JPH0558211U - 泥漿鋳込成型素地用受板 - Google Patents
泥漿鋳込成型素地用受板Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】受板の上面と成型素地の底面との間に水を溜め
ないこと。 【構成】泥漿鋳込成型素地4を受け取る受板1を通水性
の有る多孔質素材で形成し、その平均の孔径を50μm
以上としたこと。
ないこと。 【構成】泥漿鋳込成型素地4を受け取る受板1を通水性
の有る多孔質素材で形成し、その平均の孔径を50μm
以上としたこと。
Description
【0001】
本考案は、泥漿鋳込成形型から脱型した直後の成型素地を載置するための受板 に関するものである。
【0002】
便器,手洗器等の衛生陶器を製造する場合には、泥漿鋳込成型法によって成型 素地を得ている。泥漿鋳込成型法は、成形型の鋳込空間内へ泥漿を注入し、その 成形型面へ泥漿中の水分を吸収させて固形成分を着肉している。そして、着肉が 所定厚みに達すると、余剰の泥漿を排出し、脱型して成型素地を得ている。脱型 直後の成型素地は、水分を多く含む軟らかなものであるため、容易に塑性変形す る。そのため、従来にあっては、脱型直後の成型素地をベニヤ板からなる受板へ 一旦載置し、成型素地表面の水切りと変形防止とを行うようにしている。
【0003】
ところで、成型素地を脱型するときには、成形型内に保有されている水分を、 成形型面と成型素地との間に強制的に滲み出させ、滑りを良くして脱型を容易に している。しかし、この滲み出させた水は、前記受板へ脱型直後の成型素地を載 置したときに、受板の上面と成型素地の底面との間に溜まる。そのため、従来は 、成型素地の底部の内外面において含水率の差を生じ、受板へ成型素地が付着し たり、受板から離すときに成型素地が変形する等の欠点があった。
【0004】 本考案は、上記欠点を解決するために、受板の上面と成型素地の底面との間に 水を溜めることのない受板の提供を目的とする。
【0005】
本考案が採用した第1の手段は、泥漿鋳込成型素地を受け取る受板を通水性の 有る多孔質素材で形成し、その平均の孔径を50μm以上としたことを特徴とす る泥漿鋳込成型素地用受板である。 本考案が採用した第2の手段は、前記第1の手段における前記多孔質素材が多 孔板である泥漿鋳込成型素地用受板である。 本考案が採用した第3の手段は、前記第1又は2の手段における前記受板を受 皿に収納した泥漿鋳込成型素地用受板である。
【0006】
受板は、その通水作用により、滴下した水を保水又は通過させるので、載置し た成型素地の底面との間で水を溜めることがない。 受板を受皿に収納したときには、受板を通過した水を受皿で集水するので、水 を飛散させることがない。
【0007】
以下、本考案に係る泥漿鋳込成型素地用受板(以下「本案受板」という)を図 面に示す実施例に基づいて説明する。 (第1実施例) 図1は本案受板の第1実施例を示す断面図である。本案受板1は、通水性の有 る多孔質素材で板状体に形成されたものである。多孔質素材の平均の孔径は、 50μm以上であり、好ましくは100μm程度である。多孔質素材としては、 砂等の骨材をエポキシ樹脂等で固めて骨材どうしの間に気孔を形成したもの、ビ ーズ状の樹脂玉を熱融着して固めて樹脂玉どうしの間に気孔を形成したもの、又 はエポキシ樹脂に水を加えてエマルジョン化したものを硬化させた後に水分を強 制乾燥して多孔質にしたもの等が適宜選択される。
【0008】 本案受板1は、受皿2に収納され、受皿2の底面2aと本案受板1との間に、 棒状のデイスタント3の適宜本数を介在してある。受皿2は、適所に排水コック (図示は省略)を設け、溜まった水を排出できるようにしてある。
【0009】 このように、本案受板1は、平均の孔径を50μm以上とした通水性がある多 孔板で形成してあるため、脱型後の成型素地4を載置するときに滴下した脱型用 の水を保水又は通過させるので、成型素地4の底面4aとの間で水を溜めること がない。更に、受皿2に本案受板1を収納してあるときには、受板1を通過した 水を受皿2で集水するので、成型装置等の回りに水を飛散させることがない。
【0010】 (第2実施例) 図2は本案受板の第2実施例を示す断面図である。本案受板11は、通水性の 有る多孔板15の表面を布16で覆ったものである。多孔板15は、ステンレス 鋼板又は合成樹脂板等をプレス等で穿孔したものからなり、孔15aの孔径を1 〜15mmφ程度(好ましくは、10mmφ)としてある。布16は、多孔板1 5の孔15aの跡が、成型素地4(図1参照)にうつるのを防止するためのもの であり、腰のあり且つ通水性のある濾布等が用いられる。
【0011】 本案受板11は、受皿2に収納され、受皿2の底面2aと本案受板1との間に 、棒状のデイスタント3の適宜本数を介在してある。デイスタント3は、予め多 孔板15の裏面側に接合しておくことにより、多孔板15の補強を兼ねることも できる。
【0012】 本案受板11は、布16の上面16a上に形成素地(図示は省略)を載置した ときに滴下する脱型用の水を通過させるので、成型素地の底面との間で水を溜め ることがない。更に、受皿2に本案受板1を収納してあるときには、受板1を通 過した水を受皿2で集水するので、成型装置等の回りに水を飛散させることがな い。
【0013】 (その他の実施例) 前記本案板1,11は、受皿2へ収納されることなく、単独で使用することも 勿論可能である。
【0014】
【考案の効果】 以上詳述の如く、本案受板は、滴下した水を保水又は通過させることにより、 載置した成型素地の底面との間で水を溜めることがないため、受板へ成型素地が 付着したり、受板から離すときに成型素地を変形させることがない。従って、本 案受板は、成形素地の歩留りを飛躍的に向上させることができる実用的効果を有 する。更に、本案受板は、受板を受皿に収納したときには、受板を通過した水を 受皿で集水するので、成形装置等の回りに水を飛散させることがなく、作業環境 を良好に維持することができる。
【図1】本案受板の第1実施例を示す断面図である。
【図2】本案受板の第2実施例を示す断面図である。
1,11…受板 2…受皿
Claims (3)
- 【請求項1】泥漿鋳込成型素地を受け取る受板を通水性
の有る多孔質素材で形成し、その平均の孔径を50μm
以上としたことを特徴とする泥漿鋳込成型素地用受板。 - 【請求項2】前記多孔質素材が多孔板である請求項1に
記載の泥漿鋳込成型素地用受板。 - 【請求項3】前記受板を受皿に収納した請求項1又は2
に記載の泥漿鋳込成型素地用受板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992008860U JP2556999Y2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 泥漿鋳込成型素地用受板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992008860U JP2556999Y2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 泥漿鋳込成型素地用受板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0558211U true JPH0558211U (ja) | 1993-08-03 |
| JP2556999Y2 JP2556999Y2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=11704463
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992008860U Expired - Fee Related JP2556999Y2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 泥漿鋳込成型素地用受板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2556999Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0516110A (ja) * | 1991-07-15 | 1993-01-26 | Sekisui Chem Co Ltd | 水硬性無機質成形物の成形装置 |
-
1992
- 1992-01-10 JP JP1992008860U patent/JP2556999Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0516110A (ja) * | 1991-07-15 | 1993-01-26 | Sekisui Chem Co Ltd | 水硬性無機質成形物の成形装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2556999Y2 (ja) | 1997-12-08 |
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