JPH0558730A - 高強度リブ付き炭素繊維強化炭素複合材料構造体 - Google Patents
高強度リブ付き炭素繊維強化炭素複合材料構造体Info
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- JPH0558730A JPH0558730A JP3215367A JP21536791A JPH0558730A JP H0558730 A JPH0558730 A JP H0558730A JP 3215367 A JP3215367 A JP 3215367A JP 21536791 A JP21536791 A JP 21536791A JP H0558730 A JPH0558730 A JP H0558730A
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Abstract
き裂、割れのない良好な形状を有する高強度リブ付きC
/C構造体を提供する。 【構成】 リブを立てた炭素繊維強化炭素複合材料構造
体において、リブの付け根部分の充填材に、残炭率が2
5%以上の熱硬化性樹脂をバインダーとして付着させた
(付着量は10〜50重量%)炭素繊維織布を使用した
リブ付き炭素繊維強化炭素複合材料構造体であって、焼
成時の欠陥発生がなく安定して製造できる。
Description
ーンやリーディングエッジおよび機体表面の耐熱パネル
等、比較的板厚が薄く強度を必要とする耐熱性航空宇宙
用材料として使用される高強度リブ付き炭素繊維強化炭
素複合材料構造体に関する。
ク(以下、FRPと略記する)では、全体として剛性が
高く、かつ軽量で強度のある構造とするために、図1に
示すようなリブ1を立てるが、その際、構造体中に欠陥
の原因となる空間を無くすことを目的としてこのリブ1
の付け根部分に充填材2を配置する。FRPの場合、リ
ブの付け根部分の充填材には、表面に熱硬化性樹脂を付
着させた炭素繊維を一方向に引き揃えたプリプレグ(以
下、UDプリプレグと略記する)を使用することが一般
的に行なわれている。
体3〜5と充填材2を組み合わせて仕上げ成形を行う。
FRPに用いる充填材には、UDプリプレグ以外に、短
繊維と樹脂類を混練したものなども使用可能であるが、
作業性、繊維充填率、成形性などの点から、UDプリプ
レグが最も有利である。3、4はL字型、5は平板の各
成形体である。
6000本の炭素繊維を1束として巻き取ったボビンよ
り炭素繊維を引き出し樹脂液中を通すことによって繊維
束内部に樹脂を含浸したのち離型紙に巻き取る方法や、
離型紙上に繊維を引き揃えたシートに樹脂を塗布するな
どの方法を用いてプリプレグ化することができる。
C/Cと略記する)は、耐熱性や耐薬品性に優れ、かつ
高強度、軽量であり、例えば、フェノール樹脂、フラン
樹脂等の熱硬化性樹脂を炭素繊維に含浸したシートを作
り、所望の枚数を積層し、加圧・加熱下で樹脂を硬化さ
せ樹脂成形体を作製した後、この樹脂成形体を不活性雰
囲気下、800℃以上の温度で焼成炭化したものが、一
般に知られている。
は、製造方法として、前記したC/Cの製造方法に従
い、リブの付け根部分の充填材に,FRPの場合と同
様、UDプリプレグを配置して製作すると、図1に示す
逆T型構造体では、リブの付け根部分が図2〜4のよう
に、著しく変形したり、リブを立てた面の層間または充
填材2にき裂6や割れ7が発生するという問題があっ
た。また、図5に示すI字型構造体では、リブの付け根
部分が図6、図7のように著しく変形したり、リブを立
てた面の層間または充填材2にき裂6や割れ(図示せ
ず)が発生するという問題があった。8はU字型成形体
である。
充填材部における樹脂の炭化収縮が大きいためである。
方向の収縮が大きいほど増大する。また、樹脂成形体を
焼成炭化する際の樹脂類の熱分解によるガスの発生抑制
とガス抜け性の向上、および収縮による板厚の減少など
を改善する目的で、マトリックス前駆体である樹脂類に
炭素質等の微粉末を添加混合する方法がある。この方法
によれば成形体焼成時の発泡および膨れ等による比較的
大きな寸法の欠陥を無くすことにより、品質を安定させ
ることができる。
全体に微粉末を添加すると炭素繊維の体積分率の低下、
微粉末による繊維の損傷などによる強度の低下が顕著に
現れるため、この方法は高強度のC/C薄板を製造する
には好ましくない。
付け根部分の充填材に,FRPの場合と同様、UDプリ
プレグを配置して作製した後、前記したC/Cの製造方
法に従い焼成炭化すると、リブの付け根部分が図2、図
6のように著しく変形したり、充填材2中に割れ7が発
生する(図4参照)という問題があった。
ブの軸方向に炭素繊維が並んでいるため、き裂がリブ軸
方向に連続して入りやすく、このためばらばらになりや
すいとう問題もあった。
技術における前記問題点を解決し、焼成炭化においてへ
こみ、反りなどの変形やき裂、割れのない良好な形状を
有する高強度リブ付きC/C構造体を提供することにあ
る。
を解決するために、鋭意研究した結果、リブの付け根部
分に、炭素繊維織布または炭素繊維織布および微粉末を
主成分にした充填材を配置したリブ付きC/Cは、焼成
炭素化した際の変形、割れの発生がない良好な形状を有
する高強度リブ付きC/C構造体であることを見いだ
し、本発明に至った。変形および割れの原因は、充填材
部における樹脂の炭化収縮が大きいためである。
明の第1の態様によれば、少なくとも一つのリブを立て
た炭素繊維強化炭素複合材料構造体において、前記リブ
の付け根部分の充填材が樹脂に由来する炭素と炭素繊維
織布からなることを特徴とする高強度リブ付き炭素繊維
強化炭素複合材料構造体が提供される。
の割合が50〜90重量%であるのが好ましい。
くとも一つのリブを立てた炭素繊維強化炭素複合材料構
造体において、前記リブの付け根部分の充填材が樹脂に
由来する炭素、炭素繊維織布および微粉末からなること
を特徴とする高強度リブ付き炭素繊維強化炭素複合材料
構造体が提供される。
0μmの炭素質および/またはセラミックス微粉末であ
り、添加量が焼成炭化後の充填材に対して5〜50重量
%であるのが好ましい。
性樹脂であるのが好ましい。
1つの場合について図1〜7を参照して説明する。
織布としては、通常市販されているPAN系、ピッチ系
およびレーヨン系炭素繊維の、平織り、朱子織り、斜文
織り等の織布を挙げることができる。また、織布を織る
炭素繊維ロービングの太さは特に限定されないが、緻密
な充填材としてリブの付け根部分の変形を防ぐために
は、3K、1K、0.5K等できるだけ細いものが好適
である。
としては、前記したリブの付け根部分の充填材となる炭
素繊維織布および/または炭素繊維ロービングを一方向
に引き揃えたシート状のものを挙げることができる。ま
た、それぞれのロービングの太さは特に限定されない。
性樹脂が好ましい。特に好ましくはフェノール樹脂であ
るが、その他、フラン樹脂、エポキシ樹脂、ポリベンゾ
イミダゾール樹脂等も使用可能である。フェノール樹脂
が好ましいのは、安価でかつ取り扱い易いこと等によ
る。
が好ましい。25%未満の場合は、焼成炭化後、熱硬化
性樹脂が炭化して生成する炭素のバインダーとしての力
が弱くなり充填材部分にき裂が発生する。
性雰囲気下1000℃まで加熱した際に残る炭素重量の
加熱前の樹脂の重量に対する割合(重量%)を示す。
け根部分の充填材用材料を得る方法としては、樹脂の溶
液に炭素繊維織布を含浸する方法、炭素繊維織布に樹脂
粉末を付着させた後、加熱して樹脂を炭素繊維織布中に
しみこませる方法などがあるが、樹脂を均一に炭素繊維
に付着させる方法であればいずれの方法であっても良
い。
炭素繊維織布を不活性雰囲気下、1000℃まで加熱し
た際の全体重量に対し炭素繊維の割合が50〜90重量
%にするのがよい。50重量%未満の場合は、焼成炭化
後のリブ付け根部分の収縮が激しく、変形が生じる。ま
た、90重量%超の場合は樹脂に由来する炭素のバイン
ダー力が不足して、き裂が発生する。
を得る方法として、炭素繊維織布に樹脂を付着させたも
のを得る場合は、上記したリブ付け根部に用いる充填材
用炭素繊維シートを得る方法、炭素繊維を一方向に引き
揃えたシートを得る場合は、炭素繊維ロービングを一方
向に引き揃えた後、樹脂溶液を塗布、乾燥して溶媒を除
去しシートにする方法、または炭素繊維ロービングを一
方向に揃えた後、樹脂のフィルムではさみ、加熱および
加圧して樹脂を炭素繊維ロービング中にしみこませてシ
ートにする方法が挙げられる。その際、付着させる樹脂
の量は、30〜50重量%が好ましい。
いる炭素繊維シートを得た後、リブ付きC/C構造体を
得る方法の一例について説明する。
ーツを充填材2パーツと組み合わせ、成形用オートクレ
ーブ中で加圧および加熱して樹脂を硬化させ、前駆樹脂
成形体を得る。加熱温度、加圧圧力は使用する樹脂の種
類により異なるが、通常100〜200℃、10kg/cm2
以下の条件で行う。
下で焼成炭化してリブ付きC/C構造体とすることがで
きる。前駆樹脂成形体を炭化する炭化炉は、窒素、アル
ゴン等の不活性ガス雰囲気炉か、または大気炉が用いら
れ、大気炉の場合は焼成する前駆樹脂成形体をコークス
粉末等の中に埋め込み、酸化を防止する必要がある。
焼成物の膨れ、割れ等の発生を防ぎ樹脂の残炭率を向上
させるために、1〜10℃/h程度のゆっくりした昇温
速度がよい。
とするために、フラン樹脂、ピッチ等を含浸し焼成する
工程をくり返すことにより緻密化させることができる。
する。この構造体は、リブの付け根部分の充填材が樹脂
に由来する炭素および炭素繊維織布のほかに微粉末を有
するほかは第1の態様と同じである。
抑制するたに、充填材用炭素繊維織布をプリプレグ化す
る際に微粉末をいれる。この場合、充填材部の収縮を抑
制するために添加するのであるから、微粉末は1000
℃程度の熱処理で収縮しないこと、また周囲の炭素繊維
と反応することによってパネル自体の強度を低下させる
ことのない素材であることを考慮して選択しなけれなら
ない。具体的には、粒径10nm〜10μmの炭素質微
粉末、例えば黒鉛粉末、その他の炭素質微粉末(例えば
カーボンブラック)、セラミックス微粉末(SiC,T
iC,WC,ZrC,Hf C等の粉末)などで1000
℃程度の熱処理によって収縮せず炭素繊維とも反応しな
い微粉末である。
く単に空隙を埋めることによって欠陥の発生を防ぐため
であるから、微粉末の添加による充填材部分のみの強度
劣化も問題とはならない。
て5重量%未満では収縮を抑制する効果が少なく、50
重量%超では樹脂量が不足しバインダーとしての能力が
無くなることと成形性が低下することから、好ましくは
5〜50重量%、さらに好ましくは10〜40重量%と
なるように添加することが望ましい。
ぎると混合し難くなり、粒径が大きすぎると直径およそ
7μmの炭素繊維束の内部に均一に分散しないため、1
0nm〜10μm、好ましくは50nm〜1μmのもの
を使用することが望ましい。
させてリブ付け根部の充填材用プリプレグを得る方法と
しては、樹脂および微粉末の混合溶液に炭素繊維織布を
含浸する方法、炭素繊維織布に樹脂および微粉末を付着
させた後、加熱して樹脂を炭素繊維織布中にしみこませ
る方法などがあるが、樹脂および微粉末を均一に炭素繊
維織布に付着させる方法であればいずれの方法であって
も良い。
必要量の微粉末を均一に分散できない場合、または微粉
末を添加することによって粘度が高くなり作業性が悪化
する場合は、加熱または溶媒を加えることにより粘度を
調整することができる。
を付着させた炭素繊維織布を不活性雰囲気下、1000
℃まで加熱した際の全体重量に対し樹脂の炭化したこと
による炭素重量の割合が20〜40重量%にするのがよ
い。20重量%未満の場合は樹脂に由来する炭素のバイ
ンダー力が不足して、き裂が発生する。40重量%超の
場合は、焼成炭化後のリブ付け根部分の収縮が激しく、
変形が生じる。
に樹脂を付着させたプリプレグを得る方法としては、樹
脂の溶液に炭素繊維織布を含浸する方法、炭素繊維織布
に樹脂粉末を付着させた後、加熱して樹脂を炭素繊維織
布中にしみこませる方法などがあるが、樹脂を均一に炭
素繊維織布に付着させる方法であればいずれの方法であ
っても良い。炭素繊維を一方向に引き揃えたシートを得
る場合は、1000〜6000本の炭素繊維を1束とし
て巻き取ったボビンより炭素繊維を引き出し樹脂液中を
通すことによって繊維束内部に樹脂を含浸したのち離型
紙に巻き取る方法や、離型紙上に繊維を引き揃えたシー
トに樹脂を塗布するなどの方法を用いてプリプレグ化す
ることができる。その他、炭素繊維ロービングを一方向
に引き揃えたのち、樹脂溶液を塗布、乾燥して溶媒を除
去しシートにする方法、または炭素繊維ロービングを一
方向に引き揃えた後、樹脂のフィルムではさみ、加熱お
よび加圧して樹脂を炭素繊維ロービング中にしみこませ
てシートにする方法等が挙げられる。その際、付着させ
る樹脂の量は、30〜50重量%が好ましい。
いる炭素繊維シートを得た後、上記第1の態様と同様に
して、前駆樹脂成形体を得、さらに、焼成炭化してリブ
付きC/C構造体とする。
くなり、かつ収縮による周囲の引き込みもなくなったこ
とで、へこみ、反りもない良好で高強度のC/C薄板パ
ネルを得ることができる。
を参照して簡単に説明する。
構造体の一例を示す線図である。この場合は、リブの付
け根部分が著しく変形し、へこみを有する。
C構造体の一例を示す線図である。この場合は、焼成炭
化においてへこみ、反りなどの変形やき裂、割れのない
良好な形状を得ることができる。
する。
T300,3K)を8枚朱子織りに織った織布を、フェ
ノール樹脂(レジトップPL2211、残炭率50%:
群栄化学(株)製)の30%アセトン溶液に含浸し、室
温で1日間放置しアセトンを揮発させて、樹脂を付着さ
せた炭素繊維シートを得た。樹脂の付着量は、樹脂の炭
化に由来する炭素と炭素繊維織布の合計重量に対し炭素
繊維の重量が60%になるように調整した。
個と、L字型のパーツを2個とを作製した。また上記シ
ートを折り曲げて、断面が三角形で一辺の長さが約4m
mの充填材用パーツを作成した。つぎに、それぞれのパ
ーツを組み合わせ、逆T型にして、オートクレーブ中、
2kg/cm2の圧力下で、150℃、180分間加熱して、
前駆樹脂成形体とした。この成形体を窒素雰囲気下10
℃/hの昇温速度で1000℃まで加熱し焼成炭化し
て、リブ付きC/Cを得た。この焼成炭化後の状態を表
1に示す。
M−40,3K)を平織りに織った織布を、フェノール
樹脂(RM3000K、残炭率55%:旭有機材工業
(株)製)の30%メタノール溶液に含浸し、室温で1
日間放置しメタノールを揮発させて、樹脂を付着させた
炭素繊維シートを得た。樹脂の付着量は、樹脂の炭化に
由来する炭素と炭素繊維織布の合計重量に対し炭素繊維
の重量が70%になるよう調整した。
個と、U字型のパーツ2個を作製した。また上記シート
を折り曲げて、断面が三角形で一辺の長さが約4mmの
充填材用パーツを作製した。つぎに、それぞれのパーツ
を組み合わせ、I型にして、オートクレーブ中、1kg/c
m2の圧力下で、180℃180分間加熱して、前駆樹脂
成形体とした。この成形体を窒素雰囲気下5℃/hの昇
温速度で1000℃まで加熱し焼成炭化して、リブ付き
C/Cを得た。この焼成炭化後の状態を表1に示す。
M−40,1K)を平織りに織った織布を、フェノール
樹脂(レジトップPL2211、残炭率50%:群栄化
学(株)製)の30%アセトン溶液に含浸し、室温で1
日間放置しアセトンを揮発させて、樹脂を付着させた充
填材用の炭素繊維シートを得た。樹脂の付着量は、樹脂
の炭化に由来する炭素と炭素繊維織布の合計重量に対し
炭素繊維の重量が65%になるよう調整した。
0,6K)を一方向に引き揃えた後、フェノール樹脂
(レジトップPL2211)の30%アセトン溶液をス
プレーで塗布、1日間室温で乾燥して充填材以外の部分
に用いる炭素繊維シートを得た。樹脂の付着量は40重
量%であった。実施例1と同様の方法により、平板、L
字型、充填材のパーツをそれぞれ作製し、成形、焼成炭
化して、リブ付きC/Cを得た。なお、リブの付け根部
分以外に用いた一方向炭素繊維シートの積層構成は、0
度、90度の対象積層で、全積層枚数は8枚で行った。
この焼成炭化後の状態を表1に示す。
使用する炭素繊維シートが、炭素繊維ロービング(トレ
カM−40,6K)を一方向に引き揃えた後、フェノー
ル樹脂(レジトップPL2211)の30%アセトン溶
液をスプレーで塗布、室温で1日間乾燥して得た炭素繊
維シート(UDプリプレグ)を用いる以外は実施例1と
同様に処理して比較対照用のリブ付きC/Cを得た。な
お、上記炭素繊維シートの樹脂付着量は、樹脂の炭化に
由来する炭素と炭素繊維織布の合計量に対し炭素繊維の
重量が65%になるように調整した。この焼成炭化後の
状態を表1に示す。
使用する炭素繊維シートが、炭素繊維ロービング(トレ
カT300,3K)を8枚朱子織りに織った炭素繊維織
布にフェノール樹脂(レジトップPL2211)を、樹
脂の炭化に由来する炭素と炭素繊維織布の合計重量に対
し炭素繊維の重量が5%になるよう付着させたものであ
る以外は実施例1と同様に処理して、比較対照用リブ付
きC/Cを得た。この焼成炭化後の状態を表1に示す。
使用する炭素繊維シートが、炭素繊維ロービング(トレ
カT300,3K)を8枚朱子織りに織った炭素繊維織
布にフェノール樹脂(レジトップPL2211)を、樹
脂の炭化に由来する炭素と炭素繊維織布の合計重量に対
し炭素繊維の重量が40%になるよう付着させたもので
ある以外は実施例3と同様に処理して、比較対照用のリ
ブ付きC/Cを得た。この焼成炭化後の状態を表1に示
す。
使用する炭素繊維織布に付着させる熱硬化性樹脂が残炭
率10%のエポキシ樹脂である以外は実施例2と同様の
条件で処理して、比較対照用のリブ付きC/Cを得た。
この焼成炭化後の状態を表1に示す。
T300,3K)を8枚朱子織りに織った織布を、フェ
ノール樹脂(レジトップPL2211、残炭率50%:
群栄化学(株)製)の30%アセトン溶液に含浸し、室
温で1日間放置しアセトンを揮発させて、樹脂を付着さ
せた炭素繊維シートを得た。樹脂の付着量は、樹脂の炭
化に由来する炭素と炭素繊維織布の重量に対し炭素繊維
の重量が60%になるように調整した。
成した。前記希釈樹脂液中に黒鉛粉末を添加混合し充填
材用炭素繊維織布に含浸させ、樹脂と黒鉛粉末を付着さ
せた。樹脂、黒鉛粉末および炭素繊維の割合は、焼成炭
化後の重量比でそれぞれ25%、30%、45%になる
ように調整した。このプリプレグを折り曲げて、断面が
三角形で一辺の長さが約4mmの充填材用パーツを作成
した。つぎに、それぞれのパーツを組み合わせ、逆T型
にして、成形用オートクレーブ中、2kg/cm2の圧力下
で、150℃、180分間加熱して、前駆樹脂成形体と
した。この成形体を窒素雰囲気下10℃/hの昇温速度
で1000℃まで加熱し焼成炭化して、変形や充填部の
割れのない良好なリブ付きC/Cを得た。
付きC/Cを作成するに当たり、樹脂、黒鉛粉末および
炭素繊維の割合を、焼成炭化後の重量比でそれぞれ43
%、2%、55%になるように調整した。その他はすべ
て実施例4と同一方法で処理した結果、図2に示すよう
な、へこみが生じた。
付きC/Cを作成するに当たり、樹脂、黒鉛粉末および
炭素繊維の割合を、焼成炭化後の重量比でそれぞれ10
%、55%、35%になるように調整した。その他はす
べて実施例4と同一方法で処理した結果、バインダーと
しての樹脂量が不足し、充填材部とその周囲が接着せ
ず、割れが生じた。
いるので、本発明のリブ付きC/C構造体は、焼成炭化
時の変形、層間き裂等の欠陥を有しない構造体であっ
て、特に宇宙航空用材料等比較的板厚が薄く強度を必要
とする耐熱性軽量材料として広い用途が期待される。
を示す線図である。
構造体の一例を示す線図である。
造体の一例を示す線図である。
造体の一例を示す説明図である。
示す線図である。
造体の一例を示す線図である。
体の一例を示す線図である。
一例を示す線図である。
/C構造体の一例を示す線図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも一つのリブを立てた炭素繊維
強化炭素複合材料構造体において、前記リブの付け根部
分の充填材が樹脂に由来する炭素と炭素繊維織布からな
ることを特徴とする高強度リブ付き炭素繊維強化炭素複
合材料構造体。 - 【請求項2】 前記充填材に占める炭素繊維織布の割合
が50〜90重量%である請求項1に記載の高強度リブ
付き炭素繊維強化炭素複合材料構造体。 - 【請求項3】 少なくとも一つのリブを立てた炭素繊維
強化炭素複合材料構造体において、前記リブの付け根部
分の充填材が樹脂に由来する炭素、炭素繊維織布および
微粉末からなることを特徴とする高強度リブ付き炭素繊
維強化炭素複合材料構造体。 - 【請求項4】 前記微粉末は、粒径10nm〜10μm
の炭素質および/またはセラミックス微粉末であり、添
加量が焼成炭化後の充填材に対して5〜50重量%であ
る請求項3に記載の高強度リブ付き炭素繊維強化炭素複
合材料構造体。 - 【請求項5】 前記樹脂は、残炭率が25%以上の熱硬
化性樹脂である請求項1〜4のいずれかに記載の高強度
リブ付き炭素繊維強化炭素複合材料構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21536791A JP3288402B2 (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 高強度リブ付き炭素繊維強化炭素複合材料構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21536791A JP3288402B2 (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 高強度リブ付き炭素繊維強化炭素複合材料構造体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0558730A true JPH0558730A (ja) | 1993-03-09 |
| JP3288402B2 JP3288402B2 (ja) | 2002-06-04 |
Family
ID=16671125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21536791A Expired - Fee Related JP3288402B2 (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 高強度リブ付き炭素繊維強化炭素複合材料構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3288402B2 (ja) |
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