JPH0554052U - 四輪駆動車用駆動力伝達装置 - Google Patents

四輪駆動車用駆動力伝達装置

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JPH0554052U
JPH0554052U JP10505891U JP10505891U JPH0554052U JP H0554052 U JPH0554052 U JP H0554052U JP 10505891 U JP10505891 U JP 10505891U JP 10505891 U JP10505891 U JP 10505891U JP H0554052 U JPH0554052 U JP H0554052U
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oil
transmission device
force transmission
piston member
wheel drive
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JP10505891U
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義隆 山本
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Koyo Seiko Co Ltd
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Koyo Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】油の体積膨張により油室5内の油の圧力を受け
たピストン部材11が、摩擦伝動体10を押し付ける。
摩擦伝動体10による摩擦力を介してトルク伝達を行
う。油室5内ヘベーンポンプ3の作動油を導入する導入
油路6を設けた。ピストン部材11を摩擦伝動体10側
へ付勢する皿ばね7を設けた。 【効果】温度上昇時に、油室5内だけでなく導入油路6
内の油も温度膨張による油室5内の圧力上昇に寄与でき
る。小型で高い伝達トルクが得られる。皿ばね7によっ
て摩擦伝動体10の摺接面のびびり音の発生を防止でき
る。組立性が良い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、前,後輪間に介装された油圧ポンプが両輪間の回転速度差に応じ て発生する油圧を媒介として四輪駆動状態を実現する四輪駆動車用駆動力伝達装 置に関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジンの駆動力を前,後輪双方に伝達して走行する四輪駆動車は、悪路走破 性に優れているだけでなく、一般道においても加速性や走行安定性に優れている ことから、急速に普及してきている。 近年においては、前,後輪間に回転速度差が生じたとき、この回転速度差に応 じて両輪への駆動力配分を変更する駆動力伝達装置を備え、実質的に常時四輪駆 動状態が得られるようにした、いわゆるフルタイム四輪駆動車が主流となってい る。このような駆動力伝達装置の一つとして、前,後輪間に介装された油圧ポン プの発生油圧を利用するものが知られている。これは、前,後輪の一方への伝動 軸と連動回転されるケーシング内に、他方への伝動軸と連動回転されるロータを 収納して油圧ポンプ(一般にはベーンポンプ)を構成し、ケーシングとロータと の間に形成されたポンプ室内に、両伝動軸間の回転速度差に応じた油圧を発生さ せ、この油圧を介して、前,後輪間での駆動力伝達が行われるようにしたもので ある。
【0003】 この際、上記相対回転の大小、すなわち前,後輪間に生じている回転速度差の 大小に対応して発生する油圧は、ロータとケーシングとの間の相対回転を抑止す るように作用するから、この油圧を媒介として前,後輪間の一方から他方へ、両 輪間の回転速度差に応じた駆動力が伝達されることになり、いわゆる四輪駆動状 態が実現される。
【0004】 さて、この駆動力伝達装置においては、油圧ポンプのロータのみならずケーシ ングもまた回転するため、油圧ポンプの作動油を外部から供給することが難しく 、通常、ケーシングとこれの外側に嵌着された筒体との間に油タンクを形成して 、この油タンク内の封入油を循環させ、油圧ポンプの作動油として利用している 。
【0005】 ところが、この油タンクの内容積が装置全体の小型化のために限定されること から、例えば、山道走行時、積雪走行時等、前,後輪間に大きい回転速度差が生 じた状態が長期にわたって継続するような条件下においては、作動油の温度が上 昇し、これに伴って作動油の粘性が低下する。そして、この粘性低下に伴って油 圧ポンプの圧力特性が低下することから、走行中の伝動特性が低下するという難 点があった。
【0006】 そこで、ケーシング及びロータの何れか一方に回転を拘束され他方に摺接され た摩擦伝動体と、ケーシングに形成され液体を封入した液室とを設け、作動油の 温度上昇が生じた場合に、上記液体の温度膨張により生じる液室内の内圧増加に より、摩擦伝動体を上記他方に圧接させ、これにより、摩擦力による駆動力の伝 達を行わせて、作動油の粘性低下による伝動特性の低下を補償するようにした駆 動力伝達装置が提供されている(実開平3−104432号参照)。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記の駆動力伝達装置においては、液室内に液を封入した状態で装置 の組立を行わなければならないため、組立性が悪かった。 また、液室の内圧増加は、温度補償用の液体の容積に依存しているのに対して 、液室内に封入された液体のみしか内圧増加に寄与できないので、あまり大きな 内圧増加が得られなかった。したがって、摩擦伝動体の圧接力が小さく、伝達で きる駆動力も小さかった。
【0008】 さらに、温度上昇時以外は、上記の圧接力が働かないので、摩擦伝動体の摺接 面において、たたき音やびびり音が発生していた。 一方、上記の液室内は、非常な高圧(300〜400Kg/cm2)となるため、従 来のOリングでは、液室内の液体の密封が困難であり、液体漏れが発生する虞が あった。
【0009】 この考案の目的は、組立性が良いと共に小型でも高い駆動力を伝達でき且つた たき音等の発生もない四輪駆動車用駆動力伝達装置を提供することである。 この発明の他の目的は、密封性の良い四輪駆動車用駆動力伝達装置を提供する ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため、請求項1に係る四輪駆動車用駆動力伝達装置は、前 ,後輪の一方と連動回転するロータを他方と連動回転するケーシング内に収納し て構成され、両輪の回転速度差に応じた油圧を発生する油圧ポンプと、ロータ及 びケーシングの一方側に回転を拘束され、他方側に摺接される摩擦伝動体とを備 え、油圧ポンプ内部の発生油圧と、摩擦伝動体に付与される摩擦力とにより前, 後輪間に駆動力を伝達する四輪駆動車用駆動力伝達装置において、 ケーシングに形成されたシリンダ内に収容されて当該シリンダ内に油室を区画 形成し、油の体積膨張により油室内の油の圧力を受けて上記摩擦伝動体を上記他 方側に押し付けるピストン部材と、上記油室に油圧ポンプの作動油を導入する導 入油路と、ピストン部材を摩擦伝動体側へ付勢する付勢手段とを備えたことを特 徴とするものである。
【0011】 また、請求項2に係る四輪駆動車用駆動力伝達装置は、上記ピストン部材とシ リンダとの間が、角形断面形状の環状のゴム製のシール本体と、このシール本体 の内周及び外周の何れか一方に被覆された樹脂部とからなるシール部材によって 密封されていることを特徴とするものである。
【0012】
【作用】
請求項1に係る四輪駆動車用駆動力伝達装置によれば、油圧ポンプ内の油の温 度上昇に伴って油室内の油の温度が上昇すると、油の熱膨張により生ずる油室の 内圧増加によってピストン部材が押され、これにより、ロータ及びケーシングの 一方に回転を拘束された摩擦伝動体が、他方に押し付けられ、摩擦伝動体による 摩擦力が増加される。この際、油室内だけでなく導入油路内の油も温度膨張によ る内圧上昇に寄与することができるので、高い内圧上昇による高い伝達トルクを 実現することができる。また、付勢手段によってピストン部材が摩擦伝動体側へ 予圧されているので、温度上昇時以外でも、摩擦伝動体とこれに摺接される部材 との間に、たたき音やびびり音が生じたりすることがない。さらに、装置の組立 に際して、温度補償用の油の密封状態を保ったまま組立を行う従来の場合と比較 して、組立性が良い。
【0013】 請求項2に係る四輪駆動車用駆動力伝達装置によれば、シール部材の断面形状 を角形としたので、シール部材が収容される溝内での空所を少なくすることがで きる。したがって、高圧時に、当該シール部材の逃げによる変形を抑制すること ができ、高い密封性を得ることができる。また、シール部材の内周及び外周の何 れか一方に樹脂部が構成され、他方がゴムからなるので、ゴムからなる側が、こ れと接する側と一体回転し、樹脂部側が、これと接する側に対して摺動回転する ことになる。樹脂部で回転を受けるので、耐久性に優れる。
【0014】
【実施例】
以下、実施例を示す添付図面に基づいて説明する。 図1は、この考案の一実施例としての四輪駆動車用駆動力伝達装置の全体構成 を示す断面図である。同図を参照して、この四輪駆動車用駆動力伝達装置は、前 ,後輪の一方と連動回転する入力軸1と、他方と連動回転する出力軸2との間に 、両軸の回転速度差、即ち、前,後輪の回転速度差に応じた油圧を発生する油圧 ポンプを構成し、これらの発生油圧を媒介として前記入力軸1と出力軸2との間 のトルク伝達を行うものであり、油圧ポンプとしては、図示のようなベーンポン プ3が用いられる。本駆動力伝達装置は、ベーンポンプ3の発生油圧と、後述す る摩擦伝動体10による摩擦力とにより、両輪間のトルク伝達を行う。
【0015】 ベーンポンプ3の円筒形をなすロータ30aは、外周面から半径方向に所定の 深さを有する複数の収納溝を周方向に等配に形成し、これらの収納溝それぞれに 矩形平板形のベーン30bを半径方向への進退自在に収納した公知の構成からな る。各ベーン30bとこれの収納溝の底部との間には、ベーン30bを半径方向 外向きに付勢する圧縮コイルばね30cが介装されている。ベーンポンプ3のケ ーシング30は、ロータ30aを内包すると共に、一対の環状のサイドプレート 32,33によって挟持されて、ロータ30aとの間に複数のポンプ室を形成し たカムリング31と、上記サイドプレート32,33を備え、これらを厚さ方向 に貫通してサイドプレート32に螺合する複数本の固定ボルト35によって一体 回転可能に連結されている。
【0016】 これにより、カムリング31の内側には、サイドプレート32とサイドプレー ト33とにて両側を囲繞された空洞部が形成され、上記ロータ30aは、この空 洞部内に収容されている。ロータ30aの回転軸であるロータ軸4は、サイドプ レート32,33の中抜き部にサイドプレート33側から挿入されている。図示 のごとくロータ軸4の右端部4bがサイドプレート32に位置決めされた玉軸受 61によって支承されており、また、この玉軸受61をナット62によって当該 右端部4bに固定している。また、ロータ軸4の大径部4aの外周部が後述する 筒体36に位置決めされたリテーナ34にねじ締結されている。すなわち、上記 ナット62の締結力がリテーナ34を、筒体36の端部に押し付けるように働き ロータ軸4が止定されている。
【0017】 リテーナ34は、内周に延びる中抜き円板の内縁部がカムリング31側に屈曲 された、断面L字状の被摺接部34aを有している。この被摺接部34aとロー タ軸4の大径部4aとの間には、シリンダ部が形成され、このシリンダ部にピス トン部材11が軸方向に摺動自在に収納されている。この被摺接部34aに沿う 断面L字状であってこの被摺接部34aによって回転規制された摩擦伝動体10 が、被摺接部34aとピストン部材11との間に介在されている。ピストン部材 11の内周部は、サイドプレート33の左方への延設部33cに摺接され、ピス トン部材11の外周部は、ロータ軸4の大径部4aに摺接されている。ピストン 部材11は、サイドプレート33の延設部33cの途中部にスプライン結合され ており、これにより、ピストン部材11は、軸方向に移動自在な状態で、ベーン ポンプ3のケーシング30と一体回転する。
【0018】 一方、ロータ30aは、ロータ軸4にスプライン結合されており、このロータ 軸4がリテーナ34にねじ締結されていることから、リテーナ34に形成された 上記被摺接部34aは、ロータ30a側と一体回転する。ロータ30aとケーシ ング30との相対回転に伴って、摩擦伝動体10とピストン部材11とが相対回 転するため、摩擦伝動体10とピストン部材11との間に、ケーシング30とロ ータ30aとの相対回転を抑制する摩擦力が生じるようになっている。
【0019】 また、ピストン部材11の左側端面に形成された凹部によって、ピストン部材 11を摩擦伝動体10側へ押圧する内圧力を発生させる油室5が構成されている 。この油室5内には、ピストン部材11を摩擦伝動体10側へ押圧する付勢手段 としての皿ばね7が収納されている。8は、この皿ばね7の荷重特性を調整する ためのシムである。油室5には、油タンクTから、サイドプレート33に形成さ れた径方向油路33a,33b、サイドプレート33の内周部とロータ軸4の外 周部との間に形成された環状油路6a、及びサイドプレート33の延設部33c の内周部とロータ軸4の外周部との間に形成された環状油路6bにより構成され る導入油路6を介して、ベーンポンプ3の作動油が導入されるようにしてある。
【0020】 ピストン部材11の内周とサイドプレート33の延設部33cとの間は、Oリ ング63によって密封され、ピストン部材11の外周とロータ軸4との間は、シ ール部材9によって密封されている。シール部材9は、環状をしており、図2に 示すように角形断面のゴム製のシール本体9aと、このシール本体9aの外周に 焼付け等により被覆されたフッ素樹脂板からなる樹脂部9bとからなる。
【0021】 なお、46は、ロータ軸4の軸方向貫通孔に摺動自在に収納されたフリーピス トンであり、温度変化による作動油の膨張,収縮を許容するという働きをする。 ロータ軸4の回転に伴いベーン30bの先端をカムリング31の内周に押しつ けつつ回転する。カムリング31の内周は、円形の周囲に複数箇所の凹所を形成 してなる横断面形状を有しており、これらの凹所の形成位置にロータ30aの外 周とにて囲まれた複数のポンプ室が形成されている。
【0022】 上記入力軸1は、サイドプレート33側に突出するロータ軸4の端部に連結し てあり、また、出力軸2は、サイドプレート32の外側面に連結してある。これ により、ロータ30aは、入力軸1の回転に連動し、サイドプレート33をその 一部とするケーシング30は、出力軸2の回転と連動するから、ロータ30aと カムリング31との間には、入力軸1と出力軸2との間の回転速度差、即ち前, 後輪の回転速度差に応じた相対回転が生ずることになる。
【0023】 ケーシング30の外側には、薄肉の筒体36が嵌着してあり、この筒体36と ケーシング30の外周との間に、環状の油タンクTが形成されている。この油タ ンクT内には、ベーンポンプ3の作動油が封入されている。筒体36の外周には 、周方向に沿って、複数のフィン36aが一体形成されており、作動油の温度上 昇を抑制するべく放熱効果が高められている。ベーンポンプ3の各ポンプ室は、 サイドプレート33の円板部を厚さ方向に貫通し、上記ポンプ室への流入のみを を許容するチェックバルブをその中途に嵌装してなる各別の吸込油路(図示せず )により油タンクTに連通させてある。
【0024】 サイドプレート32には、各ポンプ室内にその一端を開口させると共にベーン 30bの収納溝の底部に連なり、各ポンプ室からの流出のみを許容するチェック バルブをその中途に嵌装してなる各別の吐出油路(図示せず)が形成されている 。 この実施例によれば、ベーンポンプ3内の油の温度上昇に伴って油室5内の油 の温度が上昇すると、油の熱膨張により生ずる油室5の内圧増加によってピスト ン部材11が摩擦伝動体10側へ押される。これにより、ケーシング30側に回 転を拘束されたピストン部材11が、ロータ軸4及びリテーナ34を介してロー タ30a側に回転を拘束された摩擦伝動体10に押し付けられ、摩擦伝動体10 による摩擦力が増加され、摩擦力を介して両輪間に伝達トルクを得ることができ る。この際、油室5内だけでなく導入油路6内の油も温度膨張して内圧上昇に寄 与することができるので、高い内圧上昇による高い伝達トルクを実現することが できる。また、皿ばね7によってピストン部材11が摩擦伝動体10側へ予圧さ れているので、摩擦伝動体10とピストン部材11との間に、たたき音やびびり 音が生じたりすることがない。さらに、シム8の厚みの調整により皿ばね7の設 定荷重を容易に調整することができ、これにより、前,後輪間の小回転速度差で の伝達トルク特性を調整することができる。しかも、装置の組立に際して、温度 補償用の油の密封状態を保ったまま組立を行う従来の場合と比較して、組立性が 良い。
【0025】 加えて、シール部材9の断面形状を角形としたので、シール部材9が収容され る溝内での空所を少なくすることができる。したがって、高圧時に、当該シール 部材9の逃げによる変形を抑制することができ、高い密封性を得ることができる 。また、シール部材9の外周が樹脂部9bからなり、内周がゴムからなるので、 シール部材9は、内周側のピストン部材11と一体回転し、外周の樹脂部9bで 回転を受けることになるので、耐久性に優れる。
【0026】 なお、この考案は、上記実施例に限定されるものではなく、例えば、摩擦伝動 体10は、ケーシング30側と一体回転し、ロータ30a側に摺接されるもので あっても良い。 また、シール部材9の収容溝がロータ軸4側にある場合には、樹脂部9bをシ ール部材9の内周に形成しても良い。
【0027】 その他、この考案の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を施すことができ る。
【0028】
【考案の効果】
この考案によれば、油室内だけでなく導入油路内の油も温度膨張による内圧上 昇に寄与させることができるので、小型でも高い伝達トルクを実現することがで きる。また、付勢手段によってピストン部材が摩擦伝動体側へ予圧されているの で、温度上昇時以外でも、摩擦伝動体の摺接面においてびびり音等が生じたりす ることがない。さらに、上記予圧力の調整によって前,後輪間の小回転速度差で の伝達トルク特性を調整できる。加えて、温度補償用の油を密封する従来の装置 に比較して、組立性が良い。
【0029】 請求項2に係る四輪駆動車用駆動力伝達装置によれば、断面形状を角形とした ので、シール部材が収容される溝内での空所を少なくでき、これにより、高圧時 のシール部材の逃げによる変形を抑制することができ、高い密封性を得ることが できる。また、シール部材の内周及び外周の何れか一方が樹脂部からなると共に 他方がゴムからなるので、ゴム側をこれと接する側と一体回転させて樹脂部側で 回転を受けることができ、耐久性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例としての四輪駆動車用駆動
力伝達装置の縦断面図である。。
【図2】そのシール部材の要部断面図である。
【符号の説明】
3 ベーンポンプ(油圧ポンプ) 4 ロータ軸 5 油室 6 導入油路 7 皿ばね(付勢手段) 9 シール部材 9a シール本体 9b 樹脂部 10 摩擦伝動体 11 ピストン部材 30 ケーシング 30a ロータ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前,後輪の一方と連動回転するロータを他
    方と連動回転するケーシング内に収納して構成され、両
    輪の回転速度差に応じた油圧を発生する油圧ポンプと、 ロータ及びケーシングの一方側に回転を拘束され、他方
    側に摺接される摩擦伝動体とを備え、 油圧ポンプ内部の発生油圧と、摩擦伝動体に付与される
    摩擦力とにより前,後輪間に駆動力を伝達する四輪駆動
    車用駆動力伝達装置において、 ケーシングに形成されたシリンダ内に収容されて当該シ
    リンダ内に油室を区画形成し、油の体積膨張により油室
    内の油の圧力を受けて上記摩擦伝動体を上記他方側に押
    し付けるピストン部材と、 上記油室に油圧ポンプの作動油を導入する導入油路と、 ピストン部材を摩擦伝動体側へ付勢する付勢手段とを備
    えたことを特徴とする四輪駆動車用駆動力伝達装置。
  2. 【請求項2】上記請求項1記載の四輪駆動車用駆動力伝
    達装置において、 上記ピストン部材とシリンダとの間が、角形断面形状の
    環状のゴム製のシール本体と、このシール本体の内周及
    び外周の何れか一方に被覆された樹脂部とからなるシー
    ル部材によって密封されていることを特徴とする四輪駆
    動車用駆動力伝達装置。
JP10505891U 1991-12-19 1991-12-19 四輪駆動車用駆動力伝達装置 Pending JPH0554052U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013155765A (ja) * 2012-01-27 2013-08-15 Mitsubishi Cable Ind Ltd ベーンシール

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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