JPH0562069B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0562069B2
JPH0562069B2 JP60241321A JP24132185A JPH0562069B2 JP H0562069 B2 JPH0562069 B2 JP H0562069B2 JP 60241321 A JP60241321 A JP 60241321A JP 24132185 A JP24132185 A JP 24132185A JP H0562069 B2 JPH0562069 B2 JP H0562069B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
precision
weather
layer
printing layer
printed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP60241321A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62101439A (ja
Inventor
Katsura Ochi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Carbide Industries Co Inc
Original Assignee
Nippon Carbide Industries Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Carbide Industries Co Inc filed Critical Nippon Carbide Industries Co Inc
Priority to JP60241321A priority Critical patent/JPS62101439A/ja
Publication of JPS62101439A publication Critical patent/JPS62101439A/ja
Publication of JPH0562069B2 publication Critical patent/JPH0562069B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、フリートマーキング等の屋外ステツ
カーや自動車、電車等の車輌のアクセントストラ
イプ等に好適に利用することができ、特に車輌の
曲面を有する面に好適に利用することのできる、
精密印刷された耐候性半硬質フイルム及びその製
造法に関する。 〔従来の技術〕 印刷層(金属調樹脂層)を透明合成樹脂層と接
着剤層との間に設け、該粘着剤層を介して剥離シ
ートを積層してあり、使用時に剥離シートを剥離
して、所定の用途に供すようにした粘着シートと
して、特開昭60−26076号公報に、金属調着色剤
を含有する合成樹脂からなる金属調樹脂層の表面
に透明合成樹脂層が積層され、かつ、金属調樹脂
層の裏面には粘着剤層と、所望により剥離性シー
トが順次積層されていることを特徴とする金属調
外観を有する粘着シートが開示されている。ま
た、同公報には、上記粘着シートの製造法とし
て、表面が剥離性であるキヤリアを利用し、金属
調着色剤を合成樹脂溶液中に分散して作成した金
属調組成物を用いて金属調樹脂層を形成し、次い
で得られた金属調樹脂層上に透明合成樹脂層を積
層形成し、しかる後、キヤリアを剥離して金属調
樹脂層の反対側の面に粘着剤層を形成することを
特徴とする金属調外観を有する粘着シートの製造
法も開示されている。 また、特開昭60−4543号公報には、フイルム、
シート、オーバーレイ用フイルム、ラミネート用
フイルムの如き半硬質塩化ビニル樹脂成形品の成
形に適し、とくにマーキングフイルム成形用組成
物として優れた諸性質を兼備した半硬質塩化ビニ
ル樹脂成形用組成物が開示されている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 最近、自動車のアクセントストライプや、フリ
ートマーキング等の屋外ステツカー関連分野にお
いて、種々精密なデザインが印刷された粘着シー
トを貼るというニーズがふえて来ており、寸法精
度の良い精密印刷フイルムの供給が強く望まれて
いる。 例えば、自動車のボデーの外側部に上記に如き
粘着シートを用いてアクセントストライプを設け
る場合、ストライプの長さが常に一定であること
は勿論、フロント、ドア、リア部等、各部に貼ら
れたステツカーのつき合わせ部がずれない様に、
各印刷部の巾の寸法精度、印刷間のすき間の寸法
精度等も要求される。 而して、斯る要求に対しては、印刷された若し
くは着色されたマーキングフイルムを貼付けた粘
着シートを各寸法サイズに精度良くダイカツト
し、部分、部分を貼つていけば、精度良い仕上が
りが期待できる。そして、かかる粘着シートのマ
ーキングフイルム成形用の組成物として、前記特
開昭60−4543号公報に記載のものがあるが、上記
の手段により粘着シートを貼付ける方法は、非常
に手間がかかる為、上記の如きアクセントストラ
イプを設ける場合には、実際上は、透明粘着シー
トに、ストライブ印刷をした印刷透明粘着シート
を貼り付けるのが普通である。 しかし、粘着シートのマーキングフイルムにダ
イレクト印刷する場合、マーキングフイルムがい
くら優れていても下記の如き問題がある。 即ち、透明粘着シートを適当なサイズにカツト
し、そのフイルム面にスクリーン印刷等により表
面印刷を行う一般に行われている方式は、粘着シ
ート一枚一枚に印刷していく為、作業性が悪く、
また印刷時の溶剤アタツクにより、溶剤乾燥時の
熱によりフイルムが収縮し、寸法精度がくるう
為、精密印刷には不適であり、更に印刷層を透明
フイルム層と接着剤層との間に設けるバツクプリ
ント方式が取れない(耐候性がない)等の問題が
ある。 また、透明フイルムにグラビア印刷等により連
続印刷を行い、これに粘着加工を施して得られる
印刷粘着シートにおいては、バツクプリント方式
を取ることは可能だが、フイルムダイレクト印刷
の為、印刷時のラインテンシヨン、溶剤アタツ
ク、溶剤乾燥時の熱等により、フイルムが伸びて
しまつたり、収縮したりし、寸法精度が出ない問
題がある。 また、前記特開昭60−26076号公報に開示され
ている粘着シートは、印刷層がグラビアコーテイ
ングにより形成されており、印刷層を透明合成樹
脂層と接着剤層との間に設けてあるが、この印刷
層は金属調の特殊な装飾効果を狙つており、ま
た、印刷層に透明合成樹脂層を熱融着により接合
したもので、上記粘着シートの印刷層は、精密度
については特別な考慮は払われていない。即ち、
同公報に記載の粘着シートは、金属調樹脂を連続
的にグラビアコーテイングに、精密印刷されてい
ない連続した金属調樹脂層に透明合成樹脂層を積
層したものであり、このような粘着シートにおい
ては、精密パターン印刷層を形成するためには上
記積層フイルムに更に精密印刷することが必要と
なり印刷方法が煩雑になる。また、同公報には、
透明合成樹脂層を熱融着でなく、透明合成樹脂塗
料の塗布及び乾燥によつて行つてもよいとの記載
もあるが、このような手段による場合精密な印刷
層は形成できない。 従つて、本発明の主たる目的は、且つ精密印刷
層を耐候性半硬質フイルムと粘着剤層との間に設
けてあり、寸法精度に優れ、精密印刷された耐候
性半硬質フイルム及びその製造法を提供すること
である。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者は、上記目的を達成すべく種々検討し
た結果、塩化ビニル樹脂系流動物を精密印刷層に
塗着しゲル化させることにより、精密印刷層の表
面に耐候性半硬質フイルムを設けることができる
ことを知見した。 本発明は、上記知見に基づいて更に検討を重ね
て上記目的を達成したもので、着色剤を合成樹脂
溶液に分散させた1種又は2種以上のインキ組成
物により形成した精密印刷層、及び予め形成され
た該精密印刷層の表面に塩化ビニルペーストレジ
ン組成物を塗着ゲル化させて形成した降伏応力が
1〜7Kg/mm2である耐候性フイルム層を具備して
なることを特徴とする精密印刷された耐候性半硬
質フイルム、及び該精密印刷された耐候性半硬質
フイルムの製造法として、台紙の一面上に、着色
剤を合成樹脂溶液に分散させた1種又は2種以上
のインキ組成物により精密印刷層を形成し、該精
密印刷層の表面に塩化ビニルペーストレジン組成
物を塗着し溶融ゲル化させて降伏応力が1〜7
Kg/mm2である耐候性半硬質フイルム層を形成した
後、上記台紙を上記精密印刷層から剥離すること
を特徴とする精密印刷された耐候性半硬質フイル
ムの製造法を提供するものである。 以下、先ず、図面を参照し乍ら発明の精密印刷
された耐候性半硬質フイルムについて説明する。 第1図、第2図及び第3図は、何れも発明の実
施例の断面図を示すもので、1は精密印刷層、2
は耐候性半硬質フイルム、3は接着剤層、4は剥
離シートである。 本発明の精密印刷された耐候性半硬質フイルム
における精密印刷層1は、着色剤を合成樹脂溶液
に分散させた1種又は2種以上のインキ組成物に
より形成したもので、所望の色彩、模様、若しく
は文字又はそれらの結合からなつている。 上記インキ組成物としては、精密印刷層1を形
成可能なものであれば良く、精密印刷層1の形成
手段、即ち、用いられる印刷方法に適した通常の
ものが選定され、上記着色剤も目的に応じて選定
される。印刷方法としては、連続印刷可能なもの
が適しており、グラビア印刷、オフセツト印刷、
凸版印刷等、種々のものが適用可能である。尚、
本発明である「精密印刷層の表面」は、精密印刷
層の形成時における印刷表面を指す。 また、本発明の精密印刷された耐候性半硬質フ
イルムにおける耐候性半硬質フイルム2は、上記
精密印刷層の表面に塩化ビニルペーストレジン組
成物を塗着ゲル化させて形成したもので、上記塩
化ビニルペーストレジン組成物としては、精密印
刷層1の表面1aに塗着され加熱溶融されてゲル
化するもの、即ち、ゾルキヤスト形成法により耐
候性半硬質フイルム2を形成可能なもので、精密
印刷層1を侵さないものが用いられる。上記塗着
ゲル化する温度は一般に溶媒を気散させる乾燥温
度より高い温度である樹脂をゲル化するに充分な
温度で塗着ゲル化させるのが好ましく、一般に例
えば約160〜約220℃、好ましくは約170〜約200℃
で約1〜約10分、好ましくは約2〜約7分の如き
条件を挙げることができる。 第1図の実施例は、上記精密印刷層1と上記耐
候性半硬質フイルム2とからなる本発明の精密印
刷された耐候性半硬質フイルムの基本形態を示し
ている。 本発明の精密印刷された耐候性半硬質フイルム
は、第2図の実施例における如く、通常、第1図
に示す実施例における精密印刷層1の裏面1bに
接着剤層3を介して剥離シート4を積層して実用
に供される。上記接着剤層3及び剥離シート4
は、この種の通常のものが用いられ、例えば、前
者としては、アクリル系、ゴム系のもの、好まし
くは耐候性の良いアクリル系のもの等が挙げら
れ、後者としては、シリコンコート剥離紙等が挙
げられる。また、この実施例においては、精密印
刷層1の裏面1bは接着剤層3によつて被覆され
るため、精密印刷層1の表面1aが耐候性半硬質
フイルム2を通して視覚されるように耐候性半硬
質フイルム2は透明に形成される。この実施例に
よれば、本発明の精密印刷された耐候性半硬質フ
イルムは、使用時に剥離シート4を剥離して接着
剤層3を目的とする被着体に付着させることがで
きる。 また、本発明の精密印刷された耐候性半硬質フ
イルムは、第3図の実施例における如く、第1図
に示す実施例における耐候性半硬質フイルム2の
精密印刷層1の設けられていない面に、粘着剤層
3を介して剥離シート4を積層しても良く、この
場合、精密印刷層1の表面1bが露出するため、
該裏面1bに耐候性を付与するために該裏面1b
を透明な被覆層5で被覆してある。この被覆層5
は、精密印刷層1を侵さないもので耐候性の良い
ものであれば特に制限されないが、通常、(メタ)
アクリル樹脂系のコート剤で形成され、その際、
紫外線吸収剤を添加するのが好ましい。また、こ
の実施例においては、精密印刷層1の裏面1bを
表面にして使用されるため、精密印刷層1はこの
点を考慮して形成する必要があるが、耐候性半硬
質フイルム1は必ずしも透明でなくても良く、必
要に応じ精密印刷層1の模様等を考慮して着色し
精密印刷層1と共にその裏面1b(使用時の表面)
から視覚されるように形成することもできる。 また、本発明の精密印刷された耐候性半硬質フ
イルム及びその製造法は、第6図の実施例におけ
る如く、第2図に示す実施例における接着剤層3
を設けるに先立ち精密印刷層1の裏面1bに塩化
ビニル樹脂フイルム2″を形成して置き、その後
第2図に示す実施例における如く接着剤層3を介
して剥離シート4を積層して実用に供すこともで
きる。 尚、精密印刷層1は、例えば第8図に示す如き
グラビアロール等を用いて印刷することにより、
第7図に示す如く、不連続に形成しても良いこと
は言う迄もない。 次に、本発明の精密印刷された耐候性半硬質フ
イルムの製造法をその実施態様に基づき、好まし
い前記塩化ビニルペーストレジン組成物の詳細と
共に、必要に応じ図面を参照し乍ら説明する。 先ず、台紙10を用意する。この台紙10とし
ては、連続した長尺状物であり、ロール状に巻回
されたものが、精密印刷層を連続的に効率良く行
う上で適している。この台紙としては、軟化点
160℃以上の耐熱プラスチツクシートもしくは樹
脂コート、又は樹脂フイルムをラミネートした一
般に工程紙と呼ばれる台紙が用いられる。また、
この一般に工程紙と呼ばれる台紙10は、第4図
に示す如く、基紙11と該基紙11上に積層した
被印刷層12とからなつており、前記塩化ビニル
ペーストレジン組成物をゲル化させる際の溶融温
度に耐え得るもので、且つ前記インキ組成物の溶
剤に侵されず且つ該インキ組成物により形成され
る精密印刷層との密着力を有するが該精密印刷層
から剥離可能であるものが好ましく、溶剤アタツ
クにより、又ラインテンシヨンにより歪を生じ難
いものであれば良く、具体的には、上記基紙11
としては、耐熱中性紙等が挙げられ、また上記被
印刷層12としては、特にポリプロピレンターポ
リマーで形成したものが好ましいが、通常の樹脂
コート又は樹脂フイルムをラミネートしたもので
も良い。また前者は厚さ0.1〜0.3mmのものが好ま
しく、後者は厚さ0.001〜0.020mmとするのが好ま
しい。 而して、本発明の製造法を実施するには、上記
台紙10の被印刷層12の表面に前記インキ組成
物を用いて所望の模様等を印刷し精密印刷層を形
成する。この時の印刷方法は、前述した如く、グ
ラビア印刷の他、目的に応じて種々の手段を採用
でき、且つ適宜な着色剤を含むインキ組成物を2
種以上用いることにより、目的に応じた所望の
種々の精密印刷層を連続的に形成できる。このよ
うに、本発明における精密印刷層の形成は、台紙
上に通常の印刷手段により印刷を施すものである
から、目的とする印刷を連続的に、精密且つ容易
に可能である。 次いで、上記精密印刷層を乾燥させた後、第5
図に示す如く、該精密印刷層1の表面に塩化ビニ
ルペーストレジン組成物2′を塗着する。塩化ビ
ニルペーストレジン組成物としては、特開昭60−
4543号公報に開示されている半硬質塩化ビニル樹
脂成形用組成物のうち、塩化ビニル樹脂として塩
化ビニルペースト用レジンを用いた次の塩化ビニ
ル樹脂ペースト組成物が、特に好ましい。 即ち、本発明の精密印刷された耐候性半硬質フ
イルムを構成する耐候性半硬質フイルムの形成材
料として特に好ましい塩化ビニル樹脂ペースト組
成物は、下記(A)、(B)及び(C)からなる塩化ビニルペ
ーストレジン組成物である。 (A) 0〜約20重量%、好ましくは0〜約10重量
%、更に好ましくは0〜約6重量%の共重合成
分を含有する塩化ビニルペースト用レジン100
重量部に対して、 (B) 数平均分子量(Mn)が約1500以上好ましく
は約1500〜6000、より好ましくは約1500〜
4000、更に好ましくは約2000〜4000の液状ポリ
エステル系可塑剤を約10〜約80重量部、好まし
くは約20〜60重量部、より好ましくは約25〜約
50重量部、及び、他の塩化ビニル樹脂用可塑剤
を0〜約10重量部、好ましくは0〜約5重量
部、及び、 (C) 数平均分子量(Mn)が約1500〜約50000、
好ましくは約2000〜約40000、より好ましくは
約2500〜約30000で且つ23℃で固体の低分子量
アクリルもしくはメタアクリル樹脂を上記(B)可
塑剤合計量に基いて約0.2〜約200重量%、好ま
しくは約10〜約150重量%、より好ましくは約
20〜約100重量%の量で 含有して成り、且つ降伏応力が1〜5Kg/mm2
ましくは1.2〜4Kg/mm2である。 上記(A)塩化ビニルペースト用レジンとしては、
例えば、重合度約600〜約3000、好ましくは約700
〜約2000、より好ましくは800〜約1800、とくに
好ましくは約1200〜約1600程度の重合度のものを
例示することができる。そして、前記可塑剤(B)中
に安定に分散して滑らかな流動性を示し且つ樹脂
粒子中心まで該可塑剤が浸透し易いように該可塑
剤(B)に対する親和性が大きく、更に加熱時速かに
均一に溶融できる粒子サイズのペースト用レジン
が好ましい。例えば、粒径0.1〜10μ、好ましくは
0.1〜7μのペースト用レジンを例示できる。また
ゾルの粘度低下及びコスト低下の目的で、粒径10
〜100μの比較的粗粒の塩化ビニル樹脂粉末を配
合使用することもできる。 また、上記塩化ビニル樹脂ペースト用レジン(A)
は、塩化ビニル単独重合体のほかに、約20重量%
まで、好ましくは約10重量%、特に好ましくは約
6重量%までの共重合成分を含有する共重合体で
あることができる。 また、上記液状ポリエステル系可塑剤(B)として
は例えばマレイン酸、アジピン酸、フタル酸、ア
ゼライン酸、セパシン酸などの如きC4〜C15の二
塩基酸の中から選ばれた1〜3種類と、例えばエ
チレングリコール、1,2−プロピレングリコー
ル、1,3−プチレングリコール、ネオペンチル
グリコール、ジプロピルグリコール、1,6−ヘ
キサンジオール、2,2,4−トリメチル1,3
−ペンタンジオール、1,5−ペンタンジオール
などの如きC2〜C20の二価アルコールの中から選
ばれた1〜5種類と例えば酢酸、ヤシ油脂肪酸、
n−オクチルアルコール、n−デシルアルコール
から適宜選ばれたチエーンストツパーとを反応さ
せて得られる液状ポリエステル可塑剤を挙げるこ
とができる。液状ポリエステル可塑剤の液状とは
25℃における粘度がB型回転粘度計で50万ポイ
ズ以下の粘稠液体を意味し、ポリエステル系可塑
剤の数平均分子量(Mn)はGPC(Gel、
Permeation Chromatography)法で測定し、換
算した値である。 また、塩化ビニル用ペーストレジン(A)100重量
部に対して、約10重量部好ましくは約5重量部ま
での少量の他の塩化ビニル樹脂用可塑剤を併用す
ることができる。このような他の塩化ビニル樹脂
用可塑剤の例としては、特開昭60−4543号公報に
記載の如き可塑剤を例示できる。 また、低分子量アクリルもしくはメタアクリル
樹脂(C)としては、上記数平均分子量(Mn)条件
を充足し且つ23℃で固体の任意の低分子量アクリ
ル樹脂が利用できる。好ましいアクリル樹脂とし
ては、アクリル酸のC1〜C18アルキルエステル及
びメタアクリル酸のC1〜C18アルキルエステルよ
り成る群からえらばれたアクリルもしくはメタア
クリル酸アルキルエステルの少なくとも一種から
成り、更に、他の共重合性成分を含有していても
よい単独重合体及び共重合体であつて、上記数平
均分子量(Mn)条件を充足し且つ23℃で固体の
低分子量アクリル樹脂を例示することができる、
具体的には特開昭60−4543号公報に記載のものが
挙げられる。 上記の固体の低分子量アクリル樹脂(C)は、更に
他の共重合性成分を含有することができる。その
含有量は上記の固体のアクリル樹脂(C)が前記数平
均分子量(Mn)条件を充足するような範囲にお
いて適宜に変更、選択することができる。例え
ば、アクリル酸エステル又はメタアクリル酸エス
テル100重量部に対して、約100重量部以下、好ま
しくは約60重量部以下の如き量を例示することが
できる。 また、上記塩化ビニルペーストレジン組成物の
粘度は、上述の塩化ビニルペーストレジン組成物
の場合、液状ポリエステル系可塑剤の添加量の調
製によつて調製できるが、前記インキ組成物に対
して不活性な溶媒であれば、溶媒の添加によつて
も粒度を調製できる。しかし、この場合溶媒の添
加量は塩化ビニルペーストレジン組成物に対して
100重量%以下とすべきであり、使用できる溶媒
としては、例えば、イソプロパノール、ブタノー
ル、ヘキシルアルコールなどのごときアルコール
類;酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル、
プロピオン酸ブチルなどの如きエステル類;酢酸
エチレングリコールモノメチルエーテル、酢酸エ
チレングリコールモノエチルエーテル、酢酸エチ
レングリコールモノブチルエーテルなどの如きエ
ーテルエステル類が挙げられる。 本発明においては、上記精密印刷層1の表面1
aに塩化ビニルペーストレジン組成物2′を塗着
した後、この塗着層2′を加熱溶融し放冷してゲ
ル化させ、耐候性半硬質フイルム2とする。この
加熱溶融は、例えば約160〜約220℃、約1〜10分
行えば良い。尚、上記塩化ビニルペーストレジン
組成物2′の塗着量は、約10〜約100g/m2とする
のが、精密印刷層を侵さず且つ良好な耐候性半硬
質フイルムを形成する上で好ましい。 上記の如くして耐候性半硬質フイルム2を形成
した後、台紙10と精密印刷層1との間を剥離す
れば、第1図に示す如き本発明の精密印刷された
耐候性半硬質フイルムが得られる。 また、第1図に示す本発明の精密印刷された耐
候性半硬質フイルムに第2図及び第3図並びに第
7図及び第8図に示す実施例の如く、接着剤層3
及び剥離シート4を設けるには、通常の方法、例
えば特開昭60−26076号公報に記載の方法によれ
ば良く、透明な塗着層5も同様にして形成でき
る。 以下に本発明の精密印刷された耐候性半硬質フ
イルムの製造法の実施例を挙げる。 実施例 1 下記台紙を用い、その被印刷層上に、下記イン
キ組成物(1)及び(2)を用いてグラビア印刷により2
色刷の精密印刷層を形成し、該精密印刷層の表面
に、下記塩化ビニルペーストレジン組成物を塗着
(固形分で65g/m2)し、下記条件下に塗着層を
溶融させ放冷してゲル化し、耐候性半硬質フイル
ムを形成した。然る後、台紙を剥離して第1図に
示す如き形態の本発明の精密印刷された耐候性半
硬質フイルムを得た。この精密印刷された耐候性
半硬質フイルムは、精密印刷層が通常のグラビア
印刷による印刷面と同様に精密さを維持してお
り、寸法精度の高いものであつた。更に印刷イン
クの耐候性密着力も優れていた。 台紙 味の素(株)製、APZ−M(ポリプロピレンタ
ーポリマーコート工程紙) インキ組成物(1) アクリル−塩酢ビ系樹脂溶液 30重量部 (固形分30%) ルチル型酸化チタン 25重量部 溶剤(酢エチ/トルエン/IPA) 45重量部 インキ組成物(2) アクリル−塩酢ビ系樹脂溶液 40重量部 (固形分30%) 黄色顔料 10重量部 溶剤(酢エチ/トルエン/IPA) 50重量部 溶融条件 200℃×2分 塩化ビニルペーストレジン組成物 塩化ビニルペーストレジン 50重量部 アクリル樹脂 7重量部 ポリエステル系可塑剤 20重量部 Ba−Zn系安定剤 1重量部 希釈剤(石油系芳香族) 22重量部 実施例 2 実施例1で得た精密印刷された耐候性半硬質フ
イルムの精密印刷層の設けられている面に下記粘
着剤を介して下記剥離シートを設け、第2図に示
す如き形態の本発明の精密印刷された耐候性半硬
質フイルムを得た。 粘着剤 ニツセツKP−802LC (日本カーバイド工業(株)製、アクリル酸エステル
系樹脂粘着剤) 剥離シート KPM−11SD (四国製紙(株)製、シリコンコート紙) 実施例 3 5mm間隔で50mm巾に精密彫刻され、かつロール
の円周方向に2.0cm間隔で印を入れたグラビアロ
ールR(第8図参照)を用い、グラビアコーター
にて台紙(ポリプロピレンターポリマー表面コー
ト工程紙)に実施例1で使用したインキ組成物(1)
及び(2)を使用して多色精密印刷し、上記台紙上に
精密印刷層を形成した。次いで、精密印刷層の形
成された台紙の上に実施例1で使用した塩化ビニ
ルペーストレジン組成物をゾル状(固形分75%)
でコートして200℃2分間加熱ゲル化させ、台紙
上に50μ膜厚のフイルム(耐候性半硬質フイル
ム)を形成した。 然る後、上記の製膜フイルム(精密印刷された
耐候性半硬質フイルム)を台紙から剥がし、精密
印刷層の形成されたフイルムの寸法を測定し、彫
刻ロールにおける寸法との変化率印刷寸法精度を
測定し、その結果を下記第1表に記載した。 また、上記精密印刷された耐候性半硬質フイル
ムの精密印刷部を10cm角にカツトし、70℃×1時
間加熱後の寸法変化率フイルム寸法精度を測定
し、その結果を下記第1表に記載した。 更に、上記精密印刷された耐候性半硬質フイル
ムをウエザオーメーター(W−O−M)で600時
間照射した後、印刷表面をクラスハツチカツター
(モデル:295/1 ERICHSEN社製品)を用い
て1mm間隔のクロスカツト(100ケ)をし、この
クロスカツト部分にニチバンセロテープを圧着
し、セロテープを勢いよく剥離し、フイルム表面
からの精密印刷層の剥離状態を肉眼で観察し、ク
ロスカツト100ケ中の剥離したクロスカツトの個
数を算え、下記評価基準により評価し、この評価
を、精密印刷層のフイルムに対する密着性(耐候
性)として下記第1表に記載した。 クロスカツト100ケ中の評価基準 剥離クロスカツト個数 10級 0 9級 1〜10 8級 11〜20 7級 21〜30 6級 31〜40 5級 41〜50 4級 51〜60 3級 61〜70 2級 71〜80 1級 81〜100
〔発明の効果〕
本発明の精密印刷された耐候性半硬質フイルム
は、グラビア印刷等により形成した精密印刷層の
精密を損なうことなく耐候性半硬質フイルムを積
層した寸法精度の高いものであるため、印刷層の
精密度を要求される用途に対して充分に対応し得
る粘着シートを形成可能であり、また、本発明の
製造法によれば、通常のグラビア印刷法を利用し
て、連続的に、精密且つ容易に精密印刷された耐
候性半硬質フイルムを製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図は
別の実施例の断面図、第3図は更に別の実施例の
断面図、第4図及び第5図は、本発明法による製
造工程の一部をそれぞれ示す断面図、第6図及び
第7図は何れも更に別の実施例の断面図、第8図
は実施例3で使用したグラビアロールの概略を示
す斜視図である。 1……精密印刷層、2……耐候性半硬質フイル
ム、3……接着剤層、4……剥離シート、5……
被覆層、10……台紙、11……基紙、12……
被印刷層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 着色剤を合成樹脂溶液に分散させた1種又は
    2種以上のインキ組成物により形成した精密印刷
    層、及び予め形成された該精密印刷層の表面に塩
    化ビニルペーストレジン組成物を塗着ゲル化させ
    て形成した降伏応力が1〜7Kg/mm2である耐候性
    フイルム層を具備してなることを特徴とする精密
    印刷された耐候性半硬質フイルム。 2 前記耐候性半硬質フイルムが透明であり、前
    記精密印刷層の裏面、すなわち印刷層の前記耐候
    性フイルム層が設けられていない面に粘着剤を介
    して剥離シートを積層してある特許請求の範囲第
    1項記載の精密印刷された耐候性半硬質フイル
    ム。 3 前記耐候性半硬質フイルムの精密印刷層の設
    けられていない面に、粘着剤層を介して剥離シー
    トを積層してあり、前記精密印刷層の他面、すな
    わち印刷層の前記耐候性フイルム層が設けられて
    いない面に透明な被覆層が設けてある、特許請求
    の範囲第1項記載の精密印刷された耐候性半硬質
    フイルム。 4 前記精密印刷層がグラビア印刷により形成さ
    れている、精密パターン印刷層である、特許請求
    の範囲第1項〜第3項記載の何れかに記載の精密
    印刷された耐候性半硬質フイルム。 5 前記精密印刷層の裏面、すなわち印刷層の前
    記耐候性フイルム層が設けられていない面に塩化
    ビニルペーストレジン組成物を塗着ゲル化させて
    形成したフイルム層を具備してなる特許請求の範
    囲第1項〜第4項記載の何れかに記載の精密印刷
    された耐候性半硬質フイルム。 6 台紙の一面上に、着色剤を合成樹脂溶液に分
    散させた1種又は2種以上のインキ組成物により
    精密印刷層を形成し、該精密印刷層の表面に塩化
    ビニルペーストレジン組成物を塗着し溶融ゲル化
    させて降伏応力が1〜7Kg/mm2である耐候性半硬
    質フイルム層を形成した後、上記台紙を上記精密
    印刷層から剥離することを特徴とする精密印刷さ
    れた耐候性半硬質フイルムの製造法。 7 前記台紙が、基紙と該基紙上に積層した被印
    刷層とからなつており、該被印刷層の表面に前記
    精密印刷層を形成する、特許請求の範囲第6項記
    載の精密印刷された耐候性半硬質フイルムの製造
    法。 8 前記台紙が、前記塩化ビニルペーストレジン
    組成物をゲル化させる際の溶融温度に耐え得るも
    のである、特許請求の範囲第6又は第7項記載の
    精密印刷された耐候性半硬質フイルムの製造法。 9 前記台紙が、ポリプロピレンターポリマーコ
    ート工程紙である、特許請求の範囲第8項記載の
    精密印刷された耐候性半硬質フイルムの製造法。 10 前記被印刷層が、前記インキ組成物の溶剤
    に侵されず且つ該インキ組成物により形成される
    精密印刷層との密着力を有するが該精密印刷層か
    ら剥離可能である、特許請求の範囲第7項記載の
    精密印刷された耐候性半硬質フイルムの製造法。 11 前記被印刷層の素材がポリプロピレンター
    ポリマーである、特許請求の範囲第10項記載の
    精密印刷された耐候性半硬質フイルムの製造法。 12 前記台紙が、連続した長尺状物であり、該
    台紙上に連続的に精密印刷層を形成する、特許請
    求の範囲第7項記載の精密印刷された耐候性半硬
    質フイルムの製造法。 13 前記台紙に塩化ビニルペーストレジン組成
    物を塗着ゲル化させてフイルム層を形成し、該フ
    イルム層の表面に前記インキ組成物により精密印
    刷層を形成する、特許請求の範囲第6項〜第12
    項の何れかに記載の精密印刷された耐候性半硬質
    フイルムの製造法。 14 前記台紙が軟化点160℃以上の耐熱プラス
    チツクシートよりなつており、該プラスチツクシ
    ートの表面に前記精密印刷層を形成する、特許請
    求の範囲第8項記載の精密印刷された耐候性半硬
    質フイルムの製造法。
JP60241321A 1985-10-30 1985-10-30 精密印刷された耐候性半硬質フイルム及びその製造法 Granted JPS62101439A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60241321A JPS62101439A (ja) 1985-10-30 1985-10-30 精密印刷された耐候性半硬質フイルム及びその製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60241321A JPS62101439A (ja) 1985-10-30 1985-10-30 精密印刷された耐候性半硬質フイルム及びその製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62101439A JPS62101439A (ja) 1987-05-11
JPH0562069B2 true JPH0562069B2 (ja) 1993-09-07

Family

ID=17072555

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60241321A Granted JPS62101439A (ja) 1985-10-30 1985-10-30 精密印刷された耐候性半硬質フイルム及びその製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62101439A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS646873U (ja) * 1987-07-02 1989-01-13
JP7047304B2 (ja) * 2017-09-26 2022-04-05 大日本印刷株式会社 転写シート、及び化粧材の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62101439A (ja) 1987-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0583940B1 (en) Method of thermal transfer recording
US4318953A (en) Transfer materials
US6143407A (en) Strong, flexible dry transfers
CN105377573A (zh) 纹理化热转印标签
CN110035904B (zh) 保护层转印片及其制造方法
JPH0562069B2 (ja)
US6162492A (en) Multi-layer correction and/or marking material, process for its production and its use
KR100456359B1 (ko) 아크릴 우레탄 수지와 금속 증착을 이용한 광고 간판 및차량 마킹용 점착 시트와 그의 제조방법
SE442279B (sv) Forfarande for framstellning av skyltar
JPS62289272A (ja) 乾式転写物品
JPS61175089A (ja) 感熱転写シ−ト
KR101187800B1 (ko) 전사호일
JP2000351265A (ja) アルミニウム転写蒸着記録用紙及びそれを用いたタック加工記録用紙
JPH0699670B2 (ja) 屋外耐候性の良いパ−ル調pvc系粘着シ−ト
KR100510911B1 (ko) 증착을 이용한 광고용 점착시트 및 그 제조방법
JP2003191369A (ja) 装飾フィルム
JP2613291B2 (ja) 模様塗膜形成用貼着シート
JP3163863B2 (ja) マーキングシートの製造方法及びマーキングシート
JPH0776175A (ja) 感熱転写記録材
JP2757346B2 (ja) 液圧転写用シート及び液圧転写された印刷模様層を有する成形体
JPH0776199A (ja) マーキングシート
JP4540763B2 (ja) 粘着シートの製造方法
WO1992021119A1 (en) Multilayered printable sheet structure
JP2001131497A (ja) マーキングフィルム
JPH07156530A (ja) 加熱転写シート

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees