JPH0557264B2 - - Google Patents
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- JPH0557264B2 JPH0557264B2 JP62128630A JP12863087A JPH0557264B2 JP H0557264 B2 JPH0557264 B2 JP H0557264B2 JP 62128630 A JP62128630 A JP 62128630A JP 12863087 A JP12863087 A JP 12863087A JP H0557264 B2 JPH0557264 B2 JP H0557264B2
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- acid
- group
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- manufacturing
- formula
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、3位に水酸基が保護されたヒドロキ
シエチル基を有し、4位にアセトキシ基を有する
4−アセトキシ−3−ヒドロキシエチルアゼチジ
ン−2−オン誘導体の新規な製造法に関する。 4−アセトキシ−3−ヒドロキシエチルアゼチ
ジン−2−オン誘導体は、チエナマイシン等に代
表されるカルバペネム系β−ラクタム抗生物質
や、ペネム系β−ラクタム抗生物質の合成中間体
として有用であることが知られている〔たとえ
ば、レイダー等、テトラヘドロンレターズ、23
巻、2293頁(1982)、およびヨシダ等、ケミカ
ル・アンド・フアーマシユテイカル・ブレチン
(Chem.Pharm.Bull.)、29巻、2899頁(1981)〕。 (従来の技術と問題点) 従来、4−アセトキシ−3−ヒドロキシエチル
アゼチジン−2−オン誘導体の合成法として、6
−アミノペニシラン酸から合成する方法〔ヨシダ
等、Chem.Pharm.Bull.、29巻、2899頁(1981)〕、
スレオニンから合成する方法〔シオザキ等、テト
ラヘドロン、39巻、2399頁(1983)〕、アスパラギ
ン酸から合成する方法〔レイダー等、テトラヘド
ロンレターズ、23巻、2293頁(1982)〕等が知ら
れている。しかし、いずれの方法においても、β
−ラクタム環の4位にアセトキシ基を導入するた
めに、酢酸水銀や四酢酸鉛等の工業的には好まし
くない重金属化合物を使用する難点を有してい
た。また、化合物()のβ−ラクタム環の1位
のNに保護基を付した後、アセチル化の反応で4
位をアセトキシ基とし、その後N−保護基を脱離
して目的化合物()を得る技術も知られている
が(特開昭61−18758号公報)、操作が繁雑であ
り、かつ副生物として開環体の生成が多い難点が
ある。 本発明者らは3位にO−保護ヒドロキシエチル
基、4位にシリルエーテル基を有する新規なβ−
ラクタム化合物(Nは無保護)を用いて、低温で
4位にアセトキシ基を導入する製法を見いだし、
既に出願した(特願昭61−101856)。その後、本
発明者らは更に検討を行なつた結果、触媒量の酸
またはハロゲン化アシルまたはハロゲン化スルホ
ニルを加えることにより、室温付近において良い
収率で4位にアセトキシ基を導入する方法を見出
し、本発明に至つた。以下に詳細を説明する。 (問題点を解決するための手段及び作用効果) 本発明は、一般式() (式中、R1は水酸基の保護基、R2、R3、R4は
C1〜C4の低級アルキル基、またはアラルキル基
を示す)で表わされるβ−ラクタム化合物に有機
の強酸または鉱酸またはルイス酸または一般式
() R8−CO−X () (式中、R8はアルキル基またはアラルキル基
またはフエニル基を示し、Xはハロゲン基を示
す)で表わされる化合物、または一般式() R9−SO2−X () (式中、R9はアルキル基またはアラルキル基
またはフエニル基を示し、Xはハロゲン基を示
す)で表わされる化合物を触媒として、塩基と無
水酢酸を作用させることを特徴とする一般式
() (式中、R1は水酸基の保護基を示す)で表わ
される4−アセトキシ−3−ヒドロキシエチルア
ゼチジン−2−オン誘導体の製造方法を要旨とす
る。 一般式()で示される4位にシリルエーテル
基を有するβ−ラクタム化合物は、本発明者らが
既に特許出願(特開昭61−18791)したように反
応式の方法によつて簡便に取得できる。 反応式 : β−ラクタム化合物()の3位のヒドロキシ
エチル基のO−保護基であるR1としては、R1が
一般式() (式中、R5、R6、R7はC1〜C6の低級アルキル
基を示す。ただし、R5、R6、R7は同時にC1でな
い。)で表わされるトリアルキルシリル基、たと
えばtert−ブチルジメチルシリル基、トリイソプ
ロピルシリル基、イソプロピルジメチルシリル
基、イソブチルジメチルシリル基、ジメチル−
(1,2−ジメチルプロピル)シリル基、ジメチ
ル−(1,1,2−トリメチルプロピル)シリル
基や、その他tert−ブチル基、ベンジル基、トリ
クロロエトキシカルボニル基、tert−ブトキシカ
ルボニル基、p−ニトロベンジルオキシカルボニ
ル基等が挙げられるが、好ましくは反応中から安
定であり、さらに酸処理により選択的に脱保護さ
れうるtert−ブチルジメチルシリル基やイソプロ
ピルジメチルシリル基やジメチル−(1,1,2
−トリメチルプロピル)シリル基及びジメチル−
(1,2−ジメチルプロピル)シリル基がよい。
また、β−ラクタム化合物()のR2、R3、R4
は、メチル、エチル、イソブチル等のC1〜C4の
低級アルキル基、またはベンジル基、p−ニトロ
ベンジル基等のアラルキル基から同一または異な
つた基を選択できるが、好ましくはR2=R3=R4
=メチルが最適である。 上記のように調製した一般式() (式中、R1、R2、R3、R4は前記と同じ)で表
わされるβ−ラクタム化合物に塩基と無水酢酸を
作用させて、目的の4−アセトキシ−3−ヒドロ
キシエチルアゼチジン−2−オン誘導体() (式中、R1は前記と同じ)に変換するのであ
るが、この際、有機の強酸または鉱酸またはルイ
ス酸または一般式() R8−CO−X () (式中、R8、Xは前記と同じ)で表される化
合物まては一般式() R9−SO2−X () (式中、R9、Xは前記と同じ)で表わされる
化合物を触媒として作用させると、収率が著しく
向上する。その理由は、塩基と無水酢酸によるア
セチル化では、通常、NとOに対するアセチル化
の選択性が乏しいため、共にアセチル化された開
環体やN−アセチル体が生じる結果、目的とする
化合物()の生成が低下する。この場合、例え
ば反応系に前記した酸触媒を存在させると、酸が
出発物質()の4位の
シエチル基を有し、4位にアセトキシ基を有する
4−アセトキシ−3−ヒドロキシエチルアゼチジ
ン−2−オン誘導体の新規な製造法に関する。 4−アセトキシ−3−ヒドロキシエチルアゼチ
ジン−2−オン誘導体は、チエナマイシン等に代
表されるカルバペネム系β−ラクタム抗生物質
や、ペネム系β−ラクタム抗生物質の合成中間体
として有用であることが知られている〔たとえ
ば、レイダー等、テトラヘドロンレターズ、23
巻、2293頁(1982)、およびヨシダ等、ケミカ
ル・アンド・フアーマシユテイカル・ブレチン
(Chem.Pharm.Bull.)、29巻、2899頁(1981)〕。 (従来の技術と問題点) 従来、4−アセトキシ−3−ヒドロキシエチル
アゼチジン−2−オン誘導体の合成法として、6
−アミノペニシラン酸から合成する方法〔ヨシダ
等、Chem.Pharm.Bull.、29巻、2899頁(1981)〕、
スレオニンから合成する方法〔シオザキ等、テト
ラヘドロン、39巻、2399頁(1983)〕、アスパラギ
ン酸から合成する方法〔レイダー等、テトラヘド
ロンレターズ、23巻、2293頁(1982)〕等が知ら
れている。しかし、いずれの方法においても、β
−ラクタム環の4位にアセトキシ基を導入するた
めに、酢酸水銀や四酢酸鉛等の工業的には好まし
くない重金属化合物を使用する難点を有してい
た。また、化合物()のβ−ラクタム環の1位
のNに保護基を付した後、アセチル化の反応で4
位をアセトキシ基とし、その後N−保護基を脱離
して目的化合物()を得る技術も知られている
が(特開昭61−18758号公報)、操作が繁雑であ
り、かつ副生物として開環体の生成が多い難点が
ある。 本発明者らは3位にO−保護ヒドロキシエチル
基、4位にシリルエーテル基を有する新規なβ−
ラクタム化合物(Nは無保護)を用いて、低温で
4位にアセトキシ基を導入する製法を見いだし、
既に出願した(特願昭61−101856)。その後、本
発明者らは更に検討を行なつた結果、触媒量の酸
またはハロゲン化アシルまたはハロゲン化スルホ
ニルを加えることにより、室温付近において良い
収率で4位にアセトキシ基を導入する方法を見出
し、本発明に至つた。以下に詳細を説明する。 (問題点を解決するための手段及び作用効果) 本発明は、一般式() (式中、R1は水酸基の保護基、R2、R3、R4は
C1〜C4の低級アルキル基、またはアラルキル基
を示す)で表わされるβ−ラクタム化合物に有機
の強酸または鉱酸またはルイス酸または一般式
() R8−CO−X () (式中、R8はアルキル基またはアラルキル基
またはフエニル基を示し、Xはハロゲン基を示
す)で表わされる化合物、または一般式() R9−SO2−X () (式中、R9はアルキル基またはアラルキル基
またはフエニル基を示し、Xはハロゲン基を示
す)で表わされる化合物を触媒として、塩基と無
水酢酸を作用させることを特徴とする一般式
() (式中、R1は水酸基の保護基を示す)で表わ
される4−アセトキシ−3−ヒドロキシエチルア
ゼチジン−2−オン誘導体の製造方法を要旨とす
る。 一般式()で示される4位にシリルエーテル
基を有するβ−ラクタム化合物は、本発明者らが
既に特許出願(特開昭61−18791)したように反
応式の方法によつて簡便に取得できる。 反応式 : β−ラクタム化合物()の3位のヒドロキシ
エチル基のO−保護基であるR1としては、R1が
一般式() (式中、R5、R6、R7はC1〜C6の低級アルキル
基を示す。ただし、R5、R6、R7は同時にC1でな
い。)で表わされるトリアルキルシリル基、たと
えばtert−ブチルジメチルシリル基、トリイソプ
ロピルシリル基、イソプロピルジメチルシリル
基、イソブチルジメチルシリル基、ジメチル−
(1,2−ジメチルプロピル)シリル基、ジメチ
ル−(1,1,2−トリメチルプロピル)シリル
基や、その他tert−ブチル基、ベンジル基、トリ
クロロエトキシカルボニル基、tert−ブトキシカ
ルボニル基、p−ニトロベンジルオキシカルボニ
ル基等が挙げられるが、好ましくは反応中から安
定であり、さらに酸処理により選択的に脱保護さ
れうるtert−ブチルジメチルシリル基やイソプロ
ピルジメチルシリル基やジメチル−(1,1,2
−トリメチルプロピル)シリル基及びジメチル−
(1,2−ジメチルプロピル)シリル基がよい。
また、β−ラクタム化合物()のR2、R3、R4
は、メチル、エチル、イソブチル等のC1〜C4の
低級アルキル基、またはベンジル基、p−ニトロ
ベンジル基等のアラルキル基から同一または異な
つた基を選択できるが、好ましくはR2=R3=R4
=メチルが最適である。 上記のように調製した一般式() (式中、R1、R2、R3、R4は前記と同じ)で表
わされるβ−ラクタム化合物に塩基と無水酢酸を
作用させて、目的の4−アセトキシ−3−ヒドロ
キシエチルアゼチジン−2−オン誘導体() (式中、R1は前記と同じ)に変換するのであ
るが、この際、有機の強酸または鉱酸またはルイ
ス酸または一般式() R8−CO−X () (式中、R8、Xは前記と同じ)で表される化
合物まては一般式() R9−SO2−X () (式中、R9、Xは前記と同じ)で表わされる
化合物を触媒として作用させると、収率が著しく
向上する。その理由は、塩基と無水酢酸によるア
セチル化では、通常、NとOに対するアセチル化
の選択性が乏しいため、共にアセチル化された開
環体やN−アセチル体が生じる結果、目的とする
化合物()の生成が低下する。この場合、例え
ば反応系に前記した酸触媒を存在させると、酸が
出発物質()の4位の
【式】結合を切つて
O−アセチル基の生成を助けると共に、酸がNを
ブロツクしてN−アセチル化を抑えるためO−ア
セチル化の選択性が高まり、その結果、副生物で
ある開環体やN−アセチル体のO,N−ジアセチ
ル化合物の生成が抑制され、従つて本発明におい
ては、触媒を存在させることにより、N−保護基
を付することなく、アセチル化反応だけで化合物
()から目的とする化合物()の生成を大巾
に増加させることができる。 有機の強酸としては、p−トルエンスルホン
酸、ベンゼンスルホン酸、キシレンスルホン酸、
メシチレンスルホン酸、トリフルオロメタンスル
ホン酸、カンフアースルホン酸、ピリジンスルホ
ン酸等の有機スルホン酸や、トリフルオロ酢酸、
トリクロロ酢酸等の酸性度の強い有機プロトン酸
の使用が好ましい。鉱酸としては塩化水素、臭化
水素、ヨウ化水素、リン酸、硝酸、硫酸等または
これらの水溶液が使用できる。一般式()で表
わされる化合物としては、塩化アセチル、臭化ア
セチル、ヨウ化アセチル、塩化トリフルオロアセ
チル等が使用できる。一般式()で表わされる
化合物としては、塩化メタンスルホニル、塩化ト
リフルオロメタンスルホニル、塩化トルエンスル
ホニル、塩化メシチレンスルホニル等が使用でき
る。ルイス酸としては、三フツ化ホウ素や三塩化
ホウ素の使用が好ましい。これらの有機の強酸ま
たは鉱酸またはルイス酸または一般式()で表
わされる化合物または一般式()で表わされる
化合物を添加せずに、塩基と無水酢酸で化合物
()をアセトキシ化するとβ−ラクタム環が開
裂した分解物が反応生成物として大部分であり、
目的の化合物()を満足すべき収率で得ること
ができない。 有機の強酸または鉱酸またはルイス酸または一
般式()で表わされる化合物または一般式
()で表わされる化合物の存在下での化合物
()の4位アセトキシ化において、これらの添
加物と塩基と無水酢酸の使用量、溶媒、塩基の種
類及び反応温度が収率に影響を与える因子であ
る。塩基としてはピリジン、ポコリン、ルチジン
等のピリジン類が好ましい。反応溶媒としては上
記の塩基を溶媒として使用するか、あるいは化合
物()や反応試剤にに不活性な有機溶媒、例え
ば、塩化メチレン、酢酸エチル、n−ヘキサン、
トルエン、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロ
フラン等が使用できるが、好ましくはピリジン類
またはジメチルホルムアミドを使用するのがよ
い。 一般式()で表わされるβ−ラクタム化合物
に対し、有機の強酸または鉱酸またはルイス酸ま
たは一般式()で表わされる化合物または一般
式()で表わされる化合物を0.05〜1倍モル、
塩基1〜30倍モル、無水酢酸は1〜15倍モルの範
囲で使用すれはよい。反応温度は−30〜+50℃の
範囲が好ましい。 反応操作としては、ピリジン等の塩基単独、あ
るいはジメチルホルムアミド等の溶媒とピリジン
等の塩基との混合溶媒に一般式()で示される
4位にシリルエーテル基を有するβ−ラクタム化
合物を溶媒し、次に無水酢酸及び添加物である有
機の強酸、または鉱酸、またはルイス酸、または
一般式()で表わされる化合物、または一般式
()で表わされる化合物を一度に、あるいは分
割して加えて反応を行なう。反応経過を薄層クロ
マトグラフイーでチエツクしながら実施し、原料
が消失または微量になつたところで水へ反応液を
注ぐ。次にn−ヘキサン等の有機溶媒で抽出を行
なう。有機層を炭酸水素ナトリウム水溶液、水で
洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。
溶媒を留去して得られた粗結晶をn−ヘキサン等
の溶媒で再結晶することにより目的の4−アセト
キシ−3−ヒドロキシエチルアゼチジン−2−オ
ン誘導体を得る。n−ヘキサンを抽出溶媒に用い
た場合には、乾燥後、溶液を冷却して4−アセト
キシ−3−ヒドロキシエチルアゼチジン−2−オ
ン誘導体を結晶として得ることもできる。そのほ
か、溶媒を留去した反応混合物からカラムクロマ
トグラフイーにより4−アセトキシ−3−ヒドロ
キシエチルアゼチジン−2−オン誘導体を得るこ
ともできる。 (実施例) 以下実施例で本発明を詳しく説明するが、これ
らの実施例によつて本発明が限定されるものでは
ない。 実施例 1 (3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1
−tert−ブチルジメチルシリロキシエチル〕−
アゼチジン−2−オンの合成 (3R,4R)−3−〔(R)−1−tert−ブチルジ
メチルシリロキシエチル〕−4−トリメチルシリ
ロキシアゼチジン−2−オン〔mp95〜96℃、
〔α〕25 D−9.5°(c=1.0、CHCl3)〕309mgをピリジ
ン
1.55mlに溶解し、これを0℃に冷却した。ついで
無水酢酸0.51ml、p−トルエンスルホン酸1水和
物56mgを加え、0℃で36.5時間攪拌した。反応液
を水30ml中に注ぎ、n−ヘキサン30mlで抽出し
た。有機層をさらに、5%NaHCO3、飽和食塩
水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
別後、溶媒を減圧留去して白色固体288mgを得
た。この白色固体をn−ヘキサンに溶解し、不溶
物去後−15℃で冷却放置すると195mgの針状晶
が得られ、以下の物性値より目的とする(3R,
4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1−tert−ブ
チルジメチルシリロキシエチル〕−アゼチジン−
2−オンであることが確認された。 〔α〕25 D+50°(c=0.5、CHCl3) mp 107℃1 H NMR(90MHz、CDCl3)δ(ppm) 0.08(6H,s)、0.84(9H,s)、 1.20(3H,d)、2.01(3H,s), 3.04(1H,dd)、4.12(1H,m)、 5.76(1H,d)、6.73(NH) 実施例 2 (3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1
−tert−ブチルジメチルシリロキシエチル〕ア
ゼチジン−2−オンの合成 (3R,4R)−3−〔(R)−1−tert−ブチルジ
メチルシリロキシエチル〕−4−トリメチルシリ
ロキシアゼチジン−2−オン〔mp95〜96℃、
〔α〕25 D−9.5°(c=1.0、CHCl3)〕306mgをピリジ
ン
1.54mlに溶解し、これを−5℃に冷却した。つい
で無水酢酸0.51ml、p−トルエンスルホン酸1水
和物55mgを加え、−5℃で48時間攪拌した。反応
液を水30ml中に注ぎ、n−ヘキサン30mlで抽出し
た。有機層をさらに、5%NaHCO3、飽和食塩
水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
別後、溶媒を減圧留去して白色固体303mgを得
た。この白色固体を高速液体クロマトグラフイー
〔カラムYMC−パツクドカラムA−303(ODS)、
4.6×250mm、カラム温度15℃、溶媒アセトニトリ
ル;水=6:4(v/v)、流量1.1ml/min、検
出210nm)で分析すると217mgの(3R,4R)−4
−アセトキシ−3−〔(R)−1−tert−ブチルジ
メチルシリロキシエチル〕アゼチジン−2−オン
が生成していた(収率78%)。 実施例 3 (3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1
−tert−ブチルジメチルシリロキシエチル〕ア
ゼチジン−2−オンの合成 (3R,4R)−3−〔(R)−1−tert−ブチルジ
メチルシリロキシエチル〕−4−トリメチルシリ
ロキシアゼチジン−2−オン〔mp95〜96℃、
〔α〕25 D−9.5°(c=1.0、CHCl3)〕301mgをピリジ
ン
1.51mlに溶解し、これを9℃に冷却した。ついで
無水酢酸0.27ml、トリフルオロメタンスルホン酸
8μを加え、9℃で38時間攪拌した。反応後、
実施例2と同様の方法で処理し、高速液体クロマ
トグラフイーで分析したところ(3R,4R)−4
−アセトキシ−3−〔(R)−1−tert−ブチルジ
メチルシリロキシエチル〕アゼチジン−2−オン
が179mg生成していた(収率66%)。 実施例 4 (3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1
−tert−ブチルジメチルシリロキシエチル〕ア
ゼチジン−2−オンの合成 (3R,4R)−3−〔(R)−1−tert−ブチルジ
メチルシリロキシエチル〕−4−トリメチルシリ
ロキシアゼチジン−2−オン〔mp95〜96℃、
〔α〕25 D−9.5°(c=1.0、CHCl3)〕301mgをピリジ
ン
1.50mlに溶解し、室温で無水酢酸0.51ml、2.75N
塩化水素−ジオキサン溶液34μを加え、室温で
23時間攪拌した。反応後、実施例2と同様の方法
で処理し、高速液体クロマトグラフイーで分析し
たところ(3R,4R)−4−アセトキシ−3−
〔(R)−1−tert−ブチルジメチルシリロキシエ
チル〕アゼチジン−2−オンが168mg生成してい
た(収率62%)。 実施例 5 (3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1
−tert−ブチルジメチルシリロキシエチル〕ア
ゼチジン−2−オンの合成 (3R,4R)−3−〔(R)−1−tert−ブチルジ
メチルシリロキシエチル〕−4−トリメチルシリ
ロキシアゼチジン−2−オン〔mp95〜96℃、
〔α〕25 D−9.5°(c=1.0、CHCl3)〕300.8mgをピリ
ジ
ン1.53mlに溶解し、N2雰囲気下、無水酢酸1.34
ml、トリクロロ酢酸30.9mgを加え、−5℃で40時
間攪拌した。反応液を水30ml中に注ぎ、n−ヘキ
サン80mlで抽出した。有機層をさらに、5%
NaHCO3、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。別後、溶媒を減圧留去し
て白色固体274.1mgを得た。この固体を高速液体
クロマトグラフイーで分析したところ、(3R,
4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1−tert−ブ
チルジメチルシリロキシエチル〕アゼチジン−2
−オンが241.6mg生成していた(収率89%)。 実施例 6 (3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1
−tert−ブチルジメチルシリロキシエチル〕ア
ゼチジン−2−オンの合成 (3R,4R)−3−〔(R)−1−tert−ブチルジ
メチルシリロキシエチル〕−4−トリメチルシリ
ロキシアゼチジン−2−オン〔mp95〜96℃、
〔α〕25 D−9.5°(c=1.0、CHCl3)〕301mgをピリジ
ン
1.51mlに溶解し、室温で無水酢酸0.51ml、リン酸
2μを加え、室温で20時間攪拌した。反応後、
実施例2と同様の方法で処理し、高速液体クロマ
トグラフイーで分析したところ(3R,4R)−4
−アセトキシ−3−〔(R)−1−tert−ブチルジ
メチルシリロキシエチル〕アゼチジン−2−オン
が158mg生成していた(収率58%)。 実施例 7 (3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1
−tert−ブチルジメチルシリロキシエチル〕ア
ゼチジン−2−オンの合成 実施例2と同様な方法によつて酸を種々変化さ
せる実験を実施した。酸を添加しない条件も比較
のため実験を行なつた。(′)に対して無水酢酸
5.6当量、ピリジン19.7当量を用い、処理および
分析条件は実施例2と同様である。結果を表1に
示した。
ブロツクしてN−アセチル化を抑えるためO−ア
セチル化の選択性が高まり、その結果、副生物で
ある開環体やN−アセチル体のO,N−ジアセチ
ル化合物の生成が抑制され、従つて本発明におい
ては、触媒を存在させることにより、N−保護基
を付することなく、アセチル化反応だけで化合物
()から目的とする化合物()の生成を大巾
に増加させることができる。 有機の強酸としては、p−トルエンスルホン
酸、ベンゼンスルホン酸、キシレンスルホン酸、
メシチレンスルホン酸、トリフルオロメタンスル
ホン酸、カンフアースルホン酸、ピリジンスルホ
ン酸等の有機スルホン酸や、トリフルオロ酢酸、
トリクロロ酢酸等の酸性度の強い有機プロトン酸
の使用が好ましい。鉱酸としては塩化水素、臭化
水素、ヨウ化水素、リン酸、硝酸、硫酸等または
これらの水溶液が使用できる。一般式()で表
わされる化合物としては、塩化アセチル、臭化ア
セチル、ヨウ化アセチル、塩化トリフルオロアセ
チル等が使用できる。一般式()で表わされる
化合物としては、塩化メタンスルホニル、塩化ト
リフルオロメタンスルホニル、塩化トルエンスル
ホニル、塩化メシチレンスルホニル等が使用でき
る。ルイス酸としては、三フツ化ホウ素や三塩化
ホウ素の使用が好ましい。これらの有機の強酸ま
たは鉱酸またはルイス酸または一般式()で表
わされる化合物または一般式()で表わされる
化合物を添加せずに、塩基と無水酢酸で化合物
()をアセトキシ化するとβ−ラクタム環が開
裂した分解物が反応生成物として大部分であり、
目的の化合物()を満足すべき収率で得ること
ができない。 有機の強酸または鉱酸またはルイス酸または一
般式()で表わされる化合物または一般式
()で表わされる化合物の存在下での化合物
()の4位アセトキシ化において、これらの添
加物と塩基と無水酢酸の使用量、溶媒、塩基の種
類及び反応温度が収率に影響を与える因子であ
る。塩基としてはピリジン、ポコリン、ルチジン
等のピリジン類が好ましい。反応溶媒としては上
記の塩基を溶媒として使用するか、あるいは化合
物()や反応試剤にに不活性な有機溶媒、例え
ば、塩化メチレン、酢酸エチル、n−ヘキサン、
トルエン、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロ
フラン等が使用できるが、好ましくはピリジン類
またはジメチルホルムアミドを使用するのがよ
い。 一般式()で表わされるβ−ラクタム化合物
に対し、有機の強酸または鉱酸またはルイス酸ま
たは一般式()で表わされる化合物または一般
式()で表わされる化合物を0.05〜1倍モル、
塩基1〜30倍モル、無水酢酸は1〜15倍モルの範
囲で使用すれはよい。反応温度は−30〜+50℃の
範囲が好ましい。 反応操作としては、ピリジン等の塩基単独、あ
るいはジメチルホルムアミド等の溶媒とピリジン
等の塩基との混合溶媒に一般式()で示される
4位にシリルエーテル基を有するβ−ラクタム化
合物を溶媒し、次に無水酢酸及び添加物である有
機の強酸、または鉱酸、またはルイス酸、または
一般式()で表わされる化合物、または一般式
()で表わされる化合物を一度に、あるいは分
割して加えて反応を行なう。反応経過を薄層クロ
マトグラフイーでチエツクしながら実施し、原料
が消失または微量になつたところで水へ反応液を
注ぐ。次にn−ヘキサン等の有機溶媒で抽出を行
なう。有機層を炭酸水素ナトリウム水溶液、水で
洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。
溶媒を留去して得られた粗結晶をn−ヘキサン等
の溶媒で再結晶することにより目的の4−アセト
キシ−3−ヒドロキシエチルアゼチジン−2−オ
ン誘導体を得る。n−ヘキサンを抽出溶媒に用い
た場合には、乾燥後、溶液を冷却して4−アセト
キシ−3−ヒドロキシエチルアゼチジン−2−オ
ン誘導体を結晶として得ることもできる。そのほ
か、溶媒を留去した反応混合物からカラムクロマ
トグラフイーにより4−アセトキシ−3−ヒドロ
キシエチルアゼチジン−2−オン誘導体を得るこ
ともできる。 (実施例) 以下実施例で本発明を詳しく説明するが、これ
らの実施例によつて本発明が限定されるものでは
ない。 実施例 1 (3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1
−tert−ブチルジメチルシリロキシエチル〕−
アゼチジン−2−オンの合成 (3R,4R)−3−〔(R)−1−tert−ブチルジ
メチルシリロキシエチル〕−4−トリメチルシリ
ロキシアゼチジン−2−オン〔mp95〜96℃、
〔α〕25 D−9.5°(c=1.0、CHCl3)〕309mgをピリジ
ン
1.55mlに溶解し、これを0℃に冷却した。ついで
無水酢酸0.51ml、p−トルエンスルホン酸1水和
物56mgを加え、0℃で36.5時間攪拌した。反応液
を水30ml中に注ぎ、n−ヘキサン30mlで抽出し
た。有機層をさらに、5%NaHCO3、飽和食塩
水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
別後、溶媒を減圧留去して白色固体288mgを得
た。この白色固体をn−ヘキサンに溶解し、不溶
物去後−15℃で冷却放置すると195mgの針状晶
が得られ、以下の物性値より目的とする(3R,
4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1−tert−ブ
チルジメチルシリロキシエチル〕−アゼチジン−
2−オンであることが確認された。 〔α〕25 D+50°(c=0.5、CHCl3) mp 107℃1 H NMR(90MHz、CDCl3)δ(ppm) 0.08(6H,s)、0.84(9H,s)、 1.20(3H,d)、2.01(3H,s), 3.04(1H,dd)、4.12(1H,m)、 5.76(1H,d)、6.73(NH) 実施例 2 (3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1
−tert−ブチルジメチルシリロキシエチル〕ア
ゼチジン−2−オンの合成 (3R,4R)−3−〔(R)−1−tert−ブチルジ
メチルシリロキシエチル〕−4−トリメチルシリ
ロキシアゼチジン−2−オン〔mp95〜96℃、
〔α〕25 D−9.5°(c=1.0、CHCl3)〕306mgをピリジ
ン
1.54mlに溶解し、これを−5℃に冷却した。つい
で無水酢酸0.51ml、p−トルエンスルホン酸1水
和物55mgを加え、−5℃で48時間攪拌した。反応
液を水30ml中に注ぎ、n−ヘキサン30mlで抽出し
た。有機層をさらに、5%NaHCO3、飽和食塩
水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
別後、溶媒を減圧留去して白色固体303mgを得
た。この白色固体を高速液体クロマトグラフイー
〔カラムYMC−パツクドカラムA−303(ODS)、
4.6×250mm、カラム温度15℃、溶媒アセトニトリ
ル;水=6:4(v/v)、流量1.1ml/min、検
出210nm)で分析すると217mgの(3R,4R)−4
−アセトキシ−3−〔(R)−1−tert−ブチルジ
メチルシリロキシエチル〕アゼチジン−2−オン
が生成していた(収率78%)。 実施例 3 (3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1
−tert−ブチルジメチルシリロキシエチル〕ア
ゼチジン−2−オンの合成 (3R,4R)−3−〔(R)−1−tert−ブチルジ
メチルシリロキシエチル〕−4−トリメチルシリ
ロキシアゼチジン−2−オン〔mp95〜96℃、
〔α〕25 D−9.5°(c=1.0、CHCl3)〕301mgをピリジ
ン
1.51mlに溶解し、これを9℃に冷却した。ついで
無水酢酸0.27ml、トリフルオロメタンスルホン酸
8μを加え、9℃で38時間攪拌した。反応後、
実施例2と同様の方法で処理し、高速液体クロマ
トグラフイーで分析したところ(3R,4R)−4
−アセトキシ−3−〔(R)−1−tert−ブチルジ
メチルシリロキシエチル〕アゼチジン−2−オン
が179mg生成していた(収率66%)。 実施例 4 (3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1
−tert−ブチルジメチルシリロキシエチル〕ア
ゼチジン−2−オンの合成 (3R,4R)−3−〔(R)−1−tert−ブチルジ
メチルシリロキシエチル〕−4−トリメチルシリ
ロキシアゼチジン−2−オン〔mp95〜96℃、
〔α〕25 D−9.5°(c=1.0、CHCl3)〕301mgをピリジ
ン
1.50mlに溶解し、室温で無水酢酸0.51ml、2.75N
塩化水素−ジオキサン溶液34μを加え、室温で
23時間攪拌した。反応後、実施例2と同様の方法
で処理し、高速液体クロマトグラフイーで分析し
たところ(3R,4R)−4−アセトキシ−3−
〔(R)−1−tert−ブチルジメチルシリロキシエ
チル〕アゼチジン−2−オンが168mg生成してい
た(収率62%)。 実施例 5 (3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1
−tert−ブチルジメチルシリロキシエチル〕ア
ゼチジン−2−オンの合成 (3R,4R)−3−〔(R)−1−tert−ブチルジ
メチルシリロキシエチル〕−4−トリメチルシリ
ロキシアゼチジン−2−オン〔mp95〜96℃、
〔α〕25 D−9.5°(c=1.0、CHCl3)〕300.8mgをピリ
ジ
ン1.53mlに溶解し、N2雰囲気下、無水酢酸1.34
ml、トリクロロ酢酸30.9mgを加え、−5℃で40時
間攪拌した。反応液を水30ml中に注ぎ、n−ヘキ
サン80mlで抽出した。有機層をさらに、5%
NaHCO3、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。別後、溶媒を減圧留去し
て白色固体274.1mgを得た。この固体を高速液体
クロマトグラフイーで分析したところ、(3R,
4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1−tert−ブ
チルジメチルシリロキシエチル〕アゼチジン−2
−オンが241.6mg生成していた(収率89%)。 実施例 6 (3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1
−tert−ブチルジメチルシリロキシエチル〕ア
ゼチジン−2−オンの合成 (3R,4R)−3−〔(R)−1−tert−ブチルジ
メチルシリロキシエチル〕−4−トリメチルシリ
ロキシアゼチジン−2−オン〔mp95〜96℃、
〔α〕25 D−9.5°(c=1.0、CHCl3)〕301mgをピリジ
ン
1.51mlに溶解し、室温で無水酢酸0.51ml、リン酸
2μを加え、室温で20時間攪拌した。反応後、
実施例2と同様の方法で処理し、高速液体クロマ
トグラフイーで分析したところ(3R,4R)−4
−アセトキシ−3−〔(R)−1−tert−ブチルジ
メチルシリロキシエチル〕アゼチジン−2−オン
が158mg生成していた(収率58%)。 実施例 7 (3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1
−tert−ブチルジメチルシリロキシエチル〕ア
ゼチジン−2−オンの合成 実施例2と同様な方法によつて酸を種々変化さ
せる実験を実施した。酸を添加しない条件も比較
のため実験を行なつた。(′)に対して無水酢酸
5.6当量、ピリジン19.7当量を用い、処理および
分析条件は実施例2と同様である。結果を表1に
示した。
【表】
実施例 8
(3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1
−tert−ブチルジメチルシリロキシエチル〕ア
ゼチジン−2−オンの合成 実施例2と同様な方法によつて塩化アセチル、
塩化p−トルエンスルホニル、塩化メタンスルホ
ニルを添加する実験を実施した。化合物(′)
に対して無水酢酸8当量、ピリジン19.7当量を用
い、処理及び分析条件は実施例2と同様である。
結果を表2に示した。
−tert−ブチルジメチルシリロキシエチル〕ア
ゼチジン−2−オンの合成 実施例2と同様な方法によつて塩化アセチル、
塩化p−トルエンスルホニル、塩化メタンスルホ
ニルを添加する実験を実施した。化合物(′)
に対して無水酢酸8当量、ピリジン19.7当量を用
い、処理及び分析条件は実施例2と同様である。
結果を表2に示した。
【表】
実施例 9
(3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1
−tert−ブチルジメチルシリロキシエチル〕ア
ゼチジン−2−オンの合成 実施例2と同様な方法によつて、塩基を変化さ
せる実験を実施した。(′)に対して無水酢酸
5.6当量、p−トルエンスルホン酸・1水和物0.2
当量を用い、処理および分析条件は実施例2と同
様である。結果を表3に示した。
−tert−ブチルジメチルシリロキシエチル〕ア
ゼチジン−2−オンの合成 実施例2と同様な方法によつて、塩基を変化さ
せる実験を実施した。(′)に対して無水酢酸
5.6当量、p−トルエンスルホン酸・1水和物0.2
当量を用い、処理および分析条件は実施例2と同
様である。結果を表3に示した。
【表】
実施例 10
(3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1
−tert−ブチルジメチルシリロキシエチル〕ア
ゼチジン−2−オンの合成 実施例2と同様な方法によつて溶媒を種々検討
した。処理および分析条件は実施例2と同様であ
る。結果を表4に示した。
−tert−ブチルジメチルシリロキシエチル〕ア
ゼチジン−2−オンの合成 実施例2と同様な方法によつて溶媒を種々検討
した。処理および分析条件は実施例2と同様であ
る。結果を表4に示した。
【表】
実施例 11
(3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1
−〔ジメチル−(1,1,2−トリメチルプロピ
ル)シリロキシ〕エチル〕アゼチジン−2−オ
ンの合成 (3R,4R)−3−〔(R)−1−〔ジメチル−
(1,1,2−トリメチルプロピル)シリロキシ〕
エチル〕−4−トリメチルシリロキシアゼチジン
−2−オン321mgをピリジン1.51mlに溶解し、こ
れを9℃に冷却した。ついで無水酢酸0.50ml、p
−トルエンスルホン酸・1水和物36mgを加え、9
℃で40時間攪拌した。反応後、実施例2と同様の
方法で処理し、250mgのセミソリツドを得た。こ
のものをシリカゲルカラム〔n−ヘキサン:酢酸
エチル=10:1、(v/v)〕で処理し、さらにn
−ヘキサンから再結晶することによつて目的とす
る(3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1
−〔ジメチル−(1,1,2−トリメチルプロピ
ル)シリロキシ〕エチル〕アゼチジン−2−オン
209mgを白色針状晶として得た。物性値を以下に
示す。 〔α〕25 D+41.57°(c=0.5、CHCl3) mp 80〜81℃1 H NHR(90MHz、CDCl3)δ(ppm) 0.08(6H,s)、0.75(6H,s)、 0.83(6H,d)、1.20(3H,d)、 1.50(1H,m)、2.00(3H,s)、 3.10(1H,dd)、4,12(1H,m)、 5.75(1H,d)、6.53(NH) 実施例 12 4−アセトキシ−3−〔1−〔ジメチル−(1,
2−ジメチルプロピル)シリロキシ〕エチル〕
アゼチジン−2−オンの合成 3−〔1−〔ジメチル−(1,2−ジメチルプロ
ピル)シリロキシ〕エチル〕−4−トリメチルシ
リロキシアゼチジン−2−オン154mgをピリジン
0.75mlに溶解し、これを9℃に冷却した。ついで
無水酢酸0.25ml、p−トルエンスルホン酸・1水
和物18mgを加え、9℃で40時間攪拌した。反応
後、実施例2と同様の方法で処理し、120mgの油
状物を得た。このものをシリカゲルカラム〔n−
ヘキサン:酢酸エチル=10:1、(v/v)〕で処
理し、4−アセトキシ−3−〔1−〔ジメチル−
(1,2−ジメチルプロピル)シリロキシ〕エチ
ル〕アゼチジン−2−オン100mgを白色固体とし
て得た。物性値を以下に示す。1 H NHR(90MHz、CDCl3)δ(ppm) 0.08(6H,s)、0.70(1H,m)、 0.85(9H,d,d,d)、1.20(3H,d)、 1.80(1H,m)、2.02(3H,S)、 3.10(1H,dd)、4.15(1H,m)、 5.80(1H,d)、7.20(NH) 実施例 13 (3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1
−イソプロピルジメチルシリロキシエチル〕ア
ゼチジン−2−オンの合成 (3R,4R)−3−〔(R)−1−イソプロピルジ
メチルシリロキシエチル〕−4−トリメチルシリ
ロキシアゼチジン−2−オン304mgをピリジン160
mlに溶解し、これを9℃に冷却した。ついで無水
酢酸0.53ml、p−トルエンスルホン酸・1水和物
38mgを加え、9℃で40時間攪拌した。反応後、実
施例2と同様の方法で処理し、210mgの油状物を
得た。このものをシリカゲルカラム〔n−ヘキサ
ン:酢酸エチル=10:1、(v/v)〕で処理し、
さらにn−ヘキサンから再結晶することによつ
て、目的とする(3R,4R)−4−アセトキシ−
3−〔(R)−1−イソプロピルジメチルシリロキ
シエチル〕アゼチジン−2−オン164mgを発色結
晶として得た。物性値を以下に示す。 〔α〕25 D+54.6°(c=0.5、CHCl3) mp 92〜94℃1 H NHR(90MHz、CDCl3)δ(ppm) 0.08(6H,s)、1.75(1H,m)、 1.98(6H,d)、1.29(3H,d)、 2.12(3H,s)、3.20(1H,dd)、 4.23(1H,m)、5.86(1H,d)、 6.50(NH)
−〔ジメチル−(1,1,2−トリメチルプロピ
ル)シリロキシ〕エチル〕アゼチジン−2−オ
ンの合成 (3R,4R)−3−〔(R)−1−〔ジメチル−
(1,1,2−トリメチルプロピル)シリロキシ〕
エチル〕−4−トリメチルシリロキシアゼチジン
−2−オン321mgをピリジン1.51mlに溶解し、こ
れを9℃に冷却した。ついで無水酢酸0.50ml、p
−トルエンスルホン酸・1水和物36mgを加え、9
℃で40時間攪拌した。反応後、実施例2と同様の
方法で処理し、250mgのセミソリツドを得た。こ
のものをシリカゲルカラム〔n−ヘキサン:酢酸
エチル=10:1、(v/v)〕で処理し、さらにn
−ヘキサンから再結晶することによつて目的とす
る(3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1
−〔ジメチル−(1,1,2−トリメチルプロピ
ル)シリロキシ〕エチル〕アゼチジン−2−オン
209mgを白色針状晶として得た。物性値を以下に
示す。 〔α〕25 D+41.57°(c=0.5、CHCl3) mp 80〜81℃1 H NHR(90MHz、CDCl3)δ(ppm) 0.08(6H,s)、0.75(6H,s)、 0.83(6H,d)、1.20(3H,d)、 1.50(1H,m)、2.00(3H,s)、 3.10(1H,dd)、4,12(1H,m)、 5.75(1H,d)、6.53(NH) 実施例 12 4−アセトキシ−3−〔1−〔ジメチル−(1,
2−ジメチルプロピル)シリロキシ〕エチル〕
アゼチジン−2−オンの合成 3−〔1−〔ジメチル−(1,2−ジメチルプロ
ピル)シリロキシ〕エチル〕−4−トリメチルシ
リロキシアゼチジン−2−オン154mgをピリジン
0.75mlに溶解し、これを9℃に冷却した。ついで
無水酢酸0.25ml、p−トルエンスルホン酸・1水
和物18mgを加え、9℃で40時間攪拌した。反応
後、実施例2と同様の方法で処理し、120mgの油
状物を得た。このものをシリカゲルカラム〔n−
ヘキサン:酢酸エチル=10:1、(v/v)〕で処
理し、4−アセトキシ−3−〔1−〔ジメチル−
(1,2−ジメチルプロピル)シリロキシ〕エチ
ル〕アゼチジン−2−オン100mgを白色固体とし
て得た。物性値を以下に示す。1 H NHR(90MHz、CDCl3)δ(ppm) 0.08(6H,s)、0.70(1H,m)、 0.85(9H,d,d,d)、1.20(3H,d)、 1.80(1H,m)、2.02(3H,S)、 3.10(1H,dd)、4.15(1H,m)、 5.80(1H,d)、7.20(NH) 実施例 13 (3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(R)−1
−イソプロピルジメチルシリロキシエチル〕ア
ゼチジン−2−オンの合成 (3R,4R)−3−〔(R)−1−イソプロピルジ
メチルシリロキシエチル〕−4−トリメチルシリ
ロキシアゼチジン−2−オン304mgをピリジン160
mlに溶解し、これを9℃に冷却した。ついで無水
酢酸0.53ml、p−トルエンスルホン酸・1水和物
38mgを加え、9℃で40時間攪拌した。反応後、実
施例2と同様の方法で処理し、210mgの油状物を
得た。このものをシリカゲルカラム〔n−ヘキサ
ン:酢酸エチル=10:1、(v/v)〕で処理し、
さらにn−ヘキサンから再結晶することによつ
て、目的とする(3R,4R)−4−アセトキシ−
3−〔(R)−1−イソプロピルジメチルシリロキ
シエチル〕アゼチジン−2−オン164mgを発色結
晶として得た。物性値を以下に示す。 〔α〕25 D+54.6°(c=0.5、CHCl3) mp 92〜94℃1 H NHR(90MHz、CDCl3)δ(ppm) 0.08(6H,s)、1.75(1H,m)、 1.98(6H,d)、1.29(3H,d)、 2.12(3H,s)、3.20(1H,dd)、 4.23(1H,m)、5.86(1H,d)、 6.50(NH)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式() (式中R1は水酸基の保護基、R2、R3、R4はC1
〜C4の低級アルキル基、またはアラルキル基を
示す)で表わされるβ−ラクタム化合物に有機の
強酸または鉱酸またはルイス酸または一般式
() R8−CO−X () (式中R8はアルキル基またはアラルキル基ま
たはフエニル基を示し、Xはハロゲン基を示す)
で表わされる化合物または一般式() R9−SO2−X () (式中R9はアルキル基またはアラルキル基ま
たはフエニル基を示し、Xはハロゲン基を示す)
で表わされる化合物を触媒として、塩基と無水酢
酸を作用させることを特徴とする一般式() (式中R1は水酸基の保護基を示す)で表わさ
れる4−アセトキシ−3−ヒドロキシエチルアゼ
チジン−2−オン誘導体の製造法。 2 R1が一般式() (式中R5、R6、R7はC1〜C6の低級アルキル基
を示す。ただし、R5、R6、R7は同時にC1でない)
である特許請求の範囲第1項記載の製造法。 3 R1がtert−ブチルジメチルシリル基である特
許請求の範囲第1項記載の製造法。 4 R1がイソプロピルジメチルシリル基である
特許請求の範囲第1項記載の製造法。 5 R1がジメチル−(1,1,2−トリメチルプ
ロピル)シリル基である特許請求の範囲第1項記
載の製造法。 6 R1がジメチル−(1,2,−ジメチルプロピ
ル)シリル基である特許請求の範囲第1項記載の
製造法。 7 R2、R3、R4がメチル基である特許請求の範
囲第1項記載の製造法。 8 有機の強酸が有機スルホン酸である特許請求
の範囲第1項または第2項記載の製造法。 9 有機スルホン酸がp−トルエンスルホン酸ま
たはトリフルオロメタンスルホン酸である特許請
求の範囲第8項記載の製造法。 10 有機の強酸がトリフルオロ酢酸である特許
請求の範囲第1項または第2項記載の製造法。 11 有機の強酸がトリクロロ酢酸である特許請
求の範囲第1項または第2項記載の製造法。 12 鉱酸が塩化水素またはリン酸である特許請
求の範囲第1項または第2項記載の製造法。 13 ルイス酸が三フツ化ホウ素または三塩化ホ
ウ素である特許請求の範囲第1項または第2項記
載の製造法。 14 一般式()で表わされる化合物が塩化ア
セチルである特許請求の範囲第1項または第2項
記載の製造法。 15 一般式()で表わされる化合物が塩化p
−トルエンスルホニルである特許請求の範囲第1
項または第2項記載の製造法。 16 塩基がピリジンである特許請求の範囲第1
項または第2項記載の製造法。 17 塩基がピコリンである特許請求の範囲第1
項または第2項記載の製造法。
Priority Applications (9)
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|---|---|---|---|
| JP62-128630A JPH0167A (ja) | 1987-02-20 | 1987-05-26 | 4−アセトキシ−3−ヒドロキシエチルアゼチジン−2−オン誘導体の製造法 |
| CN88100764A CN1017991B (zh) | 1987-02-20 | 1988-02-15 | 4-乙酰氧基-3-羟乙基氮杂环丁-2-酮衍生物的制备方法 |
| CA000559047A CA1278302C (en) | 1987-02-20 | 1988-02-16 | Process for preparing 4-acetoxy-3- hydroxyethylazetidin-2-one derivatives |
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| DE8888102324T DE3870926D1 (de) | 1987-02-20 | 1988-02-18 | Verfahren zur herstellung von 4-acetoxy-3-hydroxyethylazetidin-2-on-derivaten. |
| ES198888102324T ES2038704T3 (es) | 1987-02-20 | 1988-02-18 | Un procedimiento para preparar un derivado de 4-acetoxi-3-hidroxietilazetidin-2-ona. |
| US07/156,873 US4914199A (en) | 1987-02-20 | 1988-02-18 | Process for preparing 4-acetoxy-3-hydroxyethylazetidin-2-one derivatives |
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Applications Claiming Priority (3)
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Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6467A JPS6467A (en) | 1989-01-05 |
| JPH0167A JPH0167A (ja) | 1989-01-05 |
| JPH0557264B2 true JPH0557264B2 (ja) | 1993-08-23 |
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| JPS6467A (en) | 1989-01-05 |
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