JPH0562177U - 電動機の速度検出装置 - Google Patents
電動機の速度検出装置Info
- Publication number
- JPH0562177U JPH0562177U JP009503U JP950392U JPH0562177U JP H0562177 U JPH0562177 U JP H0562177U JP 009503 U JP009503 U JP 009503U JP 950392 U JP950392 U JP 950392U JP H0562177 U JPH0562177 U JP H0562177U
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- speed
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- optical sensor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、電動機の回転速度検出を光学的な
検出手段にて行うようにすることを目的とする。 【構成】 電動機20の回転子26を回転自在に支承す
る一対のブラケット28,29のうち、一方のブラケッ
ト29内にプリント基板32に実装した発光及び受光手
段を備えたフォトインタラプタ等からなる光センサ34
を、回転子26側面設けた冷却フィン26a等の凹凸部
と対向させて設置し、前記光センサ34の発光部から照
射される光線の反射光をパルス波として受光し、このパ
ルス波によって電動機の回転速度を検出するように構成
したことを特徴とする。
検出手段にて行うようにすることを目的とする。 【構成】 電動機20の回転子26を回転自在に支承す
る一対のブラケット28,29のうち、一方のブラケッ
ト29内にプリント基板32に実装した発光及び受光手
段を備えたフォトインタラプタ等からなる光センサ34
を、回転子26側面設けた冷却フィン26a等の凹凸部
と対向させて設置し、前記光センサ34の発光部から照
射される光線の反射光をパルス波として受光し、このパ
ルス波によって電動機の回転速度を検出するように構成
したことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、電動機の回転数を検出する速度検出装置の改良に関する。
【0002】
従来から、例えば、石油ファンヒータや各種の冷暖房機器等において、温風や 冷風を送出するための送風機に使用する電動機は、送風効率をはかるうえから、 電動機の回転数を無段変速させることにより、送風量が室温等に応じて自動調節 できるように設けられている。
【0003】 前記電動機の回転速度を可変させる場合、電動機の回転子に永久磁石を使用し ないときは、回転子の回転子軸に永久磁石からなる回転板を止着し、電動機の運 転中に前記回転している永久磁石の磁気(N極・S極)を、例えば、ホール素子 により、回転子の回転速度に比例するパルス信号として検出し、このパルス信号 を速度帰還信号として速度制御回路部のトランジスタ等からなるスイッチング部 に出力し、このスイッチング部を前記帰還信号に応じてオン・オフのタイミング 制御を行うことによって電動機の回転速度を制御していた。
【0004】 前記回転速度検出素子を取付けた電動機としては、例えば、図4に示すものが 提案されており、その構造を同図により説明すると、1は電動機の固定子鉄心で 、その上部にはコイルを巻回したボビン2が取付けられており、下部には回転子 挿入孔3を備えて回転子4が回転自在に挿入される。5,6は回転子4の回転子 軸7を回転自在に支持する軸受8を内蔵したブラケットで、回転子4を固定子鉄 心1の挿入孔3に挿入した状態で、回転子軸7を軸受8に挿通して固定子鉄心1 の前,後面に当接させ、この状態で、締付ねじを用いて前記ブラケット5,6を 固定子鉄心1に止着することにより、回転子4を挿入孔3内に回転自在に支承す る。9は電動機の後部(図4の右方向)側ブラケット6内において、回転子4の 回転子軸7に止着した円板状の永久磁石で、10は前記永久磁石9の周縁と対向 させてブラケット6に取付けた電動機の回転速度検出用のホール素子である。
【0005】 そして、前記回転速度検出用のホール素子10は、図4に示すように後部側ブ ラケット6の永久磁石9と対向する位置において、切欠孔11を開口し、この切 欠孔11に前記ホール素子10を挿入した状態で、該ホール素子10を実装した プリント基板12を、切欠孔11周縁のブラケット6上に取付けることにより、 永久磁石9と対向して近接配置されている。13はプリント基板12上に植設し た端子ピンで、この端子ピン13を挿入するためのターミナルを備えたリード線 を介して回転速度検出用のホール素子と図示しない速度制御回路部とを接続する ものである。
【0006】
前記回転速度検出用のホール素子10を用いた電動機の速度検出装置において は、次に示すような問題があった。
【0007】 (1)、ホール素子10を用いて電動機の回転速度を検出する場合、前記速度検 出装置はホール素子と、これと対向して回転子軸7に止着した永久磁石9とを備 え、電動機の運転によって生ずる永久磁石9からの磁気の変化を、前記ホール素 子によって検出するという構造になっているので、前記ホール素子10は、電動 機の運転によって発生する固定子鉄心1や回転子4からの回転磁界の悪影響を回 避させてその誤動作を防ぐために、前記回転子4等からできるだけ遠ざけて取付 ける必要があった。しかし、回転子4等をホール素子10を遠ざけることは、こ れと対応する永久磁石9もホール素子10と追随させるために、回転子4等から 引き離す必要があった。しかし、冷暖房機器等の室内機器は、その設置スペース の関係から小形・軽量化に迫られており、前記ホール素子10を回転子4等から 離れた場所に設けることは、電動機の軸方向の寸法が必然的に長くなり、電動機 自体が大形化してその使用機器と適合し難く、小形化が図れないという問題があ った。
【0008】 (2)、又、回転速度検出素子としてホール素子10を使用するときは、速度検 出用の永久磁石9を必ず必要とし、かつ、この永久磁石9を収容するための後部 側のブラケット6を前部側のブラケット5より大きくしなければならない。この 結果、前記後部側のブラケット6は、前部側のブラケット5とはその大きさを異 にして製作しなければならないので、ブラケット5,6の製作・管理が面倒であ るばかりか、前記後部側ブラケット6が前部側のブラケット5より大きくなるこ とは、前記電動機の軸方向の長さ寸法が長くなることと相まって、電動機の大形 化に伴い、電動機の製作コストを必然的に上昇させる問題があった。その上、永 久磁石9の使用に際しては、これを回転子軸7に取付ける手間はもとより、破損 した場合、電動機の速度制御が行えないばかりか、その都度交換しなければなら ないので、電動機の保守作業にも手間がかかるという問題があった。
【0009】 本考案は、前記速度検出装置を備えた電動機において、前述した従来の技術が 有する諸問題を解消し、回転磁界の影響を全く受けることなく正確な検出機能を 発揮し、かつ、少ない部品点数で電動機の小形・軽量化を図り、経済的な製作を 可能とした電動機の速度検出装置を提供することを目的とする。
【0010】
本考案は、前記の目的を達成するために、電動機の回転子のエンドリングに形 成されている冷却用フィンと対応する位置において、ブラケットの周縁に開口部 を設け、この開口部に、前記冷却フィンに向けて光出力する発光部と、前記光出 力の反射光を受光する受光部とを備えた光センサ、例えば、フォトインタラプタ からなる速度検出素子を実装した前記開口部の閉蓋を兼ねるプリント基板を取付 けて速度検出装置を構成したので、その作用は次に示すとおりである。
【0011】
本考案によれば、フォトインタラプタの発光部から光出力を、回転子のエンド リングに設けた冷却フィンに向けて照射し、冷却フィンに反射した光信号のみを フォトインタラプタ等光センサの受光部にて受光し、この光信号に相当するパル ス信号を速度制御回路部に出力して電動機の回転速度を検出するようにしたので 、電動機の運転中に生ずる回転磁界の影響を受けることのない光センサの使用に より、電動機の回転速度制御が誤動作を生じさせることなく正確に行うことがで きる。
【0012】 又、前記光センサの使用により、速度検出用の永久磁石が不要となるため、こ れを収容するブラケットの小形化が図れるとともに、電動機の軸方向の長さ寸法 を短くすることができるので、電動機は速度検出装置を具備しても、これを、少 ない部品点数で、小形・軽量に、かつ、経済的に製作することができる。 更に、ブラケットは永久磁石を使用しないことにより、その大きさを統一して 製作することができるので、永久磁石を使用しないことと相まって組立工数の低 減が可能となり、かつ、部品点数も少なくてすみ、その管理が至便となる利点も ある。
【0013】
以下、本考案を図1ないし図3において、例えば、隅取コイル形の誘導電動機 (以下、電動機という)に実施した例について説明する。 図1及び図3において、20は本考案の速度検出装置を備えた電動機、21は 電動機20の固定子鉄心で、その下部側にはコイル22を巻回したコイルボビン 22aが、前記固定子鉄心21に嵌着される継鉄用の鉄心23を介して取付けら れており、又、上部には回転子挿入孔24を備え、かつ、この挿入孔24の周縁 にはその対角線上の位置において、一対の隅取コイル25が回転子挿入孔24内 に突出しないようにして固定子鉄心21に巻回されている。26は前記回転子挿 入孔24内に回転自在に挿入保持される回転子で、そのエンドリングには図1の ように、冷却フィン26aが、周方向に等間隔を保って回転子26の軸方向に向 けて一定の長さで複数本突設されている。27は前記回転子26に圧入して取付 けられた回転子軸である。28,29は固定子鉄心21に回転子挿入孔24の前 ,後部側において取付けられる前部及び後部ブラケットで、これら各ブラケット 28,29の中央部には、図3で示すように、ボール軸受等の軸受a,bを挿入 保持する軸受支持筒c,dが一体的に膨出して形成されている。
【0014】 そして、前記ブラケット28,29は、固定子鉄心21の回転子挿入孔24に 挿入した回転子26の回転子軸27にそれぞれ軸受a,bを介して嵌挿して固定 子鉄心21の端面に当接し、つづいて、各ブラケット28,29を、その長さ方 向の端部において、固定子鉄心21に挟持・密接させた状態で締付ボルト30を 用いて締付けることにより、回転子26を回転子挿入孔24内において回転自在 に保持する。次に、前記ブラケット28,29のうち、例えば、回転子軸27が 外部に突出していない後部側のブラケット29には、図3で示すように、その軸 受支持筒dの固定子鉄心21側に近接する外周縁の一部において、回転子26の エンドリングからその軸方向に一定の長さ突出する冷却フィン26aと対応する 位置で開口部31が穿設されている。
【0015】 前記開口部31には、該開口部31を閉鎖する閉蓋兼用のプリント基板32が 、後部側ブラケット29の軸受支持筒dに取付ねじ33を用いて着脱自在に止着 されている。そして、前記プリント基板32には、光線を発光する図示しない発 光部と、前記光線の反射光を受光する図示しない受光部とを備えたフォトインタ ラプタ等からなる光センサ34が、図1,3で示すように、回転子26の冷却フ ィン26aと対応する位置で実装されて開口部31に遊合保持されている。なお 、図3中・35はプリント基板32の表面に植設した端子ピンで、この端子ピン 35と接続する図示しない接続保持具及びリード線を介して前記光センサ34と 、図示しない速度制御回路部とを接続するものである。
【0016】 本考案は、以上説明したように構成されているので、一定の回転速度で回転し ている回転子26の冷却フィン26aと対向するように配置された光センサ34 の発光部から前記冷却フィン26aに向けて光線を照射し、この連続光は前記回 転子26の回転に従って、一定のタイミングで冷却フィン26aに反射(冷却フ ィン26aが存在していない部位においては、光線がそのまま透過されて反射す ることはない)し、この反射した光信号はパルス波として光センサ34の受光部 にて受光され、前記光信号は図示しない増幅器や波形整形器等を介してパルス信 号に変換し、このパルス信号を速度帰還信号としてそのままリード線等の伝送手 段を介して図示しない速度制御回路部に出力し、この回路部内のスイッチング部 を、前記帰還信号によりオン・オフ制御するタイミングを適宜ずらすことにより 、回転子26の回転速度を任意に、かつ、確実に制御することができる。
【0017】 前記光センサ34は、その発光部と受光部とを備えた下端面と、この下端面と 対向する回転子26の冷却フィン26aの上端面との間隙を、例えば、約1mm 弱に設定すると、発光部から冷却フィン26aに向けて照射された光は、前記冷 却フィン26aにて確実に反射し、パルス波として受光部で受光できることが実 験により確認することができた。この結果、光センサ34から光線を冷却フィン 26aに向けて発射する場合、光線を反射させる冷却フィン26aの数量(即ち 、各冷却フィン26a間の間隙寸法)を速度検出可能な間隔で設定すれば、電動 機20の回転速度検出は誤動作等を生ずることなく正確に行うことが可能となり 、検出精度を高めることができる。
【0018】 又、回転速度検出素子として光センサ34を使用し、該センサ34から照射さ れた光線が冷却フィン26aに反射したとき、これをパルス波として受光して回 転速度を検出する方式となっているため、電動機20の回転速度検出に当り、固 定子鉄心21や回転子26から電動機20の運転中に発生する回転磁界の影響を 全く受けることがないため、正確な速度検出が可能であるばかりか、光センサ3 4をできる限り回転子26側に近づけて設置することができるので、この種電動 機20の小形・軽量化が可能となる。
【0019】 なお、本考案は、回転子26の冷却フィン26aに光センサ34から発光した 光を照射し、冷却フィン26aにより反射した光信号を検出して電動機20の速 度検出を行う例で説明したが、これに代えて、例えば、回転子に励磁巻線用のス ロットがオープンで形成されている場合とか、回転子の側面に回転子の部材をか しめるためのかしめ穴が存在しているときは、光センサを回転子の前記スロット 等と対向する位置に取付け、回転する回転子に照射した連続光が、前記スロット 位置等を透過する場合と、反射する場合とに区別され、前記反射光のみをパルス 波として受光部で検出することによって、電動機の速度検出を行う場合にも本考 案は適用してもよいことは勿論である。
【0020】
本考案は以上説明したように、電動機の回転速度検出用素子として光学式のフ ォトインタラプタ等発光及び受光部を具備した光センサをブラケット内において 、回転子のエンドリングに設けた冷却フィン等の凹凸部と対向させて配置し、回 転子の回転速度を前記光センサによる光学式検出装置によって検出するようにし たので、光センサによる速度検出に際し、電動機の運転中に生ずる回転磁界の影 響を全く受けることがないので、電動機の速度検出の精度を飛躍的に向上させ、 信頼性に優れた電動機を提供することができる。
【0021】 又、前記光学式の速度検出装置の採用により、前記検出装置は軸受を内蔵した ブラケット内の空所を有効利用して取付けることができるので、前記速度検出装 置を取付けるためのスペースを余分に必要としないので、この種電動機の小形・ 軽量化を図ることができる。
【0022】 更に、本考案の速度検出装置は、従来のように、磁気検出用の永久磁石(円板 形)を必要とせず、回転子自体に形成されている冷却フィン、あるいは、スロッ ト等の凹凸部を利用することが可能であるため、電動機は前記永久磁石を取付け るためのスペースや手間等は一切必要なく、又、永久磁石を用いることなく速度 検出装置の製作が可能であるため、速度検出装置を備えた電動機を少ない部品点 数で、簡素に、かつ、小形軽量に製作することができる等の効果を有する。
【図1】本考案の速度検出装置を備えた電動機の要部を
切欠いて示す図である。
切欠いて示す図である。
【図2】同じく本考案の速度検出装置を備えた電動機の
背面図である。
背面図である。
【図3】本考案電動機の要部を縦断して示す側面図であ
る。
る。
【図4】従来の速度検出装置を備えた電動機の要部を縦
断して示す側面図である。
断して示す側面図である。
20 電動機 21 固定子鉄心 26 回転子 26a 冷却フィン 28 前部側のブラケット 29 後部側のブラケット 31 開口部 32 プリント基板 34 光センサ
Claims (2)
- 【請求項1】 固定子鉄心に取付けられて回転子挿入孔
に挿入した回転子を回転自在に支障するブラケットを備
えた電動機において、前記ブラケット内には、回転子側
面の凹凸部分と対応する位置において、前記凹凸部分に
向けて光線を照射する発光部と、前記凹凸部から反射し
た光信号をパルス波として受光する受光部とを備えた光
センサを配置するようにしたことを特徴とする電動機の
速度検出装置。 - 【請求項2】 前記回転子側面の凹凸部は、回転子のエ
ンドリングに設けた冷却フィン、又は、回転子のスロッ
トであることを特徴とする請求項1記載の電動機の速度
検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP009503U JPH0562177U (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 電動機の速度検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP009503U JPH0562177U (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 電動機の速度検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0562177U true JPH0562177U (ja) | 1993-08-13 |
Family
ID=11722050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP009503U Pending JPH0562177U (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 電動機の速度検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0562177U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS499650A (ja) * | 1972-05-29 | 1974-01-28 | ||
| JPS62126849A (ja) * | 1985-11-28 | 1987-06-09 | Toshiba Corp | 回転速度検出装置付ロ−タの製造方法 |
-
1992
- 1992-01-30 JP JP009503U patent/JPH0562177U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS499650A (ja) * | 1972-05-29 | 1974-01-28 | ||
| JPS62126849A (ja) * | 1985-11-28 | 1987-06-09 | Toshiba Corp | 回転速度検出装置付ロ−タの製造方法 |
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