JPH0557151A - 有機物選択透過分離装置 - Google Patents
有機物選択透過分離装置Info
- Publication number
- JPH0557151A JPH0557151A JP22047291A JP22047291A JPH0557151A JP H0557151 A JPH0557151 A JP H0557151A JP 22047291 A JP22047291 A JP 22047291A JP 22047291 A JP22047291 A JP 22047291A JP H0557151 A JPH0557151 A JP H0557151A
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- Japan
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- membrane
- permeate
- organic
- room temperature
- organic substances
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高沸点有機物を管路を閉塞せずに透過させ補
集することができる有機物選択透過分離装置を提供す
る。 【構成】 パーベーパレーション膜を用いる有機物選択
透過分離装置において、該膜透過後の透過物管路を加熱
装置および室温冷却器を経てメカニカルブースターポン
プに導き、次いでこの管路を冷媒による冷却補集装置を
経て真空ポンプに接続する。 【効果】 膜の分離性能を向上させると共に、有機物の
高濃度透過物(室温冷却装置)と低濃度透過物(主とし
て冷却補集装置)に分離、補集して管路の閉塞を完全に
防止することができる。
集することができる有機物選択透過分離装置を提供す
る。 【構成】 パーベーパレーション膜を用いる有機物選択
透過分離装置において、該膜透過後の透過物管路を加熱
装置および室温冷却器を経てメカニカルブースターポン
プに導き、次いでこの管路を冷媒による冷却補集装置を
経て真空ポンプに接続する。 【効果】 膜の分離性能を向上させると共に、有機物の
高濃度透過物(室温冷却装置)と低濃度透過物(主とし
て冷却補集装置)に分離、補集して管路の閉塞を完全に
防止することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特に高沸点の有機物を管
路の閉塞なしで分離することができる、改善された分離
性能を有する有機物選択透過分離装置に関する。
路の閉塞なしで分離することができる、改善された分離
性能を有する有機物選択透過分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーベーパレーション膜(以下、膜と略
記することがある)を用いる従来の有機物選択透過分離
装置においては、膜の一方に分離対象液を供給し、他方
側(透過側)を真空ポンプを用いて減圧とし、その圧力
差によって有機物を選択的に透過させ、透過した有機物
の蒸気を冷却、補集していた。
記することがある)を用いる従来の有機物選択透過分離
装置においては、膜の一方に分離対象液を供給し、他方
側(透過側)を真空ポンプを用いて減圧とし、その圧力
差によって有機物を選択的に透過させ、透過した有機物
の蒸気を冷却、補集していた。
【0003】水選択透過性の膜では透過側を10Torr程度
の真空度とすれば良いが、有機物選択透過性の膜では透
過側を1Torr以下に保持する必要があった。
の真空度とすれば良いが、有機物選択透過性の膜では透
過側を1Torr以下に保持する必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特に高沸点の有機物の
場合には、透過側圧力を高真空に保って有機物を透過さ
せ、液体窒素等の極低温冷媒によって透過物を凝固、ト
ラップしているので透過物が透過側管路に折出して管路
を閉塞することなしで透過物をトラップすることは極め
て困難であった。本発明は高沸点有機物の場合において
も、管路を閉塞せずに透過物を補集することができる装
置を提供することを目的とする。
場合には、透過側圧力を高真空に保って有機物を透過さ
せ、液体窒素等の極低温冷媒によって透過物を凝固、ト
ラップしているので透過物が透過側管路に折出して管路
を閉塞することなしで透過物をトラップすることは極め
て困難であった。本発明は高沸点有機物の場合において
も、管路を閉塞せずに透過物を補集することができる装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、パーベーパレーション膜を用いる有機物選択透過
分離装置において、該膜透過後の透過物管路を、加熱装
置および室温冷却器を経てメカニカルブースタポンプに
導き、次いでこの管路を冷媒による冷却補集装置を経て
真空ポンプに接続することを特徴とするものである。
明は、パーベーパレーション膜を用いる有機物選択透過
分離装置において、該膜透過後の透過物管路を、加熱装
置および室温冷却器を経てメカニカルブースタポンプに
導き、次いでこの管路を冷媒による冷却補集装置を経て
真空ポンプに接続することを特徴とするものである。
【0006】以下、本発明の装置を図1に示した実施例
により説明する。膜1はフランジ2, 2間にセットされ
ており、膜1の上の攪拌機付容器3に処理対象液4が供
給される。膜1の透過側(裏側)は、真空ポンプ5の駆
動によって減圧に保持される。膜1としては、有機物選
択透過性があれば、いかなる膜でも用いることができ、
たとえば選択透過性能が非常に優れているシリコーン系
膜(特開昭58-84005号)、ポリアセチレン系膜(特開昭
61-174905号および特開平1-194903号)、ポリアクリル
酸系膜およびポリエーテル系膜を挙げることができる。
により説明する。膜1はフランジ2, 2間にセットされ
ており、膜1の上の攪拌機付容器3に処理対象液4が供
給される。膜1の透過側(裏側)は、真空ポンプ5の駆
動によって減圧に保持される。膜1としては、有機物選
択透過性があれば、いかなる膜でも用いることができ、
たとえば選択透過性能が非常に優れているシリコーン系
膜(特開昭58-84005号)、ポリアセチレン系膜(特開昭
61-174905号および特開平1-194903号)、ポリアクリル
酸系膜およびポリエーテル系膜を挙げることができる。
【0007】なお、攪拌機付容器3において16はヒータ
ーであり、17は容器3内の処理対象液4の温度制御器で
あり、18は膜1の透過側の減圧センサー、19は後述する
冷却装置11内の温度制御器である。本発明の装置におい
ては、膜透過後の透過物管路6に加熱装置7を設ける。
加熱装置7は、たとえば電熱加熱、または蒸気加熱装置
であり、その加熱温度は、透過物に含まれる有機物の種
類により決定され、有機物が固化せずに気体状である温
度を選択する。
ーであり、17は容器3内の処理対象液4の温度制御器で
あり、18は膜1の透過側の減圧センサー、19は後述する
冷却装置11内の温度制御器である。本発明の装置におい
ては、膜透過後の透過物管路6に加熱装置7を設ける。
加熱装置7は、たとえば電熱加熱、または蒸気加熱装置
であり、その加熱温度は、透過物に含まれる有機物の種
類により決定され、有機物が固化せずに気体状である温
度を選択する。
【0008】管路6は室温冷却器8を経て、メカニカル
ブースターポンプ9に導かれる。室温冷却器8はメカニ
カルブースターポンプ9の保護機能を有すると共に、通
常は室温下において液体状の透過物を分離するが、必要
によっては管路6と同様に透過物の凝固を防止するため
に、加熱装置により加熱することもできる。メカニカル
ブースターポンプ9は透過側を高真空にするために使用
するものであり、たとえばルーツ式やスクリュー式が用
いられる。ブースターポンプ9から管路10を冷媒による
冷却補集装置11を経て真空ポンプ5に接続する。
ブースターポンプ9に導かれる。室温冷却器8はメカニ
カルブースターポンプ9の保護機能を有すると共に、通
常は室温下において液体状の透過物を分離するが、必要
によっては管路6と同様に透過物の凝固を防止するため
に、加熱装置により加熱することもできる。メカニカル
ブースターポンプ9は透過側を高真空にするために使用
するものであり、たとえばルーツ式やスクリュー式が用
いられる。ブースターポンプ9から管路10を冷媒による
冷却補集装置11を経て真空ポンプ5に接続する。
【0009】冷却装置11は特に限定されず、従来の膜を
用いる有機溶剤選択透過分離装置の透過側に用いられて
いたものを用いることができるが、高沸点有機溶媒の場
合には冷媒として10〜20℃の水を用いれば良く、トラッ
プ12および13で有機物を液化あるいは凝固させ、補集す
る。次に上記本発明の装置の機能について述べる。
用いる有機溶剤選択透過分離装置の透過側に用いられて
いたものを用いることができるが、高沸点有機溶媒の場
合には冷媒として10〜20℃の水を用いれば良く、トラッ
プ12および13で有機物を液化あるいは凝固させ、補集す
る。次に上記本発明の装置の機能について述べる。
【0010】まず、膜1として有効面積 22.04cm2 のポ
リエーテルブロックアミド(PEBA)をセットした。
処理対象液としてフェノールの5.92wt%水溶液を供給
し、経時的に変化するフェノールを補充して濃度変化を
極力抑え、ヒーターおよび温度制御器17によって50℃に
調整した。一方、真空ポンプ5を始動すると共に、メカ
ニカルブースターポンプ9および電磁弁20によって室温
冷却器8および冷却補集装置11を含む透過側を常に1To
rr以下に保った。室温冷却器8により液体状透過物を分
離すると共に、加熱装置7により透過物の温度を....℃
に保持し、一方、冷却装置11の冷媒には15℃の水道水を
用いて有機物を凝固させ補集した。透過物の液組成をガ
スクロマトグラフあるいは吸光光度計により測定し、膜
の透過性能を単位面積、単位時間当りの全透過量(kg/m
2h)と分離係数αにより求めた。なお、分離係数αは以
下に式により求めた。
リエーテルブロックアミド(PEBA)をセットした。
処理対象液としてフェノールの5.92wt%水溶液を供給
し、経時的に変化するフェノールを補充して濃度変化を
極力抑え、ヒーターおよび温度制御器17によって50℃に
調整した。一方、真空ポンプ5を始動すると共に、メカ
ニカルブースターポンプ9および電磁弁20によって室温
冷却器8および冷却補集装置11を含む透過側を常に1To
rr以下に保った。室温冷却器8により液体状透過物を分
離すると共に、加熱装置7により透過物の温度を....℃
に保持し、一方、冷却装置11の冷媒には15℃の水道水を
用いて有機物を凝固させ補集した。透過物の液組成をガ
スクロマトグラフあるいは吸光光度計により測定し、膜
の透過性能を単位面積、単位時間当りの全透過量(kg/m
2h)と分離係数αにより求めた。なお、分離係数αは以
下に式により求めた。
【0011】
【0012】ここでFph、Fwはそれぞれ処理対象液中
のフェノール濃度(wt%)と水分濃度(wt%)を表わ
し、Pph、Pwはそれぞれ透過液中のフェノール濃度(w
t%)と水分濃度(wt%)を表わす。結果を下記表1に
示す。
のフェノール濃度(wt%)と水分濃度(wt%)を表わ
し、Pph、Pwはそれぞれ透過液中のフェノール濃度(w
t%)と水分濃度(wt%)を表わす。結果を下記表1に
示す。
【0013】
【0014】表1から明らかなとおり、液体状透過物分
離装置の性能は分離係数α=515.6、補集量655.3g/m2h
であり、メカニカルブースターポンプと冷却補集装置お
よび真空ポンプの組合せによる分離係数α=4.91、補集
量372.3g/m2h であった。
離装置の性能は分離係数α=515.6、補集量655.3g/m2h
であり、メカニカルブースターポンプと冷却補集装置お
よび真空ポンプの組合せによる分離係数α=4.91、補集
量372.3g/m2h であった。
【0015】
【発明の効果】本発明の装置は膜の分離性能を向上させ
ると共に、有機物の高濃度透過物(室温冷却装置)と低
濃度透過物(主として冷却補集装置)に分離、補集して
管路の閉塞を完全に防止することができ、かつ省エネル
ギーでコンパクトな装置であることが明白である。
ると共に、有機物の高濃度透過物(室温冷却装置)と低
濃度透過物(主として冷却補集装置)に分離、補集して
管路の閉塞を完全に防止することができ、かつ省エネル
ギーでコンパクトな装置であることが明白である。
【図1】本発明装置の実施例を示す概要図である。
1 パーベーパレーション膜 4 処理対象液 7 加熱装置 8 室温冷却器 9 メカニカルブースターポンプ 11 冷媒による
冷却補集装置
冷却補集装置
Claims (1)
- 【請求項1】 パーベーパレーション膜を用いる有機物
選択透過分離装置において、該膜透過後の透過物管路を
加熱装置および室温冷却器を経てメカニカルブースタポ
ンプに導き、次いでこの管路を冷媒による冷却補集装置
を経て真空ポンプに接続することを特徴とする有機物選
択透過分離装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22047291A JPH0557151A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 有機物選択透過分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22047291A JPH0557151A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 有機物選択透過分離装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0557151A true JPH0557151A (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=16751643
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22047291A Withdrawn JPH0557151A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 有機物選択透過分離装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0557151A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014147882A (ja) * | 2013-01-31 | 2014-08-21 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | フェノール濃縮方法 |
| WO2017204254A1 (ja) * | 2016-05-27 | 2017-11-30 | 三菱ケミカル株式会社 | 含水有機化合物の脱水システム及びその運転方法、並びに脱水方法 |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP22047291A patent/JPH0557151A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014147882A (ja) * | 2013-01-31 | 2014-08-21 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | フェノール濃縮方法 |
| WO2017204254A1 (ja) * | 2016-05-27 | 2017-11-30 | 三菱ケミカル株式会社 | 含水有機化合物の脱水システム及びその運転方法、並びに脱水方法 |
| CN109195688A (zh) * | 2016-05-27 | 2019-01-11 | 三菱化学株式会社 | 含水有机化合物的脱水系统及其运转方法以及脱水方法 |
| JPWO2017204254A1 (ja) * | 2016-05-27 | 2019-03-28 | 三菱ケミカル株式会社 | 含水有機化合物の脱水システム及びその運転方法、並びに脱水方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |