JPH055424Y2 - - Google Patents

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JPH055424Y2
JPH055424Y2 JP2654688U JP2654688U JPH055424Y2 JP H055424 Y2 JPH055424 Y2 JP H055424Y2 JP 2654688 U JP2654688 U JP 2654688U JP 2654688 U JP2654688 U JP 2654688U JP H055424 Y2 JPH055424 Y2 JP H055424Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 産業上の利用分野 本考案は、上部に透視部材にて囲繞された商品
収納部を有し、下部に通風室並びに照明室を配設
した冷却シヨーケースに係り、詳述すると照明装
置の点灯に伴なう熱を利用して透視部材下端に配
設されるパツキングに付着せる露滴を除去するも
のに関する。
従来の技術 従来此種シヨーケースにあつて、収納する商品
を外部から確認しやすくすべく、商品収納部を透
明体にて囲繞したものが数多く提案されており、
実公昭62−16621号公報では四つの透明ガラスに
て囲繞している。そして該公報は、透明ガラスの
表面への結露を防止すべく考案されたものであ
り、下部に配設される機械室内で形成された温風
を冷蔵室の外周壁に吹きつけるように構成したも
のである。
考案が解決しようとする課題 前記実公昭62−16621号公報にあつては、シヨ
ーケース下部に配設された機械室内の凝縮器や圧
縮機等の機械部品を冷却することで暖められた空
気(温風)を冷蔵室の外周壁すなわち透明ガラス
外面に吹きつけるものであり、機械室と冷蔵室と
が一体的に構成されることがその前提条件となる
ものである。このため、このシヨーケースを台上
に載置する場合、機械部品の重量が台の上面に加
えられ、長期にわたる使用で台の上面が反つた
り、ひどいときには重量に耐えきれず損傷したり
することがあつた。そこで、台上面に加わる重量
を少なくすべく機械室だけを切り離して別置とす
るセパレート型のシヨーケースとした場合、機械
室の温風を防露に利用するためには、機械室から
冷蔵室の透明ガラス外面まで温風を導くダクト及
び送風機が必要となり、ダクトという別部品の追
加のため、その配置並びに接続等の関係で見ばえ
が悪いとともに、コスト高につながつてしまうと
いう問題があつた。一方、防露のためガラス表面
にヒータを取り付けることも考えられているが、
この場合ヒータがガラス表面に露出し、外観が悪
くなるという問題があつた。
そこで本考案は、シヨーケースにおいて商品の
展示効果を向上するために必要不可欠な照明装置
によつても空気が加熱されることに着目し、この
空気を利用して商品収納部を囲繞する透視部材及
び透視部材の下端に取り付けられる気密保持のた
めのパツキングの防露を行なうようにした冷却シ
ヨーケースを提供することをその技術的課題とす
る。
〔考案の構成〕
課題を解決するための手段 本考案の冷却シヨーケースは、立体的な透視部
材にて囲繞される商品収納部をその上部に形成
し、商品収納部を冷却する通風室を上段に設け通
風室のまわり及び下段に商品収納部を下方から照
明する照明室を設けた基台をその下部に形成した
箱体を備え、透視部材の下端全周に配設され透視
部材と前記基台との間のシールを行なうパツキン
グを照明室側から熱伝達により暖めるようにした
ものである。
作 用 基台の下段に配設した照明灯により暖められる
空気を照明室の上部に導き基台の下面を暖めるよ
うにしている。そしてこの暖められた基台からの
熱伝達によりフード下端全周に配設されるパツキ
ングを暖めている。
実施例 以下本考案の実施例を第1図〜第3図を参照し
て説明する。
1は商品収納部12を有する密閉型の展示箱1
0と、圧縮機や凝縮器並びに蒸発器等の機械部品
を収納し展示箱10とは別体に形成される機械箱
(図示せず)と、展示箱10と機械箱とを空気流
通可能に連通する送風管(図示せず)とから構成
せるセパレート型のシヨーケースであり、収納す
る商品の種類や制御すべき温度帯等に応じ冷凍
用、冷蔵用、氷温用等も使い分けをするが、本実
施例においてはその一例として冷蔵シヨーケース
(以後シヨーケースで統一する)をとりあげて説
明する。ただし本考案はセパレート型のシヨーケ
ースに限定するものではなく、通常一般的に表現
する冷却シヨーケースを対象とする。
展示箱10は、概略球形状をなすものであり、
その略下半分を構成し上面視略円形状の基台11
と、その上半分を構成し冷却室を兼用するととも
に底部に商品載置用の展示台としてのターンテー
ブル44を有する商品収納部12とから成る。
尚、商品収納部12は下面開口の立体的な例えば
三次曲面(本例では略半球面状)をなす透明体に
て形成された透視部材(以後フードと称す)50
にて囲繞されており、透明体として例えばアクリ
ル酸樹脂等の透明樹脂を使用し、その下端全周に
わたりフード50と基台11との間のシールを行
なうパツキング52を配設しておく。
基台11は、上段に通風室13を、下段に照明
室14をそれぞれ形成しており、両室13,14
は断熱材15A及び断熱性を有した透光性部材例
えば透明ガラス15Bにて断熱的に区画される。
そして通風室13は、機械箱で冷却される送風管
を経て選ばれた空気(これを冷気と称する)を導
入しこの冷気を商品収納部12へ案内する高圧空
間としての冷気供給部16と、商品収納部12を
冷却した後の空気(これを帰還冷気と称す)を回
収して送風管へ導出する低圧空間としての冷気帰
還部17とを独立して区画形成している。
この通風室13の一例を説明すると、冷気供給
部16は、一側方に設けた冷気入口42から導入
される冷気を順次中央部に旋回して上面中央に形
成した立上開口40よりターンテーブル44の下
面に向けて上方へ指向するものであり、第1立壁
48Aと、第2立壁48Bとを立設し、両立壁4
8A,48Bの上面に一部に立上開口40を有し
た上板を配設(本例では立壁と一体成形)してい
る。ここで冷気入口42より導入される冷気は、
第2立壁48Bに沿つて指向され、更に第1立壁
48Aに沿つて順次旋回しながら中央に移動し立
上開口40よりターンテーブル44の下面に案内
され、後述するターンテーブル44に形成した吹
出口58より商品収納部12内に吹き出される。
また、冷気帰還部17は、後述するターンテー
ブル44に形成した吸込口59より帰還冷気を回
収し、ヒンジ部51によりフード50を回動自在
に保持するとともにフード50下端を受ける仕切
板45にて徐々に下方に指向して第3立壁45B
の外面にて順次冷気を旋回しつつ内方へ案内し、
冷気入口42と並設せる帰還冷気送出口49より
送風管ヘ導出する。また、冷気供給部16及び冷
気帰還部17を構成する部材は、透光性を有する
材料例えば乳白色の樹脂にて形成しておくことが
望ましい。尚、立上開口40のまわりに環状溝4
1を形成してある。
一方、照明室14は、フード50を回動自在に
保持当接する仕切板45と、基台11の外形を構
成する基台本体11Aと、断熱材15A及び透明
ガラス15Bとで画成されており、照明装置の一
部である照明灯例えば環状蛍光灯46を照明室1
4の底部略中央に配設している。そして蛍光灯4
6にて囲繞される中央空間を利用して種々の電気
部品例えばグローランプや安定器灯を配設してお
く。またパツキング52を受ける仕切板45の水
平部45A下面には蛍光灯46の消灯時に通電さ
れるヒータ線53を環状に取りつけている。さら
に、基台本体11Aの上部適所例えばフード50
を回動自在となすヒンジ部51の近傍に暖気を排
出するための通気口54を形成しておく。また、
透明ガラス15Bを載置する部分の照明室14側
には蛍光灯46消灯時に通電され透明ガラス15
B下面の結露を防止するヒータ線55が環状に配
設されている。
そして、商品収納部12の底部に位置するター
ンテーブル44の上に販売商品例えば薬液や清涼
飲料等を封入した容器(これを飲料容器と称す)
(図示せず)を載置するが、多数の飲料容器を載
置したときに、飲料容器同士の間に確実に隙間を
形成する商品仕切機能を持たせるとともに、飲料
容器が並んでいることを外部より確認しやすくす
べく底部を受ける部分の高さ位置を変えて形成し
た棚作用もなすようにターンテーブル44を構成
しておく。すなわち、このターンテーブル44と
して、平面視円形状となし、中央が最も高く中央
から周囲にかけて順に低くなるようにすべく側面
視球面(詳述すると球体の一部の曲面)状をなす
ように形成し、その下部の回動補助部材56にて
回動自在に保持させている。
以上の構成に基づいてフード50下部の結露防
止を説明するが、冷気供給部16の立上開口40
にて上方に指向された冷気がターンテーブル44
の吹出口58から商品収納部12内に吹き出さ
れ、飲料容器同士の隙間を抜けて吸込口59へ導
びかれる。このとき、冷気が飲料容器に接触する
ことで飲料容器及び商品収納部12内の空気を冷
却する。そして商品収納部12内空気と外部空気
との間に温度差が生じることで、フード50の外
面に結露を生じることがある。しかしながら、本
例のシヨーケース1においては、展示箱10の下
部を構成する基台11の底部に照明灯46を配設
しているため、照明灯46の点灯により、透明ガ
ラス15B及び通風室13を介して商品収納部1
2を下方より照光することはもとより、照明灯4
6の照射する光にて照明室14内の空気が徐々に
暖められ、暖められた空気(以下暖気という)
は、自然対流にて照明室14内を上方へ移動し、
透明ガラス15Bの下面に溜り、透明ガラス15
Bの下面の結露を防止するとともに、仕切板45
の水平部45Aの下面に溜ることとなつて、水平
部45Aを暖める。このためフード50下端に取
り付けられたパツキング52は当接する水平部4
5Aにて暖められ、フード50の開閉操作及び自
然降下でパツキング52に付着している露滴を蒸
発気化させる。一方、水平部45A下面に溜る暖
気は、基台本体11Aに形成した通気口54より
少しずつ排出され、基台本体11A外面及び仕切
板45外面に沿つて上昇し、フード50の外面下
部へ案内され、このフード50下部を暖め、付着
している露滴を蒸発気化させる。すなわち、本例
では、フード50を回動自在となすヒンジ部51
の近傍に通気口54を形成していることから、フ
ード50の開閉操作にてパツキング52における
露滴の集まりやすいヒンジ部51近傍を下方及び
外方から暖めることができるため、露滴の蒸発気
化が行なわれやすくなる。また、照明室14内の
空気は、照明灯46の点灯により照明灯46近傍
のものから暖められ、暖められた空気は自然に照
明室14内を上昇することから、暖気移送のため
の送風機を設ける必要がないため、基台11の高
さを最小限に抑えることに対する支障はなく、基
台11高さを低くすることが可能である。更に、
照明室14内に暖気が籠もり、通風室13の冷気
温度を上昇させないようにすべく設けた通気口5
4から排出される暖気を、フード50の曇り防止
に利用でき、非常に簡単な構成での防曇・及び防
露が行なえる。
他方、照明灯46の消灯時には、ヒータ線5
3,55が通電状態となるため、同様にパツキン
グ46に付着せる露滴及び透明ガラス15B下面
に付着する露の蒸発を行なうことができる。
〔考案の効果〕
以上詳述したように本考案によれば、上部に形
成された商品収納部を下方から照明する照明室の
照明灯点灯により暖められる照明室内空気にて基
台の下面を暖め、基台上面に当接する透視部材の
パツキングを間接的熱伝達により暖めることで、
パツキングに付着する露滴を蒸発気化させること
ができるため、透視部材の開閉動作に伴なう露滴
の落下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は照明室における暖気の流れと熱伝達を示す要部
拡大断面図、第2図は冷却シヨーケースの展示箱
の縦断面図、第3図は展示箱の分解斜視図であ
る。 1……冷却シヨーケース、10……展示箱、1
1……基台、12……商品収納部、13……通風
室、14……照明室、44……ターンテーブル、
45……仕切板、45A……水平部、46……蛍
光灯、50……フード、51……ヒンジ部、52
……パツキング、53……ヒータ線、54……通
気口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 立体的な透視部材にて囲繞される商品収納部を
    その上部に形成し、該商品収納部を冷却する通風
    室を上段に設け該通風室のまわり及び下段に前記
    商品収納部を下方から照明する照明室を設けた基
    台をその下部に形成した箱体を備え、前記透視部
    材の下端全周に配設され前記透視部材と前記基台
    との間のシールを行なうパツキングを前記照明室
    側から熱伝達により暖めるようにしたことを特徴
    とする冷却シヨーケース。
JP2654688U 1988-02-29 1988-02-29 Expired - Lifetime JPH055424Y2 (ja)

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JP2654688U JPH055424Y2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29

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JP2654688U JPH055424Y2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29

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JPH01131989U JPH01131989U (ja) 1989-09-07
JPH055424Y2 true JPH055424Y2 (ja) 1993-02-12

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