JPH0551381A - チアゾリジン誘導体 - Google Patents
チアゾリジン誘導体Info
- Publication number
- JPH0551381A JPH0551381A JP3209132A JP20913291A JPH0551381A JP H0551381 A JPH0551381 A JP H0551381A JP 3209132 A JP3209132 A JP 3209132A JP 20913291 A JP20913291 A JP 20913291A JP H0551381 A JPH0551381 A JP H0551381A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- group
- thiazolidine
- thiazolidine derivative
- pyridyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 優れたPAF拮抗作用を有し、医薬として有
用な化合物を提供すること。 【構成】 式、 (式中、Rは炭素原子数1〜20のアルキル基を示
す。)で表わされるチアゾリジン誘導体およびその塩。
用な化合物を提供すること。 【構成】 式、 (式中、Rは炭素原子数1〜20のアルキル基を示
す。)で表わされるチアゾリジン誘導体およびその塩。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はチアゾリジン誘導体に関
し、さらに詳しくは血小板活性化因子(PAF)に拮抗
作用を有する新規なチアゾリジン誘導体に関する。
し、さらに詳しくは血小板活性化因子(PAF)に拮抗
作用を有する新規なチアゾリジン誘導体に関する。
【0002】
【従来の技術】PAFは血小板の活性化、血圧の降下、
各種平滑筋の収縮、白血球の活性化、血管透過性のこう
進など、様々な生理活性作用を示す。この作用は種々の
炎症やアレルギー性疾患などに関連していることが知ら
れている。従来、いくつかの化合物ががPAF拮抗作用
を目的に開発され、試用されてきたが、その有効性は満
足できるものではなかった。
各種平滑筋の収縮、白血球の活性化、血管透過性のこう
進など、様々な生理活性作用を示す。この作用は種々の
炎症やアレルギー性疾患などに関連していることが知ら
れている。従来、いくつかの化合物ががPAF拮抗作用
を目的に開発され、試用されてきたが、その有効性は満
足できるものではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、優れたPA
F拮抗作用を有し医薬として有用な化合物を提供するこ
とを目的とする。
F拮抗作用を有し医薬として有用な化合物を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を解決すべく鋭意研究した結果、下記化2で示される新
規チアゾリジン誘導体が優れたPAF拮抗作用を有する
ことを見い出し、本発明を完成した。
を解決すべく鋭意研究した結果、下記化2で示される新
規チアゾリジン誘導体が優れたPAF拮抗作用を有する
ことを見い出し、本発明を完成した。
【0005】以下、本発明を説明する。本発明は、式
【0006】
【化2】
【0007】(化2中、Rは炭素原子数1〜20のアル
キル基を示す。)で表わされるチアゾリジン誘導体およ
びその塩である。
キル基を示す。)で表わされるチアゾリジン誘導体およ
びその塩である。
【0008】本発明においてアルキル基とは直鎖状また
は分枝鎖状のアルキル基であり、それらはたとえばメチ
ル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル
基、イソブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ヘキ
シル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基、テトラデ
シル基、ヘキサデシル基、エイコシル基などである。ま
た、本発明化合物の塩とは製薬学上許容される非毒性塩
を意味し、それらはたとえば塩酸塩、硫酸塩、燐酸塩、
クエン酸塩、マロン酸塩などである。
は分枝鎖状のアルキル基であり、それらはたとえばメチ
ル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル
基、イソブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ヘキ
シル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基、テトラデ
シル基、ヘキサデシル基、エイコシル基などである。ま
た、本発明化合物の塩とは製薬学上許容される非毒性塩
を意味し、それらはたとえば塩酸塩、硫酸塩、燐酸塩、
クエン酸塩、マロン酸塩などである。
【0009】本発明の化2の化合物は、たとえば2−
(3−ピリジル)チアゾリジンと式
(3−ピリジル)チアゾリジンと式
【0010】
【化3】
【0011】(化3中、Rは前記と同意義であり、Xは
ハロゲン原子である。)で表される化合物を反応させる
ことにより製造することができる。
ハロゲン原子である。)で表される化合物を反応させる
ことにより製造することができる。
【0012】この反応は、反応に不活性な溶媒の存在下
または不存在下に、かつ塩基性化合物の存在下に行なわ
れる。ここで溶媒としては、たとえばアセトン、ベンゼ
ン、クロロホルム、塩化メチレン、N,N−ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキシド、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、水などが好適である。また塩基性化合
物としては、たとえば炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、
炭酸カルシウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
水酸化カルシウム、水素化ナトリウム、ナトリウムアミ
ドなどの無機塩基類、ピリジン、トリエチルアミンなど
の有機アミン類などを用いることができる。
または不存在下に、かつ塩基性化合物の存在下に行なわ
れる。ここで溶媒としては、たとえばアセトン、ベンゼ
ン、クロロホルム、塩化メチレン、N,N−ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキシド、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、水などが好適である。また塩基性化合
物としては、たとえば炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、
炭酸カルシウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
水酸化カルシウム、水素化ナトリウム、ナトリウムアミ
ドなどの無機塩基類、ピリジン、トリエチルアミンなど
の有機アミン類などを用いることができる。
【0013】反応温度は氷冷下ないし溶媒の還流温度で
ある。反応時間は化3の化合物や反応温度によって異な
るが、薄層シリカゲルクロマトグラフィーなどによる出
発物質の消失を以て反応の終了とする。得られた化2の
化合物は、たとえば再結晶、吸着クロマトグラフィーな
どの公知の方法により精製することができる。
ある。反応時間は化3の化合物や反応温度によって異な
るが、薄層シリカゲルクロマトグラフィーなどによる出
発物質の消失を以て反応の終了とする。得られた化2の
化合物は、たとえば再結晶、吸着クロマトグラフィーな
どの公知の方法により精製することができる。
【0014】化2の本発明化合物を医薬として用いる場
合、常用の増量剤、結合剤、崩壊剤、pH調節剤、溶解
剤などを添加し、常用の製剤技術によって錠剤、丸剤、
カプセル剤、顆粒剤、粉剤、液剤、乳剤、懸濁剤、注射
剤などに調製することができる。
合、常用の増量剤、結合剤、崩壊剤、pH調節剤、溶解
剤などを添加し、常用の製剤技術によって錠剤、丸剤、
カプセル剤、顆粒剤、粉剤、液剤、乳剤、懸濁剤、注射
剤などに調製することができる。
【0015】化2の本発明化合物は、成人の患者に対し
て通常10〜5000mg/日を数回に分けて経口また
は非経口で投与することができる。この投与量は疾病の
種類、患者の年齢、体重、症状により適宜増減される。
て通常10〜5000mg/日を数回に分けて経口また
は非経口で投与することができる。この投与量は疾病の
種類、患者の年齢、体重、症状により適宜増減される。
【0016】
【発明の効果】本発明のチアゾリジン誘導体はPAF拮
抗作用に優れ、毒性も低いので、PAFが関与する各種
の炎症、循環器系疾患、消化器系疾患、アレルギー性疾
患の治療に極めて有用である。
抗作用に優れ、毒性も低いので、PAFが関与する各種
の炎症、循環器系疾患、消化器系疾患、アレルギー性疾
患の治療に極めて有用である。
【0017】以下、試験例を挙げて化2の化合物のPA
F拮抗作用を説明する。 試験例[ウサギ in vitro試験] ニュージーランド種雄性家ウサギの頸動脈よりクエン酸
採血(3.2%クエン酸ナトリウム溶液1容:血液9
容)を行い、この血液を室温で150×gで10分間遠
心分離して得た上清を多血小板血漿(以下、PRPとい
う)とし、1500×gで10分間遠心分離して得られ
た上清を乏血小板血漿(以下、PPPという)とした。
そしてPRPをPPPで希釈することによりPRPの血
小板数を50×104〜60×104個/μlに調製し
た。
F拮抗作用を説明する。 試験例[ウサギ in vitro試験] ニュージーランド種雄性家ウサギの頸動脈よりクエン酸
採血(3.2%クエン酸ナトリウム溶液1容:血液9
容)を行い、この血液を室温で150×gで10分間遠
心分離して得た上清を多血小板血漿(以下、PRPとい
う)とし、1500×gで10分間遠心分離して得られ
た上清を乏血小板血漿(以下、PPPという)とした。
そしてPRPをPPPで希釈することによりPRPの血
小板数を50×104〜60×104個/μlに調製し
た。
【0018】血小板凝集測定はボーン等の比濁法[Bo
rn.G.V.R.,Nature,第194巻,第9
27ページ(1962年)]に基づいて、凝集惹起物質
として血小板活性化因子(PAF)を用いて行った。す
なわち、被検薬(実施例の化合物1〜6)をジメチルス
ルホキシドに溶かし、生理食塩水で所要濃度に調製した
液25μlをPRP250μlに加え、37℃で3分間
インキュベートし、これに凝集惹起物質(PAF:終濃
度30mM)25μlを添加し、血小板凝集能測定装置
(アグリコーダTM・PA−3210、京都第一科学社
製)により5分間測定し、最大凝集を50%抑制する被
検薬濃度(IC50値)を算出した。その結果を表1に示
した。
rn.G.V.R.,Nature,第194巻,第9
27ページ(1962年)]に基づいて、凝集惹起物質
として血小板活性化因子(PAF)を用いて行った。す
なわち、被検薬(実施例の化合物1〜6)をジメチルス
ルホキシドに溶かし、生理食塩水で所要濃度に調製した
液25μlをPRP250μlに加え、37℃で3分間
インキュベートし、これに凝集惹起物質(PAF:終濃
度30mM)25μlを添加し、血小板凝集能測定装置
(アグリコーダTM・PA−3210、京都第一科学社
製)により5分間測定し、最大凝集を50%抑制する被
検薬濃度(IC50値)を算出した。その結果を表1に示
した。
【0019】
【表1】
【0020】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明する。
明する。
【0021】実施例1 2−(3−ピリジル)チアゾリジン10gをアセトン2
00mlに溶解し、無水炭酸カリウム16.6gを加
え、氷冷攪拌下にp−アセトアミドベンゼンスルホニル
クロライド14gを含むアセトン溶液100mlを徐々
に滴下したのち、室温で一時間攪拌した。減圧下で溶媒
を留去し、残渣をクロロホルムで抽出し、有機層を水で
洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。有機層に少
量のシリカゲルを加えて脱色し、グラスフィルターで濾
過して減圧下で溶媒を留去した。残渣をクロロホルム/
ヘキサン混合液で結晶化し、2−(3−ピリジル)−3
−(4−アセトアミドフェニルスルホニル)チアゾリジ
ン(化合物1)の無色結晶6.5gを得た。
00mlに溶解し、無水炭酸カリウム16.6gを加
え、氷冷攪拌下にp−アセトアミドベンゼンスルホニル
クロライド14gを含むアセトン溶液100mlを徐々
に滴下したのち、室温で一時間攪拌した。減圧下で溶媒
を留去し、残渣をクロロホルムで抽出し、有機層を水で
洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。有機層に少
量のシリカゲルを加えて脱色し、グラスフィルターで濾
過して減圧下で溶媒を留去した。残渣をクロロホルム/
ヘキサン混合液で結晶化し、2−(3−ピリジル)−3
−(4−アセトアミドフェニルスルホニル)チアゾリジ
ン(化合物1)の無色結晶6.5gを得た。
【0022】m.p. 226.9〜228.5℃
【0023】同様にして以下の化合物を得た。 2−(3−ピリジル)−3−(4−ブタノイルアミノフ
ェニルスルホニル)チアゾリジン(化合物2) m.p. 166.3〜169.5℃ 2−(3−ピリジル)−3−(4−ヘキサノイルアミノ
フェニルスルホニル)チアゾリジン(化合物3) m.p. 149.6〜151.8℃
ェニルスルホニル)チアゾリジン(化合物2) m.p. 166.3〜169.5℃ 2−(3−ピリジル)−3−(4−ヘキサノイルアミノ
フェニルスルホニル)チアゾリジン(化合物3) m.p. 149.6〜151.8℃
【0024】2−(3−ピリジル)−3−(4−オクタ
ノイルアミノフェニルスルホニル)チアゾリジン(化合
物4) m.p. 115.5〜116.6℃ 2−(3−ピリジル)−3−(4−デカノイルアミノフ
ェニルスルホニル)チアゾリジン(化合物5) m.p. 120.8〜122.1℃ 2−(3−ピリジル)−3−(4−ドデカノイルアミノ
フェニルスルホニル)チアゾリジン(化合物6) m.p. 118.2〜120.0℃
ノイルアミノフェニルスルホニル)チアゾリジン(化合
物4) m.p. 115.5〜116.6℃ 2−(3−ピリジル)−3−(4−デカノイルアミノフ
ェニルスルホニル)チアゾリジン(化合物5) m.p. 120.8〜122.1℃ 2−(3−ピリジル)−3−(4−ドデカノイルアミノ
フェニルスルホニル)チアゾリジン(化合物6) m.p. 118.2〜120.0℃
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五藤 准 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内 (72)発明者 千葉 義行 東京都八王子市北野町559−6 日本水産 株式会社中央研究所内 (72)発明者 佐竹 幹雄 東京都八王子市北野町559−6 日本水産 株式会社中央研究所内 (72)発明者 岩田 宙造 大阪府摂津市正雀本町2丁目6−17 (72)発明者 今西 武 奈良県奈良市千代ケ丘2丁目2−18 (72)発明者 田中 徹明 大阪府高槻市日吉台4−1821
Claims (1)
- 【請求項1】式 【化1】 (化1中、Rは炭素原子数1〜20のアルキル基を示
す。)で表わされるチアゾリジン誘導体およびその塩。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3209132A JPH0551381A (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | チアゾリジン誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3209132A JPH0551381A (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | チアゾリジン誘導体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0551381A true JPH0551381A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16567823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3209132A Pending JPH0551381A (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | チアゾリジン誘導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0551381A (ja) |
-
1991
- 1991-08-21 JP JP3209132A patent/JPH0551381A/ja active Pending
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