JPH05528A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05528A
JPH05528A JP3217351A JP21735191A JPH05528A JP H05528 A JPH05528 A JP H05528A JP 3217351 A JP3217351 A JP 3217351A JP 21735191 A JP21735191 A JP 21735191A JP H05528 A JPH05528 A JP H05528A
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JP
Japan
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thermal head
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paper
information recording
sheet
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Application number
JP3217351A
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English (en)
Inventor
Masanobu Takahashi
昌伸 高橋
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】付加情報記録機構8を備え、付加情報記録時
に、サーマルヘッド39をプラテンローラ76へ押し当
て、その間に挟まれた熱転写リボン37のインクを用紙
へ転写するようにした画像形成装置において、プラテン
ローラ76に対するサーマルヘッド39の押し当て状態
を簡単に確認できるようにすること。 【構成】付加情報記録機構8をテストするためのテスト
モードを設ける。テストモードにおいては、サーマルヘ
ッド39の予め定める発熱体、たとえばすべての発熱体
に通電をし、付加情報の記録を行う。記録テストで得ら
れた付加情報記録は、たとえば用紙の幅方向に延びる帯
状の記録となる。その帯状の記録が左右で濃度が異なる
とか、帯状の記録全体の濃淡程度に基づき、サーマルヘ
ッド39がプラテンローラ76に適正に押し当てられて
いるか否かを一目で確認できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子写真複写機、レ
ーザビームプリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装
置に関し、特に、原稿画像を電子写真方式で形成した用
紙に、所望の文字やマーク等の付加情報を熱転写によっ
て記録する付加情報記録手段を備えた画像形成装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、感光体の表面に形成された静電潜
像をトナー像に顕像化した後用紙に転写するいわゆる電
子写真方式の画像形成機能に加えて、サーマルヘッドと
熱転写リボンとを使用して、前記用紙に、頁数、日付等
の付加情報を記録する付加情報記録機能を備えた画像形
成装置が提案されている(たとえば特開昭59−774
59号公報、特開昭60−258575号公報または特
開昭61−53665号公報参照)。
【0003】サーマルヘッドは、多数の微小な発熱体を
有し、これら発熱体を、熱転写リボンを挟んで原稿画像
形成済の用紙に押し当てた状態で使用される。多数の発
熱体のうち、記録する付加情報のパターンに対応する発
熱体に通電がされて記録を行うものである。サーマルヘ
ッドによる付加情報の記録は、通常、用紙の通路を挟ん
でサーマルヘッドに対向配置されたプラテンローラによ
って、用紙を裏側から支持した状態で行われる。このた
め、サーマルヘッドの記録可能領域は、プラテンローラ
との接線近傍の、極めて幅の狭い範囲内に限定され、多
数の発熱体も、すべて上記範囲内に配列されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような配置構造の
ため、従来、サーマルヘッドの位置がわずかでもずれる
と、各発熱体を用紙に均等に押し当てることができず、
記録画像に濃淡ができたり、全体の濃度が不足したりす
るという問題点があった。そのため、通常は、サーマル
ヘッドの位置を微調整することにより、発熱体の用紙へ
の押し当て状態が均等になるようにしていたが、上記の
押し当て状態は、目視によって観察することが困難であ
る上、押し当て状態を簡単に確認する方法もないため、
調整に手間取るという問題点があった。
【0005】そこでこの発明は、このような事情に鑑み
てなされたものであって、多数の発熱体の用紙への押し
当て状態を簡単に確認することができる画像形成装置を
提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、画像形成装
置であって、所定の方向へ用紙を搬送するための用紙搬
送経路、電子写真方式により画像を形成する画像形成手
段、前記用紙搬送経路に関連して設けられ、前記画像形
成手段で形成された画像を用紙搬送経路を搬送される用
紙に転写するための転写手段、前記用紙搬送経路に関連
し、かつ、用紙搬送方向に対して、前記転写手段の下流
側に設けられた定着手段、前記用紙搬送経路に関連し、
かつ、用紙搬送方向に対して、前記定着手段の下流側に
設けられた付加情報記録手段、この付加情報記録手段
は、インクが含有された熱転写リボンと、熱転写リボン
に当接して熱転写リボンを選択的に加熱し、加熱部分の
インクを用紙に転写させるサーマルヘッドとを含み、イ
ンクによって所望の付加情報を用紙に記録するためのも
のであり、前記サーマルヘッドには、複数個の発熱体が
備えられており、前記付加情報記録手段をテストするた
めのテストモードを設定するテストモード設定手段、お
よびテストモードが設定された場合に、前記サーマルヘ
ッドの予め定める発熱体に通電をする記録テスト手段、
を含むことを特徴とするものである。
【0007】またこの発明は、前記画像形成装置におい
て、前記記録テスト手段は、サーマルヘッドのすべての
発熱体を通電させることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】この発明によれば、テストモード設定手段によ
ってテストモードが設定された場合に、サーマルヘッド
の予め定める発熱体に通電がされ、用紙への熱転写テス
トが行われるので、サーマルヘッドへの用紙の押し当て
状態を、転写像として一目で確認することができる。
【0009】テストモードにおいては、好ましくはサー
マルヘッドのすべての発熱体に通電がされて、すべての
発熱体が発熱するようにされる。あるいは、すべての発
熱体ではなく、サーマルヘッドの左右両端部の発熱体に
のみ通電が行われる。この場合、左右両側の転写像を確
認することにより、サーマルヘッドが左右いずれかへ傾
いているか否かを一目で確認することができる。
【0010】
【実施例】以下に、この発明の実施例として、電子写真
方式の複写機を例にとって詳細に説明をする。図1は、
この発明の一実施例にかかる電子写真複写機の全体構成
を示す図解的な断面図である。この複写機は、本体ケー
ス1の上面に原稿を載置するためのコンタクトガラス2
が備えられている。本体ケース1内には、光学系3、画
像処理部4、給紙経路5、用紙搬送路6、定着装置7、
付加情報記録機構8および穿孔機構9が備えられてい
る。
【0011】光学系3は、コンタクトガラス2の上にセ
ットされた原稿(図示せず)を照明走査し、その反射光
を、図中1点鎖線で示すように、画像処理部4へ導き、
画像処理部4に備えられた感光体ドラム10上に原稿像
を結像させるためのものである。画像処理部4は、電子
写真方式によって原稿画像を再現するためのものであ
る。具体的には、帯電チャージャ11により感光体ドラ
ム10の表面が一様に帯電された後、光学系3で導かれ
る原稿の反射光によってドラム表面が露光され、原稿画
像に対応する静電潜像が形成される。そしてこの静電潜
像は現像装置12によってトナー像に顕像化され、該ト
ナー像は転写チャージャ13によって用紙表面へ転写さ
れ、分離チャージャ14によりトナー像の転写された用
紙が感光体ドラム10から剥離される。
【0012】給紙経路5は、トナー像を転写するための
用紙を感光体ドラム10へ供給するための機構である。
この給紙経路5は、本体ケース1の所定位置に抜取り可
能に装着された給紙カセット15もしくは16またはス
タッキングバイパス17から用紙を1枚ずつ取込み、画
像処理部4における画像処理動作と同期した一定のタイ
ミングと速度とで用紙を感光体ドラム10へ供給するた
めのものである。
【0013】用紙搬送路6は、感光体ドラム10から剥
離されたトナー像が転写された用紙を定着装置7へ搬送
するためのものである。定着装置7は、定着ローラ18
を備えており、定着ローラ18によって用紙を加圧また
は加熱することにより、用紙上のトナー像を定着するた
めのものである。
【0014】用紙搬送方向に対して、定着装置7の下流
側に配置された付加情報記録機構8は、トナー像が定着
されたコピー済用紙に、さらに付加情報を記録するため
のものである。また、穿孔機構9は、排出ローラ19に
よって排出トレイ20へ排出される用紙に対してパンチ
穴を形成するためのものである。
【0015】図2は、穿孔機構9の断面図である。図2
を参照して、穿孔機構9には、保持具21と、この保持
具21によって上下動自在に保持されたパンチ刃22
と、このパンチ刃22を上昇位置に保持するコイルばね
23と、用紙搬送路の下案内板を兼ねたパンチダイ24
と、パンチ刃22を下方へ変位させるためのカム25と
が備えられている。
【0016】保持具21は、上水平枠26、上水平枠2
6の一端から下方へ延びる垂直枠27および垂直枠27
の下端から水平に延びる下水平枠28とからなってい
る。そして、上水平枠26および下水平枠28には孔が
形成され、その孔にパンチ刃22が挿通されている。パ
ンチ刃22は、円柱体で形成されており、その下端には
刃29が備えられている。
【0017】また、パンチ刃22には鍔30が備えられ
ている。鍔30は、パンチ刃22が上方へ移動したと
き、上水平枠29の下面に当接して、パンチ刃22がそ
れ以上上方へ移動しないように規制するめのものであ
る。一方、下水平枠28には孔の周囲にパンチ刃22を
取囲むようにブッシュ31が形成されている。そして、
ブッシュ31とパンチ刃22の鍔30との間にコイルば
ね23が嵌められている。コイルばね23は、パンチ刃
22の周囲を取囲むように嵌められている。したがっ
て、パンチ刃22は、上水平枠26および下水平枠28
によって上下動自在に保持されており、かつ、コイルば
ね23によって常時は最上昇位置に保持されている。
【0018】パンチダイ24には、パンチ刃22に対応
する位置に、パンチ刃22が進入することのできる孔3
2が形成されている。また、パンチダイ24と下水平枠
28とは、所定の間隔で対向されており、これらパンチ
ダイ24および下水平枠28によって用紙通路が形成さ
れている。なお、保持具21およびパンチダイ24は、
ユニット材33に取付けられている。
【0019】一方、ユニット材33とは別の取付材(た
とえば本体ケース1等に固着されたフレームであり、図
示されていない。)に回転軸34が備えられており、カ
ム25は、この回転軸34に偏心して固着されている。
回転軸34が回転され、カム25が図示の状態からほぼ
180度回転すると、カム25の周面がパンチ刃22の
上面と当接し、パンチ刃22を下方へ押し下げる。そし
て、パンチ刃22はその下端の刃29がパンチダイ24
の孔32内に進入する位置まで下がる。これにより、用
紙通路に用紙があると、その用紙にパンチ孔が形成され
る。
【0020】図3は、付加情報記録機構8の斜視図であ
る。図3を参照して、付加情報記録機構8は、ケーシン
グ35と、このケーシング35に着脱自在に取付けられ
たリボンカセット36とを有している。リボンカセット
36の内部には、帯状の熱転写リボン37が収容されて
いる。付加情報記録機構8は、さらに、ケーシング35
に回動可能に取付けられた支持部材38と、支持部材3
8に支持されたサーマルヘッド39と、サーマルヘッド
39を用紙通路を挾んで対向配置されたプラテンローラ
(後述する)の方向に押し出すサーマルヘッド移動機構
40とを有している。
【0021】ケーシング35は、上面の開放した箱体4
1と、箱体41の両端部に固着された側板42a,42
bとからなっている。側板42a,42bは、共に、略
三角形状をしており、それぞれの下端には外側へ突出す
る支軸43a,43b(43bは図3に現われていな
い)が設けられている。そして、これら支軸43a,4
3bによってケーシング35は複写機の本体ケース1ま
たは本体ケース1に固着された図示しないフレームに取
付けられている。
【0022】リボンカセット36は、ボディ45と、当
該ボディ45に回転自在に取付けられた送出リール46
と、巻取リール47とを含み、送出リール46から送り
出された熱転写リボン37は、巻取リール47によって
巻取られる。ボディ45には、両リール46,47間に
位置する開口48が形成されている。また、箱体41の
底板49には、上記開口48と合致する開口50が形成
されている。
【0023】箱体41内には、上記リボンカセット36
の巻取リール47を駆動して、熱転写リボン37を巻取
らせるための駆動装置51が配設されている。駆動装置
51は、モータ52と、モータ52の回転力を巻取リー
ル47へ伝達するトルクリミッタ機構53とを有してい
る。また、箱体41内には、リボンカセット36の取付
状態をロックするためのロック部材54が備えられてい
る。ロック部材54は、底板49に植立された軸55
と、軸55を中心として回動自在なL字形部材56とか
らなっている。L字形部材56の端部57をリボンカセ
ット36のボディ45に当接させることにより、リボン
カセット36を所定位置に保持でき、リボンカセット3
6が箱体41から脱落するのが防止されている。
【0024】サーマルヘッド39には、まるで囲った拡
大図に示すように、多数の微少な発熱体391,39
2,…が備えられている。記録時には、付加情報のパタ
ーンに対応する発熱体に選択的に通電がされて、熱転写
リボン37の発熱体に当接する部分が溶融され、溶融し
たインクは用紙に転写される。サーマルヘッド39に
は、サーマルヘッド39の温度を測定するための温度セ
ンサとして、たとえばサーミスタ(図示せず)が内蔵さ
れている。
【0025】支持部材38は、一端が側板42aに、他
端が側板42bに取付けられた支軸58と、プレート5
9とを含んでいる。プレート59の上部にはサーマルヘ
ッド39が取付けられており、プレート59の下端部は
支軸58のぼぼ中央部に取付けられている。図4に、プ
レート59と支軸58との取付構造を示す。図4を参照
して、プレート59の下端部には、支軸58の軸線と直
交する方向に延びる1対の長孔60a,60bが形成さ
れている。また、支軸58には、ねじ穴61a,61b
(61bは図4Bに現われていない)が形成されてい
る。そして、長孔60a,60bを介してねじ穴61
a,61bにねじ62a,62bが螺合されている。
【0026】それゆえ、2つのねじ62a,62bを緩
めて、プレート59を支軸58の軸線と直交する方向に
ずらすことにより、プレート59の上部に取付けられた
サーマルヘッド39の位置(高さおよび左右の傾き)を
調整することができる。図3を再び参照して、サーマル
ヘッド移動機構40は、軸63、カム64、コイルばね
65、板ばね66,67およびコイルばね68を含んで
いる。
【0027】軸63の両端は、図示しないが、複写機本
体ケース1によって直接または間接的に支持されてい
る。カム64には長孔69が形成されており、軸63は
この長孔69に貫通されている。また、長孔69の余っ
た空間内にはコイルばね65が配設されている。カム6
4は、このコイルばね65の作用により、軸63の回転
中心から偏心した状態で回動する。なお、軸63とカム
64との間は空回りしないように,たとえば軸63は、
カム64の長孔69を貫通する部分が断面正方形等に加
工されている。
【0028】板ばね66は、その一端70が支軸58に
取付けられている。この板ばね66は、支軸58の軸方
向に対して直交方向に伸びており、支軸58が回動した
ときに板ばね66の他端(先端)71が箱体41の底板
49に当接するようにされている。板ばね67は、その
一端72が支軸58に取付けられており、支軸58の軸
方向に直交方向に伸びていて、カム64の周面に当接さ
れている。
【0029】コイルばね68は一端がプレート59と嵌
合されていて、プレート59を、常時、箱体41の底板
49から離す方向に引張っている。図5、図6および図
7は、付加情報記録機構8および穿孔機構9の配置関係
を表わす断面図である。特に、図5は、付加情報記録機
構8が待機状態のときを表わしており、図6は、付加情
報記録機構8が動作状態のときを表わしている。また、
図7は、メンテナンス等のために、穿孔機構9を開き、
付加情報記録機構8の熱転写リボン37を取替え可能な
状態にした断面図である。
【0030】図5、図6および図7を参照して、定着装
置7の出口には定着排出ローラ74が配置されており、
用紙搬送方向に対して定着装置7の下流側には定着完了
検出スイッチ75が設けられている。この検出スイッチ
75は、用紙の先端が定着排出ローラ74から排出され
てきたとき、図示の実線状態から、図示しない倒れたオ
ン状態となり、用紙の後端が検出スイッチ75の上を通
過し終えた瞬間に、図示の実線状態に戻りオフするスイ
ッチである。したがって、この定着完了検出スイッチ7
5のオンからオフへの切換わりエッジを検出することに
よって、用紙の後端縁を検出できる。
【0031】定着排出ローラ74から排出される用紙の
通過経路には、付加情報記録機構8および穿孔機構9が
順に設けられている。付加情報の記録が行われない状態
では、図5に示すように、コイルばね65が軸63の右
上方に位置しており、カム64と板ばね67との間には
押圧力は生じていない。したがって、支持部材38は、
コイルばね68の引張力および板ばね66の弾発力によ
って時計回り方向に付勢され、サーマルヘッド39は解
除位置に位置している。
【0032】一方、用紙に対して付加情報記録を行うモ
ードになった場合には、後述するクラッチによって軸6
3が半回転され、図6に示すようにコイルばね65が軸
63の左下方に来る。これにより、板ばね67がカム6
4によって押圧される。そして、板ばね67が取付けら
れた支軸58は、主に板ばね66の底板49に対する押
圧力に抗して、反時計方向に回動される。それゆえ、支
軸58に固定されたプレート59も反時計方向に回動
し、プレート59の上方に備えられたサーマルヘッド3
9は記録位置に変位される。
【0033】そして、定着装置7から排出された用紙の
後端縁によって定着完了検出スイッチ75がオンからオ
フに切換わったことに基づき、排出ローラ19およびプ
ラテンローラ76が一旦停止され、その後、所定の低速
度で間欠的に排出ローラ19およびプラテンローラ76
が駆動される。この状態で、付加情報記録機構8によっ
て付加情報の記録が行われる。
【0034】付加情報記録機構8に対応する用紙搬送路
上にはプラテンローラ76が配置されている。付加情報
記録機構8に備えられたサーマルヘッド39は、図5に
示すように、プラテンローラ76から上昇した状態と、
図6に示すように、プラテンローラ76の周面に当接し
た降下状態とに変位可能にされている。降下状態では、
サーマルヘッド39は、図3に示す開口48および50
を通して熱転写リボン37をケーシング35の下方に押
出し、プラテンローラ76に熱転写リボン37を当接さ
せる。サーマルヘッド39がプラテンローラ76に当接
されたとき、その当接力は、板ばね66の作用によって
一定に保たれる。
【0035】なお、図5に示す状態では、熱転写リボン
37を用紙の通路から退避させて、この通路を通過する
用紙に誤って熱転写リボン37が接触し、用紙が汚れる
ことのないようにされている。サーマルヘッド39が降
下状態においては、図6に示すように、サーマルヘッド
39のヘッドラインに熱転写リボン37が当接してお
り、サーマルヘッド39が作動されると、熱転写リボン
37のインクがプラテンローラ76側、すなわち用紙側
に移る。
【0036】なお、熱転写リボン37は、原稿画像が記
録される色と異なる色、原稿画像がたとえば黒色で記録
される場合には、熱転写リボン37はたとえば赤色にす
るのが好ましい。もちろん、原稿画像の色と同じ色の熱
転写リボン37を用いてもよい。穿孔機構9は、図5お
よび図6に示すように、付加情報記録機構8と排出ロー
ラ19との間に配置されており、用紙の後端側に、綴込
み用の複数(たとえば2個)のパンチ孔をあけるもので
ある。穿孔機構9は、カム25以外の部分は、図7に示
すように、下端の軸77を中心として複写機本体1の外
方へ回動できるユニット材33に取付けられている。ユ
ニット材33を複写機本体1の外方へ回動させると、パ
ンチ刃22とカム25との係合が解除されて、パンチ刃
22はフリーな状態になる。よって、ジャム処理が容易
である。
【0037】また、ユニット材33を複写機本体1の外
方へ回動させると、その奥に備えられた付加情報記録機
構8が露出される。よって、付加情報記録機構8に対す
るメンテナンスが容易になる。ユニット材33が開かれ
た状態では、付加情報記録機構8のケーシング35は、
図7に示すように、支軸43a,43bを中心として、
2点鎖線で示すセット位置から実線で示すリボンカセッ
ト36を取出可能な開放位置に回動可能である。
【0038】図8は、上述した電子写真複写機の電気的
な構成を示すブロック図である。この複写機には、制御
中枢としてのCPU78が備えられている。CPU78
には、入出力インターフェイス79を介して、操作パネ
ル80、メインモータ81、ステップモータ82、サー
マルヘッド39、ヘッド昇降用クラッチ83、駆動装置
51(図3参照)のモータ52、サーマルヘッド39の
温度検出用サーミスタ84、および穿孔機構9のカム2
5を駆動するためのカムクラッチ95が接続されてい
る。
【0039】操作パネル80には、この複写機の動作モ
ードを変更するためのモード切換スイッチ89、コピー
枚数や後述する数値データその他のデータを表示するた
めの液晶表示器でできた表示器90、コピー枚数入力キ
ー(テンキー)91、クリアキー92、プリントキー9
3および用紙ランク入力キー94が備えられている。メ
インモータ81は、画像処理部4、定着装置7、用紙搬
送路6(図1参照)等を駆動するためのものである。
【0040】ステップモータ82は、排出ローラ19お
よびプラテンローラ76を、メインモータ81によって
駆動される各部分とは別個独立に駆動するためのもので
ある。すなわち、ステップモータ82を変速することに
より、付加情報記録機構8によって付加情報が記録され
るときに、排出ローラ19およびプラテンローラ76に
よる用紙の搬送スピードを、付加情報記録機構8が記録
を行える程度まで遅くすることができる。また、ステッ
プモータ82を停止することにより、穿孔機構9により
パンチ孔を形成する場合には、用紙の後端部をパンチ刃
22に臨ませた状態で、排出ローラ19およびプラテン
ローラ76を一旦停止させることができる。
【0041】ヘッド昇降用クラッチ83は、前述したサ
ーマルヘッド移動機構40の軸63をメインモータ81
からの動力伝達機構に接続したり、切離したりするため
のものである。軸63をメインモータ81からの動力伝
達機構と接続し、軸63を回転させることにより、サー
マルヘッド39を昇降させることができる。なお、CP
U78には、入出力インターフェイス79を介してさら
に複写機を構成する各種の駆動機構が接続されている
が、この実施例の説明には特に関係がないので、図8に
おいては省略されている。
【0042】CPU78には、また、制御ROM85、
フォントROM86およびRAM87が接続されてい
る。制御ROM85は、この複写機の制御プログラムが
記憶されている読出専用メモリである。フォントROM
86は、文字データが記憶されている読出専用メモリで
ある。付加情報記録機構8によって特定のロゴマーク、
図案化された文字、数字等を記録する場合には、その特
定のロゴマーク、図案化された文字、数字等がこのフォ
ントROM86から読出され、RAM87のバッファエ
リア88にストアされる。
【0043】図9は、付加情報記録機構8によって付加
情報を記録する場合の、記録位置の調整のための制御動
作を表わすフローチャートである。この制御動作は、図
8のCPU78によってなされる。付加情報の記録位置
を調整したり、または変更したい場合には、操作パネル
80に備えられたモード切換スイッチ89が操作されて
シミュレーションモード1信号が入力される。CPU7
8によって、シミュレーション1モード(付加情報のテ
スト記録モード)信号の入力が判別されると(ステップ
S1)、シミュレーション1モードが設定され、操作パ
ネル80に備えられた表示器90に予め定められた初期
値、たとえば“57”という値が表示される(ステップ
S2)。
【0044】次いで、操作パネル80に備えられたコピ
ー枚数入力キー91が操作されてコピー枚数の入力が行
われたか否かの判別がされる(ステップS3)。そし
て、コピー枚数が入力された場合には、表示器90に表
示されている初期値“57”は、入力された枚数“X
X”に変更される(ステップS4)。次いで、操作パネ
ル80に備えられたクリアキー92からの入力の有無が
判別され(ステップS5)、クリアキー92からの入力
があった場合には、表示器90の表示値は初期値“5
7”に戻される(ステップS6)。
【0045】次いで、操作パネル80に備えられたプリ
ントキー93がオンされたか否かの判別がされ(ステッ
プS7)、プリントキー93がオンされなければ、上記
ステップS3からの処理が繰返される。ステップS7に
おいて、プリントキー93のオンが判別されると、その
時点で表示器90に表示されている数値、換言すれば初
期値“57”またはコピー枚数入力キー91によって入
力された任意の数値“XX”に対応する動作時間T1が
設定される(ステップS8)。数値と動作時間との関係
は、上述した制御ROM85に予めストアされている。
【0046】この実施例では、数値と動作時間との関係
は、次の通りである。 動作時間T1=固定時間(240msec)+可変時間 可変時間=設定値“XX”×850μsec よって、一例として、設定値“XX”が“57”のと
き、 T1=240msec+57×850μsec ≒288msec となる。設定値“XX”は“1”〜“99”までの任意
の値を設定できるので、動作時間T1は、 240.85msec〜324msec の範囲内で選択できる。そして、上記範囲内で動作時間
が変わると、用紙への付加情報記録位置は、用紙後端か
ら 5mm〜30mm の25mmの範囲内で変化する。
【0047】次に、クリアキー92がオンされたか否か
の判別がされ(ステップS9)、クリアキー92のオン
に基づいてテストコピーが行われる(ステップS1
0)。このテストコピーの詳細については後述する。次
いで、モード切換スイッチ89が操作されてシミュレー
ション1モードのオフ信号が与えられたか否かの判別が
され(ステップS11)、シミュレーション1モードの
オフ信号が与えられなければ、ステップS3からの処理
が繰返される。
【0048】シミュレーション1モードのオフ信号が与
えられると、シミュレーション1モードは終了され(ス
テップS12)、処理は終わる。図10は、上述のステ
ップS10におけるテストコピーの際の付加情報記録機
構8の動作等を表わすタイミング図である。次に、図
5、図6および図10を主として参照して説明する。排
出ローラ19およびプラテンローラ76は、前述したよ
うに、ステップモータ82によって駆動され、その速度
が変更できる。一方、画像処理部4、用紙搬送路6、定
着装置7等はメインモータ81で駆動され、その速度は
一定で変更できない。
【0049】まず、用紙が定着装置7の定着排出ローラ
74から排出されると、用紙先端によって定着完了検出
スイッチ75がオンされる。そして、用紙の後端が当該
検出スイッチ75を通過し終わると、当該検出スイッチ
75はオンからオフに切換わる。そこで、この定着完了
検出スイッチ75のオフエッジを基準にして、タイマ
(CPU78で設定されたソフトタイマ)が駆動され、
図9のステップS8で設定された動作時間T1が経過し
たとき、ステップモータ82は一旦停止される(図10
AおよびB参照)。ステップモータ82が停止されたと
き、用紙の後端は、たとえばプラテンローラ76の上流
側20mmの位置で止まったものとする。
【0050】次いで、ヘッド昇降用クラッチ83(図8
参照)がオンされて、軸63が180゜回転され、カム
64は、図6に示すように、サーマルヘッド39を記録
位置まで降下させる(図10C参照)。同時に、付加情
報記録機構8に備えられたインクリボンモータ52(図
3参照)がオンされて、熱転写リボン39は、一定速度
で巻取方向に送られていく(図10D参照)。
【0051】そして、この状態で、ステップモータ82
は、1ステップずつ間欠的にたとえば80ステップ動作
される(図10B参照)。そして、ステップモータ82
が間欠的に停止するごとに、サーマルヘッド39によっ
て付加情報が1ラインずつ記録される。この場合、付加
情報の記録は、用紙の後端部に行われるため、用紙の一
部が定着装置7内に残っているわけではなく、用紙の一
部が定着装置7の熱によって変形したり、焦げたりする
心配はない。
【0052】ステップモータ82が80ステップ動作さ
れて、付加情報の記録が終了したとき、ステップモータ
82は再度停止される。そして、ヘッド昇降用クラッチ
83がオフされて軸63が180゜回転され、カム64
を半回転させる。これにより、サーマルヘッド39は板
ばね66の力によって上昇される。サーマルヘッド39
の上昇時にもインクリボンモータ52は回転され続けて
いるので、印刷時に繰出された熱転写リボン37は巻取
られる。インクリボンモータ52の回転は、サーマルヘ
ッド39の上昇後も一定時間継続される。このように熱
転写リボン37が巻取られることにより、熱転写リボン
37が用紙に貼付いたままになることがなく、また、無
用の弛みがなくなる。
【0053】その後、ステップモータ82は、用紙搬送
速度がたとえば198mm/秒になる速度で回転され
る。これにより、付加情報の記録された用紙は排出ロー
ラ19により排出トレイ20へ排出される。使用者は、
排出トレイ20へ排出されたテストコピーにおける付加
情報記録位置を確認する。そして、もし、付加情報記録
を確認した位置よりも用紙の後端寄りに変更したい場
合、あるいは用紙の中央寄りに変更したい場合には、コ
ピー枚数入力キー91を操作し、設定数値“XX”を変
更する。
【0054】設定数値“XX”が変更されると、その数
値に対応して上述の動作時間T1が変更される。その結
果、検出スイッチ5のオフエッジが検出されてからステ
ップモータ83が停止されるまでの時間T1が変わり、
プラテンローラ76の上流側の用紙後端が停止する位置
が変わる。よって、用紙後端部への付加情報記録位置が
変わる。
【0055】通常のコピー動作において、付加情報の記
録を行なう場合つまり、付加情報記録モードにおけるコ
ピー動作においては、上記シミュレーション1モードで
設定された動作時間T1に基づいてステップモータ82
が停止制御される。よって、テストコピーで得られた位
置と同じ位置に付加情報の記録が行われる。この実施例
おけるテストコピーでは、具体的には、付加情報として
何らかのメッセージが記録されるわけではなく、サーマ
ルヘッド39のすべての発熱体391,392,…(図
3参照)に通電がされ、用紙搬送方向に直交方向に延び
る80本のラインまたは80本のラインが適当に間引か
れた複数本のラインが記録される。このラインに基づい
て、サーマルヘッド39がプラテンローラ76に対して
正しく押し当てられているかの判断ができる。
【0056】より具体的に説明すると、記録されたライ
ンにおいて、用紙の幅方向に濃度が一定していない場
合、たとえば用紙の右側が薄く、左側が濃いような場合
は、サーマルヘッド39がプラテンローラ76の中心軸
線に対して傾いていることを表わしている。また、記録
されたラインの濃度は均一であるが、その濃度が全体的
に薄い場合は、サーマルヘッド39は、プラテンローラ
76の中心軸線に向かって押し当てられておらず、サー
マルヘッド39がプラテンローラ76の中心軸線方向と
直交方向にずれていることを表わしている。
【0057】テストコピーにおけるこのような付加情報
記録内容に基づき、サーマルヘッド39とプラテンロー
ラ76との位置関係が正しいか否かが確認される。そし
て、正しい関係になっていない場合には、図4に示すね
じ62a,62bが緩められ、支軸58とプレート59
との位置関係が調整され、プレート59に取付けられた
サーマルヘッド39が正しくプラテンローラ76に押し
当てられるように調整される。
【0058】このように、テストコピーにおいては、付
加情報の記録位置のみでなく、サーマルヘッド39とプ
ラテンローラ76との位置関係も確認され、両者の関係
が正しく調整できるようにされている。また、テストコ
ピーにおいて通電する発熱体は、サーマルヘッド39の
幅方向両側部分の各数個または数10個の発熱体だけに
してもよい。この場合でも、ラインの左右両側部分が記
録されるので、ラインの濃度が左右で異なっているか否
かの確認ができる。
【0059】図11は、シミュレーション2モード(穿
孔機構9のテストモード)の制御動作を表わすフローチ
ャートである。このシミュレーション2モードにおいて
も、前述したシミュレーション1モードとほとんど同様
の制御が行われる。すなわち、図11を参照して、パン
チ孔の形成位置を調整したり、または変更したい場合に
は、操作パネル80に備えられたモード切換スイッチ8
9が操作される。CPU78によって、シミュレーショ
ン2モード信号の入力が判別されると(ステップS2
1)、シミュレーション2モードが設定され、操作パネ
ル80に備えられた表示器90に予め定められた初期
値、たとえば“87”という値が表示される(ステップ
S22)。
【0060】次いで、操作パネル80に備えられたコピ
ー枚数入力キー91が操作されてコピー枚数の入力がさ
れたか否かの判別がされる(ステップS23)。そし
て、コピー枚数が入力された場合には、表示器90に表
示されている初期値“87”は、入力された枚数“Y
Y”に変更される(ステップS24)。次いで、操作パ
ネル80に備えられたクリアキー92からの入力の有無
が判別され(ステップS25)、クリアキー92からの
入力があった場合には、表示器90の表示値は初期値
“87”に戻される(ステップS26)。
【0061】次いで、操作パネル80に備えられたプリ
ントキー93がオンされたか否かの判別がされ(ステッ
プS27)、プリントキー93がオンされなければ、上
記ステップS23からの処理が繰返される。ステップS
27において、プリントキー93のオンが判別される
と、その時点で表示器90に表示されている数値、換言
すれば初期値“87”またはコピー枚数入力キー91に
よって入力された任意の数値“YY”に対応する動作時
間T2が設定される(ステップS28)。数値と動作時
間との関係は、上述した制御ROM85に予めストアさ
れている。
【0062】この実施例では、数値“YY”と動作時間
T2との関係は、付加情報記録の場合と同様に、 動作時間T2=固定時間+可変時間 但し、可変時間=設定値“YY”×850μsec にされている。ここで、固定時間は、470msecで
あり、付加情報記録の場合の固定時間240msecと
は異なっている。この違いは、付加情報記録機構8より
も穿孔機構9が用紙搬送方向下流側に位置していること
に基づく。“YY”は“1”〜“99”の範囲で設定可
能である。
【0063】次に、クリアキー92がオンされたか否か
の判別がされ(ステップS29)、クリアキー92のオ
ンに基づいてテストコピーが行われる(ステップS3
0)。このテストコピーの詳細については後述する。次
いで、モード切換スイッチ89が操作されてシミュレー
ション2モードのオフ信号が与えられたか否かの判別が
され(ステップS31)、シミュレーション2モードの
オフ信号が与えられなければ、ステップS23からの処
理が繰返される。
【0064】シミュレーション2モードのオフ信号が与
えられた場合には、シミュレーション2モードは終了さ
れ(ステップS32)、処理は終わる。次に、図10の
タイミング図を主として参照して、上述のステップS3
0におけるテストコピーの動作について説明をする。テ
ストコピーでは、定着完了検出スイッチ75(図5参
照)のオフエッジを基準にして、CPU78で設定され
たソフトタイマが駆動され、図11のステップS28で
設定された動作時間T2が経過したとき、ステップモー
タ82が停止される(図10AおよびE参照)。ステッ
プモータ82が停止されたとき、用紙の後端は、たとえ
ば排出ローラ19の上流側20mmの位置で止まったも
のとする。
【0065】次いで、カムクラッチ95(図8参照)が
一定時間オンされ、回転軸34に固着されたカム25が
1回転される。これにより、パンチ刃22が上昇位置か
ら降下位置まで下がり再び上昇位置へ戻る。そしてパン
チダイ24上に停止している用紙後端所定位置にパンチ
孔が形成される。その後、ステップモータ82は、用紙
搬送速度がたとえば198mm/秒になる速度で回転さ
れる。これにより、パンチ孔が形成された用紙は排出ロ
ーラ19により排出トレイ20へ排出される。
【0066】したがって、使用者は、ステップS30に
おけるテストコピーを確認して、パンチ孔の位置を用紙
の後端寄りにずらす場合には、コピー枚数入力キー91
によって設定枚数“YY”の数を増やし、反対に、パン
チ孔を用紙の中央寄りにずらす場合には、コピー枚数入
力キー91によって設定枚数“YY”を減らせばよい。
【0067】次に、この発明における付加情報記録時の
他の制御動作について説明をする。以下に説明する制御
動作では、付加情報記録時において、サーマルヘッド3
9の温度が検出され、連続的な使用等によって、サーマ
ルヘッド39の温度が上昇し過ぎた場合には、付加情報
記録機構8の動作が禁止される。図12および図13
は、かかる保護制御の内容を表わすフローチャートであ
る。
【0068】まず、図12を参照して、CPU78によ
り、付加情報記録機構8が動作する付加情報記録モード
か否かが判別され(ステップS41)、付加情報記録モ
ードでない場合には、付加情報記録機構8は作動され
ず、通常コピーが行われる(ステップS42)。付加情
報記録モードが選択されている場合には、サーマルヘッ
ド39の温度tが測定される(ステップS43)。
【0069】サーマルヘッド39の温度測定は、後述す
る図13のフローチャートに従って行われる。そして、
測定温度tに基づいて、バッファエリア88に、付加情
報記録機構8の動作を禁止するための禁止フラグがセッ
トまたはリセットされる。次いで、測定温度tに応じた
熱転写時間T4+β(βは測定温度によって変わる値)
が決定される(ステップS44)。その後、禁止フラグ
がセットされているか否かが判別され(ステップS4
5)、禁止フラグがセットされている場合には、付加情
報記録機構8の動作が停止される(ステップS46)。
そして、禁止フラグがリセットされるまで、ステップS
43ないしステップS46の処理が繰返され、サーマル
ヘッド39の温度が所定温度以下に下がるまで付加情報
記録機構8の動作が停止される。
【0070】ステップS45において、禁止フラグがセ
ットされていない場合には、付加情報記録機構8が動作
され、決定された熱転写時間T4+βによって、付加情
報が記録される(ステップS47)。この後、コピーが
連続コピーか否かが判別され(ステップS48)、単独
コピーの場合には動作は終了される。
【0071】一方、連続コピーの場合には、コピー枚数
が所定の枚数に達したか否かの判別がされ(ステップS
49)、コピー枚数が所定の枚数に達するまで、ステッ
プS43ないしステップS48の処理が繰返され、用紙
に連続的に付加情報が記録される。次に、図13を参照
して、まず、ステップS43においては、禁止フラグが
セットされているか否かの判別がされ(ステップS43
1)、禁止フラグがセットされていない場合には、サー
ミスタ84の検出温度(つまり、サーマルヘッド39の
温度)tが予め設定された上限温度(たとえば50℃)
以下か否かの判別がされる(ステップS432)。
【0072】そして、サーマルヘッド39の温度tが上
限温度50℃以下の場合には、そのままステップS44
(図12参照)へ進む。一方、サーマルヘッド39の温
度tが上限温度50℃を越えている場合には、禁止フラ
グがセットされ(ステップS433)、前述したステッ
プS44へ進む。
【0073】また、ステップS431において、禁止フ
ラグがセットされている場合には、サーミスタ84の検
出温度tが所定の温度、たとえば48℃以下になったか
否かの判別がされ(ステップS434)、当該温度tが
48℃以下になっていない場合には、処理はステップS
44へ進む。一方、検出温度tが48℃以下に下がった
場合には、禁止フラグがリセットされ(ステップS43
5)、処理はステップS44へ進む。
【0074】以上のように、サーミスタ84で検出され
る温度tが、複写機内部の温度上昇やあるいは連続使用
等により、所定の温度、たとえば50℃を越えている場
合には、その温度tがたとえば48℃以下になるまで、
付加情報記録機構8の動作が一時的に停止される。この
ようにすると、温度の高いサーマルヘッド39によって
熱転写リボン37が誤って加熱され、用紙が汚れない。
また、サーマルヘッド39による記録内容に滲みや流れ
が生じたりするおそれがなく、常にきれいな付加情報の
記録を行うことができる。
【0075】また、サーマルヘッド39は高温で長時間
使用されると急速に劣化する。よって、この劣化を防止
でき、サーマルヘッド39の長寿命化を図ることができ
る。熱転写時間T4+βを変化させる制御方法は、後述
する熱転写時間T3+αを変化させる制御方法と基本的
に同じである。異なる点は、“T3”および“T4”の
各値が異なることおよび“α”は用紙ランクに基づいて
変化する値に対し、“β”は温度に基づいて変わる値で
あることである。
【0076】上述の説明ではサーマルヘッド39の温度
が所定温度以上になったときに付加情報記録機構8の動
作を停止させ、サーマルヘッド39の温度が所定温度以
下になったときに付加情報記録機構8の動作を再開する
ようにしたが、たとえば次のようにしてもよい。サーミ
スタ84の検出温度が所定温度以上になったときに付加
情報記録機構8の動作を停止する。そして、その時点か
らタイマを作動させて所定の時間を計時し、所定の時間
が経過したときに付加情報記録機構8の動作を再開させ
てもよい。
【0077】また、上述の実施例は、サーミスタ84に
よってサーマルヘッド39の温度を直接測定している
が、サーマルヘッド39の温度を間接的に推測してもよ
い。たとえば、複写機本体内の雰囲気温度に基づいてサ
ーマルヘッド39の温度を検出することも可能である。
あるいは、付加情報記録を伴うコピーが連続的に予め定
める枚数行われたとき、サーマルヘッド39の温度が所
定温度以上になったと推測して、付加情報記録機構8の
動作を一時的に停止させてもよい。
【0078】次に、この実施例のさらに他の制御動作に
ついて説明する。以下に説明する制御動作では、用紙の
種類に応じて、サーマルヘッド39による加熱時間T3
+α(αが可変)が変えられるようにされている。こう
すると、用紙の種類が変わっても、用紙の種類に応じた
読みやすい濃度で付加情報が記録される。
【0079】用紙の種類は、複写に使用される各種の用
紙を、熱転写性の程度の高低により、数段階にランク分
けされ、予め制御ROM85内に記憶されている。一例
を示すと、次の通りである。
【0080】
【表1】
【0081】入力キー94により、用紙の種類番号
(1)〜(5)のいずれかが入力されると、CPU78
は、入力された用紙の種類番号に応じて、制御ROM8
5に記憶されたランクを読出す。そして、読出したラン
クに基づいて、熱転写時間(加熱時間)T3+αを算出
する。ここに、T3+αは、T3は基本時間で、0.5
12msecであり、αは可変時間で、α0 ×ランクで
ある。
【0082】α0 =0.032msecである。よっ
て、たとえば(1)日本製上質紙が入力されると、ラン
クは“1”。熱転写時間T3+αは、 T3+α=0.512+0.032×1 =0.544msec となる。また、(5)ざら紙が入力されると、ランクは
“10" 。熱転写時間T3+αは、 T3+α=0.512+0.032×10 =0.832msec となる。
【0083】この実施例では、ランクは、“1”〜“1
2”までの12段階にされている。より具体的な例を、
図14および図15を参照しつつ説明する。入力キー9
4により用紙の種類として、メーカー指定のコピー用紙
(日本製上質紙)のように転写性の良い用紙種類が入力
されると、熱転写時間T3+α1が決定され、RAM8
7にストアされる。
【0084】次に、図14に示すように、1行分のデー
タが与えられると、ラッチ信号によってサーマルヘッド
39にデータが記憶される。サーマルヘッド39は、前
述のように多数の発熱体391,392,…(図3参
照)を備えている。これら多数の発熱体は、たとえば7
つのグループに区画されていて、ストローブ1〜7によ
って順次通電される。各ストローブは、制御ROM85
から読出されてRAM87にストアされている熱転写時
間T3+α1ずつ与えられる。応じて、発熱体には、各
グルーブごとに順次時間T3+α1通電され、熱転写が
行われる。
【0085】一方、入力キー94により、用紙の種類と
して、ざら紙等の転写性の悪い用紙種類が入力される
と、転写性の悪い用紙の熱転写時間T3+α10が決定
され、RAM87にストアされる。次に、図15に示す
ように、1行分のデータが与えられると、ラッチ信号に
よってサーマルヘッド39にデータが記憶される。続い
てストローブ1〜7によって7つの発熱体グループに順
次通電がされる。各ストローブ1〜7のローアクティブ
時間は、それぞれ、RAM87にストアされた時間T3
+α10である。よって、発熱体には、各グループごと
に、順次、時間T3+α10の通電がされ、熱転写が行
われる。
【0086】なお、先行するストローブ(たとえばスト
ローブ1)のローエッジから、次のストローブ(たとえ
ばストローブ2)のローエッジまでの時間は、熱転写時
間T3+αが変化しても常に一定にされている。よっ
て、ストローブ1〜7によって処理される1行分の情報
記録に要する時間は常に一定である。なお、ストローブ
1〜7のローアクティブ時間をそれぞれ延長せず、1行
分の情報を記録するのに、ストローブ1〜7を2回以上
繰返して出力するようにしてもよい。
【0087】上述の説明では、多数の発熱体を7つのグ
ループに分け、ストローブ1〜7によって順次通電する
ようにされている。これは、すべての発熱体に同時に通
電する構成では、駆動電流が大きくなりすぎることを考
慮したものである。もっとも、動作電源が大きい場合に
は、すべての発熱体を同時に通電するようにしてもよ
い。
【0088】また、発熱体の区画は、7つに限らず、任
意のグループに区画することができる。そしてその場合
は、区画されたグループの数だけストローブが順次出力
される。また、転写性の良い用紙の場合には、プラテン
ローラ76の加熱温度を上げると、転写性がさらに向上
するので、転写性の良い用紙のランクを選択した際に、
プラテンローラ76の加熱温度を上昇させるとともに、
加熱、転写時間を前記T3よりも短くして、付加情報記
録機構8による付加情報の記録を行うようにしてもよ
い。
【0089】
【発明の効果】この発明にかかる画像形成装置は、以上
のように構成されており、テストモードが設定された場
合に、サーマルヘッドの予め定める発熱体に通電をして
発熱させ、用紙に付加情報記録テストを行う。利用者
は、このテスト記録を通して、通電されて発熱している
発熱体の用紙への押し当て状態を、一目で確認できる。
それゆえ、確認した押し当て状態に基づいて、付加情報
の記録が均一で、かつ適正な濃度になるように、サーマ
ルヘッドの位置を微調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる電子写真複写機の
全体構成を示す概略的な断面図である。
【図2】この実施例における穿孔機構の構成を表わす断
面図である。
【図3】この実施例における付加情報記録機構の斜視図
である。
【図4】プレートと支軸との取付構造を示す図である。
【図5】付加情報記録機構が待機状態のときの断面図で
ある。
【図6】付加情報記録機構が動作状態のときの断面図で
ある。
【図7】穿孔機構を開き、付加情報記録機構の熱転写リ
ボンを取替え可能な状態にした断面図である。
【図8】この実施例の電気的な構成を示すブロック図で
ある。
【図9】この実施例における付加情報記録機構によって
付加情報を記録する場合の、記録位置の調整のための制
御動作を表わすフローチャートである。
【図10】テストコピーにおける付加情報記録機構の動
作および穿孔機構の動作を表わすタイミング図である。
【図11】穿孔機構のテストモードの制御動作を表わす
フローチャートである。
【図12】サーマルヘッドの保護のための制御動作を表
わすフローチャートである。
【図13】サーマルヘッドの保護のための制御動作を表
わすフローチャートである。
【図14】用紙種類に応じて熱転写時間を変更する制御
を表わすタイミングチャートである。
【図15】用紙種類に応じて熱転写時間を変更する制御
を表わすタイミングチャートである。
【符号の説明】
8 付加情報記録機構 39 サーマルヘッド 76 プラテンローラ 78 CPU
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/00 114 7369−2H

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】画像形成装置であって、所定の方向へ用紙
    を搬送するための用紙搬送経路、電子写真方式により画
    像を形成する画像形成手段、前記用紙搬送経路に関連し
    て設けられ、前記画像形成手段で形成された画像を用紙
    搬送経路を搬送される用紙に転写するための転写手段、
    前記用紙搬送経路に関連し、かつ、用紙搬送方向に対し
    て、前記転写手段の下流側に設けられた定着手段、前記
    用紙搬送経路に関連し、かつ、用紙搬送方向に対して、
    前記定着手段の下流側に設けられた付加情報記録手段、
    この付加情報記録手段は、インクが含有された熱転写リ
    ボンと、熱転写リボンに当接して熱転写リボンを選択的
    に加熱し、加熱部分のインクを用紙に転写させるサーマ
    ルヘッドとを含み、インクによって所望の付加情報を用
    紙に記録するためのものであり、前記サーマルヘッドに
    は、複数個の発熱体が備えられており、前記付加情報記
    録手段をテストするためのテストモードを設定するテス
    トモード設定手段、およびテストモードが設定された場
    合に、前記サーマルヘッドの予め定める発熱体に通電を
    する記録テスト手段、を含むことを特徴とする画像形成
    装置。 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記記録テスト手段は、サーマルヘッドのすべての発熱体
    を通電させることを特徴とするものである。
JP3217351A 1990-08-29 1991-08-28 画像形成装置 Pending JPH05528A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3217351A JPH05528A (ja) 1990-08-29 1991-08-28 画像形成装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4951754A (en) * 1989-08-14 1990-08-28 Odd Solheim Fire extinguishing plant for three extinguishing agents

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