JPH0552379U - 機械式車両用ディスクブレーキ - Google Patents
機械式車両用ディスクブレーキInfo
- Publication number
- JPH0552379U JPH0552379U JP10355691U JP10355691U JPH0552379U JP H0552379 U JPH0552379 U JP H0552379U JP 10355691 U JP10355691 U JP 10355691U JP 10355691 U JP10355691 U JP 10355691U JP H0552379 U JPH0552379 U JP H0552379U
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- Japan
- Prior art keywords
- brake lever
- locking pin
- operating direction
- brake
- caliper
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 機械式作動機構のカムシャフトを回動するブ
レーキレバーの作動方向の回動規制手段を持たないキャ
リパにも、簡単にカムシャフトの作動方向の回動規制手
段を取付ける。 【構成】 リターンスプリング26により非作動方向に
付勢されるブレーキレバー23の突起23bが当接する
リターンスプリング26の係止ピン28に、ブレーキレ
バー23の作動方向に腕部28aを延出し、腕部28a
に突起23bに当接してブレーキレバー23の作動方向
の回動を規制する凸部28bを設けた。
レーキレバーの作動方向の回動規制手段を持たないキャ
リパにも、簡単にカムシャフトの作動方向の回動規制手
段を取付ける。 【構成】 リターンスプリング26により非作動方向に
付勢されるブレーキレバー23の突起23bが当接する
リターンスプリング26の係止ピン28に、ブレーキレ
バー23の作動方向に腕部28aを延出し、腕部28a
に突起23bに当接してブレーキレバー23の作動方向
の回動を規制する凸部28bを設けた。
Description
【0001】
本考案は、機械式の作動機構にて制動作用を行なう車両用のディスクブレーキ に係り、詳しくは機械式作動機構に設けられるカムシャフトに固設したブレーキ レバー回動量を規制する構造に関する。
【0002】
車両に搭載されるディスクブレーキとして、液圧マスタシリンダに発生した液 圧で作動する液圧式作動機構と、ハンドブレーキレバーの牽引によって作動する 機械式作動機構とを組合わせた、いわゆるパーキングブレーキ付ディスクブレー キがある。
【0003】 この種のディスクブレーキでは、キャリパ内に収納した摩擦パッド押動部材を ディスク軸方向に変位するカムシャフトに、該カムシャフトを回動するブレーキ レバーを固設し、該ブレーキレバーを非作動方向に付勢するリターンスプリング の係止ピンをキャリパに植設し、該係止ピンにブレーキレバーに形成した突起を 当接してブレーキレバーの非作動方向の回動を規制している。
【0004】 これにより、ブレーキレバーの作動及び非作動両方向の回動のうち、非作動方 向の後退限は規制されるが、作動方向の規制手段を持たないため、ハンドブレー キレバーが過大に引かれるとカムシャフトが過回動し、カムシャフトによって押 動されるプッシュロッドがディスク軸に対して傾き、円滑な作動を阻害すること がある。
【0005】 そこで、リターンスプリングの係止ピンとは別に作動方向の回動を規制する係 止ピンをキャリパに植設し、カムシャフトの作動方向の回動量を規制して、作動 の円滑化を図った機械式車両用ディスクブレーキが実開昭58−193136号 公報に提示されている。
【0006】
ところが、上述の構造では、ブレーキの仕様ならびにブレーキレバーの形状な どに合わせて作動方向の回動を規制する係止ピンをキャリパの所定位置に植設し なければならずきわめて不便であるとともに、キャリパの形状によっては係止ピ ンを植設できない場合がある。
【0007】 本考案は、このような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは 、作動方向の規制手段を持たないキャリパにも簡単にカムシャフトの作動方向の 回動量を規制することができ、また、ブレーキの仕様ならびにブレーキレバーの 形状などが変わっても簡単に対応することができる機械式車両用ディスクブレー キを提供することにある。
【0008】
本考案は、キャリパ内に収納した摩擦パッド押動部材をディスク軸方向に変位 するカムシャフトに、該カムシャフトを回動するブレーキレバーを固設し、該ブ レーキレバーを非作動方向に付勢するリターンスプリングの係止ピンをキャリパ に植設し、該係止ピンにブレーキレバーに形成した突起を当接してブレーキレバ ーの非作動方向の回動を規制する機械式車両用ディスクブレーキにおいて、前記 係止ピンに、ブレーキレバーの作動方向に腕部を延出し、該腕部に前記突起に当 接してブレーキレバーの作動方向の回動を規制する凸部を設けたことを特徴とす る。
【0009】
かかる構成によれば、キャリパに植設した係止ピンにブレーキレバーに形成し た突起を当接させてブレーキレバーの非作動方向の回動を規制するとともに、係 止ピンのブレーキレバーの作動方向に延出した腕部に設けた凸部にブレーキレバ ーに形成した突起を当接させてブレーキレバーの作動方向の回動を規制する。
【0010】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】 後輪用のディスクブレーキ1は、液圧式作動機構2と機械式作動機構3とを備 えるパーキングブレーキ付きで、ディスクロータ4の一側で車体に固設されるブ ラケット5には、キャリパ6が、一対の摺動ピン7,7を介してディスク軸方向 へ移動可能に支持されている。
【0012】 ディスクロータ4の両側には、一対の摩擦パッド8,8が対向配置され、両摩 擦パッド8,8を挟んで配置されるキャリパ6の作用部6a及び反作用部6bは 、ディスクロータ4と摩擦パッド8,8とを跨ぐブリッジ部6cにて連結されて いる。
【0013】 作用部6aには、大径孔9aと小径の連通孔9bとを連ねたシリンダ孔9がデ ィスク軸方向に形成されており、ディスクロータ4側に開口する大径孔9aには 、コップ状のピストン10が液密且つ移動可能に内挿され、該ピストン10と大 径孔9aの底部との間に画成される液圧室11には、図示しない公知の液圧マス タシリンダで発生した液圧が導入されるインレットポート12が連通形成されて いる。
【0014】 前述の液圧式作動機構2は、ピストン10と、大径孔9aに形成される液圧室 11及びインレットポート12とから構成され、インレットポート12から液圧 室11に供給された液圧マスタシリンダの液圧は、大径孔9aのピストン10と 、後述する機械式作動機構3のアジャスタ13及びスリーブピストン14とを、 ディスクロータ4側へ一体に押動する。
【0015】 この供給液圧で大径孔9aを前進するピストン10は、一方の摩擦パッド8を ディスクロータ4の一側面に押圧し、次にこの反作用で、キャリパ6が作用部6 a側へ移動して、反作用部6bが、他方の摩擦パッド8をディスクロータ4の他 側面に押圧し、ディスクロータ4を両摩擦パッド8,8で挾圧して制動作用を行 なう。
【0016】 一方、機械式作動機構3は、運転者のハンドブレーキ操作にて制動作用を行な うパーキングブレーキ用で、この機械式作動機構3は、アジャストボルト15と アジャストナット16とを組合わせたアジャスタ13と、大径孔9aの底部側に 配置されるスリーブピストン14と、シリンダ軸に直交して配設されるカムシャ フト17と、該カムシャフト17及びスリーブピストン14との間に介装される プッシュロッド18とを有している。
【0017】 連通孔9bの後部には、ディスク軸と直交する軸受孔21が、作用部6aの一 側壁に開口して設けられ、該軸受孔21に前記カムシャフト17が回動可能に支 持される。
【0018】 カムシャフト17には、ブレーキレバー23がナット25にて固設され、ナッ ト25の外周に、コイル状のリターンスプリング26が配設され、該リターンス プリング26は、一端26aをキャリパ6の作用部6aに植設した係止ピン28 に、他端26bをブレーキレバー23の連結腕23aにそれぞれ係合し、ブレー キレバー23を非制動方向(図1の矢印A方向)へ付勢しており、ブレーキレバ ー23の連結腕23aには、ブレーキワイヤ27が連結されている。
【0019】 また、ブレーキレバー23には、リターンスプリング26の付勢力によって係 止ピン28に当接して、ブレーキレバー23の非制動方向の回動を規制する突起 23bが設けられている。
【0020】 このブレーキレバー23は、運転者のハンドブレーキ操作にてブレーキワイヤ 27が牽引されると、制動方向(図1の矢印B方向)へ回動し、カムシャフト1 7が、ブレーキレバー23と一体に回動して、カムシャフト17の回転力がプッ シュロッド18にて推力に変換され、スリーブピストン14をディスクロータ4 側へ押動し、アジャストボルト15,アジャストナット16,ピストン10を介 して両摩擦パッド8,8を、前記液圧作動と同様にディスクロータ4に押圧して 制動作用を行い、ブレーキワイヤ27の牽引が解除されると、リターンスプリン グ26の復元力にて後退限位置に復帰する。
【0021】 また、前記係止ピン28は、ブレーキレバー23の作動方向(図1の矢印B方 向)に腕部28aを延出し、該腕部28aにブレーキレバー23の突起23bに 当接してブレーキレバーの作動方向の回動を規制する凸部28bが一体に設けら れている。
【0022】 したがって、ブレーキレバー23は、非制動時には、図1の実線で示されるよ うに、突起23bを係止ピン28に当接させて後退限位置にあり、制動時には、 図1の二点鎖線で示されるように、突起23bを係止ピン28に延出した腕部2 8aに設けた凸部28bに当接して回動量を規制されるので、ハンドブレーキレ バーが過大に引かれることがあっても、カムシャフト17が過回動することがな く、カムシャフト17によって押動されるプッシュロッド18の傾きが防止され 、摩擦パッド8に対する押込み量が一定に保たれるので、円滑な作動を安定して 行なうことができる。
【0023】 また、作動方向の規制手段を持たないキャリパボディについても、係止ピンを 差し替えるだけの簡単な作業で簡単にカムシャフトの作動方向の回動量を規制す ることができるとともに、例えば腕部28aの長さの異なる係止ピン28に変更 することでブレーキの仕様ならびにブレーキレバーの形状などが変わっても簡単 に対応することができるものである。
【0024】 尚、上記実施例では、液圧式作動機構と機械式作動機構とを備えたディスクブ レーキで説明したが、機械式作動機構のみのディスクブレーキに本考案を適用で きることは勿論である。
【0025】
本考案は以上説明したように、キャリパに植設したリターンスプリングの係止 ピンに、ブレーキレバーに形成した突起を当接してブレーキレバーの非作動方向 の回動を規制するとともに、該係止ピンに、ブレーキレバーの作動方向に腕部を 延出し、該腕部に前記ブレーキレバーに形成した突起に当接してブレーキレバー の作動方向の回動を規制する凸部を設けたことにより、ブレーキレバーとカムシ ャフトが過回動することがなく、カムシャフトによって押動されるプッシュロッ ドの傾きが防止され、摩擦パッドに対する押込み量が一定に保たれるので、円滑 な作動を安定して行なうことができる。
【0026】 また、作動方向の回動を規制する凸部は係止ピンに一体に設けられているため 、係止ピンをキャリパに植設するだけでよく取付けがきわめて簡単であるととも に、作動方向の規制手段を持たないキャリパボディにも係止ピンを差し替えるこ とで簡単にカムシャフトの作動方向の回動量を規制することができる。
【0027】 更に、仕様ならびにブレーキレバーの形状などが変わっても腕部の長さや凸部 の形状が異なる係止ピンに交換することで簡単に対応することができ、きわめて 経済的でもある。
【図1】 ブレーキレバー取付部の正面図
【図2】 図1のII−II断面図
【図3】 係止ピンを示す斜視図
【図4】 ディスクブレーキの一部断面平面図
6…キャリパ、8…摩擦パッド、17…カムシャフト、
23…ブレーキレバー、23b…突起、26…リターン
スプリング、28…係止ピン、28a…腕部、28b…
凸部。
23…ブレーキレバー、23b…突起、26…リターン
スプリング、28…係止ピン、28a…腕部、28b…
凸部。
Claims (1)
- 【請求項1】 キャリパ内に収納した摩擦パッド押動部
材をディスク軸方向に変位するカムシャフトに、該カム
シャフトを回動するブレーキレバーを固設し、該ブレー
キレバーを非作動方向に付勢するリターンスプリングの
係止ピンをキャリパに植設し、該係止ピンにブレーキレ
バーに形成した突起を当接してブレーキレバーの非作動
方向の回動を規制する機械式車両用ディスクブレーキに
おいて、前記係止ピンに、ブレーキレバーの作動方向に
腕部を延出し、該腕部に前記突起に当接してブレーキレ
バーの作動方向の回動を規制する凸部を設けたことを特
徴とする機械式車両用ディスクブレーキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10355691U JPH0552379U (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 機械式車両用ディスクブレーキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10355691U JPH0552379U (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 機械式車両用ディスクブレーキ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0552379U true JPH0552379U (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=14357098
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10355691U Pending JPH0552379U (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 機械式車両用ディスクブレーキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0552379U (ja) |
-
1991
- 1991-12-16 JP JP10355691U patent/JPH0552379U/ja active Pending
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