプ71g(第5図)と同様の処理に
よりランプ58を点灯させ、ステツプ86にて第1
ランプフラグLPFLGを“0”に設定し、ステツ
プ75にて“0”に設定された第1ランプフラグ
LPFLG1に基づき「NO」と判定して、プログ
ラムをステツプ72に戻す。次に、CPU55bは、
上述したように、ステツプ72,73の処理により操
作スイツチのオンイベントを検出するが、運転者
が操作子63を押圧し続けていれば、新操作スイ
ツチデータOPSWnewはステツプ72の処理により
“1”に設定され、かつ旧操作スイツチデータ
OPSWoldも上記ステツプ76の処理により“1”
に設定されているので、CPU55bは同ステツ
プ73にて「NO」すなわちオンイベントなしと判
定してプログラムをステツプ74,75に進め、上述
のように、ステツプ72〜75からなる循環処理を実
行し続ける。なお、この場合、旧操作スイツチデ
ータOPSWoldはステツプ74の処理により“1”
に設定されている。かかる循環処理中、運転者が
操作子63の押圧を解除すると、新操作スイツチ
データOPSWSnewはステツプ72の処理により
“0”に設定されるが、CPU55bは、ステツプ
73にて、該新操作スイツチデータOPSWnewと前
記“1”に設定されている旧操作スイツチデータ
OPSWoldとに基づき、「NO」すなわちオンイベ
ントとなしと判定して、上記と同様ステツプ72〜
75からなる循環処理を実行し続けるようになる。
なお、この場合、旧操作スイツチデータ
OPSWoldはステツプ74の処理により“0”に設
定されている。
一方、上記ステツプ83にて「NO」、すなわち
回転数Nrが時速10キロメートルに相当する値以
上であるにもかかわらず、フリーホイールハブ3
6a,36bがフリー状態にあるために回転数
Nfが時速10キロメートルに相当する値未満であ
ると判定された場合、CPU55bはステツプ87
にて第1ランプフラグLPFLG1を“1”に設定
し、ステツプ88にてトランジスタ57,59を
各々オンさせるための制御データをI/O55d
に出力する。I/O55dはこれらの制御データ
を以前から記憶している制御データに換えてレジ
スタ55d2に記憶するとともにトランジスタ5
7,59に各々出力して、トランジスタ57,5
9をオン状態に制御する。これにより、ランプ5
6,58には電流が流れて、同ランプ56,58
は点灯する。なお、これらのランプ56,58の
点灯は今後点滅する最初の点灯状態を意味する。
このステツプ88の処理後、CPU55bはステツ
プ89にて第2ランプフラグLPFLG2を“1”に
設定するとともに、第1及び第2タイマデータ
TIME1,TIME2を各々「0」に設定し、ステ
ツプ75にて第1ランプフラグLPFLG1が“1”
であるか否かを判定する。この判定においては、
“1”に設定されている第1ランプフラグLPFLG
1に基づき「YES」と判定され、CPU55bは
ステツプ90にて「ランプ点滅処理」ルーチンの処
理を実行する。
「ランプ点滅処理」ルーチンにおいては、第6
図に示すように、CPU55bはステツプ90aから
プログラムの実行を開始し、ステツプ90bにて第
2ランプフラグLPFLG2が“1”であるか否か
を判定する。この判定において、CPU55bは
上記ステツプ89の処理により“1”に設定されて
いる同フラグLPFLG2に基づき「YES」と判定
し、ステツプ90cにて第1タイマデータTIME1
が0.5秒に相当する値以上であるか否かを判定す
る。この判定において、CPU55bは上記ステ
ツプ89の処理により「0」に設定した同データ
TIME1に基づき「NO」と判定し、ステツプ
90dにて第2タイマデータTIME2が20秒に相当
する値以上であるか否かを判定する。この判定に
おいても、CPU55bは上記ステツプ89の処理
により「0」に設定した同データTIME2に基づ
き「NO」と判定し、ステツプ90eにて第1及び
第2タイマデータTIME1,TIME2に微小時間
データ△tを各々加算することにより同データ
TIME1,TIME2を更新し、ステツプ90fにて
この「ランプ点滅処理」ルーチンの処理を終了す
る。なお、この微小時間データ△tはほぼステツ
プ72〜75,90の処理に要する時間に設定されてい
る。
この「ランプ点滅処理」ルーチンの処理後、
CPU55bはプログラムをステツプ72に戻し、
上述したステツプ72〜74の処理を実行して、ステ
ツプ75の上記判定処理を実行する。この判定にお
いては、“1”に設定されたままにある第1ラン
プフラグLPFLG1に基づき「YES」と判定さ
れ、CPU55bは再びステツプ90の「ランプ点
滅処理」ルーチンの処理を実行する。この場合、
第2ランプフラグLPFLG2は“1”に設定され
たままであり、かつ第1及び第2タイマデータ
TIME1,TIME2は各々上記ステツプ90eの処
理により微小時間データ△tに設定されているの
で、CPU55bはステツプ90aから同ルーチンの
処理を開始して、ステツプ90bにて「YES」、ス
テツプ90cにて「NO」、ステツプ90dにて「NO」
と各々判定し、ステツプ90eにて、上記と同様に、
第1及び第2タイマデータTIME1,TIME2に
微小時間データ△tを加算することにより同デー
タTIME1,TIME2を更新する。これにより、
同データTIME1,TIME2は各々2△tに設定
される。ステツプ90eの処理後、CPU55bはス
テツプ90fにてこの「ランプ点滅処理」ルーチン
の処理を終了し、プログラムを再びステツプ72に
戻し、以降、ステツプ72〜75,90(90a〜90f)か
らなる循環処理を実行し続ける。この循環処理に
おいて、第1及び第2タイマデータTIME1,
TIME2は各々ステツプ90eの処理を実行する毎
に微小時間データ△tずつ大きくなり、また微小
時間データ△tは上述のようにステツプ72〜75,
90の処理に要する時間に設定されているので、同
データ値TIME1,TIME2は各々「0」に設定
されてからの時間を示すことになる。
このような循環処理中、第1タイマデータ
TIME1が上記ステツプ89の処理により「0」に
設定されてから0.5秒が経過すると、同データ
TIME1は0.5秒に相当する値になつており、
CPU55bはステツプ90cにて「YES」と判定
し、ステツプ90gにてトランジスタ57,59を
各々オフさせるための制御データをI/O55d
に出力する。I/O55dはこれら制御データを
以前から記憶している制御データに換えてレジス
タ55d2に記憶するとともにトランジスタ5
7,59に各々出力して、トランジスタ57,5
9をオフ状態にする。これにより、ランプ56,
58は消灯する。ステツプ90gの処理後、CPU5
5bはステツプ90hにて第2ランプフラグ
LPFLG2及び第1タイマデータTIME1を各々
“0”、「0」に設定し、上記と同様に、ステツプ
90d,90e,90fの処理を実行して「ランプ点滅処
理」ルーチンの処理を終了する。この場合、第1
タイマデータTIME1はステツプ90h,90eの処理
により再び「0」から微小時間データ△tずつ増
加する値を示すが、第2タイマデータTIME2は
ステツプ90eの処理により継続して微小時間デ
ータ△tずつ増加する値を示すことになる。
このステツプ90の「ランプ点滅処理」ルーチン
の実行後、CPU55bはステツプ72〜75の処理
を実行して、再びステツプ90aから同ルーチンの
実行を開始する。この場合、第2ランプフラグ
LPFLG2は上記ステツプ90hの処理により“0”
に設定されているので、CPU55bはステツプ
90bにて「NO」と判定し、ステツプ90iにて第1
タイマデータTIME1が1.5秒に相当する値以上
であるか否かを判定する。この判定において、
CPU55bは上記ステツプ90hの処理により
「0」に設定されかつ上記ステツプ90eの処理によ
り微小時間データ△tに更新された第1タイマデ
ータTIME1に基づき「NO」と判定し、上記と
同様のステツプ90d〜90fの処理を実行して「ラン
プ点滅処理」ルーチンの処理を終了する。そし
て、CPU55bは再びステツプ72〜75,90から
なる循環処理を実行し続けるが、この場合、ステ
ツプ90の「ランプ点滅処理」ルーチンにおいて
は、ステツプ90a,90b,90i,90d〜90fからなる
処理が実行される。
かかる循環処理により、第1タイマデータ
TIME1が上記と同様ステツプ90eの処理により
徐々に大きくなつて1.5秒に相当する値以上にな
ると、CPU55bはステツプ90iにて「YES」と
判定し、ステツプ90jにて上記ステツプ88の処理
と同様にしてランプ56,58を点灯させ、ステ
ツプ90kにて第2ランプフラグLPFLG2を“1”
に設定するとともに第1タイマデータTIME1を
「0」に設定して、ステツプ90d〜90fの処理を実
行して「ランプ点滅処理」ルーチンの実行を終了
する。以降、CPU55bはランプ56,58を
点灯させた上記場合とランプ56,58を消灯さ
せた上記場合との処理を交互に繰返し行うので、
ランプ56,58は点滅することになる。なお、
この場合のランプ56,58の点灯時間は0.5秒
であり、かつ消灯時間は1.5秒である。かかるス
テツプ72,75,90からなる循環処理中、ランプ5
6,58の点滅開始から20秒が経過すると、
CPU55bはステツプ90dにて「YES」すなわち
第2タイマデータが20秒に相当する値以上である
と判定し、ステツプ90lにて第1ランプフラグ
LPFLG1を“0”に設定し、ステツプ90mにて
上記ステツプ90gと同様にトランジスタ57,5
9をオフ状態にすることによりランプ56,58
を消灯する。なお、このステツプ90mの処理はラ
ンプ56,58を消灯させることを意味すると同
時に、トランジスタ57をオフ状態にすることに
より、以降検出スイツチ51のオンオフ状態の検
出を可能にすることを意味する。このステツプ
90mの処理後、CPU55bはステツプ90fにて
「ランプ点滅処理」ルーチンの実行を終了して、
プログラムをステツプ72に戻し、上記と同様のス
テツプ72〜74の処理を実行して、ステツプ75の判
定処理を実行する。この判定においては、第1ラ
ンプフラグLPFG1が上記ステツプ90lの処理に
より“0”に設定されているので「NO」と判定
され、以降、CPU55bはステツプ72〜75から
なる上記循環処理を実行し続ける。
一方、ランプ56,58が点滅しているとき操
作子63が再び押圧操作されると、CPU55b
は、上記ステツプ72〜75,90の循環処理中、ステ
ツプ73にて操作スイツチ54のオンイベントを検出
し、ステツプ76の処理後、ステツプ77の判定処理
を実行する。この判定においては、上述したステ
ツプ87の処理に第1ランプフラグLPFLG1が
“1”に設定されているので、CPU55bは
「NO」と判定してプログラムをステツプ80〜83
に進める。この場合、ステツプ81又はステツプ83
の判定において、2輪駆動状態から4輪駆動状態
への切換えが許可されれば、すなわちステツプ81
にて「NO」又はステツプ83にて「YES」と判定
されれば、CPU55bはステツプ84,85の上記
処理により当該車両を4輪駆動状態に切換えると
ともに、ランプ56,58を点灯させる。このス
テツプ85の処理後、CPU55bはステツプ86に
て以前“1”に設定されていた第1ランプフラグ
LPFLG1を“0”に設定変更する。これにより、
CPU55bは、以降、ステツプ72〜75からなる
上記循環処理を実行するようになる。また、ステ
ツプ81,83の判定において、2輪駆動状態から4
輪駆動状態への切換えが禁止されれば、すなわち
ステツプ81にて「YES」及びステツプ83にて
「NO」と判定されれば、CPU55bはステツプ
87〜89の処理後、再び上記ステツプ72〜75,90か
らなる循環処理を実行し続けて、当該車両を2輪
駆動状態に保つたままランプ56,58を点滅さ
せる。なお、この場合、ステツプ89の処理により
第2タイマデータTIME2は再度「0」に設定し
直されるので、ランプ56,58は該操作子63
の再押圧後さらに20秒間点滅する。
このように、2輪駆動状態に設定されている車
両の操作子63が押圧操作されても、フリーホイ
ールハブ36a,36bがフリー状態にありかつ
車速が時速10キロメートル以上であつて、クラツ
チハブ24dとスプライン部24c1との回転数
差が大きい場合には、ステツプ80〜83の処理によ
り2輪駆動状態から4輪駆動状態への切換えが禁
止されるので、クラツチスリーブ24eによるク
ラツチハブ24dとスプライン部24c1との連
結に伴う大きな音の発生、及び該連結に伴う同ス
リーブ24e、同ハブ24d及び同スプライン部
24c1の一部の破損等の心配がなくなる。ま
た、この禁止時には、ステツプ87〜89,90(90a
〜90m)の処理により、既存のランプ56,58
(表示器62,64)を点滅させるようにしたの
で、別途該禁止状態を表示する装置等を用いなく
ても、運転者は該禁止状態を視覚的に認識できる
ようになり、表示装置の節約につながる。
また、操作子63及び操作スイツチ54を各々
自己復帰型の操作子及びスイツチにより構成し、
かつこの操作子63の操作に伴う操作スイツチ5
4のオンイベントをステツプ72〜76の処理により
検出して、該検出に基づき操作子63の押圧操作
時に1回だけ上記2輪駆動状態から4輪駆動状態
への切換え禁止又は許可の判定を行なうようにし
たので、運転者による切換え操作後、車両の走行
状態の変化により該切換えが許容されて、不意に
当該車両が4輪駆動状態に切換えられることがな
くなり、運転者は安心して当該車両を運転でき
る。また、上記切換えの禁止によりランプ56,
58(表示器62,64)が点滅している状態で
あつても、操作子63を押圧操作すれば、ステツ
プ72〜73,77の処理により、ステツプ80〜84から
なる該切換え判定が何度でも実行されるので、運
転者は該切換えが禁止される場合を除けばいつで
も当該車両を4輪駆動状態に切換えできる。
さらに、上記以外の場合、すなわちフリーホイ
ールハブ36a,36bがロツク状態にあつてク
ラツチハブ24dとスプライン部24c1との回
転数が略等しい場合、又は車速が時速10キロメー
トル未満であつて同ハブ24dと同スプライン2
c1との回転数差が小さい場合には、ステツプ80
〜83の処理により2輪駆動状態から4輪駆動状態
への切換えが許容されるので、運転者は車両走行
中にも前記切換えをすることができ、パートタイ
ム式4輪駆動車の機能が充分に発揮される。
次に、当該車両が4輪駆動状態に設定されてい
る場合を想定する。かかる状態で操作子63が押
圧操作されると、CPU55bは、ステツプ72〜
75からなる循環処理中、ステツプ73にて上記のよ
うに「YES」すなわち操作スイツチ54のオン
イベント有りと判定し、ステツプ76の処理後、ス
テツプ77にて第1ランプフラグLPFLG1が“0”
であるか否かを判定する。この第1ランプフラグ
LPFLG1はランプ56,58が点滅中(2輪駆
動状態から4輪駆動状態への切換えが禁止された
状態)であることを表すフラグであつて、当該車
両が4輪駆動状態に設定されている場合には必ず
“0”に設定されているので、CPU55bはステ
ツプ77にて「YES」と判定し、ステツプ78にて
検出スイツチデータDTSWを検出スイツチ51
の状態に応じて設定し、ステツプ79にて該設定し
た検出スイツチデータDTSWが“1”であるか
否かを判定する。この場合、ダイヤフラム37a
及びクラツチスリーブ24e1は第2状態にあつ
て検出スイツチ51はオンしているので、上記ス
テツプ78の処理により設定した検出スイツチデー
タDTSWは“0”であり、CPU55bステツプ
79にて「NO」と判定してプログラムをステツプ
91に進める。
ステツプ91にて、CPU55bは電磁ソレノイ
ド38bを励磁するための制御データ及び電磁ソ
レノイド39bを非励磁するため制御データを
I/O55dに各々出力する。I/O55dはこ
れらの制御データを以前から記憶していた制御デ
ータに換えてレジスタ55d2に記憶するととも
に、励磁制御回路38f,39fに各々出力す
る。励磁制御回路38fは電磁ソレノイド38b
を励磁し、バキユームスイツングバルブ38が第
1状態から第2状態に切換えられて、ダイヤフラ
ムシリンダ37の前室37bは負圧に設定され
る。励磁制御回路39fは電磁ソレノイド39b
の励磁を解除し、バキユームスイツングバルブ3
9が第2状態から第1状態に切換えられて、ダイ
ヤフラムシリンダ37の後室37cは大気圧に設
定される。その結果、ダイヤフラム37aは前方
に押圧されて、ダイヤフラムシリンダ37が第2
状態(第3図破線)から第1状態(第3図実線)
に切換えられるので、クラツチスリーブ24eも
第2状態(第3図破線)から第1状態(第3図実
線)に切換えられ、当該車両は4輪駆動状態から
2輪駆動状態に切換えられる。このとき、検出ス
イツチ51はクラツチスリーブ24eの突起24
e1の押圧解除により開成されるので、ランプ5
6は消灯して表示器62の「4WD」の表示も消
える。ステツプ91の処理後、CPU55bはステ
ツプ92にてトランジスタ59をオフ状態にするた
めの制御データをI/O55dに出力する。I/
O55dはこの制御データを以前から記憶してい
た制御データに換えてレジスタ55d2に記憶す
るとともにトランジスタ59に出力する。これに
より、トランジスタ59はオフしてランプ58
(表示器64)は消灯する。
このように、4輪駆動状態に設定されている車
両の操作子63が押圧操作された場合には、いつ
でも当該車両は2輪駆動状態に切換えられる。
このようにして2輪駆動状態又は4輪駆動状態
に設定された当該車両が停車し、イグニツシヨン
スイツチ65が開成されると、エンジン21が運
転を停止するとともに、電気制御回路50にはバ
ツテリ66からの電力が供給されなくなる。これ
により、励磁制御回路38f,39fによる電磁
ソレノイド38b,38cの励磁が解除され、バ
キユームスイツチングバルブ38,39は第1状
態に設定されるので、ダイヤフラム型シリンダ3
7の前後室37b,37cは大気圧に設定され、
ダイヤフラム37a及びクラツチスリーブ24e
は以前の状態に維持される。なお、この状態で
は、当該車両は停止しているために、動力分配装
置24及びダイヤフラム型シリンダ37bが振動
することはなく、当該車両の走行中のように、ダ
イヤフラム37a及びクラツチスリーブ24eを
バキユームスイツチングバルブ38,39により
積極的に駆動制御しなくても、同フラム37a及
び同スリーブ24eの状態が変更されることはな
い。
なお、上記実施例においては本考案を常時後輪
駆動型の4輪駆動車に適用するようにしたが、本
考案は常時前輪駆動型の4輪駆動車にも適用され
る。この場合、動力分配装置24は変速器23の
出力軸23aをフロントプロペラシヤフト32に
常時連結するとともに、同出力軸23aをリヤプ
ロペラシヤフト26に選択的に連結するように
し、フリーホイールハブ36a,36bをリヤア
クスルシヤフト29a,29bと左右後輪RWa,
RWbとの間に各々設けるようにする。また、ス
テツプ80〜83(第4図)の2輪駆動状態から4輪
駆動状態への切換え判定処理においては、回転数
Nr,Nfの関係を逆にするようにするとよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は実用新案登録請求の範囲に記載した本
考案の構成に対応する図、第2図は本考案の一実
施例を示す車両の全体概略図、第3図は第2図の
動力分配装置、電気制御装置等の詳細を示す図、
及び第4図乃至第6図は第3図のマイクロコンピ
ユータにて実行されるプログラムのフローチヤー
トである。 符号の説明、FWa,FWb……前輪、RWa,
RWb……後輪、21……エンジン、23……変
速機、23a……出力軸、24……動力分配装
置、26……リヤプロペラシヤフト、29a,2
9b……リヤアクスルシヤフト、32……フロン
トプロペラシヤフト、35a,35b……フロン
トアクスルシヤフト、36a,36b……フリー
ホイールハブ、37……ダイヤフラム型シリン
ダ、38,39……バキユームスイツチングバル
ブ、38f,39f……励磁制御回路、50……
電気制御回路、51……検出スイツチ、52,5
3……回転センサ、54……操作スイツチ、55
……マイクロコンピユータ、55d……入出イン
ターフエース、55d2……レジスタ、56,5
8……ランプ、65……イグニツシヨンスイツ
チ、66……バツテリ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 常時駆動される第1駆動輪と、選択的に駆動
    される第2駆動輪と、前記第2駆動輪に組付け
    られ前記第2駆動輪への駆動力を断続するフリ
    ーホイールハブとを有する4輪駆動車に適用さ
    れ、第1状態にて変速機の出力軸の回転駆動力
    を前記第1駆動輪のみに伝達しかつ第2状態に
    て前記回転駆動力を前記第1駆動輪及び前記第
    2駆動輪に伝達する動力分配装置と、前記動力
    分配装置を第1状態又は第2状態に選択的に切
    変える切換え装置と、前記切換え装置による前
    記切換えを電気的に制御する電気制御装置とを
    備えた4輪駆動車の駆動状態切換え制御装置に
    おいて、自己復帰型の操作スイツチと、前記操
    作スイツチの操作状態を検出する操作検出手段
    と、前記操作検出手段による前記検出に応答し
    て前記操作スイツチの操作時に前記動力分配装
    置が第1状態と第2状態との間の切換えを許容
    する状態にあるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記動力分配装置が前記切
    換えを許容する状態にあると判定されたときの
    み前記動力分配装置の状態を第1状態から第2
    状態に又は第2状態から第1状態に反転するた
    めの制御信号を前記切換え装置に出力する出力
    手段とにより、前記電気制御装置を構成したこ
    とを特徴とする4輪駆動車の駆動状態切換え制
    御装置。 (2) 前記動力分配装置を、前記変速機の出力軸と
    前記第1駆動輪とを常時連結する第1駆動軸
    と、前記第2駆動輪に接続した第2駆動軸と、
    前記第1駆動軸と前記第2駆動軸とを連結し又
    は該連結を解除するクラツチ機構とにより構成
    するとともに、前記判定手段を、前記第1駆動
    軸の回転数を検出する第1回転センサと、前記
    第2駆動軸の回転数を検出する第2回転センサ
    と、前記クラツチ機構の連結状態又は連結解除
    状態を検出する検出スイツチと、前記検出スイ
    ツチにより前記クラツチ機構の連結解除状態が
    検出されかつ前記第1回転センサ及び前記第2
    回転センサの各検出回転数の差が大きいとき前
    記動力分配装置が前記切換えを許容しない状態
    にあると決定しかつそれ以外のとき前記動力分
    配装置が前記切換えを許容する状態にあると決
    定する状態決定手段とにより構成した上記実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の4輪駆動車の
    駆動状態切換え制御装置。
JP1986116143U 1986-07-29 1986-07-29 Expired - Lifetime JPH055063Y2 (ja)

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JP1986116143U JPH055063Y2 (ja) 1986-07-29 1986-07-29
US07/078,990 US4854414A (en) 1986-07-29 1987-07-29 Electric control apparatus for transfer device in part-time four-wheel drive vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986116143U JPH055063Y2 (ja) 1986-07-29 1986-07-29

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Publication Number Publication Date
JPS6322240U JPS6322240U (ja) 1988-02-13
JPH055063Y2 true JPH055063Y2 (ja) 1993-02-09

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