JPH0455193B2 - - Google Patents

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JPH0455193B2
JPH0455193B2 JP59235364A JP23536484A JPH0455193B2 JP H0455193 B2 JPH0455193 B2 JP H0455193B2 JP 59235364 A JP59235364 A JP 59235364A JP 23536484 A JP23536484 A JP 23536484A JP H0455193 B2 JPH0455193 B2 JP H0455193B2
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triazolo
pyrimidine
hydroxyethyl
amino
general formula
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Barunusu Maruteina
Tenoru Erunsuto
Toomasu Etsukaruto
Patsushe Rudei
Mesuto Hansuuyurugen
Burotsuku Hansuururitsuhi
Mentsu Peetaa
Hainrosu Inguriito
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BEBU DOICHESU HIDORIERUBERUKU ROODOREEBEN
Original Assignee
BEBU DOICHESU HIDORIERUBERUKU ROODOREEBEN
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    • C07D487/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains two hetero rings
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Description

【発明の詳細な説明】
(発明の利用分野) 本発明は、5−および7−位で塩基性基により
置換された新規なトリアゾロピリミジンおよびそ
の製造方法に関する。この新規化合物は医薬とし
て使用することができる。 (発明の開示) 東独特許第61269号明細書で記載された塩基性
置換化合物が冠作用(Coronarwirkungen)を有
するという知見に基づいて、従来知られていなか
つたこの系統の化合物が心臓−循環作用を示し、
この作用が公知の化合物の作用より数段優れかつ
同時に毒性がないこと、さらに医薬として使用で
きることが以外にも見い出された。 この新規な化合物は下記一般式()に対応す
る。 ここで、置換基は次の意味を有する。 R2およびR3は水素原子、鎖長C1〜C3のアルキ
ル基またはハロゲン原子である。 R4は直鎖もしくは分枝鎖の鎖長C4〜C9のアル
キル基、鎖長C1〜C3のアルコキシ基もしくはア
ルキル基で置換されたアラルキル基、2,5−ジ
オキサヘプチル残基または3−オキサヘキシル残
基である。 R5は水素原子、鎖長C1〜C3のアルキル基、ヒ
ドロキシエチル基またはヒドロキシプロピル基で
ある。 R6およびR7は水素原子、または直鎖もしくは
分枝鎖の鎖長C1〜C5のアルキル基であるか、も
しくはR6とR7とがヘテロ原子と共に環を形成す
るものである。 5−位および7−位の置換基を相互に交換して
もよい。 式()から置換基を決めることにより可能な
多数の化合物のうち、次の化合物が、心臓−循環
作用について著しく有効であることがわかつた。 5−ピペリジノ−7−(N−(n−ペンチル)−
N−(β−ヒドロキシエチル)−アミノ)−s−ト
リアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン 5−ジエチルアミノ−7−(N−(n−ペンチ
ル)−N−(β−ヒドロキシエチル)−アミノ)−s
−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン 5−ジエチルアミノ−7−(N−(n−ヘキシ
ル)−N−(β−ヒドロキシエチル)−アミノ)−s
−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン 5−ピペリジノ−7−(N−(n−ヘキシル)−
N−(β−ヒドロキシエチル)−アミノ)−s−ト
リアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン 5−モルホリノ−7−(N−(n−ブチル)−N
−(β−ヒドロキシエチル)−アミノ)−s−トリ
アゾロ〔1,5−a〕ピリミジン 5−ピペリジノ−7−(N−(エトキシエチル)
−N−(β−ヒドロキシエチル)−アミノ)−s−
トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン 5−ジエチルアミノ−7−(N−(エトキシエチ
ル)−N−(β−ヒドロキシエチル−アミノ)−s
−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン 式()に対応する化合物は、好ましくは生理
的に親和性のあるその塩の形で用いられる。特
に、塩化水素酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硫
酸、硝酸、シユウ酸、マロン酸および酒石酸が塩
生成に適している。 東独特許第61269号明細書記載の化合物に類似
する本発明による化合物は、下記一般式()の
トリアゾロピリミジンと、 (式中、R2およびR3は前記と同じ意味を有し、
Halは塩素原子または臭素原子を示す) 下記一般式()のアミンと (式中、R4、R5、R6およびR7は前記の意味を示
す) の反応によりつくられる。この反応は水、水−ア
ルコール混合物、アルコール類、トルエンまたは
ベンジンなどの溶剤中で行われる。この反応はそ
の時の置換アミンと共に二段階を経由する。 まず第一に、293K以下の温度で7−位のハロ
ゲンがアミンにより置換され、次いで、この時に
用いられた溶剤の沸点までの温度で5−位のハロ
ゲンが置換される。 この反応の際生じたハロゲン化水素酸を取り除
くために、過剰量の一般式()のアミンまたは
トリエチルアミン、炭酸アルカリ、もしくは水酸
化アルカリが加えられる。粗生成物の回収は通常
の方法で処理される。目的生成物が抽出、蒸留ま
たは再結晶によつて副生物から分離されて精製さ
れる。活性炭、酸化アルミニウムまたは酸性白土
などの吸着剤の添加によつて無用の着色を取り除
く。 得られた化合物を酸でその塩にしてもよい。立
体異性体の化合物が含まれているならば、これを
その成分に公知の方法で分離することができる。 本発明による化合物、特に前記の各々の化合物
は、動物実験において良好な有効性および治療上
の重要な特性を示す。試験官内および生体内の血
小板凝集抑制はアセチルサリチル酸もしくはトラ
ピデール(Trapidil)などの公知の薬物より数段
すぐれている。分離した心臓試料および心房試料
は冠状拡張および筋収縮力の増大作用を示す。特
に高血圧症状におけるその血圧を下げる。本発明
の化合物は高浸透状態で誘発される赤血球の変形
死並びに凝集傾向を抑制し、それにより毛細循環
領域における流動状態を改善する。アラキドン酸
代謝の影響については、トロンボキサンA2の生
成を緩和し、または凝集阻害性プロスタグランジ
ン、特にフロスタサイクリンの合成を促進する。
この化合物は、また抗不整派作用を示す。この新
規な化合物の本質的な特徴は、カルシウム物質代
謝、特に生体細胞中の圧力依存透過膜性Ca2+
(Ca2+−Einstroms)の影響にある。これは、フ
リケンスタイン(A.Fleckenstein著「心筋および
平滑筋中のカルシウム拮抗」、ジエー・ウイリ
ー・アンド・サンズ社(ニヨー・ヨーク)1983)
によれば、この際に高い選択性を持つカルシウム
拮抗を示す。既知のCa−拮抗に対する特別の長
所は、高い選択性および作用強度、すなわち、軽
い可変的効果、ならびに、敏感な細胞の高頻度の
刺激に際しての作用の発展にある。その広汎な薬
理的作用スペクトルおよび低い急性毒性から、局
処貧血性の心臓−循環疾患の治療法として本発明
の化合物を含有せしめることができ、従来から知
られている化合物よりも優れている。5%の水性
溶液の注射溶液として、または58%の作用物質、
20%のラクトース、19%の水分、3%のステアリ
ン酸マグネシウムの組成の公知法で被覆された粒
剤として使用できる。 例 1 18.9gの5,7−ジクロロ−s−トリアゾロ
〔1,5−a〕ピリミジンを50mlのエタノール中
に溶解もしくは懸濁し、25mlのエタノール中の
26.1gのn−アミルエタノールアミンの溶液によ
つてゆつくりと添加する。その際、撹拌し、添加
終了後なお1時間、283〜288Kに維持する。次い
で、得られた懸濁液に293〜298Kのエタノール20
ml中のピペリジン17.0gの溶液を添加し、313〜
324Kで3時間維持して沈殿を防ぐ。その後、100
mlの塩化メチレンを添加し、75mlの水で3度洗浄
してその水を取り除く。塩化メチレンを濃縮し、
残渣を結晶化する。ベンゼンによる再結晶化か
ら、融点が390〜391Kである26.5gのピペリジノ
−7−(N−(n−ペンチル)−N−(β−ヒドロキ
シエチル)−アミノ)−s−トリアゾロ〔1,5−
a〕ピリミジン(理論値の80%)が得られる。 例 2 18.9gの5,7−ジクロロ−s−トリアゾロ
〔1,5−a〕ピリミジンを50mlのエタノール中
に溶解もしくは懸濁し、25mlのエタノール中の
26.1gのn−アミルエタノールアミンの溶液によ
つてゆつくりと添加する。その混合物を撹拌し、
添加終了後なお1時間、283〜288Kに放置する。
得られた懸濁液を取り出し、50mlのエタノール中
で懸濁して293〜298Kで14.6gのジエチルアミン
の溶液を添加する。 次いで、3時間還流下その混合物を維持し、引
き続き真空下濃縮する。残渣を100mlの塩化メチ
レンに添加し、50mlの水で塩化メチレン層を洗つ
て分離する。この塩化メチレンを濃縮し、残渣を
結晶化してエーテルから再結晶化する。得られた
融点352〜353Kの5−ジエチルアミノ−7−(N
−(n−ペンチル)−N(β−ヒドロキシエチル)−
アミノ)−s−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミ
ジンは225gの収量(理論値の70%)となる。 例 3 18.9gの5,7−ジクロロ−s−トリアゾロ
〔1,5−a〕ピリミジンを50mlのエタノール中
に懸濁する。5〜10℃で撹拌下に29.4gのn−ヘ
キシルアミノエタノールを滴下し、沈降物の温度
を293Kにしてその温度で1時間撹拌する。次い
で、得られた化合物を取り出し、再度150mlのエ
タノール中で懸濁する。室温で15gのジエチルア
ミンを添加し、次いで混合物を3時間沸騰させ
る。沈降物を真空下濃縮し、その残渣に75mlのク
ロロホルムを添加して水で洗浄する。洗浄後有機
相を濃縮し、得られた5−ジエチルアミノ−7−
(n−ヘキシル)−N−(β−ヒドロキシエチル)−
アミノ)−s−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミ
ジンを石油エーテルから再結晶する。融点は335
〜336Kを示し、収量は162g(論理値の50%)と
なる。 例 4 例3に記載されたようにこの反応を起させる。
ジエチルアミンの代りに17.1gのピペリジンを用
いる。得られた5−ピペリジノ−7−(N−(n−
ヘキシル)−N−(β−ヒドロキシエチル)−アミ
ノ)−s−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン
をベンゼンから再結晶化する。収量は28gを、融
点は354K示す。 例 5 18.9の5,7−ジクロロ−s−トリアゾロ
〔1,5−a〕ピリミジンを、50mlのエタノール
と50mlの水との混合液中で懸濁する。278〜283K
の温度で23.6gのn−ブチルアミノエタノールを
ゆつくりと添加し、室温で3時間沈降物を撹拌す
る。得られた化合物を次いで取り出し、再び150
mlのメタノール中で懸濁し、17.4gのモルホリン
をゆつくり添加して還流下2時間沈降物を保持す
る。メタノールを濃縮し、その残渣を75mlの塩化
メチレンに添加して50mlの水で2度洗浄する。濃
縮後、5−モルホリノ−7−((n−ブチル)−N
−(β−ヒドロキシエチル)−アミノ)−s−トリ
アゾロ〔1,5−a〕ピリミジンは375Kの融点
を示し、16gの収量(理論値の50%)である。 例 6 200mlのメタノール中に18.9gの5,7−ジク
ロロ−s−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン
を懸濁させる。278〜283Kで26.6gのN−(エト
キシエチル)−N−(β−ヒドロキシエチル)−ア
ミンを添加して288〜293Kで2時間なお沈降物を
撹拌する。引き続き、反応生成物を取り出し、再
び75mlのメタノール中で懸濁させ、17gのピペリ
ジンを添加して沸騰温度で3時間保持する。この
懸濁液を濃縮し、その残渣を晶出させる。5−ピ
ペリジノ−7−(N−エトロキシエチル)−N−
(β−ヒドロキシエチル)−アミノ)−s−トリア
ゾロ〔1,5−a〕ピリミジンは酢酸エチルエス
テルから再結晶されて、393〜394Kの融点を示
し、その収量は22g(理論値の65%)である。 例 7 例6で示したように実験を行い、17gのピペリ
ジンの代りに14.6gのジエチルアミンを用いた。
ベンゼンの再結晶化から融点342〜343Kの5−ジ
エチルアミノ−7−(N−(エトキシエチル)−N
−(β−ヒドロキシエチル)−アミノ)−s−トリ
アゾロ〔1,5−a〕ピリミジンを得る。 例8〜15では、化学名称の代りに次の記号A〜
Cが当てられる。 A 5−ジエチルアミノ−7−(N−(n−ヘキシ
ル)−N−(β−ヒドロキシエチル)−アミノ)−
s−(トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン B 5−ピペリジノ−7−(N−(n−ペンチル)
−N−(β−ヒドロキシエチル)−アミノ)−s
−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン C 5−ピペリジノ−7−(N−(n−ヘキシル)
−N−(β−ヒドロキシエチル)−アミノ)−s
−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン 例 8 ヒト血小板に関するアラキドン酸ないしU−
46619誘発の凝集 過去10日間にわたつて薬剤を服用しなかつた給
血者から血液9体積を、3.8%クエン酸三ナトリ
ウム溶液1体積と混合し、そして室温で、10分
間、200gの遠心分離した。血小板に富む血漿
(PRP)をシリコン製ピベツトで取り出し、そし
て最長3時間の試験期間中室温で保持した。 テスト化合物をエタノール/クロロホルム
(1:1)の溶剤混合物中に溶かし、計量器に注
入して、有機溶剤混合物を窒素流で吹き払つた。
0.3mlのPRPと生理食塩溶液の添加および2分間
の前潜伏期後、37℃で、アラキドン酸ナトリウム
(0.2〜0.8ミリモル/1)ないしTXA2拮抗筋U−
46619(0.2〜0.8ミリモル/1)による凝集が発現
した。凝集経過はボルンの方法(Born、9.V.R.
およびCross、U.J.:J.Physiol.168、178(1963))
によつて測定した。凝集を50%抑制するために必
要なテスト化合物の必須濃度がそれらとトラピジ
ルとの直接比較によつて調べられた。表1の結果
が示すように、これらの誘導体がトラピジルと比
較してかなり強い抗凝集作用を有している。
【表】 例 9 うさぎおよびラツトについての血小板凝集の抑
制 血小板の富んだ血漿を、うさぎまたはラツトの
クエン酸塩血から室温で200gの遠心分離によつ
て得て、試験期間中それを室温でプラスチツク注
射器を保持した。 うさぎの研究において、同族の血漿中の
PRP0.4mlに0.9%Nacl溶液(50μ)中のテスト
物質を添加し、3分間の前潜伏期後37℃でアラキ
ドン酸ナトリウム(75〜210ミリモル/1)によ
る凝集が発現した。 ラツトの血小板を分離して、ミカエリス緩衝液
(PH7.4)および繊維素除去の同族プラズマ(1:
1)中で懸濁する。この血小板懸濁液1.2mlに試
料エタノール溶液10μを添加し、そしてアラキ
ドン酸(容器の最終濃度2ミリモル/1)の添加
によつて前潜伏期2分後37℃で凝集がはじまる。
この凝集をボルンの方法((Born、9.V.R.および
Cross、J.J.:J.Physiol.168、178(1963))によつ
て混濁計で測定した。 抑制の平均モル濃度の比較(表2)から、この
試験において新規なテスト化合物がトラピジルに
対して明らかに著しく強い抗凝集作用を有するこ
とが示される。
【表】 例 10 生体内の血小板凝集の影響 アラキドン酸の静脈内注射によつて、うさぎ血
小板凝集を引き起し、特に肺の窒息症状がそして
致死的な影響が現われる。症状のでない低許容濃
度について、アラキドン酸の凝集作用が末梢血液
中の自由な循環血小板数の注射後直接明白な減少
に基づいて定量的に研究され、前もつて投与され
た薬剤の効果が証明される。麻酔にかけられてい
ないオス・メス両性のうさぎについて、耳の静脈
から血液採取した後位相差顕微鏡によつて血小板
数を測定した。引き続いて0.1mg/Kgの用量でア
ラキドン酸ナトリウムを静脈内注射し、そして1/
2、1、2、3、5および10分後に各々繰り返し
て血小板数を測定した。アラキドン酸誘発の血栓
に対する定量的基準として血小板数減少率を考慮
した基準を用い、対照群動物に対する値を100%
に等しいと割り当てた。テスト試料の生体内効果
の試験においては、個々の影響を受けないAA−
反応の検査にもとずいてウルトラ水性セルロース
(Ultraquellzelluloss)中での懸濁液として可撓
性胃ゾンデで経口投与された。上述の方法でアラ
キドン酸注射後の血栓の程度を試料投与が1、
2、4、6および24時間後に繰り返して測定し
た。
【表】 この結果(表3)は、新規な誘導体がトラピジ
ルと比較して優れた凝集抑制効果を有することを
証明し、そして生体内条件下でも同様に新規な誘
導体の有効性を示している。 例 11 トロンボキサンA2合成の抑制 うさぎ血小板についてアラキドン酸による凝集
発現後、TXA2の生成およびその影響を調べた。
PRPおよび凝集沈殿の調製は例9で述べた条件
に対応する。AA添加後容器体積の数分の一を
TXA2含量の生物学的測定のために用いた。トロ
ンボキサンA2についての含量測定は、過融解法
(Superfusionstechnik)でうさぎの腸間膜からの
ラセン状に細長く切られた血管について行なわれ
た。過融解溶媒としてタイロード氏液を用い、そ
れには選択性を高めるために遮断物質としてプロ
パノール(5μg/ml)、フエネトールアミン(1μ
g/ml)、アトロピン(0.25μg/ml)、アンタゾ
リン(0.25μg/ml)、メチルセルジド(20μg/
ml)およびインドメサシン(1μg/ml)が含ま
れている。血管片の感受性がEMA(9、11−エホ
キシメタノ−15(s)−ヒドロキン−プロスタ−
5,13−ジエン酸=U−44069)によつて1〜
25μgの用量範囲で試され、生じた変化の対比を
記録した。 トラピジルと比較して新規な誘導体がトロンボ
キサンA2生合成の強い抑制を示すことが、表4
からわかる。
【表】 例 12 向筋作用 心臓の収縮力の影響をモルモツトの分離した心
房について調べた。右側の自然で適切な心房試料
をO2貫流下の組織浴25ml中に懸濁させ、機械−
電気変換器によつてその収縮をほぼ同上に測定し
た。 調べられたすべての化合物は、モルモツトの分
離心房試料について優れた陽性の向筋作用を示
す。収縮力を50%高めるのに必要な用量を、対応
する濃度の負対数として表5に示し、そしてトラ
ピジルと比較して効果が優れていることがわか
る。
【表】 例 13 血圧効果 自発性高血圧症のラツト(オカモト−アオキ)
をペントルバルビタール麻酔下(60mg/Kg腹膜控
内i.p.)、右総頚動脈で解剖して、ポリエチレンカ
テーテルを挿入した。動脈圧を複写器による機械
−電気変換器(EMT34;ミンゴクラフ81、エレ
ナーシエーナンデル、ストツクホルム)で記録し
た。 試料を生理食塩水0.6ml量とともに左鎖骨下静
脈に投与した。 自発性高血圧症のラツトについて、トラピジル
では動脈の中央圧力が一時的に低下するだけであ
るのに対し、新規なテスト化合物は長時間にわた
つて持続的な抗高血圧効果を生じる。化合物Aお
よびCはこれに関する作用誘導体であることが証
明され、これは2〜4時間動脈の中央圧力を15〜
20%低下させた。 例 14 フオスフオジエステラーゼ(PDE)の抑制 PDEの活性をブツチヤーおよびサザランド
(Butcher、R.WおよびSutherland、E.W.:J.
biol.Chem.237、1244、(1962))によつて決定し
た。付着物(0.9ml)は次の組成を有する。すな
わち、1.8mMのMgSO4、36mMのトリス
(Tris)、0.5mMのcAMP(製造ボエリンゲル、マ
ンハイム)および15μgの牛心筋からのフオスフ
オジエステラーゼ(製造ボエリンゲル、マンハイ
ム)。反応をPH8.0および37℃で行ない、そして10
分後沸騰水浴への1分間の加熱によつて止めた。
その後、0.1mlのクロタルス・アトロクス
(Crotalus atrox)(シグマ、米穀)を添加し、さ
らに10分間37℃で潜伏させた。オルトリン酸塩の
決定のために5NのHClO40.1mlを添加して潜伏を
止め、そして遠心分離後生じたリン酸塩をアレン
(ALLEN)のセミミクロ法(Allen、R.I.L.:
Biochem.J.38、358(1940))で採つた。 誘導体AおよびCから明らかなように、新規な
化合物はトラピジルと比較してかなり強いフオス
フオジエステラーゼ抑制を示す。 すなわち、抑制定数が決められた。 トラピジル Ki=1.3×10-3M A 5.4×10-5M C 2.0×10-5M 例 15 膜透過性カルシウム流の抑制 クローネ(Klone)108c.c.5および108c.c.15の神
経芽細胞Xグリオームハイブリツド細胞(Gliom
Hybridzellen)を細胞潅流−電位−クランプ法
(Zellperfusions−voltage−clamp−Technik)
によつて、圧力依存Ca流(spannungs abha〓n〓gig
Ca−Einstrom)および化合物Aによるその影響
が試験された。使用されるこの電気物理的測定法
は、敏感な細胞のおそいCa流による物質の作用
を直接的に指示することを可能にする。得られた
データの記録および評価がEMG研究用コンピユ
ータおよび信号形分析器によつて行なわれた。 化合物Aを蒸留水に溶かし、そして細胞外液
(グルコース5mM、トリスHCl 130mM、Cacl2
10mM、Mgcl2 1mM、Kcl4mM、PH7.4;細胞
内えこ:トリスPO4140mM、PH7.2)で1〜
100μMの濃度に希釈し22℃で段階的用量の5〜
10mlの連続潅流によつて細胞外に適用された。 化合物Aの細胞外適用1〜2分後、用量に依存
してCa2+流(Ica)が止められた。この効果は指
示可能なすべてのポテンシヤル範囲にあり、ボル
ト−アンペア特性にすこしのずれも確認されなか
つた。Icaの抑制はすべての場合に可逆的であつ
た。洗浄時間は数秒であつた。脱分極振動数
(Depolarisationsfreqenz)(使用依存作用)の0.1
から1Hzへの増大の結果、その物質の強い抑制作
用を示した。 例 16 20.3gの5,7−ジクロロ−3−メチル−s−
トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジンを200mlの
エタノール中に懸濁し、25mlのエタノール中の
26.4gのn−アミルエタノールアミンの溶液によ
つてゆつくりと添加する。その混合物を撹拌し、
添加収了後なお1時間、288〜298Kに放置する。
得られた懸濁液に、17.0gのピペリジンを添加す
る。 次いで、これを加熱して5時間還流下において
その混合物を維持し、撹拌する。エチルアセテー
トから蒸発、再結晶化して、25.9gの3−メチル
−5−ピペリジノ−7−(N−(n−ペンチル)−
N−(β−ヒドロキシエチル)−アミノ)−s−ト
リアゾロ〔1,5−a〕ピリミジンを得る(理論
値の75%)となる。このものの融点は383Kであ
る。 例 17 18.9gの5,7−ジクロロ−s−トリアゾロ
〔1,5−a〕ピリミジンを30mlのエタノール中
に懸濁させた。288〜298Kでの継続的な撹拌下に
おいて、24.2gのβ−フエニルエチルアミンをゆ
つくり滴下し、そしてさらに2時間この温度にお
いて撹拌する。反応生成物を分離したのち、これ
をエタノール中に懸濁させ、21gのジエタノール
アミンを添加し、さらに沸点において5時間攪拌
する。得られた生成物を蒸発ならびに精製するこ
とによつて、23.9gの5−ジエタノールアミ)−
7−β−フエニルアミノ−s−トリアゾロ(1,
5−a〕ピリミジン(理論値の70%)を得る。融
点は387〜388Kである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記一般式()で表わされる新規なs−ト
    リアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。 〔式中、R2およびR3は、各々、同じか異なるも
    のであり、水素原子または鎖長C1〜C3のアルキ
    ル基、 R4は鎖長C4〜C9の直鎖もしくは分枝鎖のアル
    キル基、鎖長C1〜C3のアルコキシもしくはアル
    キルで置換されたアラルキル基であり、 R5は水素原子、鎖長C1〜C3のアルキル基、ヒ
    ドロキシエチル基またはヒドロキシプロピル基で
    あり、 R6およびR7は、各々、同じか異なるものであ
    り、水素原子、または鎖長C1〜C5の直鎖もしく
    は分枝鎖のアルキル基であるか、もしくはR6
    R7とが一緒にピペラジン環もしくはモルポリン
    環を形成するものである。なお、5−位および7
    −位の置換基を相互に交換されたものであつても
    よい。〕 2 5−ピペリジノ−7−(N−(n−ペンチル)
    −N−(β−ヒドロキシエチル)−アミノ)−s−
    トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジンである、特
    許請求の範囲第1項記載の新規なs−トリアゾロ
    〔1,5−a〕ピリミジン。 3 5−ジエチルアミノ−7−(N−(n−ペンチ
    ル)−N−(β−ヒドロキシエチル)−アミノ)−s
    −トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジンである、
    特許請求の範囲第1項記載の新規なs−トリアゾ
    ロ〔1,5−a〕ピリミジン。 4 5−ジエチルアミノ−7−(N−(n−ヘキシ
    ル)−N−(β−ヒドロキシエチル)−アミノ)−s
    −トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジンである、
    特許請求の範囲第1項記載の新規なs−トリアゾ
    ロ〔1,5−a〕ピリミジン。 5 5−ピペリジノ−7−(N−(n−ヘキシル)
    −N−(β−ヒドロキシエチル)−アミノ)−s−
    トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジンである、特
    許請求の範囲第1項記載の新規なs−トリアゾロ
    〔1,5−a〕ピリミジン。 6 5−モルホリノ−7−(N−(n−ブチル)−
    N−(β−ヒドロキシエチル)−アミノ)−s−ト
    リアゾロ〔1,5−a〕ピリミジンである、特許
    請求の範囲第1項記載の新規なs−トリアゾロ
    〔1,5−a〕ピリミジン。 7 5−ピペリジノ−7−(N−(エトキシエチ
    ル)−N−(β−ヒドロキシエチル)−アミノ)−s
    −トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジンである、
    特許請求の範囲第1項記載の新規なs−トリアゾ
    ロ〔1,5−a〕ピリミジン。 8 5−ジエチルアミノ−7−(N−(エトキシエ
    チル)−N−(β−ヒドロキシエチル)−アミノ)−
    s−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジンであ
    る、特許請求の範囲第1項記載の新規なs−トリ
    アゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。 9 下記一般式()で表わされる新規なs−ト
    リアゾロ〔1,5−a〕ピリミジンを製造するに
    あたり、 〔式中、R2、およびR3は水素原子、鎖長C1〜C3
    のアルキル基またはハロゲン原子であり、R4
    鎖長C4〜C9の直鎖もしくは分枝鎖のアルキル基、
    鎖長C1〜C3のアルコキシもしくはアルキルで置
    換されたアラルキル基、2,5−ジオキサヘプチ
    ル残基または3−オキサヘキシル残基であり、 R5は水素原子、鎖長C1〜C3のアルキル基、ヒ
    ドロキシエチル基またはヒドロキシプロピル基で
    あり、 R6およびR7は水素原子、または鎖長C1〜C5
    直鎖もしくは分枝鎖のアルキル基であるか、もし
    くはR6とR7とがヘテロ原子と共に環を形成する
    ものである。なお、5−位および7−位の置換基
    を相互に交換されたものであつてもよい。〕 下記一般式()で表わされる化合物が、 (式中、R2およびR3は前記と同じ意味を示し、
    Halは塩素原子または臭素原子である) 下記一般式で表わされるアミンと共に、 (式中、R4、R5、R6およびR7は前記と同じ意味
    を示す) 溶剤の存在下、293Kまでの第一の温度および
    前記溶剤の沸点までの第二の温度の二段階を経由
    することを特徴とする、新規なs−トリアゾロ
    〔1,5−a〕ピリミジンの製造方法。 10 一般式()の化合物が5−ピペリジノ−
    7−(N−(n−ペンチル)−N−(β−ヒドロキシ
    エチル)−アミノ)−s−トリアゾロ〔1,5−
    a〕ピリミジンである、特許請求の範囲第9項記
    載の新規なs−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミ
    ジンの製造方法。 11 一般式()の化合物が5−ジエチルアミ
    ノ−7−(N−(n−ペンチル)−N−(β−ヒドロ
    キシエチル)−アミノ)−s−トリアゾロ〔1,5
    −a〕ピリミジンである、特許請求の範囲第9項
    記載の新規なs−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリ
    ミジンの製造方法。 12 一般式()の化合物が5−ジエチルアミ
    ノ−7−(N−(n−ヘキシル)−N−(β−ヒドロ
    キシエチル)−アミノ)−s−トリアゾロ〔1,5
    −a〕ピリミジンである、特許請求の範囲第9項
    記載の新規なs−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリ
    ミジンの製造方法。 13 一般式()の化合物が5−ピペリジノ−
    7−(N−(n−ヘキシル)−N−(β−ヒドロキシ
    エチル)−アミノ)−s−トリアゾロ〔1,5−
    a〕ピリミジンである、特許請求の範囲第9項記
    載の新規なs−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミ
    ジンの製造方法。 14 一般式()の化合物が5−モルホリノ−
    7−(N−(n−ブチル)−N−(β−ヒドロキシエ
    チル)−アミノ)−s−トリアゾロ〔1,5−a〕
    ピリミジンである、特許請求の範囲第9項記載の
    新規なs−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン
    の製造方法。 15 一般式()の化合物が5−ピペリジノ−
    7−(N−(エトキシエチル)−N−(β−ヒドロキ
    シエチル)−アミノ)−s−トリアゾロ〔1,5−
    a〕ピリミジンである、特許請求の範囲第9項記
    載の新規なs−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミ
    ジンの製造方法。 16 一般式()の化合物が5−ジエチルアミ
    ノ−7−(N−(エトキシエチル)−N−(β−ヒド
    ロキシエチル)−アミノ)−s−トリアゾロ〔1,
    5−a〕ピリミジンである、特許請求の範囲第9
    項記載の新規なs−トリアゾロ〔1,5−a〕ピ
    リミジンの製造方法。 17 下記一般式()で表わされる新規なs−
    トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジンを含有する
    循環器官用剤。 〔式中、R2およびR3は水素原子、鎖長C1〜C3
    アルキル基またはハロゲン原子であり、 R4は鎖長C4〜C9の直鎖もしくは分枝鎖のアル
    キル基、鎖長C1〜C3のアルコキシもしくはアル
    キルで置換されたアラルキル基、2,5−ジオキ
    サヘプチル残基または3−オキサヘキシル残基で
    あり、 R5は水素原子、鎖長C1〜C3のアルキル基、ヒ
    ドロキシエチル基またはヒドロキシプロピル基で
    あり、 R6およびR7は水素原子、または鎖長C1〜C5
    直鎖もしくは分枝鎖のアルキル基であるか、もし
    くはR6とR7とがヘテロ原子と共に環を形成する
    ものである。なお、5−位および7−位の置換基
    を相互に交換されたものであつてもよい。〕 18 一般式()の化合物が5−ピペリジノ−
    7−(N−(n−ペンチル)−N−(β−ヒドロキシ
    エチル)−アミノ)−s−トリアゾロ〔1,5−
    a〕ピリミジンである、特許請求の範囲第17項
    記載の薬剤。 19 一般式()の化合物が5−ジエチルアミ
    ノ−7−(N−(n−ペンチル)−N−(β−ヒドロ
    キシエチル)−アミノ)−s−トリアゾロ〔1,5
    −a〕ピリミジンである、特許請求の範囲第17
    項記載の薬剤。 20 一般式()の化合物が5−ジエチルアミ
    ノ−7−(N−(n−ヘキシル)−N−(β−ヒドロ
    キシエチル)−アミノ)−s−トリアゾロ〔1,5
    −a〕ピリミジンである、特許請求の範囲第17
    項記載の薬剤。 21 一般式()の化合物が5−ピペリジノ−
    7−(N−(n−ヘキシル)−N−(β−ヒドロキシ
    エチル)−アミノ)−s−トリアゾロ〔1,5−
    a〕ピリミジンである、特許請求の範囲第17項
    記載の薬剤。 22 一般式()の化合物が5−モルホリノ−
    7−(N−(n−ブチル)−N−(β−ヒドロキシエ
    チル)−アミノ)−s−トリアゾロ〔1,5−a〕
    ピリミジンである、特許請求の範囲第17項記載
    の薬剤。 23 一般式()の化合物が5−ピペリジノ−
    7−(N−(エトキシエチル)−N−(β−ヒドロキ
    シエチル)−アミノ)−s−トリアゾロ〔1,5−
    a〕ピリミジンである、特許請求の範囲第17項
    記載の薬剤。 24 一般式()の化合物が5−ジエチルアミ
    ノ−7−(N−(エトキシエチル)−N−(β−ヒド
    ロキシエチル)−アミノ)−s−トリアゾロ〔1,
    5−a〕ピリミジンである、特許請求の範囲第1
    7項記載の薬剤。
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