JPH0558122A - タイヤのリム組み方法及びその装置 - Google Patents

タイヤのリム組み方法及びその装置

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JPH0558122A
JPH0558122A JP3223073A JP22307391A JPH0558122A JP H0558122 A JPH0558122 A JP H0558122A JP 3223073 A JP3223073 A JP 3223073A JP 22307391 A JP22307391 A JP 22307391A JP H0558122 A JPH0558122 A JP H0558122A
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wheel
tire
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bead
bead portion
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尚隆 富田
Hiroshi Kawabe
浩 川邉
Toshiyuki Watanabe
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C25/00Apparatus or tools adapted for mounting, removing or inspecting tyres
    • B60C25/01Apparatus or tools adapted for mounting, removing or inspecting tyres for removing tyres from or mounting tyres on wheels
    • B60C25/05Machines
    • B60C25/132Machines for removing and mounting tyres

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイヤのビード部に過度な変形を付与するこ
となくホイールにほぼ均等にリム組みする方法を提供す
る 【構成】 平坦な支持面上にウェルが支持面から離間す
る側に位置するよう載置されたホイール(12)にタイヤ(1
0)をリム組みするに際し、タイヤをリム組み用ホイール
キャップ(30)が側面に装着されたホイールに斜めに載置
してタイヤの一方のビード部の一部をホイールに落とし
込み、一方のビード部が落とし込れたタイヤ部分をタイ
ヤ内方に押圧しつつ、ホイール側に位置するタイヤのビ
ード部を半径方向外側に押し広げて周方向に漸次落とし
込み、次いで、ホイールから離間した側に位置する他方
のビード部の一部をタイヤ半径方向外側に押し広げる一
方、支持面方向に押し下げてホイールに落とし込み、落
とし込まれた他方のビード部の一部に対応するタイヤ部
分をタイヤ内方に押圧しつつ、他方のビード部の残部を
半径方向外側に押し広げると共に、支持面方向に押し下
げて周方向に漸次落とし込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、タイヤをホイールに
そのビード部に過度の変形を与えることなく組み込むこ
とができるタイヤのリム組み装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】タイヤをホイールに装着するには、例え
ば、実開昭50-104,302号に開示されたように、昇降可能
な平坦な支持面上に載置されたホイールを、ホイール中
央部に形成されたハブ孔にテーブルに対して伸縮可能な
センターコーンを嵌め合わせて固定する一方、当該ホイ
ールに傾斜させてタイヤを載置し、テーブル側のビード
部の一部をホイールのディスクに形成したウエル内に落
とし込み、センターコーンの軸線にほぼ共軸に旋回アー
ムに配設した案内ローラで、旋回アームの旋回運動に伴
ってタイヤビード部を拡開させる一方、同じく旋回アー
ムに取付けられた昇降自在な押さえローラにてタイヤの
側面ゴム部分の押し下げることにより、タイヤの対をな
すビード部を片側ずつ又は同時にホイールにリム組みす
る方法が、知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の方法にあっては、タイヤの対をなすビード部のホイ
ールへの組付け完了間近の落とし込むべきビード部分
が、ホイールの環状をしたリムフランジの円弧部分に対
して、ほぼ直線状に、つまり弦に沿って変形することと
なる。そのような状態でビード部の落とし込みを行うべ
く更に案内ローラ及び押さえローラを転動させた場合
に、当該ビード部分には過度の外力が作用することとな
り、弦に沿う局所的な屈曲がビード部に生じ、最悪の場
合にはビード部が破損するという問題があった。また、
たとえビード部が損傷しなくとも、その変形に起因して
ビード部とホイールとの全周に亙る均等な密着性を担保
し得ないことから、タイヤのユニフォーミティやシール
性能などが低下し、所期のタイヤ性能を発揮することが
できないという問題があった。
【0004】このような問題を解決すべく、実公昭 61-
34,885号公報には、ばねを介して弾性支持された押さえ
ローラを、支持面に対して斜めに載置されたタイヤのビ
ード部に平行な傾斜面に沿って旋回させ、タイヤへの押
圧力を一定としようとする装置が提案されている。しか
しながら、この方法にあっても、ホイールに対して斜め
に載置されたタイヤのビード部の直径とオイールフラン
ジ部の直径の差を相殺する工夫がなく、たとえ、押さえ
ローラを傾斜面に沿って斜めに旋回運動させたとして
も、ビード部が局所的な外力を受けることに起因する上
述した問題を有利に解決するものではなかった。
【0005】本発明は、この様な問題に鑑みてなされた
ものであり、ビード部に殆ど変形を与えることなく、タ
イヤをホイールに装着することができるリム組み方法及
びその装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を達成するための手段】この目的を達成するた
め、本発明方法にあっては、平坦な支持面上にウェルが
支持面から離間した側に位置するよう載置されたホイー
ルにタイヤをリム組みするに際し、タイヤをリム組み用
ホイールキャップが側面に装着されたホイールに斜めに
載置してタイヤの一方のビード部の一部をホイールに落
とし込み、一方のビード部が落とし込れたタイヤ部分を
タイヤ内方に押圧しつつ、ホイール側に位置するタイヤ
のビード部を半径方向外側に押し広げて周方向に漸次落
とし込み、次いで、ホイールから離間した側に位置する
他方のビード部の一部をタイヤ半径方向外側に押し広げ
る一方、支持面方向に押し下げてホイールに落とし込
み、落とし込まれた他方のビード部の一部に対応するタ
イヤ部分をタイヤ内方に押圧しつつ、他方のビード部の
残部を半径方向外側に押し広げると共に、支持面方向に
押し下げて周方向に漸次落とし込むことを特徴とする。
【0007】また、本発明装置にあっては、ホイールを
支持する支持面と、ウェルが支持面から離間した側に位
置するよう載置されたホイールを支持面に対して所定位
置に保持する保持手段と、ホイールの回転軸線回りに互
いに逆方向に回動する一対のアーム部材と、対をなす各
アーム部材にそれぞれ取り付けられタイヤビード部を半
径方向外方に押し広げるガイドローラ及びホイールの回
転軸線方向に昇降可能であってタイヤビード部を支持面
方向に押し下げる押さえローラと、ホイール底部に落と
し込まれたタイヤ部分をその外方から押圧可能な押圧手
段とを具えてなる。
【0008】
【作用】支持面上にウェルが支持面から離間するよう載
置されたホイールに斜めに載置されビード部の一部がホ
イールに落とし込まれたタイヤを、落とし込まれたビー
ド部分をホイールに対してタイヤ半径方向内側に押圧す
ると、ビード部は押圧方向における差し渡し部分の距離
が減少するのに対し、当該方向にほぼ直交する方向にお
ける差し渡し部分の距離は増大する。しかも、ウェルを
支持面から離間した側に位置させたことからホイールと
タイヤとの傾斜を小さくでき、落とし込まれたビード部
分と直径的に対向するビード部分とホイールの回転軸線
との距離を、ホイールのフランジ部の外径により近い値
にすることができる。それゆえ、当該ビード部に過度の
外力が作用することなく、ビード部の残部をホイールに
落とし込むことができる。更に、落とし込むべきビード
部分を半径方向外方に押し広げることにより、当該ビー
ド部分を一段と容易に落とし込むことできるので、ビー
ド部に作用する局所的な力に起因する従来の問題を有利
に解決することができる。そして、テーブルに支持され
たホイールの自由側側部に装着したリム組み用ホイール
キャップが、ビード部のホイールへの落とし込みを更に
容易なものとする。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明について詳
述する。図1に模式的に示したように、タイヤ10が組付
けられるホイール12を、ホイールの回転軸線方向に昇降
自在に配設され平坦な支持面を有する内筒部材14により
支持する。内筒部材の支持面には、ゴム又はゴム状弾性
体よりなるシート16が貼着され、ホイール12とそのリム
の全周に亙って気密に係合し得るよう、即ちホイール12
をその回転軸線が内筒部材の端面にほぼ直交するよう載
置する。また、ホイール12はその底部、即ちウェル12a
がホイールキャップ側に位置するよう載置することが好
ましい。なお、その理由に付いては後述する。
【0010】ところで、ホイール12は、通例、図2に模
式的に示したように、タイヤのビード部が装着保持され
るリム22と、このリム22を保持するディスク24とを具
え、ディスク24の周方向に相互に離間して形成したボル
ト貫通孔26を挿通する、図示しない車両のホイールハブ
の固定ボルトにナットを螺着することにより、アクスル
に一体的に固着され、また、ホイールハブの先端部は、
ディスク24の中央部に形成したアクスル収容孔28内に収
容される。そして、図1に示すように、内筒部材14を囲
繞して入れ子に配設された外筒部材18は、内筒部材と別
個にホイールの回転軸線方向に昇降自在であり、ホイー
ル12に対向するその環状をした端面20は当該回転軸線に
対して傾斜して延在する。これら内筒部材及び外筒部材
の機能については後述する。
【0011】ホイール12の自由側側部、即ち、内筒部材
14から離間する側に位置するリム22に、より具体的には
リムフランジの回転軸線方向最大幅部分にホイールキャ
ップ30を当接させて配置する。ホイールキャップ30は、
タイヤビード部のホイール12への落とし込みを容易なも
のとするものであり、例えば、図2に示す構造のものが
考えられる。図示のキャップは、その回転軸線Sに関し
て実質的に対称な構造をしており、その周縁部はリム22
に対向する側の外径DC がリム22のフランジの最大外径
R に等しいか又は僅かに大きく、リム22から離間する
に伴って外径が漸減する、つまりホイールキャップの厚
さ方向に外径が漸次減少する形状をしており、係合ピン
32をホイールのボルト貫通孔26に係合させることにより
容易にホイール12に対して位置決めすることができるも
のである。そして、係合ピン32をホイールのボルト貫通
孔26に挿通させたときに、ホイール12のアクスル収容孔
28にほぼ同心の心だし孔34を具える。なお、ホイールキ
ャップの最大径DC は、リムフランジのそれよりたかだ
か2mm程度大きいものとするのが有利である。
【0012】次いで、内筒部材14の支持面に弾性シート
16を介して載置され、リム組み用ホイールキャップ30が
その自由側に配置されたホイール12に、図1に示したよ
うにタイヤ10を斜めに載置し、タイヤ10をそのビード部
10aがホイール12の回転軸線に斜交するよう配置し、一
方のビード部の一部をホイールのウェル12aに落とし込
む。これによって、ウェル12aの直径がビード部10aの
直径より小さいので、ビード部をホイールのウェル12a
に落とし込むことより、落とし込まれたビード部分と直
径的に対向するビード部分とホイールの回転軸線との間
の距離を、ホイールのフランジ部の外径に近い値とする
ことができる。それゆえ、既述したように、ホイール12
をその底部が内筒部材の支持面から離間した側に、つま
りホイールキャップ30を装着した側に位置するよう支持
面上に載置することが、ビード部分とホイールの回転軸
線との間の距離を大きく取る上で有利であり、当該装着
作業を一段と容易なものとする。そして、ホイールキャ
ップ30及びホイール12の心だし孔34とアクスル収容孔28
とを、適当な心だしピン36を挿通することにより整列さ
せ、当該心だしピンに設けた押さえ板36aにてホイール
キャップ30をホイール12に押圧して固定する。
【0013】そして、図3に示すように、例えばフレー
ムに中間部が回動自在に支持されたアーム37の一端を、
これもフレームに一端が回動自在に支持された流体圧シ
リンダー38の出力軸に連結した第1の押圧手段39にて、
ホイールのウェル12aに一部が落とし込まれたビード部
分をタイヤ外側からその内方に向けて押圧すると、当該
ビード部分がウェル12aに確実に落とし込まれる一方、
ホイールに落とし込むべきビード部分が押圧方向とほぼ
直交する方向に押し広げられ、当該方向におけるビード
部分の差し渡しが増大したことになるので、ビード部分
を容易に落とし込むことができる。更に、図4(a)に
明示したように、心だしピン36の軸線回りに回動し得る
一対のガイドローラ40を、既に落とし込まれたビード部
分に対しほぼ直径的に対向する位置までビード部に沿っ
て相互に逆方向に回動させ、ビード部分を押し広げるこ
とにより、当該タイヤの一方のビード部が、タイヤ自重
により落下してホイールに嵌まり込む。この様子を図4
(a)及び(b)を用いて説明すると、ホイールのウェ
ル12aに落とし込まれたビード部分を押圧手段39により
ウェル方向に押圧しつつ、ビード部が落とし込まれた位
置に配置した対をなすガイドローラ40のそれぞれを、タ
イヤビード部に沿ってP方向に回動して、ビード部を漸
次にタイヤ半径方向外方に押し開くことにより、一方の
ビード部が完全にホイール12のウェルに落とし込まれる
こととなる。
【0014】一方のビード部が完全にホイール12に落と
し込まると、他方のビード部は、図4(b)に明らかな
ように、ホイールキャップ30の周縁に沿って位置する。
そこで、この他方のビード部をガイドローラ40にて半径
方向外方に押し広げると共に、ガイドローラ40の外方に
配設された一対の押さえローラ42をそれぞれ降下させて
タイヤ側面を押し下げると、押し下げられたビード部分
は、ホイールキャップ30の周縁を滑ってホイールに落と
し込まれることとなる。
【0015】次いで、ホイール12に落とし込まれたビー
ド部分を、図5(a)に示すように、フレームに取付け
られたた流体圧シリンダーを具える第2の押圧手段43に
て、当該ビード部分に対応するタイヤ外面をその内方に
押圧することにより、当該ビード部分がウェル12aに確
実に落とし込まれる一方、当該ビード部分が押圧方向と
ほぼ直交する方向に押し広げれるので、ビード部分のホ
イールへの落とし込みが容易となる。勿論、第2の押圧
手段43の押圧操作に際しては、第1の押圧手段を、図中
矢印で示す方向に回動させ、その待機位置に復帰させ
る。そして、図4(a)に示すように、押さえローラ42
を、ガイドローラ40に同期させて心だしピン36の回りに
Q方向に回動させることにより、ビード部を順次にホイ
ールに落とし込み、タイヤ10のホイール12へのリム組み
を完了する。また、第2の押圧手段43をその待機位置に
復帰させることは勿論のこと、ガイドローラ40及び押さ
えローラ42を、ホイール12から離間するその待機位置ま
で上昇させる。この様子を図5(b)に示す。
【0016】上述したガイドローラ40及び押さえローラ
42のホイール周方向の運動に際して注意することは、図
3に示したように、支持面をなす内筒部材14側に位置す
るビド部をホイール12に落とし込む場合に、対をなすガ
イドローラ40のそれぞれを、図6(b)に示すように、
ビード部のほぼ半分が落とし込まれるまでは比較的高速
(H)で移動させ、次いで速度を緩めた中速(M)で移
動させ、そして、ビード部の落とし込みの完了まじかに
おいては比較的低速(L)で移動させることが好まし
い。これは、ビード部の落とし込む作業を始めた状態に
あっては、比較的大きく急激な変形がビード部に許容さ
れるのに対し、当該作業の完了近くにあっては、ビード
部分がホイールに殆ど落とし込まれた状態にあることか
ら、急激に大きく変形させた場合には、ビード部が損傷
する恐れが高くなるからである。また、このようにロー
ラの運動速度をそれが行うべき作業状態に合わせて変更
することは、作業を効率良く行う上からも有利である。
【0017】このことは、支持面から離間した側におけ
るビード部をホイールに落とし込む場合にも言えること
であり、ガイドローラ40を、図6(a)に示したよう
に、当該ビード部をその周長の半分程度まで落とし込む
までは、比較的高速(H)で移動させ、次いで速度を緩
めた中速(M)で移動させ、そして、ビード部のホイー
ルへの落とし込みの完了まじかにあっては、比較的低速
(L)で移動させる。また、当該ビード部の落とし込み
は、対をなす押さえローラ42の回動運動を伴うが、その
運動も同様に行うものとする。なお、押さえローラ及び
ガイドローラは、必ずしもビード部全周に亙って回動さ
せる必要がなく、これは、ビード部の落とし込みが或る
程度行われると、ビード部がタイヤ自重により落とし込
まれるからである。
【0018】また、押さえローラ42は、図5(b)に点
線で示したように、ビード部のほぼ半周がホイール12に
落とし込まれるまでは、ホイールのウェル12aに対応す
る位置までビード部をもたらすよう押し下げ、それ以後
は漸次押さえローラ42を引上げ、落とし込みが完了した
時点でタイヤ10から離間するよう調整することにより、
ビード部の落とし込み作業が一段と容易なものとなる。
【0019】そして、タイヤビード部のホイールへの落
とし込み作業が完了したならば、図7(a)に示すよう
に、内筒部材14及び外筒部材18をその待機位置から上昇
させ、ホイール12の端面に内筒部材のシート16を気密に
当接させる一方、外筒部材18の傾斜させた環状端面20を
タイヤ10の一方の側面の全周に亙って密着させて、タイ
ヤ10そしてホイール12に協働して気密空間を区画する。
そこで、内筒部材及び外筒部材との間隙から、例えば、
エアーコンプレッサなどの適当な加圧源に接続された配
管44を介してタイヤ内部46に加圧空気を供給すると、先
ずホイールキャップ側に位置するビード部を内筒部材14
側に位置するビード部に先立って、関連するホイールの
リムに気密に密着させることができる。なお、以後の説
明にあっては、第1及び第2の押圧手段は直接的な作用
をなすものでないことから、省略して示す。
【0020】そして、引き続いてタイヤ内に内圧を適用
する一方、外筒部材18を内筒部材14に対して降下させる
と、タイヤ側面にその全周に亙って密着する外筒部材の
環状端面20は、ホイール12の回転軸線に対して傾斜させ
たことに起因して、当該側面20によるビード部のリム幅
方向外方への運動の拘束が漸次解かれることとなる。こ
のため、図7(b)に示したように、ホイールキャップ
30から最も離間して位置する外筒部材の環状端面部分に
対向するタイヤビード部が、まず、ホイールの一方のハ
ンプ部分を乗り越えてリムに密着し、引き続く外筒部材
18の降下に伴って、漸次にハンプ部を乗り越えて、図8
に示すように、最終的にリムの全周に亙って密着する。
そこで、内筒部材及び外筒部材を降下させて、タイヤの
リム組み及び内圧充填操作を完了する。
【0021】それゆえ、リム組みされたタイヤ内部にこ
の様にして内圧を充填する場合には、タイヤのビード部
がホイールのハンプ部をその全周に亙って同時に越える
必要がなく、ハンプ部に斜交する部分のみが順次にハン
プ部を越えればよいので、乗り越えに必要な力を小さな
ものとすることができ、従来、4〜6kg/cm2程度の圧力
が必要とされていたのに対し1kg/cm2程度の圧力でも充
分にリムに密着させることができ、タイヤビード部に過
度な力が作用することがない。それゆえ、リム組み作業
を含めた全作業に際に、ビード部に過度の力が作用する
ことがないので、ビードが損傷することもなく、またホ
イール全周に亙って均等にビード部を密着させることが
できる。なお、本実施例にあっては、リム組みされたタ
イヤ内部への加圧空気の充填作業を含めて説明したが、
ホイールが単に平坦なテーブルに支持される場合にあっ
ても何ら変わるところはない。
【0022】次に、このような方法を行うのに好適な装
置を図9及び図10に示す。装置50は、往復動可能な流体
圧シリンダー52によりガイド54に沿って昇降自在なテー
ブル56を具える。このテーブル56は内筒部材14を支持す
ると共に、他の往復動可能な流体圧シリンダー58が固着
され、当該シリンダー58の出力軸には外筒部材18が、適
当なシール部材を介して内筒部材14を囲繞し、且つ出力
軸の軸線方向に相対運動可能に取付けられている。
【0023】外筒部材18の環状をした端面は、図9に明
示したようにホイール12の回転軸線に対して傾斜してお
り、その傾斜の程度は、流体圧シリンダー58の作動によ
り外筒部材18がその突出位置にある場合に、タイヤ側面
とその全周に亙って密着し、内筒部材14に対して相対的
に降下させるに伴ってタイヤ側面から順次に離間し、そ
の後退位置でタイヤ側面と離間するものであれば良く、
ホイールの回転軸線方向に5〜20mmの高低差を有するも
のとする。外筒部材は、タイヤ側面に係合した状態にお
いて内筒部材と協働して気密空間を区画する。この気密
空間への操作圧力源からの加圧流体の適用は、外筒部材
の側方に形成した図示しない貫通孔を介して行うことが
できる。なお、符号16は支持面としての内筒部材の端面
に装着されたシートであり、当該端面とホイールのリム
22とを気密に当接させる。
【0024】一方、装置50は、相互に入れ子に共軸に配
設された内筒部材14及び外筒部材18に対向して、それら
の軸線にほぼ共軸に配設されたシャフト60を具える。シ
ャフト60は内筒部材の上昇に対応して、その支持面に載
置されたホイール12のアクスル収容孔に嵌まり込み、当
該ホイール12を所定位置に位置決めする心だしピン36
と、ホイール12の支持面から離間するリムに共軸に配設
されたホイールキャップ30をホイールに押圧する押さえ
板38とを具える。また、装置50のフレームには、第1、
第2の押圧手段39及び43を構成する流体圧シリンダーが
それぞれ固着されており、一端が第1の流体圧シリンダ
ー38の出力軸に連結され、中間部がフレームに回動自在
に支持されたアーム37は、流体圧シリンダー38の動作に
対応して、その他端に装着した押圧部材によりタイヤ10
をその内側に向けて押圧することができる。これに対し
て、第2の押圧手段43を構成する流体圧シリンダーは、
その出力軸に直接的に取付けた押圧部材によりタイヤ10
を押圧する。勿論、第1の押圧手段も、第2の押圧手段
と同様にその流体圧シリンダーの出力軸に押圧部材を直
接的に取付けた構成としてもよく、この実施例に限定さ
れるものではない。
【0025】更に、シャフト60は、図11に示したよう
に、心だしピン36に離間する側でシャフトに一体的に固
着された第1のかさ歯車62と、シャフト60に相対回転可
能に取付けられた回動可能なスリーブ64に一体的に取付
けられた第2のかさ歯車66とを具える。それらかさ歯車
62及び66は、駆動モータ68の出力軸に固着された第3の
かさ歯車70に噛合し、シャフト60及びスリーブ64を互い
に逆方向に回転させる。なお、シャフト60及びスリーブ
64は、適当な軸受手段を介して装置のハウジングに相対
回転可能に支持される。
【0026】シャフト60及びスリーブ64に、それらの回
動軸線にほぼ直交させてアーム部材70、72を固着する。
それらアーム部材70及び72は互いに対をなし、駆動モー
タ68の動作に対応して互いに逆方向に回動する。各アー
ム部材にはその延在方向に、即ちシャフト60の回転軸線
に直交する方向に偏移可能に支持プレート74が取付けら
れており、それら支持プレートには、シャフト60の回転
軸線に実質的に平行にガイドローラ40を取付ける。更
に、流体圧シリンダー76を、その出力軸が当該回転軸線
に平行に往復動可能に取付け、当該出力軸に押さえロー
ラ42を取付ける。このことにより、押さえローラ42は、
シャフト60の延在方向に突出し、また後退することがで
き、その突出状態においてタイヤ側面をホイール12に対
して押し下げることができる。勿論、ガイドローラ40を
他の流体圧シリンダーを介して支持プレートに取付けて
も良い。
【0027】比較例 ちなみに、サイズ195/60 R14のタイヤを、本発明に係る
装置と従来装置とをそれぞれ用いてサイズ6-JJ×14のア
ルミホイールに組み込んだタイヤに 2.0kg/cm2の内圧を
適用し、タイヤのトレッド部中央におけるラジアルラン
ナウトを測定し、その最大値を比較したところ、図12
(a)及び(b)に示す結果を得た。なお、比較試験
は、それぞれ50本の供試タイヤを用いて行った。
【0028】これら図より明らかなように、本発明装置
を用いてリム組みしたタイヤにあっては、従来装置を用
いてリム組みしたタイヤに比して、ラジアルランナウト
を全体的に小さなものとすることができ、タイヤをホイ
ールにより対称に装着し得ることがわかる。
【0029】
【発明の効果】かくして、本発明によれば、従来技術に
比べ、タイヤビード部に殆ど変形を与えることがなく、
タイヤビード部をリムに均一に密着させることができる
ので、タイヤビード部の変形に起因する振動、空気漏れ
などの問題を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】タイヤを、装着すべきホイールに載置した状態
を示す説明図である。
【図2】ホイールキャップを装着したホイールを示す部
分断面図である。
【図3】本発明方法により、ホイール側のビード部をホ
イールに落とし込む様子示す説明図である。
【図4】(a)は、本発明方法により、ビード部をホイ
ールに組み込む様子を、ホイールキャップ側から見た説
明図である。 (b)は、本発明方法により、ホイール側のビード部を
ホイールに落とし込んだ状態を示す説明図である。
【図5】本発明方法により、ホイールキャップ側に位置
するビード部を、ホイールに落とし込む様子を示す説明
図である。
【図6】本発明方法により、ガイドローラと押さえロー
ラとの動作速度を示す説明図である。
【図7】リム組みされたタイヤに内圧を適用する様子を
示す説明図である。
【図8】リム組みされたタイヤに内圧が充填された様子
を示す図である。
【図9】本発明装置を示す正面図である。
【図10】本発明装置を示す側面図である。
【図11】図9に示す装置の一部を拡大して示す図であ
る。
【図12】(a)は、従来装置を用いてリム組みし、内
圧を適用したタイヤのラジアルランナウトの最大値とタ
イヤ数との関係を示す図である。 (b)は、本発明に係るリム組み装置を用いてリム組み
し、内圧を適用したタイヤのラジアルランナウトの最大
値とタイヤ数との関係を示す図である。 10 タイヤ 12 ホイール 14 内筒部材 18 外筒部材 30 ホイールキャップ 32 係合ピン 37 アーム 38 流体圧シリンダー 39 第1の押圧手段 40 ガイドローラ 42 押さえローラ 43 第2の押圧手段 50 装置 52 シリンダー 58 シリンダー 60 シャフト 70 アーム 72 アーム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平坦な支持面上にウェルが支持面から離
    間した側に位置するよう載置されたホイールにタイヤを
    リム組みするに際し、タイヤをリム組み用ホイールキャ
    ップが側面に装着されたホイールに斜めに載置してタイ
    ヤの一方のビード部の一部をホイールに落とし込み、一
    方のビード部が落とし込れたタイヤ部分をタイヤ内方に
    押圧しつつ、ホイール側に位置するタイヤのビード部を
    半径方向外側に押し広げて周方向に漸次落とし込み、次
    いで、ホイールから離間した側に位置する他方のビード
    部の一部をタイヤ半径方向外側に押し広げる一方、支持
    面方向に押し下げてホイールに落とし込み、落とし込ま
    れた他方のビード部の一部に対応するタイヤ部分をタイ
    ヤ内方に押圧しつつ、他方のビード部の残部を半径方向
    外側に押し広げると共に、支持面方向に押し下げて周方
    向に漸次落とし込むことを特徴とするタイヤのリム組み
    方法。
  2. 【請求項2】 タイヤをホイールにリム組みする装置で
    あって、ホイールを支持する支持面と、ウェルが支持面
    から離間した側に位置するよう載置されたホイールを支
    持面に対して所定位置に保持する保持手段と、ホイール
    の回転軸線回りに互いに逆方向に回動する一対のアーム
    部材と、対をなす各アーム部材にそれぞれ取り付けられ
    タイヤビード部を半径方向外方に押し広げるガイドロー
    ラ及びホイールの回転軸線方向に昇降可能であってタイ
    ヤビード部を支持面方向に押し下げる押さえローラと、
    ホイール底部に落とし込まれたタイヤ部分をその外方か
    ら押圧可能な押圧手段とを具えてなることことを特徴と
    するタイヤのリム組み装置。
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