JPH0550905A - ブレーキ液圧制御弁 - Google Patents
ブレーキ液圧制御弁Info
- Publication number
- JPH0550905A JPH0550905A JP23864491A JP23864491A JPH0550905A JP H0550905 A JPH0550905 A JP H0550905A JP 23864491 A JP23864491 A JP 23864491A JP 23864491 A JP23864491 A JP 23864491A JP H0550905 A JPH0550905 A JP H0550905A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- fluid pressure
- ball
- control valve
- hydraulic pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車の制動時に後輪がロックしないように
するものであり、適正なリヤブレーキ液圧を確実に伝達
する。 【構成】 マスタシリンダとリヤホイールシリンダとの
間に液圧制御弁18を介装したブレーキ装置において、液
圧制御弁18を、傾斜して取付けられるハウジング19内に
孔34が設けられたピストン31をスプリング36によって下
向きに付勢して係止し、その下方にボール39が空間の下
位置に静止され、ピストン31のスプリング36側端部にス
カート部30を設けた構成としたものである。液圧によっ
て、ボール39がピストン31の孔34を塞ぎ、ピストン31が
動きだすまでは一定のリヤブレーキ液圧が供給され、ま
た、ピストン31が移動してスカート部30が上端に着き、
ピストン31が停止するとリヤブレーキ液圧が一定にな
る。
するものであり、適正なリヤブレーキ液圧を確実に伝達
する。 【構成】 マスタシリンダとリヤホイールシリンダとの
間に液圧制御弁18を介装したブレーキ装置において、液
圧制御弁18を、傾斜して取付けられるハウジング19内に
孔34が設けられたピストン31をスプリング36によって下
向きに付勢して係止し、その下方にボール39が空間の下
位置に静止され、ピストン31のスプリング36側端部にス
カート部30を設けた構成としたものである。液圧によっ
て、ボール39がピストン31の孔34を塞ぎ、ピストン31が
動きだすまでは一定のリヤブレーキ液圧が供給され、ま
た、ピストン31が移動してスカート部30が上端に着き、
ピストン31が停止するとリヤブレーキ液圧が一定にな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等のブレーキ装
置に設けられるブレーキ液圧制御弁に関するものであ
る。
置に設けられるブレーキ液圧制御弁に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のブレーキ装置を作動させ
て前輪および後輪に制動力を与える場合、ブレーキペダ
ルの踏力を油圧によってホイールシリンダに伝達するよ
うにしている。自動車の走行中に制動力を発生させる
と、移動荷重が前輪に掛かることから、同じ油圧を前・
後輪に掛けると後輪が先に制動されロックを起こす虞が
ある。このため、制動力の大きさに応じて後輪に掛かる
油圧を減少させることにより、後輪のロックを防止しよ
うとした液圧制御弁がある(特開昭64-9053 号公報参
照)。
て前輪および後輪に制動力を与える場合、ブレーキペダ
ルの踏力を油圧によってホイールシリンダに伝達するよ
うにしている。自動車の走行中に制動力を発生させる
と、移動荷重が前輪に掛かることから、同じ油圧を前・
後輪に掛けると後輪が先に制動されロックを起こす虞が
ある。このため、制動力の大きさに応じて後輪に掛かる
油圧を減少させることにより、後輪のロックを防止しよ
うとした液圧制御弁がある(特開昭64-9053 号公報参
照)。
【0003】図5に示す液圧制御弁1はマスタシリンダ
接続部2とホイールシリンダ接続部3とを有する筒状の
ハウジング4内に、ボール5、ピストン6およびスプリ
ング7が内装されている。すなわち、ハウジング4内に
摺動部8および、摺動部8より内径の大きなボールガイ
ド部9を形成した内筒10を嵌挿し、内筒10の摺動部8側
に中心に孔11が形成されたピストン6が挿通され摺動部
8の端部にピストン6の肩部が係止されている。また、
図6に示す複数の突起12を表面に形成した円板状のブリ
ーディングディスク13がホイールシリンダ接続部3側に
突起12を向けてスプリング7に支持されている。
接続部2とホイールシリンダ接続部3とを有する筒状の
ハウジング4内に、ボール5、ピストン6およびスプリ
ング7が内装されている。すなわち、ハウジング4内に
摺動部8および、摺動部8より内径の大きなボールガイ
ド部9を形成した内筒10を嵌挿し、内筒10の摺動部8側
に中心に孔11が形成されたピストン6が挿通され摺動部
8の端部にピストン6の肩部が係止されている。また、
図6に示す複数の突起12を表面に形成した円板状のブリ
ーディングディスク13がホイールシリンダ接続部3側に
突起12を向けてスプリング7に支持されている。
【0004】一方、ボール5が挿入されたボールガイド
部9には軸方向に溝14が形成されており、ボール5はボ
ールガイド部9の端部に設けられたフロープレート15と
ピストン6の先端面との間を移動自在に設けられてい
る。また、ボールガイド部9はボール5がピストン6に
当接してもさらにボール5とピストン6とが一体になっ
てホイールシリンダ接続部3側に移動出来るように形成
されている。フロープレート15は中心および周囲に孔16
が形成されている。そして、ボール5はピストン6の中
心に開けられた孔11およびフロープレート15の中心に形
成された孔16を閉塞可能にしており、ハウジング4はマ
スタシリンダ接続部2側を低くして車体に対して傾斜さ
せて取付けるのでボール5はフロープレート15に接触し
た位置で静止している。なお、ハウジング4内の適宜箇
所にOリング17が設けられ、ピストンの小径側端部にバ
ルブシール17a が配設されている。
部9には軸方向に溝14が形成されており、ボール5はボ
ールガイド部9の端部に設けられたフロープレート15と
ピストン6の先端面との間を移動自在に設けられてい
る。また、ボールガイド部9はボール5がピストン6に
当接してもさらにボール5とピストン6とが一体になっ
てホイールシリンダ接続部3側に移動出来るように形成
されている。フロープレート15は中心および周囲に孔16
が形成されている。そして、ボール5はピストン6の中
心に開けられた孔11およびフロープレート15の中心に形
成された孔16を閉塞可能にしており、ハウジング4はマ
スタシリンダ接続部2側を低くして車体に対して傾斜さ
せて取付けるのでボール5はフロープレート15に接触し
た位置で静止している。なお、ハウジング4内の適宜箇
所にOリング17が設けられ、ピストンの小径側端部にバ
ルブシール17a が配設されている。
【0005】自動車の走行中、制動を掛けると、上記の
液圧制御弁1はマスタシリンダ接続部2から油圧を伝達
する。油液はフロープレート15の孔16、ボールガイド部
9の溝14およびピストン6の孔11を通り、ブリーディン
グディスク13を迂回してホイールシリンダ接続部3へ流
れる。制動が一定の減速度に達するとボール5が転動し
てフロープレート15から離れピストン6に当接する。そ
して、マスタシリンダ液圧によるピストン6の小径部に
掛かる荷重がスプリング7のセット荷重およびピストン
6の大径部に掛かる荷重の和より弱いときにはそのまま
の状態であり、これら荷重の和より強くなればボール5
はピストン6と共にホイールシリンダ接続部3側に移動
する。
液圧制御弁1はマスタシリンダ接続部2から油圧を伝達
する。油液はフロープレート15の孔16、ボールガイド部
9の溝14およびピストン6の孔11を通り、ブリーディン
グディスク13を迂回してホイールシリンダ接続部3へ流
れる。制動が一定の減速度に達するとボール5が転動し
てフロープレート15から離れピストン6に当接する。そ
して、マスタシリンダ液圧によるピストン6の小径部に
掛かる荷重がスプリング7のセット荷重およびピストン
6の大径部に掛かる荷重の和より弱いときにはそのまま
の状態であり、これら荷重の和より強くなればボール5
はピストン6と共にホイールシリンダ接続部3側に移動
する。
【0006】次に、図7のグラフを参照して液圧制御弁
1による後輪の制動について説明する。リヤブレーキ液
圧PR はマスタシリンダ液圧PM に対して曲線a(空車
時)、曲線b(積車時)の関係が理想的である。線分c
は一定の減速度に達する前の液圧(空車時)で、マスタ
シリンダ液圧PM が一定の減速度に達してボール5がピ
ストン6に当接した時(d点)までを示す。積車時には
d1点まで延びる。この間ではフロントブレーキ液圧PF
とリヤブレーキ液圧PR が同じにされている。マスタシ
リンダ液圧PM によるピストン6の小径部に掛かる荷重
がピストン6の大径部に掛かる荷重およびスプリング7
による荷重の和より大きくなるd2点まではリヤブレーキ
液圧PR は変わらず(線分c1)、これ以上になるとま
た、リヤブレーキ液圧PR が大きくなる(線分c2)。
1による後輪の制動について説明する。リヤブレーキ液
圧PR はマスタシリンダ液圧PM に対して曲線a(空車
時)、曲線b(積車時)の関係が理想的である。線分c
は一定の減速度に達する前の液圧(空車時)で、マスタ
シリンダ液圧PM が一定の減速度に達してボール5がピ
ストン6に当接した時(d点)までを示す。積車時には
d1点まで延びる。この間ではフロントブレーキ液圧PF
とリヤブレーキ液圧PR が同じにされている。マスタシ
リンダ液圧PM によるピストン6の小径部に掛かる荷重
がピストン6の大径部に掛かる荷重およびスプリング7
による荷重の和より大きくなるd2点まではリヤブレーキ
液圧PR は変わらず(線分c1)、これ以上になるとま
た、リヤブレーキ液圧PR が大きくなる(線分c2)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ピストン6
とボール5とが一体になって移動するときのピストン6
の移動可能な距離がボール5の移動可能な距離より大き
い構造の場合には、マスタシリンダ液圧PM がさらに大
きくなったときピストン6の孔11が開口される虞れがあ
る。そこで部品形状のばらつきに関わらず適正なリヤブ
レーキ液圧PR が確実に掛かるものを望んでいる。
とボール5とが一体になって移動するときのピストン6
の移動可能な距離がボール5の移動可能な距離より大き
い構造の場合には、マスタシリンダ液圧PM がさらに大
きくなったときピストン6の孔11が開口される虞れがあ
る。そこで部品形状のばらつきに関わらず適正なリヤブ
レーキ液圧PR が確実に掛かるものを望んでいる。
【0008】本発明は、後輪に適正な制動が得られるよ
うにしたブレーキ液圧制御弁を提供することを目的とす
る。
うにしたブレーキ液圧制御弁を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、車体に傾斜して設置される筒状のハウジン
グ内に、低位置側に孔を有するフロープレートを配し、
高位置側にスプリングで内方に押圧された、軸心に開口
した孔を有するピストンを配し、前記フロープレートと
前記ピストンとの間にボールを転動自在に設け、前記ハ
ウジングの低位置側を自動車用ブレーキ装置のマスタシ
リンダに、高位置側をホイールシリンダにそれぞれ接続
したブレーキ液圧制御弁において、前記ピストンのスプ
リング側にスカート部を形成し、該スカート部により、
前記ボールがピストンに接触してからさらに移動する距
離を制限したことを特徴とする。
するために、車体に傾斜して設置される筒状のハウジン
グ内に、低位置側に孔を有するフロープレートを配し、
高位置側にスプリングで内方に押圧された、軸心に開口
した孔を有するピストンを配し、前記フロープレートと
前記ピストンとの間にボールを転動自在に設け、前記ハ
ウジングの低位置側を自動車用ブレーキ装置のマスタシ
リンダに、高位置側をホイールシリンダにそれぞれ接続
したブレーキ液圧制御弁において、前記ピストンのスプ
リング側にスカート部を形成し、該スカート部により、
前記ボールがピストンに接触してからさらに移動する距
離を制限したことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明は上記の構成とすることによって、マス
タシリンダからの油圧により車両が一定の減速度になる
とボールがピストンの孔を塞ぎ、さらに大きな油圧が掛
かると、ピストンとボールとがスプリングの付勢力に抗
して一緒に移動する。このとき、ピストンの移動量はス
カート部に制限され、マスタシリンダから伝達されるマ
スタシリンダ液圧が過大であっても、スカート部によっ
てピストンが停止されるのでブレーキ液圧制御弁からの
液圧は昇圧しないで伝達される。
タシリンダからの油圧により車両が一定の減速度になる
とボールがピストンの孔を塞ぎ、さらに大きな油圧が掛
かると、ピストンとボールとがスプリングの付勢力に抗
して一緒に移動する。このとき、ピストンの移動量はス
カート部に制限され、マスタシリンダから伝達されるマ
スタシリンダ液圧が過大であっても、スカート部によっ
てピストンが停止されるのでブレーキ液圧制御弁からの
液圧は昇圧しないで伝達される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1に示すように、液圧制御弁18は筒状のハ
ウジング19の一方に、自動車のブレーキ系に装着したマ
スタシリンダに接続されるマスタシリンダ接続部20を設
け、他方にホイールシリンダ接続部21を設けている。ハ
ウジング19内には摺動部22および、摺動部22より内径の
大きなボールガイド部23を形成した内筒24が嵌挿され、
マスタシリンダ接続部20との間にOリング25を介在させ
て、中心および周囲に孔26を形成したフロープレート27
が装着されている。ボールガイド部23にはその内周面に
軸方向に溝28が形成されている。
説明する。図1に示すように、液圧制御弁18は筒状のハ
ウジング19の一方に、自動車のブレーキ系に装着したマ
スタシリンダに接続されるマスタシリンダ接続部20を設
け、他方にホイールシリンダ接続部21を設けている。ハ
ウジング19内には摺動部22および、摺動部22より内径の
大きなボールガイド部23を形成した内筒24が嵌挿され、
マスタシリンダ接続部20との間にOリング25を介在させ
て、中心および周囲に孔26を形成したフロープレート27
が装着されている。ボールガイド部23にはその内周面に
軸方向に溝28が形成されている。
【0012】また、ハウジング19の内径部と内筒24の摺
動部22には拡径部29およびスカート部30を形成したピス
トン31が、拡径部29外周とその先端部外周にOリング25
を配して挿入され、拡径部29の肩部32が摺動部22のテー
パ面を有する端部33に係止される。ピストン31は中心に
孔34が開けられ、先端の小径端部にはバルブシール25a
が配設されている。また、スカート部30には内孔35が形
成されており、内孔35に渦状のスプリング36が装着され
ている。そして、ホイールシリンダ接続部21とスプリン
グ36との間には複数の突起37を表面に形成した円板状の
ブリーディングディスク38がホイールシリンダ接続部21
側に突起37を向けて介装されている。
動部22には拡径部29およびスカート部30を形成したピス
トン31が、拡径部29外周とその先端部外周にOリング25
を配して挿入され、拡径部29の肩部32が摺動部22のテー
パ面を有する端部33に係止される。ピストン31は中心に
孔34が開けられ、先端の小径端部にはバルブシール25a
が配設されている。また、スカート部30には内孔35が形
成されており、内孔35に渦状のスプリング36が装着され
ている。そして、ホイールシリンダ接続部21とスプリン
グ36との間には複数の突起37を表面に形成した円板状の
ブリーディングディスク38がホイールシリンダ接続部21
側に突起37を向けて介装されている。
【0013】一方、内筒24のボールガイド部23内には、
フロープレート27とピストン31の先端面との間に隙間S
1を有してボール39が挿入されている。ボールガイド部
23はボール39がピストン31に当接してもさらにボール39
とピストン31とが一体となってホイールシリンダ接続部
21側に移動出来るように形成されている。また、ボール
39の移動可能な距離S2は隙間S1とピストンの移動可
能な距離S3とを合わせた距離よりも同じかまたは長く
決められている。そして、ボール39はピストン31の中心
に開けられた孔34を閉塞可能にしている。また、ハウジ
ング19はマスタシリンダ接続部20側を車体に対して低く
し傾斜させて取付ける(水平地面40に対し傾斜する。)
のでボール39はフロープレート27に接触した位置で静止
している。
フロープレート27とピストン31の先端面との間に隙間S
1を有してボール39が挿入されている。ボールガイド部
23はボール39がピストン31に当接してもさらにボール39
とピストン31とが一体となってホイールシリンダ接続部
21側に移動出来るように形成されている。また、ボール
39の移動可能な距離S2は隙間S1とピストンの移動可
能な距離S3とを合わせた距離よりも同じかまたは長く
決められている。そして、ボール39はピストン31の中心
に開けられた孔34を閉塞可能にしている。また、ハウジ
ング19はマスタシリンダ接続部20側を車体に対して低く
し傾斜させて取付ける(水平地面40に対し傾斜する。)
のでボール39はフロープレート27に接触した位置で静止
している。
【0014】次に、図2のグラフを参照して作用を説明
する。マスタシリンダ液圧PM とリヤブレーキ液圧PR
との理想的関係は、曲線g(空車時)、曲線h(積車
時)で示す。空車時を1例にすると、マスタシリンダ液
圧PM からの油圧により車両が一定の減速度に達する前
はフロントブレーキ液圧PF とリヤブレーキ液圧PR が
同じにされ、マスタシリンダ液圧PM はフロープレート
27の孔26、ボールガイド部23の溝28、およびピストン31
の孔34を通じて伝達される。線分iはマスタシリンダ液
圧PM からの油圧により車両が一定の減速度に達してボ
ール39がピストン31に当接した時(j点)までを示す。
なお、積車時(曲線h)ではj1点となる。ボール39が
隙間S1を転動しピストン31に当接する(図3参照)
と、マスタシリンダ液圧PM がスプリング36のセット荷
重sとピストン31のリヤブレーキ液圧PR とによる平衡
状態より大きくなるまではリヤブレーキ液圧PR は変化
しない(線分k)。次式は平衡状態を示す。 PM ・A=PR ・B+s A:ピストンの摺動側の受圧面積 B:ピストンのスプリング側の受圧面積
する。マスタシリンダ液圧PM とリヤブレーキ液圧PR
との理想的関係は、曲線g(空車時)、曲線h(積車
時)で示す。空車時を1例にすると、マスタシリンダ液
圧PM からの油圧により車両が一定の減速度に達する前
はフロントブレーキ液圧PF とリヤブレーキ液圧PR が
同じにされ、マスタシリンダ液圧PM はフロープレート
27の孔26、ボールガイド部23の溝28、およびピストン31
の孔34を通じて伝達される。線分iはマスタシリンダ液
圧PM からの油圧により車両が一定の減速度に達してボ
ール39がピストン31に当接した時(j点)までを示す。
なお、積車時(曲線h)ではj1点となる。ボール39が
隙間S1を転動しピストン31に当接する(図3参照)
と、マスタシリンダ液圧PM がスプリング36のセット荷
重sとピストン31のリヤブレーキ液圧PR とによる平衡
状態より大きくなるまではリヤブレーキ液圧PR は変化
しない(線分k)。次式は平衡状態を示す。 PM ・A=PR ・B+s A:ピストンの摺動側の受圧面積 B:ピストンのスプリング側の受圧面積
【0015】マスタシリンダ液圧PM がm点位置より大
きくなると、ボール39はピストン31の孔34を塞ぎながら
移動し、受圧面積の比A/Bだけマスタシリンダ液圧P
M を減少させてリヤブレーキ液圧PR としている。これ
は線分nに相当し、空車、積車ともに、PR =(A/
B)・PM −s/Bとなる。また、リヤブレーキ液圧P
R の立ち上がりの遅れPs は、Ps =(s/B)/(A
/B)である。
きくなると、ボール39はピストン31の孔34を塞ぎながら
移動し、受圧面積の比A/Bだけマスタシリンダ液圧P
M を減少させてリヤブレーキ液圧PR としている。これ
は線分nに相当し、空車、積車ともに、PR =(A/
B)・PM −s/Bとなる。また、リヤブレーキ液圧P
R の立ち上がりの遅れPs は、Ps =(s/B)/(A
/B)である。
【0016】次に、ピストン31のスカート部30がブリー
ディングディスク38に当接してピストン31の移動が停止
される(図4参照)と、そこから(p点)リヤブレーキ
液圧PR は一定になる(線分q)。p点の設定はピスト
ン31の移動量S3を所定の大きさにすることで調整でき
る。このように、マスタシリンダ液圧PM が過大になっ
ても確実に適正なリヤブレーキ液圧PR を後輪側に掛け
ることができる。また、性能が改善されることで後輪の
ロックが起きにくくなり、操縦安定性が良くなり乗り心
地も良いものとなる。
ディングディスク38に当接してピストン31の移動が停止
される(図4参照)と、そこから(p点)リヤブレーキ
液圧PR は一定になる(線分q)。p点の設定はピスト
ン31の移動量S3を所定の大きさにすることで調整でき
る。このように、マスタシリンダ液圧PM が過大になっ
ても確実に適正なリヤブレーキ液圧PR を後輪側に掛け
ることができる。また、性能が改善されることで後輪の
ロックが起きにくくなり、操縦安定性が良くなり乗り心
地も良いものとなる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したもので
あるから、ピストンのスカート部によってピストンの移
動距離が規制され、マスタシリンダの液圧が過大になっ
てもボールがピストンと一体になって移動する距離が決
められて、確実に所定の液圧がリヤホイールに掛かるこ
とになり、スカート部の調整によって同一のブレーキ系
装置が各種車両にも適応できる。また、操縦安定性が良
くなり乗り心地も良いものとなる。
あるから、ピストンのスカート部によってピストンの移
動距離が規制され、マスタシリンダの液圧が過大になっ
てもボールがピストンと一体になって移動する距離が決
められて、確実に所定の液圧がリヤホイールに掛かるこ
とになり、スカート部の調整によって同一のブレーキ系
装置が各種車両にも適応できる。また、操縦安定性が良
くなり乗り心地も良いものとなる。
【図1】本発明による実施例のブレーキ液圧制御弁の側
断面図である。
断面図である。
【図2】実施例のブレーキ液圧制御弁の液圧伝達特性を
示すグラフである。
示すグラフである。
【図3】実施例のブレーキ液圧制御弁のボール転動時の
側断面図である。
側断面図である。
【図4】実施例のブレーキ液圧制御弁のピストン移動時
の側断面図である。
の側断面図である。
【図5】従来のブレーキ液圧制御弁の側断面図である。
【図6】従来のブレーキ液圧制御弁に内装されたブリー
ディングディスクの平面図である。
ディングディスクの平面図である。
【図7】従来のブレーキ液圧制御弁の液圧伝達特性を示
すグラフである。
すグラフである。
18 ブレーキ液圧制御弁 19 ハウジング 20 マスタシリンダ接続部 21 ホイールシリンダ接続部 26 孔 27 フロープレート 30 スカート部 31 ピストン 34 孔 36 スプリング 39 ボール
Claims (1)
- 【請求項1】 車体に傾斜して設置される筒状のハウジ
ング内に、低位置側に孔を有するフロープレートを配
し、高位置側にスプリングで内方に押圧された、軸心に
開口した孔を有するピストンを配し、前記フロープレー
トと前記ピストンとの間にボールを転動自在に設け、前
記ハウジングの低位置側を自動車用ブレーキ装置のマス
タシリンダに、高位置側をホイールシリンダにそれぞれ
接続したブレーキ液圧制御弁において、前記ピストンの
スプリング側にスカート部を形成し、該スカート部によ
り、前記ボールがピストンに接触してからさらに移動す
る距離を制限したことを特徴とするブレーキ液圧制御
弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23864491A JPH0550905A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | ブレーキ液圧制御弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23864491A JPH0550905A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | ブレーキ液圧制御弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0550905A true JPH0550905A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=17033202
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23864491A Pending JPH0550905A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | ブレーキ液圧制御弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0550905A (ja) |
-
1991
- 1991-08-26 JP JP23864491A patent/JPH0550905A/ja active Pending
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