JPH06101176A - セルロース系繊維材料の耐久性防炎加工法 - Google Patents
セルロース系繊維材料の耐久性防炎加工法Info
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- JPH06101176A JPH06101176A JP6095692A JP6095692A JPH06101176A JP H06101176 A JPH06101176 A JP H06101176A JP 6095692 A JP6095692 A JP 6095692A JP 6095692 A JP6095692 A JP 6095692A JP H06101176 A JPH06101176 A JP H06101176A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 一般式
(HOCH2)4PX
(式中、XはCl、1/2SO4 又はOHを表わす)で示
されるテトラキスヒドロキシメチルホスホニウム塩1モ
ルと尿素0.2〜3.0モルとの反応物(固形分とし
て)100重量部に、水溶性メチルホスホン酸エステル
誘導体5〜100重量部を配合した加工液を用いて、セ
ルロース系繊維材料を処理することを特徴とするセルロ
ース系繊維材料の耐久性防炎加工法。 【効果】 風合いの優れた耐久性の防炎性繊維製品を製
造できる。
されるテトラキスヒドロキシメチルホスホニウム塩1モ
ルと尿素0.2〜3.0モルとの反応物(固形分とし
て)100重量部に、水溶性メチルホスホン酸エステル
誘導体5〜100重量部を配合した加工液を用いて、セ
ルロース系繊維材料を処理することを特徴とするセルロ
ース系繊維材料の耐久性防炎加工法。 【効果】 風合いの優れた耐久性の防炎性繊維製品を製
造できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、風合いの改良されたセ
ルロース系繊維材料の耐久性防炎加工法に関する。更に
詳しくは、セルロース系繊維もしくはセルロース系繊維
と他の繊維との混用品に風合いの優れた、耐久性のある
防炎加工法に関する。
ルロース系繊維材料の耐久性防炎加工法に関する。更に
詳しくは、セルロース系繊維もしくはセルロース系繊維
と他の繊維との混用品に風合いの優れた、耐久性のある
防炎加工法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、セルロース系繊維材料に耐久
性のある防炎性能を付与する方法として、テトラキスヒ
ドロキシメチルホスホニウム塩と尿素との反応物を用い
る方法、N−ヒドロキシメチルジアルキルホスホノプロ
ピオンアミドとメチロールメラミンを用いる方法、ビニ
ルホスホネートオリゴマーとN−メチロールアクリルア
ミドを用いる方法等が知られている。また、ポリエステ
ル繊維等に対しては、ヘキサブロモシクロドデカンの水
分散液を使用して、吸尽法又はサーモゾル法によって繊
維に付着させる方法、トリスジクロロプロピルホスフェ
ート、トリクレジルホスフェートを吸尽法又はサーモゾ
ル法によって繊維に付着させる方法が知られている。
性のある防炎性能を付与する方法として、テトラキスヒ
ドロキシメチルホスホニウム塩と尿素との反応物を用い
る方法、N−ヒドロキシメチルジアルキルホスホノプロ
ピオンアミドとメチロールメラミンを用いる方法、ビニ
ルホスホネートオリゴマーとN−メチロールアクリルア
ミドを用いる方法等が知られている。また、ポリエステ
ル繊維等に対しては、ヘキサブロモシクロドデカンの水
分散液を使用して、吸尽法又はサーモゾル法によって繊
維に付着させる方法、トリスジクロロプロピルホスフェ
ート、トリクレジルホスフェートを吸尽法又はサーモゾ
ル法によって繊維に付着させる方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ポリエステル
繊維等の合成繊維とセルロース系繊維との混用品につい
ては、セルロース系繊維の混率が高い場合には、セルロ
ース系繊維用の防炎剤による防炎加工法が一部試みられ
てきたが、風合いが優れ、更に耐久性のある防炎加工法
を達成することは困難であった。また、ポリエステル繊
維等の合成繊維及びセルロース系繊維のそれぞれに最適
な防炎剤を使用しても、それぞれの単品では防炎性能を
示すが、混用品については防炎性能を示さないという欠
点があった。特に、ポリエステルと綿との混用品では、
混率が70/30〜30/70の素材については、耐久
性のある防炎性能及び風合いを同時に満足させることは
困難であった。
繊維等の合成繊維とセルロース系繊維との混用品につい
ては、セルロース系繊維の混率が高い場合には、セルロ
ース系繊維用の防炎剤による防炎加工法が一部試みられ
てきたが、風合いが優れ、更に耐久性のある防炎加工法
を達成することは困難であった。また、ポリエステル繊
維等の合成繊維及びセルロース系繊維のそれぞれに最適
な防炎剤を使用しても、それぞれの単品では防炎性能を
示すが、混用品については防炎性能を示さないという欠
点があった。特に、ポリエステルと綿との混用品では、
混率が70/30〜30/70の素材については、耐久
性のある防炎性能及び風合いを同時に満足させることは
困難であった。
【0004】合成繊維、特にポリエステル繊維とセルロ
ース繊維との混用品の防炎加工が困難な理由は明らかで
はないが、下記の3つの可能性が考えられる。 (1)一方の繊維に付与された防炎剤の本来の作用が、
他方の成分又はその分解物との化学反応等によって阻害
される。 (2)ポリエステル繊維等の合成繊維とセルロース系繊
維との混用品の熱分解生成物の種類、生成速度等が、合
成繊維及びセルロース系繊維それぞれ単独の場合とは異
なる。 (3)熱溶融性成分と非溶融性成分との混合の結果、溶
融成分系からの脱落が抑えられる一般にscafolding eff
ect と言われる現象が起こる。 以上の理由で、従来合成繊維、特にポリエステル繊維と
セルロース系繊維との混用品に、風合いの優れた耐久性
防炎加工を施することは非常に困難であった。
ース繊維との混用品の防炎加工が困難な理由は明らかで
はないが、下記の3つの可能性が考えられる。 (1)一方の繊維に付与された防炎剤の本来の作用が、
他方の成分又はその分解物との化学反応等によって阻害
される。 (2)ポリエステル繊維等の合成繊維とセルロース系繊
維との混用品の熱分解生成物の種類、生成速度等が、合
成繊維及びセルロース系繊維それぞれ単独の場合とは異
なる。 (3)熱溶融性成分と非溶融性成分との混合の結果、溶
融成分系からの脱落が抑えられる一般にscafolding eff
ect と言われる現象が起こる。 以上の理由で、従来合成繊維、特にポリエステル繊維と
セルロース系繊維との混用品に、風合いの優れた耐久性
防炎加工を施することは非常に困難であった。
【0005】本発明者は、鋭意研究の結果、従来不可能
とされていた合成繊維、特にポリエステル繊維とセルロ
ース系繊維との混用品の風合いの優れた、耐久性のある
防炎加工法を完成したものである。また、セルロースの
みの繊維に対しても従来の方法に比較して、風合いの優
れた、耐久性を有する防炎加工法を完成した。
とされていた合成繊維、特にポリエステル繊維とセルロ
ース系繊維との混用品の風合いの優れた、耐久性のある
防炎加工法を完成したものである。また、セルロースの
みの繊維に対しても従来の方法に比較して、風合いの優
れた、耐久性を有する防炎加工法を完成した。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式 (HOCH2)4PX (式中XはCl、1/2 SO4 又はOHを表す)で示され
るテトラキスヒドロキシメチルホスホニウム塩1モルと
尿素0.2〜3.0モルとの反応(固形分として)10
0重量部に、水溶性メチルホスホン酸エステル誘導体5
〜100重量部を配合した加工液を用いて、セルロース
系繊維材料を処理することを特徴とする、風合いの改良
されたセルロース系繊維材料の耐久性防炎加工法であ
る。本発明の方法により、従来困難であったセルロース
系繊維材料に風合いの優れた、耐久性のある防炎性能を
付与し、更に従来不可能であったセルロース系繊維と合
成繊維、特にポリエステル繊維との混用品に、風合いの
優れた耐久性のある防炎性能を付与することができる。
更に、本発明の方法により、このような優れた性能を有
する防炎性繊維製品を製造することができる。
るテトラキスヒドロキシメチルホスホニウム塩1モルと
尿素0.2〜3.0モルとの反応(固形分として)10
0重量部に、水溶性メチルホスホン酸エステル誘導体5
〜100重量部を配合した加工液を用いて、セルロース
系繊維材料を処理することを特徴とする、風合いの改良
されたセルロース系繊維材料の耐久性防炎加工法であ
る。本発明の方法により、従来困難であったセルロース
系繊維材料に風合いの優れた、耐久性のある防炎性能を
付与し、更に従来不可能であったセルロース系繊維と合
成繊維、特にポリエステル繊維との混用品に、風合いの
優れた耐久性のある防炎性能を付与することができる。
更に、本発明の方法により、このような優れた性能を有
する防炎性繊維製品を製造することができる。
【0007】本発明においてセルロース系繊維材料と
は、セルロース繊維及びセルロース繊維と合成繊維の混
用品であり、更に詳しくは、木綿、麻等のセルロース繊
維、酢酸セルロース、レーヨン等の半合成セルロース繊
維、及びこれらとポリエステル、ポリアミド、アクリル
等の合成繊維との混用品を指す。合成繊維とセルロース
繊維との混率は、0/100〜80/20であり、これ
らの繊維は難燃化されていてもよい。
は、セルロース繊維及びセルロース繊維と合成繊維の混
用品であり、更に詳しくは、木綿、麻等のセルロース繊
維、酢酸セルロース、レーヨン等の半合成セルロース繊
維、及びこれらとポリエステル、ポリアミド、アクリル
等の合成繊維との混用品を指す。合成繊維とセルロース
繊維との混率は、0/100〜80/20であり、これ
らの繊維は難燃化されていてもよい。
【0008】混用とは、混紡、交織、交編、交撚等をい
う。またその形状は、糸状、綿状、生地、織物、編物、
不織布等いずれであってもよく、その用途は、工業用資
材、工業用及び家庭用繊維製品、衣料、衣服、寝装寝具
類、インテリア用品、エクステリア用品、スポーツ用
品、日用雑貨品等で、例えば帆布、シート、テント、ロ
ープ、カーテン、カーペット、壁張地、椅子張地、寝装
品布団、毛布、敷布、作業服、パジャマ、リボン、組
紐、起毛品等いかなるものであってもよい。
う。またその形状は、糸状、綿状、生地、織物、編物、
不織布等いずれであってもよく、その用途は、工業用資
材、工業用及び家庭用繊維製品、衣料、衣服、寝装寝具
類、インテリア用品、エクステリア用品、スポーツ用
品、日用雑貨品等で、例えば帆布、シート、テント、ロ
ープ、カーテン、カーペット、壁張地、椅子張地、寝装
品布団、毛布、敷布、作業服、パジャマ、リボン、組
紐、起毛品等いかなるものであってもよい。
【0009】本発明に用いられる防炎剤加工液は、テト
ラキスヒドロキシメチルホスホニウム塩1モルに尿素
0.2〜3.0モル、好ましくは0.5〜2.0モルを
加え、20〜100℃好ましくは30〜90℃で反応さ
せた反応物100重量部(固形分として)に対して水溶
性メチルホスホン酸エステル誘導体5〜100重量部、
好ましくは10〜50重量部を加えて混合することによ
り調製できる。水溶性メチルホスホン酸エステル誘導体
の添加量が5重量部未満では風合いの改良が充分ではな
く好ましくない。また100重量部より多い場合は、格
別の風合いの向上は認められないばかりか、ソーピング
によって水溶性メチルホスホン酸エステル誘導体が除去
されるため無駄になり好ましくない。
ラキスヒドロキシメチルホスホニウム塩1モルに尿素
0.2〜3.0モル、好ましくは0.5〜2.0モルを
加え、20〜100℃好ましくは30〜90℃で反応さ
せた反応物100重量部(固形分として)に対して水溶
性メチルホスホン酸エステル誘導体5〜100重量部、
好ましくは10〜50重量部を加えて混合することによ
り調製できる。水溶性メチルホスホン酸エステル誘導体
の添加量が5重量部未満では風合いの改良が充分ではな
く好ましくない。また100重量部より多い場合は、格
別の風合いの向上は認められないばかりか、ソーピング
によって水溶性メチルホスホン酸エステル誘導体が除去
されるため無駄になり好ましくない。
【0010】テトラキスヒドロキシメチルホスホニウム
塩1モルに対する尿素の使用量は0.2〜3.0モルで
ある。尿素0.2モル未満の場合又は3.0モルより多
い場合は、防炎性能、特に耐洗濯性が悪くなり好ましく
ない。防炎剤加工液の濃度は特に限定されないが、5〜
85%特に10〜75%が使用し易く好ましい。
塩1モルに対する尿素の使用量は0.2〜3.0モルで
ある。尿素0.2モル未満の場合又は3.0モルより多
い場合は、防炎性能、特に耐洗濯性が悪くなり好ましく
ない。防炎剤加工液の濃度は特に限定されないが、5〜
85%特に10〜75%が使用し易く好ましい。
【0011】本発明に用いられる水溶性メチルホスホン
酸エステル誘導体は、特開昭58−117272号及び
特公昭60−38420号公報に記載の方法により製造
することができる。これらは、ジメチルメチルホスホネ
ート(1モル)、五酸化リン(0.4〜1.0モル)エ
チレングリコール(0.1〜1.0モル)及びエチレン
オキサイド(1.5〜5.0モル)の反応物又はトリメ
チロールプロパンホスファイトとメチルホスホン酸ジメ
チルエステルの反応物で、一般式
酸エステル誘導体は、特開昭58−117272号及び
特公昭60−38420号公報に記載の方法により製造
することができる。これらは、ジメチルメチルホスホネ
ート(1モル)、五酸化リン(0.4〜1.0モル)エ
チレングリコール(0.1〜1.0モル)及びエチレン
オキサイド(1.5〜5.0モル)の反応物又はトリメ
チロールプロパンホスファイトとメチルホスホン酸ジメ
チルエステルの反応物で、一般式
【化2】 (式中nは0又は1)で示される化合物であり、市販品
を使用することもできる。
を使用することもできる。
【0012】本発明に用いられる防炎剤加工液は、必要
に応じて水、アルコール等の溶剤を加えて希釈してもよ
い。また界面活性剤、浸透剤、揆水剤、揆油剤、柔軟
剤、着色剤、硬化剤、樹脂類、ラテックス類、耐光剤、
安定剤、他の薬剤等を併用してもよい。
に応じて水、アルコール等の溶剤を加えて希釈してもよ
い。また界面活性剤、浸透剤、揆水剤、揆油剤、柔軟
剤、着色剤、硬化剤、樹脂類、ラテックス類、耐光剤、
安定剤、他の薬剤等を併用してもよい。
【0013】本発明の防炎加工法は、防炎剤加工液を従
来の方法例えば浸漬、スプレー、コーティング等で繊維
材料に付着させ予備乾燥後、110℃以上好ましくは1
30℃以上でキュアリングを行う。マイクロ波または高
圧スチーマーによる蒸熱処理によりキュアリングを行な
ってもよい。その後ソーピングを行い未固着の薬剤及び
水溶性メチルホスホン酸エステル誘導体を除去すればよ
い。ソーピングはバッチソーピング、連続ソーピングな
どの方法により行なうことができるが、消臭を目的とし
て過酸化水素、過炭酸ソーダ等を含む40〜70℃の温
水で行ない、更に湯洗浄を行なうことが好ましい。その
後、必要に応じて柔軟加工、カムフィット加工等を行な
ってもよい。
来の方法例えば浸漬、スプレー、コーティング等で繊維
材料に付着させ予備乾燥後、110℃以上好ましくは1
30℃以上でキュアリングを行う。マイクロ波または高
圧スチーマーによる蒸熱処理によりキュアリングを行な
ってもよい。その後ソーピングを行い未固着の薬剤及び
水溶性メチルホスホン酸エステル誘導体を除去すればよ
い。ソーピングはバッチソーピング、連続ソーピングな
どの方法により行なうことができるが、消臭を目的とし
て過酸化水素、過炭酸ソーダ等を含む40〜70℃の温
水で行ない、更に湯洗浄を行なうことが好ましい。その
後、必要に応じて柔軟加工、カムフィット加工等を行な
ってもよい。
【0014】加工液及び薬剤の付着量は、加工液の濃
度、目標とする防炎性能、繊維材料の種類、合成繊維と
セルロース繊維との混用の割合等によって調製すること
ができる。ソーピング、乾燥後の難燃剤付着量(固形
分)は、1〜40%好ましくは3〜35%である。付着
量が1%未満では防炎性能が弱く、40%より多いと風
合いが悪くなり好ましくない。
度、目標とする防炎性能、繊維材料の種類、合成繊維と
セルロース繊維との混用の割合等によって調製すること
ができる。ソーピング、乾燥後の難燃剤付着量(固形
分)は、1〜40%好ましくは3〜35%である。付着
量が1%未満では防炎性能が弱く、40%より多いと風
合いが悪くなり好ましくない。
【0015】
【実施例】次に実施例で更に詳細に説明する。なお実施
例で行なった評価方法は次の通りである。 水洗い洗濯方法 粉末洗濯石けん(JISK3303第1種)水1リット
ル当り1gを使用し、60℃の水を給水し、洗剤を投入
し、試験体を投入し、次いで60℃の液で15分間洗浄
する。次いで排水、給水、40℃の水で5分間のすすぎ
3回及び排水脱水2分間を行ない、これを1サイクルと
して供試布を5回、30回及び50回洗濯処理した。 ドライクリーニング方法 消防庁告示第1号(昭和61年)に定めるドライクリー
ニング方法によった。但し、ドライクリーニングを行う
前に試料を温水処理(40℃×30分)し、通常の乾燥
を行うものとする。
例で行なった評価方法は次の通りである。 水洗い洗濯方法 粉末洗濯石けん(JISK3303第1種)水1リット
ル当り1gを使用し、60℃の水を給水し、洗剤を投入
し、試験体を投入し、次いで60℃の液で15分間洗浄
する。次いで排水、給水、40℃の水で5分間のすすぎ
3回及び排水脱水2分間を行ない、これを1サイクルと
して供試布を5回、30回及び50回洗濯処理した。 ドライクリーニング方法 消防庁告示第1号(昭和61年)に定めるドライクリー
ニング方法によった。但し、ドライクリーニングを行う
前に試料を温水処理(40℃×30分)し、通常の乾燥
を行うものとする。
【0016】消炎性能試験方法 (財)日本防炎協会認定委員会の防炎製品の性能試験基
準によって行なった。 (1) 垂直法 試験体の寸法: 各89mm×254mm 試験体の状態調節: 50±2℃恒温乾燥器で24時間
乾燥後、シリカゲル入りデシケータ中で2時間以上乾燥
する。 鉛直バーナー法: 炎の長さをバーナーの最も高い点か
ら上方へ測って38mmとなるように調節し、炎が安定し
ていることを確認する。バーナーを移動して試験体に
3.0±0.2秒間接炎する。試験体からバーナーの炎
を取り去った後に試験体支持枠上で燃焼する状態及び炎
滴着火性を確認する。 判定: 布地の5試験体については平均炭化長が178
mm以下であり、かつ最大炭化長は254mm未満であるこ
と。炎滴着火性の無いこと。
準によって行なった。 (1) 垂直法 試験体の寸法: 各89mm×254mm 試験体の状態調節: 50±2℃恒温乾燥器で24時間
乾燥後、シリカゲル入りデシケータ中で2時間以上乾燥
する。 鉛直バーナー法: 炎の長さをバーナーの最も高い点か
ら上方へ測って38mmとなるように調節し、炎が安定し
ていることを確認する。バーナーを移動して試験体に
3.0±0.2秒間接炎する。試験体からバーナーの炎
を取り去った後に試験体支持枠上で燃焼する状態及び炎
滴着火性を確認する。 判定: 布地の5試験体については平均炭化長が178
mm以下であり、かつ最大炭化長は254mm未満であるこ
と。炎滴着火性の無いこと。
【0017】(2) 45度メセナミン法 試験体を試験体支持枠の金網の上に重ねて試験体支持枠
にゆるみなく固定し、試験体支持枠の内側の下辺中央部
より5cm上部の位置にメセナミン(エリー・リリー社製
品番号1588 商品名メセナミン)を容易に移動しな
い方法で置く。点火はマッチにより行い、点火後はすみ
やかに燃焼試験箱のガラス窓を閉じて燃焼が終了するま
で放置する。 判定: 炭化長とし、試験体の炭化部分の縦方向の最大
の長さとし、試験体3体について、最大の長さが70mm
以下で、かつその平均値が50mm以下であること。
にゆるみなく固定し、試験体支持枠の内側の下辺中央部
より5cm上部の位置にメセナミン(エリー・リリー社製
品番号1588 商品名メセナミン)を容易に移動しな
い方法で置く。点火はマッチにより行い、点火後はすみ
やかに燃焼試験箱のガラス窓を閉じて燃焼が終了するま
で放置する。 判定: 炭化長とし、試験体の炭化部分の縦方向の最大
の長さとし、試験体3体について、最大の長さが70mm
以下で、かつその平均値が50mm以下であること。
【0018】(3) 45度ミクロバーナー法 自治省消防庁防炎試験基準、45度ミクロバーナー法に
従って防炎性の合否を判定した。この場合の合格基準値
は炭化面積30cm2 以下、残炎時間3秒以下、残じん時
間5秒以下である。 風合いの判定方法 JIS L−1096、一般織物試験方法の45度カン
チレバー法による剛軟性の測定及び手の感触により判定
した。
従って防炎性の合否を判定した。この場合の合格基準値
は炭化面積30cm2 以下、残炎時間3秒以下、残じん時
間5秒以下である。 風合いの判定方法 JIS L−1096、一般織物試験方法の45度カン
チレバー法による剛軟性の測定及び手の感触により判定
した。
【0019】製造例1 テトラキスヒドロキシメチルホスホニウムサルフェート
の80%水溶液700g(2.76モル)に水100g
及び尿素200g(3.33モル)を加える。攪拌しな
がら40℃に加温して尿素を溶解させる。徐々に温度を
上げて65〜70℃で60分間反応させる。固形分約7
5%の透明な水溶液1000gが得られた。
の80%水溶液700g(2.76モル)に水100g
及び尿素200g(3.33モル)を加える。攪拌しな
がら40℃に加温して尿素を溶解させる。徐々に温度を
上げて65〜70℃で60分間反応させる。固形分約7
5%の透明な水溶液1000gが得られた。
【0020】製造例2 テトラキスヒドロキシメチルホスホニウムサルフェート
の80%水溶液700g(2.76モル)に水160g
及び尿素331g(5.52モル)を加える。攪拌しな
がら40℃に加温して尿素を溶解させる。徐々に温度を
上げて65〜70℃で60分間反応させる。固形分約7
5%の透明な水溶液1191gが得られた。
の80%水溶液700g(2.76モル)に水160g
及び尿素331g(5.52モル)を加える。攪拌しな
がら40℃に加温して尿素を溶解させる。徐々に温度を
上げて65〜70℃で60分間反応させる。固形分約7
5%の透明な水溶液1191gが得られた。
【0021】製造例3 テトラキスヒドロキシメチルホスホニウムクロライドの
80%水溶液238g(1.0モル)に水酸化ナトリウ
ムの50%水溶液80gを攪拌しながら45〜50℃で
徐々に加えた。次に、減圧(15mmHg)下、50〜7
0℃で水分を留去した後、生成した塩化ナトリウムの結
晶を濾過して製造したテトラキスヒドロキシメチルホス
ホニウムヒドロキサイド138g(0.8モル)に水1
06g及び尿素60g(1.0モル)を加え、40℃に
加温して尿素を溶解させる。徐々に温度を上げて65〜
70℃で60分間反応させる。固形分約65%の透明な
水溶液304gが得られた。
80%水溶液238g(1.0モル)に水酸化ナトリウ
ムの50%水溶液80gを攪拌しながら45〜50℃で
徐々に加えた。次に、減圧(15mmHg)下、50〜7
0℃で水分を留去した後、生成した塩化ナトリウムの結
晶を濾過して製造したテトラキスヒドロキシメチルホス
ホニウムヒドロキサイド138g(0.8モル)に水1
06g及び尿素60g(1.0モル)を加え、40℃に
加温して尿素を溶解させる。徐々に温度を上げて65〜
70℃で60分間反応させる。固形分約65%の透明な
水溶液304gが得られた。
【0022】製造例4 特開昭58−117272号公報の実施例3に記載の方
法に準じて、ジメチルメチルホスホネート124g
(1.0モル)に五酸化リン123.5g(0.87モ
ル)を20〜60℃で徐々に加えた後、90℃で60分
間反応させる。次に、40〜50℃でエチレングリコー
ル27.9g(0.45モル)を少量ずつ加え、60℃
で60分間反応させる。その後、エチレンオキサイド1
50g(3.4モル)を60〜65℃で反応させると、
水溶性メチルホスホン酸エステル誘導体418gが得ら
れた。淡褐色・粘稠液体、酸価11.2、燐含有率2
0.1%。
法に準じて、ジメチルメチルホスホネート124g
(1.0モル)に五酸化リン123.5g(0.87モ
ル)を20〜60℃で徐々に加えた後、90℃で60分
間反応させる。次に、40〜50℃でエチレングリコー
ル27.9g(0.45モル)を少量ずつ加え、60℃
で60分間反応させる。その後、エチレンオキサイド1
50g(3.4モル)を60〜65℃で反応させると、
水溶性メチルホスホン酸エステル誘導体418gが得ら
れた。淡褐色・粘稠液体、酸価11.2、燐含有率2
0.1%。
【0023】実施例1 ポリエステル50%/綿50%の混紡布(目付 150
g/m2 )を下記配合の加工液を用いて加工を行なっ
た。 加工液の配合 ・製造例1の化合物 70g ・ 水 20g ・製造例4の化合物 10g 混紡布を加工液に浸漬し、マングルで絞り(絞り率90
%)、予備乾燥120℃×2分後、キュアリング170
℃×3分行った。次に過炭酸ソーダ0.5%の溶液でソ
ーピング、湯水洗を行ない乾燥した。防炎剤付着量固形
分30%
g/m2 )を下記配合の加工液を用いて加工を行なっ
た。 加工液の配合 ・製造例1の化合物 70g ・ 水 20g ・製造例4の化合物 10g 混紡布を加工液に浸漬し、マングルで絞り(絞り率90
%)、予備乾燥120℃×2分後、キュアリング170
℃×3分行った。次に過炭酸ソーダ0.5%の溶液でソ
ーピング、湯水洗を行ない乾燥した。防炎剤付着量固形
分30%
【0024】比較例1 製造例1の化合物70g、水30gの溶液を用いて実施
例1と同様の方法で加工した。防炎剤付着量(固形分)
30%。防炎性能は、防炎製品分類項目中の「衣料」用
途の燃焼試験(垂直法、3秒接炎)により評価した。 実施例1. 比較例1. 防炎加工布の風合い(感触) 良好 ○ 硬い × (剛軟度・縦) 43mm 70mm (剛軟度・横) 43mm 78mm 防炎性能・加工上り 6.8cm 7.0cm (平均炭化長) (合格) (合格) 50回洗濯 7.5cm 8.0cm (合格) (合格)
例1と同様の方法で加工した。防炎剤付着量(固形分)
30%。防炎性能は、防炎製品分類項目中の「衣料」用
途の燃焼試験(垂直法、3秒接炎)により評価した。 実施例1. 比較例1. 防炎加工布の風合い(感触) 良好 ○ 硬い × (剛軟度・縦) 43mm 70mm (剛軟度・横) 43mm 78mm 防炎性能・加工上り 6.8cm 7.0cm (平均炭化長) (合格) (合格) 50回洗濯 7.5cm 8.0cm (合格) (合格)
【0025】実施例2 ポリエステル30%/綿70%の交織布(目付 200
g/m2 )を下記配合の加工液を用いて加工を行なっ
た。 加工液の配合 ・製造例2の化合物 64g ・ 水 20g ・製造例4の化合物 16g 交織布を加工液に浸漬し、マングルで絞り(絞り率96
%)、予備乾燥120℃×3分後、キュアリング170
℃×3分行なった。次に過炭酸ソーダ0.5%溶液でソ
ーピング、湯水洗を行ない乾燥した。防炎剤付着量固形
分28%。
g/m2 )を下記配合の加工液を用いて加工を行なっ
た。 加工液の配合 ・製造例2の化合物 64g ・ 水 20g ・製造例4の化合物 16g 交織布を加工液に浸漬し、マングルで絞り(絞り率96
%)、予備乾燥120℃×3分後、キュアリング170
℃×3分行なった。次に過炭酸ソーダ0.5%溶液でソ
ーピング、湯水洗を行ない乾燥した。防炎剤付着量固形
分28%。
【0026】比較例2 製造例2の化合物64g及び水36gの溶液を用いて、
実施例2と同様の方法にて加工した。防炎剤付着量固形
分26%。防炎性能は、防炎製品分類項目中の「衣料」
用途の燃焼試験(垂直法、3秒接炎)により評価した。 実施例2. 比較例2. 防炎加工布の風合い(感触) 良好 ○ 硬い × (剛軟度・縦) 47mm 78mm (剛軟度・横) 45mm 74mm 防炎性能・加工上り 7.0cm 7.5cm (平均炭化長) (合格) (合格) 50回洗濯 8.0cm 10.0cm (水洗い洗濯) (合格) (合格)
実施例2と同様の方法にて加工した。防炎剤付着量固形
分26%。防炎性能は、防炎製品分類項目中の「衣料」
用途の燃焼試験(垂直法、3秒接炎)により評価した。 実施例2. 比較例2. 防炎加工布の風合い(感触) 良好 ○ 硬い × (剛軟度・縦) 47mm 78mm (剛軟度・横) 45mm 74mm 防炎性能・加工上り 7.0cm 7.5cm (平均炭化長) (合格) (合格) 50回洗濯 8.0cm 10.0cm (水洗い洗濯) (合格) (合格)
【0027】実施例3 ポリエステル65%/綿35%の交織布(目付220g
/m2 )を下記配合の加工液を用いて加工を行なった。 加工液の配合 ・製造例1の化合物 60g ・ 水 30g ・ファイロール51 10g (アクゾ社製の水溶性メチルホスホン酸エステル誘導
体) 交織布を加工液に浸漬しマングルで絞り(絞り率97
%)予備乾燥120℃×3分後、キュアリング150℃
×2分行なった。次に過炭酸ソーダ0.5%の溶液でソ
ーピング、湯水洗を行ない乾燥した。防炎剤付着量固形
分20%。
/m2 )を下記配合の加工液を用いて加工を行なった。 加工液の配合 ・製造例1の化合物 60g ・ 水 30g ・ファイロール51 10g (アクゾ社製の水溶性メチルホスホン酸エステル誘導
体) 交織布を加工液に浸漬しマングルで絞り(絞り率97
%)予備乾燥120℃×3分後、キュアリング150℃
×2分行なった。次に過炭酸ソーダ0.5%の溶液でソ
ーピング、湯水洗を行ない乾燥した。防炎剤付着量固形
分20%。
【0028】比較例3 製造例1の化合物60g及び水40gの溶液を用いて、
同様の方法で加工した。防炎剤付着量固形分18%。防
炎性能は、防炎物品分類項目中の「カーテン用途、
(イ)ラベル」の燃焼試験(45度ミクロバーナー法1
分及び3秒加熱)により評価した。 実施例3 比較例3 防炎加工布の風合い(感触) 良好 ○ 硬い × (剛軟度・縦) 57mm 75mm (剛軟度・横) 38mm 50mm 防炎性能・加工上り 合格 合格 水洗い洗濯 合格 合格 (5回洗濯) ドライクリーニング洗濯 合格 合格 (5回洗濯)
同様の方法で加工した。防炎剤付着量固形分18%。防
炎性能は、防炎物品分類項目中の「カーテン用途、
(イ)ラベル」の燃焼試験(45度ミクロバーナー法1
分及び3秒加熱)により評価した。 実施例3 比較例3 防炎加工布の風合い(感触) 良好 ○ 硬い × (剛軟度・縦) 57mm 75mm (剛軟度・横) 38mm 50mm 防炎性能・加工上り 合格 合格 水洗い洗濯 合格 合格 (5回洗濯) ドライクリーニング洗濯 合格 合格 (5回洗濯)
【0029】実施例4 綿100%の平織シーツ地(目付90g/m2 )を下記
配合の加工液を用いて加工を行なった。 加工液の配合 ・製造例3の化合物 20g ・ 水 78g ・アンチブレーズK−19A 2g (オルブライトウイルソン社製水溶性メチルホスホン酸
エステル誘導体) 綿布を加工液に浸漬しマングルで絞り(絞り率90%)
予備乾燥120℃×2分後、キュアリング160℃×2
分行なった。次に過炭酸ソーダ0.3%の溶液で、ソー
ピング、湯水洗を行ない乾燥した。防炎剤付着量固形分
5%。
配合の加工液を用いて加工を行なった。 加工液の配合 ・製造例3の化合物 20g ・ 水 78g ・アンチブレーズK−19A 2g (オルブライトウイルソン社製水溶性メチルホスホン酸
エステル誘導体) 綿布を加工液に浸漬しマングルで絞り(絞り率90%)
予備乾燥120℃×2分後、キュアリング160℃×2
分行なった。次に過炭酸ソーダ0.3%の溶液で、ソー
ピング、湯水洗を行ない乾燥した。防炎剤付着量固形分
5%。
【0030】比較例4 製造例3の化合物20g及び水80gの溶液を用いて、
同様の方法にて加工した。防炎剤付着量固形分5%。防
炎性能は防炎製品分類項目中の「寝具類、シーツ用途」
の燃焼試験(45度、メセナミン法)により評価した。 実施例4 比較例4 防炎加工布の風合い(感触) 良好 ○ 硬い × (剛軟度・縦) 35mm 50mm (剛軟度・横) 33mm 40mm 防炎性能・加工上り 2.5cm 2.5cm (平均炭化長)30回洗濯 2.5cm 3.0cm (水洗い洗濯) (合格) (合格)
同様の方法にて加工した。防炎剤付着量固形分5%。防
炎性能は防炎製品分類項目中の「寝具類、シーツ用途」
の燃焼試験(45度、メセナミン法)により評価した。 実施例4 比較例4 防炎加工布の風合い(感触) 良好 ○ 硬い × (剛軟度・縦) 35mm 50mm (剛軟度・横) 33mm 40mm 防炎性能・加工上り 2.5cm 2.5cm (平均炭化長)30回洗濯 2.5cm 3.0cm (水洗い洗濯) (合格) (合格)
【0031】実施例5 ポリエステル40%/綿60%のドビー交織布(目付1
50g/m2 )を下記配合の加工液を用いて、実施例1
と同じ方法で加工した。この加工布の防炎性能は、「防
炎物品」分類項目中の「カーテン(イ)ラベル性能」の
燃焼試験(45度ミクロバーナー法)により評価した。 加工液の配合 ・製造例1の化合物 60g 水 30g ・水溶性化合物又は 10g ・エマルジョン(固形分) 水溶状化合物の種類 風合い 防炎性 ────────────────────────────────── (感触) (剛軟度) 製造例4の化合物 良好 ○ (縦)60mm 合格 (横)30mm フアイロール51 良好 ○ (縦)57mm 合格 (横)32mm アンチブレーズK−19A 良好 ○ (縦)62mm 合格 (横)35mm
50g/m2 )を下記配合の加工液を用いて、実施例1
と同じ方法で加工した。この加工布の防炎性能は、「防
炎物品」分類項目中の「カーテン(イ)ラベル性能」の
燃焼試験(45度ミクロバーナー法)により評価した。 加工液の配合 ・製造例1の化合物 60g 水 30g ・水溶性化合物又は 10g ・エマルジョン(固形分) 水溶状化合物の種類 風合い 防炎性 ────────────────────────────────── (感触) (剛軟度) 製造例4の化合物 良好 ○ (縦)60mm 合格 (横)30mm フアイロール51 良好 ○ (縦)57mm 合格 (横)32mm アンチブレーズK−19A 良好 ○ (縦)62mm 合格 (横)35mm
【0032】比較例5 実施例5と同様にして加工布を作成して防炎性能を調べ
た。加工液中の水溶化合物又はエマルジョンとしては、
エチレングリコール、ジメチルメチルホスホネート(D
MMP)、トリメチルホスフェート(TMP)、トリス
クロロエチルホスフェート(TCEP)、トリスジクロ
ロプロピルホスフェート(TDCPP)及び燐酸アンモ
ニウムを用いた。
た。加工液中の水溶化合物又はエマルジョンとしては、
エチレングリコール、ジメチルメチルホスホネート(D
MMP)、トリメチルホスフェート(TMP)、トリス
クロロエチルホスフェート(TCEP)、トリスジクロ
ロプロピルホスフェート(TDCPP)及び燐酸アンモ
ニウムを用いた。
【0033】 水溶状化合物又は 風合い 防炎性 エマルジョンの種類 (感触) (剛軟度) ────────────────────────────── エチレングリコール 硬い× (縦)74mm 合格 (横)50mm DMMP 硬い× (縦)75mm 合格 (横)55mm TMP 硬い× (縦)75mm 合格 (横)56mm TCEPの乳化物 硬い× (縦)73mm 合格 (横)49mm TDCPPの乳化物 硬い× (縦)72mm 合格 (横)48mm リン酸アンモニウム 硬い× (縦)78mm 合格 (横)58mm
【0034】
【発明の効果】本発明方法によれば、従来困難であった
セルロース繊維材料に風合いの優れた耐久性のある防炎
性能を付与し、更に従来不可能であったセルロース系繊
維と合成繊維、特にポリエステル繊維との混用品に風合
いの優れた、耐久性のある防炎性能を付与することがで
きる。また、本発明の方法により、優れた性能を有する
防炎性繊維製品を製造することができる。
セルロース繊維材料に風合いの優れた耐久性のある防炎
性能を付与し、更に従来不可能であったセルロース系繊
維と合成繊維、特にポリエステル繊維との混用品に風合
いの優れた、耐久性のある防炎性能を付与することがで
きる。また、本発明の方法により、優れた性能を有する
防炎性繊維製品を製造することができる。
フロントページの続き (72)発明者 田中 信 大阪府茨木市耳原3−4−1 帝人株式会 社繊維研究所内 (72)発明者 宮本 龍雄 大阪府大阪市中央区南本町1−6−7 帝 人株式会社大阪本社内 (72)発明者 刀根 正先 京都府八幡市男山雄徳7 (72)発明者 中村 秋義 京都府京都市左京区浄土寺上南田町1 (72)発明者 広瀬 準 京都府八幡市八幡柿木垣内9−40 (72)発明者 久田 晴彦 大阪府八尾市山本町南4−10−14
Claims (4)
- 【請求項1】 一般式 (HOCH2)4 PX (式中XはCl,1/2 SO4 又はOHを表す)で示され
るテトラキスヒドロキシメチルホスホニウム塩1モルと
尿素0.2〜3.0モルとの反応物(固形分として)1
00重量部に、水溶性メチルホスホン酸エステル誘導体
5〜100重量部を配合した加工液を用いて、セルロー
ス系繊維材料を処理することを特徴とする風合いの改良
されたセルロース系繊維材料の耐久性防炎加工法。 - 【請求項2】 水溶性メチルホスホン酸エステル誘導体
が、ジメチルメチルホスホネート(1モル)、五酸化リ
ン(0.4〜1.0モル)、エチレングリコール(0.
1〜1.0モル)及びエチレンオキサイド(1.5〜
5.0モル)の反応物又は一般式 【化1】 (式中nは0又は1) で示される化合物から選ばれた
1種又は2種以上の混合物である請求項1の方法。 - 【請求項3】 セルロース系繊維材料が、セルロース繊
維又はセルロース繊維/合成繊維混用である請求項1の
方法。 - 【請求項4】 合成繊維がポリエステルである請求項3
の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6095692A JPH06101176A (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | セルロース系繊維材料の耐久性防炎加工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6095692A JPH06101176A (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | セルロース系繊維材料の耐久性防炎加工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06101176A true JPH06101176A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=13157361
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6095692A Pending JPH06101176A (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | セルロース系繊維材料の耐久性防炎加工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06101176A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0709518A1 (en) * | 1994-10-25 | 1996-05-01 | Albright & Wilson Limited | Flame retardant and fabric softening treatment of textile materials |
| KR100310273B1 (ko) * | 1999-10-20 | 2001-09-29 | 박호군 | 난연성 셀룰로오즈계 섬유구조물 및 이의 제조방법 |
| JP2003510478A (ja) * | 1999-09-27 | 2003-03-18 | ユニバーシティ・オブ・ジョージア・リサーチ・ファウンデイション・インコーポレイテッド | セルロース含有物質のためのホルムアルデヒドを含まない難燃処理 |
| CN104522915A (zh) * | 2014-12-23 | 2015-04-22 | 安徽中天印染股份有限公司 | 一种凉爽夏服面料的制备方法 |
| CN107323061A (zh) * | 2017-06-30 | 2017-11-07 | 常州市瑞泰物资有限公司 | 一种防刺复合材料的制备方法 |
-
1992
- 1992-02-18 JP JP6095692A patent/JPH06101176A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0709518A1 (en) * | 1994-10-25 | 1996-05-01 | Albright & Wilson Limited | Flame retardant and fabric softening treatment of textile materials |
| JP2003510478A (ja) * | 1999-09-27 | 2003-03-18 | ユニバーシティ・オブ・ジョージア・リサーチ・ファウンデイション・インコーポレイテッド | セルロース含有物質のためのホルムアルデヒドを含まない難燃処理 |
| KR100310273B1 (ko) * | 1999-10-20 | 2001-09-29 | 박호군 | 난연성 셀룰로오즈계 섬유구조물 및 이의 제조방법 |
| CN104522915A (zh) * | 2014-12-23 | 2015-04-22 | 安徽中天印染股份有限公司 | 一种凉爽夏服面料的制备方法 |
| CN107323061A (zh) * | 2017-06-30 | 2017-11-07 | 常州市瑞泰物资有限公司 | 一种防刺复合材料的制备方法 |
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