JPH0553517B2 - - Google Patents

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JPH0553517B2
JPH0553517B2 JP3323471A JP32347191A JPH0553517B2 JP H0553517 B2 JPH0553517 B2 JP H0553517B2 JP 3323471 A JP3323471 A JP 3323471A JP 32347191 A JP32347191 A JP 32347191A JP H0553517 B2 JPH0553517 B2 JP H0553517B2
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JP
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drums
ball
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winning ball
drum
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JP3323471A
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Shohachi Ugawa
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Sankyo Co Ltd
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Sankyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
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Publication of JPH053953A publication Critical patent/JPH053953A/ja
Publication of JPH0553517B2 publication Critical patent/JPH0553517B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、パチンコ遊技
機等で代表される弾球遊技機に関し、詳しくは、
遊技盤の前面に形成された遊技領域に打玉を打込
んで遊技が可能な弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】 この種の弾球遊技機において、
従来から一般的に知られているものに、たとえ
ば、複数種類の識別情報を可変表示可能な可変表
示装置が遊技盤面に設けられ、該可変表示装置の
可変停止時の表示結果が予め定められた特定の識
別情報になつた場合に所定の遊技価値が付与可能
な状態となるように構成されたものがあつた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかし、この
種の従来の弾球遊技機においては、遊技盤面に可
変表示装置を取付ける関係上その可変表示部を遊
技盤面から前方に膨出させて設けた場合には、遊
技領域に打込まれた打玉がその前方に膨出した可
変表示装置に衝突するために、その可変表示装置
が衝突時の衝撃力により長期の使用に伴つて故障
し、正常な可変表示動作が行なわれなくなる恐れ
があつた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 そこで、可変
表示装置を遊技盤面から前方に膨出しないように
設けて遊技領域に打込まれた打玉がその可変表示
装置に衝突しないように構成することが考えられ
る。
【0005】 しかし、このように構成した場合に
は、可変表示装置の可変表示部には障害釘等の打
玉の落下の障害となる障害物が設けられないのが
一般的であるために、可変表示装置前面を落下す
る打玉の落下速度が加速されて下方に位置する各
種部品にその打玉が衝突したときに大きな衝撃力
が生じてしまい、その各種部品が損傷しやすくな
るとい不都合が生ずる。
【0006】 そこで、可変表示装置の可変表示部分
の上方位置に前方に膨出した覆い部材を設けて、
上方から落下してくる打玉をその覆い部材の衝突
面に衝突させて、前述した不都合を極力少なくせ
んとすることが考えられる。しかし、覆い部材
は、このような目的を有するものであるために、
ある程度の横幅を有する大きさのもので構成する
必要があり、限られた遊技盤面上にある程度の大
きさを有する覆い部材を設ける場合には、遊技盤
面の有効利用の観点からしてこの覆い部材を他の
目的にも使用できるように構成することが望まし
い。
【0007】 また、従来の弾球遊技機においては、
複数種類の識別情報を可変表示するための複数の
回転ドラムやその前面を視認可能に保護する保護
カバーを組付ける組付作業が煩雑となる不都合も
あつた。
【0008】 本発明は、係る実情に鑑み考え出され
たものであり、その目的は、覆い部材を設けるこ
とにより、上方から落下してくる打玉をその覆い
部材に衝突させ、可変表示装置の下方に位置する
各種部品への打玉の落下衝撃力を極力緩和できる
ようにするとともに、その覆い部材を他の目的に
も有効利用でき、かつ、組付作業が容易な弾球遊
技機を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】 本発明は、遊技
盤の前面に形成された遊技領域に打玉を打込んで
遊技が可能な弾球遊技機であつて、 一面が開放され、その開放側が前記遊技盤裏面
に対向するように前記遊技盤の裏面側に取付けら
れたドラム用収納ボツクスと、 前記遊技盤面に沿つて並設された状態で前記ド
ラム用収納ボツクス内に収納され、回転すること
により複数種類の識別情報を可変表示可能な複数
の回転ドラムと、 前記遊技盤表面に設けられ、前記回転ドラムの
前面をカバーするカバー体とを含み、 前記カバー体は、前記回転ドラムによつて表示
される識別情報を遊技者が視認可能な状態で前記
回転ドラム前面側を保護する保護カバー部と、該
保護カバー部の上方に位置して前方に膨出した覆
い部材とを含み、 該覆い部材内に表示器が設けられていることを
特徴とする。
【0010】
【作用】 本発明によれば、ドラム収納ボツクス
内に、回転することにより複数種類の識別情報を
可変表示可能な複数の回転ドラムが遊技盤面に沿
つて並設された状態で収納されており、そのドラ
ム収納ボツクスの開放側を遊技盤裏面に対向する
ように遊技盤の裏面側に取付けるという簡単な取
付作業により複数の回転ドラムが取付可能とな
り、しかも、遊技盤表面にカバー体を設けるとい
う簡単な作業により、そのカバー体に形成されて
いる保護カバーにより、前記回転ドラムによつて
表示される識別情報を遊技者が視認可能な状態で
回転ドラム前面側が保護される。しかも、そのカ
バー体には、保護カバー部の上方に位置して前方
に膨出した覆い部材が設けられているために、そ
の覆い部材に打玉が衝突することにより、可変表
示装置の下方に位置する各種部品に衝突する打玉
の衝撃力を極力緩和できる。さらに、その覆い部
材の中には表示器が設けられているために、覆い
部材を有効利用して表示器を設けてその表示器に
より所定の表示を行なうことができる。
【0011】
【発明の実施例】 以下に、図面を参照してこの
発明の具体的な実施例について説明する。
【0012】 図1はこの発明の一実施例のパチンコ
遊技機の外観図である。構成において、パチンコ
遊技機10の遊技盤1上には、セーフ孔2a〜2
c等の入賞領域からなる通過領域、通過玉の一例
の入賞玉によつて後述の可変表示装置50を可変
できるように定められた入賞口からなる入賞領域
3a〜3c、複数の役物(通称チユーリツプ)4
a,4b、およびアウト玉入口5が形成される。
【0013】 遊技盤1のほぼ中央部には、可変入賞
球・可変表示装置30が配設される。この可変入
賞球・可変表示装置30は、後述の図3ないし図
6に示す可変入賞球装置40および可変表示装置
50を前面枠部材31に一体的に装着して構成さ
れる。このように、可変入賞球装置40と可変表
示装置50とを一体に構成したため、遊技盤1へ
の取付時に両装置を一体的に同時に取付けること
ができ、取付けが容易であるとともに、部品の管
理が行ないやすい利点がある。この可変表示装置
50は、機械的可変表示部材の一例の回転ドラム
機構50Aおよび電気的可変表示器の一例のセグ
メント表示器50Bを含んで構成される。そし
て、可変表示装置50は、入賞領域3a〜3cへ
の入賞玉に応じて回転ドラム機構50Aおよびセ
グメント表示器50Bの可変表示を開始し、遊技
者の停止指令または可変表示開始から一定時間後
において、可変表示を停止する。このときの回転
ドラム機構50Aの表示状態とセグメント表示器
50Bの表示状態との組合せが所定の状態になつ
たとき、可変入賞球装置40を開成駆動可能に定
められた特定の遊技状態になつたことが判断され
る。なお、可変入賞球装置40を開成駆動するた
めの特定遊技状態の他の例としては、比較的入賞
しにくいように釘調整された入賞領域2bを形成
し、該入賞領域2bへの入賞玉を入賞玉検出器1
00により検出して特定遊技状態になつとことを
判定するようにしてもよい。すなわち、前記入賞
玉検出器100により、パチンコ遊技における予
め定める遊技状態になつたことを検出する特定遊
技状態検出手段を構成してもよい。また、前記入
賞領域2bを特定領域として兼用構成し、前記入
賞玉検出器100を、可変入賞球装置を第1の状
態に継続させることを許容された特定領域を通過
したパチンコ玉を検出する特定領域通過玉検出手
段として兼用構成してもよい。
【0014】 前記パチンコ機10の前面枠11の下
方には、賞品玉払出口12、打球待機樋13、打
球ハンドル14、余剰商品玉払出口15および賞
品玉受皿16が配設される。打球ハンドル14は
その回動によつて打球強さを調整するものであつ
て、必要に応じてそ外周に関連して打球指定スイ
ツチが設けられる。なお、打球指令スイツチは、
打球ハンドルの近傍の前面枠11に設けられるス
イツチ、または打球ハンドル14の軸にカムを固
着しておき、このカムの押圧によつてスイツチン
グ動作するスイツチであつてもよい。
【0015】 また、必要に応じて、前面枠11に
は、可変表示開始・停止指令スイツチ17に設け
られる。この可変表示開始・停止指令スイツチ1
7は、開始指令スイツチ17sおよび停止指令ス
イツチ17eを含む。この開始指令スイツチ17
sは、回転ドラム機構50Aおよびセグメント表
示器50Bを表示駆動可能な遊技状態となつた
後、遊技者の意思によつて両者を可変表示開始す
るのを選択するのに利用される。停止指令スイツ
チ17eは回転ドラム機構50Aおよびセグメン
ト表示器50Bの可変表示を停止指令するのに用
いられる。なお、好ましくは、回転ドラム機構の
表示例が複数列設けられている場合は、停止指令
スイツチ17eを順次繰返して押圧することによ
つて、回転ドラム機構50Aに含まれる各列のド
ラムを順次的に停止指令する。たとえば、回転ド
ラム機構50Aの表示列が3列のドラムで構成さ
れている場合は、停止指令スイツチ17eを1回
押圧することによつて左のドラムを停止させ、2
回目の押圧によつて中央のドラムを停止させ、3
回目の押圧によつて右のドラムを停止させる。こ
の場合、すべての列のドラムが停止されたときま
たはそれから一定時間遅れて、セグメント表示器
50Bの可変表示を停止させる。
【0016】 なお、入賞領域3a〜3cへの入賞玉
に応じて直ちに回転ドラム機構50Aおよびセグ
メント表示器50Bを可変表示する場合は、開始
指令スイツチ17sが不要となる。また、停止指
令スイツチ17eは、回転ドラム機構50Aに含
まれるドラムの列の数に対応して複数込設けても
よい。
【0017】 また、停止指令スイツチ17eを遊技
者が操作しない場合は、一定時間の経過により可
変表示装置を停止させるようにしてもよく、さら
に、停止指令スイツチ17eを設けずに一定時間
の経過だけで停止させるようにしてもよい。
【0018】 図2はパチンコ機10の裏面構造の図
解図である。図において、前記入賞領域3a,3
b,3cの形成された遊技盤1の裏面には、入賞
領域を通過した入賞玉を下方へ導くための径路2
11,212が形成される。径路211の下方に
は、入賞領域3aまたは3bへの入賞玉を検出す
るための入賞玉検出器22が設けられる。径路2
12の下方には、入賞領域3cへの入賞玉を検出
する入賞玉検出器23が設けられる。なお、必要
に応じて、入賞玉検出器22,23で検出された
入賞玉は、ヤクモノ4a,4bの上部位置に導か
れ、ヤクモノ4a,4bの嘴状部を開成するのに
利用される。入賞玉検出器22および23の出力
は、回転ドラム機構50Aおよびセグメント表示
器50Bを表示駆動可能な状態の検出出力として
利用される。そして、遊技盤1の裏面のアウト玉
入口5よりもやや上部位置には、径路213が設
けられる。この径路213は、セーフ孔2a,2
c、通過領域の一例であるセーフ孔2b、入賞領
域3a〜3c、ヤクモノ4a,4bまたは可変入
賞球装置40のいずれかへ入賞した玉を入賞玉処
理器24へ導くものである。この入賞玉処理器2
4は、径路213を介して導かれる入賞玉を1個
ずつ落下させる。入賞玉処理器24で1個ずつ落
下された玉は、従来周知の商品玉払出機構(図示
せず)に連結された作動部材を作動させて、1個
の入賞玉につき一定数の賞品玉の払出を行なわせ
る。
【0019】 図3および図4は可変入賞球・可変表
示装置30の図解図であり、特に図3はその斜視
図を示し、図4はその縦断面図を示す。
【0020】 図5および図6は可変入賞球装置の詳
細図を示し、特に図5はその分解斜視図を示し、
図6は取付基板としての取付板31の裏面から見
た図を示す。
【0021】 図7ないし図11は可変表示装置50
の詳細を示す図解図であり、特に図7はその正面
側から見た斜視図を示し、図8は内部構造の斜視
図を示し、図9はその分解図斜視図を示し、図1
0は1つのドラムの詳細な斜視図を示し、図11
は回転ドラムの光ガイド部材の詳細を示す断面図
である。
【0022】 次に、図3〜図11を参照して、可変
入賞球・可変表示装置30の構成を説明する。
【0023】 まず、可変入賞球・可変表示装置30
の詳細を述べる。可変入賞球・可変表示装置30
は、取付板31に可変入賞球装置40と可変表示
装置50を一体的に装着して構成される。より具
体的には、図5に示すように取付板31には、可
変入賞球装置40が関連的に形成されかつ特定領
域の一例の可変入賞球装置40の入賞開口となる
長方形の開口部32が穿設される。なお、本実施
例では、特定領域と可変入賞球装置を兼用するも
のを説明するが、その他、特定領域と可変入賞球
装置とを別々に設けてもよい。また、取付板31
には、後述の各列のドラムに描かれた識別情報を
表示するための表示窓33a,33b,33cが
穿設される。また、取付板31の上部位置には、
ほぼ四角形の切欠部34が形成される。切欠部3
4の前面には、電気的可変表示器の一例のセグメ
ント表示器50Bを装着しかつパチンコ玉を誘導
するための覆い部材の一例の枠部材35が装着さ
れる。この枠部材3には、その上部に逆ハ字状の
玉受板351が形成されるとともに、玉受板35
1で受けられた玉を入賞領域3aとなる孔を介し
て裏面へ導くガイド353が形成される。このよ
うに、遊技者が打玉を弾発して狙つている箇所に
入賞領域3aを設けたため、特に可変入賞球装置
の閉成時に遊技者の入賞への関心が薄れてしまう
ことを防止して、遊技の面白味が向上し得る。こ
の枠部材35の左右両端部分には、パチンコ玉が
衝突することによりそのパチンコ玉の落下軌跡を
変動させる衝突面800a,800bが形成され
ている。この衝突面800a,800bは、たと
えば図1にも示されているように、その衝突面8
00a,800bの左右方向端部が入賞開口32
の横縁部分のほぼ上方に位置するように構成され
ている。このように構成することにより、パチン
コ玉がこの衝突面800a,800bに衝突した
場合には左右方向にはね返りそのはね返つたパチ
ンコ玉のほとんどは入賞開口32に入賞しなくな
る一方、この衝突面800a,800bに衝突し
なかつたパチンコ玉は入賞開口32に入賞できる
可能性が残つている状態となり、この衝突面80
0a,800bによりパチンコ玉の落下軌跡に変
化をもたせてパチンコ玉の入賞開口32への入賞
の行方を予測できなくし、遊技の面白味を向上し
得る利点がある。また、この枠部材35に上方か
ら落下してきたパチンコ玉が衝突することによ
り、そのパチンコ玉の落下勢いを軽減して、下方
に位置する開閉板42等にパチンコ玉が落下衝突
したときの衝撃力を軽減し得る利点もある。この
枠部材35により、打玉が衝突することにより該
打玉の落下軌跡を変動させる衝突面を有する障害
部材が構成されている。また、本実施例では、可
変入賞球装置に一体に障害部材を備えたものを示
したが、可変入賞球装置と障害部材とを別体に構
成してもよい。
【0024】 前記枠部材35の横方向に延びる部分
には、玉を通過させるための玉通過領域354,
355が形成される。枠部材35の前面には、セ
グメント表示器50Bを透視するための表示窓3
56が穿設される。この表示窓356の裏側に
は、セグメント表示器50Bが装着される。この
セグメント表示器50Bは、本実施例では表示装
置の判定の一例として用いているが、その他、可
変入賞球装置40内に入賞したパチンコ玉の個数
や可変入賞球装置50が第1の状態に変化する回
数等の遊技に関連する情報を表示してもよい。こ
のセグメント表示器50Bは、遊技者の注目の的
となつている可変表示装置50のすぐ上方に位置
し、かつ、前方に幾分突出しているために遊技者
の目に近くなり、その表示情報を遊技者が視覚に
よりとらえやすくなるという利点もある。さら
に、前記障害部材を構成している枠部材35で構
成されている空間に表示器の一例のセグメント表
示器50Bが設けられているために、その空間の
有効利用が図れるとともに、枠部材35によりパ
チンコ玉が直接セグメント表示器50Bに衝突
し、故障することを防止できる。この点からし
て、枠部材35は、電気的可変表示器の一例のセ
グメント表示器50Bを打玉から保護する保護部
材として兼用構成されている。また、取付板31
には、開口部32の上部位置に障害釘36が複数
本植設される。さらに、取付板31の前面の開口
部32よりやや上部位置には、ガイド部材37が
装着される。このガイド部材37は、横方向の複
数の箇所に、垂直方向に沿つてガイド板371を
形成し、パチンコ玉を垂直方向にガイドさせなが
ら落下させるように働く。前記障害釘36とガイ
ド部材37とにより、落下してきたパチンコ玉が
衝突し一旦落下勢いを軽減させた後開閉板42上
にパチンコ玉を落下させ、可動部材の一例である
開閉板42へのパチンコ玉の落下衝撃力を弱める
ための障害部材が構成されている。前記取付板3
1により、前記遊技盤表面に設けられ、前記回転
ドラムの前面をカバーするカバー体が構成されて
いる。
【0025】 前記可変入賞球装置40は、遊技者に
とつて有利となる第1の状態の一例として開閉板
42を前面へ開いて玉を受入れ、遊技者にとつて
不利となる第2の状態の一例として開閉板42を
閉じて玉の受入れを不可能とするものである。
【0026】 次に、可変入賞球装置40の詳細を述
べる。前記開口部32には、可変入賞球装置40
が関連的に設けられる。この枠部材41は、開口
部32の大きさにほぼ等しくかつ奥行き方向の4
面で壁面を形成し、その両側壁部分に切欠部41
1,412を形成してなる。この枠部材41に
は、開閉板42が回動自在に装着される。すなわ
ち、開閉板42の両側には、ほぼ三角形の側壁4
21,422が形成される。この側壁421,4
22に、円柱状の突起部423,424からなる
回転支軸が形成される。この突起部423,42
4には端部750が形成されており、この端部7
50の外径は切欠部411,412からなる嵌合
溝の内径よりも大きく構成されている。この突起
部423,424の端部750よりも先端部分が
枠部材41の切欠部411,412に係合した状
態で枠部材41と取付板31を一体的に組付ける
ようにしたため、開閉板42を枠部材41の前面
で開閉自在とすることができる。なお、端部75
0を形成したため、開成板42の開閉時におい
て、その側壁421,422が前記枠部41内側
壁に直接擦れることがなく、端部750と切欠部
411,412の直接接触で摩擦力を吸収するた
め、開閉板42の開閉に伴う摩擦力を軽減するこ
とができ、長期間の使用によつても何ら作動に支
障をきたすことがないという効果が生ずる。また
前記切欠部411,412からなる嵌合溝を取付
板31側に形成してもよい。枠部材41の裏面に
は、入賞玉を下方へ導くためのガイド壁43が固
着される。ガイド壁43の底面は傾斜状に形成さ
れる。この底面の終端には、可変入賞球装置40
の入賞口44へ入賞した玉を検する通過玉検出器
45が装着される。また、開閉板42の側壁42
2には、ねじ孔の形成された突起部425が形成
される。
【0027】 前記突起部425には、開閉駆動機構
46に含まれるロツド461の一端が螺着され
る。開閉駆動機構46は、電気的駆動源の一例の
ソレノイド462を含み、ソレノイド462のプ
ランジヤ463にT字形レバー464の一部が連
結される。このT字形レバー464は、その中心
が取付板31に回動自在に支持される。そして、
T字形レバー464の一端にロツト461の他端
が係合される。T字形レバー464の短辺の他端
がばね465で引張付勢される。これによつて、
ソレノイド462が電気的に消勢されていると
き、T字形レバー464の下端がばね465によ
つて引張付勢されて、長辺の先端を引き降ろした
状態とすることにより、開閉板42を閉成させ
る。これとは逆に、ソレノイド462が付勢され
ると、T字形レバー464の短辺の一端がプラン
ジヤ463の吸引によつて回動されて長辺の先端
が上方向に引上げられる。これによつて、ソレノ
イド461が上方向に引上げられて、開閉板の突
起部425を上方向に引上げることにより、開閉
板42を開成させる。前記T字形レバー464、
ロツト461およびばね465により、電気的駆
動源の駆動力を可動部材に伝えて可動部材を動か
す作動部材が構成されている。
【0028】 なお、図示では可変入賞球装置の一例
として、遊技者にとつて有利(または利益)とな
る状態として玉を入賞しやすい状態とし、遊技者
にとつて不利(または不利益)となる状態として
玉を入賞させない状態に変化自在なものを示す
が、その他各種の可変入賞球装置であつてもよい
ことはいうまでもない。たとえば、可変入賞球装
置の他の例としては、いわゆるチユーリツプのよ
うに、遊技者にとつて有利となる状態の他の例と
して嘴状部を開成して玉を入賞しやすい状態と
し、遊技者にとつて不利となる状態の他の例とし
て嘴状部を閉成して玉を入賞しにくい状態とする
ものであつてもよい。また、本実施例では、可変
入賞球装置40の入賞口44全体を特定領域に構
成して入賞したすべてのパチンコ玉を特定領域通
過玉として検出するように構成したが、入賞口4
4内に特定領域ばかりでなく通常の入賞領域を形
成し、入賞口44内の一部に形成された特定領域
を通過したパチンコ玉のみを特定領域通過玉とし
て検出するように構成してもよい。
【0029】 次に、可変表示装置50の詳細を述べ
る。可変表示装置50は、回転ドラム機構50A
およびセグメント表示器50Bを含む。なお、回
転ドラム機構50Aは複数列(図示では3列)の
回転ドラム51a,51b,51cからなる回転
ドラム群51を含む。また、上記実施例では、可
変表示装置の回転ドラム51a,51b,51c
が3個のものを示したが、1個または2個あるい
は4個以上のものであつてもよい。各列の回転ド
ラム(以下ドラム)51a,51b,51cの外
周上には、回転方向の一定角度毎に、絵模様や記
号や数字などの識別情報(図示ではアルフアベツ
ト)が描かれる。そして、各列のドラム51a,
51b,51cの或る識別領域が、前記表示窓3
3a,33b,33cから遊技者に視認できるよ
うに配置される。この表示窓33a,33b,3
3cにはそれぞれ、図4に示すように、識別情報
を拡大して表示するカバー部材31a,31b,
31cが設けられている。前記カバー体に取付け
られたカバー部材31a,31b,31cによ
り、前記回転ドラムによつて表示される識別情報
を遊技者が視認可能な状態で前記回転ドラム前面
側を保護する保護カバー部が構成される。各列の
ドラム51a,51b,51cのそれぞれの一方
側面には、円板状の壁面511が形成される。壁
面511の中心には、後述のドラム軸53を挿通
するための孔512が形成される。そして、各列
のドラム51a,51b,51cのそれぞれの壁
面511には、外周上に描かれた識別情報の数に
相当する歯数を有するラチエツト歯車52a,5
2b,52cが固着される。
【0030】 前記各列のドラム51a〜51cの壁
面511には、対応する表示窓で表示されている
識別情報を光学的に検出するために、異なる半径
の2つの同心円状の識別情報形成位置毎に、透孔
513および/または514を穿設した部分と穿
設していない部分が形成されている。たとえば、
内側の円周上に透孔513を穿設した部分としな
い部分によつて2種類(2ビツト)の識別が可能
となり、外側の円周上に透孔514を穿設しまた
は穿設していないことによつて2種類の識別が可
能となる。したがつて、両透孔513および51
4の有無の組合せによつて、4種類の識別情報を
検出することができる。なお、異なる半径であつ
て透孔の穿設される円周の数(n)を増加すれば、2n
の種類の識別情報を検出することができる。
【0031】 ところで、壁面511は、透孔51
3,514を穿設するのみでよいが、より好まし
くは透孔の有無を検出するための光ビームの漏れ
を無くしかつ確実に透孔を検出できるようにする
ために、次のように構成される。すなわち、各列
の回転ドラム51a,51b,51cのそれぞれ
は、透孔513,514を穿設すべき円周上の各
識別情報に対応する角度毎に円柱状の光ガイド部
材515,516を形成すれば、光ビームに指向
性を持たせ光漏れを最小限にでき、よつて、識別
情報を確実に検出できる。なお、前記光ガイド部
材515,516は、図11に示すように、投光
器591,591′側の透孔の内径よりも受光器
側の透孔の内径を小さく構成し、光ビームの発散
をより一層防止し得るようにしている。また、前
記投光器591,591′の光源として、たとえ
ば発光ダイオードを用いることもできる。また、
壁面511の裏面に光ガイド部材515,516
を穿設し、かつドラムの外周に描かれる識別情報
によつてそのガイド部材に対応する壁面の部分を
適宜孔開けするように構成すれば、ドラム外周に
描かれる識別情報の種類や配列を自由に変更でき
る利点がある。
【0032】 前記各列のドラム51a,51b,5
1cのそれぞれは、ドラム軸53で遊嵌されて、
その摩擦力で個別的に回転自在に支持される。こ
のような構成は、各列のドラム中心孔512の周
囲のコイルばね531を入れかつそのばねを各列
のドラム両側から挟むようにしてドラムをドラム
軸53に装着すればよい。ドラム軸53は、その
両側がドラム用収納ボツクスの一例のボツクス5
4の側面板541,542で軸支される。ドラム
軸53の一方端には、回転駆動機構55に含まれ
る歯車551が固着される歯車551は変速用歯
車552と噛合される。側面板541には、ドラ
ム駆動用モータ553が装着される。モータ55
3はギアードモータであつて、その駆動歯車が歯
車552と噛合されていて、その回転力が歯車5
52,551を介してドラム軸53に伝達され
る。ボツクス54の背面板543には、各列のド
ラム51a,51b,51cのそれぞれを個別的
に回転または停止させるための電気的駆動源の一
例のソレノイド56a,56b,56cが固着さ
れる。これらのソレノイドのプランジヤ57a,
57b,57cは、それぞれ係止レバー58a,
58b,58cの一端とピンで連結される。係止
レバー58a,58b,58cのほぼ中央部は、
軸581で軸支される。係止レバー58a,58
b,58cは、図9に示すように、軸支部分の横
断面の形状がコの字状に形成されているため、一
定の幅をもつた2点で軸581に軸支され、確実
に軸支されるため、爪状部582が左右にがたつ
くことなくラチエツト歯車52a,52b,52
cへの係合不良も生じにくくなる。なお、軸支部
分と軸との接触面をなるべく多くすれば、本実施
例に限ることはない。軸581の両側は側面板5
41,542に固着される。各列のドラムに対応
する係止レバー58a,58b,58cのそれぞ
れの先端には、爪状部582が形成される。この
係止レバー58a,58b,58cの爪状部58
2は、対応するドラム51a,51b,51cに
形成されているラチエツト歯車52a,52b,
52cのそれぞれと係合して各列のドラムを停止
させ、ロツク状態を保持する働きをする。前記ソ
レノイド56a,56b,56c、プランジヤ5
7a,57b,57c、係止レバー58a,58
b,58c、ラチエツト歯車52a,52b,5
2cおよび軸581により、回転ドラム51a,
51b,51cをそれぞれ独立に停止させる回転
停止手段が構成されている。この回転停止手段
は、前記側面板541,542と背面板543と
により保持され、その側面板541,542と背
面板543、さらには上下の板とにより、前記回
転停止手段を一体的に保持する枠体が構成されて
いるため、ソレノイド56a〜56cで発生した
熱が下方保持部718に伝わつても、下方保持部
718が枠体に直接接触していないため、枠体の
熱による変形が防止できる。前記枠体の背面板5
43内面には、前記ソレノイド56a,56b,
56cを位置決めする位置決めガイド部材708
が設けられ、ソレノイド56a,56b,56c
のコイル710を保持する保持部材712におけ
る側面部714が、前記ガイド部材708間に挿
入されて位置決めされるようにその幅方向の寸法
がガイド部材708の位置決め幅の寸法内に収め
て作られている。なお、保持部材712の上下両
端部は、コイル710を挟むように延設された上
方保持部716と下方保持部718とに構成され
ている。また、前記位置決めガイド部材708に
位置決めされた保持部材712は、枠体を挟んだ
固定板720とビスにより固定され、その固定状
態でソレノイド56a,56b,56cの熱がビ
スおよび固定板720を通して放熱されるととも
に、図4に示すように、下方保持部718と枠体
の底面とに放熱空間722が形成されるように構
成されている。
【0033】 ところで、各列のドラム51a,51
b,51cは、対応するラチエツト歯車と係止レ
バーの爪状部とが係合していれば、通常の回転方
向(反時計方向)には回転しないが、パチンコ機
の振動によつて逆方向に回転する場合がある。こ
の場合、各列のドラムで表示される識別情報の種
類が遊技者にとつて有利な状態に変化すると、各
列のドラムの停止位置の検出出力と実際の表示と
が異なり、トラブルの原因となる。そこで、この
実施例では、セグメント表示器50Bの可変表示
が停止されて所定の価値を付与するまでの間、モ
ータ553を連続的に回転させて、各列のドラム
を反時計方向に付勢させておく。このとき、反時
計方向へ回転に対しては、ラチエツト歯車と爪状
部との係合が有効に働くの、各列のドラムは何ら
回転することなく、また、そのとき表示されてい
る識別情報がパチンコ機の振動によつても変更を
きたすことがない。
【0034】 ラチエツト歯車の外周には、図4に示
すように、ドラム51aの外周の識別情報の数に
対応した数の係合面Aが放射状に形成されてい
る。そして、この係合面Aの外側先端部に、係合
面Aとほぼ直交する補強面Bが形成されている。
そして、その補強面Bと次の係合面の基部Dとの
間に、係止レバー58aの先端すなわち爪状部5
82を摺接させて誘導する摺接誘導面Cが形成さ
れている。これら係合面A、補給面Bおよび摺接
誘導面Cにより、係止レバー58a〜58cの爪
状部582が係脱自在に係合される爪が構成され
ている。
【0035】 ラチエツト歯車の外周に形成されてい
る爪が前記構成を有するため、係合面Aと係止レ
バー58aの先端との確実な接合により回転ドラ
ムの停止が確実に行なわれる。また、前記係合面
Aの外側先端部に形成された補強面Bが、前記係
合面Aとほぼ直交する面によつて形成されている
ため、停止制御時における係止レバー58aの先
端がラチエツト歯車の爪に接触する際、係止レバ
ー58aの先端と前記補強面Bとが接触すること
になり、補強面Bによる面接触によりラチエツト
歯車の爪先端の摩耗を防止し得る。さらに停止制
御時に際し、摺接誘導面Cの働きにより、前記係
止レバー58aの先端を摺接させて前記係合面の
基部Dまでスムーズに誘導することができ、係止
レバー一端がラチエツト歯車の外周に衝突するこ
とによりはね返りを防止し得る。以上より、回転
ドラムの停止が確実に行なえるとともに、長期間
の使用によつても停止機能の確実性に低下しない
という効果が奏される。
【0036】 また、前記係止レバー58a〜58c
を支持している軸581は、前記ラチエツト歯車
52a〜52cの爪の係止レバーの爪状部582
との接触部分を通る接線lよりもLだけ外側に配
設されるように構成されている。ゆえに、係止レ
バーの離脱時にレバー先端が回転ドラムの回転方
向、すなわち係合面の前方へ向かうようにして回
動させるという作業により、係止レバーを比較的
小さな力でラチエツト歯車から外してやることが
できる利点がある。
【0037】 前記3列のドラム51a〜51cの両
側の透孔513,514に対応する位置には、停
止時において表示されている識別情報の組合せを
検出するために、光電センサ59a,59bが設
けられている。光電センサ59a,59bは、そ
れぞれ投光器591,591′と受光器592,
592′とを含む。この投光器591,591′と
受光器592,592′とにより、回転ドラムの
停止位置を検出する停止位置検出手段が構成され
ている。この停止位置検出手段および前記回転駆
動機構も、前記枠体を構成している前記側面板5
41,542と背面板543により一体的に保持
されている。
【0038】 前記可変入賞球装置を第1の状態とし
かつその状態において特定領域への通過玉数によ
つてさらに第1の状態を継続することのできる条
件は、回転ドラム表示機構50Aで表示される各
列のドラムの識別情報の組合せ状態と、セグメン
ト表示器50Bで表示される識別情報の表示状態
との組合せに基づいて判断される。また、所定価
値を付与する条件以外の場合であつても、各列の
ドラムで表示される識別情報の組合せによつてそ
の他の価値を付与(たとえばヤクモノ開成)する
ようにしてもよい。図中、700は、投光器59
1,591′を収納し、その投光器591,59
1′からの出力光線に指向性を持たせる光指向筒
であり、前記枠体の回転ドラム側に設けられてい
る。そして、組付状態では、前記受光器592,
592′が収納される収納筒702が設けられて
いる。この光指向筒700の働きにより、投光器
591,591′から投光された出力光線が、受
光器592,592′側にのみ照射されるように
指向性が持たされ、不測に光が他の方向に漏れる
ことがないために、他方向から光を不測に受光器
が受光してしまうという誤検出の原因が生じにく
い利点がある。さらに、受光器592,592′
が収納筒702内に設けられているために、横方
向から不必要な光が入ることがなく、投光器59
1,591′から投光された正規の光のみを受光
し、正確かつ確実な検出が可能となる。
【0039】 なお、上述の実施例では、可変表示装
置50の一例として、回転ドラム表示機構50A
およびセグメント表示器50Bを一体的に構成し
た場合を示すが、回転ドラム表示機構50Aのみ
でもよい。また、電気的可変表示器の他の例とし
ては、複数の発行ダイオードなどの表示部をリン
グ状に配設し、各発行ダイオードを順次的に表示
駆動し、表示駆動が停止されたときに表示されて
いる発行ダイオードと回転ドラム表示機構の表示
状態との組合せによつて所定の価値を付与するよ
うにしてもよい。なお、前記回転ドラム表示機構
50Aを、デジタル表示器等の電気的可変表示器
で構成してもよい。
【0040】 図12はこの発明の一実施例の遊技制
御回路図である。構成において、遊技制御回路6
0は、前記回転ドラム表示機構50Aを駆動制御
するための回転ドラム駆動制御回路61、前記セ
グメント表示器50Bを可変表示するための表示
駆動制御回路62、特定遊技状態検出回路63、
特定領域通過玉検出手段の一例の通過玉検出器4
5、特定領域通過玉検出手段64、および可変入
賞球装置40を開閉駆動するための駆動制御回路
65を含んで構成されている。
【0041】 次に、図1ないし図12を参照して、
図12の具体的な回路構成とともにこの実施例の
動作を説明する。遊技者は玉貸器で借りたパチン
コ玉を前記打球待機樋13へ入れ、打球ハンドル
14を回動して打球強さを調節した後、打球スイ
ツチを押圧する。そして、打球用モータ(図示せ
ず)が回転駆動し、打球杵(図示せず)を間欠的
に回動させることによつて、玉を1個順次遊技盤
1へ内込む。このようにして、遊技者が打球遊技
しているとき、打込玉が前記セーフ孔2a,2c
またはヤクモノ4a,4bのいずれかへ入賞する
と、従来周知のパチンコ機と同様にして、1個の
入賞玉につき所定数の賞品玉が払出される。
【0042】 一方、打込玉が入賞領域3a〜3cの
いずれかへ入賞すると、入賞玉検出器22または
23が出力を導出してもORゲート610を介し
て加減算カウンタ611に与える。応じて、加減
算カウンタ611はその計数値を1だけ歩進す
る。加減算カウンタ611の計数値が比較回路6
12に与えられる。この比較回路612は、
ANDゲート613から比較指令信号が与えられ
たことに応じて、加減算カウンタ611の計数値
(n1)が0より大きい(n1<0)が否かを判断す
るものであるが、比較指令信号が与えられなけれ
ば比較動作を行なわない。この比較指令信号は、
モータ駆動回路614がモータ553を回転駆動
していないときでありかつ前記開始指令スイツチ
17sが押圧されたとき、ANDゲート613か
ら導出される。これに応じて、比較回路612は
加減算カウンタ611の計数値が1以上のとき、
可変表示駆動指令信号を導出して単安定マルチ6
15に与える。なお、開始指令スイツチ17sを
用いずに入賞玉を検出したとき直ちに可変表示す
る場合は、入賞玉検出器22または23の出力が
可変表示駆動指令信号となる。
【0043】 前記単安定マルチ615は、可変表示
指令信号に応じて一定時間の間パルス出力を導出
し、モータ駆動回路614およびソレノイド駆動
回路616に駆動指令信号として与える。さら
に、単安定マルチ615は、その出力パルスをリ
セツト信号としてリングカウンタ617に与え、
減算指令信号として加減算カウンタ611に与え
る。そして、リングカウンタ617がリセツト
(すなわち0)される。これと同時に、加減算カ
ウンタ611はその計数値を1だけ減算する。モ
ータ駆動回路614はモータ553を回転駆動指
令する。また、ソレノイド駆動回路616は、リ
ングカウンタ617の計数値が0であることに基
づいて、各列のソレノイド56a,56b,56
cを付勢する。これによつて、各列のドラム51
a〜51cに固着されたラチエツト歯車52a〜
52cと係止レバー58a〜58cの爪状部との
係合状態が解除される。したがつて、各列のドラ
ム51a〜51cはモータ553の回転力によつ
て回転駆動される。
【0044】 これと同時に、前記単安定マルチ61
5の出力が表示駆動回路62に含まれるフリツプ
フロツプ621をセツトさせる。これに応じて、
ANDゲート622はクロツク発振器623の出
力パルスをリングカウンタ624に与える。そし
て、リングカウンタ624は0〜9までの数値情
報を循環的に計数し、その計数値をデコーダ62
5に与える。デコーダ625はリングカウンタ6
24の計数値に基づいてセグメント表示器50B
で表示される数値情報を循環的に変化させる。
【0045】 前述のごとくして、ドラム51a〜5
1cが回転駆動されかつセグメント表示器50B
が可変表示されている状態において、遊技者は各
列のドラム51a〜51cの表示状態の組合せが
所定の価値を付与される状態となるように、停止
指令スイツチ17eを押圧する。たとえば、停止
指令スイツチ17eは1回押圧されると、リング
カウンタ617の計数値が1となる。これに応じ
て、ソレノイド駆動回路616はソレノイド56
aを消勢しかつソレノイド56bおよび56cの
付勢状態を続ける。したがつて、ドラム51aの
みが停止される。 同様にして、遊技者がドラム51bを停止させ
たいタイミングにおいて停止指令スイツチ17e
を押圧すると、リングカウンタ617がその計数
値を2とする。応じて、ソレノイド駆動回路61
6がソレノイド56bを消勢する。しがつて、停
止指令スイツチ17eが2回押圧されると、ドラ
ム51a,51bが停止されかつドラム51cの
みが回転駆動されたままとなる。さらに、遊技者
が停止指令スイツチ17eを押圧すると、リング
カウンタ617の計数値が3となる。これに応じ
て、ソレノイド駆動回路616がソレノイド56
cを消勢する。このようにして、停止指令スイツ
チ17eが順次押圧される毎に、押圧回数に対応
する各列のドラム51a,51b,51cが順次
停止される。
【0046】 さらに、停止指令スイツチ17eが押
圧されると、リングカウンタ617の計数値が4
となる。これに応じて、単安定マルチ618が一
定時間だけパルスを導出し、フリツプフロツプ6
21をリセツトさせる。このため、ANDゲート
622が不能動化され、クロツクパルスの導出を
停止する。したがつて、リングカウンタ624は
直前の計数値を保持し、直前の計数値をデコーダ
625に与えてセグメント表示器50Bに表示さ
せる。これと同時に、単安定マルチ618の出力
パルスが判定指令信号として特定遊技状態検出回
路63に含まれるドラム表示状態判定回路631
および組合せ表示状態判定回路632に与えられ
る。この表示状態判定回路631には、前記各列
のドラム51a〜51cの透孔513を検出する
光電センサ59aの受光器592および透孔51
4を検出する光電センサ59bの受光器592′
の出力が与えられている。したがつて、表示状態
判定回路631を判定指令信号に応じて、光電セ
ンサ59aおよび59bの受光部の出力に基づい
て、表示窓33a〜33cで表示される各列のド
ラム51a〜51cの識別情報の組合せを判別
し、その判別結果を組合せ表示状態判定回路63
2に与える。この組合せ表示状態判定回路632
には、前記リングカウンタ624の出力が与えら
れている。このため、組合せ表示状態判定回路6
32は、各列のドラム51a〜51cで表示され
る識別情報の組合せが所定の組合せでありセグメ
ント表示器50Bで表示される数値情報が所定の
数値情報であることを基づいて、前記可変入賞球
装置40を第1の状態に変化可能な特定遊技状態
になつたか否かを判断する。もし、特定遊技状態
であることが判断されると、組合せ表示状態判定
回路632がハイレベル信号を導出してORゲー
ト651を介してタイマ652に与える。応じ
て、タイマ652は一定期間(たとえば30秒間)
の間ソレノイド462を付勢して、可変入賞球装
置40の開閉板42を開成させる。
【0047】 また、前記組合せ表示状態判定回路6
32の出力が特定領域通過玉計数手段64に含ま
れるタイマ643に与えられる。このタイマ64
3はタイマ652と同じ一定時間だけハイレベル
を導出してANDゲート641に与える。このた
め、前述のごとく特定遊技状態となつてから最初
に可変入賞球装置40の開閉板42が開成されて
いる期間中において、ANDゲート641が能動
化される。このとき、入賞口44に玉が入賞する
と、通過玉検出器45の出力がANDゲート64
1を介して加減算カウンタ642の加算入力とし
て与えられる。応じて、加減算カウンタ642は
開閉板42の開成期間中における入賞玉を累積的
に計数する。そして、タイマ652がタイムアツ
プすると、ソレノイド462が消勢される。
【0048】 なお、特定遊技状態を判別してから最
初に可変入賞装置40の開閉板42が開成された
期間に限らず、入賞口44へ入賞した玉数に相関
して再度開閉板42を開成する場合は、タイマ6
43に代えて、タイマ652の出力をANDゲー
ト641に与えればよい。
【0049】 前記単安定マルチ618の出力から可
変入賞球装置40を駆動するのに要する一定時間
遅れて、遅延回路619が遅延パルスを導出し停
止指令信号としてモータ駆動回路614に与え
る。これに応じて、モータ駆動回路614はモー
タ553の回転駆動を停止する。このように、各
列のドラム51a〜51cが停止された後もモー
タ553を回転駆動させることによつて、各列の
ドラム51a〜51cが反時計方向へ付勢された
状態が継続され、このとき各列のドラムのラチエ
ツト歯車と係止レバーの爪状部とが係合状態を保
持するので、パチンコ機の振動などによつてドラ
ムが逆転してある価値を付与可能な状態となるこ
とがなく、遊技者と遊技場の係員との間でトラブ
ルが発生することを防止できる利点がある。
【0050】 前記タイマ652のタイムアツプから
一定時間遅れて、タイマ(または遅延回路)65
3が比較指令信号を導出して比較回路654に与
える。応じて、比較回路654は加減算カウンタ
642の計数値(n2)が0より大きいか否かを
判断し、0よりも大きければパルス出力を導出し
てORゲート651を介してタイマ652に与え
る。これに応じて、タイマ652は再び一定期間
だけソレノイド462を付勢して、可変入賞球装
置40の開閉板42を開成させる。このとき、比
較回路654の出力が微分回路655で微分され
て、加減算カウンタ642の減算指令信号として
入力される。応じて、加減算カウンタ642はそ
の計数値を1だけ減算する。このようにして、加
減算カウンタ642の計数値が1以上のとき、こ
の計数値に基づいて繰返して可変入賞球装置40
の開閉板42を開成駆動される。換言すれば、各
列のドラムの識別情報の組合せとセグメント表示
器50Bの表示状態とが所定の状態となつたと
き、最初に可変入賞球装置40を開成駆動し、そ
の期間中に可変入賞球装置40の入賞口44へ入
賞した入賞玉数を計数し、その入賞玉数の大小に
相関して、可変入賞球装置40の開閉板42を繰
返して開閉する。このため、遊技者にとつては、
各列のドラム51a〜51cの表示状態およびセ
グメント表示器50Bの表示状態を所定の状態に
させることに成功したとき、可変入賞球装置40
の最初の開成期間において入賞した玉数に応じ
て、さらに、加熱入賞球装置40の開成回数を延
長でき、より多くの賞品玉を獲得できる機会が与
えられることになる。また、加減算カウンタ64
2は、その計数値に上限を設けるようにしてもよ
い。
【0051】 なお、前記可変入賞球装置40はソレ
ノイド462により一定期間開成されるのである
が、その一定期間は、前記タイマ652によりセ
ツトされた一定期間または打玉が所定個数可変入
賞球装置内に入賞するまでにかかる期間あるいは
それら両期間のうちいずれか早いほうが満了する
までの期間のいずれであつてよい。
【0052】 ところで、前記加減算カウンタ611
が1以上の計数値であれば、再度回転ドラム表示
機構50Aおよびセグメント表示器50Bを表示
駆動することができる。その場合の動作は、開始
指令スイツチ17sの押圧によつて行なわれる
が、前述の動作と同様であるのでその説明を省略
する。
【0053】 なお、前述の実施例では、特定遊技状
態の一例として、可変表示装置50を設け、その
表示器に基づいて可変入賞球装置を遊技者に有利
な状態に変化させる場合や比較的入賞しにくい入
賞領域を形成し、その入賞領域に入賞した玉を検
出し可変入賞球装置を遊技者に有利な状態に変化
させる場合について説明したが、その他各種の特
定遊技状態が考えられる。また、その他各種の特
定のヤクモノを設けておき、そのヤクモノの状態
に基づいて特定遊技状態としてもよい。
【0054】
【発明の効果】 本発明は、複数の回転ドラムを
収納したドラム用収納ボツクス遊技盤の裏側に取
付け、かつ、カバー体を遊技盤表面に設けるとい
う簡単な作業により、複数の回転ドラムとその前
面を視認可能に保護する保護カバー部とを設ける
ことができ、組付作業が簡略化できる。しかも、
カバー体に設けられている覆い部材の働きによ
り、上方から落下してきた打玉がその覆い部材に
衝突し、可変表示装置の下方に位置する各種部品
への打玉の落下衝撃力を極力緩和してその各種部
品が打玉の衝突時における衝撃力により損傷する
不都合を極力少なくすることができ、さらに、そ
の覆い部材を有効利用して表示装置を設けて、そ
の表示装置により所定の表示を行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例のパチンコ遊技機
の正面図である。
【図2】 パチンコ遊技機の裏面構造を示す図解
図である。
【図3】 可変入賞球・可変表示装置の斜視図で
ある。
【図4】 取付状態の可変入賞球・可変表示装置
の縦断面図である。
【図5】 可変入賞球装置の分解斜視図である。
【図6】 可変入賞球装置の裏面図である。
【図7】 可変表示装置の斜視図である。
【図8】 可変表示装置の内部斜視図である。
【図9】 可変表示装置の分解斜視図である。
【図10】 回転ドラムの斜視図である。
【図11】 回転ドラムの縦断面図である。
【図12】 遊技制御回路の回路図である。
【符号の説明】
10は弾球遊技機の一例であるパチンコ遊技
機、31はカバー体の一例の取付基板としての取
付板、32は入賞開口としての開口部、42は可
動部材の一例である開閉板、40は可変入賞球装
置、35は障害部材および覆い部材の一例である
枠部材、50Bは前記的表示器の一例であるセグ
メント表示器、3aは入賞口、800a,800
bは衝突面、31a,31b,31cは保護カバ
ー部の一例のカバー部材、50Bは表示器の一例
のセグメント表示器、54はドラム用収納ボツク
スの一例のボツクスである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤の前面に形成された遊技領
    域に打玉を打込んで遊技が可能な弾球遊技機であ
    つて、 一面が開放され、その開放側が前記遊技盤裏面
    に対向するように前記遊技盤の裏面側に取付けら
    れたドラム用収納ボツクスと、 前記遊技盤面に沿つて並設された状態で前記ド
    ラム用収納ボツクス内に収納され、回転すること
    により複数種類の識別情報を可変表示可能な複数
    の回転ドラムと、 前記遊技盤表面に設けられ、前記回転ドラムの
    前面をカバーするカバー体とを含み、 前記カバー体は、前記回転ドラムによつて表示
    される識別情報を遊技者が視認可能な状態で前記
    回転ドラム前面側を保護する保護カバー部と、該
    保護カバー部の上方に位置して前方に膨出した覆
    い部材とを含み、 該覆い部材内に表示器が設けられていることを
    特徴とする、弾球遊技機。
JP3323471A 1991-12-07 1991-12-07 弾球遊技機 Granted JPH053953A (ja)

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