JPH0559005U - エンジンの回転バランサ - Google Patents
エンジンの回転バランサInfo
- Publication number
- JPH0559005U JPH0559005U JP564892U JP564892U JPH0559005U JP H0559005 U JPH0559005 U JP H0559005U JP 564892 U JP564892 U JP 564892U JP 564892 U JP564892 U JP 564892U JP H0559005 U JPH0559005 U JP H0559005U
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- Japan
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- balancer
- balance weight
- weight
- boss portion
- boss
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- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バランスウエイト30が遠心力で吹っ飛んで、
クランクケースや運動部品などを破損する問題を解消
し、併せてボス部32を有しながらも、極力バランスウエ
イト30の軽量化を図る。 【構成】 エンジンのバランサ軸21にバランスウエイト
30を固定具35で固定する構成において、バランスウエイ
ト30は偏心ウエイト部31に取付用ボス部32を一体に形成
し、このボス部32にボス孔33をその長さ方向に沿って貫
通させ、このボス孔33を前記バランサ軸21に外嵌させ
る。上記バランスウエイト30の偏心ウエイト部31の全長
Kに対して、そのボス部32の全長kを短い寸法に設定し
て、バランスウエイト30の無効質量を極力少なくする。
クランクケースや運動部品などを破損する問題を解消
し、併せてボス部32を有しながらも、極力バランスウエ
イト30の軽量化を図る。 【構成】 エンジンのバランサ軸21にバランスウエイト
30を固定具35で固定する構成において、バランスウエイ
ト30は偏心ウエイト部31に取付用ボス部32を一体に形成
し、このボス部32にボス孔33をその長さ方向に沿って貫
通させ、このボス孔33を前記バランサ軸21に外嵌させ
る。上記バランスウエイト30の偏心ウエイト部31の全長
Kに対して、そのボス部32の全長kを短い寸法に設定し
て、バランスウエイト30の無効質量を極力少なくする。
Description
【0001】
この考案は、エンジンの回転バランサに関し、特にバランサ軸にバランスウエ イトを固定する構造に関するものである。
【0002】
エンジンの回転バランサは、バランサ軸にバランスウエイトを固定具で固定し て成るが、従来では図6に示すもの(以下従来例1という)、あるいは図7に示 すもの(以下従来例2という)がある。 従来例1のバランスウエイト30は、図6(A)(B)で示すように、バランスウ エイト30の基端面33aをバランサ軸21に密着させるために、機械加工によ りバランサ軸21と同心円弧状に形成し、バランサ軸21にこの基端面33aを 接当させて、2本の固定ボルト35でバランスウエイト30をバランサ軸21に 固定して構成されている。 なお、図6中の符号10は、エンジンの回転バランサ全体を示し、11は回転 バランサ10のバランサ軸受ボス12a・12bを一体に形成して成るバランサ ケース、26はバランサギヤである。
【0003】 また従来例2のバランスウエイト30は、図7(A)(B)で示すように、偏心ウ エイト部31に取付用ボス部32を一体に形成して成り、このボス部32にボス 孔33をその長さ方向に沿って貫通させ、このボス孔33を前記バランサ軸21 に外嵌させ、取付用ボス部32をバランサ軸21に2本の固定ボルトで固定して 構成されている。そして、上記バランスウエイト30の偏心ウエイト部31の長 さは、そのボス部32の長さと等しい寸法に設定されている。
【0004】
上記従来例1のバランスウエイト30は、固定ボルト35が緩んだり破断した りした場合、バランスウエイト30が遠心力で吹っ飛んで、クランクケースや運 動部品などを破損することがある。 一方従来例2は、従来例1のような不都合はないが、ボス部32を有するため に、バランスウエイト30が本来の有効質量以外の無効質量を含むことになる。 しかも、バランスウエイト30の偏心ウエイト部31の長さが、ボス部32の長 さと等しい寸法に設定されているので、上記無効質量が大幅に増える。このため 、バランスウエイト30の軽量化を図れない。 本考案はこのような事情を考慮してなされたもので、バランスウエイト30が 遠心力で吹っ飛んで、クランクケースや運動部品などを破損する問題を解消し、 併せてボス部32を有しながらも、極力バランスウエイト30の軽量化を図るこ とを技術課題とする。
【0005】
本考案は上記課題を解決するために、図1又は図5で示すように、エンジンの 回転バランサを以下のように改良したものである。 即ち、バランスウエイト30は偏心ウエイト部31に取付用ボス部32を一体 に形成して成り、このボス部32にボス孔33をその長さ方向に沿って貫通させ 、このボス孔33を前記バランサ軸21に外嵌させ、上記バランスウエイト30 の偏心ウエイト部31の全長Kに対して、そのボス部32の全長kを短い寸法に 設定したことを特徴とするものである。
【0006】
本考案のバランスウエイト30はボス部32を有し、このボス部32がバラン サ軸21に外嵌しているので、固定具35が緩んでバランスウエイト30を固定 できなくなった場合でも、バランスウエイト30はボス部32でバランサ軸21 に枢支され続ける。これにより、バランスウエイト30が遠心力で吹っ飛んで、 クランクケースや運動部品などを破損する問題は解消する。 また、バランスウエイト30はボス部32を有するから、バランスウエイト3 0が本来の有効質量以外の無効質量を含むが、バランスウエイト30の偏心ウエ イト部31の全長Kに対して、そのボス部32の全長kを短い寸法に設定したこ とから、無効質量は大幅に少なくなる。これにより、バランスウエイト30の軽 量化を図ることができる。
【0007】
以下本考案の実施例を図面に基づいてさらに詳しく説明する。図1は本考案の 実施例に係るエンジンの回転バランサを示し、図(A)はその縦断側面図、図(B) は図A中のB−B線矢視縦断正面図、図2はエンジンへの回転バランサの組み付 け状態を示す側面図、図3はエンジンへの回転バランサの組み付け状態を示す縦 断正面図、図4は図3中のIV−IV線矢視横断平面図である。なお、符号10はエ ンジンの回転バランサを示す。
【0008】 この回転バランサ10は、バランサケース11内に組み付けられている。そし てこのバランサケース11は、図2及び図3で示すように、上向きに延びる4本 のケース吊設アーム17を、エンジンEの2分割型クランクケース1内の前後2 つの上半部中間壁2・2に亙って架着し、このケース吊設アーム17に4本の固 定ボルト18を上向きに貫通させて上半部中間壁2に吊設してある。なお、図2 及び図3中の符号3は2つ割り型クランクケース1の下半部、4はオイルパン、 5はクランク軸、6はクランクピン、7はカウンターウエイト、8はクランク軸 5を下側より支えるベアリングキャップ、8aはベアリングキャップ8の固定ボ ルトである。
【0009】 上記回転バランサ10は、図1及び図4で示すように、バランサケース11内 にバランサケース11と一体に形成され、互いに適当間隔隔てて配置されている 一対のバランサ軸受ボス12a・12bが2組と、この各バランサ軸受ボス12 a・12bの各軸受孔13a・13bにすべり軸受25を介して回転自在に内嵌 支持された各バランサ軸21・21と、各バランサ軸21・21の一端部に固定 された一組の咬合ギヤ26・26と、両バランサ軸受ボス同士12a・12b間 で各バランサ軸21に固定ボルト35で固定されたバランスウエイト30と、後 述する回転バランサの圧送式潤滑装置40とを具備して成り、図2で示すように 、エンジンEのクランク軸5に固定された伝動ギヤ9で一方の咬合ギヤ26aを 伝動回転させることにより、各バランサ軸21・21を回転させて、エンジンE の二次振動を解消するように構成されている。なお、これらの図中の符号19は 回転バランサ10の組み付けを容易にするための、バランサケース11の後部ケ ース蓋である。
【0010】 上記バランスウエイト30は、図1及び図2で示すように、2つの偏心ウエイ ト31a・31a同士を一体に形成したウエイト連結部31bで連結して偏心ウ エイト部31を構成し、2つの偏心ウエイト31a・31aにそれぞれ取付用ボ ス部32・32を一体に形成して成り、このボス部32・32にボス孔33をそ の長さ方向に沿って貫通させ、このボス孔33を前記バランサ軸21に外嵌させ 、上記バランスウエイト30の偏心ウエイト部31の全長Kに対して、そのボス 部32の全長kを短い寸法に設定して構成されている。 なお、上記ボス孔33は、ウエイト連結部31bを避けてあけられている。こ れにより、ボス孔33の加工が容易になるからである。
【0011】 上記のように取付用ボス部32をバランサ軸21に外嵌させることにより、固 定ボルト35が緩んでバランスウエイト30を固定できなくなった場合でも、バ ランスウエイト30はバランサ軸21に枢支され続ける。これにより、バランス ウエイト30が遠心力で吹っ飛んで、クランクケースや運動部品などを破損する 問題は解消する。 また、バランスウエイト30はボス部32を有するから、バランスウエイト3 0が本来の有効質量以外の無効質量を含むが、バランスウエイト30の偏心ウエ イト部31の全長Kに対して、そのボス部32の全長kを短い寸法に設定したこ とから、無効質量は大幅に少なくなる。これにより、バランスウエイト30の軽 量化を図ることができる。
【0012】 上記バランサの圧送式潤滑装置40は、図1及び図4で示すように、各バラン サ軸21・21の軸端部21aの外側に位置する軸受孔部分に形成された各オイ ル入口室14・14と、この各オイル入口室14・14にオイルを圧送するオイ ル圧送油路15と、各バランサ軸21の内部に形成された導入油路22・23と から成り、エンジンEの上半部中間壁2とバランサケース11の一つのケース吊 設アーム17とケース肉壁とに亙りオイル圧送油路15が形成され、上記オイル 入口室14に圧送されてきたオイルを各バランサ軸受ボス12a・12bのすべ り軸受25へ案内するように構成されている。
【0013】 上記各オイル入口室14・14は、前記一方のバランサ軸受ボス12a内の軸 受孔13aを、貫通させることなく途中で終わる袋孔状に形成し、この袋孔状軸 受孔13aの袋状奥孔部分に形成されている。従来例1(図6)の打込栓14a を省略し、オイル入口室14の内圧が異常に高くなっても、打込栓14aの緩み だしを解消して、すべり軸受25の焼き付きは解消するためである。
【0014】 図5は本考案の別の実施例を示し、同図(A)は要部の縦断側面図、同(B)は縦 断正面図である。 この実施例では、バランスウエイト30は、1つの偏心ウエイト部31のほぼ 中央に取付用ボス部32を一体に形成して成り、このボス部32にボス孔33を その長さ方向に沿って貫通させ、このボス孔33を前記バランサ軸21に外嵌さ せ、上記バランスウエイト30の偏心ウエイト部31の全長Kに対して、そのボ ス部32の全長kを短い寸法に設定して構成されている。これにより、前記と同 様にバランスウエイト30の軽量化を図ることができる。
【0015】 なお、本考案は回転バランサがバランサケース内に組み付けられたものに限る ものではなく、バランサ軸受ボスがエンジンのいずれかの箇所に設けられていれ ば良い。また、オイル圧送油路の配置についても、適宜変更を加えて実施し得る ことは多言を要しない。
【図1】本考案の実施例に係るエンジンの回転バランサ
を示し、図(A)はその縦断側面図、図(B)は同図A中の
B−B線矢視縦断正面図である。
を示し、図(A)はその縦断側面図、図(B)は同図A中の
B−B線矢視縦断正面図である。
【図2】エンジンへの回転バランサの組み付け状態を示
す側面図である。
す側面図である。
【図3】エンジンへの回転バランサの組み付け状態を示
す縦断正面図である。
す縦断正面図である。
【図4】図3中のIV−IV線矢視横断平面図である。
【図5】本考案の別の実施例に係るエンジンの回転バラ
ンサを示し、図(A)は要部の縦断側面図、図(B)はその
縦断正面図である。
ンサを示し、図(A)は要部の縦断側面図、図(B)はその
縦断正面図である。
【図6】従来例1に係るエンジンの回転バランサを示
し、図(A)はその縦断側面図、図(B)は要部の縦断正面
図である。
し、図(A)はその縦断側面図、図(B)は要部の縦断正面
図である。
【図7】従来例2に係るエンジンの回転バランサを示
し、図(A)は要部の縦断側面図、図(B)は要部の縦断正
面図である。
し、図(A)は要部の縦断側面図、図(B)は要部の縦断正
面図である。
10…回転バランサ、 21…バランサ軸、3
0…バランスウエイト、 31…偏心ウエイト部、
32…取付用ボス部、 33…ボス孔、35…
固定具(固定ボルト)、 K…偏心ウエイト部の全長、
k…ボス部の全長。
0…バランスウエイト、 31…偏心ウエイト部、
32…取付用ボス部、 33…ボス孔、35…
固定具(固定ボルト)、 K…偏心ウエイト部の全長、
k…ボス部の全長。
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジンのバランサ軸(21)にバランスウ
エイト(30)を固定具(35)で固定したエンジンの回転バラ
ンサにおいて、 このバランスウエイト(30)は偏心ウエイト部(31)に取付
用ボス部(32)を一体に形成して成り、このボス部(32)に
ボス孔(33)をその長さ方向に沿って貫通させ、 このボス孔(33)を前記バランサ軸(21)に外嵌させ、 上記バランスウエイト(30)の偏心ウエイト部(31)の全長
(K)に対して、そのボス部(32)の全長(k)を短い寸法に
設定したことを特徴とするエンジンの回転バランサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992005648U JP2595046Y2 (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | エンジンの回転バランサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992005648U JP2595046Y2 (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | エンジンの回転バランサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0559005U true JPH0559005U (ja) | 1993-08-03 |
| JP2595046Y2 JP2595046Y2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=11616955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992005648U Expired - Lifetime JP2595046Y2 (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | エンジンの回転バランサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2595046Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5824035U (ja) * | 1981-08-10 | 1983-02-15 | 株式会社石田衡器製作所 | 自動計量装置における物品搬送停止装置 |
| JPS61184145U (ja) * | 1985-05-10 | 1986-11-17 |
-
1992
- 1992-01-17 JP JP1992005648U patent/JP2595046Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5824035U (ja) * | 1981-08-10 | 1983-02-15 | 株式会社石田衡器製作所 | 自動計量装置における物品搬送停止装置 |
| JPS61184145U (ja) * | 1985-05-10 | 1986-11-17 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2595046Y2 (ja) | 1999-05-24 |
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