JPH0559093B2 - - Google Patents
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- JPH0559093B2 JPH0559093B2 JP63173843A JP17384388A JPH0559093B2 JP H0559093 B2 JPH0559093 B2 JP H0559093B2 JP 63173843 A JP63173843 A JP 63173843A JP 17384388 A JP17384388 A JP 17384388A JP H0559093 B2 JPH0559093 B2 JP H0559093B2
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- A61K47/00—Medicinal preparations characterised by the non-active ingredients used, e.g. carriers or inert additives; Targeting or modifying agents chemically bound to the active ingredient
- A61K47/06—Organic compounds, e.g. natural or synthetic hydrocarbons, polyolefins, mineral oil, petrolatum or ozokerite
- A61K47/08—Organic compounds, e.g. natural or synthetic hydrocarbons, polyolefins, mineral oil, petrolatum or ozokerite containing oxygen, e.g. ethers, acetals, ketones, quinones, aldehydes, peroxides
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- Medicinal Preparation (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は非経口投与用の滅菌水または他の好適
な非経口希釈剤で希釈しうるドキソルビシン塩酸
塩の安定な非水性濃厚溶液に関する。
な非経口希釈剤で希釈しうるドキソルビシン塩酸
塩の安定な非水性濃厚溶液に関する。
[従来の技術]
ドキソルビシンはストレプトマイセス・ピユー
セテイウス変種カエシウスの発酵から単離される
抗腫瘍抗生物質である。ドキソルビシンはまたダ
ウノルビシンから化学的に合成することもでき
る。
セテイウス変種カエシウスの発酵から単離される
抗腫瘍抗生物質である。ドキソルビシンはまたダ
ウノルビシンから化学的に合成することもでき
る。
商業的な凍結乾燥調剤形体のドキソルビシン
(アドリア・ラボラトリーズからアドリアマイシ
ンなる商標で市販されている)はそれぞれ50,
100および250mgのラクトースと組合せて10,20お
よび50mgの塩酸塩としてビンにつめて供給されて
いる。これらのビンは米国薬局方の塩化ナトリウ
ム注射液(0.9%)または米国薬局方の注射用滅
菌水で再構成されて2mg/mlのドキソルビシン
HClの最終濃度を与える。
(アドリア・ラボラトリーズからアドリアマイシ
ンなる商標で市販されている)はそれぞれ50,
100および250mgのラクトースと組合せて10,20お
よび50mgの塩酸塩としてビンにつめて供給されて
いる。これらのビンは米国薬局方の塩化ナトリウ
ム注射液(0.9%)または米国薬局方の注射用滅
菌水で再構成されて2mg/mlのドキソルビシン
HClの最終濃度を与える。
使用前に再構成する必要のないドキソルビシン
HClの溶液調剤形体をもつことは望ましいことで
ある。凍結乾燥品の不適切な再構成は時として空
気を含む小滴(ブローバツク)の生成をもたら
し、これはドキソルビシンHClのような有力な抗
腫瘍剤の注射用溶液を作る個人に健康上の危険に
なりうる。また、現在の凍結乾燥ドキソルビシン
HCl調剤形体の製造は非常に費用が嵩み、溶液の
調剤形体が低コスト品を生じるものとして期待さ
れている。
HClの溶液調剤形体をもつことは望ましいことで
ある。凍結乾燥品の不適切な再構成は時として空
気を含む小滴(ブローバツク)の生成をもたら
し、これはドキソルビシンHClのような有力な抗
腫瘍剤の注射用溶液を作る個人に健康上の危険に
なりうる。また、現在の凍結乾燥ドキソルビシン
HCl調剤形体の製造は非常に費用が嵩み、溶液の
調剤形体が低コスト品を生じるものとして期待さ
れている。
溶液調剤形体のドキソルビシンHClの利点にも
かかわらず、このような薬品は従来は溶液の形体
で入手しうるものではなかつた。水性系でその固
有の不安定性および通常の非水性系でその低い溶
解度および/または不安定性のためである。アド
リアマイシン(商標)の製造業者は再構成された
凍結乾燥品の溶液は室温で僅か24時間しか安定で
なく、冷凍(4℃)下でも48時間しか安定でない
と述べている。
かかわらず、このような薬品は従来は溶液の形体
で入手しうるものではなかつた。水性系でその固
有の不安定性および通常の非水性系でその低い溶
解度および/または不安定性のためである。アド
リアマイシン(商標)の製造業者は再構成された
凍結乾燥品の溶液は室温で僅か24時間しか安定で
なく、冷凍(4℃)下でも48時間しか安定でない
と述べている。
ホフマンらがAm.J.Hosp.Pharm.36:1536−
1538,1979年に報告している研究はドキソルビシ
ンHClの再構成溶液は4℃で冷凍したとき6ケ月
までのあいだ安定(≦10%の能力損失)であるこ
とを示している。ケチヤムらがAm.J.Intrav.
Ther.Clin.Nutri.8:15〜18,1981年に記載した
報文は0.9%NaCl溶液中のドキソルビシンHClの
再構成溶液は室温または5℃によつて7日間安定
であると述べている。再構成ドキソルビシンHCl
が4℃において6ケ月まで十分に安定であるうる
という報告にもかかわらず、これは商業的な溶液
調剤形体としては依然として望ましいものとはい
えない。
1538,1979年に報告している研究はドキソルビシ
ンHClの再構成溶液は4℃で冷凍したとき6ケ月
までのあいだ安定(≦10%の能力損失)であるこ
とを示している。ケチヤムらがAm.J.Intrav.
Ther.Clin.Nutri.8:15〜18,1981年に記載した
報文は0.9%NaCl溶液中のドキソルビシンHClの
再構成溶液は室温または5℃によつて7日間安定
であると述べている。再構成ドキソルビシンHCl
が4℃において6ケ月まで十分に安定であるうる
という報告にもかかわらず、これは商業的な溶液
調剤形体としては依然として望ましいものとはい
えない。
ヤンセンらはInt.J.Pharmaceutics23:1−11,
(1985年)において、ドキソルビシンHClはPH4
(HClを使用してPHを調整したトリスまたはホス
フエート緩衝液)においてその最大の安定性をも
つようにみえると報告している。プーチキアンら
はAm.J.Hosp.Pharm.38:483−486,(1981年)
にドキソルビシンHClの安定性はPH依存性である
こと及び最適の安定性は再構成溶媒がPH約4.5の
米国薬局方5%デキストロース注射液であるとき
に達成されることを述べている。
(1985年)において、ドキソルビシンHClはPH4
(HClを使用してPHを調整したトリスまたはホス
フエート緩衝液)においてその最大の安定性をも
つようにみえると報告している。プーチキアンら
はAm.J.Hosp.Pharm.38:483−486,(1981年)
にドキソルビシンHClの安定性はPH依存性である
こと及び最適の安定性は再構成溶媒がPH約4.5の
米国薬局方5%デキストロース注射液であるとき
に達成されることを述べている。
英国特許出願第2178311Aには非水性溶媒中ま
たはこのような溶媒と水との混合物中でのドキソ
ルビシンHClの溶液が記載されている。これらの
溶媒の中にはプロピレングリコールもあげられて
いるが、これは好ましい溶媒の1つであるとして
記載されているものではない。然も、そこにはナ
トリウム・ホルムアルデヒド重亜硫酸塩、第3級
ブチルハイドロキノンまたはα−トコフエロール
なる特定の酸化防止剤(以下に述べる如く本発明
にとつて必須の成分)の使用についての記載はな
い。
たはこのような溶媒と水との混合物中でのドキソ
ルビシンHClの溶液が記載されている。これらの
溶媒の中にはプロピレングリコールもあげられて
いるが、これは好ましい溶媒の1つであるとして
記載されているものではない。然も、そこにはナ
トリウム・ホルムアルデヒド重亜硫酸塩、第3級
ブチルハイドロキノンまたはα−トコフエロール
なる特定の酸化防止剤(以下に述べる如く本発明
にとつて必須の成分)の使用についての記載はな
い。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は従来技術の欠点を克服して、室温で少
なくとも18ケ月、37℃で少なくとも4ケ月のあい
だ安定(≦10%の能力損失)であり、溶液1ml当
たり少なくとも5mgのドキソルビシンHClを含
み、そして非経口投与用の水または他の水性ビー
クルで希釈することのできる非水性ドキソルビシ
ン塩酸塩溶液を提供することを目的とするもので
ある。
なくとも18ケ月、37℃で少なくとも4ケ月のあい
だ安定(≦10%の能力損失)であり、溶液1ml当
たり少なくとも5mgのドキソルビシンHClを含
み、そして非経口投与用の水または他の水性ビー
クルで希釈することのできる非水性ドキソルビシ
ン塩酸塩溶液を提供することを目的とするもので
ある。
(課題を解決するための手段)
本発明者はα−トコフエロール、ナトリウム・
ホルムアルデヒド重亜硫酸塩および第3級ブチル
ハイドロキノンからえらばれた特定の酸化防止剤
が下記の特定の非水性溶媒との組合せでドキソル
ビシンHCl溶液の高温安定性を著しく改良するこ
とを発見した。
ホルムアルデヒド重亜硫酸塩および第3級ブチル
ハイドロキノンからえらばれた特定の酸化防止剤
が下記の特定の非水性溶媒との組合せでドキソル
ビシンHCl溶液の高温安定性を著しく改良するこ
とを発見した。
本発明によれば、90〜100%(v/v)のプロ
ピレングリコール、1,2−ジヒドロキシブタン
または1,3−ジヒドロキシプロパンと0〜10%
(v/v)の水とから成る溶媒媒質中にドキソル
ビシン塩酸塩と、0.1〜2mg/mlのα−トコフエ
ロール、ナトリウム・ホルムアルデヒド重亜硫酸
塩および第3級ブチルハイドロキノンからえらば
れた酸化防止剤と、溶液のPHを3〜5の範囲にす
る必要な量のクエン酸とを含む溶液から成ること
を特徴とする非経口投与用の滅菌水または他の水
性ビークルで希釈するに好適な密封容器中のドキ
ソルビシン塩酸塩の安定な滅菌の非水性溶液が提
供される。
ピレングリコール、1,2−ジヒドロキシブタン
または1,3−ジヒドロキシプロパンと0〜10%
(v/v)の水とから成る溶媒媒質中にドキソル
ビシン塩酸塩と、0.1〜2mg/mlのα−トコフエ
ロール、ナトリウム・ホルムアルデヒド重亜硫酸
塩および第3級ブチルハイドロキノンからえらば
れた酸化防止剤と、溶液のPHを3〜5の範囲にす
る必要な量のクエン酸とを含む溶液から成ること
を特徴とする非経口投与用の滅菌水または他の水
性ビークルで希釈するに好適な密封容器中のドキ
ソルビシン塩酸塩の安定な滅菌の非水性溶液が提
供される。
(実施例)
本発明は滅菌水または他の好適な水性ビークル
で希釈して非経口投与に供するのに適するドキソ
ルビシン塩酸塩の安定な濃厚非水性溶液に関す
る。使用する溶媒媒質に応じて5〜20mg/mlのド
キソルビシン塩酸塩の濃度が溶液中に使用され
る。更に具体的には正味のプロピレングリコー
ル、1,2−ジヒドロキシブタンまたは1,3−
ジヒドロキシプロパンを溶媒に使用する場合には
約5〜10mg/mlのドキソルビシン塩酸塩濃度が使
用され、上記のプロピレングリコール、1,2−
ジヒドロキシブタンまたは1,3−ジヒドロキシ
プロパン溶媒を約5〜10%(v/v)の水と混合
して使用する場合には約5〜20mg/mlのドキソル
ビシン塩酸塩濃度が使用される。
で希釈して非経口投与に供するのに適するドキソ
ルビシン塩酸塩の安定な濃厚非水性溶液に関す
る。使用する溶媒媒質に応じて5〜20mg/mlのド
キソルビシン塩酸塩の濃度が溶液中に使用され
る。更に具体的には正味のプロピレングリコー
ル、1,2−ジヒドロキシブタンまたは1,3−
ジヒドロキシプロパンを溶媒に使用する場合には
約5〜10mg/mlのドキソルビシン塩酸塩濃度が使
用され、上記のプロピレングリコール、1,2−
ジヒドロキシブタンまたは1,3−ジヒドロキシ
プロパン溶媒を約5〜10%(v/v)の水と混合
して使用する場合には約5〜20mg/mlのドキソル
ビシン塩酸塩濃度が使用される。
他に特別の記載のない限り、ここに使用する
「非水性」なる語は約10%(v/v)までの水を
含む溶液をいう。
「非水性」なる語は約10%(v/v)までの水を
含む溶液をいう。
室温でドキソルビシンHClはプロピレングリコ
ール、1,2−ジヒドロキシブタンおよび1,3
−ジヒドロキシプロパン中に5mg/ml未満の溶解
度をもつ。然し、激しく撹拌しながら短時間
(0.5〜1時間)加温(60〜80℃)すると、能力の
損失なしに約10mg/mlまでの溶解度が達成でき
る。このドキソルビシンHClは4℃〜−20℃で貯
蔵するとき溶媒中にとどまり、この溶液に結晶の
ドキソルビシンHClを接種しても結晶化は起こら
ない。ドキソルビシンHClの溶解度は5〜10%
(v/v)の水を加えることによつて上記溶媒中
で約20mg/mlに増大させることができる。
ール、1,2−ジヒドロキシブタンおよび1,3
−ジヒドロキシプロパン中に5mg/ml未満の溶解
度をもつ。然し、激しく撹拌しながら短時間
(0.5〜1時間)加温(60〜80℃)すると、能力の
損失なしに約10mg/mlまでの溶解度が達成でき
る。このドキソルビシンHClは4℃〜−20℃で貯
蔵するとき溶媒中にとどまり、この溶液に結晶の
ドキソルビシンHClを接種しても結晶化は起こら
ない。ドキソルビシンHClの溶解度は5〜10%
(v/v)の水を加えることによつて上記溶媒中
で約20mg/mlに増大させることができる。
ポリエチレングリコール、エタノール、ベンジ
ルアルコール、ジメチルイソソルバイト、エチル
ラクテート、ソルケトール(Solketol)、クレモ
ホアズ(Cremophors)およびプルロニツクス
(Pluronics)などのような他の溶液中のドキソル
ビシンHClの溶解度は加熱しても5mg/ml未満で
あり、従つてドキソルビシンHClの溶液形体につ
いての本発明の下限基準5mg/mlを満たさなかつ
た。グリセロールホルマール、2−ピロリジノン
および1−メチル−2−ピロリジノンのような他
の溶媒も試験し、5mg/ml以上の溶液を得たが、
これらの溶液は化学的に不安定であつた。
ルアルコール、ジメチルイソソルバイト、エチル
ラクテート、ソルケトール(Solketol)、クレモ
ホアズ(Cremophors)およびプルロニツクス
(Pluronics)などのような他の溶液中のドキソル
ビシンHClの溶解度は加熱しても5mg/ml未満で
あり、従つてドキソルビシンHClの溶液形体につ
いての本発明の下限基準5mg/mlを満たさなかつ
た。グリセロールホルマール、2−ピロリジノン
および1−メチル−2−ピロリジノンのような他
の溶媒も試験し、5mg/ml以上の溶液を得たが、
これらの溶液は化学的に不安定であつた。
本発明の溶液の1つの重要な要件はPHであり、
約3〜5のPH範囲が許容しうる長期間安定性のた
めに必要であつた。このPHは水または70%水/30
%アセトニトリル(v/v)で1mg/mlに希釈し
た溶液について測定される。このPH範囲を達成す
るために多数の酸を使用することができるが、最
適の安定性はクエン酸を用いたときに達成される
ことが見出された。クエン酸は金属キレート化剤
として働くと共にPH調節を提供するからである。
クエン酸は約3〜5、好ましくは3〜4.5の範囲
の溶液PHを与える量で使用される。一般に約0.2
mg/mlのクエン酸濃度がこのPH調節を与える。
約3〜5のPH範囲が許容しうる長期間安定性のた
めに必要であつた。このPHは水または70%水/30
%アセトニトリル(v/v)で1mg/mlに希釈し
た溶液について測定される。このPH範囲を達成す
るために多数の酸を使用することができるが、最
適の安定性はクエン酸を用いたときに達成される
ことが見出された。クエン酸は金属キレート化剤
として働くと共にPH調節を提供するからである。
クエン酸は約3〜5、好ましくは3〜4.5の範囲
の溶液PHを与える量で使用される。一般に約0.2
mg/mlのクエン酸濃度がこのPH調節を与える。
溶液の、特に生成物の貯蔵期間中のある時期に
(たとえば輸送中)遭遇することのある昇温にお
ける溶液の最適の安定性のために、特定の酸化防
止剤を使用することも必要である。α−トコフエ
ロール、第3級ブチルハイドロキノン
(TBHQ)、ナトリウム・ホルムアルデヒド重亜
硫酸塩、ブチル化ヒドロキシアニソール
(BHA)、ブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)、
重亜硫酸ナトリウムおよび没食子酸プロピルを包
含する多数の酸化防止剤を試験したが、α−トコ
フエロール、第3級ブチルハイドロキノンおよび
ナトリウム・ホルムアルデヒド重亜硫酸塩のみが
昇温ならびに室温(25℃)またはそれれ以下にお
いて所望の安定性をもたらした。一般にα−トコ
フエロール、第3級ブチルハイドロキノンまたは
ナトリウム・ホルムアルデヒド重亜硫酸塩の量は
約0.1〜2mg/mlの範囲で使用される。酸化防止
剤の好ましい濃度は約0.5〜2mg/mlであり、約
2mg/mlが最も好ましい。
(たとえば輸送中)遭遇することのある昇温にお
ける溶液の最適の安定性のために、特定の酸化防
止剤を使用することも必要である。α−トコフエ
ロール、第3級ブチルハイドロキノン
(TBHQ)、ナトリウム・ホルムアルデヒド重亜
硫酸塩、ブチル化ヒドロキシアニソール
(BHA)、ブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)、
重亜硫酸ナトリウムおよび没食子酸プロピルを包
含する多数の酸化防止剤を試験したが、α−トコ
フエロール、第3級ブチルハイドロキノンおよび
ナトリウム・ホルムアルデヒド重亜硫酸塩のみが
昇温ならびに室温(25℃)またはそれれ以下にお
いて所望の安定性をもたらした。一般にα−トコ
フエロール、第3級ブチルハイドロキノンまたは
ナトリウム・ホルムアルデヒド重亜硫酸塩の量は
約0.1〜2mg/mlの範囲で使用される。酸化防止
剤の好ましい濃度は約0.5〜2mg/mlであり、約
2mg/mlが最も好ましい。
我々の研究では酢酸塩緩衝液およびクエン酸塩
緩衝液のような緩衝液の使用は溶液の安定性に有
害な作用をもち、トウイーン80のような表面活性
剤の存在は安定性を改善しないことがわかつた。
緩衝液のような緩衝液の使用は溶液の安定性に有
害な作用をもち、トウイーン80のような表面活性
剤の存在は安定性を改善しないことがわかつた。
光分解劣化および容器壁への吸収によるドキソ
ルビシンHCl溶液の能力損失の報告にもかかわら
ず、我々は本発明の溶液について容器吸収または
光に対する感度による能力の目だつた損失を認め
なかつた。
ルビシンHCl溶液の能力損失の報告にもかかわら
ず、我々は本発明の溶液について容器吸収または
光に対する感度による能力の目だつた損失を認め
なかつた。
我々はまた処方前の溶媒媒質の(たとえば100
℃への加熱および/または真空による)脱気およ
び密封前の最終の充てん処方物のビンの窒素パー
ジと脱気が最適の安定性に寄与して好ましいとい
う事実も見出した。窒素パージは本発明の溶液の
特に好ましい面である。
℃への加熱および/または真空による)脱気およ
び密封前の最終の充てん処方物のビンの窒素パー
ジと脱気が最適の安定性に寄与して好ましいとい
う事実も見出した。窒素パージは本発明の溶液の
特に好ましい面である。
ドキソルビシンHClの安定な非水性溶液の実施
例として、20mg/mlのドキソルビシン塩酸塩は、
0.2mg/mlのクエン酸(無水)、2.0mg/mlの
TBHQおよび溶媒媒質[脱気したプロピレング
リコール/水(90:10v/v)から成る]をタイ
プのフリントガラスビンに加え、このビンを窒
素パージしてから好適なテフロン被覆の栓で密封
した。別の好ましい実施例は5mg/mlのドキソル
ビシンHCl、0.2mg/mlのクエン酸、1mg/mlの
TBHQおよび正味の脱気プロピレングリコール
をタイプのフラントガラスビンに加えて作つた
溶液から成る。このビンを窒素パージしてから好
適なテフロン被覆の栓で密封した。別の実施例と
してナトリウム・ホルムアルデヒド重亜硫酸塩ま
たはα−トコフエロールを酸化防止剤として使用
することができ、そして/または1,2−ジヒド
ロキシブタンまたは1,3−ジヒドロキシプロパ
ンあるいは1,2−ジヒドロキシブタン/水混合
物または1,3−ジヒドロキシプロパン/水混合
物の脱気したものを溶媒媒質として使用すること
もできる。
例として、20mg/mlのドキソルビシン塩酸塩は、
0.2mg/mlのクエン酸(無水)、2.0mg/mlの
TBHQおよび溶媒媒質[脱気したプロピレング
リコール/水(90:10v/v)から成る]をタイ
プのフリントガラスビンに加え、このビンを窒
素パージしてから好適なテフロン被覆の栓で密封
した。別の好ましい実施例は5mg/mlのドキソル
ビシンHCl、0.2mg/mlのクエン酸、1mg/mlの
TBHQおよび正味の脱気プロピレングリコール
をタイプのフラントガラスビンに加えて作つた
溶液から成る。このビンを窒素パージしてから好
適なテフロン被覆の栓で密封した。別の実施例と
してナトリウム・ホルムアルデヒド重亜硫酸塩ま
たはα−トコフエロールを酸化防止剤として使用
することができ、そして/または1,2−ジヒド
ロキシブタンまたは1,3−ジヒドロキシプロパ
ンあるいは1,2−ジヒドロキシブタン/水混合
物または1,3−ジヒドロキシプロパン/水混合
物の脱気したものを溶媒媒質として使用すること
もできる。
昇温での研究は本発明のドキソルビシンHCl非
水性溶液が室温で少なくとも18ケ月、37℃で少な
くとも4ケ月の許容しうる貯蔵寿命(≦10%能力
損失)をもつことを示した。
水性溶液が室温で少なくとも18ケ月、37℃で少な
くとも4ケ月の許容しうる貯蔵寿命(≦10%能力
損失)をもつことを示した。
本発明による溶液は滅菌水または他の通常の滅
菌水性ビークル(たとえば食塩水)で2mg/ml以
下の濃度に希釈してから現在の再構成凍結乾燥調
剤形体と同様にして癌の治療用に使用することが
できる。
菌水性ビークル(たとえば食塩水)で2mg/ml以
下の濃度に希釈してから現在の再構成凍結乾燥調
剤形体と同様にして癌の治療用に使用することが
できる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 90〜100%(v/v)のプロピレングリコー
ル、1,2−ジヒドロキシブタンまたは1,3−
ジヒドロキシプロパンと0〜10%(v/v)の水
とから成る溶媒媒質中に5〜10mg/mlのドキソル
ビシン塩酸塩と、0.1〜2mg/mlのα−トコフエ
ロール、ナトリウム・ホルムアルデヒド重亜硫酸
塩および第3級ブチルハイドロキノンからえらば
れた酸化防止剤と、溶液のPHを3〜5の範囲にす
るに必要な量のクエン酸とを含む溶液から成るこ
とを特徴とする密封容器中のドキソルビシン塩酸
塩の安定な滅菌の非水性溶液の製薬処方物。 2 脱気した溶媒媒質を使用し、容器密封前に溶
液を窒素パージにかける請求項1記載の処方物。 3 溶媒媒質が正味のプロピレングリコールであ
る請求項1または2に記載の処方物。 4 溶媒媒質が正味の1,3−ジヒドロキシプロ
パンである請求項1または2に記載の処方物。 5 溶媒媒質が正味の1,2−ジヒドロキシブタ
ンである請求項1または2に記載の処方物。 6 溶媒媒質がプロピレングリコール/水(90:
10v/v)である請求項1または2に記載の処方
物。 7 溶媒媒質がプロピレングリコール/水(95:
5v/v)である請求項1または2に記載の処方
物。 8 溶媒媒質が1,2−ジヒドロキシブタン/水
(90〜95:5〜10v/v)である請求項1または
2に記載の処方物。 9 溶媒媒質が1,3−ジヒドロキシプロパン/
水(90〜95:5〜10v/v)である請求項1また
は2に記載の処方物。 10 90〜95%(v/v)のプロピレングリコー
ル、1,2−ジヒドロキシブタンまたは1,3−
ジヒドロキシプロパンと5〜10%(v/v)の水
とから成る溶媒媒質中に5〜20mg/mlのドキソル
ビシン塩酸塩と、0.1〜2mg/mlのα−トコフエ
ロール、ナトリウム・ホルムアルデヒド重亜硫酸
塩および第3級ブチルハイドロキノンからえらば
れた酸化防止剤と、溶液のPHを3〜5の範囲にす
るに必要な量のクエン酸とを含む溶液から成るこ
とを特徴とする密封容器中のドキソルビシン塩酸
塩の安定な滅菌の非水性溶液の製薬処方物。 11 脱気した溶媒媒質を使用し、容器密封前に
溶液を窒素パージにかける請求項10記載の処方
物。 12 溶媒媒質がプロピレングリコール/水
(90:10v/v)である請求項10または11に
記載の処方物。 13 溶媒媒質がプロピレングリコール/水
(95:5v/v)である請求項10または11に記
載の処方物。 14 溶媒媒質が1,2−ジヒドロキシブタン/
水(90〜95:5〜10v/v)である請求項10ま
たは11に記載の処方物。 15 溶媒媒質が1,3−ジヒドロキシプロパ
ン/水(90〜95:5〜10v/v)である請求項1
0または11に記載の処方物。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US7418987A | 1987-07-16 | 1987-07-16 |
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|---|---|
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