JPH056320Y2 - - Google Patents

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JPH056320Y2
JPH056320Y2 JP5982689U JP5982689U JPH056320Y2 JP H056320 Y2 JPH056320 Y2 JP H056320Y2 JP 5982689 U JP5982689 U JP 5982689U JP 5982689 U JP5982689 U JP 5982689U JP H056320 Y2 JPH056320 Y2 JP H056320Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はチエーンを利用した昇降装置に於い
て、昇降時に伸縮するチエーンが波打つて互いに
衝突することによる障害を防止する機構に関する
ものである。
〔従来の技術〕
チエーンを利用した昇降装置、例えば、一端を
止着し、他端側を駆動スプロケツトに掛設し、垂
下したU状チエーンの下端にキヤレツジのローラ
を掛設し、駆動スプロケツトの回動で垂下したチ
エーンが伸縮してキヤレツジが昇降する装置があ
る。
この昇降装置では、一端を止着し、U状に垂下
した他端側のチエーンを駆動スプロケツトで伸縮
するものであるから、チエーンの伸縮時にチエー
ンがたわみ波打つのである。
この波打ちはU状チエーンの伸縮速度、即ち、
駆動スプロケツトの回動速度が速いほど顕著であ
り、又止着側となる垂下チエーンより駆動スプロ
ケツト側となる垂下チエーンが激しく、更にU状
に垂下したチエーンが長くなるほど波打ちが大き
く、短くなるほど小さくなる傾向がある。
そして、波打ちにより止着側となるチエーンと
駆動スプロケツト側となるチエーンが衝突する
と、衝突音が発生すること、衝突の衝撃によるチ
エーンのグリスが飛散すうこと、更にチエーンが
損傷し、事故の危険や早期取り替えの必要が生じ
る等の問題点がある。
そこで、止着側となるチエーンと駆動スプロケ
ツト側となるチエーンに波打防止体を架設し、波
打防止体には止着側となるチエーンの内側に噛合
するスプロケツトと、駆動スプロケツト側となる
チエーンを内側へ押圧する緊張用腕を有し、又キ
ヤレツジが昇降する最下方位置での止着側となる
チエーンの略中央部に支持片を取り付け、波打防
止体と係合支承し、この支持片が駆動スプロケツ
ト側となるチエーンに移行した時は、波打防止体
とは非係合となる構成としたものがある(特開昭
64−2997)。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は上記従来の技術を改良し、波打ちによ
る前後左右の揺動に対し、各垂下チエーンの干渉
をより確実に防止せんとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、一端を止着し、他端側を駆動スプロ
ケツトに掛設し、垂下したU状チエーンの下端に
キヤレツジのローラを吊設し、駆動スプロケツト
の回動で垂下したU状チエーンの垂下長が変化し
てキヤレツジを昇降させる一方、垂下したU状チ
エーンの止着側となる垂下チエーンと駆動スプロ
ケツト側となる垂下チエーンにまたがつて波打防
止体を設け、キヤレツジの昇降範囲の最下点で止
着側となる垂下チエーンの略中央部に支持片を設
け、この支持片と波打防止体の前後板と止着側と
なる垂下チエーンとの係合部で突合し、駆動スプ
ロケツト側となる垂下チエーンとの係合部では無
縁とした昇降装置に於いて、波打防止体の駆動ス
プロケツト側となる垂下チエーンの通過部にチエ
ーンのリンクプレートとリンクピンで形成される
凹空間に緩合する突条片を対向して設け、又止着
側となる垂下チエーンの通過部にチエーンに噛合
するスプロケツトと前記凹空間に緩合する突条垂
下片と対向して設けたものである。
〔作用〕
駆動スプロケツトを正逆に回転させることによ
り、キヤレツジのローラを吊設するチエーンのU
状の垂下長が長短し、キヤレツジを昇降させるこ
とができる。
一方、垂下チエーンにまたがつて設けてある波
打防止体は、キヤレツジの昇降最下点に於けるチ
エーンの止着側になる垂下チエーンの略中央部に
設けた支持片により支承されているが、駆動スプ
ロケツトにより駆動スプロケツト側の垂下チエー
ンが巻き上げられるにつれ、止着側の垂下チエー
ンが駆動スプロケツト側へ移行し、ついに支持片
を設けた部位の垂下チエーンも駆動スプロケツト
側へ移行するが、この時は上昇してきたキヤレツ
ジが波打防止体に突合し支承することとなり、波
打防止体の上昇と共に波打防止体も上昇する。
即ち、キヤレツジの最下点からキヤレツジが波
打防止体に突合するまでは、波打防止体はU状チ
エーンの巻き上げに影響されずに定位置に静止
し、キヤレツジが昇降中間点で波打防止体に突合
支承し、中間点から最高点の間ではキヤレツジの
昇降に従動して昇降する。
そして、駆動スプロケツト側へ移行した支持片
は波打防止体との係合部では突合せず無縁である
からチエーンの巻き上げ等に支障とならない。
U状の垂下チエーンと波打防止体との係合は、
駆動スプロケツト側となる垂下チエーンをリンク
プレートとリンクピンで形成される凹空間に緩合
する突条片で挾持し、前後左右への揺動やねじれ
を規制する作用をなし、又止着側となる垂下チエ
ーンをスプロケツトと前記チエーンの凹空間に緩
合する突条垂下片で挾持し、前後左右への揺動や
ねじれを規制するものである。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第3図は一実施例を示す簡略機構図であり、キ
ヤレツジ21を吊設するチエーン11の一端12
を不動物13に止着固定し、チエーン11をU状
に垂下させると共に、他端側を引き上げ第1ガイ
ドローラ14を介して駆動スプロケツト15に掛
設し、補助ローラ19を経て他端16を適宜に止
着してある。
U状に垂下したチエーン11の下端にはキヤレ
ツジ21に設けたローラ22を吊設し、駆動スプ
ロケツト15を正逆回転することでチエーン11
のU状垂下長が長短してキヤレツジ21を昇降さ
せるのである。
実施例ではキヤレツジ21のローラ22は2個
対のものが左右に1組づつ設けてあり、又、駆動
スプロケツト15は2本のチエーンを掛設できる
二枚のスプロケツトを有し、更に、第1ガイドロ
ーラ14及び補助ローラ19も2本のチエーンを
ガイドできる二条の周溝を有する。そして、スプ
ロケツト15の他の掛設したチエーン11は一端
12を第1ガイドローラ14を介して第2ガイド
ローラ18を経て他方のキヤレツジ21の組みの
ローラ22を吊設して端部12を不動物13に止
着固定し、他端16は補助ローラ19を介して不
動物17に止着固定してある。そして、各組の他
方のローラ22にも上述と同一の構成でチエーン
11が配設してある。
第1図及び第2図は波打防止体1であり、波打
防止体1はローラ22を吊設するU状になつたチ
エーン11の止着側となる垂下チエーン11aと
駆動スプロケツト側となる垂下チエーン11bに
またがつて装着してある。
波打防止体1は前後板2a,2b間に挾着した
突条片3a,3b、スプロケツト4及び突条垂下
片5より構成されている。
突条片3a,3bは対向して設けられ、駆動ス
プロケツト側となる垂下チエーン11bのリンク
プレート24とリンクピン25で形成される凹空
間に緩合して垂下チエーン11bを通過可能に挾
持する。
又、スプロケツト4は回転可能に前後板2a,
2bに軸着され、突条垂下片5と対向して配置し
てあり、止着側となる垂下チエーン11aにスプ
ロケツト4は掛合し、突条垂下片5はリンクプレ
ート24とリンクピン25で形成される凹空間に
緩合し、垂下チエーン11aを通過可能に挾持す
る。
突条垂下片5は前後板より下方へ垂下して垂下
チエーン11aとの緩合を強化している。
そして、駆動スプロケツト側となる垂下チエー
ン11bの挿通している波打防止体1の前板2a
の部分は切欠部8と成つている。
更に、波打防止体1はキヤレツジ21が昇降す
る範囲の最下点位置でのU状に垂下した状態で止
着側となる垂下チエーン11aの略中央部に前方
へ支持片9が突設し、この支持片9が波打防止体
1の前板2aの下端面に突合し、波打防止体1を
支持している。
したがつて、波打防止体1は止着側となる垂下
チエーン11aと駆動スプロケツト側となる垂下
チエーン11bと係合し、波打防止体1の地点に
於いて垂下したU状チエーン11が波打ち、互い
に衝突するのを防止している。
そして、キヤレツジ21が上昇するにつれ駆動
スプロケツト側となる垂下チエーン11bが駆動
スプロケツト15の回転で引き上げられ、止着側
となる垂下チエーン11aの下端部が順次キヤレ
ツジ21のローラ22を経て駆動スプロケツト側
となる垂下チエーン11bとなる。この場合、波
打防止体1を支承する支持片9を設けた止着側と
なる垂下チエーン11aの部分は最初は影響を受
けないため波打防止体1は静止したままであり、
一方、突条片3a,3bは駆動スプロケツト側と
なる垂下チエーン11bを挾持しているが、上方
への移動に対し摺擦して移動を防げることはない
から、波打防止体1の位置に影響を与えない。
駆動スプロケツト側となる垂下チエーン11b
が更に引き上げられると、支持片9を有する止着
側となる垂下チエーン11aの部分も駆動スプロ
ケツト側となる垂下チエーン11bへ移行する
が、この時、波打防止体1はキヤレツジ21のロ
ーラ22のブラケツト23が上昇して突合するた
めキヤレツジ21に支承される。
故に、波打防止体1はキヤレツジ21の上昇に
従つて上へ押され、波打防止体1のスプロケツト
4は回転しながら止着側となる垂下チエーン11
aと噛合した状態を維持し、突条片3a,3bは
駆動スプロケツト側となる垂下チエーン11bと
摺擦するためキヤレツジ21と共に上昇すること
となる。
この状態では、波打防止体1はチエーンの波打
防止作用は期待できないが、垂下したU状チエー
ン11の長さが半分以下となるため波打ちによる
障害も生じない。
そして、止着側となる垂下チエーン11aから
駆動スプロケツト側となる垂下チエーン11bに
移行した支持片9は、前板2aの切欠部8を通過
して上昇するためチエーン11の移行に支承とな
らない。
又、駆動スプロケツト15が逆方向に回転し、
キヤレツジ21を下降せしめれば、キヤレツジ2
1に支承されていた波打防止体1は自重でキヤレ
ツジ21に当接しながら下降し、支持片9が駆動
スプロケツト側となる垂下チエーン11bから止
着側となる垂下チエーン11aへ移行して波打防
止体1を支承した後は波打防止体1は静止し、キ
ヤレツジ21のみが下降して行く、長く垂下した
U状チエーン11の波打ちを防止するのである。
〔考案の効果〕
以上の様に、本考案はU状に垂下した昇降用の
チエーンに波打防止体を装着し、止着側となる垂
下チエーンと駆動スプロケツト側となる垂下チエ
ーンを中間部に於いて常に分離した状態とするこ
とでチエーンの波打ちを防止するものである。
そして、止着側となる垂下チエーンに対して
は、チエーンのリンクプレートとリンクピンで形
成される凹空間に一対の突条片を位置せしめ垂下
チエーンを挾持したため垂下チエーンの状態を規
制でき、垂下チエーンの前後揺動や左右のねじれ
に対しても突条片と垂下チエーンとの係合が外れ
る恐れはなく、確実に垂下チエーンを規制できる
効果を有する。
又、止着側となる垂下チエーンはスプロケツト
で確実に垂下チエーンを噛合して規制できると共
に、対向して突条垂下片を設けたため、スプロケ
ツトと垂下チエーンを挾持する恰好となつて規制
力を強化し、更に駆動側となるチエーンの昇降の
影響は止着側となる垂下チエーンでは下部の方ほ
ど強くなるので、突条垂下片として垂下チエーン
との係合部をより下方に、且つ長くしたため規制
効果が高くなると同時に、スプロケツトから離脱
しようとする垂下チエーンの揺動を阻止できる効
果をも有するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す波打防止体の
平面図、第2図は同正面図、第3図は全体機構の
簡略化した正面図である。 符号、1は波打防止体、2は前後板、3は突条
片、4はスプロケツト、5は突条垂下片、8は切
欠部、9は支持片、11はチエーン、15は駆動
スプロケツト、21はキヤレツジ、22はロー
ラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端を止着し、他端側を駆動スプロケツトに掛
    設し、垂下したU状チエーンの下端にキヤレツジ
    のローラを吊設し、駆動スプロケツトの回動で垂
    下したU状チエーンの垂下長が変化してキヤレツ
    ジを昇降させる一方、垂下したU状チエーンの止
    着側となる垂下チエーンと駆動スプロケツト側と
    なる垂下チエーンにまたがつて波打防止体を設
    け、キヤレツジの昇降範囲の最下点で止着側とな
    る垂下チエーンの略中央部に支持片を設け、この
    支持片と波打防止体の前後板と止着側となる垂下
    チエーンとの係合部で突合し、駆動スプロケツト
    側となる垂下チエーンとの係合部では無縁とした
    昇降装置に於いて、波打防止体の駆動スプロケツ
    ト側となる垂下チエーンの通過部にチエーンのリ
    ンクプレートとリンクピンで形成される凹空間に
    緩合する突条片を対向して設け、又止着側となる
    垂下チエーンの通過部にチエーンに噛合するスプ
    ロケツトと前記凹空間に緩合する突条垂下片を対
    向して設けたことを特徴とする昇降装置に於ける
    チエーンの波打防止機構。
JP5982689U 1989-05-24 1989-05-24 Expired - Lifetime JPH056320Y2 (ja)

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JPH02149691U JPH02149691U (ja) 1990-12-20
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017154827A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 株式会社タダノ クレーン装置のワイヤロープ絡まり防止構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017154827A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 株式会社タダノ クレーン装置のワイヤロープ絡まり防止構造
WO2017149847A1 (ja) * 2016-02-29 2017-09-08 株式会社タダノ クレーン装置のワイヤロープ絡まり防止構造

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