JPH0559256A - 酸硬化剤組成物及び合成樹脂組成物 - Google Patents
酸硬化剤組成物及び合成樹脂組成物Info
- Publication number
- JPH0559256A JPH0559256A JP21863191A JP21863191A JPH0559256A JP H0559256 A JPH0559256 A JP H0559256A JP 21863191 A JP21863191 A JP 21863191A JP 21863191 A JP21863191 A JP 21863191A JP H0559256 A JPH0559256 A JP H0559256A
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- JP
- Japan
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- acid
- curing agent
- formaldehyde resin
- agent composition
- heavy metal
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- Phenolic Resins Or Amino Resins (AREA)
- Mold Materials And Core Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】硬化速度そのものを変化させることなく、可使
時間を長くとれる酸硬化剤を得る。 【構成】キシレンスルフォン酸と硫酸からなる酸硬化剤
に硫酸銅を添加して調製する。これを砂と混合し、次い
でフルフリルアルコール−尿素−ホルムアルデヒド樹脂
を加えてよく混合した硬化性樹脂組成物(実施例1)。 【効果】硬化性樹脂組成物の硬化速度をほとんど変えず
に、可使時間を長くとれるので、従来の酸硬化剤を用い
たのに比べて、硬化性樹脂組成物の取扱い作業性が容易
になった。
時間を長くとれる酸硬化剤を得る。 【構成】キシレンスルフォン酸と硫酸からなる酸硬化剤
に硫酸銅を添加して調製する。これを砂と混合し、次い
でフルフリルアルコール−尿素−ホルムアルデヒド樹脂
を加えてよく混合した硬化性樹脂組成物(実施例1)。 【効果】硬化性樹脂組成物の硬化速度をほとんど変えず
に、可使時間を長くとれるので、従来の酸硬化剤を用い
たのに比べて、硬化性樹脂組成物の取扱い作業性が容易
になった。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に硬化性合成樹脂の
可使時間性能を改良する酸硬化剤組成物及びその酸硬化
剤組成物を含有してなる硬化性合成樹脂組成物に関する
ものである。
可使時間性能を改良する酸硬化剤組成物及びその酸硬化
剤組成物を含有してなる硬化性合成樹脂組成物に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】酸硬化型樹脂の結合剤としては、フルフ
リルアルコール−尿素−ホルムアルデヒド樹脂、レゾー
ル型フェノール−ホルムアルデヒド樹脂及びフルフリル
アルコール−尿素−フェノール−ホルムアルデヒド樹脂
等があり、常温で硬化させるための硬化剤としては強酸
類を使用している。
リルアルコール−尿素−ホルムアルデヒド樹脂、レゾー
ル型フェノール−ホルムアルデヒド樹脂及びフルフリル
アルコール−尿素−フェノール−ホルムアルデヒド樹脂
等があり、常温で硬化させるための硬化剤としては強酸
類を使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、強酸類
からなる酸硬化剤では、可使時間が短いという欠点があ
った。
からなる酸硬化剤では、可使時間が短いという欠点があ
った。
【0004】例えば、鋳物の分野においては、上記した
ような合成樹脂と強酸とを併用し鋳物砂を得、これを造
型して鋳型を製造し、鋳物を製造しており、一度使用し
た砂を繰り返し使用している。
ような合成樹脂と強酸とを併用し鋳物砂を得、これを造
型して鋳型を製造し、鋳物を製造しており、一度使用し
た砂を繰り返し使用している。
【0005】しかしながら砂の回収、再生プロセスにあ
っては、1400℃という高温で注湯されて加熱された
砂を一気に急冷させて使用したりするが、かならずしも
冷えきらず、冷えても表面だけであったり、砂の温度が
不均一であり安定した温度ではない。この様な砂を用い
て再度鋳物砂を調製しようとすると、直ちに硬化反応が
始まって、砂と合成樹脂と硬化剤とを混合するミキサー
中で硬化してしまうことがよくあった。
っては、1400℃という高温で注湯されて加熱された
砂を一気に急冷させて使用したりするが、かならずしも
冷えきらず、冷えても表面だけであったり、砂の温度が
不均一であり安定した温度ではない。この様な砂を用い
て再度鋳物砂を調製しようとすると、直ちに硬化反応が
始まって、砂と合成樹脂と硬化剤とを混合するミキサー
中で硬化してしまうことがよくあった。
【0006】このような現状において、常温付近の硬化
においても可使時間が長く、硬化が始まると直ちに硬化
する鋳物砂結合剤が希求されている。
においても可使時間が長く、硬化が始まると直ちに硬化
する鋳物砂結合剤が希求されている。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者らは、上
記実情に鑑みて鋭意検討したところ意外にも、強酸類に
特定の重金属塩を添加しておくと、合成樹脂組成物を未
硬化の状態で使用できる時間、すなわち可使時間を著し
く延ばすことができることを見い出だし本発明を完成す
るに至った。
記実情に鑑みて鋭意検討したところ意外にも、強酸類に
特定の重金属塩を添加しておくと、合成樹脂組成物を未
硬化の状態で使用できる時間、すなわち可使時間を著し
く延ばすことができることを見い出だし本発明を完成す
るに至った。
【0008】即ち本発明は、強酸類(A)と、重金属ス
ルホン酸塩、重金属硫酸塩及び重金属塩化物からなる群
から選ばれる少なくとも1種の塩(B)とからなる酸硬
化剤組成物、及びこの酸硬化剤組成物とホルムアルデヒ
ド系樹脂とからなる合成樹脂組成物を提供するものであ
る。
ルホン酸塩、重金属硫酸塩及び重金属塩化物からなる群
から選ばれる少なくとも1種の塩(B)とからなる酸硬
化剤組成物、及びこの酸硬化剤組成物とホルムアルデヒ
ド系樹脂とからなる合成樹脂組成物を提供するものであ
る。
【0009】強酸類(A)としては、公知慣用のものが
いずれも使用できるが、例えばリン酸、硫酸等の無機鉱
酸、パラトルエンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、キ
シレンスルホン酸等の有機スルホン酸が挙げられる。こ
の強酸類(A)は、単独使用でも二種以上の併用でもよ
い。通常は、有機スルホン酸が用いられるが、硬化速度
を高めたり、雰囲気が比較的低温の場合、有機スルホン
酸に無機鉱酸を併用することが好ましい。
いずれも使用できるが、例えばリン酸、硫酸等の無機鉱
酸、パラトルエンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、キ
シレンスルホン酸等の有機スルホン酸が挙げられる。こ
の強酸類(A)は、単独使用でも二種以上の併用でもよ
い。通常は、有機スルホン酸が用いられるが、硬化速度
を高めたり、雰囲気が比較的低温の場合、有機スルホン
酸に無機鉱酸を併用することが好ましい。
【0010】塩(B)としては、重金属スルホン酸塩、
重金属硫酸塩及び重金属塩化物からなる群から選ばれる
少なくとも1種の塩を用いる。重金属とは、比重4.0
以上の金属のことを言い、例えばコバルト、ニッケル、
クロム、鉄、銅、マンガン、モリブデン、亜鉛、チタン
等が挙げられる。
重金属硫酸塩及び重金属塩化物からなる群から選ばれる
少なくとも1種の塩を用いる。重金属とは、比重4.0
以上の金属のことを言い、例えばコバルト、ニッケル、
クロム、鉄、銅、マンガン、モリブデン、亜鉛、チタン
等が挙げられる。
【0011】塩(B)としては、例えばパラトルエンス
ルホン酸コバルト、パラトルエンスルホン酸ニッケル、
パラトルエンスルホン酸クロム、パラトルエンスルホン
酸鉄、パラトルエンスルホン酸銅、パラトルエンスルホ
ン酸マンガン、パラトルエンスルホン酸マンガン、パラ
トルエンスルホン酸モリブデン、パラトルエンスルホン
酸亜鉛、ベンゼンスルホン酸コバルト、キシレンスルホ
ン酸コバルトの重金属スルフォン酸塩、硫酸コバルト、
硫酸ニッケル、硫酸クロム、硫酸鉄、硫酸銅、硫酸マン
ガン、硫酸モリブデン、硫酸亜鉛等の重金属硫酸塩、塩
化コバルト、塩化ニッケル、塩化クロム、塩化鉄、塩化
銅、塩化マンガン、塩化モリブデン、塩化亜鉛等の重金
属塩化物が挙げられる。これらの塩(B)は単独使用で
も二種以上の併用でもよい。これらの塩(B)自体は、
0〜50℃程度の温度範囲においては、後述する硬化す
べき合成樹脂を硬化することはできないものが殆どであ
る。
ルホン酸コバルト、パラトルエンスルホン酸ニッケル、
パラトルエンスルホン酸クロム、パラトルエンスルホン
酸鉄、パラトルエンスルホン酸銅、パラトルエンスルホ
ン酸マンガン、パラトルエンスルホン酸マンガン、パラ
トルエンスルホン酸モリブデン、パラトルエンスルホン
酸亜鉛、ベンゼンスルホン酸コバルト、キシレンスルホ
ン酸コバルトの重金属スルフォン酸塩、硫酸コバルト、
硫酸ニッケル、硫酸クロム、硫酸鉄、硫酸銅、硫酸マン
ガン、硫酸モリブデン、硫酸亜鉛等の重金属硫酸塩、塩
化コバルト、塩化ニッケル、塩化クロム、塩化鉄、塩化
銅、塩化マンガン、塩化モリブデン、塩化亜鉛等の重金
属塩化物が挙げられる。これらの塩(B)は単独使用で
も二種以上の併用でもよい。これらの塩(B)自体は、
0〜50℃程度の温度範囲においては、後述する硬化す
べき合成樹脂を硬化することはできないものが殆どであ
る。
【0012】本発明の酸硬化剤組成物は、強酸類(B)
に塩(B)を加えることにより容易に得ることができ
る。強酸類(A)に加えるべき塩(B)の使用量は特に
制限されないが、通常強酸類(A)100重量部当たり
塩(B)を0.05〜5重量部、用いる強酸に固有の硬
化速度を著しく変化させることがなく、しかも可使時間
を延長する効果に優れる点で0.1〜3重量部用いるこ
とが好ましい。
に塩(B)を加えることにより容易に得ることができ
る。強酸類(A)に加えるべき塩(B)の使用量は特に
制限されないが、通常強酸類(A)100重量部当たり
塩(B)を0.05〜5重量部、用いる強酸に固有の硬
化速度を著しく変化させることがなく、しかも可使時間
を延長する効果に優れる点で0.1〜3重量部用いるこ
とが好ましい。
【0013】本発明の酸硬化剤組成物は、強酸(A)と
塩(B)とを必須成分として含有していればよく、硬化
速度の絶対値を調節するために、必要に応じて水や有機
溶剤をさらに併用してもよい。
塩(B)とを必須成分として含有していればよく、硬化
速度の絶対値を調節するために、必要に応じて水や有機
溶剤をさらに併用してもよい。
【0014】有機溶剤としては、公知慣用の有機溶剤が
いずれも使用できるが、例えばアセトン、メタノール、
エタノール、トルエン、キシレン、メチルエチルケト
ン、ターペン、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、テトラハイドロフラン等が挙げられる。
いずれも使用できるが、例えばアセトン、メタノール、
エタノール、トルエン、キシレン、メチルエチルケト
ン、ターペン、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、テトラハイドロフラン等が挙げられる。
【0015】強酸類(A)と塩(B)とからなる組成物
を水や有機溶剤で適宜希釈して用いることにより、硬化
速度の絶対値を調節することができる。本発明の酸硬化
剤組成物は、通常強酸類(A)を30〜90重量%濃度
に希釈して用いる場合が多い。
を水や有機溶剤で適宜希釈して用いることにより、硬化
速度の絶対値を調節することができる。本発明の酸硬化
剤組成物は、通常強酸類(A)を30〜90重量%濃度
に希釈して用いる場合が多い。
【0016】鋳物砂結合剤用酸硬化剤として本発明の酸
硬化剤組成物を用いる場合は、気温や砂温度が高い時に
は低濃度で、また冬場や砂温度冷えている時には高濃度
として使い分けるのが一般的である。
硬化剤組成物を用いる場合は、気温や砂温度が高い時に
は低濃度で、また冬場や砂温度冷えている時には高濃度
として使い分けるのが一般的である。
【0017】この様にして得られた本発明の酸硬化剤組
成物は、従来の硬化剤の硬化速度を保持したままで、合
成樹脂が硬化するまでの可使時間を延長することができ
る。次にもう一方の本発明について説明する。もう一方
の本発明は、ホルムアルデヒド系樹脂と、上記酸硬化剤
組成物とからなる硬化性合成樹脂組成物である。
成物は、従来の硬化剤の硬化速度を保持したままで、合
成樹脂が硬化するまでの可使時間を延長することができ
る。次にもう一方の本発明について説明する。もう一方
の本発明は、ホルムアルデヒド系樹脂と、上記酸硬化剤
組成物とからなる硬化性合成樹脂組成物である。
【0018】本発明で用いるホルムアルデヒド系樹脂と
は、ホルムアルデヒド供給物質と、それと付加あるいは
縮合しうる化合物を必須成分として反応せしめた合成樹
脂をいい、例えばレゾール型フェノール−ホルムアルデ
ヒド樹脂、尿素−ホルムアルデヒド樹脂、フルフリルア
ルコール−ホルムアルデヒド樹脂等が挙げられる。
は、ホルムアルデヒド供給物質と、それと付加あるいは
縮合しうる化合物を必須成分として反応せしめた合成樹
脂をいい、例えばレゾール型フェノール−ホルムアルデ
ヒド樹脂、尿素−ホルムアルデヒド樹脂、フルフリルア
ルコール−ホルムアルデヒド樹脂等が挙げられる。
【0019】ここで用いることができるホルムアルデヒ
ド系樹脂は、特に限定するものではないが、好ましくは
数平均分子量が、200〜2000のもので、さらに好
ましくは、300〜700のものである。
ド系樹脂は、特に限定するものではないが、好ましくは
数平均分子量が、200〜2000のもので、さらに好
ましくは、300〜700のものである。
【0020】レゾール型フェノール−ホルムアルデヒド
樹脂は、例えばホルムアルデヒド供給物質とフェノール
類とを必須成分として、必要に応じて触媒の存在下、そ
のモル比が1.0以上となる様にして反応せしめれば容
易に得ることができる。
樹脂は、例えばホルムアルデヒド供給物質とフェノール
類とを必須成分として、必要に応じて触媒の存在下、そ
のモル比が1.0以上となる様にして反応せしめれば容
易に得ることができる。
【0021】ホルムアルデヒド供給物質としては、例え
ばホルムアルデヒド水溶液(所謂ホルマリン)やパラホ
ルムアルデヒド等が挙げられる。フェノール類として
は、公知慣用のものがいずれも使用できるが、例えばフ
ェノールや、ビスフェノールF、ビスフェノールA、ビ
スフェノールAF等のビスフェノール類、クレゾール、
P−ターシャリーブチルフェノールのごときアルキル置
換フェノール類、ブロモフェノール等のハロゲノフェノ
ール類、レゾルシン等のフェノール性水酸基を2個以上
含有するフェノール類、1−ナフトール、2−ナフトー
ル、1,6−ジヒドロキシナフタレン、2,7−ジヒド
ロキシナフタレン等のナフトール類等のナフトール類、
或いは、ジメトキシキシリレン、パラビニルフェノー
ル、イソプロペニルフェノール等が挙げられる。これら
のフェノール類は単独のみならず、これらの化合物を2
種類以上を混合して使用してもよい。
ばホルムアルデヒド水溶液(所謂ホルマリン)やパラホ
ルムアルデヒド等が挙げられる。フェノール類として
は、公知慣用のものがいずれも使用できるが、例えばフ
ェノールや、ビスフェノールF、ビスフェノールA、ビ
スフェノールAF等のビスフェノール類、クレゾール、
P−ターシャリーブチルフェノールのごときアルキル置
換フェノール類、ブロモフェノール等のハロゲノフェノ
ール類、レゾルシン等のフェノール性水酸基を2個以上
含有するフェノール類、1−ナフトール、2−ナフトー
ル、1,6−ジヒドロキシナフタレン、2,7−ジヒド
ロキシナフタレン等のナフトール類等のナフトール類、
或いは、ジメトキシキシリレン、パラビニルフェノー
ル、イソプロペニルフェノール等が挙げられる。これら
のフェノール類は単独のみならず、これらの化合物を2
種類以上を混合して使用してもよい。
【0022】触媒としては、公知慣用のものがいずれも
使用できるが、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、炭酸ナトリウム、水酸化バリウム、水酸化カルシウ
ム等が挙げられる。
使用できるが、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、炭酸ナトリウム、水酸化バリウム、水酸化カルシウ
ム等が挙げられる。
【0023】レゾール型フェノール−ホルムアルデヒド
樹脂を製造するに際しては、必要に応じて、更にフルフ
リルアルコール、フルフラール、尿素、メラミン、アセ
トグアナミン、ベンゾグアナミン等を併用してもよい。
樹脂を製造するに際しては、必要に応じて、更にフルフ
リルアルコール、フルフラール、尿素、メラミン、アセ
トグアナミン、ベンゾグアナミン等を併用してもよい。
【0024】一方フルフリルアルコール−ホルムアルデ
ヒド樹脂は、例えばフルフリルアルコールと上記ホルム
アルデヒド供給物質とを必須成分として、必要に応じて
触媒の存在下、反応せしめれば容易に得ることができ
る。
ヒド樹脂は、例えばフルフリルアルコールと上記ホルム
アルデヒド供給物質とを必須成分として、必要に応じて
触媒の存在下、反応せしめれば容易に得ることができ
る。
【0025】ホルムアルデヒド供給物質や触媒として
は、上記レゾール型フェノール−ホルムアルデヒド樹脂
を製造する際に用いることができるものがいずれも使用
できる。
は、上記レゾール型フェノール−ホルムアルデヒド樹脂
を製造する際に用いることができるものがいずれも使用
できる。
【0026】勿論、フルフリルアルコール−ホルムアル
デヒド樹脂を製造するに際しては、必要に応じて、更に
上記フェノール類、フルフラール、尿素、メラミン、ア
セトグアナミン、ベンゾグアナミン等を併用してもよ
い。
デヒド樹脂を製造するに際しては、必要に応じて、更に
上記フェノール類、フルフラール、尿素、メラミン、ア
セトグアナミン、ベンゾグアナミン等を併用してもよ
い。
【0027】フルフリルアルコール−ホルムアルデヒド
樹脂としては、例えばフルフリルアルコール/ホルムア
ルデヒド系樹脂、尿素/フルフリルアルコール/ホルム
アルデヒド共縮合系樹脂、フェノール/フルフリルアル
コール/ホルムアルデヒド共縮合系樹脂、尿素/フェノ
ール/フルフリルアルコール/ホルムアルデヒド共縮合
系樹脂等が挙げられる。
樹脂としては、例えばフルフリルアルコール/ホルムア
ルデヒド系樹脂、尿素/フルフリルアルコール/ホルム
アルデヒド共縮合系樹脂、フェノール/フルフリルアル
コール/ホルムアルデヒド共縮合系樹脂、尿素/フェノ
ール/フルフリルアルコール/ホルムアルデヒド共縮合
系樹脂等が挙げられる。
【0028】触媒の存在下で得たホルムアルデヒド系樹
脂は、水洗して用いると、その硬化性がより良好になる
傾向がある。ホルムアルデヒド系樹脂を製造するに当た
っては、必要に応じて有機溶剤や水の存在下で反応を行
ってもよいし、それらの不存在下で反応を行い、後でそ
れらを加えてもよい。例えば有機溶剤や水を含有するホ
ルムアルデヒド系樹脂を用いる場合には、酸硬化剤組成
物を別途新たに希釈して用いる必要がないことが多い。
脂は、水洗して用いると、その硬化性がより良好になる
傾向がある。ホルムアルデヒド系樹脂を製造するに当た
っては、必要に応じて有機溶剤や水の存在下で反応を行
ってもよいし、それらの不存在下で反応を行い、後でそ
れらを加えてもよい。例えば有機溶剤や水を含有するホ
ルムアルデヒド系樹脂を用いる場合には、酸硬化剤組成
物を別途新たに希釈して用いる必要がないことが多い。
【0029】ホルムアルデヒド系樹脂は、単独使用でも
構わないが、必要に応じて異なる組成の樹脂の二種以上
を併用してもよい。例えばレゾール型フェノール−ホル
ムアルデヒド樹脂と、フルフリルアルコール−ホルムア
ルデヒド樹脂とを混合して用いてもよいし、これらの樹
脂を共縮合させたものでもよい。さらにまた、ホルムア
ルデヒド系樹脂にそのまま、或いはこれらの混合物や共
縮合系樹脂にさらにフルフリルアルコール、尿素、フェ
ノール、フルフラールを加えたものでよい。
構わないが、必要に応じて異なる組成の樹脂の二種以上
を併用してもよい。例えばレゾール型フェノール−ホル
ムアルデヒド樹脂と、フルフリルアルコール−ホルムア
ルデヒド樹脂とを混合して用いてもよいし、これらの樹
脂を共縮合させたものでもよい。さらにまた、ホルムア
ルデヒド系樹脂にそのまま、或いはこれらの混合物や共
縮合系樹脂にさらにフルフリルアルコール、尿素、フェ
ノール、フルフラールを加えたものでよい。
【0030】本発明の合成樹脂組成物は、ホルムアルデ
ヒド系樹脂に上記酸硬化剤組成物を混合してやれば容易
に得られる。ホルムアルデヒド系樹脂に対する酸硬化剤
組成物の使用量は特に制限されないが、通常当該樹脂固
形分100重量部当たり20〜80重量部、なかでも3
0〜60重量部使用することが好ましい。
ヒド系樹脂に上記酸硬化剤組成物を混合してやれば容易
に得られる。ホルムアルデヒド系樹脂に対する酸硬化剤
組成物の使用量は特に制限されないが、通常当該樹脂固
形分100重量部当たり20〜80重量部、なかでも3
0〜60重量部使用することが好ましい。
【0031】酸硬化剤組成物のホルムアルデヒド系樹脂
に対する使用量は、適宜より硬化速度の大きい強酸から
なる酸硬化剤組成物に切り替えたり、より硬化速度の小
さい硬化剤に切り替えたり、又は水で希釈したり、硬化
剤どうしを混ぜ合わせたりして調節することが好まし
い。
に対する使用量は、適宜より硬化速度の大きい強酸から
なる酸硬化剤組成物に切り替えたり、より硬化速度の小
さい硬化剤に切り替えたり、又は水で希釈したり、硬化
剤どうしを混ぜ合わせたりして調節することが好まし
い。
【0032】本発明の合成樹脂組成物には、さらに必要
に応じて砂、石、充填剤、離型剤、難燃剤、界面活性剤
等を加えて用いてもよい。例えば本発明の合成樹脂組成
物を鋳物砂用結合剤として用いる際には、ホルムアルデ
ヒド系樹脂と本発明の酸硬化剤組成物とをこの順にある
いは逆順に、又は同時に砂と混練してやればよい。この
様にして得られた鋳物砂は、硬化温度に必要とされる温
度の絶対値を変化させることなく、可使時間を延長させ
ることができる。
に応じて砂、石、充填剤、離型剤、難燃剤、界面活性剤
等を加えて用いてもよい。例えば本発明の合成樹脂組成
物を鋳物砂用結合剤として用いる際には、ホルムアルデ
ヒド系樹脂と本発明の酸硬化剤組成物とをこの順にある
いは逆順に、又は同時に砂と混練してやればよい。この
様にして得られた鋳物砂は、硬化温度に必要とされる温
度の絶対値を変化させることなく、可使時間を延長させ
ることができる。
【0033】本発明の合成樹脂組成物は、例えば、各種
成形材料、ガラス繊維集束剤、鋳物砂用結合剤、研削砥
石用結合剤、接着剤、摩擦材用結合剤、耐火材用結合
剤、断熱材用結合剤、フォーム材料、レジンコンクリー
ト、ゴム補強剤、各種用途向けの塗料、コーティング剤
等、従来レゾール型フェノール樹脂を使用してきた分野
いずれにおいても使用することが出来、可使時間を延長
させることが期待出来るものである。
成形材料、ガラス繊維集束剤、鋳物砂用結合剤、研削砥
石用結合剤、接着剤、摩擦材用結合剤、耐火材用結合
剤、断熱材用結合剤、フォーム材料、レジンコンクリー
ト、ゴム補強剤、各種用途向けの塗料、コーティング剤
等、従来レゾール型フェノール樹脂を使用してきた分野
いずれにおいても使用することが出来、可使時間を延長
させることが期待出来るものである。
【0034】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明をより詳細に説明
する。以下、特に断りのない限り、「部」は重量部を、
「%」は重量%を表わすものとする。 実施例1 キシレンスルフォン酸40部、硫酸10部、水50部を
混合した酸硬化剤に硫酸銅を0.5部添加し、室温で溶
解させ、硬化剤組成物1を得た。
する。以下、特に断りのない限り、「部」は重量部を、
「%」は重量%を表わすものとする。 実施例1 キシレンスルフォン酸40部、硫酸10部、水50部を
混合した酸硬化剤に硫酸銅を0.5部添加し、室温で溶
解させ、硬化剤組成物1を得た。
【0035】30℃、70%RHで24時間調整したフ
リマントル新砂5kgを公転20RPM、自転60RP
Mの遊星型に入れ攪拌しながら、硬化剤組成物1の16
部(後述するフルフラール/尿素/ホルムアルデヒド共
縮合系樹脂100部に対して40部に相当する量)、つ
いでフルフラール/尿素/ホルムアルデヒド共縮合系樹
脂(窒素含有量4.3%、pH7.0、比重1.17、
粘度25cps以下)40部(砂100部に対して0.
8部に相当する量)を順次加え、30秒間良く混練し、
鋳物鋳型用組成物を作製した。
リマントル新砂5kgを公転20RPM、自転60RP
Mの遊星型に入れ攪拌しながら、硬化剤組成物1の16
部(後述するフルフラール/尿素/ホルムアルデヒド共
縮合系樹脂100部に対して40部に相当する量)、つ
いでフルフラール/尿素/ホルムアルデヒド共縮合系樹
脂(窒素含有量4.3%、pH7.0、比重1.17、
粘度25cps以下)40部(砂100部に対して0.
8部に相当する量)を順次加え、30秒間良く混練し、
鋳物鋳型用組成物を作製した。
【0036】混練後、直ちに50mm径、50mm高さ
の木型に良く詰め型込めし、30℃、70%RHで放置
し、経時毎の圧縮強さ(単位:kg/cm2)を測定し
た。これを常態強度とした。
の木型に良く詰め型込めし、30℃、70%RHで放置
し、経時毎の圧縮強さ(単位:kg/cm2)を測定し
た。これを常態強度とした。
【0037】一方、混練後そのままで放置し、2分後、
4分後、6分後、8分後、10分後に型込めし常態強度
の試験片と同様に放置し、24時間後の圧縮強さを測定
した。これを可使強度とし可使強度の高低で可使時間の
長短をあらわした。
4分後、6分後、8分後、10分後に型込めし常態強度
の試験片と同様に放置し、24時間後の圧縮強さを測定
した。これを可使強度とし可使強度の高低で可使時間の
長短をあらわした。
【0038】これらの結果を第1表に示した。 比較例1 硫酸銅0.5部を除いた酸硬化剤組成物1を用いる以外
は、実施例1と同様な操作を行い、鋳物鋳型用組成物を
作製し、同様に常態強度と可使強度を測定した。
は、実施例1と同様な操作を行い、鋳物鋳型用組成物を
作製し、同様に常態強度と可使強度を測定した。
【0039】この結果を第1表に示した。 実施例2 硫酸銅の使用量を2部とした以外は実施例1と同様な操
作を行い、鋳物鋳型用組成物を作製し、同様に常態強度
と可使強度を測定した。
作を行い、鋳物鋳型用組成物を作製し、同様に常態強度
と可使強度を測定した。
【0040】この結果を第1表に示した。
【0041】
【表1】
【0042】第1表からわかる様に、本発明の酸硬化剤
組成物を用いた硬化性樹脂組成物は、硬化速度そのもの
をほとんど変えることなく可使時間を延長できることが
わかる。
組成物を用いた硬化性樹脂組成物は、硬化速度そのもの
をほとんど変えることなく可使時間を延長できることが
わかる。
【0043】
【発明の効果】本発明では、酸硬化剤に重金属スルホン
酸塩、重金属硫酸塩及び重金属塩化物からなる群から選
ばれる少なくとも1種の塩を併用するので、硬化性樹脂
組成物の硬化速度そのものを変えることなく、可使時間
を著しく延長させることができる。
酸塩、重金属硫酸塩及び重金属塩化物からなる群から選
ばれる少なくとも1種の塩を併用するので、硬化性樹脂
組成物の硬化速度そのものを変えることなく、可使時間
を著しく延長させることができる。
【0044】従って、例えば鋳物鋳型の分野において
は、混練砂の可使時間を大幅に延長させて、造型時のト
ラブルを低減させるに効果がある。更に酸硬化剤による
金属の腐食性が著しく低減される為、貯蔵、運搬、分配
する際には金属性の容器、ポンプ、バルブ等の交換がほ
とんど不必要となる。
は、混練砂の可使時間を大幅に延長させて、造型時のト
ラブルを低減させるに効果がある。更に酸硬化剤による
金属の腐食性が著しく低減される為、貯蔵、運搬、分配
する際には金属性の容器、ポンプ、バルブ等の交換がほ
とんど不必要となる。
Claims (6)
- 【請求項1】 強酸類(A)と、重金属スルホン酸塩、
重金属硫酸塩及び重金属塩化物からなる群から選ばれる
少なくとも1種の塩(B)とからなる酸硬化剤組成物。 - 【請求項2】 強酸類(A)が硫酸及び/又は芳香族ス
ルフォン酸で、塩(B)が重金属スルホン酸塩及び/又
は重金属硫酸塩である請求項1記載の酸硬化剤組成物。 - 【請求項3】 強酸類(A)100重量部に対し、塩
(B)を0.05〜5重量部用いる請求項1記載の酸硬
化剤組成物。 - 【請求項4】 塩(B)が、コバルト、ニッケル、クロ
ム、鉄、銅、マンガン、モリブデン、亜鉛からなる群か
ら選ばれる少なくとも1種のスルフォン酸塩である請求
項1記載の酸硬化剤組成物。 - 【請求項5】 請求項1記載の組成物と、ホルムアルデ
ヒド系樹脂とからなる合成樹脂組成物。 - 【請求項6】 ホルムアルデヒド系樹脂が、フルフリル
アルコール−ホルムアルデヒド樹脂又はレゾール型フェ
ノール−ホルムアルデヒド樹脂である請求項5記載の組
成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21863191A JPH0559256A (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 酸硬化剤組成物及び合成樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21863191A JPH0559256A (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 酸硬化剤組成物及び合成樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0559256A true JPH0559256A (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=16722980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21863191A Pending JPH0559256A (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 酸硬化剤組成物及び合成樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0559256A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009269062A (ja) * | 2008-05-08 | 2009-11-19 | Gun Ei Chem Ind Co Ltd | 鋳型造型用粘結剤組成物、鋳型造型用砂組成物および鋳型の製造方法 |
| WO2010013629A1 (ja) * | 2008-07-29 | 2010-02-04 | 群栄化学工業株式会社 | 鋳型造型用粘結剤組成物および該鋳型造型用粘結剤組成物を用いた鋳型の製造方法 |
| WO2013146534A1 (ja) * | 2012-03-26 | 2013-10-03 | 積水化学工業株式会社 | 熱硬化性フラン樹脂組成物及びこれを用いたフラン樹脂積層体 |
| JP2014128823A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Kao Corp | 鋳型の製造方法 |
| JP2020082132A (ja) * | 2018-11-26 | 2020-06-04 | 花王株式会社 | 鋳型造型用粘結剤組成物 |
-
1991
- 1991-08-29 JP JP21863191A patent/JPH0559256A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009269062A (ja) * | 2008-05-08 | 2009-11-19 | Gun Ei Chem Ind Co Ltd | 鋳型造型用粘結剤組成物、鋳型造型用砂組成物および鋳型の製造方法 |
| WO2010013629A1 (ja) * | 2008-07-29 | 2010-02-04 | 群栄化学工業株式会社 | 鋳型造型用粘結剤組成物および該鋳型造型用粘結剤組成物を用いた鋳型の製造方法 |
| JP2010029905A (ja) * | 2008-07-29 | 2010-02-12 | Gun Ei Chem Ind Co Ltd | 鋳型造型用粘結剤組成物および該鋳型造型用粘結剤組成物を用いた鋳型の製造方法 |
| CN102105241A (zh) * | 2008-07-29 | 2011-06-22 | 群荣化学工业株式会社 | 铸模造模用粘合剂组合物以及使用了该铸模造模用粘合剂组合物的铸模制造方法 |
| WO2013146534A1 (ja) * | 2012-03-26 | 2013-10-03 | 積水化学工業株式会社 | 熱硬化性フラン樹脂組成物及びこれを用いたフラン樹脂積層体 |
| JPWO2013146534A1 (ja) * | 2012-03-26 | 2015-12-14 | 積水化学工業株式会社 | 熱硬化性フラン樹脂組成物及びこれを用いたフラン樹脂積層体 |
| US9376543B2 (en) | 2012-03-26 | 2016-06-28 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Thermosetting furan resin composition and furan resin laminated body using the same |
| JP2014128823A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Kao Corp | 鋳型の製造方法 |
| JP2020082132A (ja) * | 2018-11-26 | 2020-06-04 | 花王株式会社 | 鋳型造型用粘結剤組成物 |
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