JPH0551583U - ハンドリングチャック - Google Patents

ハンドリングチャック

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JPH0551583U
JPH0551583U JP11060491U JP11060491U JPH0551583U JP H0551583 U JPH0551583 U JP H0551583U JP 11060491 U JP11060491 U JP 11060491U JP 11060491 U JP11060491 U JP 11060491U JP H0551583 U JPH0551583 U JP H0551583U
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JP
Japan
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diaphragm
shaft
chuck
spindle
work
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JP11060491U
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秀嗣 新川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 旋削機械の主軸へのワークの装脱や繊維機械
のスピンドルへのボビンの装脱などを行うロボットのハ
ンドリングチャックに関するもので、主軸やスピンドル
を停止させることなくワークの装脱が可能で、構造が簡
単で回転慣性が小さく、保守も容易なハンドリングチャ
ックを得ることである。 【構成】 支持板5とダイヤフラム6との間に形成した
空室31に流体圧を供給し、この流体圧によるダイヤフ
ラム6の変形を利用してダイヤフラム6の前面に装着し
た爪22を開閉させる。支持板5は自由回転可能に支持
された軸4に設け、その空室31には回転継手26から
軸4に設けた通孔32を通して流体圧を供給する。好ま
しくは、軸4にダイヤフラム6の中心を貫通する突出部
11を設け、この突出部11にバネ17で突出方向に付
勢されたノックアウトピン13を設ける。爪22のワー
ク把持部分はカーボンその他の低摩擦部材で形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、旋削機械の主軸へのワークの装脱や繊維機械のスピンドルへのボ ビンの装脱などを行うロボットのハンドリングチャックに関するもので、主軸や スピンドルの回転を停止させないでワークやボビンの装脱を行うことができるハ ンドリングチャックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ロボットを用いて旋盤その他の旋削機械へのワークの装脱を自動化することは 、従来から広く行われており、ロボットはワークコンベアあるいはワークストッ カと旋削機械の主軸チャックとの間でワークの受け渡しを行っている。
【0003】 このときの動作は、ロボットのハンドリングチャックで把持したワークを停止 している主軸チャックに挿入してハンドリングチャックから主軸チャックへワー クを引き渡して、主軸の回転を立ち上げるとともにハンドリングチャックを退避 させ、主軸が所定の回転数に達したら設定されたプログラムに従ってワークの加 工を行い、加工が終了したら主軸を停止させてワークを主軸チャックからハンド リングチャックに引き渡すというものである。
【0004】 このように、ロボットによる従来のワークの装脱は、主軸の回転を停止させた 状態で行われている。従って1サイクルのワークの加工時間には、主軸回転の立 ち上げおよび立ち下げに要する時間が含まれることとなる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
工作機械には加工時間の短縮が強く要求されており、刃物台の改良によって旋 削時間を短縮するとともに、大出力の主軸モータを用いて主軸の立ち上げおよび 立ち下げ時間の短縮を図っている。
【0006】 しかしながら上記のような手段による加工時間の短縮はほぼ限界に達しており 、これ以上の加工時間の短縮を図ろうとすれば、主軸を停止させないでワークの 装脱を行うことが要求される。しかし主軸を回転させたままワークの装脱を行お うとすると、ワークの受け渡し時にハンドリングチャックを主軸チャックと同期 回転させなければならなくなるので、ハンドリングチャックの構造および制御が 複雑になったり、ハンドリングチャックの回転慣性のためにワークを受け渡すと きにワークに傷を付けたり、ハンドリングチャックの保守が面倒になったりする 。
【0007】 そこでこの考案は、主軸やスピンドルを停止させることなくワークの装脱を行 うことができるハンドリングチャックを得ることを目的としており、構造が簡単 で回転慣性が小さく、従ってワークの受け渡し時にハンドリングチャックが主軸 やスピンドルの回転に速やかに追従し、保守も容易な上記装置を得ることを課題 としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案のチャックは、支持板5と当該支持板に周囲を固定されたダイヤフラ ム6との間に形成した空室31に流体圧を供給し、この流体圧によるダイヤフラ ム6の変形を利用してダイヤフラム6の前面に装着した爪22を開閉させる構造 のダイヤフラムチャックを用いている。そしてこの考案では、支持板5を自由回 転可能に支持された軸4に設け、その空室31に回転継手26から軸4に設けた 通孔32を通して流体圧を供給するようにしている。
【0009】 軸4には、ダイヤフラム6の中心を貫通する突出部11を設け、この突出部1 1の先端軸芯にバネ17で突出方向に付勢されたノックアウトピン13を設ける ことができる。この場合には、ダイヤフラム6の中心は軸の突出部11に軸方向 摺動自在かつ機密に嵌装される。
【0010】 また爪22は、少なくともその先端のワーク把持部分をカーボンその他の低摩 擦部材で形成し、ワーク把持時のワークとチャックとの間の円滑な滑動が保証さ れるようにする。
【0011】
【作用】
空室31に流体圧が供給されていない状態においては、ダイヤフラム6の弾性 によって爪22は閉方向に付勢され、複数の爪22の間に挿入されたワーク24 を把持する。ダイヤフラム6の弾性は、このときの把持力がノックアウトピン1 3の押出力より大きくなるように、設計されねばならない。
【0012】 一方、回転継手26および軸の通孔32を通って空室31に流体圧が供給され ると、ダイヤフラム6はその中心部が前方へ進出するように変形し、爪22が開 いてワーク24の把持を解放する。
【0013】 このようなダイヤフラムチャックの爪22の開閉機構は、開閉時に爪22がチ ャックボデイ(ダイヤフラム)に対して摺動しないため、構造が簡単でメンテナ ンスが容易である。また爪22の保持部材が薄いダイヤフラム6で形成されるの で、ハンドリングチャックの回転慣性を最小にすることができる。
【0014】 回転している主軸やスピンドルとの間でワーク24の受け渡しを行うときには 、ワーク24がハンドリングチャックと主軸チャックの両者で把持された瞬間に ハンドリングチャックが回転を開始し、ハンドリングチャックが低摩擦で回転自 在に支持されかつ小さな回転慣性を有しているので、ハンドリングチャックが主 軸やスピンドルの回転に速やかに同期し、その状態で主軸やスピンドルとハンド リングチャックとの間でワークの受け渡しが行われる。
【0015】 また、爪22のワーク把持部分を低摩擦部材で形成することにより、爪22と ワーク24との間の滑りによってワーク24を傷つけることが防止され、また軸 4の先端に前方に付勢されたノックアウトピン13を設けておくことにより、ハ ンドリングチャックからワーク24を解放したときにワーク24が軸方向に押し 出され、ハンドリングチャックからのワーク24の排出を確実ならしめるととも に、ハンドリングチャックから主軸チャックにワーク24を渡すときにワーク2 4の軸方向位置を正確に規制できる。
【0016】
【実施例】
次に図面に示す実施例について説明する。ロボットのアームの先端に装着され るハウジング1には、ころがり軸受2、3で軸4が自由回転状態で保持されてい る。軸4の一端には円形の支持板5が一体に設けられており、浅い鍋状のダイヤ フラム6がその内周囲を支持板5の外周に気密に固定して装着されている。ダイ ヤフラム6はその中心に円孔8を有し、この円孔部分には摺動スリーブ9がナッ ト10で締結して固定されている。摺動スリーブ9は軸4の先端の突出部11に 摺動自在に嵌装されており、摺動スリーブ9と突出部11の間はOリング12で シールされている。
【0017】 軸の突出部11は筒状になっており、その先端に摺動スリーブ9と後述するノ ックアウトピン13との前方への移動端を規制するストッパナット14が螺合さ れている。ストッパナット14はその中心に貫通孔15を有しており、基端に鍔 16を有するノックアウトピン13がこの貫通孔15に挿入され、突出部11に 内装したバネ17で前方に付勢されている。
【0018】 ダイヤフラム6はその半径方向の中間位置に若干凹部に形成した6個の円座1 8を備え、そのうちの3個にホルダ21が固着され、このホルダ21に爪22が ナット23で締結して固定されている。爪22は、ワーク24との間がスリップ してもワークに傷をつけることがなく、かつ摩耗しないように、カーボンで製作 されている。
【0019】 ハウジング1の後端には回転継手26が装着されている。この回転継手26は 、ハウジング1にボルト27で固定されたボディ28と、ボディ28の空気室2 9まで回転可能に挿通された軸の基端部30とで構成されている。軸4には、そ の基端部30の端面から支持板5とダイヤフラム6との間に形成された空室31 に連通する通孔32が設けられている。回転継手の空気室29には切換弁33を 介して加圧空気源34が連通されている。
【0020】 爪22はダイヤフラム6に固定された後、空室31に空気圧が供給されていな い状態でワーク24を把持する寸法に先端を現場加工される。切換弁33を切り 換えて空室31に空気圧を供給すると、ダイヤフラム6がその中央部を前進させ る方向に変形し、これにより爪22が前外方に開いてワーク24の把持を解く。
【0021】 図示実施例のハンドリングチャックの中心部にはワーク24を押し出すノック アウトピン13がバネ17によって常に前方に付勢された状態で設けられている 。従ってこのノックアウトピン13を押し込んだ状態でワーク24を把持し、所 定位置までハンドリングチャックを移動して爪22を解放すると、ワーク24は ノックアウトされる。またワーク24を旋盤の主軸チャックに装着するときのよ うに、軸方向に押し付けを必要とするときは、旋盤の主軸チャックがワーク24 をクランプする直前に爪22をアンクランプしてやれば、ノックアウトピン13 の付勢力によってワーク24が主軸チャックに軸方向に押し付けられ、主軸チャ ックへのワーク24の着座が確実となる。
【0022】 回転継手26の軸の基端部30とボディ28との嵌合部は、わずかに隙間を設 けて無接触状態で軸4が回転するようになっている。そして万一ボディ28と軸 の基端部30とが接触したときにも焼付等が起こらないように、ボディ28を潤 滑性の良いカーボン材で製作している。ボディ28と軸の基端部30との嵌装部 に隙間があることから、爪22を解放するために空気圧を供給したときにこの隙 間から空気が漏出することとなるが、作動媒体が空気であることおよびチャック を開動作させる短時間の間だけ空気圧を供給すればよいことから、作動流体のリ ークは問題とならず、軸4が無接触回転することによる軸4の良好な回転追従性 が実現される。
【0023】 上記構成のハンドリングチャックにおいて、切換弁33としてソレノイドバル ブを用いた場合には、バルブの切換から爪22が動作するまでの時間が概ね16 ミリセカンド、ソレノイドバルブの応答性が15〜20ミリセカンドであり、爪 22の開閉信号が出てから爪22が実際に開閉するまでの応答時間は約35ミリ セカンドとなり、良好な応答性が実現される。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したこの考案のハンドリングチャックによれば、旋削機械の主軸や繊 維機械のスピンドルを停止させることなくワークやボビンの装脱を行うことがで き、自由回転状態で支持したハンドリングチャックの回転質量を非常に小さくで きるため、主軸やスピンドルの回転に対するハンドリングチャックの回転追従性 が優れ、爪とチャック本体との間に摺動部がなく構造も単純であるから、保守が 容易であり、装置を安価に提供できる。
【0025】 さらに図示実施例の装置によれば、ノックアウトピンによりワークの軸方向の 位置決めが可能であり、爪をカーボン製としたため耐摩耗性に優れ、かつワーク に有害な傷を発生することがなく、回転継手部において軸が無接触で回転するた め軸の回転抵抗が小さく、ハンドリングチャックの回転追従性をさらに良好にで きるという効果がある。
【0026】 さらにこの考案のハンドリングチャックは、自由回転状態でワークの受け渡し を行うことができるから、旋削機械へのワークや繊維機械のスピンドルへのボビ ンの受け渡しのみならず、各種の実験装置や原子力関係装置その他の回転する装 置への材料の受け渡し等を行う場合のハンドリングチャックとして用いることが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のチャックの一実施例を示す断面図
【図2】本考案のチャックの一実施例を示す正面図
【図3】爪の開閉動作を模式的に示す断面図
【符号の説明】
4 軸 5 支持板 6 ダイヤフラム 11 突出部 13 ノックアウトピン 22 爪 26 回転継手 31 空室 32 通孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自由回転可能に支持された軸(4) に設け
    た支持板(5) と当該支持板に周囲を固定されたダイヤフ
    ラム(6) との間に空室(31)が形成され、ダイヤフラム
    (6) の前面には軸(4) の中心延長線上に向けて複数個の
    爪(22)が固定されており、軸(4) には回転継手(26)から
    供給される流体圧を前記空室(31)に導く通孔(32)が設け
    られていることを特徴とする、ハンドリングチャック。
  2. 【請求項2】 軸(4) はダイヤフラム(6) の中心を貫通
    する突出部(11)を有し、この突出部(11)の先端軸芯にノ
    ックアウトピン(13)が突出方向に付勢されて設けられて
    おり、ダイヤフラム(6) の中心は軸の突出部(11)に軸方
    向摺動自在かつ機密に嵌装されており、爪(22)の少なく
    ともそのワーク把持部分がカーボンその他の低摩擦部材
    で形成されていることを特徴とする、請求項1記載のハ
    ンドリングチャック。
JP11060491U 1991-12-16 1991-12-16 ハンドリングチャック Pending JPH0551583U (ja)

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JP11060491U JPH0551583U (ja) 1991-12-16 1991-12-16 ハンドリングチャック

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JP11060491U JPH0551583U (ja) 1991-12-16 1991-12-16 ハンドリングチャック

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JPH0551583U true JPH0551583U (ja) 1993-07-09

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ID=14540058

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JP11060491U Pending JPH0551583U (ja) 1991-12-16 1991-12-16 ハンドリングチャック

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JP (1) JPH0551583U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6127601B2 (ja) * 1975-07-04 1986-06-26 Hitachi Metals Ltd
JPH02269513A (ja) * 1989-04-11 1990-11-02 Fujii Seimitsu Kogyo Kk 機械加工用のワーク把持ジグ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6127601B2 (ja) * 1975-07-04 1986-06-26 Hitachi Metals Ltd
JPH02269513A (ja) * 1989-04-11 1990-11-02 Fujii Seimitsu Kogyo Kk 機械加工用のワーク把持ジグ

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