JPH0559285A - 硬化性シリコーン樹脂組成物 - Google Patents

硬化性シリコーン樹脂組成物

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JPH0559285A
JPH0559285A JP24446691A JP24446691A JPH0559285A JP H0559285 A JPH0559285 A JP H0559285A JP 24446691 A JP24446691 A JP 24446691A JP 24446691 A JP24446691 A JP 24446691A JP H0559285 A JPH0559285 A JP H0559285A
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JP
Japan
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group
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methyl
parts
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Pending
Application number
JP24446691A
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English (en)
Inventor
Hideki Kobayashi
秀樹 小林
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DuPont Toray Specialty Materials KK
Original Assignee
Dow Corning Toray Silicone Co Ltd
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  • Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 湿気存在下で室温で硬化し、撥水性と撥油性
に優れた皮膜を形成するシリコ−ン樹脂組成物を提供す
る。 【構成】 (A)平均単位式(a):MenSiO(4-n-m)/2
(OH)m(式中、Meはメチル基を表す。nは0.80
〜1.80の数であり、mは本化合物中におけるケイ素
原子に結合した水酸基の含有量が 0.01〜10重量%
となる値である。)で示されるメチルポリシロキサン樹
脂、(B)一般式:HO−{F(CF2a24SiMe
O}b−H(式中、aは4以上の整数、bは2以上の整
数であり、Meはメチル基である。)で表されるα,ω
−ジヒドロキシパーフルオロアルキルメチルポリシロキ
サン、(C)一般式:R'cSiX4-c[式中、R'はメチル
基またはF(CF2a24−基(式中、aは前記と同
じである。)であり、cは0,1または2であり、Xは
湿気加水分解性基である。]で示されるオルガノシラン
またはその部分加水分解縮合物及び(D)硬化触媒からな
ることを特徴とする硬化性シリコ−ン樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は硬化性シリコ−ン樹脂組
成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、オルガノポリシロキサンレジンを
主剤とする組成物であり、撥水性を示す皮膜を形成する
組成物としては数多くの組成物が知られている。例え
ば、特開昭55−48245号公報には水酸基含有メチ
ルポリシロキサンレジンとα,ω−ジヒドロキシジオル
ガノポリシロキサンとオルガノシランからなり、硬化し
て離型性、防汚性に優れ、撥水性を示す皮膜を形成する
組成物が開示されており、また特開昭59−14028
0号公報には、パーフルオロアルキル基含有オルガノシ
ランとアミノ基含有オルガノシランを主成分とするオル
ガノシランの部分共加水分解縮合物を主剤とする組成物
であり、撥水性、撥油性に優れた皮膜を形成する組成物
が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題】しかし、これらの組成
物は撥水性あるいは撥水性と撥油性を示すとはいえ、高
い撥水性や撥油性を有するものではなく、より高い撥水
性と撥油性を要求される用途には使用できないという問
題点があった。本発明者らはかかる問題点を解消するた
めに研究した結果、本発明に到達した。すなわち本発明
の目的は、室温で硬化して撥水性と撥油性に優れた皮膜
を形成するシリコ−ン樹脂組成物を提供するにある。
【0004】
【発明の構成とその作用】本発明は、(A)平均単位式
(a):MenSiO(4-n-m)/2(OH)m(式中、Meはメ
チル基を表す。nは0.80〜1.80の数であり、mは
本化合物中におけるケイ素原子に結合した水酸基の含有
量が 0.01〜10重量%となる値である。)で示され
るメチルポリシロキサン樹脂 100重量部、 (B)一般式:HO−{F(CF2a24SiMeO}
b−H (式中、aは4以上の整数、bは2以上の整数で
あり、Meはメチル基である。)で表されるα,ω−ジ
ヒドロキシパーフルオロアルキルメチルポリシロキサン
0.5〜50重量部、 (C)一般式:R'cSiX4-c[式中、R'はメチル基また
はF(CF2a24−基(式中、aは前記と同じであ
る。)であり、cは0,1または2であり、Xは湿気加
水分解性基である。]で示されるオルガノシランまたは
その部分加水分解縮合物
1〜90重量部、及び (D)硬化触媒からなることを特徴とする硬化性シリコ−
ン樹脂組成物に関する。
【0005】本発明に使用される(A)成分のメチルポリ
シロキサン樹脂としては、例えば特開昭55−4824
5号公報に記載のものが使用される。かかるメチルポリ
シロキサン樹脂の合成方法としては、例えばケイ素原子
1個当たり0.80〜1.80個のメチル基を有するよう
なメチルクロルシラン混合物を有機溶媒混在下で加水分
解する方法がある。本発明には、このようにして得られ
た加水分解したままのメチルポリシロキサン樹脂、また
はそれを熱処理してシラノ−ル基の一部を縮合させたメ
チルポリシロキサン樹脂を使用することができる。メチ
ルクロルシラン混合物の代表例としては、メチルトリク
ロルシランとジメチルジクロルシランの混合物がある
が、これにさらに、トリメチルクロルシランあるいはテ
トラクロルシランも加えることができる。これらのクロ
ルシラン混合物はその一部が、アルコキシシランで代替
されていてもよい。かかるメチルポリシロキサン樹脂
は、ケイ素原子に結合した水酸基の含有量が 0.01〜
10重量%であり、好ましくは0.05〜5重量%であ
る。
【0006】本発明に使用される(B)成分のα,ω−ジ
ヒドロキシパーフルオロアルキルメチルポリシロキサン
は、本発明組成物の硬化皮膜に撥水性と撥油性を付与す
るため必須とされる成分である。本成分を表す式中、a
は4以上の整数であり、4、6、8が例示される。また
bは2以上の整数であり、好ましくは500以下であ
る。本成分の配合量は、(A)成分100重量部に対し
て、0.5〜50重量部であり、好ましくは0.5〜20
重量部である。これは、配合量が0.5重量部未満であ
ると硬化皮膜の撥水性と撥油性が不十分であり、50重
量部を越えると硬化皮膜が柔らかく耐久性が不十分とな
るためである。
【0007】本発明に使用される(C)成分のオルガノシ
ランまたはその部分加水分解縮合物は、本発明組成物を
室温で硬化させる働きをする。式中、cは0,1または
2であるが、好ましくは1である。Xは湿気加水分解性
基であり、ジオルガノケトオキシム基,アルコキシ基,
アシロキシ基,モノオルガノアミノ基,ジオルガノアミ
ノ基,N−オルガノアシルアミノ基,N,N−ジオルガ
ノヒドロキシアミノ基,アルケニロキシ基等がある。具
体例としては、ジメチルケトオキシム基,メチルエチル
ケトオキシム基,メトキシ基,エトキシ基,アセトキシ
基,N−ブチルアミノ基,メチルアセトアミド基,N,
N−ジエチルヒドロキシアミノ基,プロペノキシ基等が
挙げられる。(C)成分の配合量は、(A)成分100重量
部に対して、1〜90重量部であり、特には(A)成分の
ケイ素原子に結合した水酸基の量、(B)成分のケイ素原
子に結合した水酸基の量、(C)成分中の湿気加水分解性
基Xの含有量を考慮して、湿気非存在下では長期間貯蔵
可能であり、湿気存在下では室温硬化するのに必要な量
が選択される。
【0008】本発明に使用される(D)成分の硬化剤は、
本発明組成物の硬化を促進するための触媒として添加さ
れる。かかる硬化剤としては、通常シラノール基の脱水
縮合に用いられるものが有効である。具体的には、ジブ
チル錫アセテート,ジブチル錫ラウレート,ジブチル錫
ジオクトエート,オクトエ酸第1錫,ナフテン酸第1
錫,オレイン酸第1錫,イソ酪酸第1錫,リノール酸第
1錫,ステアリン酸第1錫,ベンゾール酸第1錫,ナフ
トエ酸第1錫,ラウリン酸第1錫,O−チム酸第1錫,
β−ベンゾイルプロピオン酸第1錫,クロトン酸第1
錫,トロバ酸第1錫,P−ブロモ安息香酸第1錫,パル
ミトオレイン酸第1錫,桂皮酸第1錫、及びフェニル酢
酸の第1錫塩等のカルボン酸の錫塩,これらカルボン酸
の鉄塩,マンガン塩もしくはコバルト塩,テトラアルキ
ルチタネート,ジアルキルチタネートの錯塩,オルガノ
シロキシチタネート等が挙げられるが、(C)成分の湿気
加水分解性基の種類に応じて適合したものを選択して使
用するのが好ましい。
【0009】本発明の組成物は、上記のような(A)成
分、(B)成分、及び(C)成分を湿気非存在下で均一に混
合することによって容易に製造することができる。本発
明の硬化性シリコーン樹脂組成物の使用に際しては、有
機溶媒により希釈した状態で使用することが好ましい。
ここで使用可能な有機溶剤としては、ジエチルエ−テ
ル,テトラヒドロフラン等のエ−テル類;メチルイソブ
チルケトン等のケトン類;1,1,1−トリクロロエタ
ン,ジクロロエタン,α,α,α−トリフルオロトルエ
ン,ヘキサフルオロキシレン,1,1,2−トリクロロト
リフルオロエタン等のハロゲン化炭化水素;CHCl2
CF3(HCFC123)、CH3CCl2F(HCFC
141b)のようなHCFC系溶媒等が挙げられるが、
これらに限定されるものではない。希釈率は作業性によ
って任意に決められる。
【0010】また本発明組成物の各種基材に対する密着
性をさらに向上させる目的で、本発明組成物にシランカ
ップリング剤を添加することは、本発明の目的を損わな
い限り差し支えない。ここで使用されるシランカップリ
ング剤としては、例えば、 H2NCH2CH2Si(OC253 NH2CH2CH2NH(CH23Si(OCH33
【化1】 CH2=CHSi(OCH33,CH2=CHSi(OC253
【化2】 CH2=CHSi(OOCCH33,HS(CH23Si(OCH33
【化3】
【化4】 が挙げられる。これらのシランカップリング剤は単独ま
たは2種以上混合して用いることができ、その添加量
は、本発明組成物に対して 0.01〜10重量%が望ま
しい。
【0011】本発明の硬化性シリコ−ン樹脂組成物は室
温硬化性であり、硬化後に撥水性、撥油性あるいは疎油
性に優れ、加えて防汚性、耐熱性、耐候性、耐薬品性に
も優れた皮膜を形成するという特性を有するので、かか
る特性が要求される各種用途に使用される。例えば、水
滴、雪、氷などの付着防止、防汚コ−ティング、剥離あ
るいは離型用コ−ティング等として有用である。
【0012】
【実施例】次に、本発明を実施例にて説明する。実施例
中、部とあるのは重量部を意味し、Meはメチル基を意
味する。撥水性の評価は、水の接触角を測定した。ま
た、撥油性の評価は、n−ヘキサデカンの接触角を測定
した。
【0013】
【実施例1】メチルシロキサン単位80モル%とジメチ
ルシロキサン単位20モル%からなるメチルポリシロキ
サン樹脂(ケイ素原子結合水酸基の含有量は 0.9重量
%であった。)10gを1,1,2−トリクロロトリフル
オロエタン100gに溶解した。次いで、式HO−{F
(CF2424SiMeO}25−Hで表され、平均分
子量Mw 7,700であるα,ω−ジヒドロキシノナフ
ルオロヘキシルメチルポリシロキサン1g、メチルトリ
(メチルエチルケトキシム)シラン 5.3g、及び、ジ
ブチル錫ジアセテ−ト 0.2gを加えて、均一な溶液と
した。この混合液を平滑なガラス板上に塗布し、室温で
1週間放置して硬化させ、硬化皮膜を形成させた。この
硬化皮膜について、接触角を測定した。測定は、協和界
面化学(株)製の接触角計を用いて液滴法によって行
い、n=10個の液滴について測定した平均値を接触角
とした。その結果、水に対する接触角は、114度であ
り、n−ヘキサデカンの接触角は62度であった。
【0014】
【比較例1】α,ω−ジヒドロキシノナフルオロヘキシ
ルメチルポリシロキサンの代わりに、平均分子量Mw
6,000である式HO−{Me2SiO}80−Hで表さ
れるジメチルポリシロキサン1gを配合した以外は実施
例1と同様にしてシリコーン組成物を調製した。次い
で、この組成物の硬化皮膜の撥水性、撥油性を実施例1
と同様にして測定したところ、水の接触角は107度、
n−ヘキサデカンの接触角は39度であり、撥水性、撥
油性ともに実施例1に比べて劣っていた。
【0015】
【実施例2】α,ω−ジヒドロキシノナフルオロヘキシ
ルメチルポリシロキサンの代わりに、平均分子量Mw
6,100である式HO−{F(CF2824SiM
eO}12−Hで表されるポリシロキサンを配合した以外
は実施例1と同様にしてシリコーン組成物を調製した。
次いで、この組成物の硬化皮膜の撥水性、撥油性を実施
例1と同様にして測定したところ、水の接触角は、11
5度であり、n−ヘキサデカンの接触角は63度であっ
た。
【0016】
【実施例3】メチルシロキサン単位90モル%とジメチ
ルシロキサン単位10モル%からなり、ケイ素結合の水
酸基を 1.5重量%含有するメチルポリシロキサン樹脂
10gを1,1,2−トリクロロトリフルオロエタン10
0gに溶解した。次いで、式HO−{F(CF242
4SiMeO}25−Hで表され、平均分子量Mw 7,
700であるα,ω−ジヒドロキシノナフルオロヘキシ
ルメチルポリシロキサン1g、式F(CF2424-
Si(OMe)3で表されるシラン7g、3−(2−ア
ミノエチル)−アミノプロピルトリメトキシシラン1
g、及びジブチル錫ジラウレ−ト0.2gを加えて、混
合液とした。この混合液を平滑なガラス板上に塗布し、
室温で1週間放置して硬化させ、皮膜を形成させた。次
いでこの硬化皮膜について、実施例1と同様にして接触
角を測定したところ、水の接触角は、112度であり、
n−ヘキサデカンの接触角は69度であった。
【0017】
【発明の効果】本発明の硬化性シリコ−ン樹脂組成物
は、(B)成分のα,ω−ジヒドロキシパーフルオロアル
キルメチルポリシロキサンを含有するので、室温で硬化
して撥水性、撥油性に優れた皮膜を形成するという特徴
を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C08L 83/06 83:08) 8319−4J

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)平均単位式(a):MenSiO
    (4-n-m)/2(OH)m(式中、Meはメチル基を表す。n
    は0.80〜1.80の数であり、mは本化合物中におけ
    るケイ素原子に結合した水酸基の含有量が 0.01〜1
    0重量%となる値である。)で示されるメチルポリシロ
    キサン樹脂 100重量部、 (B)一般式:HO−{F(CF2a24SiMeO}
    b−H (式中、aは4以上の整数、bは2以上の整数で
    あり、Meはメチル基である。)で表されるα,ω−ジ
    ヒドロキシパーフルオロアルキルメチルポリシロキサン
    0.5〜50重量部、 (C)一般式:R'cSiX4-c[式中、R'はメチル基また
    はF(CF2a24−基(式中、aは前記と同じであ
    る。)であり、cは0,1または2であり、Xは湿気加
    水分解性基である。]で示されるオルガノシランまたは
    その部分加水分解縮合物
    1〜90重量部、及び (D)硬化触媒 からなることを特徴とする硬化性シリコ−ン樹脂組成
    物。
JP24446691A 1991-08-29 1991-08-29 硬化性シリコーン樹脂組成物 Pending JPH0559285A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5880227A (en) * 1995-07-31 1999-03-09 Dow Corning Toray Silicone Co., Ltd. Curable oil-and water-repellent silicone composition
CN105907360A (zh) * 2016-06-29 2016-08-31 杭州之江有机硅化工有限公司 一种硅橡胶密封剂及其制备方法

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US5880227A (en) * 1995-07-31 1999-03-09 Dow Corning Toray Silicone Co., Ltd. Curable oil-and water-repellent silicone composition
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