JPH0558562B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0558562B2 JPH0558562B2 JP60189961A JP18996185A JPH0558562B2 JP H0558562 B2 JPH0558562 B2 JP H0558562B2 JP 60189961 A JP60189961 A JP 60189961A JP 18996185 A JP18996185 A JP 18996185A JP H0558562 B2 JPH0558562 B2 JP H0558562B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- annealing
- grain
- metal
- final
- silicon steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D8/00—Modifying the physical properties of ferrous metals or ferrous alloys by deformation combined with, or followed by, heat treatment
- C21D8/12—Modifying the physical properties of ferrous metals or ferrous alloys by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of articles with special electromagnetic properties
- C21D8/1294—Modifying the physical properties of ferrous metals or ferrous alloys by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of articles with special electromagnetic properties involving a localised treatment
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Soft Magnetic Materials (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
鉄損の低い方向性けい素鋼板の製造方法に関し
て、この明細書で述べる技術内容は、とくに鋼板
表面のフオルステライト被膜に加工を施すことに
より鉄損特性を向上させることに関連している。 方向性けい素鋼板は主として変圧器その他の電
気機器の鉄心として利用され、その磁化特性が優
れていること、とくに鉄損(W17/50で代表され
る)が低いことが要求されている。 このためには、第一に鋼板中の2次再結晶粒の
<001>粒方位を圧延方向に高度に揃えることが
必要であり、第二には、最終製品の鋼中に存在す
る不純物や析出物をできるだけ減少させる必要が
ある。 かかる配慮の下に製造される方向性けい素鋼板
は、今日まで多くの改善努力によつて、その鉄損
値も年を追つて改善され、最近では板厚0.30mmの
製品でW17/50の値が0.15W/Kgの低鉄損のものが
得られている。 しかし、数年前のエネルギー危機を境にして、
電力損失のより少ない電気危機を求める傾向が一
段と強まり、それらの鉄心材料として、さらに鉄
損の低い方向性けい素鋼板が要請されるようにな
つてきた。 ところで、方向性けい素鋼板の鉄損を下げる手
法としては、 Si含有量を高める、 製品厚板を薄くする、 2次再結晶粒を細くする、 不純物含有量を低減する、 そして(110)〔001〕方位の2次再結晶粒をよ
り高度に揃える。 など、主に治金学的方法が一般に知られている
が、これらの手法は、現行の生産手段の上からは
もはや限界に達していて、これ以上の改善は極め
て難かしく、たとえ多少の改善が認められたとし
ても、その努力の割には鉄損改善の実効は僅かと
なるに至つている。 (従来の技術) これらの方法とは別に、特公昭54−23647号公
報に開示されているように、鋼板表面に2次再結
晶阻止領域を形成させることにより、2次再結晶
粒を細粒化させる方法が提案されている。しかし
ながら、この方法は2次再結晶粒径の制御が安定
していないため、実用的とは言いがたい。 その他特公昭58−5968号公報には、2次再結晶
後の鋼板表面にボールペン状小球により、微小歪
を鋼板表層に導入し、これによつて、磁区の幅を
微細化し、鉄損を低減する技術が、また、特公昭
57−2252号公報には、最終製品板表面に、圧延方
向にほぼ直角にレーザービームを数mm間隔に照射
し、鉄損表層に高転位密度領域を導入することに
より、磁区の幅を微細化し、鉄損を低減する技術
が提案されている。さらに、特開昭57−188810号
公報には、放電加工により鋼板表層に微小歪を導
入し、磁区幅を微細化し、鉄損を低減する同様の
技術が提案されている。 これら3種類の方法は、いずれも2次再結晶後
の鋼板の地鉄表層に微小な塑性歪を導入すること
により磁区幅を微細化し鉄損の低減を図るもので
あつて、均しく実用的であり、かつ鉄損低減効果
も優れているが、鋼板の打抜き加工、せん断加
工、巻き加工などの後のひずみ取り焼鈍やコーテ
イングの焼付け処理の如き熱処理によつて、塑性
ひずみ導入による効果が減殺される欠点を伴う。
なおコーテイング処理後に微小な塑性ひずみの導
入を行う場合は、絶縁性を維持するために絶縁コ
ーテイングの再塗布を行わなければならずひずみ
付与行程、再塗布行程と、行程の大幅増加にな
り、コストアツプをもたらす。 (発明が解決しようとする問題点) この発明は、上記した先行技術とは発想を異し
た磁区幅の細分化手段をもつて、高温におけるひ
ずみ取り焼鈍の後においても特性劣化を伴なわず
に、製品の磁区幅細分化の実効を確保し得るよう
にした方向性けい素鋼板の製造方法を与えること
を目的とする。 (問題点を解決するための手段) この発明は含けい素鋼熱延板に、1回の冷間圧
延または中間焼鈍をはさむ2回以上の冷間圧延を
施して最終板厚とし、ついで脱炭焼鈍を施したの
ち、焼鈍分離剤を塗布してから最終仕上げ焼鈍を
施すことによつて方向性けい素鋼板を製造する
際、最終仕上げ焼鈍後に被成されたフオルステラ
イト被膜を、局所的に除去してそのフオルステラ
イト除去部に地鉄と異なる金属を付着させ、しか
るのち金属付着領域に熱エネルギーを付与して付
着金属を溶融した後凝固させることを特徴とする
鉄損の低い方向性けい素鋼板の製造方法である。 この発明の適用素材は、公知の製鋼方法、例え
ば転炉、電気炉などによつて製鋼し、さらに造塊
−分塊法または連続鋳造法などによつてスラブ
(鋼片)としたのち、熱間圧延によつて得られる
熱延コイルを用いる。この熱延板は、Siを2.0〜
4.0%程度含有する組成であることが望ましい。
というのは、Siが2%未満では鉄損の改善が充分
ではなく、また4.0%を超えると、冷間加工性が
劣化するからである。 その他の成分については方向性けい素鋼板の素
材成分であれば、いずれも適用可能である。 次に冷間圧延により、最終目標板厚とされる
が、冷間圧延は、1回もしくは中間焼鈍を挟む2
回の冷間圧延により行われる。 最終板厚とされた冷延板は、ついで脱炭焼鈍を
施し、MgOを主成分とする焼鈍分離剤を塗布し
コイル状に巻取つて最終仕上げ焼鈍を施す。この
ときフオルステライト被膜が鋼板表面に形成され
る。 次いで、未反応の焼鈍分離剤を除去した後、局
所的に、好ましくは連続または非連続の線状に、
フオルステライト被膜を除去し、地鉄とは異なる
金属を付着させる。これに適合する金属として
は、Al、Cu、Cr、Sn、SbおよびNiなどが好適
で、めつきまたは蒸着などによつてフオルステラ
イト被覆上に形成した凹部に付着させる。また線
状付着領域の場合の区画形態については、その幅
は0.1〜2.0mm、その向きは圧延方向に対して60〜
90°程度の角度で、しかも相互の線間隔は2〜15
mm程度が望ましい。 なお非連続な線の場合、離間距離が0.5mm以上
になると効果は減殺される。 ついでフオルステライト被膜上の金属付着領域
に熱エネルギーを付与して、該金属を溶融させる
わけであるが、かかるエネルギーの付与手段とし
ては、レーザービームや放電加工など極小部分に
エネルギーを付与できる方法であればいずれもが
使用できる。 (作用) かかる処理によつて、鋼板表面およびその近傍
の地鉄内には金属が溶融して後、凝固する際に微
小の弾性ひずみが導入される。 なおこの際、同時に生じる熱によつて不可避的
に生じる塑性ひずみは引続いて施されるヒートフ
ラツトニング時に除去される。 このような、金属が溶融して後固化する際には
導入した弾性ひずみを附加した方向性けい素鋼板
においては、鋼板の地鉄表層部に塑性ひずみ領域
やレーザー照射痕のような高転位密度領域を存在
させる従来法の場合と異なり、人為的な塑性ひず
み領域がみられないので、通常800℃前後で1分
間から数時間にわたつて施されるひずみ取り焼鈍
を施しても鉄損の劣化がほとんどないという特筆
すべき利点がある。前者の場合は、地鉄表層部の
塑性ひずみが高温によつて消滅されていくので鉄
損の劣化が生じるという致命的は欠点を有する
が、この発明の場合に導入される弾性ひずみはひ
ずみ取り焼鈍の有無にかかわらずその効果を失わ
ない。 (実施例) 例 1 Si;3.23%を含有するけい素鋼素材を、常法に
従つて厚み0.30mmの冷延鋼板としたのち、脱炭1
次再結晶焼鈍を施し、ついでMgOを主成分とす
る焼鈍分離剤を塗布した後、最終仕上げ焼鈍を施
した。 得られた表面のフオルステライト被膜をけがき
針により線状に除去した後、該除去部に5%の硫
酸銅溶液を塗布することにより銅の部分めつきを
施した。 このとき部分めつき域の形状は、圧延方向と直
角に幅0.5mmの線状で、線と線の間隔は5mmとし
た。 ついで部分銅めつきを施した素材のうち1部に
は、めつき層の上からレーザーを照射して下地金
属上で銅を一たん溶融させたのち凝固させ、つい
でりん酸塩系のコーテイングを施した。 また他の1部には銅の部分めつきを施したの
ち、めつき金属の溶融・凝固処理を施さず直ちに
りん酸塩系のコーテイングを施した。 さらに他の1部には、めつきを施さずにりん酸
塩系のコーテイングを施して比較材とした。 得られた各製品の磁気特性について調べた結果
を、下記に示す。
て、この明細書で述べる技術内容は、とくに鋼板
表面のフオルステライト被膜に加工を施すことに
より鉄損特性を向上させることに関連している。 方向性けい素鋼板は主として変圧器その他の電
気機器の鉄心として利用され、その磁化特性が優
れていること、とくに鉄損(W17/50で代表され
る)が低いことが要求されている。 このためには、第一に鋼板中の2次再結晶粒の
<001>粒方位を圧延方向に高度に揃えることが
必要であり、第二には、最終製品の鋼中に存在す
る不純物や析出物をできるだけ減少させる必要が
ある。 かかる配慮の下に製造される方向性けい素鋼板
は、今日まで多くの改善努力によつて、その鉄損
値も年を追つて改善され、最近では板厚0.30mmの
製品でW17/50の値が0.15W/Kgの低鉄損のものが
得られている。 しかし、数年前のエネルギー危機を境にして、
電力損失のより少ない電気危機を求める傾向が一
段と強まり、それらの鉄心材料として、さらに鉄
損の低い方向性けい素鋼板が要請されるようにな
つてきた。 ところで、方向性けい素鋼板の鉄損を下げる手
法としては、 Si含有量を高める、 製品厚板を薄くする、 2次再結晶粒を細くする、 不純物含有量を低減する、 そして(110)〔001〕方位の2次再結晶粒をよ
り高度に揃える。 など、主に治金学的方法が一般に知られている
が、これらの手法は、現行の生産手段の上からは
もはや限界に達していて、これ以上の改善は極め
て難かしく、たとえ多少の改善が認められたとし
ても、その努力の割には鉄損改善の実効は僅かと
なるに至つている。 (従来の技術) これらの方法とは別に、特公昭54−23647号公
報に開示されているように、鋼板表面に2次再結
晶阻止領域を形成させることにより、2次再結晶
粒を細粒化させる方法が提案されている。しかし
ながら、この方法は2次再結晶粒径の制御が安定
していないため、実用的とは言いがたい。 その他特公昭58−5968号公報には、2次再結晶
後の鋼板表面にボールペン状小球により、微小歪
を鋼板表層に導入し、これによつて、磁区の幅を
微細化し、鉄損を低減する技術が、また、特公昭
57−2252号公報には、最終製品板表面に、圧延方
向にほぼ直角にレーザービームを数mm間隔に照射
し、鉄損表層に高転位密度領域を導入することに
より、磁区の幅を微細化し、鉄損を低減する技術
が提案されている。さらに、特開昭57−188810号
公報には、放電加工により鋼板表層に微小歪を導
入し、磁区幅を微細化し、鉄損を低減する同様の
技術が提案されている。 これら3種類の方法は、いずれも2次再結晶後
の鋼板の地鉄表層に微小な塑性歪を導入すること
により磁区幅を微細化し鉄損の低減を図るもので
あつて、均しく実用的であり、かつ鉄損低減効果
も優れているが、鋼板の打抜き加工、せん断加
工、巻き加工などの後のひずみ取り焼鈍やコーテ
イングの焼付け処理の如き熱処理によつて、塑性
ひずみ導入による効果が減殺される欠点を伴う。
なおコーテイング処理後に微小な塑性ひずみの導
入を行う場合は、絶縁性を維持するために絶縁コ
ーテイングの再塗布を行わなければならずひずみ
付与行程、再塗布行程と、行程の大幅増加にな
り、コストアツプをもたらす。 (発明が解決しようとする問題点) この発明は、上記した先行技術とは発想を異し
た磁区幅の細分化手段をもつて、高温におけるひ
ずみ取り焼鈍の後においても特性劣化を伴なわず
に、製品の磁区幅細分化の実効を確保し得るよう
にした方向性けい素鋼板の製造方法を与えること
を目的とする。 (問題点を解決するための手段) この発明は含けい素鋼熱延板に、1回の冷間圧
延または中間焼鈍をはさむ2回以上の冷間圧延を
施して最終板厚とし、ついで脱炭焼鈍を施したの
ち、焼鈍分離剤を塗布してから最終仕上げ焼鈍を
施すことによつて方向性けい素鋼板を製造する
際、最終仕上げ焼鈍後に被成されたフオルステラ
イト被膜を、局所的に除去してそのフオルステラ
イト除去部に地鉄と異なる金属を付着させ、しか
るのち金属付着領域に熱エネルギーを付与して付
着金属を溶融した後凝固させることを特徴とする
鉄損の低い方向性けい素鋼板の製造方法である。 この発明の適用素材は、公知の製鋼方法、例え
ば転炉、電気炉などによつて製鋼し、さらに造塊
−分塊法または連続鋳造法などによつてスラブ
(鋼片)としたのち、熱間圧延によつて得られる
熱延コイルを用いる。この熱延板は、Siを2.0〜
4.0%程度含有する組成であることが望ましい。
というのは、Siが2%未満では鉄損の改善が充分
ではなく、また4.0%を超えると、冷間加工性が
劣化するからである。 その他の成分については方向性けい素鋼板の素
材成分であれば、いずれも適用可能である。 次に冷間圧延により、最終目標板厚とされる
が、冷間圧延は、1回もしくは中間焼鈍を挟む2
回の冷間圧延により行われる。 最終板厚とされた冷延板は、ついで脱炭焼鈍を
施し、MgOを主成分とする焼鈍分離剤を塗布し
コイル状に巻取つて最終仕上げ焼鈍を施す。この
ときフオルステライト被膜が鋼板表面に形成され
る。 次いで、未反応の焼鈍分離剤を除去した後、局
所的に、好ましくは連続または非連続の線状に、
フオルステライト被膜を除去し、地鉄とは異なる
金属を付着させる。これに適合する金属として
は、Al、Cu、Cr、Sn、SbおよびNiなどが好適
で、めつきまたは蒸着などによつてフオルステラ
イト被覆上に形成した凹部に付着させる。また線
状付着領域の場合の区画形態については、その幅
は0.1〜2.0mm、その向きは圧延方向に対して60〜
90°程度の角度で、しかも相互の線間隔は2〜15
mm程度が望ましい。 なお非連続な線の場合、離間距離が0.5mm以上
になると効果は減殺される。 ついでフオルステライト被膜上の金属付着領域
に熱エネルギーを付与して、該金属を溶融させる
わけであるが、かかるエネルギーの付与手段とし
ては、レーザービームや放電加工など極小部分に
エネルギーを付与できる方法であればいずれもが
使用できる。 (作用) かかる処理によつて、鋼板表面およびその近傍
の地鉄内には金属が溶融して後、凝固する際に微
小の弾性ひずみが導入される。 なおこの際、同時に生じる熱によつて不可避的
に生じる塑性ひずみは引続いて施されるヒートフ
ラツトニング時に除去される。 このような、金属が溶融して後固化する際には
導入した弾性ひずみを附加した方向性けい素鋼板
においては、鋼板の地鉄表層部に塑性ひずみ領域
やレーザー照射痕のような高転位密度領域を存在
させる従来法の場合と異なり、人為的な塑性ひず
み領域がみられないので、通常800℃前後で1分
間から数時間にわたつて施されるひずみ取り焼鈍
を施しても鉄損の劣化がほとんどないという特筆
すべき利点がある。前者の場合は、地鉄表層部の
塑性ひずみが高温によつて消滅されていくので鉄
損の劣化が生じるという致命的は欠点を有する
が、この発明の場合に導入される弾性ひずみはひ
ずみ取り焼鈍の有無にかかわらずその効果を失わ
ない。 (実施例) 例 1 Si;3.23%を含有するけい素鋼素材を、常法に
従つて厚み0.30mmの冷延鋼板としたのち、脱炭1
次再結晶焼鈍を施し、ついでMgOを主成分とす
る焼鈍分離剤を塗布した後、最終仕上げ焼鈍を施
した。 得られた表面のフオルステライト被膜をけがき
針により線状に除去した後、該除去部に5%の硫
酸銅溶液を塗布することにより銅の部分めつきを
施した。 このとき部分めつき域の形状は、圧延方向と直
角に幅0.5mmの線状で、線と線の間隔は5mmとし
た。 ついで部分銅めつきを施した素材のうち1部に
は、めつき層の上からレーザーを照射して下地金
属上で銅を一たん溶融させたのち凝固させ、つい
でりん酸塩系のコーテイングを施した。 また他の1部には銅の部分めつきを施したの
ち、めつき金属の溶融・凝固処理を施さず直ちに
りん酸塩系のコーテイングを施した。 さらに他の1部には、めつきを施さずにりん酸
塩系のコーテイングを施して比較材とした。 得られた各製品の磁気特性について調べた結果
を、下記に示す。
【表】
例 2
Si;3.25%を含有する方向性けい素鋼素材を常
法に従つて厚み0.23mmの冷延鋼としたのち、脱炭
1次再結晶焼鈍を施し、次いでMgOを主成分と
する焼鈍分離剤を塗布し、最終仕上げ焼鈍を施し
た。 得られたフオルステライト被覆をけがき針によ
り連続して線状に除去した後、硫酸ニツケルの水
溶液(100g/)を塗布することによつてNiの
部分めつきを施した。 部分めつきの形状は圧延方向と直角に幅0.3mm
で、線と線との間隔は6mmとした。 部分めつきを施した素材のうち1部はその上か
らりん酸塩系のコーテイングを施した。 また他の1部には、めつき層の上から、レーザ
ーを照射してNiを一たん溶融させたのち凝固さ
せ、ついでりん酸塩系のコーテイングを施した。 さらに他の1部には部分めつきを施さずにりん
酸塩系のコーテイングを施して比較材とした。得
られた製品の磁気特性について調べた。結果を下
記に示す。
法に従つて厚み0.23mmの冷延鋼としたのち、脱炭
1次再結晶焼鈍を施し、次いでMgOを主成分と
する焼鈍分離剤を塗布し、最終仕上げ焼鈍を施し
た。 得られたフオルステライト被覆をけがき針によ
り連続して線状に除去した後、硫酸ニツケルの水
溶液(100g/)を塗布することによつてNiの
部分めつきを施した。 部分めつきの形状は圧延方向と直角に幅0.3mm
で、線と線との間隔は6mmとした。 部分めつきを施した素材のうち1部はその上か
らりん酸塩系のコーテイングを施した。 また他の1部には、めつき層の上から、レーザ
ーを照射してNiを一たん溶融させたのち凝固さ
せ、ついでりん酸塩系のコーテイングを施した。 さらに他の1部には部分めつきを施さずにりん
酸塩系のコーテイングを施して比較材とした。得
られた製品の磁気特性について調べた。結果を下
記に示す。
【表】
例 3
Si;3.20%を含有するけい素鋼素材を、常法に
従つて厚み0.23mmの冷延鋼板としたのち、脱炭1
次再結晶焼鈍を施し、次いでMgOを主成分とす
る焼鈍分離剤を塗布した後、最終仕上げ焼鈍を施
した。 得られたフオルステライト被膜をけがき針によ
り線状に除去した後、硫酸アンチモン溶液中で電
気めつきを行い、アンチモンの部分めつきを施し
た。このとき部分めつき域の形状は、圧延方向と
直角に幅0.5mmの線状で、線と線の間隔は3mmと
した。 部分めつきを施した素材のうち1部にはめつき
層の上からレーザーを照射し、アンチモンを溶
融・凝固させた後、りん酸塩系のコーテイングを
施した。 他の1部は、部分めつきを施したまま、りん酸
塩系のコーテイングを施した。 さらに、他の1部には部分めつきも施さずにり
ん酸塩系のコーテイングを施し、比較材とした。
従つて厚み0.23mmの冷延鋼板としたのち、脱炭1
次再結晶焼鈍を施し、次いでMgOを主成分とす
る焼鈍分離剤を塗布した後、最終仕上げ焼鈍を施
した。 得られたフオルステライト被膜をけがき針によ
り線状に除去した後、硫酸アンチモン溶液中で電
気めつきを行い、アンチモンの部分めつきを施し
た。このとき部分めつき域の形状は、圧延方向と
直角に幅0.5mmの線状で、線と線の間隔は3mmと
した。 部分めつきを施した素材のうち1部にはめつき
層の上からレーザーを照射し、アンチモンを溶
融・凝固させた後、りん酸塩系のコーテイングを
施した。 他の1部は、部分めつきを施したまま、りん酸
塩系のコーテイングを施した。 さらに、他の1部には部分めつきも施さずにり
ん酸塩系のコーテイングを施し、比較材とした。
【表】
(発明の効果)
この発明によれば、たとえひずみ取り焼鈍を施
した場合であつても特性が劣化することのない低
鉄損の方向性けい素鋼板を得ることができる。
した場合であつても特性が劣化することのない低
鉄損の方向性けい素鋼板を得ることができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 含けい素鋼熱延板に、1回の冷間圧延または
中間焼鈍をはさむ2回以上の冷間圧延を施して最
終板厚とし、ついで脱炭焼鈍を施したのち、焼鈍
分離剤を塗布してから最終仕上げ焼鈍を施すこと
によつて方向性けい素鋼板を製造する際、 最終仕上げ焼鈍後に被成されたフオルステライ
ト被膜を、局所的に除去してそのフオルステライ
ト除去部に地鉄と異なる金属を付着させ、 しかるのち金属付着領域に熱エネルギーを付与
して付着金属を溶融した後凝固させること を特徴とする鉄損の低い方向性けい素鋼板の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60189961A JPS6251202A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 鉄損の低い方向性けい素鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60189961A JPS6251202A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 鉄損の低い方向性けい素鋼板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6251202A JPS6251202A (ja) | 1987-03-05 |
| JPH0558562B2 true JPH0558562B2 (ja) | 1993-08-26 |
Family
ID=16250085
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60189961A Granted JPS6251202A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 鉄損の低い方向性けい素鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6251202A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4964922A (en) * | 1989-07-19 | 1990-10-23 | Allegheny Ludlum Corporation | Method for domain refinement of oriented silicon steel by low pressure abrasion scribing |
-
1985
- 1985-08-30 JP JP60189961A patent/JPS6251202A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6251202A (ja) | 1987-03-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100440994B1 (ko) | 방향성전자강판및그제조방법 | |
| KR19990088437A (ko) | 철손이매우낮은고자속밀도방향성전자강판및그제조방법 | |
| KR20150007360A (ko) | 방향성 전자 강판의 제조 방법 | |
| MX2013005804A (es) | Metodo para fabricar una lamina de acero electrico de grano orientado. | |
| CN109923222A (zh) | 取向性电磁钢板的制造方法 | |
| JP2019137883A (ja) | 方向性電磁鋼板、および方向性電磁鋼板の製造方法 | |
| CN109906277A (zh) | 取向性电磁钢板的制造方法 | |
| JP3357611B2 (ja) | 鉄損の極めて低い高磁束密度方向性電磁鋼板の製造方法 | |
| JP6443355B2 (ja) | 方向性電磁鋼板の製造方法 | |
| JP3846064B2 (ja) | 方向性電磁鋼板 | |
| JPH0558562B2 (ja) | ||
| JPH0768580B2 (ja) | 鉄損の優れた高磁束密度一方向性電磁鋼板 | |
| EP0253904B1 (en) | Method for the production of oriented silicon steel sheet having excellent magnetic property | |
| JP2002241906A (ja) | 被膜特性および磁気特性に優れた方向性電磁鋼板 | |
| GB2060697A (en) | Grain-oriented silicon steel production | |
| JPS6331527B2 (ja) | ||
| JPS6256926B2 (ja) | ||
| KR950014313B1 (ko) | 소량의 보론첨가로 입자-방향성 규소강을 제조하는 방법 | |
| JPH11350032A (ja) | 電磁鋼板の製造方法 | |
| JPS62284014A (ja) | 磁気特性のすぐれた一方向性電磁鋼板の製造方法 | |
| JPS6089521A (ja) | 磁気特性に優れた一方向性けい素鋼板の製造方法 | |
| JPH08269560A (ja) | グラス被膜を有しない鉄損の優れた一方向性電磁鋼板の製造方法 | |
| JP2599739B2 (ja) | 磁気特性の優れた一方向性電磁綱板の製造方法 | |
| JPH01156426A (ja) | 鉄損の低い方向性電磁鋼板の製造方法 | |
| JP3885257B2 (ja) | 方向性電磁鋼板の製造方法 |