JPH0550902A - 車両用制動装置 - Google Patents
車両用制動装置Info
- Publication number
- JPH0550902A JPH0550902A JP22962291A JP22962291A JPH0550902A JP H0550902 A JPH0550902 A JP H0550902A JP 22962291 A JP22962291 A JP 22962291A JP 22962291 A JP22962291 A JP 22962291A JP H0550902 A JPH0550902 A JP H0550902A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- brake
- exhaust
- turned
- valve
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- Withdrawn
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- Regulating Braking Force (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 十分な制動効果を得るとともに、ブレーキ油
温の異常上昇を効果的に抑制すること。 【構成】 ブレーキスイッチ11とアクセルスイッチ1
2とクラッチスイッチ13とを直列接続した第1のスイ
ッチ回路10を有し、この第1のスイッチ回路10の一
端が電源31に接続され,他端が排気ブレーキバルブ1
5の開閉制御手段20に接続されている。そして、ブレ
ーキ油温に応じて作動するブレーキサーモスイッチ1と
車体の前後方向の傾斜に応じて作動する傾斜スイッチ2
とを直列接続してなる第2のスイッチ回路3がブレーキ
スイッチ11に並列に接続されている。
温の異常上昇を効果的に抑制すること。 【構成】 ブレーキスイッチ11とアクセルスイッチ1
2とクラッチスイッチ13とを直列接続した第1のスイ
ッチ回路10を有し、この第1のスイッチ回路10の一
端が電源31に接続され,他端が排気ブレーキバルブ1
5の開閉制御手段20に接続されている。そして、ブレ
ーキ油温に応じて作動するブレーキサーモスイッチ1と
車体の前後方向の傾斜に応じて作動する傾斜スイッチ2
とを直列接続してなる第2のスイッチ回路3がブレーキ
スイッチ11に並列に接続されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用制動装置に係
り、とくに、排気ブレーキを有する車両に適用される車
両用制動装置に関する。
り、とくに、排気ブレーキを有する車両に適用される車
両用制動装置に関する。
【0002】
【背景技術】一般に、中・大型トラックやバス等の4サ
イクル・ディーゼルエンジン車には、フットブレーキに
よる制動を補助する排気ブレーキが採用されている。こ
の排気ブレーキは、エンジンブレーキの一種で、エンジ
ンの排気パイプの途中にバルブを設け、このバルブを閉
じて排気行程における抵抗を増大させるもので、換言す
れば、エンジンを一種のコンプレッサとして働かせ、エ
ンジンブレーキの制動効果を増すものである。これは、
排気ブレーキが作動すると、圧縮による抵抗が1サイク
ルのなかに圧縮行程と排気行程の二度あるので、圧縮に
よる抵抗が1サイクルの中に圧縮行程の一度だけ生じる
エンジンブレーキだけの場合に比べて大きな制動効果が
得られるからである。この排気ブレーキの種類として
は、圧縮空気を電気装置によってコントロールして排気
バルブを開閉する電気空気式と、圧縮空気の代わりに負
圧空気を使用する電気負圧空気式とがある。
イクル・ディーゼルエンジン車には、フットブレーキに
よる制動を補助する排気ブレーキが採用されている。こ
の排気ブレーキは、エンジンブレーキの一種で、エンジ
ンの排気パイプの途中にバルブを設け、このバルブを閉
じて排気行程における抵抗を増大させるもので、換言す
れば、エンジンを一種のコンプレッサとして働かせ、エ
ンジンブレーキの制動効果を増すものである。これは、
排気ブレーキが作動すると、圧縮による抵抗が1サイク
ルのなかに圧縮行程と排気行程の二度あるので、圧縮に
よる抵抗が1サイクルの中に圧縮行程の一度だけ生じる
エンジンブレーキだけの場合に比べて大きな制動効果が
得られるからである。この排気ブレーキの種類として
は、圧縮空気を電気装置によってコントロールして排気
バルブを開閉する電気空気式と、圧縮空気の代わりに負
圧空気を使用する電気負圧空気式とがある。
【0003】図2には、電気空気式の排気ブレーキを含
む車両用制動装置の従来例が示されている。この図にお
いて、マイナス側が接地された電源としてのバッテリ3
1のプラス側には、ヒューズ32を介してブレーキスイ
ッチ11とアクセルスイッチ12とクラッチスイッチ1
3とを直列接続して成る第1のスイッチ回路10の一端
が接続されている。この第1のスイッチ回路10の他端
は、排気ブレーキバルブ15の開閉制御手段20を構成
する電磁バルブ21の励磁コイル21Aの一端に接続さ
れ、この励磁コイル21Aの他端は接地されている。こ
こで、ブレーキスイッチ11は、図示しないフットブレ
ーキを構成するブレーキペダルが踏み込まれたときにオ
ンとなるスイッチであり、アクセルスイッチ12はアク
セル・オフ時,即ち,図示しないアクセルペダルから足
を離した状態でオンとなるスイッチであり、また、クラ
ッチスイッチ13はクラッチ接続時,即ち,図示しない
クラッチペダルが踏み込まれない状態でオンとなるスイ
ッチである。ブレーキスイッチ11とアクセルスイッチ
12との接続点には、ブレーキ用のパイロットランプ1
4の一端が接続され、このパイロットランプ14の他端
は接地されている。前記排気ブレーキバルブ15の開閉
制御手段20は、電磁バルブ21と、この電磁バルブ2
1により開閉されるエアパイプ22の両端に設けられた
エアタンク23とコントロール・シリンダ24とを含ん
で構成されている。そして、コントロール・シリンダ2
4には、エンジン25の吸気マニホールド26に設けら
れた吸気マニホールドバルブ27と排気マニホールド2
8内に設けられた排気ブレーキバルブ15とが連結され
ている。ここで、吸気マニホールドバルブ27は、バル
ブのオーバーラップのため、排気ブレーキ作動時に排気
マニホールド26内の圧縮空気がエンジン25のシリン
ダ内を通って吸気マニホールド26内に逃げ、急激に膨
張して騒音が発生するのを防止するために設けられてお
り、このため、この吸気マニホールドバルブ27は、排
気ブレーキバルブ15と連動して閉じるようになってい
る。
む車両用制動装置の従来例が示されている。この図にお
いて、マイナス側が接地された電源としてのバッテリ3
1のプラス側には、ヒューズ32を介してブレーキスイ
ッチ11とアクセルスイッチ12とクラッチスイッチ1
3とを直列接続して成る第1のスイッチ回路10の一端
が接続されている。この第1のスイッチ回路10の他端
は、排気ブレーキバルブ15の開閉制御手段20を構成
する電磁バルブ21の励磁コイル21Aの一端に接続さ
れ、この励磁コイル21Aの他端は接地されている。こ
こで、ブレーキスイッチ11は、図示しないフットブレ
ーキを構成するブレーキペダルが踏み込まれたときにオ
ンとなるスイッチであり、アクセルスイッチ12はアク
セル・オフ時,即ち,図示しないアクセルペダルから足
を離した状態でオンとなるスイッチであり、また、クラ
ッチスイッチ13はクラッチ接続時,即ち,図示しない
クラッチペダルが踏み込まれない状態でオンとなるスイ
ッチである。ブレーキスイッチ11とアクセルスイッチ
12との接続点には、ブレーキ用のパイロットランプ1
4の一端が接続され、このパイロットランプ14の他端
は接地されている。前記排気ブレーキバルブ15の開閉
制御手段20は、電磁バルブ21と、この電磁バルブ2
1により開閉されるエアパイプ22の両端に設けられた
エアタンク23とコントロール・シリンダ24とを含ん
で構成されている。そして、コントロール・シリンダ2
4には、エンジン25の吸気マニホールド26に設けら
れた吸気マニホールドバルブ27と排気マニホールド2
8内に設けられた排気ブレーキバルブ15とが連結され
ている。ここで、吸気マニホールドバルブ27は、バル
ブのオーバーラップのため、排気ブレーキ作動時に排気
マニホールド26内の圧縮空気がエンジン25のシリン
ダ内を通って吸気マニホールド26内に逃げ、急激に膨
張して騒音が発生するのを防止するために設けられてお
り、このため、この吸気マニホールドバルブ27は、排
気ブレーキバルブ15と連動して閉じるようになってい
る。
【0004】次に、上記のように構成された従来例の全
体的動作を説明する。車両走行中、減速等のため運転車
がアクセルペダルから足を離し、ブレーキペダルを踏み
込むと、クラッチペダルが踏み込まれていない状態で
は、ブレーキスイッチ11,アクセルスイッチ12及び
クラッチスイッチ13のいずれもオンとなっているの
で、バッテリ31(+)→ヒューズ32→ブレーキスイ
ッチ11→アクセルスイッチ12→クラッチスイッチ1
3→励磁コイル21A→アース→バッテリ31(−)か
ら成る閉回路が形成され、電磁バルブ21が作動する。
そして、この電磁バルブ21の作動により、エアタンク
23から圧縮空気がコントロール・シリンダ24に供給
され、排気ブレーキバルブ15が閉じられる。この時、
同時に吸気マニホールドバルブ27も連動して閉じられ
るが、実際には、制動効果をよくするため、吸気マニホ
ールドバルブ27は完全には閉まらないような構造にな
っている。このようにして排気ブレーキが作動すると、
前述の如く、圧縮による抵抗が1サイクルのなかに圧縮
行程と排気行程の二度得られ大きな制動効果が得られ
る。この一方、排気ブレーキの作動を開放するには、加
速または変速のために、ブレーキペダルから足を離しア
クセルペダルを踏み込むかクラッチペダルを踏み込むこ
とにより、ブレーキスイッチ11及びアクセルスイッチ
12またはブレーキスイッチ11及びクラッチスイッチ
13がオフとなり、電磁バルブ21への回路が断たれ
て、コントロール・シリンダ24内の圧縮空気は大気に
排出され、排気ブレーキは自動的に開放される。制動の
ため、クラッチ接続状態でアクセルペダルから足を離し
ブレーキペダルを踏み込むことにより排気ブレーキは再
び自動的に作動する。
体的動作を説明する。車両走行中、減速等のため運転車
がアクセルペダルから足を離し、ブレーキペダルを踏み
込むと、クラッチペダルが踏み込まれていない状態で
は、ブレーキスイッチ11,アクセルスイッチ12及び
クラッチスイッチ13のいずれもオンとなっているの
で、バッテリ31(+)→ヒューズ32→ブレーキスイ
ッチ11→アクセルスイッチ12→クラッチスイッチ1
3→励磁コイル21A→アース→バッテリ31(−)か
ら成る閉回路が形成され、電磁バルブ21が作動する。
そして、この電磁バルブ21の作動により、エアタンク
23から圧縮空気がコントロール・シリンダ24に供給
され、排気ブレーキバルブ15が閉じられる。この時、
同時に吸気マニホールドバルブ27も連動して閉じられ
るが、実際には、制動効果をよくするため、吸気マニホ
ールドバルブ27は完全には閉まらないような構造にな
っている。このようにして排気ブレーキが作動すると、
前述の如く、圧縮による抵抗が1サイクルのなかに圧縮
行程と排気行程の二度得られ大きな制動効果が得られ
る。この一方、排気ブレーキの作動を開放するには、加
速または変速のために、ブレーキペダルから足を離しア
クセルペダルを踏み込むかクラッチペダルを踏み込むこ
とにより、ブレーキスイッチ11及びアクセルスイッチ
12またはブレーキスイッチ11及びクラッチスイッチ
13がオフとなり、電磁バルブ21への回路が断たれ
て、コントロール・シリンダ24内の圧縮空気は大気に
排出され、排気ブレーキは自動的に開放される。制動の
ため、クラッチ接続状態でアクセルペダルから足を離し
ブレーキペダルを踏み込むことにより排気ブレーキは再
び自動的に作動する。
【0005】なお、ブレーキスイッチとしては、ブレー
キペダルの踏み込みに連動するものの他、運転者が手動
により操作するスイッチも比較的多く採用されており、
このようなブレーキスイッチを採用した場合は、運転者
がこのスイッチをオフにした状態では、電磁バルブへの
回路が断たれたままなので、排気ブレーキが作動するこ
とはなく、反対にブレーキスイッチをオンにした状態で
は、クラッチ接続状態でアクセルペダルから足を離した
とき,即ち,エンジンブレーキの作動時に排気ブレーキ
は作動する。
キペダルの踏み込みに連動するものの他、運転者が手動
により操作するスイッチも比較的多く採用されており、
このようなブレーキスイッチを採用した場合は、運転者
がこのスイッチをオフにした状態では、電磁バルブへの
回路が断たれたままなので、排気ブレーキが作動するこ
とはなく、反対にブレーキスイッチをオンにした状態で
は、クラッチ接続状態でアクセルペダルから足を離した
とき,即ち,エンジンブレーキの作動時に排気ブレーキ
は作動する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のフットブレーキ
では、長い下り坂等で当該ブレーキを多用した場合、ブ
レーキの油温が異常に上昇しブレーキ油中に気泡が生じ
てブレーキが効かなくなるべーパーロック現象が生じる
ことがあった。しかしながら、上記図2の従来例にあっ
ては、ブレーキペダルを踏み込んだとき,即ち,フット
ブレーキの使用時(通常走行時の制動状態の時)にしか
排気ブレーキが作動しないことから、制動力を補助する
という点では効果があるが、ブレーキ油温の異常上昇を
防ぐことが困難であるという不都合があった。手動操作
によるブレーキスイッチを使用する場合にあっては、フ
ットブレーキを使用する事無く排気ブレーキを作動させ
ることは可能であるが、下り坂等でブレーキ油温の異常
上昇を防止するためには、運転者の感によりフットブレ
ーキの使用頻度を適切に調整する必要があった。即ち、
フットブレーキの使用頻度が少な過ぎると十分な制動力
が得られず、反対に、フットブレーキの使用頻度が多過
ぎると制動力は十分に得られるもののブレーキ油温の異
常上昇を防止し得ないからである。
では、長い下り坂等で当該ブレーキを多用した場合、ブ
レーキの油温が異常に上昇しブレーキ油中に気泡が生じ
てブレーキが効かなくなるべーパーロック現象が生じる
ことがあった。しかしながら、上記図2の従来例にあっ
ては、ブレーキペダルを踏み込んだとき,即ち,フット
ブレーキの使用時(通常走行時の制動状態の時)にしか
排気ブレーキが作動しないことから、制動力を補助する
という点では効果があるが、ブレーキ油温の異常上昇を
防ぐことが困難であるという不都合があった。手動操作
によるブレーキスイッチを使用する場合にあっては、フ
ットブレーキを使用する事無く排気ブレーキを作動させ
ることは可能であるが、下り坂等でブレーキ油温の異常
上昇を防止するためには、運転者の感によりフットブレ
ーキの使用頻度を適切に調整する必要があった。即ち、
フットブレーキの使用頻度が少な過ぎると十分な制動力
が得られず、反対に、フットブレーキの使用頻度が多過
ぎると制動力は十分に得られるもののブレーキ油温の異
常上昇を防止し得ないからである。
【0007】
【発明の目的】本発明はかかる従来技術の有する問題点
に鑑みてなされたものであり、その目的は、十分な制動
効果を得ることができるとともに、ブレーキ油温の異常
上昇を効果的に抑制することが可能な車両用制動装置を
提供することにある。
に鑑みてなされたものであり、その目的は、十分な制動
効果を得ることができるとともに、ブレーキ油温の異常
上昇を効果的に抑制することが可能な車両用制動装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の車両用制動装置
は、排気ブレーキの作動制御用のブレーキスイッチとア
クセルオフ時にオンとなるアクセルスイッチとクラッチ
接続時にオンとなるクラッチスイッチとを直列接続した
第1のスイッチ回路を有している。この第1のスイッチ
回路の一端は、電源に接続されるとともに他端は排気ブ
レーキバルブの開閉制御手段に接続されている。そし
て、ブレーキ油温が所定の設定温度に達した場合にオン
となるブレーキサーモスイッチと車体の前後方向の傾斜
を検出し所定勾配以上の下り坂のときにオンとなる傾斜
スイッチとから成る第2のスイッチ回路が、ブレーキス
イッチに並列に接続されている。このような構成によっ
て、前述した目的を達成しようとするものである。
は、排気ブレーキの作動制御用のブレーキスイッチとア
クセルオフ時にオンとなるアクセルスイッチとクラッチ
接続時にオンとなるクラッチスイッチとを直列接続した
第1のスイッチ回路を有している。この第1のスイッチ
回路の一端は、電源に接続されるとともに他端は排気ブ
レーキバルブの開閉制御手段に接続されている。そし
て、ブレーキ油温が所定の設定温度に達した場合にオン
となるブレーキサーモスイッチと車体の前後方向の傾斜
を検出し所定勾配以上の下り坂のときにオンとなる傾斜
スイッチとから成る第2のスイッチ回路が、ブレーキス
イッチに並列に接続されている。このような構成によっ
て、前述した目的を達成しようとするものである。
【0009】
【作用】所定勾配以上の下り坂を走行中、クラッチ接続
状態で且つアクセルオフのエンジンブレーキ作動状態で
は、クラッチスイッチとアクセルスイッチ及び傾斜スイ
ッチがオンとなり、この場合においてブレーキ油温が所
定の設定温度に達した場合にはブレーキサーモスイッチ
もオンとなって、ブレーキスイッチのオン・オフとは無
関係に排気ブレーキバルブの開閉制御手段にバッテリ電
流が供給され、排気ブレーキバルブが閉じられる。
状態で且つアクセルオフのエンジンブレーキ作動状態で
は、クラッチスイッチとアクセルスイッチ及び傾斜スイ
ッチがオンとなり、この場合においてブレーキ油温が所
定の設定温度に達した場合にはブレーキサーモスイッチ
もオンとなって、ブレーキスイッチのオン・オフとは無
関係に排気ブレーキバルブの開閉制御手段にバッテリ電
流が供給され、排気ブレーキバルブが閉じられる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図1に基づい
て説明する。ここで、前述した図2の従来例と同一の構
成部分については、同一の符号を用いるとともにその説
明を省略するものとする。
て説明する。ここで、前述した図2の従来例と同一の構
成部分については、同一の符号を用いるとともにその説
明を省略するものとする。
【0011】図1には、本発明の一実施例の車両用制動
装置の構成が示されている。この実施例は、前述した図
2の従来例において、ブレーキサーモスイッチ1と傾斜
スイッチ2とから成る第2のスイッチ回路3が、ブレー
キスイッチ11に並列に接続されている点に特徴を有す
る。ここで、ブレーキサーモスイッチ1は、ブレーキ油
温が所定の設定温度に達した場合にオンとなるスイッチ
であり、傾斜スイッチ2は、車体の前後方向の傾斜を検
出し所定勾配以上の下り坂のときにオンとなるスイッチ
である。その他の構成は、図2の従来例と同一である。
装置の構成が示されている。この実施例は、前述した図
2の従来例において、ブレーキサーモスイッチ1と傾斜
スイッチ2とから成る第2のスイッチ回路3が、ブレー
キスイッチ11に並列に接続されている点に特徴を有す
る。ここで、ブレーキサーモスイッチ1は、ブレーキ油
温が所定の設定温度に達した場合にオンとなるスイッチ
であり、傾斜スイッチ2は、車体の前後方向の傾斜を検
出し所定勾配以上の下り坂のときにオンとなるスイッチ
である。その他の構成は、図2の従来例と同一である。
【0012】このような構成の本実施例によると、所定
の勾配以上の下り坂を走行中にブレーキ油温が所定の設
定温度に達した時(ベーパーロック現象が起こりやすい
状態の時)で、かつエンジンブレーキを作動させる状態
(クラッチ接続状態でかつアクセルオフの状態)の時
に、ブレーキサーモスイッチ1,傾斜スイッチ2,アク
セルスイッチ12,クラッチスイッチ13のいずれもが
オンとなるので、バッテリ31(+)→ヒューズ32→
ブレーキサーモスイッチ1→傾斜スイッチ2→アクセル
スイッチ12→クラッチスイッチ13→励磁コイル21
A→アース→バッテリ31(−)から成る閉回路が形成
され、排気ブレーキバルブ15の開閉制御手段20を構
成する電磁バルブ21が作動する。そして、この電磁バ
ルブ21の作動により、エアタンク23から圧縮空気が
コントロール・シリンダ24に供給され、排気ブレーキ
バルブ15が閉じられる。この時、同時に吸気マニホー
ルドバルブ27も連動して閉じられる。このようにして
排気ブレーキが作動すると、前述の如く、圧縮による抵
抗が1サイクルのなかに圧縮行程と排気行程の二度得ら
れ大きな制動効果が得られ、下り坂での不必要なスピー
ドの増加を抑えることができるとともに、フットブレー
キを使用しない状態でこの排気ブレーキの作動は可能で
あるので、結果的にブレーキ油温の異常上昇を効果的に
抑制することができ、しかも、上記の排気ブレーキの作
動は、ブレーキサーモスイッチ1,傾斜スイッチ2の作
動と同時自動的に行なわれるので、運転者はブレーキ油
温の異常上昇を防止するため意識的にフットブレーキの
使用頻度を調整するという煩わしさから開放されるとい
う利点もある。
の勾配以上の下り坂を走行中にブレーキ油温が所定の設
定温度に達した時(ベーパーロック現象が起こりやすい
状態の時)で、かつエンジンブレーキを作動させる状態
(クラッチ接続状態でかつアクセルオフの状態)の時
に、ブレーキサーモスイッチ1,傾斜スイッチ2,アク
セルスイッチ12,クラッチスイッチ13のいずれもが
オンとなるので、バッテリ31(+)→ヒューズ32→
ブレーキサーモスイッチ1→傾斜スイッチ2→アクセル
スイッチ12→クラッチスイッチ13→励磁コイル21
A→アース→バッテリ31(−)から成る閉回路が形成
され、排気ブレーキバルブ15の開閉制御手段20を構
成する電磁バルブ21が作動する。そして、この電磁バ
ルブ21の作動により、エアタンク23から圧縮空気が
コントロール・シリンダ24に供給され、排気ブレーキ
バルブ15が閉じられる。この時、同時に吸気マニホー
ルドバルブ27も連動して閉じられる。このようにして
排気ブレーキが作動すると、前述の如く、圧縮による抵
抗が1サイクルのなかに圧縮行程と排気行程の二度得ら
れ大きな制動効果が得られ、下り坂での不必要なスピー
ドの増加を抑えることができるとともに、フットブレー
キを使用しない状態でこの排気ブレーキの作動は可能で
あるので、結果的にブレーキ油温の異常上昇を効果的に
抑制することができ、しかも、上記の排気ブレーキの作
動は、ブレーキサーモスイッチ1,傾斜スイッチ2の作
動と同時自動的に行なわれるので、運転者はブレーキ油
温の異常上昇を防止するため意識的にフットブレーキの
使用頻度を調整するという煩わしさから開放されるとい
う利点もある。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
所定勾配以上の下り坂を走行中、エンジンブレーキ作動
状態でかつブレーキ油温が所定の設定温度に達した場合
には、フットブレーキを使用しているか否かにかかわら
ず、自動的に排気ブレーキバルブの開閉制御手段に電源
電流が供給され、排気ブレーキバルブが閉じられるの
で、排気ブレーキが自動的に作動し、エンジンブレーキ
の制動効果を排気ブレーキにより増すことができ、これ
により下り坂での不必要なスピードの増加を抑えること
ができるとともにブレーキ油温の異常上昇を効果的に抑
制することができ、ベーパーロック現象の発生を効果的
に抑制することができ、しかもフットブレーキの使用頻
度の調整を運転者が意識的に行なうことなく上記の効果
が得られるという従来にない優れた車両用制動装置を提
供することができる。
所定勾配以上の下り坂を走行中、エンジンブレーキ作動
状態でかつブレーキ油温が所定の設定温度に達した場合
には、フットブレーキを使用しているか否かにかかわら
ず、自動的に排気ブレーキバルブの開閉制御手段に電源
電流が供給され、排気ブレーキバルブが閉じられるの
で、排気ブレーキが自動的に作動し、エンジンブレーキ
の制動効果を排気ブレーキにより増すことができ、これ
により下り坂での不必要なスピードの増加を抑えること
ができるとともにブレーキ油温の異常上昇を効果的に抑
制することができ、ベーパーロック現象の発生を効果的
に抑制することができ、しかもフットブレーキの使用頻
度の調整を運転者が意識的に行なうことなく上記の効果
が得られるという従来にない優れた車両用制動装置を提
供することができる。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】従来例を示すブロック図である。
1 ブレーキサーモスイッチ 2 傾斜スイッチ 3 第2のスイッチ回路 10 第1のスイッチ回路 11 ブレーキスイッチ 12 アクセルスイッチ 13 クラッチスイッチ 15 排気ブレーキバルブ 20 開閉制御手段 31 電源としてのバッテリ
Claims (1)
- 【請求項1】 排気ブレーキの作動制御用のブレーキス
イッチとアクセルオフ時にオンとなるアクセルスイッチ
とクラッチ接続時にオンとなるクラッチスイッチとを直
列接続した第1のスイッチ回路を有し、この第1のスイ
ッチ回路の一端を電源に接続するとともに他端を排気ブ
レーキバルブの開閉制御手段に接続して成る車両用制動
装置において、ブレーキ油温が所定の設定温度に達した
場合にオンとなるブレーキサーモスイッチと車体の前後
方向の傾斜を検出し所定勾配以上の下り坂のときにオン
となる傾斜スイッチとを直列接続してなる第2のスイッ
チ回路を前記ブレーキスイッチに並列に接続したことを
特徴とする車両用制動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22962291A JPH0550902A (ja) | 1991-08-16 | 1991-08-16 | 車両用制動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22962291A JPH0550902A (ja) | 1991-08-16 | 1991-08-16 | 車両用制動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0550902A true JPH0550902A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16895080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22962291A Withdrawn JPH0550902A (ja) | 1991-08-16 | 1991-08-16 | 車両用制動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0550902A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018532634A (ja) * | 2015-08-28 | 2018-11-08 | ボルボトラックコーポレーション | 車速制御方法及び車速制御システム |
-
1991
- 1991-08-16 JP JP22962291A patent/JPH0550902A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018532634A (ja) * | 2015-08-28 | 2018-11-08 | ボルボトラックコーポレーション | 車速制御方法及び車速制御システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |