JPH0554391U - 輸送用コンテナ−支持脚の着脱装置 - Google Patents

輸送用コンテナ−支持脚の着脱装置

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JPH0554391U
JPH0554391U JP11307791U JP11307791U JPH0554391U JP H0554391 U JPH0554391 U JP H0554391U JP 11307791 U JP11307791 U JP 11307791U JP 11307791 U JP11307791 U JP 11307791U JP H0554391 U JPH0554391 U JP H0554391U
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行則 林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 輸送用コンテナ−支持脚の着脱を自動的に行
なう。 【構成】 本案装置は、輸送用コンテナ−の支持脚の着
脱装置において、カラ−21の後端に往動型のシリンダ
−25を連結し、そのシリンダ−25のピストンロッド
26とツイストロックシャフト22を連結してシリンダ
−25の往復動に合わせてツイストロックシャフト22
を前後移動可能にする。且つ、該ツイストロックシャフ
ト22とカラ−21内壁との接合面に前後移動方向に対
し略螺旋状を成す誘導溝28を刻設し、その誘導溝28
に球体27を遊転自在に嵌合させて固設し、ツイストロ
ックシャフト22の前後移動に追随して自動的にツイス
トさせることを特徴として構成される。この結果、シリ
ンダ−の操作一つで、支持脚の着脱が自動的に行なえ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車、鉄道車両及び船舶の相互間輸送用のコンテナ−をトラック 等に積み卸しする際に、コンテナ−を地上等に持上げ支持するための支持脚の着 脱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6に示すように、コンテナ−1をトラック5の荷台に積み卸しする際に、コ ンテナ−1を支持脚2によって地上等に持上げ支持し、トラックの荷台をコンテ ナ−1の下側に出し入れする方式がある。この支持脚2は、トラック5へ積み卸 しするときにのみコンテナ−1に取り付け、コンテナ−1の運搬の時には取外す ものである。 そして、この支持脚2の従来の一般的な着脱手段は、図7で示すように、支持 脚2の上下位置にアウトリガ−3を固設し、コンテナ−1の側壁に前記アウトリ ガ−3が嵌着される取付穴4又はフックを設けた構造であったが、この着脱装置 によると、(a)支持脚2の安定した取り付けのために上下2箇所にアウトリガ −3を設ける必要があり、又、(b)コンテナ−1には前記アウトリガ−3に対 応する取付穴4又はフックを備えていないものがあり、支持脚1を取付けること ができない場合がある等の不都合があった。
【0003】 そこで、本考案者は、自動車、鉄道車両及び船舶相互間輸送用のコンテナ−に は、図1で示すように、荷役作業の時にフックやシャンクを掛け止めするための 楕円形穴11を有するボックス状のすみ金具10がコンテナ−1の隅角部に取付 けられたものがあり、このすみ金具10はJISによって規格化されていること に着目し、このJIS規格化されているすみ金具10を利用した支持脚の着脱装 置を特願平2−5897号で提案している。 その概要は、次の通りで、支持脚に固設されているアウトリガ−に上面を開口 した箱型のケ−シングを固設し、このケ−シングの前面壁の外側にすみ金具の楕 円形穴に嵌合可能なツイストロックシャフトを回転可能に設け、このツイストロ ックシャフトには回転スリ−ブをツイストロックシャフトと相対移動可能に嵌挿 し、回転スリ−ブとケ−シングとの間に回転力を一方向に付勢するコイルバネを 介装し、ツイストロックと平行な軸線で進退軸動可能に設けられたロッドと、回 転スリ−ブの外周面に径方向に突設されたケ−シングの側面壁上に当接してツイ ストロック頭部を突起の凹溝と同位相に位置決めするストッパ−を兼ねたハンド ルと、前記ナットに嵌合しナットを正逆何れかに回動するラチェット式のトルク レンチとを備えたものである。
【0004】 しかし、(a)ナットの締め緩めをラチェット機構のトルクレンチで行なうの に、9回以上の繰返しを必要とし、力を要すると共に面倒であり、(b)トルク レンチの握持部が柱とコンテナ−とに挟まれて手が容易に入らない場合があり、 作業が非常に窮屈となる欠点があり、(c)ツイストロック部分が耐久性に乏し くスプリングの欠ける故障が生じる場合もある等の問題点を有していた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案は、上記一連の操作を全て自動化して、作業者の手を煩わせず 、且つ、その作動が確実で、実用化に耐え得る装置を開発しようとしたものであ る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本案装置は、支持脚に固設されたアウトリガ−に、輸送用コンテナ−のすみ金 具の略楕円形穴に嵌合可能なカラ−を固設し、該カラ−とアウトリガ−とに回転 可能なツイストロックシャフトを貫通させると共に、該ツイストロックシャフト の先端に前記カラ−と略同形である楕円形のツイストロック部材を設けた輸送用 コンテナ−の支持脚の着脱装置を対象とする。そして、該カラ−の後端に往動型 のシリンダ−を連結し、そのシリンダ−のピストンロッドとツイストロックシャ フトを連結してシリンダ−の往復動に合わせてツイストロックシャフトを前後移 動可能にすると共に、該ツイストロックシャフトのカラ−内壁との接合面に前後 移動方向に対し略螺旋状を成す誘導溝を刻設し、その誘導溝に嵌合させて球体を 遊転自在に固設し、ツイストロックシャフトの前後移動に従ってツイストロック 部材を自動的にツイストさせることを特徴として構成される。
【0007】
【作用】
上記構成により、支持脚をコンテナ−に装着する場合には、ツイストロック部 材をカラ−と同位相の状態でカラ−をすみ金具の略楕円形穴に挿入し、アウトリ ガ−の前面をすみ金具の外面に当接する。これによりカラ−の前面はすみ金具の 内面より若干突き出た状態となり、ツイストロック部材はすみ金具内の空間に位 置する。 次いで、シリンダ−を作動させて、後退動させると、ピストンロッドに連結し たツイストロックシャフトが退動する。そのツイストロックシャフトの退動に従 って、その力が、カラ−内壁とツイストロックシャフトとの接合面に刻設した誘 導溝に嵌合した球体によってベクトル的に分解され、誘導溝の刻設された螺旋方 向の力となって働き、ツイストロックシャフトを回転させ、ツイストロック部材 を誘導溝の刻まれた長さまでツイストさせる。これにより、回転により位相を異 にしたツイストロック部材がすみ金具の内壁面に交差した状態で当接し、略楕円 形穴よりカラ−が抜けないよう拘束する。 更に、油圧シリンダ−をスライド幅だけ退動させると、交差したツイストロッ ク部材が、これを強く締め付けるように作用し、すみ金具の壁面をツイストロッ ク部材とアウトリガ−とによって挟着緊締し、アウトリガ−を介して支持脚をコ ンテナ−のすみ金具に強固に固定する。支持脚の取外しは、シリンダ−を上記と は反対の前進動させて行なう。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を基に説明すると、図1及び図2において、1が コンテナ−、10がすみ金具、11が前記すみ金具10に空けられている略楕円 形穴である。2が支持脚、3がアウトリガ−、20が本考案による支持脚の着脱 装置を示す。
【0009】 図3〜図5によって前記着脱装置20の具体的構成を説明する。21、がアウ トリガ−3に固設されるカラ−であり、該カラ−21は、前面をすみ金具10の 略楕円形穴11に嵌合可能な略楕円形に形成し、後面をすみ金具10の側壁面と 当接する立上壁21aとして肉厚に形成し、後述の油圧シリンダ−25との結合 を容易にする。又、該カラ−21の中心部には、ツイストロックシャフト22が 挿入可能な、挿通孔21bを穿設する。
【0010】 22は、ツイストロックシャフトであり、このツイストロックシャフト22は アウトリガ−3並びにカラ−21の中心を回転可能に貫通し、その先端に回転し た場合位相を異にして回り止め状態となるようにしたツイストロック部材23が 形成されている。そして、このツイストロックシャフト22及びツイストロック 部材23には、両者の中心を貫いた連結ボルト24が嵌入されている。
【0011】 そして、25が前記カラ−21の後端面に連接するシリンダ−で、例えば、復 動型の油圧シリンダ−を、肉厚のカラ−21の立上壁21aにボルト止して固着 する。この油圧シリンダ−25は、充分薄手で良く、例えば、内径63φで、ス トロ−ク12mmとする。そして、該シリンダ−のピストンロッド26の前端に 、雌ネジ26aを刻設し、この雌ネジ26aに前記連結ボルト24を螺合させて 、前記ツイストロックシャフト22に連結させる。即ち、シリンダ−25の往復 動に合せて、上記ピストンロッド26に連結されたツイストロックシャフト22 が前後移動するようにする。
【0012】 そして、該ツイストロックシャフト22の挿通孔21bの内壁面との接合面に は、その中間位置に、直径35mm程度の球体27が嵌入可能な半円形状で、且 つ、ツイストロックシャフト22の前後移動方向に対し、略螺旋状に巡る方向に 刻んだ誘導溝28を配設する。この誘導溝28の長さは、ツイスト幅に合せて定 めるものとし、約90゜程度を基準とするが、60〜120゜程度の範囲で変化 させ得る。 そして、該誘導溝28には、これに嵌合して誘導作用をなす球体27を遊転自 在に臨ませるが、図5に示す如く、カラ−21の一部に支持孔を穿設し、そこに 半円形に凹ませた支持駒29を当てがい、その下をボルト30で支え、遊転自在 となる構造とする。そして、球体27をここに固定させる為、カラ−21の内壁 面の刻みは、球体27が移動しないよう挿通孔21b側又はツイストロックシャ フト22側のいずれか一方に若干偏らせた厚みとする。尚、31はグリ−ス投入 孔用のニップルである。
【0013】 又、前述の通り、カラ−21の前端面とツイストロック部材23との接合は、 該ツイストロック部材23のツイスト動を容易にする為、カラ−21の前端面を 一定幅だけ傾斜面に形成した回転部21cを配し、その後面には回転後にツイス トロック部材23を引いて締め付け固定する為のスライド幅21dを保持する。 即ち、ツイスト動の後、シリンダ−25を後退させるだけのスライド幅を保ち、 ロック部材を後方向に引いた場合、その締付力でツイストロック部材23をすみ 金具10に強く挟着させるようにする。
【0014】 次に、本実施例の作用を説明すると、ツイストロック部材23を、その長手方 向がカラ−21の長手方向と一致するように位相を合せた状態で、すみ金具10 の略楕円形穴11に挿入嵌合し、アウトリガ−3の前面をすみ金具10の外面に 当接する。 これにより、カラ−21はすみ金具10の略楕円形穴11と同位相嵌合である ため回り止め状態となり、カラ−21の前面はすみ金具10の内面壁より突出し た状態となってツイストロック部材23をすみ金具10内の空間で回転を自由な 状態にしている。
【0015】 そして、油圧シリンダ−25に入力して、ピストンロッド26を後退させると 、これに連結したツイストロックシャフト22も後退する。すると、その退動す る力が、固定した球体27によってベクトル的に分解され、誘導溝28の刻設さ れた螺旋方向の力となって働き、ツイストロックシャフト22を回転させ、ツイ ストロック部材23を誘導溝28の刻まれた90゜附近までツイストさせる。こ れにより、回転により位相を異にしたツイストロック部材23がすみ金具10の 内壁面に交差した状態で当接し、略楕円形穴11よりカラ−21が抜けないよう 拘束する。
【0016】 更に、油圧シリンダ−25をスライド幅約7mm程後退動させると、ツイスト ロック部材23が、これを強く締め付け、すみ金具10の壁面をツイストロック 部材23とアウトリガ−3とによって挟着緊締し、アウトリガ−3を介して支持 脚2をコンテナ−1のすみ金具10に強固に固定する。 尚、支持脚2の取外しは前記の要領で、シリンダ−25を前進動させて、ツイ ストロック部材23の緊締を解いた後、球体27及び誘導溝28の作用で元の位 置にツイストさせて戻し、以後逆の手順で行なう。
【0017】
【考案の効果】
本考案は、以上のようで、往動型のシリンダ−を利用し、シリンダ−の往復動 に合わせてツイストロックシャフトを前後動可能にすると共に、ツイストロック シャフトの前後移動方向に対し略螺旋状を成す誘導溝を刻設し、その誘導溝に球 体を遊転自在に嵌合させて固設し、ツイストロックシャフトの前後移動に追随し て自動的にツイストする機構としたので、着脱の操作が自動化され、運転手に対 する過剰な負担が軽減される。又、そのツイスト動及び締付固定が自動的に行な われ、簡潔な機構で確実な作動が得られる。更に、大型化及び複雑化を避けたの で、故障が少なく実用性に富むという効果を生む。
【図面の簡単な説明】
【図1】輸送用コンテナ−の斜視図である。
【図2】本案装置により支持脚を装着したコンテナ−の
斜視図である。
【図3】本案装置の断面図である。
【図4】本案装置の線断平面図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】トラックにコンテナ−を積み卸しする状態の説
明図である。
【図7】従来の支持脚を装着を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 コンテナ− 2 支持脚 3 アウトリガ− 10 すみ金具 11 略楕円形穴 20 支持脚着脱装置 21 カラ− 21c 回転部 21d スライド幅 22 ツイストロックシャフト 23 ツイストロック部材 25 シリンダ− 26 ピストンロッド 27 球体 28 誘導溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持脚に固設されたアウトリガ−に、輸
    送用コンテナ−のすみ金具の略楕円形穴に嵌合可能なカ
    ラ−を固設し、該カラ−とアウトリガ−とに回転可能な
    ツイストロックシャフトを貫通させると共に、該ツイス
    トロックシャフトの先端に前記カラ−と略同形である楕
    円形のツイストロック部材を設けた輸送用コンテナ−の
    支持脚の着脱装置において、 該カラ−の後端に往動型のシリンダ−を連結し、そのシ
    リンダ−のピストンロッドとツイストロックシャフトを
    連結してシリンダ−の往復動に合わせてツイストロック
    シャフトを前後移動可能にすると共に、該ツイストロッ
    クシャフトのカラ−内壁との接合面に前後移動方向に対
    し略螺旋状を成す誘導溝を刻設し、その誘導溝に嵌合さ
    せて球体を遊転自在に固設し、ツイストロックシャフト
    の前後移動に従ってツイストロック部材を自動的にツイ
    ストさせることを特徴とする支持脚の着脱装置。
JP11307791U 1991-12-30 1991-12-30 輸送用コンテナ−支持脚の着脱装置 Expired - Lifetime JPH084475Y2 (ja)

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