JPH0560992U - 装軌式車両用トラックフレームの履帯駆動装置取付部 - Google Patents

装軌式車両用トラックフレームの履帯駆動装置取付部

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JPH0560992U
JPH0560992U JP747292U JP747292U JPH0560992U JP H0560992 U JPH0560992 U JP H0560992U JP 747292 U JP747292 U JP 747292U JP 747292 U JP747292 U JP 747292U JP H0560992 U JPH0560992 U JP H0560992U
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crawler belt
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 トラックフレームに取り付けた履帯駆動装置
のシール部から土砂が侵入することを防止する。 【構成】 終減速機15と、スプロケツト4と、スプロ
ケツト支持フレームとからなる履帯駆動装置3をトラッ
クフレームに取り付けるようにした装軌式車両におい
て、前記履帯駆動装置のうち非回転部であるトラックフ
レーム2aへの取付部と、回転部であるスプロケット部
との間を密封するシール部の全外周を覆うカバー部30
aを、前記トラックフレームに設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は油圧式掘削機等の装軌式車両用トラックフレームの履帯駆動装置取付 部の構造に関し、特に、前記トラックフレームに取り付けた履帯駆動装置のシー ル部から土砂が侵入することを防止するようにした装軌式車両用トラックフレー ムの履帯駆動装置取付部に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、油圧式掘削機における下部走行体は、図4の(A)に上面図、(B)に 側面図を示すようにトラックフレーム1後端部における後部トラックフレーム2 に取り付けられた履帯駆動装置3の構成要素であるスプロケット4に噛み合う、 鎖線で示す履帯5を、前記トラックフレーム1の前端部に回転自在に支持された アイドラ6、同じくトラックフレーム1の上、下部に回転自在に設置された上転 輪7および下転輪8とに巻回して駆動することにより車両を走行させるようにな っている。 また、前記アイドラ6は、トラックフレーム1に前後方向へ摺動自在に支持され たヨーク11に回転自在に支持され、該ヨーク11はグリースシリンダ9とリコ イルスプリング10により常に前方へ付勢されて履帯5に履帯張力が与えられる と共に、履帯5に車両前方等からショックが作用したときにおける緩衝作用が行 われる。なお、13は前記左右のトラックフレーム1,1に固定されたセンタフ レーム、鎖線で示す14は前記センタフレーム13上で旋回可能な上部旋回体で ある。前記後部トラックフレーム2は第1フランジ部2a、第2フランジ部2b 、補強フランジ部2cより構成されており、前記履帯駆動装置3は前記第2フラ ンジ2bにボルト12により固定されているが、その取付関係の詳細については 図5に示す。
【0003】 図5において、(A)は側面図、(B)は(A)のB−B断面矢視図、(C) は(A)の反対側面図、(D)は(A)の後面図であり、図6は前記履帯駆動装 置3の詳細断面図である。 図5、図6において、15は終減速機、16は前記履帯駆動装置3の駆動源であ る油圧モータ17を制御する油圧機器で、該油圧モータ17の駆動力はその出力 軸17aから前記終減速機15の第1サンギヤ18、第1プラネットギヤ19か らリングギヤ20へ伝達される共に、前記第1サンギヤ18、第1プラネットギ ヤ19、第1キャリア21、第2サンギヤ22、第2プラネットギヤ23からリ ングギヤ20へ伝達され、該リングギヤ20と一体のケース20aからスプロケ ットボス部21を介してスプロケット4により履帯5に伝達される。 また、カバー24、ケース20a、スプロケットボス部21、メカニカルシール 25、スプロケツト支持フレーム26、油圧モータ17により潤滑油ケースが形 成されており、該潤滑油ケース内には所定量の潤滑油が充填されている。
【0004】 次に、図4乃至図6における作用について説明する。 車両の前進において履帯5の上部に乗っている土砂や履帯5に付着している土砂 がスプロケット4の上方まで運ばれた後落下すると、前記後部トラックフレーム 2の補強フランジ部2cとスプロケット4との端面の隙間より、該スプロケット 4の回転により押し込まれるように侵入するが、両側を第2フランジ部2bとス プロケット4により、また、前後方向を第1フランジ部2aと履帯駆動装置3に より、さらに、下方を前記補強フランジ部2cにより囲まれているため、図5に 網目印で示されるような土砂27が堆積し易くなる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来技術においては、両側を第2フランジ部2bとスプロケット4により 、また、前後方向を第1フランジ部2aと履帯駆動装置3により、さらに、下方 を前記補強フランジ部2cにより囲まれている空間に、スプロケット4の回転に よって土砂が押し込まれるように侵入すると、その土砂の圧力によって、前記メ カニカルシール25部に土砂が固く押し込まれ、凍結などの条件下でメカニカル シールが損傷する。従って、前記メカニカルシール25が損傷するだけでなく、 該メカニカルシール25の損傷により前記潤滑油ケース内の潤滑油が漏れたり、 また潤滑油ケース内に侵入した土砂により、前記スプロケットボス部21を回転 支持しているベアリング27を損傷させるだけでなく、さらに前記終減速機15 の各ギヤの噛み合部を損傷させることになり、その修理には多大の工数と費用が かかると共に、修理のために油圧式掘削機の稼働率が低下するという問題があっ た。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記従来の技術における課題を解決するためになされたもので、請求 項1は、終減速機と、スプロケツトと、スプロケツト支持フレームとからなる履 帯駆動装置をトラックフレームに取り付けるようにした装軌式車両において、前 記履帯駆動装置のうち非回転部である、トラックフレームへの取付部と、回転部 であるスプロケット部との間を密封するシール部の全外周を覆うカバー部を、前 記トラックフレームに設けたことを特徴とし、 請求項2は、前記履帯駆動装置を取り付けるためのトラックフレームは車両の前 後方向に平行な第2フランジ部と、該第2フランジ部を支持する第1フランジ部 を備え、前記シール部の全外周を覆うカバー部における第2フランジ部との反対 側面は、前記第1フランジ部までの全域にわたって前記第2フランジ部とほぼ平 行な壁面により構成されていることを特徴とし、 請求項3は、前記第1フランジ部までの全域にわたり形成されている前記第2フ ランジ部とほぼ平行な壁面は、前記第2フランジ部の履帯駆動装置取付部を前記 第1フランジ部に支持するための前記第2フランジ部の一部であることを特徴と する。
【0007】
【作用】
請求項1は、履帯駆動装置を取り付けるためのトラックフレームに、履帯駆動 装置のシール部の全外周を覆うようなカバー部を設けたので、装軌式車両の走行 時に履帯の上に乗って巻き上げられた土砂は前記カバー部に遮られて履帯駆動装 置のシール部から内部に侵入することによるトラブルを防止する。 請求項2は、前記トラックフレームの第2フランジ部を支持する第1フランジ部 を備え、前記カバー部における第2フランジ部との反対側面は、前記第1フラン ジ部までの全域にわたって前記第2フランジ部とほぼ平行な壁面により構成され ているため、装軌式車両の走行時に履帯の上に乗って巻き上げられた土砂は前記 カバー部に遮られて履帯駆動装置のシール部から内部に侵入することがなくなる だけでなく、前記カバー部と第2フランジ部間に滞留することなく、前記壁面と スプロケット端面との間から地上に落下するため、履帯駆動装置のシール部から 土砂が内部に侵入することによるトラブルをさらに確実に防止する。 請求項3は、前記第1フランジ部までの全域にわたり形成されている前記第2フ ランジ部とほぼ平行な壁面は、前記第2フランジ部の履帯駆動装置取付部を前記 第1フランジ部に支持するための前記第2フランジ部の一部により構成されてい るのでトラックフレームの構成が簡素化される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面により詳述する。 図1〜図3は、それぞれ本考案の第1実施例〜第3実施例を示す図であり、従来 技術を示す図4および図6については本考案の実施例と共通するため、その構成 と作用に関する説明は省略するが、以下に本考案の実施例の説明において参照す る。
【0009】 図1は前記従来技術を示す図5に対応する、本考案の第1実施例を示す図であ り、図5と共通する構成要素には同符号を付し、その説明は省略する。 図1において、30は第2フランジ部で、該第2フランジ部30には、前記履帯 駆動装置3のメカニカルシール25の前方部分を覆うカバー部30aが円弧状に 形成されており、該カバー部30aの円弧端は前記補強フランジ部2cと一体的 に形成され、前記メカニカルシール25の全周を覆うように構成されている。ま た、前記補強フランジ部2cは第2フランジ部30の上下端部を第1フランジ部 2aまで連設されている。
【0010】 前記図1の作用について説明すると、車両の前進において履帯5の上部に乗っ ている土砂や履帯5に付着している土砂がスプロケット4の上方まで運ばれた後 落下すると、前記後部トラックフレーム2の補強フランジ部2cの側端部とスプ ロケット4の端面との隙間より、該スプロケット4の回転により押し込まれるよ うに侵入して、両側を第2フランジ部30とスプロケット4により、また、前後 方向を第1フランジ部2aと履帯駆動装置3により、さらに、下方を前記補強フ ランジ部2cにより囲まれているため、図1に網目印で示されるような土砂27 が堆積し易くなる。しかし、前記メカニカルシール25の全周は補強フランジ部 2cとカバー部30aとにより覆われているため、該メカニカルシール25に土 圧が作用して土砂が侵入するようなことはない。
【0011】 図2は前記従来技術を示す図5に対応する、本考案の第2実施例を示す図であ り、図5と共通する構成要素には同符号を付し、その説明は省略する。 図2において、31は第2フランジ部で、該第2フランジ部31の履帯駆動装置 3の前方部には、該履帯駆動装置3のメカニカルシール25を覆う円弧状のカバ ー壁32が固設されており、該カバー壁32の円弧端は前記補強フランジ部2c に固着され、前記メカニカルシール25の全周は前記カバー壁32と補強フラン ジ部2cとによつて覆われるように構成されている。また、前記カバー壁32の スプロケット4側端部は第2フランジ31と平行なカバー板33によって第1フ ランジ部2aまで覆われるように、カバー板33を前記カバー壁32と、第1フ ランジ部2aと、補強フランジ部2cとに固着している。
【0012】 前記図2の作用について説明すると、車両の前進において履帯5の上部に乗っ ている土砂や履帯5に付着している土砂がスプロケット4の上方まで運ばれた後 落下して、スプロケット4の回転により補強フランジ部2cの側端部とスプロケ ット4の端面との間に押し込まれるように侵入する土砂は、前記カバー壁32と 補強フランジ部2cとによつて前記メカニカルシール25の全周が覆われている ため、該メカニカルシール25の内部まで侵入することはない。また、前記カバ ー壁32とカバー板33とによりその滞留する空間をなくすように構成されてい るため、前記スプロケット4の回転により補強フランジ部2cの側端部とスプロ ケット4の端面との間に押し込まれるように侵入する土砂は、そのまま地上に落 下し、図5に網目印で示されるような土砂27が堆積することはない。従って、 履帯駆動装置3のメカニカルシール25から土砂が侵入することを確実に防ぐこ とができる。
【0013】 図3は前記従来技術を示す図5に対応する、本考案の第3実施例を示す図であ り、図5と共通する構成要素には同符号を付し、その説明は省略する。 図3において34は第2フランジ部で、該第2フランジ部34は履帯駆動装置3 を取り付ける取付部34aと、該取付部34aを第1フランジ部2aに支持する ための支持部34bよりなり、該取付部34aと支持部34bとを結ぶ段差部の 円弧壁34cにより前記履帯駆動装置3前方部のメカニカルシール25の外周が 覆われている。従って、前記メカニカルシール25の全周は前記円弧壁34cと 補強フランジ部2cとによつて完全に覆われるように構成されている。
【0014】 前記図3の作用について説明すると、車両の前進において履帯5の上部に乗っ ている土砂や履帯5に付着している土砂がスプロケット4の上方まで運ばれた後 落下して、スプロケット4の回転により補強フランジ部2cの側端部とスプロケ ット4の端面との間に押し込まれるように侵入する土砂は、前記取付部34aと 支持部34bとを結ぶ段差部の円弧壁34cおよび補強フランジ部2cにより、 前記メカニカルシール25の全外周が覆われているため、該メカニカルシール2 5の内部まで侵入することはない。また、前記第2フランジ部34の支持部34 bによりその滞留する空間をなくすように構成されているため、前記スプロケッ ト4の回転により補強フランジ部2cの側端部とスプロケット4の端面との間に 押し込まれるように侵入する土砂は、そのまま地上に落下し、図5に網目印で示 されるような土砂27が堆積することはない。従って、履帯駆動装置3のメカニ カルシール25から土砂が侵入することを確実に防ぐことができる。
【0015】
【考案の効果】
本考案は以上の通り構成したので次のような効果がある。。 (1)履帯駆動装置を取り付けるためのトラックフレームに、履帯駆動装置のシ ール部の全外周を覆うカバー部を設けたので、装軌式車両の走行時に履帯の上に 乗って巻き上げられるような土砂は前記カバー部に遮られて履帯駆動装置のシー ル部から内部に侵入することによるトラブルを防止することができる。 (2)また、前記トラックフレームは第2フランジ部を支持する第1フランジ部 を備え、前記カバー部における第2フランジ部との反対側面は、前記第1フラン ジ部までの全域にわたって前記第2フランジ部とほぼ平行な壁面により構成すれ ば、装軌式車両の走行時に履帯の上に乗って巻き上げられた土砂は前記カバー部 に遮られて履帯駆動装置のシール部から内部に侵入することがなくなるだけでな く、前記カバー部と第1フランジ部間に滞留することなく、前記壁面とスプロケ ット端面との間から地上に落下するため、履帯駆動装置のシール部から土砂が内 部に侵入することによるトラブルをさらに確実に防止することができる。 (3)さらに、前記第1フランジ部までの全域にわたり形成されている前記第2 フランジ部とほぼ平行な壁面は、前記第2フランジ部の履帯駆動装置取付部を前 記第1フランジ部に支持するための前記第2フランジ部の一部により構成すれば トラックフレームの構成が簡素化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例におけるトラックフレーム
の履帯駆動装置取付部を示す図である。
【図2】本考案の第2実施例におけるトラックフレーム
の履帯駆動装置取付部を示す図である。
【図3】本考案の第3実施例におけるトラックフレーム
の履帯駆動装置取付部を示す図である。
【図4】従来の油圧式掘削機における下部走行体の部分
を示す図である。
【図5】図4におけるP部の詳細を示す図である。
【図6】図5における履帯駆動装置の断面を示す図であ
る。
【符号の説明】
2a, 第1フランジ部 2b,30,31,34a,34b 第2フランジ部 2c 補強フランジ部 3 履帯駆動装置 4 スプロケット 5 履帯 15 終減速機 16 油圧機器 17 油圧モータ 21 スプロケットボス部 25 メカニカルシール 26 スプロケット支持フレーム 27 ベアリング 30a カバー部 32 カバー壁 33 カバー板 34c 円弧壁

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 終減速機と、スプロケツトと、スプロケ
    ツト支持フレームとからなる履帯駆動装置をトラックフ
    レームに取り付けるようにした装軌式車両において、前
    記履帯駆動装置のうち非回転部である、トラックフレー
    ムへの取付部と、回転部であるスプロケット部との間を
    密封するシール部の全外周を覆うカバー部を、前記トラ
    ックフレームに設けたことを特徴とする装軌式車両用ト
    ラックフレームの履帯駆動装置取付部。
  2. 【請求項2】 前記履帯駆動装置を取り付けるためのト
    ラックフレームは車両の前後方向に平行な第2フランジ
    部と、該第2フランジ部を支持する第1フランジ部を備
    え、前記シール部の全外周を覆うカバー部における第2
    フランジ部との反対側面は、前記第1フランジ部までの
    全域にわたって前記第2フランジ部とほぼ平行な壁面に
    より構成されていることを特徴とする請求項1の装軌式
    車両用トラックフレームの履帯駆動装置取付部。
  3. 【請求項3】 前記第1フランジ部までの全域にわたり
    形成されている前記第2フランジ部とほぼ平行な壁面
    は、前記第2フランジ部の履帯駆動装置取付部を前記第
    1フランジ部に支持するための前記第2フランジ部の一
    部であることを特徴とする請求項2の装軌式車両用トラ
    ックフレームの履帯駆動装置取付部。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS56129377U (ja) * 1980-10-09 1981-10-01

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JPS56129377U (ja) * 1980-10-09 1981-10-01

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