JPH055358A - 足場用梁挿入装置及び該装置による足場用梁架設方法 - Google Patents

足場用梁挿入装置及び該装置による足場用梁架設方法

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JPH055358A
JPH055358A JP18190091A JP18190091A JPH055358A JP H055358 A JPH055358 A JP H055358A JP 18190091 A JP18190091 A JP 18190091A JP 18190091 A JP18190091 A JP 18190091A JP H055358 A JPH055358 A JP H055358A
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JP
Japan
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scaffolding
boiler furnace
scaffolding beam
boiler
wire
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JP18190091A
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Inventor
Akira Ono
明 小野
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IHI Corp
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Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボイラ炉操業停止時間の短縮化 【構成】 ボイラ炉壁に形成した足場用梁挿入口11部
の前面に、足場用梁を挟持してボイラ炉1内に送り込む
上下対の足場用梁送りローラ22,24をボイラ炉壁に
対し前後方向に複数組配設する。又前記足場用梁挿入口
11の上方の設置口14からボイラ炉1内に挿入しその
挿入端を、ボイラ炉1内の足場用梁13と連結するワイ
ヤ27を繰り出すドラム26をボイラ炉1の外側に設け
て足場用梁挿入装置20を構成する。該足場用梁挿入装
置20により足場用梁13を、その先端が垂れ下がらな
いようにワイヤ27で保持しつつボイラ炉1内に挿入し
て水管ノーズ部6の上側傾斜部に掛け渡し足場用梁13
の架設作業を行う。この足場用梁13の架設作業までボ
イラ炉1内の温度が作業員が入れない程の高温であって
も行うことができてボイラ炉操業停止時間の短縮化を図
り得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボイラ炉内を点検する
ための足場用梁挿入装置及び該装置による足場用梁架設
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、下記の如くしてボイラ炉内点検用
足場を組立てていた。
【0003】即ち、ボイラ炉内の点検を行う場合には、
ボイラの操業を停止し、ボイラ炉内で作業を行うことが
できる温度にボイラ炉内の温度が下がってから作業員が
ボイラ炉1内に入って図10に示す如くホッパー2内に
下側足場ベース3を構築し、炉壁管及び隣接炉壁管の連
結用フィンからなる炉壁4の内面に沿い下側足場ベース
3から順次上方に向い足場枠5を水管ノーズ部6の下側
まで組上げて行き、この組上げた最上部の足場枠5,5
間に足場用梁を掛け渡し足場板を載置固定して上側足場
ベース7を構築し、更に該上側足場ベース7から順次上
方に向い足場枠5’を組上げて足場を組立て、各足場枠
5’や上側足場ベース7からボイラ炉1内上方に設置さ
れた過熱器や再熱器8の点検、補修及び炉壁4の内面や
バーナ等に付着したクリンカの掻き落し等を行ってい
た。図中9はドラム、10は建屋壁を示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来のボイラ炉内点検用足場組立て方法によると、ボイ
ラ炉内温度がボイラ炉内で作業を行うことができる温度
に下がるまで作業員が待機せねばならないため、ボイラ
停止後直ちに足場の組立てを行うことができず、しかも
下方から上方に順次足場を組立てるので足場を組立てる
のに時間を要し、そのためにボイラ炉内点検作業に取掛
かるのが遅くなって能率が悪くなり、ボイラ炉内の温度
の降下及び足場の組立て解体に多大の時間を要するので
ボイラ操業停止時間が非常に長くなり、更に上側足場ベ
ース7に足場を組立ててからでないと過熱器や再熱器8
の点検、補修を行うことができないため、過熱器や再熱
器8に蒸気漏れ等のトラブルが生じた場合に素速く対処
できない、等という問題点があった。
【0005】本発明は、上述の実情に鑑み、ボイラ操業
停止時間の短縮化を図り得られると共に、ボイラ炉内点
検用足場を短時間で組立てられる、足場用梁挿入装置及
び該装置による足場用梁架設方法を提供することを目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ボイ
ラ炉壁に形成した足場用梁挿入口部の前面に、足場用梁
を挟持してボイラ炉内へ送り込む上下対の足場用梁送り
ローラをボイラ炉壁に対し前後方向に複数組配設すると
共に、該ボイラ炉壁の前記足場用梁挿入口部より上方に
設けた設置口からボイラ炉内へ挿入し得且つ先端にボイ
ラ炉内の足場用梁と係合可能な係合具が取付けられたワ
イヤを備えたワイヤ繰り出し用ドラムを設けたことを特
徴とする足場用梁挿入装置、にかかるものである。
【0007】又、請求項2の発明は、足場用梁を、請求
項1に記載の足場用梁挿入装置の足場用梁送りローラに
挟持させてボイラ炉壁の足場用梁挿入口からボイラ炉内
に挿入し、前記足場用梁挿入装置のドラムから繰り出し
たワイヤをボイラ炉の設置口からボイラ炉内に挿入して
前記足場用梁の上面に垂下せしめ、ワイヤに設けられた
係合具と足場用梁のボイラ炉内の挿入部とを連結し、足
場用梁の先端が垂れ下がらないように前記ワイヤを繰り
出しつつ前記足場用梁挿入装置の足場用梁送りローラに
より足場用梁をボイラ炉内に挿入してその先端部を前記
水管ノーズ部の上側部に載置して掛け渡すことを特徴と
する足場用梁架設方法、にかかるものである。
【0008】
【作用】請求項1の発明によれば、ボイラ操業停止後に
作業員が作業を行うことができる温度までボイラ炉内温
度が下がっていなくても、ボイラ炉外から足場用梁を挿
入し水管ノーズ部の上側部に掛け渡すという足場組立て
作業の一部を行うことができるので、ボイラ操業停止時
間の短縮化、及び点検用足場の高効率の組立てを図り得
る。
【0009】請求項2の発明によれば、足場用梁を水平
状態を維持しつつボイラ炉内に連続的に挿入できて、確
実に水管ノーズ部の上側部に足場用梁を掛け渡すことが
できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図9を参照し
つつ説明する。尚、図10と同符号のものは同一物を示
す。
【0011】図中11は、炉壁管4a及び隣接炉壁管4
aを相互に連結するフィン4bからなるボイラ炉1の炉
壁4及びその外側面に配設せる断熱材12を貫通してボ
イラ炉1外側と内側とを連通するように形成された、足
場用梁13を挿入する足場用梁挿入口であって、ボイラ
操業時は蓋により閉塞状態になっているものであり、1
4は滑車16付きの保持枠15を挿入設置するため前記
挿入口11の真上に設けた設置口であってボイラ操業時
は蓋により閉塞状態になっているものである。
【0012】17は建屋壁10とボイラ炉1の炉壁4と
の間に水平に配設してあるボイラ鉄骨18に固定された
足場用梁置き台であり、該置き台17には複数本(図で
は2本)の足場用梁送りローラ19が足場用梁13送り
出し方向に対し直角に且つ水平状態で平行にしかも回転
自在に取付けられており、足場用梁置き台17と炉壁4
外側の断熱材12との間には後述の足場用梁挿入装置2
0が図1に示す如く足場用梁置き台17と連なって配設
されている。
【0013】前記足場用梁挿入装置20は次のような構
造を有する。
【0014】即ち、炉壁4の前面に設置せるボイラ鉄骨
21に固定され、且つ足場用梁置き台17から送り出さ
れた足場用梁13を受け取りボイラ炉1内へ送り出すよ
うに複数本(図では2本)の足場用梁送りローラ22を
回転自在に取付けた下側足場用梁挿入枠体23と、該下
側足場用梁挿入枠体23の足場用梁送りローラ22と上
下対をなし足場用梁13を挟持した状態でボイラ炉1内
へ送り出す足場用梁送りローラ24を複数本(図では2
本)設けた上側足場用梁挿入枠体25とが上下対に複数
(図では2台)並設されている。
【0015】尚、該上側足場用梁挿入枠体25と下側足
場用梁挿入枠体23とは図4破線で示す如く一体形状に
して中央部長手方向に足場用梁13が通り抜ける通路を
貫通した構造としてもよいし、又図1に示す上側足場用
梁挿入枠体25を炉壁4前面に設置せるボイラ鉄骨に固
定してもよいし、更に上側足場用梁挿入枠体25を下側
足場用梁挿入枠体23の上面に脚部材を介し固定しても
よい。
【0016】前記上側足場用梁挿入枠体25の上側部分
にはワイヤ27を巻取り巻戻すドラム26が回転自在に
保持されており、該ドラム26の回転軸と前記上側足場
用梁挿入枠体25の足場用梁送りローラ24の回転軸と
は、図3に示す如く駆動機であるエアモータ28,29
の出力軸にクラッチ30,31を介し夫々連結されてい
て、足場用梁送りローラ24による足場用梁13のボイ
ラ炉1内への挿入速度に合わせてドラム26からワイヤ
27をボイラ炉1内に繰り出し得るようになっている。
【0017】前記ドラム26の直上部において滑車32
が、ボイラ炉1の外側に設置せるボイラ鉄骨33に回転
自在に支承されており、ドラム26から繰り出されたワ
イヤ27の一端は滑車32,16に順次掛け回されてボ
イラ炉1内の足場用梁13の挿入部上面に垂下されるよ
うになっている。
【0018】前記保持枠15の幅寸法x及び保持枠15
の天井部と滑車16上端との間隔寸法yは後述の円板3
6が通過自在な寸法にする(図4参照)。
【0019】前記ボイラ炉1内に挿入し吊り下ろすワイ
ヤ27の垂下端には、図4及び図5に示す如く係合具3
4が取付けられており、該係合具34は、ワイヤ27の
垂下端に設けられた連結具35と、上面に板状ガイド部
材37を立設せる円板36とを備えていて、連結具35
と板状ガイド部材37とを回動自在にピン枢着したもの
であり、図4に示す如く重りとしてワイヤ27に作用し
該ワイヤ27を直線状に垂下せしめ得るものである。
【0020】前記足場用梁13の一端側(ボイラ炉1内
挿入端側)上面部には、図4〜図6に示す如く、足場用
梁13のボイラ炉1への挿入端側から足場用梁挿入口1
1側に向けて板状ガイド部材37の挿入用切欠き39を
有し且つ円板36を足場用梁13のボイラ炉1への挿入
端側から足場用梁挿入口11側に切欠き39に沿い移動
することにより円板36を受入れ係合するようになって
いる係止部材38が取付けてあり、該係止部材38に円
板36を係合することにより前記ワイヤ27のボイラ炉
1内垂下端と足場用梁13のボイラ炉1への挿入部とが
連結されるようになっている。
【0021】又、前記足場用梁13を水管ノーズ部6の
上側傾斜部に掛け渡した際に生ずる撓みに対処するため
に、図7及び図8に示す如き受け部材41を用いる。
【0022】前記受け部材41は、炉壁4のフィン4b
に設けられボイラ操業時は閉塞している挿入口40から
ボイラ炉1内に挿入した際の挿入部上縁に、足場用梁1
3を受入れ載置するために厚み方向に貫通した切込み部
42を有しており、又、受け部材41のボイラ炉1の外
側部分には断面H型の固定部材43が溶接等により一体
に取付けられており、炉壁4の炉壁管4aの外側に取付
けられたバックステー44にボルトで前記固定部材43
を取付けることにより受け部材41が炉壁4に固定され
るようになっている。
【0023】以下、ボイラ炉内点検用足場の組立てにつ
いて説明する。
【0024】先ずボイラの操業を停止し、足場用梁13
をボイラ炉1内に挿入するための足場用梁挿入口11を
開口すると共に、保持枠15を嵌着するための設置口1
4を開口し、更に受け部材41をボイラ炉1内に挿入す
るための挿入口40を開口する。
【0025】開口した挿入口40から受け部材41を切
込み部42を上側にしてボイラ炉1内に挿入し、受け部
材41と一体の固定部材43をバックステー44を介し
炉壁4に図7及び図8に示す如く固定する。
【0026】次いで先端下側を切り欠き水管ノーズ部6
の上側傾斜部と合致する傾斜部を形成してある足場用梁
13を、切り欠いてある先端をボイラ炉1の挿入先端と
なるようにして足場用梁置き台17から適宜足場用梁挿
入装置20に押込み上下対の足場用梁送りローラ24,
22で挟んだ状態にし、クラッチ31を入にしてエアモ
ータ28により足場用梁送りローラ24を回転駆動し
て、図1、図2及び図4に示す如く先端をボイラ炉1内
に適宜突出した状態になるまで足場用梁13を挿入し、
足場用梁送りローラ24の回転を停止する。
【0027】又、設置口14に保持枠15を、滑車16
がボイラ炉1内に位置するように挿入設置し、クラッチ
30を入にしてエアモータ29によりドラム26を回転
駆動させることによりワイヤ27を繰り出し、該ワイヤ
27を滑車32、16に順次掛け回して設置口14から
ボイラ炉1内に挿入し、エアモータ29によりドラム2
6を更に回転駆動してワイヤ27をボイラ炉1内に垂下
し、図1及び図4に示す如く足場用梁13のボイラ炉1
内挿入端上面にまで吊り下ろした状態にし、ドラム26
の回転を停止する。
【0028】更に、ワイヤ27先端に設けた係合具34
の円板36を、ボイラ炉1の足場用梁挿入口11側に
(図5及び図6の矢印A方向に)引き込み具等を用いて
引き込み、図5及び図6の仮想線から実線で示す如く円
板36に立設した板状ガイド部材37を切欠き39に沿
わせて移動し、円板36を係止部材38に挿入係合して
ワイヤ27を足場用梁13のボイラ炉1の挿入端に連結
する。
【0029】尚、ワイヤ27先端に設けた係合具34の
円板36を足場用梁13の上面すれすれまで吊り下ろし
た状態にし、該足場用梁13をボイラ炉1内へ徐々に挿
入移動することにより、円板36を係止部材38に挿入
係合してワイヤ27を足場用梁13に連結してもよい。
【0030】しかる後に、クラッチ30,31を夫々入
にし、エアモータ28,29により足場用梁送りローラ
24及びドラム26を夫々回転駆動し、足場用梁13の
ボイラ炉1内への挿入速度に応じてドラム26のワイヤ
27を繰り出し、前記足場用梁13の先端傾斜部をワイ
ヤ27で保持して水平状態を維持しつつボイラ炉1内に
挿入し、図7及び図8に示す如く受け部材41の切込み
部42を通し撓みを防止しつつ水管ノーズ部6の上側傾
斜部に掛け渡す。
【0031】足場用梁13がボイラ炉1外から水管ノー
ズ部6の上側傾斜部まで達する長さである場合には、図
7に示す如く1本でよいが、逆に足場用梁13がボイラ
炉1外側から水管ノーズ部6の上側傾斜部まで達する長
さを有しない場合には、最初の足場用梁13を足場用梁
挿入装置20により適宜挿入した状態にして、図1の破
線で示す如く足場用梁置き台17に載置してある2番目
の足場用梁13の先端とボイラ炉1内に挿入せる最初の
足場用梁13のボイラ炉1外側端とをジョイント45結
合してボイラ炉1内に挿入し、未だ水管ノーズ部6の上
側傾斜部に達しない場合には前記と同様に2番目の足場
用梁13の後に3番目の足場用梁13を継足してボイラ
炉1内に挿入し水管ノーズ部6の上側傾斜部に図1仮想
線で示す如く掛け渡す。
【0032】尚、使用する最初の足場用梁13の先端下
側は傾斜しているけれども後続の足場用梁13の先端下
側は傾斜していない。
【0033】前記の如くボイラ炉1内に挿入した足場用
梁13を水管ノーズ部6の上側傾斜部に掛け渡してか
ら、エアモータ28,29の駆動を停止してブレーキを
掛け、足場用梁13のボイラ炉1外側端部を足場用梁送
りローラ22,24で挟持した状態にして足場用梁13
が戻らないようにロックする。
【0034】同様にして足場用梁13を図2及び図7に
示す如く複数本(図では2本)平行に水管ノーズ部6の
上側傾斜部に掛け渡しロックする。
【0035】前記作業は、ボイラ炉1の外側から行うの
で、ボイラ炉1内の温度が作業員が入れない程の高温で
あっても行うことができてボイラ操業停止時間を短縮す
ることができる。
【0036】足場用梁13の掛け渡しが終了したら、作
業員がボイラ炉1外から1〜2枚の足場板47をマンホ
ール46を通しボイラ炉1内に挿入して図7仮想線に示
す如く足場用梁13,13間に掛け渡す。
【0037】作業員が入ることができる温度までボイラ
炉1内温度が下降したら、作業員がボイラ炉1内に入り
既に設置してある1〜2枚の足場板47に乗り、更にマ
ンホール46から挿入された足場板47を足場用梁1
3,13間に掛け渡して上側足場ベース7を組立て、該
上側足場ベース7を基にして足場枠5’を順次炉壁4の
内壁に沿い組上げて行くのと並行して、ホッパー2に下
側足場ベース3を組立てて該下側足場ベース3を基にし
て足場枠5を順次炉壁4の内壁に沿い組上げて図9に示
す如くボイラ炉内点検用足場を組立てる。
【0038】ボイラ炉1内に挿入し水管ノーズ部6の上
側傾斜部に掛け渡した足場用梁13は、先端部は水管ノ
ーズ部6上側傾斜部に、中途部は受け部材41に、後端
(ボイラ炉1外側端)は足場用梁挿入装置20により夫
々支持されている状態にあるので、しっかりと撓みなく
固定された状態になっており、従って足場板47や足場
枠5’を足場用梁13に安定した状態で確実に載置固定
することができる。
【0039】ボイラ炉内点検用足場の組立て時にワイヤ
27と足場用梁13との連結を解き足場組立て作業に支
障を来さないようにする。
【0040】前記の如く組立てたボイラ炉内点検用足場
により、過熱器や再熱器8の点検、補修を行い、又炉壁
4内壁に付着せるクリンカを掻き落としたりしてボイラ
炉内点検作業を行う。
【0041】ボイラ炉1の点検、補修する範囲によって
は上側足場ベース7を基にしたボイラ炉内点検用足場を
組立てるだけでもよく、この場合は図10に示す如くボ
イラ炉1の内面に沿い順次下から上までボイラ炉内点検
用足場を組立てる必要がないので、足場の組立てを迅速
に行うことができる。
【0042】尚本発明は、図示し説明した実施例にのみ
限定されることなく、例えば下側足場用梁挿入枠体23
及び上側足場用梁挿入枠体25を用いることなく直接ボ
イラ炉1外側に配設せるボイラ鉄骨等に回転自在に足場
用梁送りローラ22及び足場用梁送りローラ24を上下
対をなす如く複数組支持せしめること、ボイラ炉内に設
置せる水管ノーズ部6の上側傾斜部と合致する傾斜部を
先端下側に有しない足場用梁のみを用いて足場を組立て
ること、最初にボイラ炉1に挿入する足場用梁13の中
央部等の挿入端部以外の箇所とワイヤ27とを連結する
こと、ゴムの如き弾力性を有する材料で製作した足場用
梁送りローラ22,24を用いること等は任意であり、
その他、本発明の要旨を逸脱しない限り種々変更を加え
得ることは勿論である。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように本発明の足場用梁挿入
装置によれば、ボイラ炉内の温度が作業員が入って作業
し得ない程の高温であっても、足場を組立てるための足
場用梁をボイラ炉外から安全且つ確実にボイラ炉内に据
え付けることができ、従ってボイラ操業停止時間の短縮
化を図り得る、という優れた効果を奏し得る。
【0044】又、本発明の足場用梁挿入装置による足場
用梁架設方法によれば、ボイラ炉内温度が作業員が入っ
て作業し得る温度に下がるまでに足場用梁を水管ノーズ
部に掛け渡しておくことができるので、点検用足場の組
立て時間を大幅に短縮できてボイラ操業停止時間の短縮
化を図り得られると共に、効率よく点検用足場を組立て
ることができる、等種々の優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の足場用梁挿入装置及び該装置による足
場用梁架設方法を示す縦断側面図である。
【図2】図1のII方向矢視図である。
【図3】本発明の足場用梁挿入装置における駆動機構を
示す図である。
【図4】本発明の足場用梁架設方法におけるワイヤと足
場用梁との位置関係を示す斜視図である。
【図5】本発明の足場用梁架設方法におけるワイヤと足
場用梁との係合状態を示す切断側面図である。
【図6】図5のVI−VI方向矢視図である。
【図7】本発明の足場用梁架設方法における足場用梁を
掛け渡した状態を示す斜視図である。
【図8】図7のVIII方向矢視図である。
【図9】本発明の足場用梁架設方法により組立てた点検
用足場を示す側面図である。
【図10】従来のボイラ炉における点検用足場を示す側
面図である。
【符号の説明】
1 ボイラ炉 3 下側足場ベース 4 炉壁 5,5’ 足場枠 6 水管ノーズ部 7 上側足場ベース 11 足場用梁挿入口 13 足場用梁 14 設置口 15 保持枠 16 滑車 17 足場用梁置き台 19 足場用梁送りローラ 20 足場用梁挿入装置 22 足場用梁送りローラ 23 下側足場用梁挿入枠体 24 足場用梁送りローラ 25 上側足場用梁挿入枠体 26 ドラム 27 ワイヤ 28,29 エアモータ(駆動機) 30,31 クラッチ 32 滑車 34 係合具 35 連結具 36 円板 37 板状ガイド部材 38 係止部材 39 切欠き 41 受け部材 42 切込み部 43 固定部材 45 ジョイント 47 足場板

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ボイラ炉壁に形成した足場用梁挿入口部
    の前面に、足場用梁を挟持してボイラ炉内へ送り込む上
    下対の足場用梁送りローラをボイラ炉壁に対し前後方向
    に複数組配設すると共に、該ボイラ炉壁の前記足場用梁
    挿入口部より上方に設けた設置口からボイラ炉内へ挿入
    し得且つ先端にボイラ炉内の足場用梁と係合可能な係合
    具が取付けられたワイヤを備えたワイヤ繰り出し用ドラ
    ムを設けたことを特徴とする足場用梁挿入装置。 【請求項2】 足場用梁を、請求項1に記載の足場用梁
    挿入装置の足場用梁送りローラに挟持させてボイラ炉壁
    の足場用梁挿入口からボイラ炉内に挿入し、前記足場用
    梁挿入装置のドラムから繰り出したワイヤをボイラ炉の
    設置口からボイラ炉内に挿入して前記足場用梁の上面に
    垂下せしめ、ワイヤに設けられた係合具と足場用梁のボ
    イラ炉内の挿入部とを連結し、足場用梁の先端が垂れ下
    がらないように前記ワイヤを繰り出しつつ前記足場用梁
    挿入装置の足場用梁送りローラにより足場用梁をボイラ
    炉内に挿入してその先端部を前記水管ノーズ部の上側部
    に載置して掛け渡すことを特徴とする足場用梁架設方
    法。
JP18190091A 1991-06-26 1991-06-26 足場用梁挿入装置及び該装置による足場用梁架設方法 Pending JPH055358A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5954565A (en) * 1992-06-03 1999-09-21 Hitachi Ltd. Rolling mill equipped with on-line roll grinding system and grinding wheel
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