JPH0557355U - エンジン用デリバリパイプのプロテクタ - Google Patents

エンジン用デリバリパイプのプロテクタ

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JPH0557355U
JPH0557355U JP56892U JP56892U JPH0557355U JP H0557355 U JPH0557355 U JP H0557355U JP 56892 U JP56892 U JP 56892U JP 56892 U JP56892 U JP 56892U JP H0557355 U JPH0557355 U JP H0557355U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジン用デリバリパイプのプロテクタによ
り、サージタンク装置の振動低減を図る。 【構成】 デリバリパイプ7の側方に配置され、マニホ
ールド取付部20と、サージタンク取付部21とを備え
るエンジン用デリバリパイプのプロテクタ10である。
マニホールド取付部20は、吸気マニホールド5に螺着
固定され、サージタンク取付部21は、サージタンク装
置3に螺着固定される。つまり、このプロテクタ10
は、サージタンク装置3の通路管3bを、吸気マニホー
ルド5の枝管5aに筋交い状に連結する。従って、サー
ジタンク装置3の車体への取付剛性が増加し、新たな部
品を追加することなく、サージタンク装置3の振動低減
を図ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、エンジン用デリバリパイプのプロテクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両に搭載されるガソリンエンジンにおいては、燃料、即ちガソリンをフュー エルタンクからフューエルフィルタ等を介してデリバリパイプに圧送し、インジ ェクタから吸気通路内に噴射している。デリバリパイプは、シリンダヘッドに螺 着固定された吸気マニホールドに取り付けられており、このデリバリパイプから 延出するインジェクタの先端は、吸気マニホールド内に挿入されている。
【0003】 ところで、車両のエンジンルーム内には、様々な装置類が収納されている。特 に、ブレーキ装置のマスタバックと前記デリバリパイプとは近接して配置されて おり、これらの干渉を防止する為に板状のプロテクタが設けられている。 このプロテクタは、エンジンの吸気通路となるサージタンク装置、詳しくは、 タンク本体から吸気マニホールドにまで延びる通路管の途中に螺着固定されてお り、マスタバックとデリバリパイプとの間にまで延びている。従って、デリバリ パイプは、マスタバックの干渉から保護され、デリバリパイプ破損による高圧燃 料の漏出防止が図られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、プロテクタが螺着固定されるサージタンク装置は、吸気マニホール ドから延び出ており、車体側への取付剛性に劣る。このため、車両走行等により 大きく振動し、締付ボルト等がゆるむ虞があり、また、シール部材の早期劣化を 招く虞がある等の問題があった。
【0005】 本考案は上述の問題点を解決するためになされたもので、デリバリパイプを保 護することができ、しかも、サージタンク装置の振動を低減することのできるエ ンジン用デリバリパイプのプロテクタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案によれば、車両のエンジンルーム内に収納さ れ、デリバリパイプの側方に配置されるデリバリパイプのプロテクタにおいて、 エンジンルーム内の低振動位置に固定される第1取付部と、サージタンク装置に 固定される第2取付部とを備えてエンジン用デリバリパイプのプロテクタを構成 したものである。
【0007】
【作用】
本考案におけるエンジン用デリバリパイプのプロテクタは、第1取付部が低振 動位置に、第2取付部がサージタンク装置にそれぞれ固定されるので、デリバリ パイプを保護すると共に、サージタンク装置を低振動位置に連結することができ る。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。 図1は、本考案を適用したエンジン用デリバリパイプのプロテクタの一実施例 を示し、図中符号1は、ガソリンエンジンのシリンダヘッドで、このシリンダヘ ッド1には、図示しないエアクリーナより、サージタンク装置3や吸気マニホー ルド5等を介して外気が導入される。吸気マニホールド5の各枝管5a内には、 デリバリパイプ7から延出するインジェクタ(図示せず)の先端が挿入されてお り、前記外気は、燃料と混じり合いながらシリンダヘッド1内に流れ込む。
【0009】 吸気マニホールド5は、シリンダヘッド1に強固に螺着固定されている。従っ て、吸気マニホールド5の車体への取付剛性は比較的大きく、振動する場合にも その振幅は比較的小さい。この吸気マニホールド5には、後述するプロテクタ1 0を取り付けるための取付ボス5bが一体的に成形されている。各取付ボス5b は、各枝管5aのうち、一方の外側に位置する枝管5aの外側面に、所定の間隔 を存して設けられている(図2)。
【0010】 一方、サージタンク装置3は、吸気マニホールド5に強固に螺着固定されてい る。つまり、サージタンク装置3は、吸気マニホールド5を介してシリンダヘッ ド1に取り付けられており、吸気マニホールド5に比べて車体への取付剛性が小 さく、従って、比較的大きく振動する。このサージタンク装置3は、タンク本体 3aと、タンク本体3aの下面より延びる通路管3bより構成され、これらは一 体的に成形されている。また、通路管3bの上部側面には、プロテクタ10を取 り付けるための取付ボス3cが一体的に成形されている。
【0011】 デリバリパイプ7は、吸気マニホールド5の各枝管5aを横切るように配置さ れ、当該各枝管5aの上面に脱落不能に固定されている。従って、このデリバリ パイプ7は、エンジンの各気筒が並ぶ方向と略平行な方向に延びている。 プロテクタ10は、保護板11、側板12、延出板13等より構成され、これ らは一体に折曲成形されている。そして、このプロテクタ10は、ブレーキ装置 のマスタバック15(図3)とデリバリパイプ7との間に配置されている。
【0012】 保護板11は、略V字形状をなし、一方の延出片11aはサージタンク装置3 に設けられた取付ボス3cの側方にまで折曲しながら斜めに延び、また、他方の 延出片11bは、上方に向けて所定長だけ延びている。他方の延出片11bの先 端部には、大径の孔17が穿設されている。この孔17には、エンジンを車体に 取り付ける際に、クレーン装置のフックを引っ掛ける。つまり、この延出片11 bは、所謂エンジンハンガとして利用される。
【0013】 保護板11の一側縁からは、側板12及び延出板13が延びている。側板12 は、保護板11の前方に向けて、即ち、サージタンク装置3に向けて延びている 。従って、このプロテクタ10の断面形状は、図3及び図4に示すように、略L 字状をなしており、プロテクタ10は所定の剛性を有している。また、側板12 の上端部は、前記取付ボス3cに対向して位置している。
【0014】 延出板13は、側板12の下方に設けられている。この延出板13は、図2に 示すように、吸気マニホールド5の枝管5aに向けて斜めに延出した後、集合端 側の取付ボス5bに沿うように折曲されている。 このプロテクタ10には、マニホールド取付部20及びサージタンク取付部2 1が設けられている。
【0015】 マニホールド取付部20は、吸気マニホールド5の各取付ボス5bに対向する 位置、具体的には、保護板11の下端他側縁近傍位置と、延出板13の先端近傍 位置にそれぞれ設けられている。各マニホールド取付部20には、ボルト挿通孔 23(図2)が穿設されており、これらの取付部20は、取付ボルト24により 各ボス部5bに強固に螺着固定される。
【0016】 また、サージタンク取付部21は、側板12の上端近傍位置に設けられている 。このサージタンク取付部21には、ボルト挿通孔25(図4)が穿設されてお り、この取付部21は、取付ボルト26によりサージタンク装置3のボス部3c に強固に螺着固定される。 従って、プロテクタ10は、サージタンク装置3の通路管3bと、吸気マニホ ールド5の枝管5aとを筋交い状に連結する。また、プロテクタ10は、デリバ リパイプ7とマスタバック15との間に位置しており、デリバリパイプ7をマス タバック15から保護する。
【0017】 なお、本実施例においては、プロテクタ10により、低振動位置として吸気マ ニホールド5にサージタンク装置3を連結する構成としたが、これに限るもので はなく、低振動位置として、例えば、エンジンのマウント部材や、エンジン本体 にサージタンク装置3を連結する構成としても良い。 図5は、サージタンク装置3をエンジンサポートブラケット30に連結する場 合のプロテクタ31を示している。
【0018】 このプロテクタ31は、保護板31aと、この保護板31aより垂直に延びる 側板31bより構成され、これらは一体的に折曲成形されている。そして、この プロテクタ31は、デリバリパイプ7の側方に配置され、当該デリバリパイプ7 を保護している。 このプロテクタ31には、サージタンク取付部33とエンジンマウント取付部 34とが設けられている。サージタンク取付部33は、保護板31aの上端近傍 位置に設けられ、サージタンク装置3の通路管3bに螺着固定されている。また 、エンジンマウント取付部34は、側板31bの略中央位置に設けられ、エンジ ンサポートブラケット30に螺着固定されている。
【0019】 エンジンサポートブラケット30は、エンジンサポート36に螺着固定されて いる。このエンジンサポート36は、エンジンのシリンダヘッド1を支持するた めの部材で、例えば、車体のフレーム(図示せず)に固定されている。従って、 エンジンサポート36の取付剛性は大きく、エンジンサポート36の振動は比較 的小さい。
【0020】 このプロテクタ31は、エンジンサポート36にサージタンク装置3の通路管 3aを筋交い状に連結する。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、エンジンルーム内の低振動位置に固定さ れる第1取付部と、サージタンク装置に固定される第2取付部とを備えてデリバ リパイプのプロテクタを構成したので、デリバリパイプを保護するプロテクタで 、サージタンク装置をエンジンルーム内の低振動位置に連結することができ、サ ージタンク装置の車体への取付剛性を増加させることができる。つまり、部品を 追加することなく、サージタンク装置の車体への取付剛性を増加させることがで き、サージタンクの振動低減を図ることができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用したエンジン用デリバリパイプの
プロテクタの一実施例を示す側面図である。
【図2】図1の矢線II−IIに沿うプロテクタの断面図で
ある。
【図3】図1の矢線III −III に沿うプロテクタの断面
図である。
【図4】図1の矢線IV−IVに沿うプロテクタの断面図で
ある。
【図5】図1の他の実施例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 シリンダヘッド 3 サージタンク装置 5 吸気マニホールド 7 デリバリパイプ 10 プロテクタ 20 マニホールド取付部 21 サージタンク取付部 31 プロテクタ 33 サージタンク取付部 34 エンジンマウント取付部 36 エンジンサポート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のエンジンルーム内に収納され、デ
    リバリパイプの側方に配置されるデリバリパイプのプロ
    テクタにおいて、エンジンルーム内の低振動位置に固定
    される第1取付部と、サージタンク装置に固定される第
    2取付部とを備えることを特徴とするエンジン用デリバ
    リパイプのプロテクタ。
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