JPH0552569B2 - - Google Patents
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- JPH0552569B2 JPH0552569B2 JP59198372A JP19837284A JPH0552569B2 JP H0552569 B2 JPH0552569 B2 JP H0552569B2 JP 59198372 A JP59198372 A JP 59198372A JP 19837284 A JP19837284 A JP 19837284A JP H0552569 B2 JPH0552569 B2 JP H0552569B2
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- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は薄膜型の磁気記録媒体の製造方法に関
し、詳しくは、薄膜形成時の支持体の状態を改良
することにより、薄膜形成時の熱損傷を防止する
薄膜型の磁気記録媒体の製造方法に関する。 [従来技術] 一般に、強磁性金属薄膜の磁性層を有する磁気
記録媒体は、ポリエチレンテレフタレート等の高
分子フイルム支持体上に、真空蒸着、スパツタリ
ング、イオンプレーテイング等の手段により磁性
薄膜を形成して製造されている。そしてこの薄膜
形成に先立ち、薄膜形成過程の帯電防止さらには
磁気記録媒体の操作時の帯電防止等の目的で、バ
ツクコート層または下引層に導電性材料であるカ
ーボンブラツクを用いることは公知である。例え
ば、特開昭58−41418号には、バツクコート層と
してカーボンブラツクを含む塗膜を設ける技術が
開示されている。 しかしながら、バツクコート層および/または
下引層にカーボンブラツクの所定量(例えば、上
記明細書に記載のバツクコート層、膜厚0.5μm相
当でカーボンブラツクの含有率40重量%以上)を
用いて、通常の薄膜形成により磁性層を形成する
と、蒸発源からの輻射熱や二次電子等の影響によ
り、支持体に熱損傷いわゆる熱負けが発生し、支
持体の物理的特性が劣化し、得られた磁気記録媒
体のスキユー、ジツター、RF出力、オーデイオ
出力等の電磁変換特性に重大な悪影響が現われ
た。 上記熱負けは、支持体の熱損傷により穴があい
てしまう重度の熱負けから、目視では判定が不可
能であるか僅かに確認できる程度の軽度のものま
で含まれる。この重度の熱負けでは、磁気記録媒
体としての機能を有さないので論外であるが、軽
度の熱負けにおいても、支持体の僅かの熱負けが
上記磁気記録媒体の電磁変換特性に重大な影響を
与えるものである。 本発明者等が、上記事実に基づいて種々の検討
を加えた結果、上記熱負けは、バツクコート層お
よび/または下引層に含有せしめるカーボンブラ
ツク等の充填材の添加量と相関があることを見い
出し、本発明を完成するに至つたものである。 [発明の目的] 本発明の目的は、磁性薄膜の形成時における支
持体の熱負けを防止する磁気記録媒体の製造方法
を提供することである。 本発明の他の目的は、電磁変換特性等に悪影響
を与えない磁気記録媒体の製造方法を提供するこ
とである。 [発明の構成] 本発明の上記目的は、支持体上に、導電性材料
とバインダーを含有するバツクコート層および/
または下引層を有し、強磁性金属薄膜の磁性層を
有する磁気記録媒体を製造する方法において、前
記バツクコート層および/または下引層が有する
支持体の光学濃度が0.8以下であることを特徴と
する磁気記録媒体の製造方法により達成される。 [発明の具体的構成] 本発明において、光学濃度(Optical density)
とは、以下の式で表わされる。 光学密度=−log10I/I0 但し、I0およびIはそれぞれ測定対象物体の入
射光および透過光の強度を表わす。 本発明においては、導電層材料を含有するバツ
クコート層および/または下引層を有する支持体
の光学濃度を0.8以下とすることにより、本発明
の効果を得ることができるが、好ましくは0.6以
下の光学濃度を有する場合である。 本発明において、導電性材料を含有するバツク
コート層および/または下引層を有する支持体の
光学濃度を制御する方法は、バツクコート層およ
び/または下引層の膜厚を制御して所望の光学濃
度を得てもよいし、添加されるカーボンブラツク
等の充填剤の量を制御して行つてもよい。 本発明において、バツクコート層および/また
は下引層は上記光学濃度の条件を満足する範囲に
おいて、その組成は任意であり、例えば帯電防止
剤として、導電性微粉末である、カーボンブラツ
ク、酸化チタン()、グラフアイト等の光学濃
度大なる充填剤、同じく導電性微粉末で光学濃度
の小さい酸化スズ()、酸化スズ−酸化アンチ
モン系、酸化チタン−酸化スズ−酸化アンチモン
系微粒子等の充填剤の一種もしくは2種以上を組
み合わせてバツクコート層および/または下引層
に用いることができる。 本発明において、バツクコート層および/また
は下引層に用いられるバインダーとしては、従来
公知の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、反応型樹脂
または、電子線照射硬化型樹脂や、これらの混合
物を用いることができる。 熱可塑性樹脂としては、軟化温度が150℃以下、
平均分子量が10000〜200000、重合度が約200〜
2000程度のもので、例えば塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合
体、塩化ビニル−アクリロニトリル共重合体、ア
クリル酸エステル−アクリロニトリル共重合体、
アクリル酸エステル−塩化ビニリデン共重合体、
アクリル酸エステル−スチレン共重合体、メタク
リル酸エステル−アクリロニトリル共重合体、メ
タクリル酸エステル−塩化ビニリデン共重合体、
メタクリル酸エステル−スチレン共重合体、ウレ
タンエラストマー、ポリ弗化ビニル、塩化ビニリ
デン−アクリロニトリル共重合体、アクリロニト
リル−ブタジエン共重合体、ポリアミド樹脂、ポ
リビニルブチラート、セルロース誘導体(セルロ
ースアセテートブチレート、セルロースダイアセ
テート、セルローストリアセテート、セルロース
プロピオネート、ニトロセルロース等)、スチレ
ン−ブタジエン共重合体、ポリエステル樹脂、ク
ロロビニルエーテル−アクリル酸エステル共重合
体、アミノ樹脂、各種の合成ゴム系の熱可塑性樹
脂およびこれらの混合物等が挙げられる。 熱硬化性樹脂または反応型樹脂としては、具体
的には、例えばフエノール樹脂、ポリウレタン硬
化型樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、アルキツド
樹脂、シリコン樹脂、アクリル系反応樹脂、高分
子量ポリエステル樹脂とイソシアネートプレポリ
マーの混合物、メタクリル酸塩共重合体とジイソ
シアネートプレポリマーの混合物、ポリエステル
ポリオールとポリイソシアネートの混合物、尿素
ホルムアルデヒド樹脂、低分子量グリコール/高
分子量ジオール/トリフエニルメタントリイソシ
アネートの混合物、ポリアミン樹脂およびこれら
の混合物等が挙げられる。 電子線照射硬化型樹脂としては、不飽和プレポ
マー、例えば無水マレイン酸タイプ、ウレタンア
クリルタイプ、ポリエステルアクリルタイプ、ポ
リエーテルアクリルタイプ、ポリウレタンアクリ
ルタイプ、ポリアミドアクリルタイプ等、または
多官能モノマーとして、エーテルアクリルタイ
プ、ウレタンアクリルタイプ、リン酸エステルア
クリルタイプ、アリールタイプ、ハイドロカーボ
ンタイプ等が挙げられる。 これらのバインダーを単独または2種以上を組
み合わせて用いることができる。 本発明において、バツクコート層および/また
は下引層には各種硬化剤を含有させることができ
る。用いられる硬化剤としては、ポリイソシアネ
ート類があり、例えばジイソシアネートと3価ポ
リオールとの付加体、もしくはジイソシアネート
の5量体、ジイソシアネート3モルと水の脱炭酸
化合物等が挙げられる。 本発明において、バツクコート層および/また
は下引層には、前記導電性微粉末、バインダー、
硬化剤の他に各種の添加剤として分散剤、潤滑
剤、研磨剤、充填剤等が加えられてもよい。 上記各種の成分に各種の有機溶媒を加え、混練
分散し、支持体の一面に塗布することにより本発
明のバツクコート層および/または下引層を有す
る支持体を形成することができる。 上記で用いられる有機溶媒としては、アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、シクロヘキサノン等のケトン系;メタノー
ル、エタノール、プロパノール、ブタノール等の
アルコール系;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブ
チル、乳酸エチル、酢酸グリコールモノエチルエ
ーテル等のエステル系;グリコールジメチルエー
テル、グリコールモノエチルエーテル、ジオキサ
ン等のグリコールエーテル系;ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素;メチレンクロ
ライド、エチレンクロライド、四塩化炭素、クロ
ロホルム、ジクロルベンゼン等のハロゲン化炭化
水素等のものが使用できる。 混練分散にあたつては、各種の混練機が使用さ
れる。例えば二本ロールミル、三本ロールミル、
ボールミル、ペブルミル、サンドグラインダー、
Szegvariアトライター、高速インペラー分散機、
高速ストーンミル、高速度衝撃ミル、デイスパー
ニーター、高速ミキサー、ホモジナイザー、超音
波分散機などがある。 塗布方法としては、エアーナイフコート、エア
ードクターコート、ブレードコート、リバースロ
ールコート、グラビアコート、トランスフアーロ
ールコート、キスコート、キヤストコート、スプ
レイコート等が利用でき、その他の方法も可能で
あり、これらの具体的説明は「コーテイングコー
ト」朝倉書店刊行(昭和46年発行)に詳細に記さ
れている。 上記の如くに光学濃度が0.8以下の本発明のバ
ツクコート層および/または下引層を有する支持
体を形成した後、支持体上に磁性薄膜を形成す
る。 支持体の素材としては、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリエチレン−2,6−ナフタレート、
ポリカーボネート、ポリプロピレン、セルロース
トリアセテート、ポリイミド、アラミド等のプラ
スチツクが挙げられる。 本発明において、支持体上に磁性薄膜を形成す
る方法としては、公知の真空蒸着(反応蒸着を含
む)、スパツタリング、イオンプレーテイング、
CVD(Chemical Vapor Deposition)等の方法が
挙げられる。 本発明に用いられる磁性薄膜材料には特に制限
はなく、例えば、Fe,Co,Niその他の磁性金
属、あるいはFe−Co,Fe−Ni,Co−Ni,Fe−
Si,Fe−Rh,Fe−V,Fe−Cu,Fe−Au,Co−
P,Co−V,Co−Si,Co−Y,Co−La,Co−
Ce,Co−Pr,Co−Sm,Co−Mn,Co−Pt,Ni
−Cu,Co−Ni−Fe,Co−Ni−Ag,Co−Ni−
Zn,Co−Si−Al,Fe−Si−Al,Mn−Bi,Mn−
Sb,Mn−Al等の合金系磁性金属が挙げられる。 [発明の具体的実施例] 以下、本発明を実施例により具体的に説明する
が、本発明の実施の態様がこれにより限定される
ものではない。 膜厚12μmのポリエチレンテレフタレートフイ
ルム支持体の一面に下記表1に示す組成の各種バ
ツクコート層を乾燥膜厚が0.5μmとなるように塗
布し、乾燥した。 各種バツクコート層形成後、それぞれの試料に
ついて、支持体の他面に斜め蒸着法によりCo−
Ni(80:20)の磁性材料を電子ビーム加熱により
蒸発させ、膜厚0.15μmの磁性薄膜を形成した。
磁性薄膜形成後、エマルボン薄膜を0.01μmの厚
さで磁性薄膜表面に形成した。 得られた各試料を1/2インチ幅に裁断し、本発
明の磁気テープ試料No.1〜3、比較テープ試料No.
1〜3を得た。
し、詳しくは、薄膜形成時の支持体の状態を改良
することにより、薄膜形成時の熱損傷を防止する
薄膜型の磁気記録媒体の製造方法に関する。 [従来技術] 一般に、強磁性金属薄膜の磁性層を有する磁気
記録媒体は、ポリエチレンテレフタレート等の高
分子フイルム支持体上に、真空蒸着、スパツタリ
ング、イオンプレーテイング等の手段により磁性
薄膜を形成して製造されている。そしてこの薄膜
形成に先立ち、薄膜形成過程の帯電防止さらには
磁気記録媒体の操作時の帯電防止等の目的で、バ
ツクコート層または下引層に導電性材料であるカ
ーボンブラツクを用いることは公知である。例え
ば、特開昭58−41418号には、バツクコート層と
してカーボンブラツクを含む塗膜を設ける技術が
開示されている。 しかしながら、バツクコート層および/または
下引層にカーボンブラツクの所定量(例えば、上
記明細書に記載のバツクコート層、膜厚0.5μm相
当でカーボンブラツクの含有率40重量%以上)を
用いて、通常の薄膜形成により磁性層を形成する
と、蒸発源からの輻射熱や二次電子等の影響によ
り、支持体に熱損傷いわゆる熱負けが発生し、支
持体の物理的特性が劣化し、得られた磁気記録媒
体のスキユー、ジツター、RF出力、オーデイオ
出力等の電磁変換特性に重大な悪影響が現われ
た。 上記熱負けは、支持体の熱損傷により穴があい
てしまう重度の熱負けから、目視では判定が不可
能であるか僅かに確認できる程度の軽度のものま
で含まれる。この重度の熱負けでは、磁気記録媒
体としての機能を有さないので論外であるが、軽
度の熱負けにおいても、支持体の僅かの熱負けが
上記磁気記録媒体の電磁変換特性に重大な影響を
与えるものである。 本発明者等が、上記事実に基づいて種々の検討
を加えた結果、上記熱負けは、バツクコート層お
よび/または下引層に含有せしめるカーボンブラ
ツク等の充填材の添加量と相関があることを見い
出し、本発明を完成するに至つたものである。 [発明の目的] 本発明の目的は、磁性薄膜の形成時における支
持体の熱負けを防止する磁気記録媒体の製造方法
を提供することである。 本発明の他の目的は、電磁変換特性等に悪影響
を与えない磁気記録媒体の製造方法を提供するこ
とである。 [発明の構成] 本発明の上記目的は、支持体上に、導電性材料
とバインダーを含有するバツクコート層および/
または下引層を有し、強磁性金属薄膜の磁性層を
有する磁気記録媒体を製造する方法において、前
記バツクコート層および/または下引層が有する
支持体の光学濃度が0.8以下であることを特徴と
する磁気記録媒体の製造方法により達成される。 [発明の具体的構成] 本発明において、光学濃度(Optical density)
とは、以下の式で表わされる。 光学密度=−log10I/I0 但し、I0およびIはそれぞれ測定対象物体の入
射光および透過光の強度を表わす。 本発明においては、導電層材料を含有するバツ
クコート層および/または下引層を有する支持体
の光学濃度を0.8以下とすることにより、本発明
の効果を得ることができるが、好ましくは0.6以
下の光学濃度を有する場合である。 本発明において、導電性材料を含有するバツク
コート層および/または下引層を有する支持体の
光学濃度を制御する方法は、バツクコート層およ
び/または下引層の膜厚を制御して所望の光学濃
度を得てもよいし、添加されるカーボンブラツク
等の充填剤の量を制御して行つてもよい。 本発明において、バツクコート層および/また
は下引層は上記光学濃度の条件を満足する範囲に
おいて、その組成は任意であり、例えば帯電防止
剤として、導電性微粉末である、カーボンブラツ
ク、酸化チタン()、グラフアイト等の光学濃
度大なる充填剤、同じく導電性微粉末で光学濃度
の小さい酸化スズ()、酸化スズ−酸化アンチ
モン系、酸化チタン−酸化スズ−酸化アンチモン
系微粒子等の充填剤の一種もしくは2種以上を組
み合わせてバツクコート層および/または下引層
に用いることができる。 本発明において、バツクコート層および/また
は下引層に用いられるバインダーとしては、従来
公知の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、反応型樹脂
または、電子線照射硬化型樹脂や、これらの混合
物を用いることができる。 熱可塑性樹脂としては、軟化温度が150℃以下、
平均分子量が10000〜200000、重合度が約200〜
2000程度のもので、例えば塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合
体、塩化ビニル−アクリロニトリル共重合体、ア
クリル酸エステル−アクリロニトリル共重合体、
アクリル酸エステル−塩化ビニリデン共重合体、
アクリル酸エステル−スチレン共重合体、メタク
リル酸エステル−アクリロニトリル共重合体、メ
タクリル酸エステル−塩化ビニリデン共重合体、
メタクリル酸エステル−スチレン共重合体、ウレ
タンエラストマー、ポリ弗化ビニル、塩化ビニリ
デン−アクリロニトリル共重合体、アクリロニト
リル−ブタジエン共重合体、ポリアミド樹脂、ポ
リビニルブチラート、セルロース誘導体(セルロ
ースアセテートブチレート、セルロースダイアセ
テート、セルローストリアセテート、セルロース
プロピオネート、ニトロセルロース等)、スチレ
ン−ブタジエン共重合体、ポリエステル樹脂、ク
ロロビニルエーテル−アクリル酸エステル共重合
体、アミノ樹脂、各種の合成ゴム系の熱可塑性樹
脂およびこれらの混合物等が挙げられる。 熱硬化性樹脂または反応型樹脂としては、具体
的には、例えばフエノール樹脂、ポリウレタン硬
化型樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、アルキツド
樹脂、シリコン樹脂、アクリル系反応樹脂、高分
子量ポリエステル樹脂とイソシアネートプレポリ
マーの混合物、メタクリル酸塩共重合体とジイソ
シアネートプレポリマーの混合物、ポリエステル
ポリオールとポリイソシアネートの混合物、尿素
ホルムアルデヒド樹脂、低分子量グリコール/高
分子量ジオール/トリフエニルメタントリイソシ
アネートの混合物、ポリアミン樹脂およびこれら
の混合物等が挙げられる。 電子線照射硬化型樹脂としては、不飽和プレポ
マー、例えば無水マレイン酸タイプ、ウレタンア
クリルタイプ、ポリエステルアクリルタイプ、ポ
リエーテルアクリルタイプ、ポリウレタンアクリ
ルタイプ、ポリアミドアクリルタイプ等、または
多官能モノマーとして、エーテルアクリルタイ
プ、ウレタンアクリルタイプ、リン酸エステルア
クリルタイプ、アリールタイプ、ハイドロカーボ
ンタイプ等が挙げられる。 これらのバインダーを単独または2種以上を組
み合わせて用いることができる。 本発明において、バツクコート層および/また
は下引層には各種硬化剤を含有させることができ
る。用いられる硬化剤としては、ポリイソシアネ
ート類があり、例えばジイソシアネートと3価ポ
リオールとの付加体、もしくはジイソシアネート
の5量体、ジイソシアネート3モルと水の脱炭酸
化合物等が挙げられる。 本発明において、バツクコート層および/また
は下引層には、前記導電性微粉末、バインダー、
硬化剤の他に各種の添加剤として分散剤、潤滑
剤、研磨剤、充填剤等が加えられてもよい。 上記各種の成分に各種の有機溶媒を加え、混練
分散し、支持体の一面に塗布することにより本発
明のバツクコート層および/または下引層を有す
る支持体を形成することができる。 上記で用いられる有機溶媒としては、アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、シクロヘキサノン等のケトン系;メタノー
ル、エタノール、プロパノール、ブタノール等の
アルコール系;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブ
チル、乳酸エチル、酢酸グリコールモノエチルエ
ーテル等のエステル系;グリコールジメチルエー
テル、グリコールモノエチルエーテル、ジオキサ
ン等のグリコールエーテル系;ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素;メチレンクロ
ライド、エチレンクロライド、四塩化炭素、クロ
ロホルム、ジクロルベンゼン等のハロゲン化炭化
水素等のものが使用できる。 混練分散にあたつては、各種の混練機が使用さ
れる。例えば二本ロールミル、三本ロールミル、
ボールミル、ペブルミル、サンドグラインダー、
Szegvariアトライター、高速インペラー分散機、
高速ストーンミル、高速度衝撃ミル、デイスパー
ニーター、高速ミキサー、ホモジナイザー、超音
波分散機などがある。 塗布方法としては、エアーナイフコート、エア
ードクターコート、ブレードコート、リバースロ
ールコート、グラビアコート、トランスフアーロ
ールコート、キスコート、キヤストコート、スプ
レイコート等が利用でき、その他の方法も可能で
あり、これらの具体的説明は「コーテイングコー
ト」朝倉書店刊行(昭和46年発行)に詳細に記さ
れている。 上記の如くに光学濃度が0.8以下の本発明のバ
ツクコート層および/または下引層を有する支持
体を形成した後、支持体上に磁性薄膜を形成す
る。 支持体の素材としては、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリエチレン−2,6−ナフタレート、
ポリカーボネート、ポリプロピレン、セルロース
トリアセテート、ポリイミド、アラミド等のプラ
スチツクが挙げられる。 本発明において、支持体上に磁性薄膜を形成す
る方法としては、公知の真空蒸着(反応蒸着を含
む)、スパツタリング、イオンプレーテイング、
CVD(Chemical Vapor Deposition)等の方法が
挙げられる。 本発明に用いられる磁性薄膜材料には特に制限
はなく、例えば、Fe,Co,Niその他の磁性金
属、あるいはFe−Co,Fe−Ni,Co−Ni,Fe−
Si,Fe−Rh,Fe−V,Fe−Cu,Fe−Au,Co−
P,Co−V,Co−Si,Co−Y,Co−La,Co−
Ce,Co−Pr,Co−Sm,Co−Mn,Co−Pt,Ni
−Cu,Co−Ni−Fe,Co−Ni−Ag,Co−Ni−
Zn,Co−Si−Al,Fe−Si−Al,Mn−Bi,Mn−
Sb,Mn−Al等の合金系磁性金属が挙げられる。 [発明の具体的実施例] 以下、本発明を実施例により具体的に説明する
が、本発明の実施の態様がこれにより限定される
ものではない。 膜厚12μmのポリエチレンテレフタレートフイ
ルム支持体の一面に下記表1に示す組成の各種バ
ツクコート層を乾燥膜厚が0.5μmとなるように塗
布し、乾燥した。 各種バツクコート層形成後、それぞれの試料に
ついて、支持体の他面に斜め蒸着法によりCo−
Ni(80:20)の磁性材料を電子ビーム加熱により
蒸発させ、膜厚0.15μmの磁性薄膜を形成した。
磁性薄膜形成後、エマルボン薄膜を0.01μmの厚
さで磁性薄膜表面に形成した。 得られた各試料を1/2インチ幅に裁断し、本発
明の磁気テープ試料No.1〜3、比較テープ試料No.
1〜3を得た。
【表】
【表】
* 各添加剤は重量部で示してある。
上記本発明の試料No.1〜3、および比較試料No.
1〜3について、バツクコート層を有する支持体
の光学密度、熱負けの目視判定、ドロツプアウ
ト、電磁変換特性として、ジツター、スキユー、
RF出力変動、オーデイオ出力変動、ワウフラツ
ター、ルミS/N、クロマS/N、スチルライフ
をそれぞれ測定した。結果を表2に示す。
上記本発明の試料No.1〜3、および比較試料No.
1〜3について、バツクコート層を有する支持体
の光学密度、熱負けの目視判定、ドロツプアウ
ト、電磁変換特性として、ジツター、スキユー、
RF出力変動、オーデイオ出力変動、ワウフラツ
ター、ルミS/N、クロマS/N、スチルライフ
をそれぞれ測定した。結果を表2に示す。
【表】
表2の結果より明らかなように、本発明の製造
方法により得られた試料は、比較試料に比べて、
熱負けがなく、電磁変換特性としての各種の特性
も数段優れていることがわかる。
方法により得られた試料は、比較試料に比べて、
熱負けがなく、電磁変換特性としての各種の特性
も数段優れていることがわかる。
Claims (1)
- 1 支持体上に、導電性材料とバインダーを含有
するバツクコート層および/または下引層を有
し、強磁性金属薄膜の磁性層を有する磁気記録媒
体を製造する方法において、前記バツクコート層
および/または下引層が有する支持体の光学濃度
が0.8以下であることを特徴とする磁気記録媒体
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19837284A JPS6177142A (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19837284A JPS6177142A (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6177142A JPS6177142A (ja) | 1986-04-19 |
| JPH0552569B2 true JPH0552569B2 (ja) | 1993-08-05 |
Family
ID=16390012
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19837284A Granted JPS6177142A (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6177142A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57176539A (en) * | 1981-04-20 | 1982-10-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Manufacture for magnetic recording medium |
-
1984
- 1984-09-21 JP JP19837284A patent/JPS6177142A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6177142A (ja) | 1986-04-19 |
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