JPH0562770B2 - - Google Patents
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- JPH0562770B2 JPH0562770B2 JP61245472A JP24547286A JPH0562770B2 JP H0562770 B2 JPH0562770 B2 JP H0562770B2 JP 61245472 A JP61245472 A JP 61245472A JP 24547286 A JP24547286 A JP 24547286A JP H0562770 B2 JPH0562770 B2 JP H0562770B2
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、弾性波の伝播遅延時間により座標位
置を検出する座標入力装置に関し、特に検出精度
の向上を図つたものである。
置を検出する座標入力装置に関し、特に検出精度
の向上を図つたものである。
[従来の技術]
従来、座標位置を入力するデイジタイザなどと
称される座標入力装置としては、例えば次のよう
なものが知られている。
称される座標入力装置としては、例えば次のよう
なものが知られている。
一面を抵抗体としてx座標用と、y座標用の
それぞれの抵抗膜を重ね、それぞれの抵抗膜に
電圧または電流を印加し、ペンや指先で加圧さ
れた点(座標入力点)に対して、電圧または電
流の比等を測定して、その点の座標位置を検出
入力する抵抗膜利用タイプのもの。
それぞれの抵抗膜を重ね、それぞれの抵抗膜に
電圧または電流を印加し、ペンや指先で加圧さ
れた点(座標入力点)に対して、電圧または電
流の比等を測定して、その点の座標位置を検出
入力する抵抗膜利用タイプのもの。
ペン先から局所的な磁界パルスを発生させて
おき、このペン先をパネルにマトリクス状に配
線してある電極線のいずれかに近づけて、電磁
結合させ、電極線に生ずる電流を測定すること
によりペン先の座標位置を検出入力する電磁誘
導利用タイプのもの。
おき、このペン先をパネルにマトリクス状に配
線してある電極線のいずれかに近づけて、電磁
結合させ、電極線に生ずる電流を測定すること
によりペン先の座標位置を検出入力する電磁誘
導利用タイプのもの。
超音波を利用するタイプのものとして、超音
波の伝播媒体による表面波の伝播遅延時間を検
出して位置座標を測定するもの、あるいは超音
波を空気中に伝え、その超音波の伝播時間を計
測するものなどがある。
波の伝播媒体による表面波の伝播遅延時間を検
出して位置座標を測定するもの、あるいは超音
波を空気中に伝え、その超音波の伝播時間を計
測するものなどがある。
[発明が解決しようとする問題点]
しかし、これらの従来装置には次のような欠点
がある。
がある。
すなわち、上述の項の抵抗膜利用タイプのも
のは抵抗体の均一性がそのまま図形入力の精度を
左右するので、特に均一性の優れた抵抗体を必要
とし、そのため非常に高価となる。また、x座標
用とy座標用の2枚の抵抗膜が必要となるので、
透明度が落ちてしまうという欠点もある。
のは抵抗体の均一性がそのまま図形入力の精度を
左右するので、特に均一性の優れた抵抗体を必要
とし、そのため非常に高価となる。また、x座標
用とy座標用の2枚の抵抗膜が必要となるので、
透明度が落ちてしまうという欠点もある。
次に、上述の項の電磁誘導利用タイプのもの
は、電線がマトリクス状に配設されているので透
明にはならない。
は、電線がマトリクス状に配設されているので透
明にはならない。
さらに、上述の項の超音波利用タイプのよう
に表面波や音波を利用したものであると、音波の
送信部と受信部の間に疵や物体、例えば手などの
障害物が存在すると、その障害物によつて測定点
が誤つて検出されたり、測定できないなどの障害
物が生ずる欠点がある。一方、弾性波の板波を用
いた従来の座標入力装置の場合には、弾性波の群
速度と位相速度が異なるのでエンベローブのピー
クの検出や所定の閾値(スレツシヨルド)での検
出では、±1/2波長分の誤差が生じてしまうという
欠点があつた。
に表面波や音波を利用したものであると、音波の
送信部と受信部の間に疵や物体、例えば手などの
障害物が存在すると、その障害物によつて測定点
が誤つて検出されたり、測定できないなどの障害
物が生ずる欠点がある。一方、弾性波の板波を用
いた従来の座標入力装置の場合には、弾性波の群
速度と位相速度が異なるのでエンベローブのピー
クの検出や所定の閾値(スレツシヨルド)での検
出では、±1/2波長分の誤差が生じてしまうという
欠点があつた。
そこで、本発明は上述の欠点を除去し、透明
で、かつ精度の高い、使い勝手の良い座標入力装
置を提供することを目的とする。
で、かつ精度の高い、使い勝手の良い座標入力装
置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成するため、本発明は、振動を入
力するための振動入力手段と、該振動入力手段を
接触することで入力された振動を伝播する振動伝
播部材と、該振動伝播部材に設けられ、前記振動
入力手段により入力された振動を検出する振動検
出手段と、該振動検出手段により検出された振動
によつて形成される、位相速度に基づく信号の波
形において設定された正側及び負側のしきい値に
基づいて、当該位相速度に基づく信号の正側のし
きい値に対応する伝播遅延時間と負側のしきい値
に対応する伝播遅延時間を導出する導出手段と、
該導出手段により導出された正側及び負側のしき
い値に対応する伝播遅延時間と、当該正側及び負
側のしきい値に対応する伝播遅延時間の前後関係
に基づいて、前記振動伝播部材の振動入力点の座
標を導出する座標導出手段とを有することを特徴
とする。
力するための振動入力手段と、該振動入力手段を
接触することで入力された振動を伝播する振動伝
播部材と、該振動伝播部材に設けられ、前記振動
入力手段により入力された振動を検出する振動検
出手段と、該振動検出手段により検出された振動
によつて形成される、位相速度に基づく信号の波
形において設定された正側及び負側のしきい値に
基づいて、当該位相速度に基づく信号の正側のし
きい値に対応する伝播遅延時間と負側のしきい値
に対応する伝播遅延時間を導出する導出手段と、
該導出手段により導出された正側及び負側のしき
い値に対応する伝播遅延時間と、当該正側及び負
側のしきい値に対応する伝播遅延時間の前後関係
に基づいて、前記振動伝播部材の振動入力点の座
標を導出する座標導出手段とを有することを特徴
とする。
また、本発明は好ましくはその一態様として、
前記振動検出手段から出力される、伝播遅延時間
に応じて変化する位相速度に基づく信号のレベル
を補正するために、伝播遅延時間に応じて増幅率
が変化する増幅手段を、前記振動検出手段と前記
導出手段の間に設けたことを特徴とすることがで
きる。
前記振動検出手段から出力される、伝播遅延時間
に応じて変化する位相速度に基づく信号のレベル
を補正するために、伝播遅延時間に応じて増幅率
が変化する増幅手段を、前記振動検出手段と前記
導出手段の間に設けたことを特徴とすることがで
きる。
[作用]
発明の座標入力装置では、振動入力手段を接触
することで入力された振動を振動伝播部材により
伝播し、該振動伝播部材に設けられた振動検出手
段でその振動を検出する。そして、本発明では振
動検出手段により検出された振動によつて形成さ
れる、位相速度に基づく信号の波形において設定
された正側及び負側のしきい値に基づいて、当該
位相速度に基づく信号の正側のしきい値に対応す
る伝播遅延時間と負側のしきい値に対応する伝播
遅延時間を導出手段により導出し、導出されたそ
の正側及び負側のしきい値に対応する伝播遅延時
間と、当該正側及び負側のしきい値に対応する伝
播遅延時間の前後関係に基づいて、座標導出手段
により上記振動伝播部材の振動入力点の座標を導
出するので、精度の高い座標データの入力ができ
る。
することで入力された振動を振動伝播部材により
伝播し、該振動伝播部材に設けられた振動検出手
段でその振動を検出する。そして、本発明では振
動検出手段により検出された振動によつて形成さ
れる、位相速度に基づく信号の波形において設定
された正側及び負側のしきい値に基づいて、当該
位相速度に基づく信号の正側のしきい値に対応す
る伝播遅延時間と負側のしきい値に対応する伝播
遅延時間を導出手段により導出し、導出されたそ
の正側及び負側のしきい値に対応する伝播遅延時
間と、当該正側及び負側のしきい値に対応する伝
播遅延時間の前後関係に基づいて、座標導出手段
により上記振動伝播部材の振動入力点の座標を導
出するので、精度の高い座標データの入力ができ
る。
[実施例]
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。
説明する。
第1図は本発明の一実施例の座標入力装置の全
体構成を示す。本図において、1は本発明に係る
演算および制御を行う演算制御回路であり、例え
ばマイクロコンピユータやRAM等から構成され
る。2は振動子駆動回路であり、演算制御回路1
からの同期信号に応じて振動子駆動用のパルス信
号を発生する。3は座標入力用の振動ペンであ
り、振動子駆動回路2からのパルス信号により伸
縮振動する例えば圧電素子の如き振動子4と、そ
の振動子4の振動の振幅を増大する先が尖つたホ
ーン5と、これらを支持する棒状軸部とから構成
されている。
体構成を示す。本図において、1は本発明に係る
演算および制御を行う演算制御回路であり、例え
ばマイクロコンピユータやRAM等から構成され
る。2は振動子駆動回路であり、演算制御回路1
からの同期信号に応じて振動子駆動用のパルス信
号を発生する。3は座標入力用の振動ペンであ
り、振動子駆動回路2からのパルス信号により伸
縮振動する例えば圧電素子の如き振動子4と、そ
の振動子4の振動の振幅を増大する先が尖つたホ
ーン5と、これらを支持する棒状軸部とから構成
されている。
6は駆動受信用のセンサ、7は反射防止材、8
は振動を伝播し、かつ透明な例えばガラスの如き
伝播媒体である。センサ6は信号入力板を構成す
る伝播媒体8の複数の所定箇所(本例では3隅)
に配設され、伝播媒体8を伝播したペン3の振動
波(板波弾性波)を機械電気変換して、電気信号
として取り出す例えば圧電素子からなる。反射防
止材7は例えばシリコンゴムなどで形成され、ペ
ン3からの振動を吸収して、その振動が伝播媒体
8の端部で反射するのを阻止する。
は振動を伝播し、かつ透明な例えばガラスの如き
伝播媒体である。センサ6は信号入力板を構成す
る伝播媒体8の複数の所定箇所(本例では3隅)
に配設され、伝播媒体8を伝播したペン3の振動
波(板波弾性波)を機械電気変換して、電気信号
として取り出す例えば圧電素子からなる。反射防
止材7は例えばシリコンゴムなどで形成され、ペ
ン3からの振動を吸収して、その振動が伝播媒体
8の端部で反射するのを阻止する。
9は受信波形検出回路であり、センサ6で受信
された信号を後述のように処理して、ペン3から
センサ6までの伝播媒体8内を伝播してきた弾性
波の伝播時間を示す信号にし、演算制御回路1に
出力する。演算制御回路1では3箇所のセンサ6
から受信波形検出回路9を介して送られてくる伝
播時間を示す信号から伝播遅延時間を検出し、こ
の伝播遅延時間に基づいて所定の演算式によりペ
ン3の接触している座標位置を算出する。
された信号を後述のように処理して、ペン3から
センサ6までの伝播媒体8内を伝播してきた弾性
波の伝播時間を示す信号にし、演算制御回路1に
出力する。演算制御回路1では3箇所のセンサ6
から受信波形検出回路9を介して送られてくる伝
播時間を示す信号から伝播遅延時間を検出し、こ
の伝播遅延時間に基づいて所定の演算式によりペ
ン3の接触している座標位置を算出する。
10は透明な伝播媒体(例えば、ガラス)8の
下部に一体に配設して文字・画像等を表示するデ
イスプレイ11を駆動するデイスプレイ駆動回路
である。演算制御回路1で算出されたペン3の座
標情報はほぼリアルタイムでデイスプレイ駆動回
路10を通じてデイスプレイ11に表示できるの
で、ペン3で描いた文字や図形等を瞬時にそのま
まデイスプレイ11に表示できる。
下部に一体に配設して文字・画像等を表示するデ
イスプレイ11を駆動するデイスプレイ駆動回路
である。演算制御回路1で算出されたペン3の座
標情報はほぼリアルタイムでデイスプレイ駆動回
路10を通じてデイスプレイ11に表示できるの
で、ペン3で描いた文字や図形等を瞬時にそのま
まデイスプレイ11に表示できる。
第2図は第1図の実施例における信号の波形お
よびタイミングを示す。第2図において、12は
振動子駆動回路2から振動子4に印加される駆動
パルス信号であり、このパルス信号12の周波数
は振動子4の共振周波数とする。14はセンサ6
から出力されるセンサ信号(受信信号)、15は
この信号14を処理して得られる受信波形検出回
路9の出力信号である。
よびタイミングを示す。第2図において、12は
振動子駆動回路2から振動子4に印加される駆動
パルス信号であり、このパルス信号12の周波数
は振動子4の共振周波数とする。14はセンサ6
から出力されるセンサ信号(受信信号)、15は
この信号14を処理して得られる受信波形検出回
路9の出力信号である。
ペン3の先端を伝播媒体であるガラス板8に接
すると、第2図に示すようなパルス信号12によ
り駆動された振動子4の振動は、ホーン5を通つ
てその振幅が増幅され、ガラス板8に伝わる。そ
して、その振動は弾性波(超音波)となり、ガラ
ス8内を伝播する。この時、弾性波として板波を
利用する。このように板波を利用すると、ガラス
板8の表面に疵や物が置かれても、ほとんど影響
が無く、センサ6は波形の弾性波信号を受信する
ことができて、位置座標を容易に検出することが
できるからである。
すると、第2図に示すようなパルス信号12によ
り駆動された振動子4の振動は、ホーン5を通つ
てその振幅が増幅され、ガラス板8に伝わる。そ
して、その振動は弾性波(超音波)となり、ガラ
ス8内を伝播する。この時、弾性波として板波を
利用する。このように板波を利用すると、ガラス
板8の表面に疵や物が置かれても、ほとんど影響
が無く、センサ6は波形の弾性波信号を受信する
ことができて、位置座標を容易に検出することが
できるからである。
ところで、この板波による振動波形は、群速度
と位相速度とが違うため、一定の形にならない。
すなわち、第2図の13で示す全体の形(エンベ
ロープ)が伝播する速度(群速度)と、駆動パル
ス信号12に対応した周波数の全体の波形13を
伝播するキヤリアとなるセンサ出力信号14の伝
播速度(位相速度)とが異なるので、ペン3とセ
ンサ6間の距離によつてキヤリアとなる信号14
の位相が全体の波形13に対して、それぞれ違つ
たものとなるという現象が生ずるからである。従
つて、伝播遅延時間を検出する時に、その検出波
形の位相速度によつて伝播されている第2図の1
4の波形を検出し、検出された波形に対する第2
図の15の信号を演算制御回路1に供給して遅延
時間をもとにペン3の位置から各センサ6までの
距離を演算し、この演算結果からxとyの座標を
演算し、その結果得られたXとYの位置座標の情
報をデイスプレイ駆動回路10へ伝送してデイス
プレイ11上に点、線等の画像で表示する。以上
のような構成により、手書入力による入出力一体
型のデイジタイザを提供できる。
と位相速度とが違うため、一定の形にならない。
すなわち、第2図の13で示す全体の形(エンベ
ロープ)が伝播する速度(群速度)と、駆動パル
ス信号12に対応した周波数の全体の波形13を
伝播するキヤリアとなるセンサ出力信号14の伝
播速度(位相速度)とが異なるので、ペン3とセ
ンサ6間の距離によつてキヤリアとなる信号14
の位相が全体の波形13に対して、それぞれ違つ
たものとなるという現象が生ずるからである。従
つて、伝播遅延時間を検出する時に、その検出波
形の位相速度によつて伝播されている第2図の1
4の波形を検出し、検出された波形に対する第2
図の15の信号を演算制御回路1に供給して遅延
時間をもとにペン3の位置から各センサ6までの
距離を演算し、この演算結果からxとyの座標を
演算し、その結果得られたXとYの位置座標の情
報をデイスプレイ駆動回路10へ伝送してデイス
プレイ11上に点、線等の画像で表示する。以上
のような構成により、手書入力による入出力一体
型のデイジタイザを提供できる。
次に、伝播遅延時間を検出する本実施例での具
体的手段について詳述する。
体的手段について詳述する。
上述したように、第2図の信号14の小さい波
の群のどの部分を検出して、ペン3の位置から各
センサ6までの伝播遅延時間とするかによつて検
出した遅延時間の誤差が±1/2波長程度生ずるこ
とがある。
の群のどの部分を検出して、ペン3の位置から各
センサ6までの伝播遅延時間とするかによつて検
出した遅延時間の誤差が±1/2波長程度生ずるこ
とがある。
例えば、信号14に対してあらかじめ定めた所
定の閾値(スレツシヨルド)Sを設けて、第3図
のBに示すような検出信号15として抽出する
と、上述したように分散の影響で小さい波の位置
(位相)がペン3とセンサ6の距離で変化するの
で、第3図のA〜Dで示すように、ペン3の移動
距離がごく微小であつても、検出遅延時間が約1
波長λ分動いてしまうことがある。そこで、本実
施例ではこの1波長の誤差分を無くすために、小
さな波の群の速度(群速度)を利用して伝播遅延
時間を検出し、検出したその時間を基に座標位置
を算出する。
定の閾値(スレツシヨルド)Sを設けて、第3図
のBに示すような検出信号15として抽出する
と、上述したように分散の影響で小さい波の位置
(位相)がペン3とセンサ6の距離で変化するの
で、第3図のA〜Dで示すように、ペン3の移動
距離がごく微小であつても、検出遅延時間が約1
波長λ分動いてしまうことがある。そこで、本実
施例ではこの1波長の誤差分を無くすために、小
さな波の群の速度(群速度)を利用して伝播遅延
時間を検出し、検出したその時間を基に座標位置
を算出する。
例えば、第4図に示すように、検出波形(検出
信号の波形)14′に対してゼロクロスに近いレ
ベルにスレツシヨルド(閾値)を設けてコンパレ
ートをし、23′で示す信号を得る。この信号2
3′の例えば4ケ目の立上りを検出波形14′の伝
播遅延時間Tp・r(phase・rise)を示す信号2
4′として検出する。
信号の波形)14′に対してゼロクロスに近いレ
ベルにスレツシヨルド(閾値)を設けてコンパレ
ートをし、23′で示す信号を得る。この信号2
3′の例えば4ケ目の立上りを検出波形14′の伝
播遅延時間Tp・r(phase・rise)を示す信号2
4′として検出する。
この検出により得られるペン3と1つのセンサ
6間の距離xと伝播遅延時間Tp・rとの関係を
示すと、例えば第5図のようになる。すなわち、
第5図中のある1つの検出ポイントTp・r・1
に対して、A、Bの2つの距離データが出現する
ので、これを補正する必要がある。
6間の距離xと伝播遅延時間Tp・rとの関係を
示すと、例えば第5図のようになる。すなわち、
第5図中のある1つの検出ポイントTp・r・1
に対して、A、Bの2つの距離データが出現する
ので、これを補正する必要がある。
第4図で示した検出方法では、スレツシヨルド
を検出波形14′の正側からゼロクロスに近いレ
ベルに設けているが、本実施例ではさらに、検出
波形14′の負側からゼロクロスに近いレベルに
第2のスレツシヨルドを設けてコンパレートを
し、第6図の25′で示す信号を得る。この2
5′の信号の正側の時と同じ4ケ目の、今度は立
下りを検出波形14′の伝播遅延時間Tp・f
(phase・fall)を示す信号26′として検出する。
を検出波形14′の正側からゼロクロスに近いレ
ベルに設けているが、本実施例ではさらに、検出
波形14′の負側からゼロクロスに近いレベルに
第2のスレツシヨルドを設けてコンパレートを
し、第6図の25′で示す信号を得る。この2
5′の信号の正側の時と同じ4ケ目の、今度は立
下りを検出波形14′の伝播遅延時間Tp・f
(phase・fall)を示す信号26′として検出する。
上述したと同様に検出伝播遅延時間Tp・fに
対するペン3と1つのセンサ6間の距離xの関係
を示すと、例えば第7図に示すようになる。すな
わち、第5図で示したTp・r・1に対して得た
2つの距離データAとBに対してTp・f・1が
検出され、このTp・f・1に対する1つの距離
データCが得られる。このように、ひとつの検出
波形14′からの4ケ目の立ち上りと、立ち下り
の時間を検出し、この2つの検出時間に基づいて
精度の高い、階段状でない直線性を持つた距離−
伝播遅延時間の関係を求める。次に、その検出過
程の一例を説明する。
対するペン3と1つのセンサ6間の距離xの関係
を示すと、例えば第7図に示すようになる。すな
わち、第5図で示したTp・r・1に対して得た
2つの距離データAとBに対してTp・f・1が
検出され、このTp・f・1に対する1つの距離
データCが得られる。このように、ひとつの検出
波形14′からの4ケ目の立ち上りと、立ち下り
の時間を検出し、この2つの検出時間に基づいて
精度の高い、階段状でない直線性を持つた距離−
伝播遅延時間の関係を求める。次に、その検出過
程の一例を説明する。
例えば、メモリ機能を有する演算制御回路1内
にTp・rに対する距離情報をテーブル1A(第1
図参照)にして格納しておく。ただし、第7図の
斜線の部分では、上述したようにひとつのTp・
rに対して2つの距離データが出てしまうので、
Tp・fを判断基準にして、2つの距離データの
いずれかを選択採用する。
にTp・rに対する距離情報をテーブル1A(第1
図参照)にして格納しておく。ただし、第7図の
斜線の部分では、上述したようにひとつのTp・
rに対して2つの距離データが出てしまうので、
Tp・fを判断基準にして、2つの距離データの
いずれかを選択採用する。
ここで、Tp・rとTp.fは必ず検出波形14′の
1/2波長分の時間t1のずれがある。また、第7図
の斜線部分の中では、Tp・rに対して+t1か、
あるいは−t1の時間ずれが起きる。従つて、第7
図の例で説明すると、Tp・r・1に対する距離
Aと距離Bのどちらを採用するかの判断は、
Tp・f・1がTp・r・1に対して、−t1の時間
であるから、このTp・r・1は距離Bに相当す
るとして距離Bを検出する。また、第7図の斜線
部以外の検出は、Tp・rに対する距離をそのま
ま上述の演算制御回路1内のテーブル1Aから引
き出し、距離を検出する。
1/2波長分の時間t1のずれがある。また、第7図
の斜線部分の中では、Tp・rに対して+t1か、
あるいは−t1の時間ずれが起きる。従つて、第7
図の例で説明すると、Tp・r・1に対する距離
Aと距離Bのどちらを採用するかの判断は、
Tp・f・1がTp・r・1に対して、−t1の時間
であるから、このTp・r・1は距離Bに相当す
るとして距離Bを検出する。また、第7図の斜線
部以外の検出は、Tp・rに対する距離をそのま
ま上述の演算制御回路1内のテーブル1Aから引
き出し、距離を検出する。
また、第7図におけるA点の距離が正確な位置
だとした場合は、Tp・r・1に対して検出され
るTp・fはTp・f・2となる。このときは、
Tp・f・2=Tp・r・1+t1となるから、A点
と判断する。
だとした場合は、Tp・r・1に対して検出され
るTp・fはTp・f・2となる。このときは、
Tp・f・2=Tp・r・1+t1となるから、A点
と判断する。
第8図は上述の伝播遅延時間の検出処理を実行
する受信波形検出回路の具体的な構成例を示す。
第8図に示すように、センサ6で受信した検出波
形14を前置増幅回路21である程度増幅し、増
幅した波形14′をさらに時間変化増幅回路22
で遅延時間に応じて検出波形14′の振幅の変化
を補正して振幅による検出誤差を少なくした波形
22′を得る。この波形22′を正側にコンパレー
トレベルを有する正側コンパレータ23と負側に
コンパレートレベルを有する負側コンパレータ2
5とを通して、それぞれの出力23′,25′をい
くつか目のパルス(前述の例では4ケ目のパル
ス)に対して信号がでるカウンタ24,26で第
6図に示すTp・r24′とTp・f26′の信号を
得る。
する受信波形検出回路の具体的な構成例を示す。
第8図に示すように、センサ6で受信した検出波
形14を前置増幅回路21である程度増幅し、増
幅した波形14′をさらに時間変化増幅回路22
で遅延時間に応じて検出波形14′の振幅の変化
を補正して振幅による検出誤差を少なくした波形
22′を得る。この波形22′を正側にコンパレー
トレベルを有する正側コンパレータ23と負側に
コンパレートレベルを有する負側コンパレータ2
5とを通して、それぞれの出力23′,25′をい
くつか目のパルス(前述の例では4ケ目のパル
ス)に対して信号がでるカウンタ24,26で第
6図に示すTp・r24′とTp・f26′の信号を
得る。
次に、これらのカウンタ出力24′,26′を演
算制御回路1に入力して、あらかじめ記憶されて
いる内部テーブル1A(第1図参照)を参照して
精度の高い距離xを検出する。
算制御回路1に入力して、あらかじめ記憶されて
いる内部テーブル1A(第1図参照)を参照して
精度の高い距離xを検出する。
このように、分散性を有する位相速度を検出す
ることにより距離xを計測することにより各セン
サ6からペン3までの位置座標を検出してその座
標情報をデイスプレイ11に表示したり外部装置
等へ出力できる。
ることにより距離xを計測することにより各セン
サ6からペン3までの位置座標を検出してその座
標情報をデイスプレイ11に表示したり外部装置
等へ出力できる。
第9図は上述の時間変化増幅回路22の構成例
を示す。ガラス8上では、第10図の実線27で
示すように遅延時間に対して振幅電圧が減少する
という振幅変化をするので、第10図の破線28
で示すような増幅率を有する増幅回路で前置増幅
回路21の出力14′を補正して校正する。その
ためFET(電界効果トランジスタ)のドレインと
ソース間の抵抗RDSの特性と振幅の変化がエクス
ポネシヤルの曲線に近い変化であるので、コンデ
ンサCと抵抗Rにおける充・放電の特性を利用し
て第9図のように構成をした。また、時間変化の
スタート信号はペン3の駆動信号と同期して演算
制御回路1から送られる。
を示す。ガラス8上では、第10図の実線27で
示すように遅延時間に対して振幅電圧が減少する
という振幅変化をするので、第10図の破線28
で示すような増幅率を有する増幅回路で前置増幅
回路21の出力14′を補正して校正する。その
ためFET(電界効果トランジスタ)のドレインと
ソース間の抵抗RDSの特性と振幅の変化がエクス
ポネシヤルの曲線に近い変化であるので、コンデ
ンサCと抵抗Rにおける充・放電の特性を利用し
て第9図のように構成をした。また、時間変化の
スタート信号はペン3の駆動信号と同期して演算
制御回路1から送られる。
なお、第8図の実施例ではTp・rを基準にし
ているが、Tp・fを基準にしてもよいことは勿
論である。
ているが、Tp・fを基準にしてもよいことは勿
論である。
以上説明したように、本発明の実施例によれ
ば、センサが得られる検出波形の正側と負側の両
方に設けたスレツシヨルドレベルで伝播遅延時間
を示す信号を検出し、検出した2つの信号と位相
速度に基づいて振動ペンの座標位置を検出するよ
うにしたので、精度の高い座標位置の検出ができ
る。
ば、センサが得られる検出波形の正側と負側の両
方に設けたスレツシヨルドレベルで伝播遅延時間
を示す信号を検出し、検出した2つの信号と位相
速度に基づいて振動ペンの座標位置を検出するよ
うにしたので、精度の高い座標位置の検出ができ
る。
また、本発明の実施例では弾性波の板波を利用
して、群速度と位相速度の違いによつて生ずる検
出誤差を、できるだけ少なくし検出波の立ち上り
と立ち下がりと位相速度とを利用して座標位置を
演算出力するようにしているので、デイジタイザ
としての分解能(精度)を上げることができ、ひ
いては入出力一体型の透明デイジタイザを容易に
構成することができる。
して、群速度と位相速度の違いによつて生ずる検
出誤差を、できるだけ少なくし検出波の立ち上り
と立ち下がりと位相速度とを利用して座標位置を
演算出力するようにしているので、デイジタイザ
としての分解能(精度)を上げることができ、ひ
いては入出力一体型の透明デイジタイザを容易に
構成することができる。
また、本発明の実施例によれば時間変化増幅回
路を付加することで、遅延時間の検出誤差を少な
くすることができる。
路を付加することで、遅延時間の検出誤差を少な
くすることができる。
また、本発明の実施例では伝播遅延時間を計測
するカウンタのパルス数の設定によりS/Nの良
い検出波のパルスを選ぶことができ、検出誤差の
少ない検出ができる。
するカウンタのパルス数の設定によりS/Nの良
い検出波のパルスを選ぶことができ、検出誤差の
少ない検出ができる。
さらにまた、本発明の実施例によれば伝播遅延
時間を計測するカウンタでS/Nの良い、なるべ
く先頭に近いパルス数を選ぶようにしているの
で、ガラスの如き伝播媒体の端面あるいは反射防
止材からの反射の影響を少なくすることができ、
結果としてデイジタイザの有効面積を広くでき
る。
時間を計測するカウンタでS/Nの良い、なるべ
く先頭に近いパルス数を選ぶようにしているの
で、ガラスの如き伝播媒体の端面あるいは反射防
止材からの反射の影響を少なくすることができ、
結果としてデイジタイザの有効面積を広くでき
る。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明によれば、振動検
出手段により検出された振動によつて形成され
る、位相速度に基づく信号の波形において設定さ
れた正側及び負側のしきい値に基づいて、当該位
相速度に基づく信号の正側のしきい値に対応する
伝播遅延時間と負側のしきい値に対応する伝播遅
延時間を導出手段により導出し、導出されたその
正側及び負側のしきい値に対応する伝播遅延時間
と、当該正側及び負側のしきい値に対応する伝播
遅延時間の前後関係に基づいて、座標導出手段に
より上記振動伝播部材の振動入力点の座標を導出
するので、精度の高い座標データの入力ができる
という効果が得られる。
出手段により検出された振動によつて形成され
る、位相速度に基づく信号の波形において設定さ
れた正側及び負側のしきい値に基づいて、当該位
相速度に基づく信号の正側のしきい値に対応する
伝播遅延時間と負側のしきい値に対応する伝播遅
延時間を導出手段により導出し、導出されたその
正側及び負側のしきい値に対応する伝播遅延時間
と、当該正側及び負側のしきい値に対応する伝播
遅延時間の前後関係に基づいて、座標導出手段に
より上記振動伝播部材の振動入力点の座標を導出
するので、精度の高い座標データの入力ができる
という効果が得られる。
第1図は本発明の一実施例の座標入力の装置の
全体構成を示すブロツク図、第2図は第1図の振
動子の駆動パルス信号とセンサの出力信号と、伝
播遅延時間検出信号の波形および出力タイミング
を示す波形図、第3図は一定のスレツシヨルドで
伝播遅延時間検出信号の波形を検出した時には検
出誤差が出てしまうという原理を示す波形図、第
4図は正側のスレツシヨルドを持たせた検出波形
を示す波形図、第5図は第4図の検出波形から得
られる振動ペンとセンサ間の距離と伝播遅延時間
の関係を示す特性図、第6図は正と負の両側のス
レツシヨルドを持たせた検出波形を示す波形図、
第7図は第6図の検出波形から得られる振動ペン
とセンサ間の距離と伝播遅延時間の関係を示す特
性図、第8図は第1図の受信波形検出回路の構成
を示すブロツク図、第9図は第8図の時間変化増
幅回路の構成例を示す回路図、第10図は検出波
形の減衰特性を示す特性図である。 1……演算制御回路、2……振動子駆動回路、
3……ペン(振動ペン)、4……振動子、5……
ホーン、6……センサ、7……反射防止材、8…
…伝播媒体(ガラス)、9……受信波形検出回路、
10……デイスプレイ駆動回路、11……デイス
プレイ、21……前置増幅回路、22……時間変
化増幅回路、23……正側コンパレータ、24…
…カウンタ、25……負側コンパレータ、26…
…カウンタ。
全体構成を示すブロツク図、第2図は第1図の振
動子の駆動パルス信号とセンサの出力信号と、伝
播遅延時間検出信号の波形および出力タイミング
を示す波形図、第3図は一定のスレツシヨルドで
伝播遅延時間検出信号の波形を検出した時には検
出誤差が出てしまうという原理を示す波形図、第
4図は正側のスレツシヨルドを持たせた検出波形
を示す波形図、第5図は第4図の検出波形から得
られる振動ペンとセンサ間の距離と伝播遅延時間
の関係を示す特性図、第6図は正と負の両側のス
レツシヨルドを持たせた検出波形を示す波形図、
第7図は第6図の検出波形から得られる振動ペン
とセンサ間の距離と伝播遅延時間の関係を示す特
性図、第8図は第1図の受信波形検出回路の構成
を示すブロツク図、第9図は第8図の時間変化増
幅回路の構成例を示す回路図、第10図は検出波
形の減衰特性を示す特性図である。 1……演算制御回路、2……振動子駆動回路、
3……ペン(振動ペン)、4……振動子、5……
ホーン、6……センサ、7……反射防止材、8…
…伝播媒体(ガラス)、9……受信波形検出回路、
10……デイスプレイ駆動回路、11……デイス
プレイ、21……前置増幅回路、22……時間変
化増幅回路、23……正側コンパレータ、24…
…カウンタ、25……負側コンパレータ、26…
…カウンタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 振動を入力するための振動入力手段と、 該振動入力手段を接触することで入力された振
動を伝播する振動伝播部材と、 該振動伝播部材に設けられ、前記振動入力手段
により入力された振動を検出する振動検出手段
と、 該振動検出手段により検出された振動によつて
形成される、位相速度に基づく信号の波形におい
て設定された正側及び負側のしきい値に基づい
て、当該位相速度に基づく信号の正側のしきい値
に対応する伝播遅延時間と負側のしきい値に対応
する伝播遅延時間を導出する導出手段と、 該導出手段により導出された正側及び負側のし
きい値に対応する伝播遅延時間と、当該正側及び
負側のしきい値に対応する伝播遅延時間の前後関
係に基づいて、前記振動伝播部材の振動入力点の
座標を導出する座標導出手段とを有することを特
徴とする座標入力装置。 2 前記振動検出手段から出力される、伝播遅延
時間に応じて変化する位相速度に基づく信号のレ
ベルを補正するために、伝播遅延時間に応じて増
幅率が変化する増幅手段を、前記振動検出手段と
前記導出手段の間に設けたことを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の座標入力装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61245472A JPS63100529A (ja) | 1986-10-17 | 1986-10-17 | 座標入力装置 |
| EP90123778A EP0423843B1 (en) | 1986-06-27 | 1987-06-26 | Coordinates input apparatus |
| DE8787305739T DE3779019D1 (de) | 1986-06-27 | 1987-06-26 | Koordinateneingabegeraet. |
| EP87305739A EP0258972B1 (en) | 1986-06-27 | 1987-06-26 | Coordinates input apparatus |
| DE3751763T DE3751763T2 (de) | 1986-06-27 | 1987-06-26 | Koordinateneingabegerät |
| US07/067,546 US4931965A (en) | 1986-06-27 | 1987-06-29 | Coordinates input apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61245472A JPS63100529A (ja) | 1986-10-17 | 1986-10-17 | 座標入力装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63100529A JPS63100529A (ja) | 1988-05-02 |
| JPH0562770B2 true JPH0562770B2 (ja) | 1993-09-09 |
Family
ID=17134167
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61245472A Granted JPS63100529A (ja) | 1986-06-27 | 1986-10-17 | 座標入力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63100529A (ja) |
-
1986
- 1986-10-17 JP JP61245472A patent/JPS63100529A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63100529A (ja) | 1988-05-02 |
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| JPH02130617A (ja) | 座標入力装置 | |
| JPS63106822A (ja) | 座標入力装置 | |
| JPH02130614A (ja) | 座標入力装置 |