JPH0551607A - 材質的に均質なAl−Si系合金製粉末鍛造歯車の製造法 - Google Patents
材質的に均質なAl−Si系合金製粉末鍛造歯車の製造法Info
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- JPH0551607A JPH0551607A JP3238682A JP23868291A JPH0551607A JP H0551607 A JPH0551607 A JP H0551607A JP 3238682 A JP3238682 A JP 3238682A JP 23868291 A JP23868291 A JP 23868291A JP H0551607 A JPH0551607 A JP H0551607A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 材質的に均質にして緻密な歯形面を有するA
l−Si系合金製粉末鍛造歯車を製造する。 【構成】 Al−Si系合金製粉末鍛造歯車を、急冷凝
固Al−Si系系合金粉末のプレス成形体からなる65
〜85%の理論密度比を有する圧粉体に、熱間鍛造加工
を施して、99%以上の理論密度比を有する板状鍛造チ
ップ材を形成し、上記鍛造チップ材から熱間打抜き加工
により歯形面を有する打抜き歯車素材を切出し、上記歯
車素材に熱処理と歯形面以外の面削を施すこと、により
製造する。
l−Si系合金製粉末鍛造歯車を製造する。 【構成】 Al−Si系合金製粉末鍛造歯車を、急冷凝
固Al−Si系系合金粉末のプレス成形体からなる65
〜85%の理論密度比を有する圧粉体に、熱間鍛造加工
を施して、99%以上の理論密度比を有する板状鍛造チ
ップ材を形成し、上記鍛造チップ材から熱間打抜き加工
により歯形面を有する打抜き歯車素材を切出し、上記歯
車素材に熱処理と歯形面以外の面削を施すこと、により
製造する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、原料として急冷凝固
Al−Si系合金粉末を用い、熱間鍛造加工および熱間
打抜き加工を利用して、歯形面が材質的に均質にして緻
密な歯車を製造する方法に関するものである。
Al−Si系合金粉末を用い、熱間鍛造加工および熱間
打抜き加工を利用して、歯形面が材質的に均質にして緻
密な歯車を製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば回転歯車ポンプの歯車が、
図2に概略平面図で例示されるように、一対の駆動歯車
Pと被動歯車P′からなり、これらの歯車のうち駆動歯
車Pが、例えば特開平2−16988号公報に記載され
る方法を用い、図3に概略斜視図で示される通り、側面
に歯形面1aを有する鍛造ダイ1Aのキャビティ内に、
急冷凝固Al−Si系合金粉末のプレス成形体からなる
65〜85%の理論密度比を有するタブレット状圧粉体
Tを装入し、これに前記ダイの歯形面に対応する歯形面
1bをもった鍛造パンチ1Bにて熱間鍛造加工を施し
て、歯形の形成と理論密度比:95%以上の緻密化をは
かることにより製造されることも知られている。
図2に概略平面図で例示されるように、一対の駆動歯車
Pと被動歯車P′からなり、これらの歯車のうち駆動歯
車Pが、例えば特開平2−16988号公報に記載され
る方法を用い、図3に概略斜視図で示される通り、側面
に歯形面1aを有する鍛造ダイ1Aのキャビティ内に、
急冷凝固Al−Si系合金粉末のプレス成形体からなる
65〜85%の理論密度比を有するタブレット状圧粉体
Tを装入し、これに前記ダイの歯形面に対応する歯形面
1bをもった鍛造パンチ1Bにて熱間鍛造加工を施し
て、歯形の形成と理論密度比:95%以上の緻密化をは
かることにより製造されることも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来方
法によって製造されたAl−Si系合金製粉末鍛造歯車
においては、熱間鍛造加工時に、歯形面を構成する圧粉
体外面部の材料の流れが、きわめて小さく、歯形面形成
と同時に停滞した状態となってしまうことから、歯形面
部の緻密化および粉末間結合が十分に行なわれず、歯車
中央部に比して材質的不均一性が著しいのが現状であ
る。
法によって製造されたAl−Si系合金製粉末鍛造歯車
においては、熱間鍛造加工時に、歯形面を構成する圧粉
体外面部の材料の流れが、きわめて小さく、歯形面形成
と同時に停滞した状態となってしまうことから、歯形面
部の緻密化および粉末間結合が十分に行なわれず、歯車
中央部に比して材質的不均一性が著しいのが現状であ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者等は、
上述のような観点から、歯形面部が緻密にして健全なA
l−Si系合金製粉末鍛造歯車を製造すべく研究を行な
った結果、まず、急冷凝固Al−Si系合金粉末のプレ
ス成形体からなる65〜85%の理論密度比を有する圧
粉体に、熱間鍛造加工を施して、99%以上の理論密度
比をもった板状鍛造チップ材を形成し、ついで、この鍛
造チップ材から熱間打抜き加工により歯形面を有する打
抜き歯車素材を切出し、これに熱処理と歯形面以外の寸
法出しのための面削を施すことにより製造したAl−S
i系合金製粉末鍛造歯車は、歯形面部も中央部も理論密
度比で99%以上を有し、材質的に緻密で均質であり、
実質的にこのままの歯形面で実用に供することができる
という研究結果を得たのである。
上述のような観点から、歯形面部が緻密にして健全なA
l−Si系合金製粉末鍛造歯車を製造すべく研究を行な
った結果、まず、急冷凝固Al−Si系合金粉末のプレ
ス成形体からなる65〜85%の理論密度比を有する圧
粉体に、熱間鍛造加工を施して、99%以上の理論密度
比をもった板状鍛造チップ材を形成し、ついで、この鍛
造チップ材から熱間打抜き加工により歯形面を有する打
抜き歯車素材を切出し、これに熱処理と歯形面以外の寸
法出しのための面削を施すことにより製造したAl−S
i系合金製粉末鍛造歯車は、歯形面部も中央部も理論密
度比で99%以上を有し、材質的に緻密で均質であり、
実質的にこのままの歯形面で実用に供することができる
という研究結果を得たのである。
【0005】この発明は、上記の研究結果にもとづいて
なされたものであって、急冷凝固Al−Si系合金粉末
のプレス成形体からなる65〜85%の理論密度比を有
する圧粉体に、熱間鍛造加工を施して、99%以上の理
論密度比を有する板状鍛造チップ材を形成し、上記鍛造
チップ材から熱間打抜き加工により歯形面を有する打抜
き歯車素材を切出し、上記歯車素材に熱処理と歯形面以
外の面削を施すこと、により材質的に均質なAl−Si
系合金製粉末鍛造歯車を製造する方法に特徴を有するも
のである。
なされたものであって、急冷凝固Al−Si系合金粉末
のプレス成形体からなる65〜85%の理論密度比を有
する圧粉体に、熱間鍛造加工を施して、99%以上の理
論密度比を有する板状鍛造チップ材を形成し、上記鍛造
チップ材から熱間打抜き加工により歯形面を有する打抜
き歯車素材を切出し、上記歯車素材に熱処理と歯形面以
外の面削を施すこと、により材質的に均質なAl−Si
系合金製粉末鍛造歯車を製造する方法に特徴を有するも
のである。
【0006】なお、この発明の方法を実施するに際し
て、急冷凝固Al−Si系合金粉末は、重量%で(以下
成分組成に関する%は重量%を示す)、 Si:12〜30%、 FeおよびNiのうちの1種または2種:1〜10%、
を含有し、さらに必要に応じて、 Cu:1〜5%、 Mg:0.3〜2%、 のうちの1種または2種、を含有し、残りがAlと不可
避不純物からなる組成、並びに、ガスアトマイズにより
形成された−30+350メッシュの粒度、をもつのが
望ましい。
て、急冷凝固Al−Si系合金粉末は、重量%で(以下
成分組成に関する%は重量%を示す)、 Si:12〜30%、 FeおよびNiのうちの1種または2種:1〜10%、
を含有し、さらに必要に応じて、 Cu:1〜5%、 Mg:0.3〜2%、 のうちの1種または2種、を含有し、残りがAlと不可
避不純物からなる組成、並びに、ガスアトマイズにより
形成された−30+350メッシュの粒度、をもつのが
望ましい。
【0007】この場合、Si成分には、耐摩耗性を向上
させる作用があり、したがってその含有量が12%未満
では所望のすぐれた耐摩耗性を確保することができず、
一方その含有量が30%を越えると強度が低下するよう
になることから、その含有量を12〜30%とした。
させる作用があり、したがってその含有量が12%未満
では所望のすぐれた耐摩耗性を確保することができず、
一方その含有量が30%を越えると強度が低下するよう
になることから、その含有量を12〜30%とした。
【0008】また、FeおよびNi成分には、AlやS
iと金属間化合物を形成して、耐熱性、高温強度、およ
び耐摩耗性を向上させる作用があるが、その含有量が1
%未満では前記作用に所望の効果が得られず、一方その
含有量が10%を越えると靭性が低下するようになるこ
とから、その含有量を1〜10%とするのがよい。
iと金属間化合物を形成して、耐熱性、高温強度、およ
び耐摩耗性を向上させる作用があるが、その含有量が1
%未満では前記作用に所望の効果が得られず、一方その
含有量が10%を越えると靭性が低下するようになるこ
とから、その含有量を1〜10%とするのがよい。
【0009】さらに、CuおよびMg成分には、時効効
果により強度を一段と向上させる作用があるので、必要
に応じて含有されるが、その含有量が、それぞれCu:
1%未満およびMg:0.3%未満では所望の強度向上
効果が得られず、一方その含有量が、それぞれCu:5
%およびMg:2%を越えると靭性が低下するようにな
ることから、その含有量は、それぞれCu:1〜5%、
Mg:0.3〜2%とするのがよい。
果により強度を一段と向上させる作用があるので、必要
に応じて含有されるが、その含有量が、それぞれCu:
1%未満およびMg:0.3%未満では所望の強度向上
効果が得られず、一方その含有量が、それぞれCu:5
%およびMg:2%を越えると靭性が低下するようにな
ることから、その含有量は、それぞれCu:1〜5%、
Mg:0.3〜2%とするのがよい。
【0010】また、粉末粒度に関し、不活性ガスや空気
などを用いたガスアトマイズにより粒度を−30〜+3
50メッシュにすると、アトマイズによる急冷凝固によ
って粉末中の初晶Siが10μm以下の微細粒となって
素地中に均一分散するようになり、この粉末中のSiの
微細化によって鍛造歯車は高強度とすぐれた耐摩耗性と
具備するようになるのである。
などを用いたガスアトマイズにより粒度を−30〜+3
50メッシュにすると、アトマイズによる急冷凝固によ
って粉末中の初晶Siが10μm以下の微細粒となって
素地中に均一分散するようになり、この粉末中のSiの
微細化によって鍛造歯車は高強度とすぐれた耐摩耗性と
具備するようになるのである。
【0011】つぎに、同じく圧粉体の理論密度比は、そ
の値が65%未満では取扱上破損が生じ易く、一方その
値が85%を越えると、内部に存在する水蒸気や空気な
どのガス抜きが困難になることから、65〜85%とす
るのがよい。
の値が65%未満では取扱上破損が生じ易く、一方その
値が85%を越えると、内部に存在する水蒸気や空気な
どのガス抜きが困難になることから、65〜85%とす
るのがよい。
【0012】また、同じく熱間鍛造加工は、300℃以
上望ましくは粉末の再結晶温度以上で、液相生成温度以
下の範囲内の所定の温度で行なうのがよく、これによっ
て緻密化が十分に進行し95%以上の理論密度比をもっ
た鍛造歯車の製造が可能となる。
上望ましくは粉末の再結晶温度以上で、液相生成温度以
下の範囲内の所定の温度で行なうのがよく、これによっ
て緻密化が十分に進行し95%以上の理論密度比をもっ
た鍛造歯車の製造が可能となる。
【0013】さらに、熱間打抜き加工も上記熱間鍛造加
工温度と同じ温度で行なうのがよく、これは、上記の温
度範囲から低い方に外れても、また高い方に外れても、
変形などにより寸法精度の高い歯形面を形成するのが困
難になるという理由によるものである。
工温度と同じ温度で行なうのがよく、これは、上記の温
度範囲から低い方に外れても、また高い方に外れても、
変形などにより寸法精度の高い歯形面を形成するのが困
難になるという理由によるものである。
【0014】つぎに、この発明の方法を実施例により具
体的に説明する。原料粉末として、それぞれ表1に示さ
れる成分組成、並びに空気アトマイズによる急冷凝固に
より粒度を−30+350メッシュとしたAl−Si系
合金粉末A〜Fを用い、これにそれぞれ1%のステアリ
ン酸亜鉛を添加して混合し、3〜5ton /cm2 り範囲内
の所定の圧力でそれぞれ表2に示される理論密度比、並
びに直径:100mm×高さ:16mmの寸法をもったプレ
ス成形体からなるタブレット状圧粉体を形成し、窒素雰
囲気中、温度:350℃に2時間保持の焙焼を施した
後、図1に概略工程図で示される通り前記圧粉体Tを、
鍛造ダイ2Aのキャビティ内に装入し、これに同じく表
2に示される温度で鍛造パンチ2Bにて熱間鍛造加工を
施して、表2に示される理論密度比(駆動歯車の理論密
度比と同じ)を有する直径:105mmの板状鍛造チップ
材Wを成形し、引続いて、この鍛造チップ材Wを、打抜
きダイ3Aの歯形面に続く上端部に形成した段部に装入
し、これに同じく表2に示される温度で、外面に歯形面
を有する打抜きパンチ3Bにて熱間打抜き加工を施して
打抜き歯車素材を切出し、最終的に前記歯車素材に、大
気中、温度:170℃に10時間保持の熱処理と寸法出
しのための上下面の面削を施すことにより本発明法1〜
6を実施し、いずれも歯先径:85mm×歯底径:70mm
×厚さ:12mmの寸法を有する駆動歯車Pを製造した。
体的に説明する。原料粉末として、それぞれ表1に示さ
れる成分組成、並びに空気アトマイズによる急冷凝固に
より粒度を−30+350メッシュとしたAl−Si系
合金粉末A〜Fを用い、これにそれぞれ1%のステアリ
ン酸亜鉛を添加して混合し、3〜5ton /cm2 り範囲内
の所定の圧力でそれぞれ表2に示される理論密度比、並
びに直径:100mm×高さ:16mmの寸法をもったプレ
ス成形体からなるタブレット状圧粉体を形成し、窒素雰
囲気中、温度:350℃に2時間保持の焙焼を施した
後、図1に概略工程図で示される通り前記圧粉体Tを、
鍛造ダイ2Aのキャビティ内に装入し、これに同じく表
2に示される温度で鍛造パンチ2Bにて熱間鍛造加工を
施して、表2に示される理論密度比(駆動歯車の理論密
度比と同じ)を有する直径:105mmの板状鍛造チップ
材Wを成形し、引続いて、この鍛造チップ材Wを、打抜
きダイ3Aの歯形面に続く上端部に形成した段部に装入
し、これに同じく表2に示される温度で、外面に歯形面
を有する打抜きパンチ3Bにて熱間打抜き加工を施して
打抜き歯車素材を切出し、最終的に前記歯車素材に、大
気中、温度:170℃に10時間保持の熱処理と寸法出
しのための上下面の面削を施すことにより本発明法1〜
6を実施し、いずれも歯先径:85mm×歯底径:70mm
×厚さ:12mmの寸法を有する駆動歯車Pを製造した。
【0015】
【表1】
【0016】
【表2】
【0017】また、比較の目的で、上記の図1に示され
る熱間鍛造加工および熱間打抜き加工を行なわず、これ
に代って図3に示される通りのキャビティ内に歯形面1
aを形成した鍛造ダイ1Aと外周面に歯形面1bを有す
る鍛造パンチ1Bを用いて熱間鍛造加工を行なう以外は
同一の条件で従来法1〜6を行ない、駆動歯車を製造し
た。
る熱間鍛造加工および熱間打抜き加工を行なわず、これ
に代って図3に示される通りのキャビティ内に歯形面1
aを形成した鍛造ダイ1Aと外周面に歯形面1bを有す
る鍛造パンチ1Bを用いて熱間鍛造加工を行なう以外は
同一の条件で従来法1〜6を行ない、駆動歯車を製造し
た。
【0018】ついで、この結果得られた各種の駆動歯車
について、理論密度比を測定すると共に、歯形面の適宜
10ケ所の硬さ(ロックウェル硬さBスケール)を測定
し、この結果を、最高値、最低値、および平均値として
表2,3に示した。
について、理論密度比を測定すると共に、歯形面の適宜
10ケ所の硬さ(ロックウェル硬さBスケール)を測定
し、この結果を、最高値、最低値、および平均値として
表2,3に示した。
【0019】
【表3】
【0020】
【発明の効果】表2,3に示される結果から明らかな通
り、本発明法1〜6で製造された駆動歯車は、いずれも
99%以上の理論密度比を有し、歯形面における硬さの
バラツキがきわめて小さく、かつ相対的に高い硬さを示
し、このことは材質的に緻密にして均質、かつ健全な歯
形面が形成されていることを示し、一方従来法1〜6で
製造された駆動歯車は、いずれも歯形面における硬さの
バラツキが大きく、かつ相対的に硬さも低く、この結果
歯形面部には多くの空孔が存在していることを示し、製
品とするためにはこの不健全な歯形面部の除去を行なわ
なければならないものである。
り、本発明法1〜6で製造された駆動歯車は、いずれも
99%以上の理論密度比を有し、歯形面における硬さの
バラツキがきわめて小さく、かつ相対的に高い硬さを示
し、このことは材質的に緻密にして均質、かつ健全な歯
形面が形成されていることを示し、一方従来法1〜6で
製造された駆動歯車は、いずれも歯形面における硬さの
バラツキが大きく、かつ相対的に硬さも低く、この結果
歯形面部には多くの空孔が存在していることを示し、製
品とするためにはこの不健全な歯形面部の除去を行なわ
なければならないものである。
【0021】上述のように、この発明の方法によれば、
実質的に歯形面の機械加工を必要とすることなく、打抜
き加工ままの状態で、材質的に均質にして緻密で、かつ
寸法精度の高い歯形面を形成することができ、したがっ
て打抜き加工ままの歯形面での実用が可能なAl−Si
系合金製粉末鍛造歯車を製造することができるのであ
る。
実質的に歯形面の機械加工を必要とすることなく、打抜
き加工ままの状態で、材質的に均質にして緻密で、かつ
寸法精度の高い歯形面を形成することができ、したがっ
て打抜き加工ままの歯形面での実用が可能なAl−Si
系合金製粉末鍛造歯車を製造することができるのであ
る。
【図1】本発明法の実施態様を示す概略工程図である。
【図2】回転歯車ポンプの歯車を示す概略平面図であ
る。
る。
【図3】従来法を示す概略斜視図である。
1A,2A 鍛造ダイ 1B,2B 鍛造パンチ 3A 打抜きダイ 3B 打抜きパンチ T 圧粉体 W 鍛造チップ材 P 駆動歯車
Claims (5)
- 【請求項1】 急冷凝固Al−Si系合金粉末のプレス
成形体からなる65〜85%の理論密度比を有する圧粉
体に、熱間鍛造加工を施して、99%以上の理論密度比
を有する板状鍛造チップ材を形成し、 上記鍛造チップ材から熱間打抜き加工により歯形面を有
する打抜き歯車素材を切出し、 上記歯車素材に熱処理と歯形面以外の面削を施すことを
特徴とする材質的に均質なAl−Si系合金製粉末鍛造
歯車の製造法。 - 【請求項2】 急冷凝固Al−Si系合金粉末が、重量
%で、 Si:12〜30%、 FeおよびNiのうちの1種または2種:1〜10%、
を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組成を有
することを特徴とする上記請求項1記載の材質的に均質
なAl−Si系合金製粉末鍛造歯車の製造法。 - 【請求項3】 急冷凝固Al−Si系合金粉末が、重量
%で、 Si:12〜30%、 FeおよびNiのうちの1種または2種:1〜10%、
を含有し、さらに、 Cu:1〜5%、 Mg:0.3〜2%、のうちの1
種または2種、を含有し、残りがAlと不可避不純物か
らなる組成を有することを特徴とする上記請求項1記載
の材質的に均質なAl−Si系合金製粉末鍛造歯車の製
造法。 - 【請求項4】 急冷凝固Al−Si系合金粉末が、ガス
アトマイズにより形成され、かつ−30+350メッシ
ュの粒度を有することを特徴とする上記請求項1,2,
または3記載の材質的に均質なAl−Si系合金製粉末
鍛造歯車の製造法。 - 【請求項5】 熱間鍛造加工および熱間打抜き加工が、
300℃以上または粉末の再結晶温度以上で、液相生成
温度以下の範囲内の所定温度で行なわれることを特徴と
する上記請求項1記載の材質的に均質なAl−Si系合
金製粉末鍛造歯車の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3238682A JPH0551607A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 材質的に均質なAl−Si系合金製粉末鍛造歯車の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3238682A JPH0551607A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 材質的に均質なAl−Si系合金製粉末鍛造歯車の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0551607A true JPH0551607A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=17033740
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3238682A Withdrawn JPH0551607A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 材質的に均質なAl−Si系合金製粉末鍛造歯車の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0551607A (ja) |
-
1991
- 1991-08-26 JP JP3238682A patent/JPH0551607A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |